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2021/06/11

  • 【米国雇用統計】2023年2月 米国労働市場の詳細確認

    2023年2月に発表された1月分の雇用統計を皮切りにして、CPIやPCEデフレータといった物価指標、小売売上高などの重要指標が軒並み強い数字を示してきた。そして、パウエル議長からも3月の50bpsの利上げ可能性を示唆するような発言があり、今回の雇用統計は50bps利上げを確定付けるのではにかと期待されていた。 しかし、結果としては雇用者数が市場予想の31.1万人(予想:20.5万人)と予想を超えた […]

  • 2023年2月 米国の経済及びインフレ状況 ~強まるインフレ圧力と日本への影響~

    2月はじめに1月分の雇用統計が市場予想をはるかに超える強さを示してから、それに続く経済指標は軒並み予想を超えるものが続いており、金利引き上げペースの再加速リスクが認識されるようになってきた。 物価関連指標も例にもれず予想を超える数字が出てきており、米国の金融政策変化を通じて今後の市場動向に大きな影響を与える恐れが出てきたことから、一度米国の経済状況をまとめて確認しておきたいと思う。 目次 1. 米 […]

  • 【米国雇用統計】2023年1月 米国労働市場の詳細確認

    今回の米国雇用統計は指標の調整があったといえども異常に強い結果が出てきた。 非農業部門の雇用者数は予想19万人を大きく超えて51.7万人、失業率は予想3.6%に対して3.4%と非常に強い結果となった。 雇用者数のうち7.4万人が政府部門での雇用であるが、40万人以上の民間雇用の拡大があった。 ここまで市場コンセンサスを上回る結果がでてくるのはいつぶりだろうか。とにかく強い雇用統計は近い将来のFRB […]

  • 2023年2月4日 先行指標からみる米国経済状況

    インフレピークアウトの一方でISM等のソフトデータや住宅市場統計に深刻な悪化が見受けられるようになってきた。企業決算にも弱さが見られ始めた。 そんな状況にありながらも、現在の株式市場は景気後退リスクを凡そ完全に無視して楽観ムード一色といった状態にある。 景気後退リスクの織り込みが本当に不要なのか、いつものように先行指標を中心に米国経済の状況を確認しておきたいと思う。 目次 1. 主要先行指標の確認 […]

  • 2023年1月 主要各国のインフレ状況まとめ

    米国をはじめ複数の主要国でインフレ率にピークアウトの兆しが見え始めてきた。 しかし、依然として各国中銀の物価目標を大きく超えている状況にあり、どのくらいのタイミングで各国中銀が金融政策の転換をはかるのか、それによるリスクアセットの変動を考えるうえで、2023年もインフレ状況を注視することが非常に重要な状況が続いている。 今回も2023年1月時点で確認できる主要国のインフレ状況をまとめて確認していき […]

  • 【米国GDP】2022年Q4 米国国内総生産の詳細確認

    2022年の米国GDPは第一四半期、第二四半期の2期連続のマイナス成長を記録し、テクニカルリセッションとなっていたが、第三四半期は予想通りプラス成長となった。第四四半期もQ3に続いてプラス成長となったが、数字自体でもそうだが、項目別にみても米国経済の失速を示すような内容となっている。 細かい内容をいつものように確認しておきたいと思う。 目次 1. 米国実質GDP項目別詳細確認2. 米国GDP項目別 […]

  • おもしろい行動経済・経済心理学理論まとめ

    目次 1. ポリアンナ理論 (Pollyanna principle)2. ハロー効果 (Halo effect)3. 利用可能性ヒューリスティック (Availability heuristic)4. 代表制ヒューリスティック(Representativeness heuristic)5. 確証バイアス (Confirmation bias)6. 正常性バイアス (Normalcy bias)7 […]

  • 仕事の大量絶滅期到来か ~加速するAIの発展~

    さて、ここ最近新しいニュースや技術の発表、急速に進む社会実装を前についに仕事の大量絶滅期が来るのではないかと思うような状況になってきた。 今回は最近気になったAI VTuberと最新のAI Chatについてまとめてみたいと思う。 目次 1. AI VTuber Neuro-samaの登場2. 対話型AI「chatGPT」の登場 AI VTuber Neuro-samaの登場 まず、一つの驚くべき技 […]

