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2021/10/07

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  • 今日は無い日

    今日は無い日ということでよろしいでしょうか?だって実は有る日なんだけど普段は使われてないんですから。もしも義母が生きていれば、今年で百歳になるんだけど、実は二月二十九日の生まれなので、四年に一度しか年をとらない。ということなので実際の年齢は二十五歳ということになる。が、それでは都合が悪いということで誕生日を三月にずらしていたらしい。おそらくこの日生まれの人はそういう人が多いのではないだろうか。だって老人面した二十代なんて見たことも聞いたこともないからだ。ということは今日は誰にも誕生日に使用されない日ということになる。それならいっそ二月二十九日をやめて例えば(閏)二月二十八日にするとか。そうすれば誕生日をごまかすこともなく毎年正しい誕生日で祝うことが出来る。例えば江戸期のように旧暦にするとか。そうすれば二月...今日は無い日

  • (1)今年はまだ鶯の声を聞いてない。例年だと山から下りてきて、春を告げてくれるのだが。今年は寒かったり暖かかったりで気温が定まらないので、里に下りてくるのを躊躇しているのだろうか。そういえば、今年はまだ沈丁花の匂いもしてこない。鶯といい、沈丁花といい、春はまだ先なのかなあ?(2)鴬といえば、県産筑後の酒に『庭の鶯』というのがある。ぼくは以前、大手の酒ばかり飲んでいた。ある時酒を近くの酒の専門店買いに行った時、その横にその『庭の鶯』が置いてあった。マンガ『夏子の酒』でその存在は知っていたのだが、実際にお目にかかるのはその時が初めてだった。そこで、急きょ大手物を買うのをやめ、『庭の鶯』を買って帰ったのだ。飲んでみると、これが旨い。ということで、それ以来酒は『庭の鶯』にしている。(3)古来から、日本人は法華経を...鶯

  • 皿倉山

    小学校中学校や高校の校歌に決まって出てきた地元の山がなぜか最近有名になっている三大夜景に選ばれたんだってさらに恋人の聖地なんだって昔から夜景は綺麗だったけどまさか恋人の聖地になるとはということは各学校の校歌も山の名前も盛込みました的なお手軽な歌詞から踏み込んで夜景や恋人にまつわるものに変えていくしかないでしょう皿倉山

  • たまに聴いてみたくなる懐かしい声

    毎日でもその歌を聴いてみたいというほどでもないのだが、たまに聴いてみたくなる懐かしい声がある。ぼくの場合、それはボブ・ディランだ。とりわけて曲がいいとは思わない。詩は何を言っているのか、さっぱりわからない。肝心の彼の歌声はというと、決して洗練されたものではない。どちらかというと野暮ったい。しかし、その野暮ったさが味となっている。時に優しく、時に怒っているように聞こえる彼の歌は、時にぼくの心をいやしてくれる。ぼくがボブ・ディランを知ったのは中学3年の時で、あのガロの歌った『学生街の喫茶店』を聴いてからだった。「ボブ・ディランとは何者?」という疑問を抱いたが、ぼくの周りにはボブ・ディランのことを知っている者はいなかった。ぼくとしても、それほど興味を持ったわけではなかった。ところが高校に入ってから事情が変わって...たまに聴いてみたくなる懐かしい声

  • ポッポ糞争5

    ポッポ糞争は、昨日の記事(2021年3月7日付)以降書いていません。その後、ネットが張られ、鳩が来なくなったため、書くことがなくなったのです。なぜ来なくなったのかは、わからないのですが、ご近所さんの話では、ここにやって来ていた鳩たちは土鳩ではなくレース鳩で、ベランダには休憩にやって来ていたらしい。来なくなった理由は、それらのレース鳩を飼育していた人が引っ越したからだということです。なお、昨日の記事に書いてある『独りぼっち作戦』というのは、一羽の鳩に彼らの嫌うハッカ水を振りかけて、他の鳩を彼に寄りつかせないようにする。そうなると、ここが彼のねぐらと知っている仲間は、この場所にも寄りつかなくなる、という作戦です。(終わり)ポッポ糞争5

