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風の記憶 https://torukin007.hateblo.jp/

風と光と人々の思いをお届けします。良い風が届きますように、山形庄内から。

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2021/05/10

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  • 春光に揺れるⅡ

    前回の、春光に揺れる春の妖精(スプリングエフェメラル)たち、の第二弾です。前回は鶴岡市大山地区にある自然公園、高舘山・上池下池の遊歩道でしたが、今回は酒田市八幡地区にある大森自然公園内の遊歩道です。八幡地区は鳥海山麓の街である旧八幡町です。ここはオウレンやショウジョウバカマ、カタクリが見事です。その他、キクザキイチゲやギンラン、アケボノソウも楽しめます。この時期にしか見ることができない早春植物です。(^^)/ 遊歩道の小道の傍らにもカタクリが 紺色のキクザキイチゲ 真っ先に春を告げるキクバオウレンです ショウジョウバカマは春の光の中で舞うように咲きます。 そして・・・ 桜の開花宣言がある頃、シ…

  • 春光に揺れる

    季節の移り変わりは早いもので、ついこの間雪解けが進んでいると思ったのに、すでに桜前線が東北にやってきている時期です。2週間ほど前になりますが、久しぶりに高舘山(たかだてやま)に山野草の撮影に行ってきましたので、その時の写真をアップします。(^^;)おっそ・・・高館山は、山形県鶴岡市大山地区にある標高273.2mの山ですが、低山にもかかわらずブナやナラなどの落葉広葉樹林により形成されていて、とてもたくさんの植物を見ることができます。また、麓には上池・下池と呼ばれる大きな池があり、「庄内海浜県立自然公園」の一部に指定され、同時に林野庁の「自然休養林」「森林浴の森100選」にも指定されている地域です…

  • 雪中梅

    今年の冬は本当に雪の無い冬でした。12月に一度多めの雪が降りましたが、ほどなく消えてその後も雪はチラつくことはあっても根雪にはならず、お正月の初詣も寒中の祭事の際もむしろポカポカと暖かい日が続きました。立春も過ぎて2月の後半になり、除雪道具もそろそろ片付けようかな?と考えていたら・・・。来ました来ました(^^;)、午後から急に冷えて静夜になり、雪が深々と積もり始め、朝になると結構な積雪・・・。💦何だよ~、参ったなぁ、などと言いながらせっせと久しぶりの雪かきです。口では文句を言いながら、でも、何だかちょっと嬉しいような、懐かしいような、不思議な感覚。結局、雪国に暮らす人間は、雪に苦しめられながら…

  • 寒中なのに・・・

    今年の庄内地方の冬は、何度か雪は降るものの、平野部では例年のような積雪がほとんど無く、雪のない冬を過ごしています。二十四節気では1月6日が「小寒」、20日から「大寒」で、いわゆる「寒中」ということで一年のうちで最も寒い時期なのですが、今年は大寒に入った途端に4月上旬並みの暖かさになっちゃって・・・。💦除雪もほとんど無くポカポカと過ごす冬は楽で良いのですが、何か物足りないような、何だか居心地がよろしくないような、ちょっと違うような・・・。(^^;)雪除けが無いので運動不足だし・・・。庄内地方では例年、この寒中の時期に水揚げされる脂がのって丸々と太った鱈(真鱈)を特別に「寒鱈(かんだら)」と呼んで…

  • 迎春_2024

    新年 明けましておめでとうございます本年もよろしくお願い申し上げます

  • 季節は巡りまた冬が来る

    前々回から始めた晩秋の風景、今回が最後です。あれほど鮮やかな彩りを見せていた木々も、冷たい木枯らしがやって来ると次々と落葉し、あっという間にその姿を冬木立へと一変させてゆきます。わずかに残った枯葉があの鮮やかだった秋の名残りを留めますが、それも次の風で消え入ってしまいます。冬の季節風が吹く前のほんの一時、名残の秋の風景を止めてみました。季節は巡りまた冬がやってきます。 NIKKOR Z 14-30mm f/4 S 蒼穹へと秋は消え去り、また長い冬がやってきます・・・。3回の長きにわたりご覧頂き、ありがとうございました。 撮影地 : 山形県遊佐町 森の公園「遊ポット」にて 撮影DATENikon…

  • 落葉の詩

    前回に続き、晩秋の様子です。晩秋の頃、錦秋に輝いた枝葉が地上に落ちると秋が終わったと思われがちですが、錦に色づいた山々の紅葉だけが秋の楽しみではありません。落ち葉の彩りもまた、季節の移ろいを感じさせてくれる楽しみの一つです。サクサクと小気味よく落ち葉を踏みしめながら歩いていると、落ち葉たちが小春日和の陽に揺れてまるで詩を唄っているようです。たくさんの落ち葉の中には、風に巻かれて地面の草や落枝に寄り立っているものや、ほかの木に引っかかっているもの、ベンチや切り株に刺さりこんだものなどもあり、その姿は何となく「ねえ、撮って」と言われているようで、ついカメラを向けてしまいます。小春の陽が秋たちに最後…