  • 【米国雇用統計】2022年12月 米国労働市場の詳細確認

    12月分の米国雇用統計は雇用者変化が22.3万人と予想の18万人よりも強い結果となった。失業率も予想3.7%に対して結果は3.5%と予想を超えた改善が見られた。 雇用者数は20万人以上の強い状況は続いているが、徐々に雇用者増加ペースが鈍化はみられる。(そもそもこれ以上の労働市場が見込まれないほどのピークなのであたりまえだが) また、11月に続いて労働時間の低下の継続といった不安要因がみらている。詳 […]

  • 2023年の経済見通し及び資産運用戦略の考察

    ウクライナ戦争、コロナウイルスによる中国ロックダウン(現在は解除済み)、世界的な政策金利引き上げと怒涛の円安・米ドル高と波乱の2022年が終わり、2023年の開始するにあたって、経済の現況と2023年の見通し、それに沿ったリスクアセットの推移予想や適切な資産運用戦略においてまとめておきたいと思う。 目次 1. 2022年の振返りと2023年1月時点の経済状況1.1. 2022年の主要トピック1.2 […]

  • 2023年の日銀の政策転換を考える

    今まで日本の経済指標についての記事や日銀の政策に関する記事において必要と主張し続けてYCCの調整がようやく12月の日銀の金融政策決定会合において決定した。 これの決定によりYCCによって調整する10年債利回りの上限レンジが0.25%から0.50%に拡大されることとなった。 ようやく日銀が必要な方向で政策の調整を始めた大きな一歩だとみることができる。 この動きが来年の黒田総裁退任後にどのような広がり […]

  • 【Python】統計モデルを使った経済指標のモデル化

    Pythonを使った統計モデルの作成や時系列データの性質の確認などについて、基礎的なものをまとめていきたいと思う。 (Pythonの内容や結果のプロットなど全て作成できているわけではないが、時間があるときに更新していこうと思っている) 目次 1. 指数平滑モデル1.0.1. Pythonを使った単純指数平滑モデルの作成1.1. Holt’s linear trend1.2. Holt- […]

  • 【米国雇用統計】2022年11月 米国労働市場の詳細確認

    11月分の米国雇用統計は、予想の20.0万人を大きく超えて26.3万人となった。また、前月分も26.1万人から28.3万人へと上昇修正され、非常に強い米国雇用統計は市場にとって大きなサプライズとなった。 パウエル総裁をはじめとしたFRB関係者からの利上げ減速を示唆するような発言が米国債利回りを押し下げ、株式市場に安心を与えていた状況に不安を投げ入れる形となったと言えよう。 Data Source […]

  • 【Python】pandasを使ったデータ処理入門-為替データで実践

    Pythonでデータの取り扱いをする方ならほとんどの方が使うことになるであろうpandasでのデータ処理について、実際の為替データを使いながら基本をまとめていきたいと思う。 目次 1. 為替データ取得・実践データの準備2. データの基礎的な加工・整形等2.1. 時系列データの再標本化・リサンプリング2.1.1. resampleで指定するパラメータ2.2. リサンプリング結果の統計量確認2.3. […]

  • 【米国雇用統計】2022年10月 米国労働市場の詳細確認

    10月の米国雇用統計はまちまちの結果。 非農業部門雇用者数は予想の20万人を上回り26.3万人となった。一方で失業率は予想の3.6%を超えて上昇し3.7%であった。 失業率の悪化に加えて労働参加率も低下するなど、若干の弱さがみえるような内容ではあったが、FRBの12月の50bpsの利上げに変化をあたえるほどに弱い結果ではない。 いつものように詳細を確認していく。 Data Source : U.S […]

  • 2022年10月 主要各国のインフレ状況まとめ

    カナダ中銀が金利引上げペースを鈍化させ、FRBも金融引締ペースをいくらか緩めるのではないかとの期待感が広がっている。 一方で欧州を中心に物価上昇ペースの加速がみられるなど、主要国のおかれている状況は非常に複雑である。 再度主要国のインフレ状況をまとめてみることで、できる限り各国の状況を理解できればと思う。 目次 1. 主要先進国中央銀行の物価目標2. 各国のインフレ状況2.1. 米国のインフレ状況 […]

