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  • 霞の春 (歌)

    うた 霞の春 間違いがおおかったので編集し直しました

  • 青い知略 16

    共有 時折北風が頬を叩く寒い中、江波幹也と山下久美は川と平行する土手斜面の中腹に座っていた。 本当は、二人だけで話し合える暖かい個室を望んだが、有らぬ疑いを持たれる可能性もあるし、現実にその方向に進む可能性もあるので、未だその段階では無いと、仕方なく寒い屋外を選んだ。...

  • 青い知略 15

    幹也は道久に連絡する。 「叔父さんの念願の隕石は未だなの?」 「隕石?」 道久は、幹也が唐突に変な事を言うなと思う。 「僕の家に落ちたら、叔父さんがそのまま預かって欲しいな。隕石って、磨くとピカピカして金属光沢が綺麗なんだよね」 道久は、幹也の言葉の裏を悟る。 道久...

  • 全く収益に繋がらない

    私のYouTube作品をご覧になった方ならご存じだと思う。 一つの動画の閲覧数が、多くて数百。登録者現16。 到底この程度では収益に結びつかない。Googleはそう甘くは無い。 相当の収益を得ている人も居るが、それは所謂初期から開拓した人みたいだ。 雨後の筍のように、次から...

  • 青い知略 14

    奇跡の活躍 サッカーの予選が始まった。悲願の一勝を目指し、幹也らサッカー部員達は懸命に戦う。 幸い、相手は自分たちチームと差ほどレベルが変わらない。だが、前半ワンゴールを許してしまった。 昨年迄のチームだったら、やはりこの様な結果は既定路線と諦めムードになる。所が、...

  • 青い知略 13

    幹也は動かなくなったソラを抱いて帰る。その間、彼は激しい怒りを込めて言う。 「ビク! どんな理由があったにしろ、僕は絶対に許さない。絶対に、許さない」 幹也の瞳は涙で濡れていた。 比較的大らかにビクという宇宙物質を受け入れていた幹也。しかし、この日を境に幹也の気持ちが...

  • 青い知略 12

    車は、以前犬が現れた公園に着いた。車を駐車場に置き、幹也はリードを手にソラの後を歩く。 直ぐ近くに荒れたままの空き地が有り、そこに背の高い 葦のような物が生えていた。その中をソラは分け入り、程なくして止まる。そして、足で土をかっぱいた。 中から光沢の有る金属が顔を出す...

  • 青い知略 11

    流石に高校生同士。お金を豊富に持ってはいない。そこで、比較的安価な店を選んで三人は入る。 話は弾む。二人の女の子は高校一年生。一人の女性は幹也の家から余り遠くない地域に住んでいるという。可愛い女の子の方だった。 暫く話していると、一方の女子が信じられないことを言い出し...

  • 青い知略 10

    車に辿り着くと素早く乗り込みドアを閉める。しかし、炎天下に駐車した車の車内はかなり暑い。 エンジン始動と同時に、二人は高温になってる車内の空気を入れ換える為にドアのウィンドウを開ける。その瞬間だった。ガラスを下げ終わった瞬間、野良犬が後部座席に勢いよく飛び込んで来た。 ...

  • 青い知略 9

    車に辿り着くと素早く乗り込みドアを閉める。しかし、炎天下に駐車した車の車内はかなり暑い。 エンジン始動と同時に、二人は高温になってる車内の空気を入れ換える為にドアのウィンドウを開ける。その瞬間だった。ガラスを下げ終わった瞬間、野良犬が後部座席に勢いよく飛び込んで来た。 ...

  • 慣れるまでは時間を要す

    以前のオリジナル曲の焼き直しとなるが、それに詩を付け歌に使用と取り組んでいる。 前回発表の「霞の春」は最初から歌にするつもりで取り組んでいるので、節割りとかぎこちない部分も多かった。 今回は、頭に浮かんだメロディーを音に出し、曲作りをしたのを採用したので、歌としての体を為し...

  • 青い知略 8

    野良犬 車は浦安に到着する。 「叔母さんの家に寄るんだろ?」 「いや、止めとく。突然行ったら悪いし」 「叔母さん夫婦には子供が居ないのか?」 「確か、僕より二歳したの女の子が居る筈」 「一人っ子か?」 「僕は暫くおばさん達家族と会ってないので、詳しくは知らないんだ」 「...

