chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
kyoshinhei
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/12/25

arrow_drop_down
  • なぜ日本は生成AIを使わない?総務省白書が示す「周回遅れ」と「慎重さ」の二面性

    先日、総務省が公開した「令和7年版情報通信白書」で、日本の生成AI活用に関する、非常に興味深い実態が明らかになりました。 結論から言うと、日本は他の主要国に比べて生成AIの活用で大きく遅れをとっている一方で、その背景には日本ならではの慎重な姿勢もうかがえます。 この「周回遅れ」とも言える状況と、その裏にある日本の特徴を、白書のデータを元に3つのポイントで見ていきましょう。 1. 衝撃的に低い日本の利用率。世界はとっくに先を行っている まず見ていきたいのが、各国の生成AIサービス利用経験率です。 生成AIサービス利用経験(国別) 出典:「令和7年版情報通信白書」(総務省) https://www…

  • 欧州: ついに決着!「市販で買えるけど作れないモノ」は先行技術か?EPO拡大審判部 G1/23決定

    特許においては、「先行技術」という概念が非常に重要です。これは、ある発明が特許として認められる「新規性」や「進歩性」があるかどうかを判断する際に参照される、出願日前に公衆に利用可能であったすべての技術情報を指します。 しかし、これまで欧州特許庁(EPO)では、「市場で販売されている製品が、その組成や内部構造が分析・再現できない場合、先行技術と見なされるのか?」という点について、解釈が分かれる問題がありました。この長年の議論に終止符を打つ画期的な決定が、2025年7月4日(または2日)に欧州特許庁拡大審判部(Enlarged Board of Appeal)から出されました。それが下記のG1/2…

  • ノーベル賞を受賞したタンパク質構造予測AIを生んだ国際コンテスト「CASP」が資金難で消滅の危機

    今回は、生命科学やAI分野に大きな影響を与えてきたタンパク質構造予測の国際コンテスト「CASP」が資金難で消滅の危機という記事を紹介したいと思います! Exclusive: Famed protein structure competition nears end as NIH grant money runs out (2 Jul 2025, Science) Science AAAS CASPとは? CASPは、1994年に始まった国際的な科学コンペティションです。その目的は、タンパク質の構造予測をするためのコンピューターモデルを独立して評価することでした。タンパク質は、アミノ酸が鎖状…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、kyoshinheiさんをフォローしませんか?

ハンドル名
kyoshinheiさん
ブログタイトル
気になった特許の話題 -Patent Topics Explorer-
フォロー
気になった特許の話題 -Patent Topics Explorer-

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用