日々の繰り返しに何の意味があるのか？

場面緘黙症？経験者兼元引きこもりの身としてUber Eatsでの配達のお仕事ができるようになると、「この毎日の繰り返しに何の意味があるのか？」という哲学的な問いが生じるようになってきました。引きこもり時代だと、明日の身がどうなるのか心配するのがやっとで、このような哲学的問答をする余裕がなかったのでしょう。皮肉なものです。 この問い…

Uber Eats配達員のお仕事でチップをもらう経験について

Uber Eatsでお客様から怒られた経験についてお話しましたが、配達員のお仕事は何も嫌なことばかりではありません。人の優しさに触れるなど良いこともあります。 Uber Eatsアプリにはもともと配達員に対してチップを払う仕組みが備わっています。これでチップをいただけると、ありがたく感じます。また、対面での引き渡しの場合には、直接現金でチッ…

営業スマイルができる店員は少ない？

Uber Eatsのお仕事をする際にはお客様が注文された料理の受け取り(ピックアップ)時にレストラン店舗の方と対面でお話しします。その際に、店員さんは仕事の性格上、営業スマイルをする必要があります。実はこの営業スマイルでかなり好印象な店員さんは、Uber Eatsの配達をしている中でも2、3人しか出会っていません。 それなりに営業スマイルができている店員さんはもっと多くいますが、かなり印象が良い笑顔ができるのは少数…

Uber Eats配達員は面接なしで働ける

場面緘黙症の経験者・当事者が働こうと思ったら、面接が大きな障壁になることが考えられます。なにせ他人とまともにコミュニケーションをした経験値がほとんどないので、いきなり就職のために面接に挑むのは厳しいです。アルバイトにも面接がありますし、緘黙症の経験者・当事者が労働市場に入るのは困難なことが多々あるかと思います。 ところが、Uber Eats配達員になるのに面接を受ける必要はありません。Uber Eats配達員パ…

Uber Eatsでの配達のお仕事でお客様から怒られた経験

これまでUber Eats配達員として250回ほど配達業務をこなして、お客様に怒られた経験は3件ありました。その内、1件は電話ごしで怒鳴られた体験で、ピックアップ先の店舗が注文番号と料理を取り違えていたことによる誤配達の時のものでした。 もう1件はUber Driverアプリに住所がきちんと表示されなかった時の遅延でした。こちらは対面での受…

場面緘黙症経験者・当事者の仕事にUber Eats配達員は向いているか？

場面緘黙症とは、家庭など安心できる環境では話すことができますが、他の社会的状況で話すことができない状態が長期にわたる精神症状のことです。原因は解明されていませんが、生まれつき不安になりやすい気質にその他の要因が加わって発症する、複合的因子を病因とする精神障害だと考えられています。詳しくは、拙ブログ『緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー』をご覧くだ…

Uber Eats配達員としての自信が身につくまでの紆余曲折

場面緘黙症経験者の私がUber Eats配達員として立派に稼ぐことができたとの記事を書きました。ただ、最初から自信をもって配達業務ができたわけではなく、ある程度自分にもできるとの自信がつきはじめたのは配達を80～90回ほど終えてからの話です。それまでは、がむしゃらにやってきました。 Uber での配達回数が80～90回となって初めて、配達中に他…

場面緘黙症経験者にUber Eats配達員のお仕事はできるか？

私は自己診断ですが、場面緘黙症経験者です(私の緘黙歴については、別のブログ『緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー』をご覧ください)。Uber Eats配達員のお仕事を始めたのは2022年の1月初めからで、もう1か月ほどになります。この間、少なくともUberの配達だけで、75,649円を稼ぎました。 Uber Eats配達員の給料は週給で登録した銀行口座に振り込まれる仕組みで、最初…

配達初日のお仕事(計3件の配達)

結局、Uber配達員として稼働(ウバオン)した初日は全部で3件の配達をこなしました。正直にいうと、配達員の登録をする前は、こんなに鳴るとは思っていなかったので意外でした。 2件目の配達は1件目ほど慌てることなくこなせました。2件目も1件目の配達同様、置き配でした。マンション名の表記場所を探すのに手間取ったものの、比較的簡単な案件でした。 問題は3件目です。3件目も1、2件目の配達同様、マンションへの配達の…