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2021/10/07

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  • 話題になっている歌

    連続テレビ小説『虎に翼』の中で寅子(伊藤沙莉)がうたっている歌、『モン・パパ』というんですね。ずっと以前に聴いたことはあるのですが、曲名まで知らなかった。この歌、今何かと話題になってますよね。高校時代から気になっていた歌の一つに、『アラビヤの唄』というのがあった。高校の体育祭で、なぜかその曲があるチームの応援歌として用いられていたのだ。「何だ、この歌は?」と興味をそそられたわけだが、当時は今のようにネットなどなかったから、容易にその歌の情報を調べることが出来なかった。ようやくその歌の情報を得ることが出来たのは、四十代の後半、ネットが普及してからだった。調べていくうちに、歌っているのが二村定一という方だとわかった。その時にネットでその方の歌を何曲か聴いたのだが、その何曲かの中にこの『モン・パパ』が入っていた...話題になっている歌

  • 亜麻色の髪の乙女

    20年以上前の話だ。その頃働いていた店のBGMで、聴いたことのある歌が流れていた。歌っているのは女性だった。そこにいたパートさんに、「この歌、『亜麻色の髪の乙女』やろ?」と聞いた。するとパートさんは、「そうです。今すごく流行ってますよ。しんたさん、こんな新しい歌、知ってるんですか?」と意外そうな顔をして言った。知っているもの何も、その歌は数あるGSの歌の中で、ぼくが一番好きな歌だった。「小学4年生の頃に流行っとったんよ」「えっ、この歌、そんなに古い歌なんですか」確かに古い歌だ。島谷ひとみ版のこの歌が発売されたのは2002年。GSのヴィレッジ・シンガーズがカバー(元歌は青山ミチ『風吹く丘で』)したのが1968年だから、34年前の歌ということになる。34年前。ぼくが生まれた年が1957年、その34年前は192...亜麻色の髪の乙女

  • 幻の名曲

    高校時代に仲間内で、「幻の名曲」と呼んでいた歌がある。吉田拓郎さんの『僕の旅は小さな叫び』という歌だ。何で幻だったかというと、実はその歌はテクニクスオーディオのCMソングで、その商品を買わなければレコードが手に入らなかった。つまり非売品だったわけだ。その商品を買えばことは簡単なのだが、当時のオーディオは高額で、高校生ごときに手が出るような代物ではなかった。レコードが手に入らないなら、ラジオの音楽番組にリクエストするしかない。ということで、何度かリクエストしてみたが、非売レコードで、しかもCMの曲をかけてくれる番組なんてなかった。結局われわれ庶民は、さわりしか聞くことができなかった。ということで当然誰もがその歌のさわりしか知らず、それゆえにその歌は幻化してしまった。というわけだ。とはいえ楽譜は出ていたので、...幻の名曲

  • うろ覚え

    昨日の記事を投稿した後で、ぼくはあることに気がついた。例の拓郎さんの『イメージの詩』のことです。LINEの背景画像に添えた出だしの歌詞、「これこそはと信じれるものが」ですが、あれ「ら抜き」だったんですね。あの歌を初めて聴いてから50年余り、ぼくはずっとこの詩は、「これこそはと信じられるものが」なっていると思い込み、そう歌っていた。当然今回の画像にも、そう載せていた。投稿したあと、『イメージの詩』を聴いていたら、ぼくが「信じられるものが」と思い込んでいた出だしのところを、拓郎さんは「信じれるものが」と歌っているではないか。ぼくがこの歌を初めて聴いたのは、アルバム『青春の詩』に入っているオリジナルではなく、ライブ盤『ともだち』に入っているものだった。もしかしたらそちらが「信じられる」となっているので、そう覚え...うろ覚え

  • LINEのプロフィール画像

    ぼくのLINEのプロフィール画像の背景には、これまできたないノラ猫の写真を貼っていた。めったに使わないLINEなので、プロフィール画像などあまり気にしたなかったのだが、ブログなどの画像を作るアプリを入れたので、LINEの背景も作ってみようと、やってみた。で、出来上がったのが、これです。で、プロフィールを開くとこうなる。(白背景がなぜか灰色になってしまう)吉田拓郎さんの『イメージの詩』の出だしの歌詞を添えてみたが、勝手に使ってよかったんかなあ?LINEのプロフィール画像