  • ポッポ糞争4

    2021年3月6日。朝も鳩は現れなかった。いちおう木酢液を撒いておく。夜7時過ぎ、家に帰って窓を開けてみると、エアコンの室外機の隅に一羽の鳩が隠れていた。バケツに風呂水を考えたが、『今日はあれを試してやろう』と、前の週に買った水鉄砲を持ってきた。ところが鳩がいない。『逃げたかな』と周りを見回してみると、ぼくの位置から死角になる所に動きを感じた。そこでぼくは窓から体を乗り出して、水鉄砲を構え発射した。水は鳩の背中に命中した。鳩は慌てて飛んで行った。この日の鳩は、おそらく前日の状況を確認していた鳩だったのだろう。死角に逃れたのは、その場所にぼくがバケツの水をかけなかったからだ。仮にそこに水をかけると、階下の駐車場に落ち、車を直撃てしまう。だから出来ない。奴はそれを察していたのだ。わりと賢いじゃないか。しかし奴...ポッポ糞争4

  • ポッポ糞争3

    2021年3月3日。朝、前日買った木酢液のスプレーをベランダ中に撒いておく。その効果があったのか、翌日4日も、鳩は来てない様子。しかしまだ油断は出来ない。部屋から1メートルも離れてない場所に、病原菌を持った生き物がいる。それって嫌でしょう。どうにかして、それを阻止しないと。さて、追っ払っても追っ払っても、何事もなかったような顔をして舞い戻ってくるつがいの鳩を見て、かつて読んだ、つげ義春さんのマンガ『李さん一家』を思い出す。引越して来た主人公の家に、しばしば見知らぬ人が迷い込んで来るようになり、そのうちその人の一家が主人公の家の二階に住みついてしまう。という話だ。つげさんのマンガには迷惑がっているような描写はないが、鳩が住みつくのでさえ迷惑なのだから、かなり迷惑に違いない。その物語の最後はこうなっている「(...ポッポ糞争3

  • ポッポ糞争2

    2021年2月26日。朝、さすがに鳩は来てなかった。その日ぼくは休みだったので、何度も窓を覗いたが、昼過ぎまで鳩は来なかった。昼からぼくは、前回行ったホームセンターより少し離れた場所にある別のホームセンターに行き、鳩よけグッズを探した。が、そのほとんどが畑や庭などの土に用いるもので、ベランダ向きのグッズはなかった。夜7時頃、窓を見た。「えっ!?」また来ている。その日は一羽。さっそくぼくは、バケツで風呂水を汲み上げてきて、前日同様その水を鳩の頭の上からぶっかけてやった。その鳩も、ベランダから飛び降りていった。2月27日。朝、鳩は来なかった。夜、仕事帰りにおもちゃ屋に寄り、水鉄砲を買って帰った。脅しにはなるだろうと思ったのだ。帰ってからさっそくそれに水を入れ、水鉄砲を構えた状態でそっと窓を開けてみた。ところが...ポッポ糞争2

  • ポッポ糞争1

    3年前、我が家で起きた鳩事件を再録します。2020年12月下旬。我が家(マンション)の上の階に住む奥さんが、「おたくのベランダに鳩は来ないですか?」と聞いてきた。「いいえ、来ないですよ」「最近うちに来るようになったんですよ。気がついたら糞がいっぱいになっていて。今度管理会社に言おうと思ってるんです」奥さんが帰った後、ぼくはベランダを覗いてみたが、糞などは見当たらなかった。翌1月中旬。マンションの理事会でその件が議題に上がる。2月中旬。理事会での検討の結果、鳥よけネットを張ることになったが、施工日は未定。その頃から時々ではあるが、うちにも鳩の鳴き声が聞こえるようになった。2月22日。朝、そのベランダのある部屋を掃除していると、外から「クークー」という鳩の鳴き声が聞こえてきた。窓を見てみるとそこに二羽の鳩がい...ポッポ糞争1

