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2021/12/25

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  • 著作権&倫理&雑感: イラストの作風を学習するAIを提供するサイトが停止に追い込まれたそう

    巷で話題になっているようですが、イラストの作風を学習するAIを提供するサイトが、他人のイラストを学習素材として無断利用する対策が不十分と批判を浴び、機能停止に追い込まれたそうです。 www.j-cast.com ここで、今回のサイトmimicは下記のようなAIを提供するサイトだったようです。 mimicは、クリエイティブやエンタメに関連するAIの開発などを行うラディウス・ファイブがリリースしたAIイラスト生成サービスだ。最小15枚から最大100枚までのキャラクターイラストをアップロードすると、AIがそれらの特徴を学習し、一定時間(数時間以上)経過後に「そのクリエイター風の独自の新しいイラスト」…

  • 米国: 【注目】非特許実施主体(NPE)に詳細な情報を要求するデラウェは地裁の命令

    今回、非特許実施主体(NPE)に、財務的利害関係者の開示の十分性を問う命令をデラウェア地裁が出したので、面白い事例なのでメモ。 www.fr.com 何が問題だったのか? 世の中には特許権を自らの事業と実施せず権利行使を主に行う会社等が存在し、いわゆる非特許実施主体(NPE)があります。とはいえ、非特許実施主体(NPE)の定義だけでも論文が一つかけるくらいなので、詳細は論文などを検索してください。 さて、NPEは特許権にかかわる事業をしておらず、実際に事業をしている人に訴訟をしかけ、金儲けだけをし、場合によっては新規の技術が世に出るのに所謂妨げになりうる場合もあります。 このNPEですが、訴訟…

  • IPランドスケープのデータソースの記事をメモ

    IPランドスケープの流れと、有用なデータベースが載っていたのでメモ。 www.scienbizip.jp IPランドスケープに最も重要なのが非特許情報のマクロやミクロの情報をいかに収集し、分析するかというところかと思います。特許分析はおまけで、非特許情報の分析やストーリー作りで8割程度が完成するとも個人的には思っています。 非特許情報の分析として、SPEEDAとG Serachが載っていました。 個人的には非特許情報の分析にはデータベースである程度の土地勘を得たら、自分でも書籍やインターネットで隈なく情報収集をしてみることが大事かなと思っています。 情報は常にアップデートされ、意外なところに有…

  • 米国&ドイツ: モデルナが特許侵害でPfizer/BioNTechを提訴したそう

    モデルナが、Pfizer/BioNTechのコロナワクチンが、モデルナの特許権を侵害するとしてアメリカとドイツで提訴したそうです。 www.nikkei.com モデルナはパンデミック中は自身の特許権で提訴を行わないと言ってきましたが、いよいよと判断したのでしょうか。 ちなみにモデルナ自身も色んな会社から特許侵害訴訟で訴えられています。 下記の記事に今回の訴訟が始まる前の訴訟のランドスケープをFig1に示した記事があります。 The Current mRNA/LNP Patent Litigation Landscape Rothwell, Figg, Ernst & Manbeck, P…

  • 中国: 知財の権利行使戦略についてのセミナー

    中国における知財の権利行使戦略についての下記セミナーがあるそうです。 どこまでやるかわかりませんが、実例を踏まえてメリット・デメリットを示してくれるようです。 China has been successful in reshaping its image as it is evolving into one of the friendliest and most efficient jurisdictions for IP right holders, despite being once portrayed as a copycat-riddled market. A bunch of I…

  • 分析: Natureに紹介されたLaboratory Automationの会社の特許をみてみた②(結果と内容は保証しませんので悪しからず)

    NatureにCloud labsということで、Laboratory Automationの紹介記事が出ており、Emerald Cloud Lab社とSynthace社いう2社のスタートアップが紹介されていたので、分析してみました。 www.nature.com Emerald Cloud Lab社の分析は下記です。 www.patent-topics-explorer.com 今回は、2社めのSynthace社をみていこうと思います。 企業名: Synthace Limited Synthace: the Experiment Platform for Intelligent Discove…

  • 分析: Natureに紹介されたLaboratory Automationの会社の特許をみてみた①(結果と内容は保証しませんので悪しからず)

    NatureにCloud labsということで、Laboratory Automationの紹介記事が出ており、Emerald Cloud Lab社とSynthace社の2社が紹介されていたので、。 www.nature.com まず、1社めのEmerald Cloud Lab社です。 企業名: Emerald Cloud Lab, Inc. (Also konwn as Emerald Therapeutics) 創業者: Brian Frezza, DJ Kleinbaum (Co-founder & Co-CEO) 創業: 2010年 HQ: San Francisco, Califor…