  • ゲッティング・ベター

    ビートルズの曲の中でどれが一番好きかと聞かれると、答えに窮してしまう。アルバムなら『ラバーソウル』と即答できるのだが、一曲に絞れと言われるとね。ただ、タイトルで選ぶなら、即答できる。それは『ゲッティング・ベター(GettingBetter)』でだ。ビートルズの最高傑作と言われているアルバム、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のA面4曲目(懐かしい表現でしょ?)の曲だ。高校3年の時に落ち込んでいたことがあったのだが、その時勇気づけられた歌が、その『ゲッテイング・ベター』だったのだ。それまでビートルズといえば、ぼくの中では、ただ漠然と聴く音楽だった。ところが、ひょんなことから『ビートルズ詩集』なるものを手に入れて、それを読んでいくと、「よくなっていく」というタイトルを見つけた。それが...ゲッティング・ベター

  • 田んぼ

    パソコンの中に入っている写真を整理していたら、田んぼの写真があった。「いつ、どこで撮った写真だろう?」データでは2005年5月となっている。日にちが不明なので、当時の日記を調べてみると、5月31日に『鞍手町の長谷観音(奈良や鎌倉の長谷観音と同じ木で造られたもので、国宝になっている)にお参りに行った』と書いてある。その写真はその時のもので、当時の携帯電話で撮ったものだろう。長谷観音に参拝する時は、いつも寺の前にある食堂に駐めているが、そういえば、その食堂の裏は田んぼになっている。写真の田んぼの場所は、おそらくそこだろう。日記をつけていると、こういう時に役に立つ。少し前までは、ぼくの家の近くにも、こんな田んぼがあった。しかし、気がつけばそのへん一帯は宅地に変わり、こういう田んぼを見るためには、車を走らせなけれ...田んぼ

  • 雨が降る

    【詩】これでもかと雨が降る|新谷雅先これでもか、これでもか、これでもか、これでもか、これでもかと雨が降る。辺りは水煙で真っ白だ。普段は人通りの多い昼日中、今日は誰も歩いてない。これでもかっ...note(ノート)朝起きてから、ここに「雨が酷いですわ」と書こうとしたが、今、雨は降ってない。しかし、この時期、降る時はしつこく降るんですね。今日も天気予報は雨。そういえば、以前、梅雨はなぜ6月じゃなく、7月に雨が多いのかということを、当時のブログに書いたことがある。『七月の雨』すべては六月に起きている。今も陰暦を使っているものと、勘違いした神様が、「ああ今月は水無月かそれなら当分雨はいいや」と晴れ間の数を増やすんだ。下界はしばらく我慢をするが、さすがに七月間近になると、空梅雨などと騒ぎだす。雨乞い神事がおこなわれ...雨が降る

  • 2001年7月31日の日記

    古い日記を見ていたら、こういうのがあった。【エンゼルスの入団テスト、誰か受けてみませんか?】今日iモードでニュースを見ていたら、「エッ?」と思うような記事が書いてあった。メジャーリーグのアナハイム・エンゼルスが、8月29日に福岡で入団テストをするというのだ。それもどういうわけか、八幡東区の桃園球場で。だいたい、桃園球場は高校野球ぐらいしか使ってない球場である。オフのときは、ガラの悪いにいちゃんがたむろしている場所である。エンゼルスは何を好き好んで、北九州を、それもあんな球場を選んだのだろう。普通は、東京かその近郊でやるはずなのに。そのほうが、全国から人が集まるだろう。強打者の多いダイエーの本拠地だから選んだのだろうか?福岡は新庄の出身地だから、ああいうキャラクターの人間が多いと思ったのだろうか?謎である。...2001年7月31日の日記

  • 腰痛持ちブルース

    ぼくは腰痛持ちである。元々が立ち仕事である上、重たい荷物を抱えたりしなければならないので、腰にかなりの負担がかかってしまったのだ。さらに40代以降は、パソコンの前に座ったまま動かない生活まで加わった。同じ姿勢のままでいることが、腰や肩に負担がかかるということを体験的に知ったのは、ついこの間のことである。それまでは、正しい姿勢をとり続けていることで、腰痛や肩こりは治ると思っていたのだから、何と長い間、腰や肩に悪いことを続けてきたことか。6月に入ってのことだが、また腰に鈍い痛み、というより重いだるさが出てきた。まあ、雨期という特別な気候のせいもあるのだろうが、要は運動不足である。そこで、だるさを軽減しようとして、つい無理な体勢をとったり、よかれと思って変な体操をやったり、自己流のマッサージをやったりしている。...腰痛持ちブルース