  • 故意犯

    昨日は二十四節気の雨水だった。寒さが和らぎ、雪が雨に変わる節目だが、季節はその言葉通りに動いているようだ。昨日は暖かい一日で、こちらの方では春一番が吹いたのだった。さて、今日は休み。ということで、ゆっくり寝ようと思っていたのだが、普通どおりに起きなければならなかった。今日は嫁さんが仕事なのだ。しかも早番ときている。そのため普段より早く家を出て、送って行った。雨が降りそうな朝、こういう日の運転は、あまり好きではない。来てもない車が、来ているような錯覚に陥るのだ。おかげで、駐車場から出る時に、何度もタイミングを逸してしまった。幹線に出ると、前の車がフラフラしながら走っていた。最初は酒気帯びかと思ったが、よく見るとスマホをいじっている。そのスマホいじりが終わらないのか、フラフラはずっと続いていた。しばらくフラフ...故意犯

  • 最高傑作

    白紙の日記帳が目の前に現れて何か書けとぼくに迫ってくる。だけど毎日書くことがあるわけではない。だからその日の日記を御免被ろうとする。ところがそれでも日記帳は目の前に現れて何か書けとぼくに迫ってくる。それがあまりにしつこいので仕方がなく何か書こうとやってみる。そうやって考えて考えて考え抜いて七転八倒していって、やはり何にも出てこないと気づいた時に、突然何かが吹っ切れたような気分になって『白紙の日記帳が目の前に現れて何か書けとぼくに迫ってくる』ことが俄然面白く感じてくる。するとそれが文章になってぼくの下に落ちてくる。「なーんだこれがあったんだ」とぼくは何も手を加えずに『白紙の日記帳が目の前に現れて何か書けとぼくに迫ってきた』と書く。読む人がこれをどう思うかは別にしてぼくの中では「これは最高傑作だ」というお腹い...最高傑作

  • 商才のない男です

    友人がこの春、今の仕事を辞めるらしい。辞めて隠居するのかというと、そうではなく、他の仕事を始めるらしいのだ。年金をもらっているとはいえ、生活がかかっているだろうに、そう決断できる彼がうらやましい。というか、まだまだヤル気を見せている彼をうらやましく思う。とはいうものの、ぼくもやりたいことはある。ところが、いまだ暗中模索状態なのである。それゆえに、友人のような飛躍が出来ないでいるのだ。そういえばむかし、ある人が、「おまえ、せっかくホームページをやっているんだから、それで儲けるようなことを考えたらいいじゃないか」と言ってきたことがあった。なんでもその人の友人に、ネットでかなり儲けている人がいたらしい。「だから、おまえも…」となったのだが、ホームページで儲けることなんて、そう簡単に出来るものではない。実は、ぼく...商才のない男です

  • ズボン下

    冬場は太股が寒いんだからズボンの下に何かはかないとやりきれない冬場は太股が寒いんだからズボンの下に何をはこうかと迷っているんだ冬場は太股が寒いんだから何かはこうとは思うんだけど男が許さない冬場は太股が寒いんだからどうしようかと考えているうちに春が来るズボン下

  • あなたがほしい 後編(2005年2月27日付)

    それから1時間ほどが過ぎた。三人の会話が途絶えた。しばらく沈黙が続いたあとに、一人が「ママ、今日は歌わせて」と言った。ぼくたちが振り向くと、それは時々見かける女性だった。ママはその女性にマイクを渡した。三人は代わる代わる歌った。そして、何曲か目に高橋真梨子の『foryou・・・』が入った。マイクを取ったのは、地味女だった。歌はかなりうまかった。周りも「うまい、うまい」と歓声を送っていた。それで気分をよくしたのか、だんだん歌声は大きくなっていった。ところが、歌っていくうちにだんだん怪しくなってきたのだ。大きくなった歌声が、かすかに震えてきた。そしてサビ、そう「あなたがほしい」のところにさしかかった時だった。急に彼女の声が止まり、うつむいて「ああ…」と声を上げて泣き出したのだ。それを見て、それまで歓声を上げて...あなたがほしい後編(2005年2月27日付)