  • 過ぎゆく秋の真ん中で

    庄内では紅葉はすでにほとんどが落ち、季節は晩秋から冬へと向かい、雪の準備を調える日々となっています。季節が移り変わる時期はどの季節でも心を動かされるものですが、特に晩秋の頃は一つの季節が終わるという以上に、一年の終わりを表しているようで特別なものがあります。「もののあはれは秋こそまされ」(徒然草)“ もののあわれ ” とは寂寥感や哀感つまり、秋の本意は “ 寂しさ ” ということです。それは初秋の鮮やかな風の頃ではなく、深秋を過ぎ冷気を帯びた褪せゆく風の頃、錦秋に輝いた枝葉が末枯れゆく様、消え入りそうな虫の忘れ音、秋冷の風や、褪せた色が身に入む寂しい季節。晩秋私たち日本人は古よりそんな季節を深…

  • 紅葉の山王森にて

    酒田「山王森(さんのうもり)」は、酒田本港のすぐ背後にそびえる「日和山(ひよりやま)」にある日枝神社(ひえいじんじゃ)の境内約3.8ヘクタールに広がる山野です。酒田本港を見下ろす日和山公園に隣接したこの森には、酒田の産土神を祀る日枝神社や、日本一の大地主で有名な本間家ゆかりの 光丘神社(ひかりがおかじんじゃ)、松林碑などがあり、四季折々に市民の憩いの森となっています。2年前にもアップしましたが、今年撮影した秋の山王森をご覧頂けたら嬉しいです。前回と同じく山王森の北側にある「光丘神社」側辺りを中心に、旧光丘文庫周辺を撮影しました。雨が多い今年の秋、久しぶりの晴れ間が清々しい1日でした。潮風を感じ…

  • 秋の空と出会う時

    予定された風景ではなく、突然出会う風景が好きです。だから、カメラをいつも持ち歩いています。風景も一期一会いつも見慣れた風景も、光や雲や風が変わっただけで素敵なシーンに一変する。そんな瞬間に出会えることが嬉しいのです。今秋、出会えた空を集めました。 最上川スワンパークの駐車場から 遊佐町の月光川公園からもの凄い鯖雲が現れました 撮影後、急に鯖が食べたくなって、サバ缶買って帰りました。(^^;) 鶴岡市たらのき台付近の溜め池から 落日の後はブルーモーメントがやってきます NIKKOR Z 50mm f/1.8 S北の空を眺めると、ビーナスベルトの鳥海山を見ることが出来ました。 ご覧頂き、ありがとう…

  • 秋の光を求めて

    秋はいつも足早に過ぎていきますが、今年の秋は特に超特急の如く過ぎ去って行くようで、季節は既に初冬の様相となっています。夏が異常に暑く長かったせいで、秋の紅葉も色づいたと思ったらすぐに落葉してしまい、しかも雨が多かったように感じます。今秋、長らく待ち望んでいた135mm望遠レンズがNIKONから発売され購入しました。このレンズで色々と撮影計画を立てていたのですが、休日のたびに天気に恵まれずなかなか予定通りの撮影ができなかったのが残念でした。でも、気持ちを切りかえれば被写体は無限にあります。ということで、少ない好天時にNIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaを持って、秋の光を写し止…

  • コスモス日和

    今夏の猛暑の日々がまるで嘘だったような今秋この頃。駆け足でやってきた秋は日に日に深まり、さらに駆け足で晩秋・初冬へと向かって行くように感じます。風が澄み空が高くなるのを待ちかねたコスモスたちは、そんな足早に過ぎようとしている秋に乗り遅れないように息せき切って次々と花を咲かせています。お気に入りの虫たちを急いで呼んで、一番良いタイミングで受粉させようと花たちも必死です。その命を次の命へつなげようと一生懸命咲かせた花たちが、秋陽の穏やかな風にゆらりゆらりと揺れているのを見ていると、何だか健気で愛おしく思えてきます。コスモスは一年草なので、この季節が過ぎてしまうとすぐそこまで来ている冬の冷たい風の中…

  • やっと咲いた彼岸花

    あー、暑かった。💦💦💦今年の夏は信じられないくらい暑かったですね。私の住む庄内地方も連日35℃越えが続き、もう私は溶けてなくなっていました・・・。(^^;)しかし、最近いきなりめっきり寒くなってきて、私の大好きな ほどよい秋はどこへ行ったんでしょう?それでも写真は性のように撮ってはいたんですが、もう汗だくで、撮影中に汗がレンズに滝のように滴り落ちて・・・、NIKKORの防塵防滴が完璧で良かった。お彼岸になっても彼岸花が咲かなくて心配していたんですが、彼岸が過ぎて秋らしくなってきたら急にニョキニョキと花茎を地上に出して、あっという間に咲き出しました。良かったー♪雨上がりの日差しに燦めく彼岸花微か…