  • 【米国GDP】2022年Q3 米国国内総生産の詳細確認

    2022年の米国GDPは第一四半期、第二四半期の2期連続のマイナス成長を記録し、テクニカルリセッションとなっていたが、第三四半期は予想通りプラス成長となった。 また、実質GDPは前期比年率で予想の2.3%を超えて2.6%とヘッドライン上は強い結果となった。ただし、GDPデフレーターが予想の5.3%を大きく下回り4.1%であったことから、総生産自体が予想を超えたというよりは物価要因によって実質GDP […]

  • 労働という行為はいつから、如何にして地位を向上させ、美徳となったのか

    労働といえば古代から近現代までの長い歴史の中では、奴隷の行うもの、資本を持たない労働者階級が行うものとされていた。 つまりは、身分の低いものが行うある種の低位なものとして考えられることが少なくなかった。 しかし、現在に至ってはその労働を通じて自己実現の追求や昇進の階段をかけあがることが素晴らしいことであると認識され、労働の地位は大きく向上したといえる。 むしろ労働をしないものは、ニートや怠け者とし […]

  • 【米国雇用統計】2022年9月 米国労働市場の詳細確認

    今回の雇用統計は、雇用統計の前に発表されたJOLTSの求人数が予想よりも大きく減少していたこともあり、労働市場の緩みが示唆されるのではないかと注目されていたが、結果としては、雇用者数はほぼ市場コンセンサス通りの結果となった。一方で失業率は予想よりも大きな改善がみられ、労働市場は引き続きタイトであることを示唆するヘッドラインとなった。 非農業部門の雇用者数:26.3万人(予想:26.4万人)失業率: […]

  • 2022年10月1日 先行指標からみる米国経済状況

    物価上昇が止まらず、政策金利上昇ペースにも鈍化はみられない。 ウクライナ・ロシア戦争による欧州経済の低迷・資源高、中国がCOVID19への対応として続けているロックダウンによって世界経済にはリセッションが近づいてきている。 米国経済はすでに2期連続のGDPマイナス成長を記録しており、2022年3期はプラスかもしれないが、すでにテクニカルリセッションに陥ったとみることができる状況であり、現在の世界経 […]

  • 【米国CPI・PPI】2022年8月 米国の状況確認

    少し遅くなったが一応8月の米国CPIとPPIの状況をまとめておきたいと思う。 CPIは総合指数が前月比0.1%(予想-0.1%)・前年比8.3%(予想8.1%)、コアが前月比0.6%(予想0.2%)・前年比6.3%(予想6.1%)と市場の予想を大きく超える結果となり、市場を大きく動揺させた。 PPIは総合指数が前月比-0.1%(予想-0.2%)、コアの前月比が0.4%(予想0.2%)と予想を超える […]

  • 2022年9月 米国の金利及び期待物価上昇率の状況確認

    半年ぶりとなるが、米国の金利の現状、今後の物価上昇について市場がどのように想定しているのかを確認し、そこから簡単に投資戦略について考えてみたいと思う。 目次 1. 米国国債利回り状況2. 期待物価上昇率・インフレ見通し3. 今後の投資戦略について 米国国債利回り状況 米国の短期証券・短期債利回りは、米国の政策金利の引き上げに伴い、上昇をつつけている。一方で10年債利回りは、目先は上昇基調にあるもの […]

  • 2022年9月 米国の金利及び期待物価上昇率の状況確認

    半年ぶりとなるが、米国の金利の現状、今後の物価上昇について市場がどのように想定しているのかを確認し、そこから簡単に投資戦略について考えてみたいと思う。 目次 1. 米国国債利回り状況2. 期待物価上昇率・インフレ見通し3. 今後の投資戦略について 米国国債利回り状況 米国の短期証券・短期債利回りは、米国の政策金利の引き上げに伴い、上昇をつつけている。一方で10年債利回りは、目先は上昇基調にあるもの […]

  • 【金融政策】日銀・黒田総裁の失敗とその影響

    黒田総裁率いる日銀は、「円安は日本経済にとってプラス」「円安がとの考え方からETF購入やイールドカーブコントロールを含む異常な大規模金融緩和を進めてきたことで、9/6にはUSDJPYが141円後半をつけるほどの円安となっている。 この日銀の誤った認識とその政策維持による影響の現況を再確認しておきたいと思う。 目次 1. 輸入物価の上昇2. 実質賃金の減少3. 日銀の金融緩和の持続可能性 輸入物価の […]