  • 青い知略 7

    ビクは歴史を語るに当たり、ビクの故郷である母惑星を、仮としてビク惑星と名付けた。 ビク惑星には、地球に似た生物が繁栄していた。 ある日、文明を持った生物が天空に輝く一つの星に注目する。ビク惑星を引き連れる恒星系に比較的近い別の恒星。その恒星が異常な動きを示した。 光...

  • 青い知略 6

    江波幹也に大隅道久から電話が掛かる。 「受験勉強は進んでいるか? どうだ、息抜きにドライブするか?」 「そうだね。僕も叔父さんに伝えたい事があったんだ」 「例の、デブリビクの事か?」 「叔父さん、ビクにも聞こえているんだからね」 道久は、幹也の忠告など眼中に無い。 ド...

  • 青い知略 5

    幹也の順番が来てスタート位置に立つ。合図と同時にスタートする。幹也はスタート地点から既に最下位。 「くそっ」 藻掻き走る幹也。彼は半分ほどの距離に到達した時点でも、見事に最下位。 しかし、他のグループで走った中には、幹也とどっこいどっこいの生徒が居る。其奴だけには負け...

  • 青い知略 4

    「あのさ、ものは相談だけど、幹也の体から俺の体に移ってくれないか? 乱暴な口をきいて済まなかった。是非にお願いしたい。今なら未だ間に合うだろう?」 『もう遅い。先程言ったように、一体となった生物が死ぬまで移動は出来ない。幹也が死ぬのを待つんだな。そしたら考えても良い』 「な...

  • 青い知略(SFです)3

    「別に変わったところは無いぞ」 「でもね、一週間ほど前から不思議な声が僕の身体の中から聞こえて来てるんだ」 「ふーん・・・。精神科行くか? 俺、乗っけて行ってやる」 「ふざけないでよ。とにかく、カプセルが欲しいんだって」 「カプセルに戻りたいのか? 抑もその宇宙人とやらが...

  • 青い知略(SF風)2

    寒い冬が去り、芽生えの春が遣って来た。 待ちに待った春なのだが、江波幹也の気持ちは冴えない。今学年の一年間は大学受験の準備で何の楽しみも持てない。 一応、遣るだけは遣っておこうと、幹也は休日なのに図書館へと自転車で向かう。 自転車で風を切るには未だとても寒い。 「手袋...

  • 青い知略(SFっぽい物語) 1

    青い知略 不思議な現象 大隅道久は甥の江波幹也を助手席に乗せてドライブに出かけた。 高校生の幹也は温順な性格で、同級生や同年代らと一緒に遊ぶのが苦手だった。車に乗って彼方此方走り回るのが好きで、叔父の道久の車に度々同乗していた。 車は川越から日高、毛呂山、越生を抜け一...

  • シェアハウス 30

    見送る桑木の脳裏に、シェアハウスで起きた出来事が走馬灯の様に浮かんでは消えて行く。 「最初は、ここは年寄りばかりだったな。老人ホームじゃないぞと不動産屋に文句を言ったっけ。それでも、最初の正月はあの人達と一緒に年を越したんだよな」 シェアハウススタート時を懐かしむ。 「...

  • シェアハウス 29

    先ずは女子3人組の歌や踊りから始まった。勿論自己紹介を含めたPRも忘れない。 何と、女子3人組のパフォーマンスが終わる頃には、幅広い年代の近所の人が集まって来ていた。 遙大樹は近所の人達に、 「此方で歌い方は?」 と、マイクを勧める。 やはり自慢の喉を披露したい人...

  • シェアハウス 28

    涼太が2枚の別なチラシを出して来た。印刷所で印刷された物で綺麗に仕上がっている。 内容は、1枚が遙大樹のPR。写真も格好良く撮れている。もう一枚はパーティーに出てくれる女の子3人組。 最近は一人で売り出す若い歌手は少ない。グループで売り出す形が一般的になってる。 「み...

  • シェアハウス 27

    パーティーの企画はある程度出来ていた。時期は年の瀬も迫る29日。名目はあくまで涼太と美花の結婚祝いだが、それだけではなかった。 歯科医院の遅い忘年会も兼ねるらしい。なので、医院の人達、そして、近所の人も誘う計画だった。 「式の内容は主に歌で行こうと計画しています。幸い、...

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