前回「出番待ち」と書いてから、バタバタして間が空いてしまいましたが、その間に工事の方はどんどん進み、プラスチックボードドレーンは約半分を打ち終わったところ。DCP PHOTO地表には、50㎝くらいしか出ていませんが、地下は20m以上埋め込ま
「あちこちにある」けど、中を覗き見る機会がない「土木の現場」。そんな土木の現場の「面白さ」を、現場監督目線で綴っていきます。土木の世界の面白さを知っていただき、興味をもってもらえれば幸いです。
前回「現場が滅茶苦茶寒い!」的なことを書きましたが。今日は、すっかり「春の陽気」。朝礼の時にはまだ寒いですが、昼間は防寒着を着ていると汗ばむほど。もう、春は間近だな、と感じる日差し。さて、現場の方はというと。DCIM\100MEDIA\DJ
しばらく、現場の寒さも和らいでいましたが。今朝は、再び真冬の寒さ。今や、築堤はヤードから200m以上に伸びた「半島」状になっているので、遮るもののない埋立地の中では「海の上」と変わらない風が吹きつけます。いや、というかここは元々海の上。DC
今回の現場の「築堤盛土工」は、当初「ICT施工」を実施する予定でした。「ICT施工」とは、ドローン、もしくはレーザースキャナーによって盛土施工前の現況を点群データ化し、三次元で作成した設計データに基づいてマシンコントロールもしくはマシンガイ
さて、2月に入ってから、現場では「築堤盛土工」を行っています。今回の工事の目的は「埠頭用地」を造成するために、土砂処分場内を分割するための「仕切堤」と呼ばれる盛土を構築すること。そのために泥の中にセメント材を練りこんで固める「地盤改良」を実
昨年の7月に、弊社は本社を移転しました。我々現場監督にとっては「職場=現場、現場事務所」なので、本社が移転して新しくなっても、ほとんどそこで過ごすことはありません。昨日は、会社が移転して初めて「会社で昼ご飯を食べる」ことに。いつもは、パソコ
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前回「出番待ち」と書いてから、バタバタして間が空いてしまいましたが、その間に工事の方はどんどん進み、プラスチックボードドレーンは約半分を打ち終わったところ。DCP PHOTO地表には、50㎝くらいしか出ていませんが、地下は20m以上埋め込ま
今回の現場は「地盤改良」と呼ばれる工事です。この「地盤改良」、基本的には軟弱土を固めて使える地盤にするのが目的ですが、その方法としては改良材といって固まる材料(セメントなど)を混ぜ込んで固める「固結工」や、良質土と入れ替える「置換法」と、今
3年ほど前に、今工事をしているのと隣の区画で、「載荷盛土」の工事をしたときにも使い、その時にも記事に書きましたが、、、。今回も、厚み50㎝の載荷盛土工を施工するため、目印の「旗」を準備します。作業服で入るにはかなり場違いな雰囲気の手芸店に行
現場からの排水が終わると、厚さ1mの砂が敷き詰められた現場内は、一見すると一面の「砂漠」のように見えます。風が強いと、表面の砂が流れて砂に風紋を刻み、その印象はさらに強まるのですが、、、。測量状況でも、地表面のすぐ下は、まだまだ海水で満たさ
久しぶりの投稿になりました。年末まで担当していた工事は無事竣工し、そのままその上の「地盤改良」工事の施工準備に追われておりました。昨年まで担当していた工事は「埋立地内に海水を溜めて台船を浮かべ、水の底に砂を敷き詰める」水搬式敷砂工という、こ
随分久しぶりの投稿になりました。敷砂の現場の方は、今回台風の影響を何度か受けつつ、無事に作業終了。これから、出来形(設計通りの寸法に仕上がっているか)の確認、発注者の確認を経て、竣工検査への準備に入っていきます。何度も書いていますが、この現
大変久しぶりの投稿になってしまいました💦早いリスタートを、、、と前回書いたのですが、なかなかそのようにはいかず、、、。ただ、6月から順調に施工の方は始まっていて、ブログを書くタイミングを逃してここまで来た、という状況です。+++++++++
昨年の7月から工事を続けてきた「苅田港新松山地区土地造成(敷砂)工事(R5-3工区)」については、先週の金曜に竣工検査を受けて、無事竣工しました。DCIM\100MEDIA\DJI_0295.JPG今回の敷砂工事は、今回と同様の工法を予定し
埋立地の造成工事の現場では、橋梁の現場やケーソン製作工事のような「高所に立つ機会」というのは非常に少ないです。が。今回の工事に入る前に、「あ~、今回は高いところの”恐怖心”と戦う場面があるなぁ、、、」と、その場面を想像したらちょっとブルーに
「砂」は資源として枯渇する方向にあるため、近年価格が高騰している、ということを先日の記事でご紹介しました。それを受けて、福岡県でも「海砂」に代わる材料の使用を模索していて、ここ苅田の「敷砂」工事においては、「クリンカアッシュ」と呼ばれる砂状
この工事においては、うちの工区だけで約20,000m3、6工区全体で言えば約120,000m3を超える量の砂を現場全体に敷き詰めます。わずか50㎝の厚み、と言えども、面積が広い分、膨大な量。土木特有の「m3=立法メートル(業界用語では「リュ
先日、この現場において「砂を敷く」理由について、「泥の上で作業するための足場として」「その後の地盤改良における水の通り道として」、という説明をしました。しかし、「砂を敷く」理由はそれだけではないなぁ、、、と前回の記事を書きながら思っていたの
昨年の7月から工事を続けてきた「苅田港新松山地区土地造成(敷砂)工事(R5-3工区)」については、先週の金曜に竣工検査を受けて、無事竣工しました。DCIM\100MEDIA\DJI_0295.JPG今回の敷砂工事は、今回と同様の工法を予定し
埋立地の造成工事の現場では、橋梁の現場やケーソン製作工事のような「高所に立つ機会」というのは非常に少ないです。が。今回の工事に入る前に、「あ~、今回は高いところの”恐怖心”と戦う場面があるなぁ、、、」と、その場面を想像したらちょっとブルーに
「砂」は資源として枯渇する方向にあるため、近年価格が高騰している、ということを先日の記事でご紹介しました。それを受けて、福岡県でも「海砂」に代わる材料の使用を模索していて、ここ苅田の「敷砂」工事においては、「クリンカアッシュ」と呼ばれる砂状
この工事においては、うちの工区だけで約20,000m3、6工区全体で言えば約120,000m3を超える量の砂を現場全体に敷き詰めます。わずか50㎝の厚み、と言えども、面積が広い分、膨大な量。土木特有の「m3=立法メートル(業界用語では「リュ
先日、この現場において「砂を敷く」理由について、「泥の上で作業するための足場として」「その後の地盤改良における水の通り道として」、という説明をしました。しかし、「砂を敷く」理由はそれだけではないなぁ、、、と前回の記事を書きながら思っていたの
今回も現場作業を行う中で、将来の「担い手」に現場のことを知ってもらうための「現場見学会」を実施しました。一組は福岡県立八幡工業高校の土木科の高校生たち。そしてもう一組は西日本工業大学工学部の土木工学系の大学生たち。一般の方々にとって、埋立地