  • あじさいの季節

    紫陽花の季節です。酒田市の飯森山公園内にある土門拳写真記念館の周辺には、約100種1万5千株の紫陽花が咲きます。梅雨の時期は湿度が高くジメジメと鬱陶しく過ごしやすい季節ではありませんが、自然の植物にとってはどうでしょうか。よく見るとこの時期の植物たちはとても生き生きしているように見えます。特にこの紫陽花。この季節だからこそきれいに咲くのでしょうね。自然はどんな季節にも平等に美を咲かせてくれます。今年もまたちゃんと夏がやって来そうです。 写真界の巨星 土門拳の作品を所蔵展示する、日本初の写真専門美術館 “土門拳記念館”です。 お付き合い頂き ありがとうございました。 昨年のエントリーです ↓ t…

  • 潮風と岩ユリと

    庄内地方の海岸の岩場に今年も「イワユリ」が咲き始めました。「イワユリ」は「スカシユリ」の一種で、日本海側では新潟県以北、太平洋岸では紀伊半島以北に主に分布し、日本海側では「イワユリ(岩百合)」と呼びますが、太平洋側では「イワトユリ(岩戸百合)」と呼ばれるのだそうです。日本海側では5月~6月、太平洋側では7月~8月に開花期をむかえます。つまり、ここ庄内では初夏を告げる花ですが、太平洋側では夏の花なんですね。日本海を渡ってきた潮風が、鮮やかなオレンジ色のイワユリを揺らせはじめると、庄内はいよいよ初夏を迎えます。 三崎山には初夏の海風が吹いていました お付き合い頂き ありがとうございました。 昨年の…

  • 睡蓮の咲く頃

    気象庁の区分では6月から「夏」だそうですね。庄内地方では6月に入ると、旧松山町(現:酒田市)の「松山歴史公園」に「睡蓮」が咲き出します。旧松山町は「出羽松山藩(松嶺藩)」2万5千石の城下町で、この松山歴史公園は松山城の城址公園です。現在はお城はありませんが、大手門(山形県唯一の城郭建築で『庄内松山城大手門』として県指定文化財)が残っており、その正面付近のお堀の中に睡蓮が咲きます。睡蓮はスイレン科スイレン属の多年性の水草で、日本で自生しているのは白色のヒツジグサ(未草)のみ、その他に見かける睡蓮はほとんどは園芸品種だそうです。和名の『睡蓮(スイレン)』の由来は、陽射しが弱まると早々に花を閉じてし…

  • 雨のばら園にて

    鶴岡市の「あつみ温泉」(旧温海町)には薔薇園があり、そろそろ開花の時期かなと思い、小雨模様でしたが出かけてみました。「あつみ温泉」は庄内三大温泉地の一つ。開湯一千年余りの歴史を持つ素朴な風情のある温泉街で、多くの文人墨客が訪れ作品を残したことでも有名です。「あつみ温泉ばら園」はその温泉街の高台に位置し、90種約3000本の色とりどりのバラが咲きます。開園は昭和37年、熊野神社境内に地域の憩いの場としてバラの花を植栽したのがはじまりだそうです。平成24年には、庄内藩主だった酒井家の第16代当主酒井忠良公が丹精込めて育てた「殿様のばら」231本が、鶴岡公園ばら園内から移植されたそうです。今年は花の…

  • 若葉のころ

    若い頃に観た映画「小さな恋のメロディ」は、今でも記憶に残っている数少ない映画ですが、当時はかなりヒットして、TVでも何度もリバイバル放送したのでそのたびに観たものでした。この映画を観るたびに、マーク・レスターとトレイシ・ーハイドの“若い恋” が切なく甘酸っぱい気持ちがする名作だと思うのですが、実は本国のイギリスでは全くヒットせず、逆に駄作とまで言われたそうです。アメリカでも同様にヒットしなかったそうですが、日本を筆頭にフィリピンやタイ、台湾などのアジア諸国やラテンアメリカ諸国ではヒットしたそう。何か、その国によって「若い」と言うことに対しての受け止め方、価値観が違うんでしょうかね?そういえば、…

  • 新緑の頃_庄内平野

    春、あちらこちらに次々に花が咲き、心地よい五月の風が頬を撫でていく頃、庄内では新緑の季節を迎えます。萌葱色、若苗色、若菜色、柳葉色、若竹色・・・、同じ新緑色でも微妙に違う緑色が一斉に萌え出し、そして田んぼには水が入ります。農家にとっていよいよ一年が始まる時期。鳥海山や月山はまだ雪をタップリとたたえ、この雪が1年を通して周辺の田んぼを潤します。農家にとってはかけがえのない山、神の山です。5月6日は「立夏」の頃となります。暦の上では「夏」を迎えます。この立夏に入る前に、村々では神社などでその地域ならではの様々なお祭りが開催されます。立夏に入ると農家は一斉に田植え作業が始まるので、その前に山の神を田…

