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リモートワークで学んだことは数あれど、夫婦間の関係性に関して、早いうちに知れたのは非常に収穫だった。僕は結婚してだいたい7年ほどになるが、これまで妻と仲良くやってこれていたと自負していた。しかしながら、リモートワークという環境ではこれまでとは違い、夫婦の距離感は縮まった。いや縮まってしまったと表現した方がいい。常に僕、妻、子供が一緒に朝から晩まで生活するようになり、本来であれば僕は会社に行き、妻も会社でほぼ顔を突き合わせるのは夜だけという状況だったが、子育てが加わり、全員がずっと一緒にいる状況が作り出された。 これは子育てに父親が参加できるというメリットの一方で、疑似的な定年退職後の夫婦間関係…
転ばぬ先の杖という言葉のように、なんでもかんでも否定し、挑戦を拒むまたは自分の意志に反するものを否定する人がいる。確かに、挑戦というのは失敗とセットなので、これまで以上に大変なことがあるうえ、実を結ばないというのはざらだ。利益を優先すると、挑戦はできない。挑戦せずに利益を追求すると、じり貧になる。それは歴史が物語っている。 挑戦するというのは、失敗することだ。失敗することに価値があるのだろうか。失敗することに価値はある。というより、成功は失敗から始まる。なぜならば、完璧に答えの見えた挑戦というのはほぼ存在しない。やってみないとわからない状態になってくる。挑戦するときに、目標や目的とするものはこ…
みんな大好きエロ画像。僕もしばしば見ている。人によってはキモいと思うだろうが、見たいんだから仕方がない。仕方がないのだが、最近気付いたことがある。どうやらエロ画像というのは、ずっと眺めていたいものではないらしい。Pixivという、イラストを投稿するSNSというものがある。ここには有名な方から、駆け出しの方まで数多くが集まっている。僕はもっぱら見る専だ。自分が描いたものはあげてはいない。 www.pixiv.net Pixivの中では、フォローすると新作が自動的に表示される仕組みで、この中から商業誌に行かれる人も数多くいる。そのため絵のクオリティが高いものが多い。しかしながら、ここで問題が起きた…
文章を書くようになって、1年ほどが経過しようとしている。我ながら、よく頑張ってきたと少しばかり感心する一方で、悩みが増えてきた。それは社会的な通念だ。わかりやすく言うと一般常識という感じか。法律と考えてもらっても構わない。なぜそんなものを気にするのかと問われると、まさに悩んでいるので回答に苦労するが、決まってないが、暗黙の了解としてなにやら存在する雰囲気がある中で、どこまで表現していいものなのかということだ。ある程度は思い切ったことを書くべきだと考える一方で、書きすぎた場合のしっぺ返しが怖いということでもある。しかしながら、書きたい気持ちが非常に強いから悩むわけだ。 理解しているルールをまとめ…
【書評】ノンケから見たゲイへの優しい視点がやらないか!には込められている
僕がゲイという性質に興味を持ち始めたのは、フレディ・マーキュリーの映画「ボヘミアンラプソディ」を見たあたりからだろう。彼はゲイで、ゾロアスター教徒だった。ボヘミアンラプソディに込めた思いは、解釈が様々あるが、共通した部分があった。ゲイであることを隠さず、これまでの敬虔な自分を殺して、新たに歩みを始めたという解釈が一般的である。自分自身を歌った曲である。 僕はノンケであるが、そんなゲイの人たちのこれまでの生き様、これからの生き方を学びたいと考えた。多様性な時代が進む中で、こうした性的マイノリティーが活躍するような世の中になっていくことだろう。そうしたときに、偏見を持たずに付き合っていくには、背景…
僕の頭の中には変なスイッチがある。これはいったい何なのか僕にも理解できていない。このスイッチは、決して悪さをするわけではないんだが、入るタイミングがよくわからないものだ。スイッチというと、やる気スイッチなどが有名だが、どうやらそういったものとは違う。 表現としてもっとも近いのは『ゴーストがささやく』、『神が宿る』だ。きっとそういった感覚が大なり小なり多くの人が感じているので、結局神という存在がいるのかどうかはわからないが、信仰心がなくならないものの1つなのだろう。それ以外にはすがる、許してもらう対象として神がある。これは今回の趣旨とは違うので、ここまでにして、機会があったら考えることにしよう。…