  • あなたがほしい 前編(2005年2月26日付)

    何かの拍子に、今までまったく忘れていた、どうでもいいようなことを思い出すことがある。今朝、いつものように、会社に行くなりトイレに駆け込んだ。その時、トイレのドアの閉まる「ギー」という音を聴いて、ある歌を思い出した。高橋真梨子の『foryou・・・』である。「お、このフレーズ、『あなたがほしい…』に似とるわい」と思ったわけである。思い出したことというのは、その『foryou・・・』にまつわる話だった。前に会社にいた頃、ぼくは月曜日になると、いつも行きつけのスナックに飲みに行っていた。なぜ月曜日かというと、翌日の火曜日が休みだったからだ。そこで弾き語りをしたり、ママさんや他のお客さんとおしゃべりをしたりして楽しんでいた。ある日、いつものように他のお客さんと談笑している時だった。バタッとドアの開く音がした。見る...あなたがほしい前編(2005年2月26日付)

  • 人生のヤマ

    以前勤めていた会社にKさんという方がいた。ちょっと変わった面白い人だった。ある時期、そのKさんが、手当たり次第に保険に入りだしたことがあった。誰もが、「Kさん、保険なんかに興味を持ってなかったのに、何でまた…」と言っていたものだった。それから数ヶ月たったある日のこと。Kさんが救急車で、病院に運ばれたという連絡が入った。何でも、Kさんが家で出かける準備をしている時に、突然倒れたというのだ。その後、再び連絡が入って、過労という診断だったらしく、一週間ほどで退院できるということだった。数日後。Kさんは、「せっかく入院したんだから、ついでに持病の検査もしてもらったら?」という家族の言葉に促され、検査をしてもらうことにした。ところが、その持病の部分に癌腫が見つかったのだ。さっそく手術を受けることになり、当然入院期間...人生のヤマ

  • 記憶違い

    仕事中に聞いているラジオ番組は、いつも昔の歌を流してくれている。そういう歌を聴くと、つい気持ちがその時代に戻ってしまい、曲が終わると何か忘れ物を取り戻したような気がして、得したような気分に浸れるものだ。その一方で、ちょっとした記憶違いに気づき、愕然とすることもある。ある時その番組のDJが、これまでぼくが小六の頃に流行ったと思っていたある歌を、中一の年に発表された歌だと紹介したことがあった。ぼくはその歌に関する思い出やイメージを、数十年も半ズボンの小学六年生のものとしていたので、学生服の中一時代の発表と聞かされた時には、「それは違っとるやろ」という言葉が思わず口を突いて出たのだった。しかしネットや資料などで調べてみても、DJの言う年代のほうが正しいではないか。これはショックだった。「ぼくはいったいどの歌のイ...記憶違い

  • 冬怪談

    この時期に幽霊が出てきたのであります。頬にホクロの二つ並んだ青黒い顔の女幽霊でありまして彼女がトイレとか部屋の中とかを浮かぬ顔をして往き来しているのです。そこでぼくは除霊しようと思い立ち伝家の宝刀である般若心経を唱えたわけです。ところが、現実のぼくは寝ているので、口が機能しないのでしょうねはっきりとした言葉になって出てこない。「マーカハンニャーハーラー」が「ファーファーファーファー」となるのでありまして、それが実にもどかしくつい意地になって何度も何度もやってみるのです。だけど、相変わらず言葉にならず女幽霊はいつまで経っても消えようとしない。幽霊の横には嫁さんがいるのでありますがきっと見えてないのでしょうね『何やってんだ?』みたいな顔をしてジーッとこちらを見ているのです。その時でした。誰かがぼくの肩をポンポ...冬怪談