  • 山桜の頃

    街の桜(概ねソメイヨシノ)の喧噪も一段落して「今年の桜も終わったなぁ・・・」と人々が思う頃、山沿いの地域に行き山を仰ぎ見ると山桜が今を盛りと咲いている景色をよく見かけます。山桜(やまざくら)は日本に10種ほどある桜の原種のひとつの種名ですが、その原種の桜たちが交配し100種以上が野生化していて、このような野生種・自生種を総称して「山桜(やまざくら)」と言っているそうです。この山桜をもとに、さらに人の手で交配して作られた栽培品種、園芸品種を「里桜(さとざくら)」といい、300種類以上もあって、「ソメイヨシノ」もその一つとなります。私たちが今、「桜」と言っているのは大体が「ソメイヨシノ」ですが(全…

  • 鳥海山麓の水芭蕉

    水芭蕉は庄内では遊佐・八幡・松山・立川・羽黒・櫛引・朝日地区などなどたくさんの地域で見ることができますが、今回撮影したのは私の地元である遊佐町です。遊佐町小野曽地区。鳥海山の麓「鳥海国定公園」内の沢に自生する水芭蕉群生地。ここは「鳥海山ブルーライン」という山岳観光道路の山形県側入り口から数キロのところに在りますが、実はこの道路は冬期間閉鎖されており、全線開通は4月下旬頃なのです。しかし、水芭蕉の見ごろは4月中旬のため、開通する頃には見頃が終わってしまうことから、山形県が2018年から入口から6.4Kmを2週間ほど早く開通させ、水芭蕉の鑑賞ができるようにしたのだそうです。そしてそれに合わせて、地…

  • 春を呼ぶ

    季節はもうすっかり晩春へと向かっておりますが、遅まきながら早春の植物たちです。早春の思い出、としてご覧下さい。💦 カタクリ オウレン 猩々袴 梅花オウレン ニリンソウ キバナノアマナ キクザキイチゲと椿落花 撮影地 : 山形県酒田市、遊佐町 撮影DATENikon Z 6NIKKOR Z 14-30mm f/4 S NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR SNIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S サブブログです。↓ 随時、更新中 idosan007.hatenablog.com 以前のブログです ↓ よろしかったらご覧下さい。 blog.goo.ne.jp

  • 酒田の傘福_山王くらぶ

    3月はお雛様の月、と言うことで酒田市の『山王くらぶ』(旧料亭で現在は国登録有形文化財)に、つるし飾り「傘福」を見に行きました。酒田は江戸時代から北前船の一大寄港地として栄えたこともあり、江戸や大阪、京都との交易で北前船により運ばれてきた、由緒ある雛人形が数多く残され大切に保管されてきました。「傘福」は、その時代に酒田のお母さんたちが、家族が幸せに暮らせるようにと一針一針心を込めて無病息災や子孫繁栄、家族の幸せを願いながら作った細工物を傘に吊るし、地元の神社仏閣に奉納したことがはじまりと言い伝えられています。細工物を傘につるしたのは、その時代 “傘の中には魂が宿る” といわれていたことからだそう…

  • 妖しげな、春の兆し

    更新、だいぶ滞ってしまいました。💦バタバタと生活しているうちにもう2月も終わり、3月に入ろうとしています。季節は、立春や雨水を過ぎ、もう啓蟄も間近ですね。雪国庄内でも春の足音が徐々に聞こえてきてはいますが、山間部では雪も多く残っています。陽が射して雪解けが進む日と、寒くて雪が舞う日が交互にやって来るこの頃ですが、そんな時期によく見られるちょっと妖しげな陽光の日。少しずつ、少しずつ、春に近づいています。 吹浦漁港 撮影地 : 山形県遊佐町 撮影DATENikon Z 6NIKKOR Z 14-30mm f/4 S NIKKOR Z 24-70mm f/4 S サブブログです。↓ 随時、更新中 i…

  • 夕映えの月山と最上川と白鳥と

    庄内の冬の風物詩と言えば、白鳥です。白鳥の飛来数は、都道府県単位では新潟県が最も多いそうですが、箇所別では酒田市の最上川河口が日本一多いそうです。約1万羽ほどやってくるとか。その他にも庄内中の河川や水辺のいたるところに飛来します。白鳥たちは早朝そこから飛び立ち、庄内平野の田んぼへ食事に出かけ、夕方にまた戻ってくるのです。冬は滅多に晴れることのない庄内地方ですが、この日は珍しく快晴。朝から鳥海山や月山が素晴らしく綺麗に見えました。夕陽に映えた「月山」と山形県の母なる川「最上川」、そして冬の風物詩の白鳥たちを全部写真に収めたかったので、酒田市の最上川河口に架かる出羽大橋の上から、日没の1時間ぐらい…