青空を見ると死にたくなる。なんて今日は美しい日なのだろう。あぁ僕が死ぬときは、こんなきれいな日で、きれいな気持ちで、そしてあぁ僕の人生は楽しいものであった。そんなことを言いながら、死にたい。 滑落してきそうなほどうっそうとした白い雲。風が吹くたびに流れていく雲をじっと眺めながら、漠然と死にたい気持ちになってくる。子供の頃の情景に駆られ、なんだか切ない気持ちになってくる。小さい頃はもっと白くて大きな雲だったような。そんなことをしみじみ思いながら、傍らに寄り添ってくる死。 一見矛盾しているかのようなそんな状態がいい。死ぬときは明るくなくっちゃいけない。暗いのなんてまっぴらごめんだ。誰かがおいおい泣…
1日の終わりがやってくる。夜のとばりが下りる。今日という日付が夜をもって、睡眠を持って終わりを告げる。夜というのは特別だ。夜は恐ろしい。夜は暗い。夜は終わりだ。そして夜から明日が始まる。時計の秒針を持って、時が刻まれているわけではない。僕らの肉体に1日が刻まれている。その僕らの体の時計が、一日の終わりを告げて、同時に一日の始まりを告げる。夜は終わりであり、始まりである。僕は長年そんな夜が怖かった。 なぜそんなにも怖いのかと問われれば、先ほど述べた通り、夜は終わりであり、始まりだ。そんな不気味な時間は夜だけにしか存在しない。1日はいつの間にか過ぎ去り、いつの間にか忍び寄る。くらいとばりの中をのし…
僕が誰かにものを尋ねるときによく気にするのは、その人は話しかけやすいか、それとも怖い人なのかということをよく気にしている。一見優しそうな人でも、話しかけた瞬間に拒絶反応を出してきたり、なんだてめぇみたいにけんか腰になる人がいる。僕は非常にビビりだし、ナイーブでガラスが服を着て歩いているようだから、そういった見た目が怖い人も苦手だし、けんか腰の人も苦手だ。何が最も苦手かと問われたら、ヒステリックな女性が一番苦手だ。だから僕は30近くまで彼女がいたことがなかった。そういったことも要因の1つだったのは間違いないだろう。 人への話しかけやすさは、1つは見た目だ。優しい人は見た目に現れる。たまにいきった…
ひげをそる時には何を使っているだろうか。僕は断然カミソリ派だ。電動カミソリをつかったことはおぎゃーと生まれて生を受けてから1度たりとも使ったことがないし、今後も使う予定はない。 電動カミソリを毛嫌いしているわけではない。電動カミソリを使っている父や兄を見て、青いあごをしているのを見てちょっと嫌だなと思ったそれだけに過ぎない。はっきりいって、独断と偏見に過ぎないが、持論をいうとカミソリはあごが青くならない。もともとひげをそる機会がそれほど多くないことに由来している部分もあるが、あごが青くなる理由は2つあると考えている。1つはそり残しやひげが生えることで色がついているように見える点。もう1つは色素…
雑談には魅力がある。自分の知らなかったこと、自分が考えもしなかったこと、あらゆる視点からの言葉があふれている。自分の人生の中では得ることが出来なかった回答や、自分のルーチンの中では生み出されなかった視点がある。それは自分の時間を節約していることにもなる。自分では生み出すことも、考え出すこともできない立ち位置からの言葉。それは想像を絶するものである。 ツイッターのスペースや他の人の雑談を仕事をしているふりをして、そば耳を立てる。頭が疲れたときや、なんだか退屈だと考えているときに、そういったことをして暇をつぶしている。レストランなんかで女子高生がするきらきらした雑談。奥さんたちがするどろどろした雑…
リモートワーク中に車のバッテリ上りが気になる人はソケットを確認しよう
リモートワークが始まって、非常に困ったことが起きた。2週間立て続けにバッテリが上がったのだ。会社に出勤するときに、車を使っていた時はほとんどバッテリ上りなど起きたことがなかった。 しかし、リモートワークが始まって週末にしか車に乗ることがなくなった。そんな時に、なぜか頻繫にバッテリが上がったのだ。1週間程度の放置でバッテリが上がるほど、鉛バッテリは古くない。昨年変えたばかりだった。いくら何でも1週間でバッテリが上がるようなことは、実家の車では起きていなかった。何かおかしなことが起きている。 大きな違いとしては、本来つけていても上がるはずがないのだが、電源ソケットに携帯の充電用の配線を付けていた。…
正月が開けて、もちが大量に余る。毎年のことなのだけれど、なかなかよい解決策というのは出てきていない。自然といっぱいのもちを飽きることなく食べることが出来る。そんなメニューをそろそろ考えねばならない。そんな状況だった。 そんな折に、ふと思い返してみるともんじゃ焼きにもちって入っていたなと思い出す。そういえば、あれは非常にうまかった。もち明太もんじゃなどその筆頭だ。ただ、もんじゃ焼きは店で食べる分にはいいが、家で食べるのにはいささか大変だ。ぐちゃぐちゃのげろ焼きみたいなものは家の片隅の狭いフライパンではできはしない。似たようなところで、お好み焼きに入れるのがいいかもしれない。 ということで、もちい…
