現役小学校教師です。退職後は家族との時間をもちたいので、オンライン日本語教師を目指しています。勉強しながら、どんどん日本語のおもしろさにふれることができました。孫との一コマも加えながら、日本語のおもしろさについて伝えていきます。
なぜ日本語教師になりたい?日本語のおもしろさに気付いたばあば⑫ 「そっくり」と「こっそり」
豆まき 「おには外!ふくは内!」 孫のさあちゃんは、3才のときに、「低い」を「下い」と理解していた。 (日本語はおもしろい②に掲載) 今度は副詞。 副詞は、形容詞よりもさらに難易度が高いようだ。 「こっそり」なんて、いつ理解できる? 「そっくり」と「こっそり」 4才のさあちゃんは、鬼がこわい。 昨年の節分に、パパの鬼に大泣きした。 でも、歌は好き。 「鬼は外 福は内 パラッ パラッ パラッ パラッ 豆の音 鬼は こっそり 逃げていく」 「こっそり」と「そっくり」の違いが分からない。 ばあばは、ママと一緒に大笑い。 人の間違いを笑うなんて失礼だけど、かわいくてたまらない。 そんなことも気にせず、…
プロのオンライン日本語教師になりたいばあば⑪検定試験の結果は?
合格か不合格か?! 日本語教育能力検定試験の結果が、12月27日に届きました。 24日に発送ですが、金曜日だったので、届けられたのは月曜日になりました。 24日には、公式解答が発表されたので、恐る恐る答え合わせをしました。 やっぱり、ぎりぎり受かっているか落ちているかのところでした。 今まで、「アルファ国際学院」と「アルク」の解答速報と、「はま先生」の解説で採点してありました。 「はま先生」の解説は、試験後数日のうちにgoogle forms でアンケートに回答し、その結果を見ながら毎日Zoomで解説をしてくれるというものでした。 解答速報で採点しても、なぜそれが答えなのかよく分からないものも…
「助けて」と言える孫に感心した日本語教師ばあば⑩子どもの心のサインについて考える
「じいじ!助けて!」 お姉ちゃんになった 孫のさあちゃん、4才。 コロナ感染の緊急事態が解除されているので、 久しぶりに、じいじとばあばが大阪へ。 万博記念公園に行って、一日楽しく遊んで来た。 「助けて」が言えるということ 2ヶ月前にお姉ちゃんになったさあちゃんは、 妹のれえちゃんのことが大好き。 でも、ママのことはもっと好き。 当然、複雑な心境になるときがある。 公園には、たくさんの親子連れがいて、 自分の思い通りにならなくて大泣きしている子どもが何人もいた。 最近、保育園でも「天を仰いで大泣き」することがあるというさあちゃんも大泣きを5回もした。 1回目は、ベンチの板の隙間につまずいて顔を…
なぜ日本語教師になりたい?日本語のおもしろさに気付いたばあば⑨ 「さんま」と「サンバ」
「さんま」と「サンバ」 4才になったばかりの 孫のさあちゃん。 ママの里帰り出産のため、一緒に実家に帰ってきていた。 さあちゃんの「とうころもし」や「コップコーン」、「スーカーパック」のような かわいい間違いに、ばあばの胸はきゅんきゅんしている。 今日は、「ま」と「ば」の間違いについて。 「サンバ」じゃないよ「さんま」だよ ある日、さあちゃんが、タブレットでさかなつりゲームをしていました。 魚がつれたとき、横で見ていたママが、 「それは、『さんま』かな。」 と言うと、 「知ってる!サンバ!」 そして、 「すずめのサンバ♪サンバ♪」 と歌い出したのです。 かわいいやら、おかしいやら。 また、ある…
日本語教育能力検定試験でへろへろになっている日本語教師ばあば⑧
ばあばは寂しいけれど頑張るしかない! 孫のさあちゃん4才と生後1ヶ月のれえちゃんが、大阪に帰ってしまいました。 とても寂しい。 でも、日本語教育能力検定試験が2週間後に迫っていたため、その勉強に集中することにしました。 「はま先生」のコミュニティーに入っていて、そこで過去問の串刺し練習という方法を知りました。 7年分の過去問を2回ずつは解いていたけれど、あまり頭に残っていない内容がありました。 それで、H26年度過去問の問題1を解いて、間違いをノートにまとめてみました。 次は、H27年度、H28年度と令和2年度分まで、同じように問題1を解いていき、ノートにまとめました。 なるほど! 頭の中で文…
なぜ日本語教師になりたい?日本語のおもしろさに気付いたばあば⑦ 「まじゅ、どうぶちゅえん」
じょうずに言えないのが、かわいくてたまらない もうすぐ4才になる 孫のさあちゃん。 ママの里帰り出産のため、一緒に実家に帰ってきている。 さあちゃんの「とうころもし」や「コップコーン」、「スーカーパック」のような かわいい間違いに、ばあばの胸はきゅんきゅんしている。 上手に言えないのがかわいい! 「まじゅ、どうぶちゅえんに行く。」 このダブルパンチに、ばあばはノックアウトされてしまった。 「まず、どうぶつえんに行くのね。」 と、一応 リキャストしてみた。 「うん。どうぶちゅえんに行くの。」 きゅん! 小さい子の間違いって、なぜこんなにかわいいのでしょう。 さあちゃんだけでなく、よくある間違いで…