  • 冬の浜辺にて

    今冬は12月に入った途端に大雪があり、マスコミのニュースでも大きく取り上げられて、昨年以上の大雪の年になるイメージがありましたが、蓋を開けてみれば寒の入りだというのに今のところ酒田市内に雪はほとんど無くなってしまいました。(もっとも酒田市内では12月の大雪の時もあまり積もりませんでしたが・・・。)“雪国あるある”ですが、雪が積もると除雪でウンザリですが、かと言って雪が全く降らないと、調子が狂うと言おうか、肩すかしを食わされたみたいと言おうか、何だか居心地が悪いのです・・・。ほどほどに降って欲しいなぁ、雪の写真も撮りたいし・・・、運動不足だし・・・。と思う今日この頃です。自分勝手です💦 日向川河…

  • 謹賀新年

    新年 明けましておめでとうございます本年もよろしくお願い申し上げます 撮影場所山形県遊佐町旧 吹浦小学校の校舎と桜(現在は校舎は解体されています。もう二度と見ることのできない風景・・・。)

  • 落ち葉たちの詩

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S 山から里へ、そして街へと、あれほど鮮やかに彩ってくれた木々たちの紅葉も、11月下旬頃に冷たい風が吹き始めると、あっという間にその彩りを散らせ、足早に次の季節へと向かいます。この時期は、寒い日と暖かい日とが交互にやって来る「行き合いの季節」。北風が吹き付ける冷たさに慌てたり、小春日和の日だまりの暖かさにホッとしたり、そうやって季節は冬へと向かいます。紅葉の季節も終わり、初氷の寒さが訪れて、初雪の便りが聞こえ始める頃。久しぶりの小春日和の心地よさに誘われて、落ち葉を探しをしながら「行く秋」を惜しみました。サクサクと落ち葉を踏みしめながら歩い…

  • たそがれモミジ

    前回のエントリーの続きです。「秋の日は釣瓶落とし」と言う諺どおりで、紅葉を楽しみながらのんびりと撮影しているうちに日はどんどん暮れて、あっという間に夕暮れ時。色づいたモミジに夕暮れ時の斜光が射して、日中とはまた違った趣が感じられました。そんな暮れゆく陽の中のモミジたちです。 この木はモミジではありません。(^^;) 欅の木・・・かな? こんな日差しを歩くと「♬夕暮れ時は寂しそう~ ♪」NSP と口ずさんでしまいます。 撮影地山形県遊佐町「森の公園 遊ぽっと」にて 撮影DATENikon Z 6NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR SNIKKOR Z 35mm f/1.8 S(最…

  • もみじの季節

    人はなぜ紅葉に惹かれるのでしょうか?いや、紅葉だけではなく人は、若葉に、新緑から深緑に、紅葉に、そして散りゆく枯葉にも心を動かします。何故そんなに「葉っぱ」が気になるのでしょうか?だいぶ以前に、「世界は植物の葉を中心に廻る」と、何かで読んだ記憶があります。「葉」という文字は「草」と「木」の間に「世」がある、と書くのである、と。葉は木々に芽吹き、光合成によってその樹木を育てます。葉の働きによって栄養を蓄えた木々は果実を実らせ、他の生物たちに糧を与え、時に葉は自らを虫たちに与え育てます。やがて葉は地に落ち虫や小動物たちの住処になり、そして最後には土に還り大地を豊かにして木々たちを育てるのです。そう…

  • ススキの中で

    ススキは秋を代表する植物の一つで、秋の七草のひとつに数えられます。お月見に供える盛り花にはなくてはならない花材ですよね。「ススキ」の名前の由来は諸説あるらしいのですが、「すくすくと立つ木(草)」という意味から名付けられたとする説や、神楽に用いる鳴り物用の木「スズの木」を意味している、などがあるそうですが、はっきりしていないそうです。日本中の山野に群生し様々な変種もあるそうですが、昔は茅葺(かやぶき)屋根の材料に用いたり、家畜の餌として利用することが多かったことから、集落の近くに定期的に刈り入れをするススキ草原があり、これを茅場(かやば)と呼んでいたそうです。ひょっとしたら、東京の「茅場町」って…

  • 朝露に輝く野紺菊

    人知れず野に咲き人知れず陽だまりの中に揺れそして、人知れず冷たい風の中へと消えて行く 野菊誰に見られようともせず誰にほめられようともせず野菊は野道や野原の片隅にひっそりと咲きますささやかな願い事のように慎ましく咲く花 野菊だけど朝露に輝く野紺菊よりも美しい宝石を私は知りません 漢名の「菊」とは、「究極・最終」を意味し、一年の一番終わりに咲くことから名付けられたそうです。 撮影地山形県遊佐町 撮影DATE1枚目Nikon D300sTAMRON SP 90mm MACRO f/2.82枚目以降Nikon Z 6NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S サブブログです。↓ 随時、更…