びっくりした。投稿したはずで、記事の管理画面では出していることになっていたが、僕のHP上では投稿されてないことになっていた。 気持ちとしてはついにこのときが来てしまったかと半ば安心にもにた感覚だった。僕は世の中から必要とされなくなってしまったのかと半ば安堵にもにた、しかし悲しいかな読んでほしかったという気持ちが湧いていた。あぁ不要なのか僕はと落胆した。 いくらなんでも全然アクセスがないなぁおかしいなぁって思っていたら、そういうことか。びっくりした。こういうこともある。僕はまだ頑張っても良さそうだ。ついに周りからの支援は断ち切られ、自分との戦いが始まったのかと焦った。 ちょっと短いつぶやきのよう…
僕は断れない人間だ。八方美人を繰り返し、いろいろなことを引き受けては、体調を悪くする。あっちにふらふら、こっちにふらふらしていては、結局自分はなんのために生きているのか、手元に一体何が残っているのかわからなくなることもしばしばある。ほんの一握りの幸せと、家族を守っていくためにも、自分の資本である体を守っていかなければならない。 岸辺露伴のように生きられたら、どんなにいいだろうか。強い人間に対して、断固としてNOを突き付けられる人間にあこがれる。自分のために生きろだとか、1度きりしかない人生なんだから、楽しめだとか。そういったことは強者の理論で、弱者のやとわれ、かつ手に技術がない人間に至っては、…
ナッポリッタン♪ナッポリッタン♪ナッポリッタンがあるよ♪食べたいな♪ナッポリッタンがあるよ♪食べたいな♪ナポナポナポ。 甘い酸味の利いたナポリタンって無性に食べたくなるときあるよね。いつも何かに無性に食べたいように仕向けられているけども、ナポリタンとかケチャップライスとかって定期的に摂取したい。ケチャップは好きだし、あの程よく甘くて濃い味って誰しもが好きだと思う。その家庭によって、具材の顔ぶれは違うのかもしれないけれども、ほかの家に行ったときにナポリタンが出たら、それはそれで楽しい。 そんなナポリタンを作って食べるお話。ナポリタンは有名な話だけれども、発祥は日本だ。ホテルニューグランデの総料理…
チョコレートパフェを無性に食べたくなることってあるよね。童心の時の記憶をくすぐられて、かつて食べたようなチョコレートパフェ。さくらんぼが載っていて、クリームたっぷり。チョコレートパフェと言えば、理想的な形を思い描けるほど。 別にそんなに頻繁に食べなくてもいいんだけども、なんだか特別うきうきしているときに、そのうきうきを形にしたようなチョコレートパフェで日ごろの自分をねぎらいたくなる。僕にとって、チョコレートパフェにはそんな特別な感情が込められている。 そうはいっても、レストランでチョコレートパフェを食べたいわけではない。あの喫茶店のこれぞチョコレートパフェっていうのが、そんなのが食べたい。無性…
僕は脚を鍛えるのが好きだ。脚を鍛えるのはいい。ほかの部位と違って、脚を鍛えるのは苦悶を伴わない。むしろ脚を徹底的に苛め抜いた後に解放されると、得も言われぬ解放感がある。まさしくまたが緩むような感覚に襲われ、おしっこ漏らしそうになる。寝グソを漏らしたついでにおしっこまで漏らすとは、頭のおかしさを疑われるかもしれないが、そのくらい脚を鍛えるのは気持ちがいい。 脚を鍛えることのメリットとしては、脚が早くなる。これは僕の実体験をともなった折り紙付きだ。僕は小学校の時点で50mは9秒弱であった。身体のサイズが他より大きいせいもあり、脚がそこまで早くなかった。小学校では脚の速さが人気を分ける。人気者になり…
多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 作者:Jam サンクチュアリ出版 Amazon ちょっと古い本だと思うが、多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。を読んだ。ずいぶん時間がかかってしまった。相当売れていたので、ずっと気になっていたのだが、読めていなかった。いつかはずっといつかなんだなぁと内容を思い出しながら、レビューを行っている次第だ。 はっとさせられる簡潔な表現 本のタイトルの絵と文章が、もっともしっくりくる。きっとこの本の内容を代表する漫画だ。構成は4コマとエッセイが書かれている。考え方や見方によって人生はよくも悪くもなるから不思議だ。これまで気づかなかったことをさりげなく気づかせ…