  • 【米国雇用統計】2022年8月の米国労働市場の詳細確認

    今回の米国雇用統計は、雇用者数が市場予想を上回り31.5万人(予想30.0万人)となった一方で、失業率は予想よりも悪化して3.7%(予想3.5%)とまちまちの結果となった。 依然として非常に強い労働市場を示唆する内容とはなっているが、いくつか気になる点も出てきており、その点について確認していきたいと思う。 Data Source : U.S. Bureau of Labor Statistics […]

  • huluの毎月の支払いを実質的に安く・お得にする方法

    動画配信サービスの中でも英語字幕に対応しており、英語学習に非常に有用であったり、日本テレビ系のコンテンツが充実しているなど、魅力的な配信サービスを提供しているhuluであるが、このhuluの毎月の支払方法を実質的に安く、お得にする方法を記録しておきたいと思います。 目次 1. huluチケットを活用してお得にhuluを楽しむ huluチケットを活用してお得にhuluを楽しむ さて、まず結論からいう […]

  • 米国PCEデフレーター 2022年7月分

    7月のPCEデフレーターが発表された。結果はヘッドラインの前年比6.3%(予想:6.4%)、コア前年比が4.6%(予想:4.8%)と予想を若干下回る結果となった。 依然として高い水準での推移が続ていることに変わりはなく、物価を安定されるために早いペースでの金融引締めが必要である状況に変化はない。 目次 1. PCEデフレーター項目別確認 PCEデフレーター項目別確認 今回のヘッドラインとコアは共に […]

  • 【日本CPI】7月のインフレ状況確認

    日本の7月のCPIは前年比2.6%、生鮮食品除くコアの前年比が2.4%となり、それぞれ前回の2.4%、2.2%から上昇ペースが加速している。 引続き両指標は日銀が目標と強いる水準を超えての推移が継続しており、今後もそれが継続するものと考えられる。 米国のコアCPIと近い食品とエネルギーを除くCPIは前年比+0.4%ほどの伸びとなっており、低い状況にあるものの、ここのところ伸びが加速してきている。 […]

  • 為替レートの変動要因と決定理論

    目次 1. 経常収支と通貨価値・為替変動2. 金利平価説3. 購買力平価説3.1. 絶対的購買力平価3.2. 相対的購買力平価4. 貨幣数量説に基づくマネタリーアプローチ5. ポートフォリオ・バランス・アプローチ6. 金利平価説とポートフォリオ・バランス・アプローチ等理論との矛盾について 経常収支と通貨価値・為替変動 経常収支と資本移転等収支との合計は、金融収支と一致する、つまりは、経常収支+資本 […]

  • 【米国CPI・PPI】2022年7月 米国の状況確認

    7月の米国CPIとPPIの伸びの鈍化は予想以上のペース鈍化となった。CPI総合の前月比は予想0.2%に対して0.0%、コアCPI前月比は予想の0.5%に対して0.3%となった。 PPIはヘッドラインの前月比で予想0.3%に対して-0.5%、コアPPI前月比が予想0.4%に対して0.2%であった。 CPIとPPIはそれぞれのコア指数も含めていずれも予想を下回る結果となった。 目次 1. CPI詳細2 […]

  • 【米国CPI・PPI】2022年7月 米国の状況確認

    7月の米国CPIとPPIの伸びの鈍化は予想以上のペース鈍化となった。CPI総合の前月比は予想0.2%に対して0.0%、コアCPI前月比は予想の0.5%に対して0.3%となった。 PPIはヘッドラインの前月比で予想0.3%に対して-0.5%、コアPPI前月比が予想0.4%に対して0.2%であった。 CPIとPPIはそれぞれのコア指数も含めていずれも予想を下回る結果となった。 目次 1. CPI詳細2 […]