  • たそがれ コスモス 秋の空

    鳥海山が冠雪しました冬の使者、白鳥がやって来ました秋の空はどこまでも高く澄んでいますが夕暮れ時、風は少しずつ冷たさを増し虫たちの羽音もどこか寂しげに聞こえます微かに冬の薫り ・ ・ ・秋桜の季節が、終わろうとしています まるで “ さようなら “ を言っているようです 撮影地山形県酒田市 最上川スワンパーク 撮影DATENikon Z 6NIKKOR Z 14-30mm f/4 S サブブログです。↓ 随時、更新中 idosan007.hatenablog.com 以前のブログです ↓ よろしかったらご覧下さい。 blog.goo.ne.jp

  • 黄昏秋桜

    コスモスは秋の花というイメージが強い花ですが実は開花時期は思いのほか長く、夏前の6月頃から咲きはじめ11月になっても見かけることがあります。コスモスは好きな花なので毎年必ず撮影していますが、今年はなかなか撮ることが出来ずにいたところ、たまたま通りかかった最上川の河川公園であるスワンパークに、コスモスが咲いているのを見かけました。ピークは過ぎてしまってましたが、それでもまだたくさん綺麗な花を咲かせ、蕾もついているものもあったりして、まだまだ十分楽しめるようでした。秋の陽が釣瓶落としのように足早に暮れようとしています。黄昏の光に揺れるコスモスをカメラに収めました。 季節は晩秋へと向かいます 撮影地…

  • 秋が、走る

    仕事が忙しくてなかなかブログ更新出来ないでいるうちに、季節はどんどん進んでいきます。風の強い日、見上げた空一面に筋雲が現れていました。急いた気持ちに強い風と空一面の筋雲。思わず「秋、走ってるな~」とつぶやいた日でした。秋はどこか気持ちが焦りますよね。(^^;) 鳥海山のように、気持ちをどっしりと構えなければ・・・。💦 撮影地山形県遊佐町 撮影DATENikon Z 6Nikkor Z 14-30mm f/4 S サブブログです。↓ 随時、更新中 idosan007.hatenablog.com 以前のブログです ↓ よろしかったらご覧下さい。 blog.goo.ne.jp

  • 蕎麦の花が咲く頃に

    庄内地方に蕎麦の花が咲きました。蕎麦はタデ科ソバ属の一年草です。タデ科には800種類もの植物がありますが、そのほとんどがいわゆる雑草であり、食用として栽培されている蕎麦は珍しい種類と言えます。蕎麦は種をまいてからおよそ30日で花が咲きます。さらにその後30日くらいで収穫時期を迎えます。種をまいてから収穫までおよそ60日くらいで収穫できるのです。気候の順応性が高く、乾燥にも耐えるため干ばつ時の植物としても優秀です。また、土壌の順応力も高く痩せた土地でも厭わず咲きます。それに、酸度にも強いため古くから開墾地の作物として重要視されてきたようです。蕎麦の花言葉の一つに「あなたを救う」とありますが、貧し…

  • 時満ちて、咲く

    多くの植物は、それぞれの種ごとにある一定の季節に決まって花が開くようにできています。人もそれを経験的に感覚的に知っていて、ある花が咲くとその花に季節を感じたりします。例えば、菜の花が咲くと誰しもが春が来たと感じ、紫陽花が色づきはじめると梅雨の到来を予感したりします。とは言っても、花たちはその季節が来たからと言っていきなり咲くわけではありません。花たちはどれも自分が花開く “とき” をよく知っていて、人が知らない間に、ゆっくりとじっくりと少しずつ花開く準備をし、陽の光を求め、時が満ちるのを待ち、そしてその “とき” の風に誘われて、来るときを迎えて花開くのです。時満ちて咲く花ほど美しい花はありま…

  • 立秋に入る

    8月7日(日)から二十四節気の一つである「立秋」に入りました。暦の上では、この立秋から立冬(今年は11/7)の前日までを「秋」としています。ただ実際は夏真っ盛りの時期で「秋」なんて考えられないほど暑い時期ではありますが、「立秋」の前の節気が夏の極みの「大暑」ですからそれは当然暑いですよね。この関係は「大寒」と「立春」と同じです。秋なんて微塵も感じられないような熱風の中に、古の人々はほんの微かに “極まりを過ぎた気配” を感じ「秋が立った」としたのでしょうね。真夏日や熱帯夜が続き暑さは今がたけなわですが、容赦なく照りつけていた太陽も心なしか日射しを和らげ、朝夕には少しばかり涼やかな風が吹き始めま…

  • 野菜の花など

    枝豆(だだちゃ豆)の花 私の実家は農家では無いのですが、30坪程度の畑があります。私の父親が趣味と実益?を兼ねてやっている程度でしたが、7年前に父が大病を患い車椅子生活となったため、せっかくの畑を荒らすのももったいないと言うことで、私が引き継ぎその畑で野菜を育てているのです。まあ、家庭菜園ですが、それでも結構な量が収穫でき、収穫した野菜を親戚や友人知人にお裾分けすると喜ばれたりするのが楽しいですね。その野菜達の花を農作業の合間に撮影してみました。1枚目は枝豆の王様「だだちゃ豆」の花です。花が赤花の「庄内5号」という晩生品種です。 キュウリの花です。 茄子の花 里芋の葉は水を弾きます。コロコロし…