なぜ日本語教師になりたい?日本語のおもしろさに気付いたばあば⑥ はっとさせられる子どもの一言
はっとさせられる瞬間 どんどん言葉を覚えていく 孫のさあちゃん。 かわいい間違いをしたり、大人のように言葉を使いこなしたり。 今回は、ママの里帰り出産で実家に戻ってくる前の1コマ。 はっとする言葉 さあちゃんのママは、パパが毎日遅くまで仕事をがんばってくれてありがとうと思っている(らしい)。 妊婦のママのために、パパは洗濯をして干してくれたり、お風呂そうじをしてお湯をはってくれたりして、いつもやさしい。 でも、休みの日にいつまでも寝ていたり、ゲームを長い時間していたりすると、正直イラッとすることがある(ようだ)。・・・分かるわあ。 ある日、パパは、ついゲームに夢中になっていて(たぶん)、お風呂…
なぜ日本語教師になりたい?日本語のおもしろさに気付いたばあば⑤
こんにちは。日本語教師をめざしている現役小学校教師です。 今年10月に60歳になりますので、来春に退職します。 オンラインでプロの日本語教師になるために、日本語教育能力検定試験の合格をめざして、勉強しています。 第1回目のブログで、「はま先生」のYouTube を見て、勉強を始めたということを書きました。今日は、どのように学習を進めてきたかをまとめてみます。 【目次】 ①過去問を解く ②「はま先生」のYouTubeを見て、勉強する ③ Bluetoothイヤホンをつけて、ながら家事をする ④ScreenShot を撮ってプリントアウトし、いつでも見れるようにする ⑤聴解問題対策 ⑥有料で登録す…
なぜ日本語教師になりたい?日本語のおもしろさに気付いたばあば④ かわいい間違い「とうころもし」
さあちゃんの かわいい間違い「とうころもし」 4歳になったばかりの孫の「さあちゃん」は、おしゃべりがすき。ママの里帰り出産のため、いっしょに実家に帰ってきている。どんどん話し、いっぱい間違え、どんどん言葉を覚えていく。その間違いが、愛おしくて愛おしくて、キュン。定番の「とうころもし」。いろいろなパターンがありますね。そんな1コマ。 かわいい間違い 「ポップコーン」を「コップコーン」「まず」を「まじゅ」「どうぶつえん」を「どうぶちゅえん」「さんま」を「サンバ」 「画鋲」を「ぎゃぼお」 「♪鬼はこっそり逃げていく♪」を「♪そっくり逃げていく♪」 次々にかわいい間違いが生まれていて、そのたびにキュン…
なぜ日本語教師になりたい?日本語のおもしろさに気付いたばあば③ 孫のかたづけ
さあちゃんは お片付けがきらい もうすぐ4歳になる孫の「さあちゃん」は、お片付けがきらい。 ママの里帰り出産のため、いっしょに実家に帰ってきている。 遊び部屋での1コマ。 お片付けに一苦労 ばあば:「さあちゃん、そろそろ片付けよう。」 さあ:「ぃやっ!」 ばあば:「ママー、お片付けお願いしまあす。もうすぐお友達が来るの。」 さあ:「はあい!早くお片付けしなくっちゃ。」 ばあば:「たいへん、たいへん。ママー、このお皿はどこに置くの?」 さあ:「はいはい。お皿は、ここね。」 突然、お母さん役になった「さあちゃん」は、せっせとお片付け。 ママから聞いていた作戦、大成功! でも、この作戦、多発するとば…
なぜ日本語教師になりたい?日本語のおもしろさに気付いたばあば② 「低い」は「下い」?
孫の「さあちゃん」 形容詞を作り出す もうすぐ4歳になる孫の「さあちゃん」は、とてもおしゃべり。 里帰り出産で実家に戻ってきています。 個包装の小さいラムネのお菓子を隠してもらい、見つけては喜んでいました。 高い所のラムネは、すぐに見つけられました。 低い所に隠した最後の1つが、どうしても見つけられなかったのです。 ママにヒントを求めたら、 ママ:「高い所にはないよ。低い所を探して。」 さあ:「下い?下いってこと?」 「低い」と「下い」 「さあちゃん」は、「上」や「下」という語をすでに知っていて、自分でも使うことができます。 「高い」という語は、絵本に出てきたキリンの背が高いという話をしたとき…
なぜ日本語教師になりたい?日本語のおもしろさに気付いたばあば①
日本語っておもしろい! こんにちは。日本語教師をめざしている現役小学校教師です。 今年10月に60歳になりますので、来春に退職します。 退職したら、年金支給の始まる65歳までをどうしようか思い悩みました。 貯金を取り崩して生活するのでは、あっという間になくなってしまいます。 収入のないときの苦しさは、育休をとったときに実感しました。 再任用の道もあるので、週3日くらいならできると考えていましたが、 採用枠がフルタイムのみとなり、あきらめました。 時間外勤務が、月平均60時間くらいで、多いときは94時間の月もありました。 コロナ禍でこれですから、以前のように休日のスポーツ大会などに児童を引率した…
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