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坊さんブログ、水茎の跡。 https://www.fusaiji.net/

栃木県さくら市にある普濟寺(普済寺/ふさいじ)という小さな寺院の住職です。 お寺の仕事をしながら、日本古典文学の研究や、大学での講師、やんちゃ盛りの小学生の息子の遊び相手をしています。このブログでは、お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。

水茎
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2021/06/29

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  • お墓のお引っ越しお経を唱えてきました。

    夕方の本堂からの眺め。戸を閉めに行ったら猫がいました。 暑い一日。本堂前の木の下で涼んでいたのかもしれません。先日、お檀家さんのお墓の前で遷座のお経を唱えてきました。大安の日を選びました。 せん‐ざ【遷座】[名](スル)神仏または天皇の座を他の場所に移すこと。また、それが移ること。『デジタル大辞泉』「遷座」の項 お墓はご自宅の近くにあります。ただ少し不便な場所にあるので、将来を見据えて寺墓地に改葬なされたいとのご意向でした。 かい‐そう〔‐サウ〕【改葬】[名](スル)一度葬った遺体や遺骨を、別の所へ葬り直すこと。『デジタル大辞泉』「改葬」の項 今のお墓から移動できるものは活かしつつ移転されるそ…

  • 弘法大師空海のお話⑬ ~ 修円僧都の茹栗、法力の験競べ ~ 「法の水茎」134

    植えたわけでもないのに夏水仙(ナツズイセン)が咲き出しました。 雨上がりの雫に濡れています。花が咲く時期に葉が無いことから「裸百合」とも呼ばれるそうです。 今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。今までの空海伝とは一風変わった、法力によって生栗を茹(ゆ)で栗にした話について書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」134(2023年8月号) 「記録的大雨」に「記録的猛暑」。この夏も全国的に異常気象が続いています。被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。 「蚤の四月、蚊の五月、六月蝉の泣き別れ、盆は七月十五日…

  • 「飴屋六造」の墓をお参りしてきました ~ 地元、南和田地区に伝わる昔話 ~

    芙蓉が風に揺れています。 お盆は台風の影響を受けるのでしょうか。被害が無いことを祈るばかりです。先日、お檀家さんの金鋪正明様より、地元喜連川の南和田地区に伝わる「飴屋六造」伝説についてお教えをいただきました。幕末の話ですが、今でもお墓が残されているとのことで、Googleストリートビューの写真画像をお送りくださいました。 この飴屋六造伝説については、『喜連川のむかしばなし』(平成5年刊)にも「柳茶屋と飴六」として掲載されています。 この本は「和い話い広場」で購入できるそうです。 sakura-navi.net (あらすじ)幕末の話。飴を売り歩く六造という男(飴六)が、南和田に現れ、美男であった…

  • 猛暑日が続く中で施餓鬼会を行いました。

    駐車場の地面に朝顔が咲いています。 どこからか種がこぼれたようです。猛暑日が続く中、普濟寺恒例の施餓鬼会を行いました。コロナ感染者が増えているとの報道もあり、持病をお持ちの方もいらっしゃることから今年も縮小開催にいたしました。 法要のみで、その後のご法話た大広間での御斎(食事)も行いません。ご助法の僧侶の皆さまも最小限となりました。 「南無離怖畏如来」という幡が見えます。 りふい‐にょらい【離怖畏如来】施餓鬼の法を行うとき、五仏を念ずるその北方の如来の名。釈迦如来のこと。『例文仏教語大辞典』「離怖畏如来」の項 法要の後は、施餓鬼壇のほうに移動します。お檀家さんのお名前も読み上げます。 提灯にも…

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