  • 体にいいこと

    昔の日記を読んでいたら、この食べ物で便通がよくなったとか、お茶で顔を洗ったらシミが減ったとか、塩で頭を洗ったら白髪が少し減ったとか、体のために良さげなことが書いてあった。その最後には、決まって、これからこういうことを日課にして、若さを取り戻そうと書いてある。ところが、そういうことを書いて満足したのか、それ以降そういうことをやりましたという記録は一切ない。また、そういうことをやった記憶もない。そんな中、今もまだやり続けてやっているのは、スワイショウとファスティングくらいだ。おそらく面倒くさくなく、お金がかからないので、続いているのだと思う。体にいいこと

  • 窓から見える風景

    午前5時前に目が覚めた。空がまだ薄暗い中、鳥たちはすでに目覚め、朝のさえずりを聞かせていた。それからほどなく夜は明け、朝の風景がぼくの部屋の窓一杯に広がった。ぼくの住むマンションの真正面には公園がある。昔からある公園だ。小学6年の時の話。数人の友だちとブランコで遊んでいた。そこにクラスの女の子がやってきた。ぼくは格好つけて、ブランコから飛び降りた。ところが、着地の時にバランスを崩してしまい、こけてしまった。翌日、クラスでそのことが話題になり、ぼくはクラス中の笑い者になってしまった。ブランコは、今も変らず同じ位置に設置してある。中学の頃、その公園に牛が繋がれていたことがある。ぼくと友人は、恐る恐る、その牛に近づいていった。ぼくたちと牛との距離は、およそ1メートルになった。そんなに近くで牛を見るのは、生まれて...窓から見える風景

  • ひとりぼっち

    『ひとりぼっち』気がついてみればいつもひとりぼっち気楽につきあっていけそうな皆さんですがね振り向いてみれば誰もいなくなってねそんな毎日がぼくをつつんでる寂しいというのが本音なんだけどいつもひとりっきりで強がってみてねひとりぼっちなんですね、もともとがそうそう、どこへ行ってみたってねだから今だけは笑っていましょうよね、今夜はとてもビールがおいしいんだからひとりぼっちの部屋で乾杯してね青春、ああこれがぼくの青春でしょうよ寂しげな街がぼくによく似合うなんてかっこいいこと言っているけどつまりひとりぼっちのいきがりでしてねさよなら、また明日逢いましょうよ気がついてみればいつもひとりぼっちそんな毎日がぼくをつつんでる考えてみれば、いつもぼくはこうなのだ。上の詩の通り、気が付いてみたらいつもひとりぼっちなのだ。泣き言で...ひとりぼっち

  • こんなのあるんだ

    昨日、吉田拓郎さんの『どうしてこんなに悲しいんだろう』の動画を探していたら、こういうのを見つけた。なんと、寅子じゃないですか。ぼくは朝ドラ『ひよっこ』を見てから伊藤沙莉さんが好きになり、以降彼女の出るドラマはいつも見ています。彼女のひたむきさが伝わってくるんですね。もちろん、今の朝ドラも毎日、というか日に2回以上は見ています。この名曲と沙莉、すごく合っているような気がします。こんなのあるんだ

  • のどが渇く

    1,昨日は晴だった。確か、週間予報では曇りのち雨と言っていたような気がするが。まあ、降らんに越したことはない。外に出ると、全国そうだったように、暑かった。もし梅雨というものがなかったとしたら、6月というはきっと昨日のような気候なのだろう。2,こういう日は決まってのどが渇く。天候もさることながら、職場のエアコンの効きすぎで乾燥してしまうためだ。のどが渇くといえば、ぼくたちが子供の頃は、のどが渇くと水道の蛇口に口をつけてがぶ飲みしていたものだった。これがかなりおいしかったような記憶がある。確かにその当時からジュースやコーラはあった。しかし、お小遣いが10円20円の子供には高嶺の花だった。そのためのどが渇くと、必然的に蛇口にかぶりつき水を飲むことになる。しかし、その当時の水が本当においしかったのかどうかは疑問で...のどが渇く