  • 国際収支と資金過不足、国内生産との関係性

    目次 1. 国際収支統計の基本2. 国際収支統計と国民経済計算の関係3. GDP計算式と経常収支の関係性 国際収支統計の基本 国際収支統計とは、国内居住者と非居住者との対外経済取引による資金の流れを現したフロー統計である。国際収支統計は下記の主要項目から構成されている。 経常収支 貿易・サービス収支 貿易収支 サービス収支 第一次所得収支(旧所得収支) 第二次所得収支(旧経常移転収支) 資本移転等 […]

  • 2022年8月 先行指標からの経済状況確認

    米国の第二四半期のGDPが発表され、2期連続のマイナス成長が確認された。一方でバイデン大統領をはじめとする要人の多くは、労働市場の強さ等を理由として現在の米国経済は景気後退の状況にないとしている。そのバイデン大統領の発言を肯定するような形で7月の米国雇用統計は予想を大きく上回る結果となっている。 現在の経済状況が景気後退なのか、テクニカル的なものにすぎないのかはさておき、今後もはやいペースで政策金 […]

  • 【米国雇用統計】2022年7月の米国労働市場の詳細確認

    7月の雇用統計では、非農業部門の雇用者数が市場予想の24.9万人を大きく上回り52.8万人となった。前回分も37.2万人から39.8万人へと上方修正された。 失業率についても市場予想では前回同様の3.6%とされていたが、結果は3.5%とこちらも予想以上の改善がみられた。 いつものように雇用統計の主要項目について詳細をみておきたいと思う。 Data Source : U.S. Bureau of L […]

  • 政策金利変更の織込み度合の計算

    RBA政策金利の場合、織込み度合の計算には、OISやSydney Futures Exchangeの先物金利を使って計算することが多い。 先物のImplied Rateを使う場合、先物Implied Rateを現在の政策金利と変更があった場合に仮定される変更後政策金利とのスプレッドで除算することで行う。 Implied Rate / 現行政策金利と想定変更後政策金利の差 Implied BP / […]

  • 2022年7月 主要各国のインフレ状況まとめ

    主要国が急激な物価上昇を止めようと金融引締に奔走してはいるものの、物価上昇率は勢いを保ち続けている。 日本でもCPIの前年比伸び率が2%を超えたままの状況が続いており、今後もより広範な商品の物価上昇、強い物価上昇がみられるものと考えられている。 そんな経済や金融政策に重大な影響をもたらしている各国のインフレ状況について再度確認をしていきたいと思う。 目次 1. 主要先進国中央銀行の物価目標2. 各 […]

  • 【米・GDP】2022年Q2 2期連続のマイナス成長、テクニカルリセッションへ

    米国の実質GDPは2期連続のマイナス成長となり、テクニカル的には景気後退といえるような状況となった。 FRBのパウエル議長やバイデン大統領は労働市場の強さなどを理由として、景気後退ではないとの考えを示しているはいるものの、米国の成長ペースに陰りがみられることには変わりがないだろう。 細かい内容を今回も確認しておきたいと思う。 目次 1. 米国実質GDP項目別詳細確認2. 米国GDP項目別寄与度2. […]

  • 【日銀政策】日銀は何を待っているのか

    7/21に日銀の金融政策決定会合にて現在の大規模金融緩和の継続を決定した。 それとともに今回は「経済・物価情勢の展望」レポートが公表され、日銀メンバーが今後の経済動向についてどのような見通しを持っているのかが示された。 そこで、日銀メンバーの持っている経済展望・見通しを確認しつつ、日銀が大規模金融緩和を継続することでいったいどういった状況を待っているのか、期待しているのかを考えてみたいと思う。 目 […]

  • 【日銀政策】日銀は何を待っているのか

    7/21に日銀の金融政策決定会合にて現在の大規模金融緩和の継続を決定した。 それとともに今回は「経済・物価情勢の展望」レポートが公表され、日銀メンバーが今後の経済動向についてどのような見通しを持っているのかが示された。 そこで、日銀メンバーの持っている経済展望・見通しを確認しつつ、日銀が大規模金融緩和を継続することでいったいどういった状況を待っているのか、期待しているのかを考えてみたいと思う。 目 […]

