中論・結語4
西嶋先生の中論に対する結論・・・その4 3・訳者が「正法眼蔵」や「中論」を精読した限りでは、釈尊がその最初の説法の際に仏教の中心思想として説かれた「四諦の教え」の仏教哲学における重要性が痛感される。「四諦の教え」はいわゆる小乗仏教の時代に説かれた禁欲的な消極主義がその真意ではなく、今日の欧米社会においてもその主軸となつている観念論と唯物論との非実在性に気付き、人類を最高の幸福に導く実在論を主張した...
2024/09/29 19:00
2024年9月 (1件〜100件)
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