  • 米国: 【急務】他の行政機関に提出した文章等も米国特許庁への開示義務の対象になりうると見解がでる

    先日ELSA Speakの特許分析を投稿しましたが↓、 www.patent-topics-explorer.com そちらの使っている米国代理人のホームページを見ていると面白い記事が出ていたので、メモ。 具体的には下記の投稿になります。 www.goodwinlaw.com 今回、下記にあるように米国特許庁への開示と矛盾する他の政府機関(例えば、FDA)への陳述の開示等も開示義務の対象になるとする通知を出したそうです(This notice is intended to clarify the duties, including as to materials or statements m…

  • LIXILの知財機能を紹介する記事が面白かったのでメモ

    LIXILの知財機能とその戦略やガバナンスを紹介する機能がありました。 bizzine.jp LexisNexisの主催するPatentSight Summitのレポートなので、最終的にはIPランドスケープと彼らの製品の宣伝につながっていきますが、面白い情報もあったのでメモ。 go.lexisnexisip.com まずは海外知財拠点ですが、南アフリカにもあるところが面白い点でした。 「海外においては米国やドイツ、中国、シンガポール、そして南アフリカに知財機能があり、」 LIXILのグローバル事業戦略を支える「戦略組織」としての知財部門──新たな役割と進化の道筋とは? | Biz/Zine(ビ…

  • 欧州: AIは発明者にはなれないけれども、〇〇は.....?

    昨年末欧州特許庁審判部で、AIのみを発明者とする特許出願は認められない旨の決定が出たことを投稿しました。 www.patent-topics-explorer.com 今回そちらの理由が公表されたそうです。詳細は下記のJETROやEPOの発表をご確認ください。なお、J8/20は拡大審判部への付託はしないという決定も併せてしていたようです。 EPO審判部、人工知能「DABUS」を発明者とする特許出願の拒絶の「理由」を公表 (2022年7月11日, JETRO) 20220711.pdf (jetro.go.jp) www.epo.org www.epo.org こちらの決定で興味深い説示として、…

  • 分析: ELSA Speakを提供するELSA Corpの特許分析してみた(結果と内容は保証しませんので悪しからず)

    *調査内容や考察などの正確性等は保証しません。 先日ELSAという発音学習アプリを紹介しました。 今日は知財関係者の端くれとして特許戦略が気になったので調べてみました。 www.patent-topics-explorer.com まず、提供する会社概要ですが、下記のELSA Co. Ltd.が提供する会社のようです。日本、インド、インドネシアにも拠点を設立しているようです。また創業者のいるベトナムもベトナム語のサイトが用意されているので、注目していると思われます。 企業名: ELSA Co. Ltd. 創業者: Vu Van (Co-founder & CEO), Xavier Anguer…

  • セミナー: MidjourneytというAIにイラストを描かせるイベントがあるらしい!

    先日下記の投稿で、MidjourneyというAIがイラストを自動生成するというものを紹介しました。 www.patent-topics-explorer.com ちょうど、15日21時から下記のイベントがあるようです! *日にちを間違えてました liveai.connpass.com DX時代における デジタル・コンテンツ著作権 作者:金井 重彦,高橋 淳,宮川 利彰 ぎょうせい Amazon

  • 契約: 共同研究契約などの改良技術の条項には要注意

    ADC技術の過去の共同研究契約の文言をめぐって、発明の所有権の争いが生じていましたが、仲裁の結果が下記のように出た事件があります。本件はSeagenが別途第一三共を特許権侵害訴訟を提起しているそうですが、契約の注意点として面白い論点があるのでメモです。 www.nikkei.com 今回、契約の何の解釈がもめていたか仲裁のため、すべて憶測になりますが、Seagenの発表をみると、2008の契約の「改良技術の所有権の帰属」が問題になったそうです。 In November 2019, Seattle Genetics submitted an arbitration demand to the A…

  • The 2022 Gartner Hype Cycle™ for Emerging Technologiesが発表される

    今年も、The 2022 Gartner Hype Cycle™ for Emerging Technologiesが発表されました。 www.gartner.com Hype Cycleの用語等の説明はこちらもご覧ください。 www.gartner.co.jp 今年の3つのトレンドは、以下のように、(1) immersive experiencesの進化又は強化、(2) AI automationの加速、(3)technologist deliveryの最適化となるそうです。 (1) immersive experiencesの進化又は強化 「これらの技術の利点は、個人が自分のアイデンティテ…