【書評】地震や災害が怖いから警視庁災害対策課防災ヒント110を読もう
警視庁災害対策課ツイッター 防災ヒント110 日本経済新聞出版社 Amazon 防災がマイブームだ。とはいえ今は知識を集めているところである。こういったものは自分が意識的に集めだしたときに思い切ってやり切ってしまう方がいい。そのうち防災として何か文章を残せていけたらと思う。 twitter.com なぜこんなにも多くの種類が存在しているのかというと、日本の救助組織というのは以下のようになっている。 通常の救助活動は消防が担当し、海難救助は海上保安庁が、山岳救助は消防と警察が協力して担当している。大規模な災害や事故になるとこれに加えて陸海空自衛隊も投入される。 さらに海外で大規模災害発生し政府が…
4コマですぐわかる 新 みんなの防災ハンドブック 作者:草野 かおる ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 地震や災害が増えてきている。前回は自衛隊の対策内容の書評を行った。今回は実際に被害にあわれた人の声を集めた同じブロガーの人が書いたものだ。やはり対処に当たっている人と実際に自治体などの情報をもとに活動している人では観点が異なる。みんなの防災ハンドブックは実際に被害にあった情報をもとに対処法や利用できる制度を4コマ形式で記載しているので、わかりやすい。 この情報が役に立ちそうだというものをいくつか紹介したい。まずは災害用伝言ダイヤルで、171から始まって、ガイダンスに従って進める…
自衛隊防災BOOK マガジンハウス Amazon 自衛隊防災BOOK 2 マガジンハウス Amazon 地震がやたら多い日本に住んで40年がたとうとしている。その間に阪神淡路大震災、東日本大震災など大きな地震に直面してきた。ここにきて、南海トラフ巨大地震が起きるかもとか東京直下地震が起きるかもとか言われている。日本に住んでいる限り、いや地球に生存する限り、自然災害というものに常に備えていかなければならない。 防災をテーマとして何回か本を紹介しようと考えた。それは何より自己防衛のためと、せっかく読んだのだから紹介しておきたいという思いからだ。東日本大震災の時には僕は神奈川県で生活していた。地面が…
www.akinaihiroba.com 前回は母との思い出を綴った。 カップラーメンは、父との思い出の味だ。小さい頃の週に1度の贅沢。値段からするとそんなことないのだが、カップラーメンを食べさせてもらえるのが、土曜日の昼に限られていた。なぜ土曜日なのかというと、母は教員をしており、父はサラリーマンだった。母はカップラーメンを食べさせることが健康上よくないものと考えていたためだった。当時は土曜日に学校があり、僕は昼前に帰ってきていたが、母は出勤していた。そのため、父とコソコソとジャンクフードに勤しんでいたわけだ。男と男のお約束のような話だな。 隠れて食べるからうまいのか、それともカップ麺そのも…
宇都宮の駅に降り立ち、改札を出る。宇都宮の改札を出ると正面に土産物を扱っている店舗が見える。奥に進むと餃子などを提供する店があり、更に奥にはトナリエという店舗が見て取れる。そちらに気を取られながら、駅をあとにする。階段を降り、バスのロータリーが目に入る。駅ナカの店舗が並んでおり、目の毒だ。 交番の前を通り、行列のたえないちょっと餃子に後ろ髪を惹かれながら、チサンホテルの方面に歩みを進めていく。路地裏は秘密の遊技場が広がっている。大通りを目指しながら、あたりを見渡すと、銅像が目に入ってくる。ロータリーの2階にあるようだ。餃子像がその近くにある。大谷石でできた石像で、ミロのヴィーナスの格好をしてい…
栃木に移り住んで初めていもフライを食べた。うまい食べ物はだいたい茶色いというのが、法律で決められている。うまい食べ物は茶色くしないといけない。 イモに衣をつけてあげられていて、ソースにドブ漬けされている。甘じょっぱい味が結構うまい。中のじゃがいもはそのまま。じゃがじゃがしていて、とっても美味しい。ほくほくというより、しっとり。そのまま食べていても美味しんだけど、丸パンに挟んで、バターを載せて、トースターでチンする。 甘じょっぱいところにミルキーな味わいがプラスされて、ポテトチップスバターソース味。イモのほくほく感が出て、これはこれで未体験の味わいだった。 そういえば、キングダムの雑魚キャラにな…