  • 温泉旅行

    列車は休むことなく入ってきて毎日毎日時間通りに発車する。行き先は有名な温泉地だから旅館の心配をすることもない。あとはこちらの都合さえつけば思い出がひとつ作れるのだ。いつもぼくらはそのために寒さや暑さに耐えながら三連休や四連休を作ろうと必死になって頑張っている。だけど望みがかなうことはなぜか滅多にないものだ。理由はいろいろあるのだがあくまでもそれは言い訳で本当の理由は一つしかない。旅立つ勇気を持てないからだ。温泉旅行

  • 初春

    初春のお慶びを申しあげます。初春と言う時、なぜか旧暦の方がピンとくる。新暦だとすぐに寒の入りになるわけだし、暦の上の春である立春が、えらく遠くに感じるものだ。その点旧正月は、新暦よりも立春近くに位置している。例えば今年の場合は、元日が二月十日だから、暦の上ではすでに春になっているわけだ。月の名も旧暦の方がわかりやすい。だいたい梅雨月である新暦六月を、水無月なんて呼ぶ方がおかしいでしょう。的中率が高い占いと言われる宿曜占星術や紫微斗数なども、旧暦じゃないと占えない。少なくとも千数百年以上の歴史を旧暦で築いてきたこの国に、南蛮渡来の新暦を当てはめるなんて無理がありすぎるのだ。ともあれ旧暦の正月が始まった。初春

  • お口クチュクチュ

    夜歯を磨くことが面倒になってお口クチュクチュですませています。歯磨きを早く終わらせようとしてムキになって歯を磨く癖のあるぼくにとってはこのやり方が一番いいのかもしれません。第一歯ぐきを痛めることがない。歯磨きだとついつい力を込めるので歯ぐきが破れて血が出てしまう。おかげで歯槽膿漏じゃないかと疑って歯科医に行ったことだってあるのです。歯医者さんから「歯ぐきは問題ない」と言われるも、「これがいいですよ」とゴム製の歯間ブラシを勧められ断り切れずに買いました。もちろん保険は利きません。お口クチュクチュ、クチュクチュは歯ぐきを痛めず、血も出ない。お口クチュクチュ、クチュクチュは歯間ブラシも用いません。お口クチュクチュ、クチュクチュは実に気持ちがいいのです。お口クチュクチュ

  • 生と死と

    生きている者にとって死ぬということは大変な出来事だ。それは生きている者が、脳といういつもいらんことを考える面倒なものを持っているからで、そいつがこの世に執着してしまい死は苦しいものだとか死は痛いだものだとか思わせて死を遠ざけようとするからだ。一方、死んだ者にとって死ぬということは大したことではない。それは死んだ者が、脳といういつもいらんことを考える面倒なものを持っていないからで、ゆえに現象や物と一体になれるのだ。それは即ち、生とか死とかを超越しているということでありだから死に大した意味を持たないわけだ。つまり、霊がこの世に現れるのは実はそのせいなのだ。しかし、ぼくが寝ている時に現れて意味もなく跨いでいくのだけはいいかげんにやめてほしい。生と死と

  • 老眼鏡

    経済、外交、内輪もめいろいろと問題が山積しているのでありますが相も変わらずこの国民は「何をどうしたらいいのか・・わかんなーい」とでも言いたげなあの眠た顔の老眼鏡を非難したり、馬鹿にしたりしながらも国の舵取りを任せているのであります。世界の流れから察しまするにあのぬる目の老眼鏡に「No」を突きつけるその時が来ているような気がしてならぬ今日この頃であります。老眼鏡

  • 何度泣かされたことか

    思い出したくないことを思い出すまいとすると思い出してしまう。思い出さなくていいことを思い出そうとすると余計なことまで思い出してしまう。忘れたいことを忘れようとすると忘れられなくなってしまう。忘れていいことを忘れないでいるとそこにつけ込まれる。心に引っかかることは心に引っかけておくべきで自然に解けるようになっている。心に引っかからないことは心に引っかけないでおくべきで無理に関わるとろくなことはない。帰る時は何があっても帰るべきで帰らないで残っていると余計な仕事が降りかかったりする。行く時は何があっても行くべきで行かなくても大差なく感じるが実は将来に大きな差が出てくる。何度泣かされたことか