  • ずぼらな夫婦

    先週の金曜日、うちはようやく電子カーペットを片付けた。もちろん4月以降は電気を入れてないのだが、もしかしたら寒くなるかもしれないという不安と、片付けるのが面倒だというずぼらさで、ここまで引っぱってきたわけだ。その電子カーペットの上にこたつを置いている。冬場はそれに布団をかぶせて、カーペットの熱で暖を取っているのだが、カーペットを敷いていたということは、当然(?)こたつ布団も外してなかったということだ。ということで、併せてこたつ布団も外した。4月はともかく、5月に入ってからは、このセットを見るだけで暑苦しく感じていた。で、その暑苦しさを解消するために、5月の頭に扇風機を出した。「扇風機を出すより、カーペットの片付けのほうが先だろうがっ!」と注意を受けそうだが、カーペットはなかなか片付けないんですよ、うちは。...ずぼらな夫婦

  • 夢見る馬鹿

    ぼくは60代半ばを過ぎた今でも、ソングライターや詩人になるという夢を追っている。高校の頃に初めてその夢を持ってから、もう50年が過ぎている。最初の頃こそ、いつか飽きるだろうと思っていたが、何かの折にふと言葉が浮かぶような体験をしたり、そういう体験から生まれた作品が増えるにつれ、その夢を持ち続けようと思うようになった。とはいえ、若い頃は、それを口に出して言ったり、書いたりすることに抵抗を持っていた。ぼくが23歳の頃、まだ社会に出たばかりの頃の話だが、上司から「おまえ、夢はあるか?」と聞かれたことがある。その時ぼくは「ありますよ」と答えた。「ふーん、どんな夢か?」「はい、ソングライターとか詩人になりたいと思っています」それを聞いた上司は、人をバカにしたような口調で言った。「おまえなあ、いつまでも学生じゃないん...夢見る馬鹿

  • 梅雨遍歴

    『いま』いま、いやな時が続いています。早くここから抜け出したいのです。時の続く限り少しの夢が欲しいのですが、時は冷たく過ぎ去っていきます。いま、いやな雨が降り続いています。もう傘には穴が開いているのですちょっとだけ傘を修理(なお)す時が欲しいのですが、雨はいつまでも降り続いています。いま、いやな時が続いています。そして時は冷たく過ぎ去っていきます。(1975年6月作)学生の頃までは、とにかく雨が嫌いだった。雨を遊ぶ余裕を持ってなかったのだ。そういうことなので、梅雨は一年中で一番嫌いな季節だった。この梅雨と前後して、1学期の中間テストや期末テストがある。これも梅雨という季節を嫌いにした原因の一つだった。じめじめした気候に加え、外で遊べないというストレスも加わる。とにかく学生時代は、梅雨といえば、心身共に非衛...梅雨遍歴

  • 恋歌が書けない2

    東京にいた頃、老荘思想と併せて再び仏教書を読むようになった。そのせいで、ぼくは大人であることを避けるようになった。その頃によく読んだ仏教書は法句経だった。そのお経は「無邪気」を説いてあった。「恰好つけても何にもならない。あるがままが一番」という老荘思想にも通じる内容に、ぼくは感化されたのだ。ぼくが作詞のために読み始めた本は、結局老荘思想や仏教関係に行き着いたわけだ。さて、そういった本が作詞に何か好影響を及ぼしたのか?答は否である。確かに人生の歌のようなものは存在するが、人の心には響かない。やはり作詞の基本は、より身近な「好いた」「くっついた」「別れた」なのである。そういう路線をぼくは目指して、ぼくは本を読み始めたのだ。が、先にも言ったとおり、結果的に行き着いたのは老荘思想や仏教の本だった。そういった本には...恋歌が書けない2

  • 恋歌が書けない

    ぼくが本格的に本を読み出したのは、高校3年の頃からだった。その頃ぼくはミュージシャンを目指していたのだが、どうも作詞がだめだった。もちろん人生経験が浅かったせいもある。しかし、同じ世代の人間でもいい詞を書いている人はたくさんいた。「この差は何だ?」と考えた。そして「これは読書量の差だ」と思うに至った。高3の頃は、自ら周りとの付き合いをやめていたので、クラスの中で浮いた存在となっていた。そのため、休み時間なども一人でいることが多かった。この一人でいることが、大いに読書に役立ったのだ。その頃よく読んでいた本は、なぜか宗教書だった。宗教書と書くと、何かカルト的なものを想像するかもしれないが、ぼくが読んでいた本はそういう類の本ではなく、当時よく読まれていた高田好胤師の一連の本や、『般若心経入門』などだった。詩を読...恋歌が書けない

