chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
おにぎり
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/08/18

arrow_drop_down
  • 高校野球あれこれ 第40号

    ~名勝負列伝-【19】東海大甲府×佐賀工~ <奇襲成功!ホームスチールが決勝点に> PL学園が春夏連覇した1987年(昭和62年)の夏の大会は、投手大豊作といわれた。尽誠学園・伊良部秀輝、沖縄水産・上原晃、東亜学園・川島堅、函館有斗・盛田幸妃、PL学園・野村弘樹、帝京・芝草宇宙、常総学院・島田直也…のちにプロで活躍する顔ぶれの中で、伊良部と並び称され、この大会に限れば最高に精度の高い速球を投げたのが、佐賀工の江口孝義だった。 江口は初戦で「大金星」をつかんだ。相手は東海大甲府。その年のセンバツで4強入りし、この夏はPL学園の対抗馬として優勝候補の2番手に挙げられていた。そんな強敵を相手に4安打…

  • 高校野球あれこれ 第39号

    ~名勝負列伝-【18】済美×東北~ <野球は9回2アウトから> 「野球は9回2アウトから」という言葉は、「諦めない精神の象徴」とも言える野球界の金言だ。2004年選抜の準々決勝戦はこの言葉の大切さをかみしめた一戦となった。 両チームは地区大会の優勝校が集う前年の明治神宮大会で対戦し、済美が7-0で快勝している。東北にとっては待ちに待ったリベンジの舞台だった。 東北勢初の優勝を狙う東北はエースのダルビッシュ有を中心とした投手力を看板に、優勝候補の一角に挙げられていた。1回戦ではそのダルビッシュが熊本工を相手にノーヒッターを達成し、2回戦でも西の横綱・大阪桐蔭の強力打線を抑え込んだ。だが、この日の…

  • 高校野球あれこれ 第38号

    ~名勝負列伝-【17】関 西×早稲田実~ 再試合 この年の早稲田実、いや高校野球と言えば夏の決勝、早稲田実✖駒大苫小牧の延長15回再試合ばかりがクローズアップされますが、春選抜のこの試合も延長15回の末に引き分け再試合となり、特に再試合は手に汗握る熱戦となりました。 早実が2─1とリードしていた8回裏、関西は5番下田の2ランホームランで逆転。マウンド上でクールな投球を続ける早実のエース斎藤が「しまった」という表情を見せました。前日に続くドラマチックな試合展開。しかし、ドラマはまだまだ終わりませんでした。 早実は9回表、一死後に4番後藤が鋭いスイングで左前打。同点に望みをつなぎました。そして5番…

  • 高校野球あれこれ 第37号

    ~名勝負列伝-【16】東邦×育英~ <高校屈指の本格派投手同士の対戦> のちに阪神に入団した若竹竜士(育英)、中日、日本ハムなどに在籍した木下達生(東邦)の投げ合い。結果は1-0で木下が勝利した。 この試合は、組み合わせが決まった時点から「高校屈指の本格派投手同士の対戦」と注目が集まっていた。だが、大会序盤での好投手同士の対決というのは、予想に反する展開になることが珍しくない。2012年春の第84回大会では、大阪桐蔭の藤浪晋太郎(現阪神)と花巻東の大谷翔平(現ロサンゼルス・エンジェルス)の投げ合いが話題になったが、この時は大谷の調子が散々だった ところが、この試合は2人の投手が互いに前評判に違…

  • 高校野球あれこれ 第36号

    ~名勝負列伝-【15】中京大中京×日本文理~ <野球は9回2アウトから> 「野球は9回2アウトから」という言葉は、「諦めない精神の象徴」とも言える野球界の金言だ。2009年夏の決勝戦はこの言葉の大切さをかみしめた一戦となった。 中京大中京打率5割超のエース・堂林を中心に得点を量産。対する日本文理も抵抗を見せるも追いつくには至らず、10-4と6点リードを許したままで最終回に突入する。すぐに2アウトを奪われ崖っぷちに立たされた日本文理。しかし、ここから奇跡が始まる。 四球からの2連打で10-6、続く打者に死球を与えたところで中京大中京は投手交代を決断。しかし重圧に耐えられず最初の打者に四球を与える…

  • 高校野球あれこれ 第35号

    ~名勝負列伝-【14】早稲田実×駒大苫小牧~ <ハンカチ王子頂点へ> 2006年の甲子園を沸かせたのは、早稲田実の斎藤佑樹投手。ポケットに汗を拭うハンカチを仕込ませていたため、「ハンカチ王子」というあだ名が付いていた。駒大苫小牧の田中将大(現楽天)との壮絶な投げ合いを演じたのが、2006年夏の決勝戦だった。 1-1のまま双方譲らず延長15回で引き分け再試合が決定。翌日の再試合。前日の疲労を考慮して駒大苫小牧は田中将大を温存するも、初回に1点を失ったところですぐにマウンドに上がる。一方の斎藤佑樹投手は先発としてマウンドに立ち、執念で投げ続けた。試合は早稲田実が4-1でリードしたまま終盤に突入。駒…

  • 高校野球あれこれ 第34号

    ~名勝負列伝-【13】伊野商×PL学園~ <PL学園清原和博沈黙せり!> 1985年4月6日準決勝 伊野商(高知)3-1PL学園(大阪) 今回も「名勝負列伝」です。高校野球あれこれ 第30号に続き桑田清原が甲子園で敗退した試合を振り返ります。圧倒的優勝候補の最強チームの前に立ちはだかったのは ゛土佐の怪腕゛でした。伊野商の渡辺投手は全国的には無名でしたが、四国球界では名が通っていました。大会前、池田(徳島)の名将・蔦文也監督が「渡辺君はそうは打てんよ」と甲子園での活躍を“予言”していました。前年秋の四国大会準決勝で池田は伊野商に1-4で敗退しています。 この試合が伝説の名勝負と呼ぶ理由は私的に…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、おにぎりさんをフォローしませんか?

ハンドル名
おにぎりさん
ブログタイトル
ぼくらのサイトⅢ
フォロー
ぼくらのサイトⅢ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用