  • 日本: あるAIが作った著作物の著作権の利用規約

    AIが書いた絵を使えるMidjourneyが最近話題になっているようです。 www.itmedia.co.jp こちらの著作権の規約ですが、記事によると、原則はユーザーがAI著作物の著作権の権利を有し、一定のものについてMiidjourneyに利用許諾を行うという構成のようです。 まず当たるべきは、Midjourneyの利用規約である。利用規約のCopyrightの項目には、概ね以下のように記されている(筆者抄訳)。 ユーザーがMidjourneyに与える権利 ”ユーザーが本サービスに入力したテキスト、イメージプロンプト、生成物云々等を、複製、派生物の作成、公的に掲示、配付するための権利および…

  • 欧州: 新配列表規格ST26の新規事項に関する問題に対して欧州特許庁が回答

    2022年7月からWIPO加盟国は特許出願で用いる核酸やアミノ酸の配列表について新しい規格ST26を用いることになりました。 www.patent-topics-explorer.com 一方、新しい規格ST26は従来の規格よりも配列表に詳細な情報を入れる必要があるため、新規事項追加や優先権の適格性に厳格な欧州特許では懸念が示されれているものがありました。 www.patent-topics-explorer.com 今回こちらに対して早速欧州特許庁から回答があったようです。 EPO takes position on epi paper concerning ST26 sequence li…

  • 欧州: Post-published evidenceが考慮される基準についての拡大審決の口頭審理日が決まる

    現在、欧州特許庁の拡大審判部では、進歩性の主張にあたり、出願後の実験成績証明書の提出の基準が争われています。特に、近年その基準は"plausibility"と呼ばれる基準が審判部の判決などで出てきています。 事件の詳細は下記や、 www.epo.org JETROの日本語記事をご参照ください。 欧州特許庁(EPO)審判部、出願日後に提出された証拠に関する質問を拡大審判部に付託 20211027_2.pdf (jetro.go.jp) 特に、化学系やバイオ系では予想外の効果がでやすく、進歩性の主張にあたっては、Post-published evidenceの提出が認められ、考慮されるかが、特許を…

  • 欧州: 新配列表規格ST26と、優先権・分割出願・新規事項に与える不安定性

    以前の投稿で、7月1日から特許出願では核酸やアミノ酸の配列リストについて新しい規格が適用されます。こちらはWIPO加盟国に適用されるため、グローバルで7月1日の出願から適用がされていくことになります。 内容を知りたい方は下記もご参照ください。 www.patent-topics-explorer.com 欧州は、優先権・分割出願・新規事項等の条件が非常に厳しいことが知られていますが、The Institute of Professional Representatives before the European Patent Office (epi)から、「Paper Submitted by…

  • 米国: 特許法101条適格性についての改正案が議会に提出されたそう

    Senator Thom Tillis (R-NC)が、Patent Eligibility Restoration Act of 2022という特許法101条適格性に関連する改正案を議会に提出したそうです。 The-Patent-Eligibility-Restoration-Act-of-2022.pdf (gjassets.com) www.reuters.com 改正案ですが、まず100条の定義の"process"に、known or naturally-occurring processも含むことが明記されました。Ariosa事件やCareDx事件でknown or naturall…

  • 英語: 英語の発音学習アプリ(ELSA Speak)

    ネイティブの人と話すと、英語の伝わらない理由は文法間違いではなく、発音ということがよくあります。 一方でオンライン英会話でもリーズナブルな価格で発音の矯正までしてくれるところはなかなかなく、発音の練習はなかなか難しいという現実がありました。 最近、いくつか発音矯正アプリを入れてみて、よかったなと思ったもので、ELSA Speakがあったのでメモ。 jp.elsaspeak.com AIが発音を判別してくれて、一つの学習項目も数分になっているので、継続しやすいです! 一方で、発音記号の説明が英語だったり、音の出し方を詳しくは教えてくれないので、そちらのインプットは自分でやって、アウトプットをEL…

  • 米国: 知財高裁にあたるCAFCもAIは発明者になれないと結論

    米国では、知財高裁にあたるCAFCで、AIを発明者とすることが米国特許法上許されるかという争点が争われていました。 www.patent-topics-explorer.com こちら判決がでて、結論は米国特許庁と同じく、「米国特許法で発明者は自然人に限られる」という結論でした。 cafc.uscourts.gov 米国特許法の"individual"に具体的な定義はないが、過去米国最高裁は立法者の特別の意思がない限り自然人をさす解釈をしてきたと指摘し、米国特許法にそのような立法者の特別な意思があるとよめると支持されるものはないとしています。 Consequently, the Supreme…

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