  • 春は名のみの

    立春、この言葉を聞くと、なぜかホッとする。春がもうそこまで来ているのである。とは言え、昨日は寒い一日だった。日は照っていたけど、暖房の利きが悪い職場は寒くてならなかった。その寒さの中、ふと高校の頃に習った『早春賦』という歌が、口をついて出た。「春は名のみの風の寒さや谷の鶯歌は思えどときにあらずと声も立てずときにあらずと声も立てず~♪」(詞;吉丸一昌)その『早春賦』だが、習った時期が悪かったのか、ぼくはこの歌を、長い間『知床旅情』のパクリだと思っていた。そう、『知床旅情』はぼくが中学の頃に流行った歌だからだ。しかし、よくよく考えてみると、当時の教科書に載っているくらいだから、『早春賦』の歴史はもっと古いはずだ。ということで、後年そのことを調べてみた。やはりそうだった、この歌は大正2年に出来ていたのだ。という...春は名のみの

  • 『星』最近は星がよく見える生まれた時からあまり星を見たことがなかったのだが最近は本当に星がよく見える空がきれいになったのも確かだがどうやら星を気にする歳になったらしい本当に星がよく見える立春、少しばかり重荷の取れた気分だ。まだまだ寒い日は続くだろうが、これからは確実に暖かくなっていく。これから3月にかけて、そう梅の花がほころぶ頃が、ぼくの一番好きな季節である。もちろん夏も好きなのだが、この季節には劣っている。何が劣っているのかというと、星である。この時期は空気が澄んでいるせいか、星がくっきりと見えるのだ。残念ながら、夏はそれがない。四十代の頃、阿蘇や九重によくドライブに行っていた。ある日、黒川温泉に行った帰りに阿蘇方面から旧やまなみハイウェイを通って大分方面に向かっていた。九重を登り、牧ノ戸峠の手前あたり...星

  • 節分

    明日は待ちに待った立春だ。昨年の10月に占ってもらった時に、「これから悩みの毎日が続きますが、来年の立春を境に悩みも消え、運が上昇するでしょう」と言われていたのだ。ということで、今日までのしがらみは、明日以降消えることだろう。これからは、夢に向かってまっしぐらに進んでいくだけだ。さて、明日以降、どういう展開が待っているのだろうか?楽しみだ。とりあえず、明日からは物事を肯定的に考えていくことにしよう。節分

  • 「好き」

    二十歳の頃、アルバイト先である女性を好きになった。そのことを友人に相談すると彼はぼくに彼女に「好きだと告白しろ」と言うのだ。ぼくとしては自分の心の中に好きという気持ちをもっともっと温めていきたかったのだがえらくその友人がせき立てる。その勢いに乗せられたぼくは好きな気持ちが温まらないままに「好きだ」と彼女に打ち明けた。ところがその瞬間に、好きが好きでなくなってしまったのだ。以降好きはドンドン冷めていき『「好き」と言ったことは間違いだったから忘れてほしい』とさえ思ったものだった。「好き」と告白することは果たして美しいことなのだろうか。「好き」と告白することは果たして恋の常道なのだろうか。「好き」と打ち明けないから好きでいられるということもあるし「好き」と言えないほど好きというのもあるに違いない。決して告白がす...「好き」

  • 変わってる

    ぼくは小学校に上がる前から、人に「変わってる」と言われていた。ぼくとしては普通にやっていたつもりなので、何でそう言われるのかがわからなかった。言われるたびに、「いったい、何が変わっているのだろう?」と思っていた。自分だけ浮いているように思えて、面白くもなかった。しかし、ブログを始めて、「変わってる」と言われた時のエピソードを書いたりすると、記事を読んだ方から、「自分もそういう経験ありますよ」などと言われるようになった。ということで、これまで『変わっている』と言ってきた人は、まともだったんだろうか?と思っている。ところで、人から「変わっている」と思われるということは、その人から注目されているとも考えられる。いい意味で注目されているのならいいのだが、それがその人の理解不能という理由で注目されているのなら、考え...変わってる

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