僕は入社してから、怒涛のように忙しい毎日を送っていた。すぐさまやることを電話で相談し、判断し、そのままの勢いで仕事をこなす日々。目の前の仕事をやっつけることに専念し続けた。失敗することが多く、やり直しが必要なこともあったが、順風満帆に進んでいたと思っていた。思い込んでいた。思い込みというのは恐ろしい。自分がいかに優秀で、即決し、判断できる人間なんだと自信を持つようになるから見るも無残。鬼舞辻無残。 僕には師匠がいる。僕の師匠はかなりのベテラン社員で、江戸っ子気質なのか、ぶっきらぼうなものいいが印象的な方だった。僕は異動し、その江戸っ子さんの下についた。江戸っ子さんの僕への第一声は『てめぇはボス…
にぎりめしは、遠い記憶をよみがえらせる。僕にとってにぎりめしは、過去の自分と今をつなぐ記憶の伝達装置として機能している。 にぎりめしを作る時は、少し米を硬めに炊く。ジャーを開けたとたんに香る米の香り。甘いような香ばしいような香り。ふと東南アジアに行ったとき空港から降り立つとこんな香りがしていたなと思い出し、ひどくなつかしさを覚える。米の艶が美しい。しゃもじで米を切りながら、下から上へと空気を含ませていく。そのたびにもわりとした米の香りと熱気が顔に当たる。米への愛着がわいてくる。 手のひらに水を付けて、塩をひとつまみ握り込む。しゃもじで米をいくばくかすくい、手のひらに持つ。熱い。米の息吹きを手の…
僕は悩んでいた。これはブログを書き始めてからずっと悩んでいたことだ。ブログは誰かに文章や情報を届ける作業だ。つまり、読者や問題に悩んでいる人がいて、受け取り手がいることで、必要としている人が僕の文章を読んでくれる。その読者に向けて、文章をしたためなければいけないという一種の『呪い』にかかっていた。 この『呪い』を意識するようになったのは、まさしくグルメ記事や手料理の記事を書いていた時だ。常にネタを意識し、スーパーマーケットに行っては何か面白いものがないのか探している。こうした生活によって、あまり意識していなかったものを認識するようになったメリットの一方で、本当に自分がやりたいことに時間をかけら…
僕は2層タイプのシュークリームが好き。特にセブンイレブンの生クリームとカスタードのシュークリームはとてつもない完成度だと思う。 毎度どうやってたべたらいいか悩む。割って食べるべきか、中を吸い出してしまうか。思い切ってかぶりつくと、たいてい中身が飛び出す。運が悪ければ、服の上に垂れる。垂れたものを急いでなめとる。かぶりつく、なめとるの無限ループが食べ終わるまで続く。 ローソン、ファミリーマートもうまいが、セブンイレブンが最強だな。シュークリームに関していえば、ケーキ屋さんとかでもちょっと高めのやつを出しているが、シュークリームにおいてコンビニを超えるものってなかなか出てこない。スイーツにおいて、…
字が汚すぎてよめねぇ笑 漫画形式に初挑戦したけども、すっごい大変だな。 僕は山岡家が好き。24時間やっているところも好きだし、真っ赤な店舗がかっこいいところも好き。でも何が一番好きかというと、プレミアム塩豚骨ラーメンで脂多めっていうと背脂ぎとぎとの豚骨ラーメンが出てくるところが一番好き。 チャーシュー5枚をトッピングして、にんにくたっぷり載せて、ギトギトラーメンをずるずるといただくと、いままでの辛かったことが全部流れていく。山岡家たべたくなってきた。くっせになる味ラーメンのやまおかや~♪ 山岡家洗脳ソング www.youtube.com 店内に入ると常に流れ続けているが、まったく気にならなくな…
自分のアニメ好きになった過去を振り返ってその12作品を紹介する
最近年とったんですかねぇ。過去を振り返ることが相対的に多くなりました。なんで自分がこんなにもアニメがそもそも好きになったんだろうって考えました。 その中でこれが良かったんじゃないかって作品を紹介していきたいと思います。はじめ10作品で行こうとしたんですが、どんどん増える増える。なんとか12作品に収めました。 12:セイバーマリオネットJ またまたセイバーマリオネットJ DVD-BOX 林原めぐみ Amazon あかほりさとる先生が書いていたラノベがアニメ化した作品です。1994年から企画がスタートし、実際私が見たのは1996年頃だったようです。ちょうど私が11歳で、多感な年頃でした。このアニメ…
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。本年がみなさんにとって良い年であることを心からお祈り申し上げます。 絵を描いたら力尽きてしまった・・・。 まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。
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