  • スタグフレーションへの適切な対応方法とは

    昨今話題となっている物価の上昇と失業率の上昇・景気減速とが同時発生するスタグフレーションであるが、この困難な経済状況に対してとるべき政策を検討するとともに、現在の経済状況・国際政治状況の進展を考えてみたいと思う。 目次 1. そもそもスタグフレーションとは1.1. スタグフレーションの定義と影響1.2. スタグフレーションの原因2. 物価上昇に対する金融政策3. スタグフレーションへの解決策3.1 […]

  • 2022年6月 先行指標からの経済状況確認

    最近は急激な物価上昇による経済への悪影響がより意識されてきており、2022年6月16日(日本時間)にFRBが0.75%の利上げを決定するなど、物価上昇を抑えるための劇的な金融引締めがリセッションを招くのではないかとの不安も強まり始めた。 そこで4月にも行ったようにいくつかの先行指標を確認しつつ、次のリセッションがどれくらい近づいてきているのか、投資戦略としてはどのようなものが考えられるのかを検討し […]

  • 【米国CPI】米国インフレ状況確認2022年5月

    米国の物価上昇もそろそろピークアウトではないかとの声も聞こえてきていたが、今回の米国CPIはヘッドライン、コアともに予想を超える伸びとなった。 ヘッドラインのCPI総合は前年比で8.6%(前回:8.3% 予想:8.3%)、コアCPIは前年比6.0%(前回:6.2% 予想:5.9%)の伸びとなり、ヘッドラインは上昇ペースが加速した。 目次 1. 季節調整済みCPI詳細2. インフレ状況と投資戦略 季 […]

  • 【米国雇用統計】2022年5月の米国労働市場の詳細確認

    5月の米国雇用統計は、非農業部門の雇用者変化が予想の32.6万人を上回り39.0万人となった。 一方で失業率は予想の3.5%に対して前回同様の3.6%止まりであった。 失業率はすでに十分低いことから、予想に比べて弱かったことは大きな問題ではなく、雇用者変化が予想を大きく超えたことのほうがより重要であり、今回の雇用統計も米国労働市場の強さを示す形となった。市場でもこの雇用統計を受けて金利の上昇等の動 […]

  • 2022年5月 主要各国のインフレ状況まとめ

    さて、想定通りに日本の4月分のCPIが日銀目標の2.0%を超えてきました。 CPI総合が前年比で2.5%上昇、生鮮食品除くコアで2.1%上昇となった。 日銀関係者や黒田総裁は、景気回復や強い需要によるものではないことを理由に金融緩和の継続が必要と主張を続けておりますが、何にせよ一先ずは日本のCPIが長らく達成できなかった日銀の物価上昇目標に到達したこのタイミングで再度主要各国のインフレ状況をまとめ […]

  • 【米・GDP】2022年Q1 貿易収支悪化を背景に2020年春ぶりの落ち込み

    2022年Q1の米国実質GDPは前期比年率で予想の1.0%を大きく下回り-1.4%となった。 個人消費も予想の3.5%には届かず2.7%にとどまった。 物価の急激な上昇による消費への影響やサプライチェーン問題による貿易収支の悪化などが米国GDPへの不安要素としてみられる。 この後いつものように詳細をみていきたいと思う。 目次 1. 米国実質GDP項目別詳細確認2. 米国GDP項目別寄与度2.0.1 […]

  • 【米国雇用統計】2022年3月の労働市場詳細確認

    今回の米国雇用統計では、雇用者変化が予想の49万人に対して43.1万人、失業率が予想の3.7%に対して3.6%となった。 雇用数が予想には届かなかったものの、40万人以上のプラスは十分に強い結果に変わりない。 失業率については予想よりも大きな改善となっている。すでに完全雇用水準になっており、労働市場の逼迫が賃金を上昇させ、物価上昇圧力を更に強める可能性が高い。 Data Source : U.S. […]

  • 2022年4月 先行指標の現状確認

    10年債2年債の逆イールドなど市場でいくつかの先行指標が怪しい動きをしてきましたので、定期的に先行指標の現状確認をしていきたいと思う。 目次 1. 長短金利差2. ミシガン消費者信頼感指数3. 航空機除く非国防資本財受注4. 建設許可件数5. 新規失業保険申請件数6. 総評 長短金利差 なんだかんだで10年債利回りと2年債利回りが逆転するのは年後半くらいまで時間がかかるかと思っていたが、債券市場が […]

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