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  • 『夜が暗いとはかぎらない』明るくても暗くても、自分次第でその日を過ごそう

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。「とき」繋がりが続きます。『夜が暗いとはかぎらない(寺地はるな:著)』を紹介しますね。リンクあかつきマーケットのイメージキャラクター(ゆるキャラ)・あかつきん。表紙の生き物(ネコ?ネズミ?謎の生物)です。あかつきんと、周囲の人々との物語。連作短編集になっています。だけど朝が明るいとは限らない。どんなことがあっても、時間がめぐれば...

  • 『今夜』魔が差したとしても、終わりじゃない

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。少し前に、「とき」にまつわるエッセイ集『とあるひととき』を読みました。それに触発されたのか、「とき」繋がりの小説、ちょっとダークな、「夜」だからこそやってしまった、みたいなお話を紹介します。『今夜(小野寺史宜:著)』です。リンク男女4人の、それぞれの夜を描いた連作短編集です。闇の中から、魔がやってきて、差されちゃった、みたいな。...

  • 『水曜日の手紙』明日の自分を励ます言葉を綴りたい

    ありがとうございます。吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。人の幸せを素直に喜べないような時に、読み返したい小説だなあと感じました。『水曜日の手紙(森沢明夫:著)』です。リンク実在の(今は閉局)「水曜日郵便局」を題材にした小説です。水曜日の出来事を手紙に書いて投函したら、誰かにその手紙が届きます。そして自分にも、誰かの水曜日の手紙が届くのです。物語は、手紙をきっかけに、ちょっと遅くなった...

  • 『本とはたらく』100年後も残る本をつくってほしい

    ありがとうございます。吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。今回紹介する本は、本好きさんにはとっても好もしいだろう本です。『本とはたらく(矢萩多聞:著)』です。リンク装丁家・矢萩氏の自伝であり、本をつくる想いがぎっしり詰まった一冊です。矢萩氏、ほとんど学校に行けてなかったんですね。で、インドなら住みたい!と家族で移住したり。ちゃんとした専門学校で装丁を学んだわけでもなく、でもプロとして装...

  • 『とあるひととき』人それぞれの味わいを楽しむ

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。「味わいがある」ってこういうことだよなあと感じた一冊でした。『とあるひととき(花王プラザ:編)』です。リンクサブタイトルは、「作家の朝、夕暮れ、午後十一時」です。14名の作家による、朝、夕暮れ、午後十一時にまつわるエッセイが集められています。どれも短くて、でもぎゅっと旨味がつまっていて。夕暮れに枯れ葉を踏んで歩く犬との散歩、とか。...

  • 『老後とピアノ』今の幸せを続かせたいと想う気持ちこそ大切

    ありがとうございます。吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。今回紹介するのは、生きがいがあるから幸せ、なんじゃなくて、幸せだからこそ、生きがいが見つかるんじゃないかと感じた本です。『老後とピアノ(稲垣えみ子:著)』です。リンク朝日新聞社を早期退職し、今はフリーのライターとして活躍されてる著者が、子どもの頃に挫折したピアノを再開するお話です。タイトルにあるように、著者にとってピアノが老後に...

  • 『まとまらない言葉を生きる』人の想像力を超えていけ

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。今回は、心の支えになってくれると感じた言葉を紹介します。『まとまらない言葉を生きる(荒井裕樹:著)』から。リンク評価されようと思うなよ。人は自分の想像力の範囲内に収まるものしか評価しない。だから、誰かから評価されるというのは、その人の想像力の範囲内に収まることなんだよ。人の想像力を超えていきなさい。ある障がい者のリーダー的存在の...

  • 『天使と悪魔のシネマ』悪魔の好きにはさせねえよ

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。想いの強さで、運命を変える。こんな感想が出てきた小説でした。『天使と悪魔のシネマ(小野寺史宜:著)』です。リンク10話収録された短編集です。ラスト3話は連携していて、前7話分が伏線だったように展開していきます。内容は、人間の生死を、天使と悪魔がコントロールしているというもの。テーマは重たいですが、著者独特のまったり感もあり、妙な軽さ...

  • 『闇で味わう日本文学』また闇と親しんでみたい

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。変わった趣向の本を見つけました。『闇で味わう日本文学(中野純:著)』です。リンクタイトルだけじゃ、「なんのこっちゃ?」でしたが。幅広いジャンルの日本文学の中に保存されている日本のやわらかい闇とやわらかい月の情景が、実際どんなものだったかを探り、体感する。実際に闇へ行き、闇をつくり、闇に身を置きながら日本文学の夜を味わう。やってみ...

  • 『永遠についての証明』なんの才能があるのかわからないんだから

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。前回、『永遠についての証明』を紹介しました。リンク才能について語る場面があるんですよね。天才数学者・三ツ矢と、同級生の佐那の会話です。三ツ矢が「数学の才能あると思う?」と佐那に聞きます。天才を前にして、「ある、とは言いにくいなあ」と答えつつ、佐那はこう続けるんです。生まれてきた瞬間あなたにはこれこれの才能があります、って誰かが教...

  • 『永遠についての証明』数学者の青春と苦悩と

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。ぐいぐいと物語に引き込まれてしまいました。『永遠についての証明(岩井圭也:著)』です。リンク天才数学者・三ツ矢暸司優秀な数学者・熊沢勇一2人の青春と苦悩を描いた小説です。数学用語とか、〇〇予想とか、全然わからなくても、話の面白さに一気読みでした。天才って、いいのかそうじゃないのか、わからないですね。熊沢が三ツ矢に、解けない問題っ...

  • 『空をこえて七星のかなた』七夕にお似合いの小説!

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。なんとか三日月が見えた昨夜。今夜は晴れるでしょうか。今日は7月7日、七夕ですね。七夕にふさわしい小説を紹介したいと思います。『空をこえて七星のかなた(加納朋子:著)』です。リンク星・宇宙をテーマにした短編集。最後の1話で、すべてがつながっていく素敵な物語でした。1人のスーパーウーマンが主人公、と言えるんですが、わたしには、スーパーウ...

  • 「私にはもったいなくて」を変えるのが断捨離

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。今回も前回と同じ雑誌「サンキュ!」から、心に残った言葉を。断捨離のやましたひでこさんが、タレントの青木さやかさん宅へ出向き、冷蔵庫の断捨離を行う記事がありました。けっこう、賞味期限切れの食品が次々発掘されてて(笑)。使いきれへん調味料とか、あるよね、あるある〜なんて思って見てました。心に残ったのは、高級なお菓子とか調味料が、賞味期限切れてても冷蔵庫に入っ...

  • 運動がめんどくさくなったら思い出したい言葉

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。今回は雑誌を見ていて、「おぉっ」と感じた言葉を。雑誌『サンキュ!8月号』より。日本最高齢インストラクターのタキミカさんの特集がありました。91歳ですよ〜。ピシッと伸びた背すじも素敵だけど、なにより笑顔が素敵です。昭和6年生まれのタキミカさんは、65歳になるまで運動経験はなかったそうです。運動経験は戦時下のバケツリレーのみ!「学生時代は戦時中で運動するという概念...

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