  • プラトニック

    ぼくは同世代の人たちに比べると、恋愛の経験が少ない方だと思っている。その原因は、ずっとひとりの人を思っていたということにある。もちろんその間、他の人に目移りをしたことはある。しかし、いつもそのひとりの人に目が戻ってしまう。かといって、別にそのひとりの人と付き合っていたわけではなかったから、いつしか精神はまた旅をすることになる。そしてまた元通り。若い頃は、ずっとこんなことの繰り返しだった。何がぼくを、その人に縛りつけていたのか?容姿ではない、生き方でもない、価値観でもない、友だちの延長というものでもない。それは、ある種のインスピレーション、それしか考えられない。彼女とは、高校1年の時を除いては、会話もほとんどしたことがない。高校2年と3年の時に交わした会話は、「ちょっと退いてくれん?」だけだった。卒業後は、...プラトニック

  • たまに自信を失う

    自分という存在はたった一つの自信から成り立っている。たった一つが次の自信を生みそのまた一つが次の自信を生む。こうやって人生を歩んできた。その一つ一つの自信には何の繋がりもないのだが一つの自信をなくしてしまうとすべての自信をなくしたように感じてしまうことがある。それは自信という機能が存在しているわけではなく実は自信というものが気分の範疇にあるからだ。つまり気分であるゆえに気にしなければ何のことはなく失う自信すら存在しない。だけど気分であるゆえに気にしだすと切りがなく失う自信は人生にも影響する。例えば長距離を走ることととギターを弾くことの間には本来何の繋がりもないのだが長距離を走る自信をなくすとギターを弾く自信までなくなってくる。それが引き金になってこの存在すら失うことだってある。自信というのはそのようなもの...たまに自信を失う

  • 今日の詩

    【詩】悔いよ己を|新谷雅先悔いよ己を我が恥ずべき過去を乱るる心を偽りの行いを後悔による賛美を我が醜き身を悔いよ己を我が恥ずべき現在(いま)を偽りの中の沈黙を沈黙の中の偽りを...note(ノート)【詩】尿酸値ブルース|新谷雅先呼んでもないのに、ひょっこりとぼくの中に変なヤツがあらわれた放っておくと痛風になるんだとか尿酸値、どこから忍び込んできた?ビールなんて全く飲んでないのにプ...note(ノート)【詩】夜を夜に返してあげよう|新谷雅先夜を夜に返してあげよう。文明を象徴する明るさが、未来の文明を作っていく子供の夢を邪魔している。夜を夜に返してあげよう。夜を夜に返してあげよう。恐怖を与えな...note(ノート)現在noteで自作詩の紹介をやっています。時々こちらにリンクを貼っていきます。今日の詩

  • 返品常習犯

    20年前の日記です。ーーーーーーー昨日のこと。食堂でタバコを吸っている時、店内放送で呼び出しがかかった。そこに行ってみると、パートさんが困った顔をしている。「どうした?」「朝、時計を買ったお客さんがいるんだけど、その人が返品しに来たんです」「で?」「ベルトを調整しているし、返品はちょっと・・・」「新しいベルトに交換することは出来んと?」「うーん、それは出来ると思うんだけど、そのお客さん、今日が初めてじゃないんです」「え?」「返品常習犯なんです」とりあえず、売場に行ってみると、そこにアロハシャツを着た遊び人風の男が立っていた。こういう男は苦手である。恐る恐る「はい、どういうことでしょうか?」と声を掛けてみた。「どうもこうもない。この時計が気に入らんけ、金返せと言いよるんたい」「気に入らんって、これお客さんが...返品常習犯

  • 赤い鳥居

    家の近くの小さな丘に小さな赤い鳥居が立っている。いつ頃出来たものかは知らないがそんなに古いものとは思えない。ただぼくが物心ついた時には既に立っていたので、少なくとも半世紀は経っているということだ。そこに何があるのかというと鳥居があるから当然中には神社あるいは祠があるはずなのだが残念ながらぼくは知らない。実はその中に入ったことがないのだ。苔むしたその丘自体が不気味で近寄りがたい雰囲気があるからだ。中学生の頃だっただろうか友人がその鳥居の話をしていた。彼は新聞配達をしていたのだが早朝彼がそこを通っていると大勢の人がそこに列を作って無言で並んでいたというのだ。「すごく気味が悪かった」らしい。何をしていたのかと聞いてみると「詳しくはわからないけど人の話ではコックリさんに取り憑かれた人たちがお祓いを受けに来たみたい...赤い鳥居