  • 蓮の花

    庄内では蓮の花をあちらこちらで見かけるようになりました。蓮の花は仏教では極楽浄土を象徴する花ですが、この花を見かけると時期的に「お盆の時期だなぁ」と思ってしまいますね。お盆の時期は帰省ラッシュで大変ですが、自分が生まれ育った場所に帰り、父や母、祖父や祖母、そして自分へと繋がる祖先の霊を供養し感謝する、と言うことはとても大切なことだと思います。自分へと繋がる先祖を供養するということは、命に対して感謝するということ、感謝することは心が豊かになること、そして心が豊かになることは、つまりは「幸せになる」ことです。蓮の花には、古の人々がそんな願いを寄せてきた美しさがあるように思うのです。 撮影場所山形県…

  • 夏雲な日々

    今年は異常なほど早く梅雨が明けたせいか、庄内では連日夏日が続きました。ほかの地域は戻り梅雨みたいで雨が多かったようですが、何故か庄内地方は天気予報で明日は「雨」となっていても、その日になってみると「晴れ」・・・。天気予報も「晴れ」に変更されてるし・・・。おかげで毎日毎日、夏雲がドヤ顔で青空にそそり立っていました。そんな夏雲達をご覧下さい。(^^;) ※長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。 撮影場所山形県酒田市、遊佐町撮影DATENikon Z 6NIKKOR Z 24-70mm f / 4 S (1~8枚目)NIKKOR Z 14-30mm f / 4 S (9,10枚目)NIK…

  • 紫陽花

    紫陽花の季節は過ぎようとしていますが、どうやら戻り梅雨みたいですね。今年は6月中に早々と梅雨明けしてしまい、咲き始めた紫陽花たちが置いてけぼりされたような感じでしたが、それでも紫陽花たちはきれいに咲いていました。しっとりと雨に濡れた紫陽花の美しさは格別ですが、雨が無くても紫陽花たちはとてもきれいです。私の地元、山形県酒田市では『紫陽花』と言えば『土門拳記念館』(飯森山公園)です。敷地内の湖(『拳湖』と言います)の周辺に、100品種1万5千株という膨大な数の紫陽花が植えられています。日本でも有数だそうです。写真界の巨星「土門拳」と「紫陽花」もう撮るしかないでしょっ!と言うことでニコンを持って撮影…

  • 梅雨明けを告げる夕焼け

    6月29日 “ 東北地方南部が梅雨明けしたとみられる。”と、仙台管区気象台が発表して、山形県も梅雨明けとなりました。東北南部(山形・宮城・福島)の梅雨明けは、例年は7月24日頃、昨年は7月16日頃でしたが、まさか6月に明けるとはビックリですね。(^^;)宣言があった日の夕方、雨雲は強めの西風に散り散りに流され、きれいな夕焼けが現れました。いよいよ本格的な夏がやって来ます。でも、まだ、6月なんだよな~・・・。暑いの、苦手です。(>_<;) ※写真をクリックして Flickr で大きな写真でご覧ください。 撮影場所山形県酒田市「酒田北港」にて撮影DATENikon Z 6NIKKOR Z 14-3…

  • イワユリが咲く頃

    庄内地方各地の海岸の岩場に「イワユリ(スカシユリ)」が咲き始めました。「イワユリ」は正式名「スカシユリ」ですが、日本海側では新潟県以北、太平洋岸では紀伊半島以北に主に分布し、日本海側では「イワユリ(岩百合)」と呼びますが、太平洋側では「イワトユリ(岩戸百合)」と呼ばれるのだそうです。そして開花期が日本海側では5月~6月、太平洋側では7月~8月と異なるのだそうです。つまり、ここ庄内では初夏を告げる花ですが、太平洋側では夏の花なんですね。同じ花に対する季節感が、日本海側の人々と太平洋側の人々とでは違う・・・・・。とても興味深いお話しです。日本海を渡ってきた潮風が、オレンジ色の鮮やかなイワユリを揺ら…

  • 春田夕景

    すでに6月になって1週間になろうとしていますが、大好きな5月に撮った写真がまだありますので、遅ればせながらアップしていきたいと思います。(^^;)今年の5月は晴れた日が多かったように思います。そのおかげで連日、夕焼けがとても綺麗でした。田んぼに水が入り稲の苗が植えられて、その水面に春の夕焼けが映し出され、空も平野も夕焼け空に染まります。これもまた春の一時だけ、この時期にしか見ることのできない庄内の風景です。 鳥海山麓の棚田に映える夕焼け風景(遊佐町杉沢地区) 夕映えの棚田にサギが佇んでいました。離れて望遠で撮っていても、こちらを警戒しながらソロソロと餌を探しています。 雲一つ無い快晴の日、空が…