  • ブログの話

    1,思うところがあって思うところがあって、ブログをやめようとしたのだが、考え直すところがあって結局続けることにした。まあ20年以上ブログをやっていると、くだらない理由でやめようと思ったり、それが実にくだらないことだとわかり考え直したりすることもあるものだ。2,ブログを始めた頃の話二十年ほど前、それまでのウェブ日記からブログに変えた頃の話だが、最初に使ったブログがあまりに重かったので、他のサーバーに引っ越そうとした。まだエクスポートとかインポートとかが出来なかった時代だったから、いちいち記事をコピペしなければならなくて大変だった。ところがだ。やっと終了したと思ったら、そちらのブログの方がさらに重いのがわかった。それでまた新しいブログを探すことになったのだが、なかなかこれというところが見つからない。結局最初に...ブログの話

  • 遅刻

    1,悔しい夢今でも7時46分の駅前行きバスに乗り遅れる夢を見る。そのバスが仮に遅れてきても、国道の渋滞に引っかかっても、駅前から出ている8時20分の学校前行きのバスに間に合うのだ。そして8時20分のバスに間に合えば、学校に遅刻しないで行ける。高校三年間、ぼくはそのバスに間に合うように家を出ていた。ところがバスのヤツ、遅れる時は十分以上も待たせるくせに、早く着いた時はこちらを待ちもせずにさっさと出発してしまう。そのせいで何度乗り遅れ悔しい思いをしたことか。今でも見る夢はその悔しさの強さを示しているのだと思う。2,次のバス次のバスは55分だった。そちらは遠回りの駅前行きで、途中に国鉄(現JR)の踏み切りというおまけまでついている。一度踏み切りに引っかかると、車両の長い貨物車を含めて2,3本が通り抜けるのを待つ...遅刻

  • バスの話

    1,路線バス路線バスの本数がすっかり減ってしまっている。前に飲み会があった時、駅からバスに乗って帰ろうとしたら、なんとバスは午後9時前に終わっているじゃないか。以前は午後11時過ぎまで走っていたのに。なるほど『ローカル路線バスの旅』も苦労するはずだ。2,観光バスぼくの家の前に駅に行くバスの停留所があるので、朝から夜まで家の前を路線バスが走っているのだが、そこを観光バスが走っていることがある。観光バスって、いったいどこに向かっているのだろう。家の前の道路を北上すれば海だが、海と言っても観光地と呼べるような場所ではない。逆に南下すると駅に行き着くのだが、観光バスに乗って駅には行かないだろう。3,妖怪バスそうそう、その観光バスだが、たまに夜中走っていることがある。最初は長距離トラックの見間違いかと思ったのだが、...バスの話

  • 夜中に目が覚めて

    痒くって、とにかく痒くって、目が覚めた。蚊がいるのかな、ダニにかまれたのかな。いやいや、そんな痒みではない。何か下腹がムズムズするような痒みだ。一番の問題は、この痒みの原因ではない。この痒みの質でもない。一番の問題は、この痒みの根源だ。それがはっきりしないから、掻いても掻いても痒くって下腹がムズムズしてくるのだ。どこが痒いのかわからない痒みほど、痒いものはない。とにかくこの痒みを一刻も早く抑えて眠らないと、仕事に差し支える。夜中に目が覚めて

  • 最近作った画

    最近作った画です。老後のことより、今はこれで精一杯です。「0120」の図「スランプ」の図「柔道」の図「旅人」の図「ストリートミュージシャン」の図「項羽と劉邦」の図「遺作」の図「遣唐使本当はこうだった」の図最近作った画

  • 今に精一杯

    1,何かにつけ、老後老後と言っているが、老後っていったいいつから始まるのだろう?文字通りに捉えると、「老いた後」ということになる。ということは、自分が老いていると思わない限り、自分の中では老後はないことになる。「それは屁理屈だ」と言うのなら、老後という言葉を使わずに、わかりやすく「○十才以降」という言い方に変えてもらいたい。2,「ぼくは60代です」というと、「残りの人生をどうして過ごしますか?」「何かやりたいこととかありますか?」と聞いてくる人がいる。しかし、ぼくは来世を確信しており、現世で出来ないことはそちらに持ち越すつもりでいる。それゆえに残りの人生のことなど考えたことはない。何せぼくは、そんなことよりも、いつもブログのネタ探しの方が大切だと思っている変わり者なのでありますから。3,「いつか来る運命の...今に精一杯

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