  • 白ツツジが咲く頃

    白ツツジが好きです。ツツジの花の白色は、ひと雨で茶色く変色してしまうほど短命ですが、咲いた瞬間の花の白さは思わず溜め息が出てしまうほど綺麗な純白色です。特に、雨に濡れた白ツツジは透明感が増し、それはまるで穢れの無い純真を表したような白。白ツツジ一つの季節に、ほんの一瞬だけの無垢白色。この白色が終わる頃、季節は夏へと向かいます。 白ツツジの花言葉は「初恋」『人が心から恋をするのはただ一度だけである。それが初恋だ。それから後の数々の恋は、初恋ほど無意識なものではない。』~ ラ・ブリュイエール(フランスの作家) 撮影場所山形県酒田市撮影DATENikon Z 6NIKKOR Z MC 105mm f…

  • 五月の庄内平野、鳥海山_その2

    庄内地方を含めて「米どころ」と言われる地域は東北地方や新潟に多いので、米は寒い地域で採れるものと思われがちですが、そもそも米は熱帯地方が原産地の植物です。では何故この地域に米どころが集中するかというと、それは品種改良などの人々の努力と、豊富な「水」なのです。東北地方や新潟は、大きな川の下流に大きな平野が広がり、冬は雪がたくさん降り、山々に積もった膨大な雪が春から秋にかけてとけて川に流れこみ、一年中平野を潤すので水不足の心配がありません。それに、夏の暑さも実は南の地域に負けないぐらい高くなり(しかも夜は涼しくなる)米の生育に適しているのです。庄内平野には現在、約4万ヘクタールの水田があり、減反な…

  • 五月の庄内平野、鳥海山_その1

    五月に入ると庄内地方の田んぼでは田おこしが始まり、いよいよ水が入ります。水が土に十分なじんだら代掻きを行い、その後一斉に田植えが始まります。水が入り、代掻きをし、トロトロになった土が沈殿した田んぼは水鏡のようになります。そこに鳥海山が映し出される風景を「逆さ鳥海」とよんでいます。代掻きをした後、稲の苗を植え付ける前までのほんの一時、風が止んだときにだけ見られる逆さ鳥海。それはまるで山の神が山から降りてきて、田んぼに入る儀式のような風景。今でも庄内の農家は、山の神が田んぼに降りてきて田の神となり、稲を見守ってくれると信じているのです。どんなに機械化されても、稲作技術が進んでも、自然に感謝する気持…

  • 「いこいの村」のチューリップ

    山形県鶴岡市の「森林公園 いこいの村」でチューリップを撮影しました。ここはかつては、湯野浜温泉に隣接する県の宿泊施設「いこいの村 庄内」の敷地内に10万本ものチューリップが咲き誇った東北でも最大級のチューリップ園でしたが、2016年に施設が閉鎖された後、チューリップ園は放置され荒れるがままの状態だったのだそうです。見かねた地元の方たちがチューリップ園の再生に取り組み、2020年春から「森林公園 いこいの村」として復活。オランダ大使館や地元郵便局長会から球根の寄贈を受けたりして、今季は4万5000本のチューリップが咲いていました。子ども達が小さい頃に家族で何度も訪れたチューリップ園。20年ぶりに…

  • 水芭蕉

    「水芭蕉」というと、唱歌『夏の思い出』という歌が有名ですよね。『夏の思い出』(作詞:江間章子 作曲:中田喜直)夏が来れば思い出す 遙かな尾瀬 遠い空霧の中に浮かびくる やさしい影 野の小径水芭蕉の花が咲いている 夢見て咲いている水のほとりしゃくなげ色にたそがれる遙かな尾瀬 遠い空この歌のタイトルから連想して水芭蕉は夏の花と勘違いされるようですが、もちろん春を告げる花です。よく歌詞を読めば、都会の初夏の頃に遙か遠くの尾瀬に思いをはせ、尾瀬は今が春なのだなぁ・・・、水芭蕉が夢を見るように咲いていたっけなぁ・・・、と思い出にふける歌だというのが分かります。水芭蕉。庄内では4月中頃ぐらい、ちょうど桜が…

  • さくら

    あれほど待ちわびた桜もあっという間に通り過ぎて行きましたきれいな若葉色を残して 撮影場所山形県酒田市山形県遊佐町撮影DATENikon Z 6NIKKOR Z MC 105mm f / 2.8 VR SNIKKOR Z 70-200mm f / 2.8 VR SAF-S NIKKOR 24mm f / 1.4G ED サブブログ『きおくのかけら』「四月になれば彼女は」 ↓ 更新中です idosan007.hatenablog.com 以前のブログです ↓ よろしかったらご覧下さい。 blog.goo.ne.jp

  • カタクリ

    冬枯れた落葉広葉樹林の林床に、雪解けを待ちかねたように一斉に芽吹き、頭上の樹々たちが葉を広げてその林床に陽光が届かなくなる初夏には地上部を全て枯らして、地下の根茎や種子で次の季節に向けてひっそりと暮らす早春の短命な植物たちを、スプリング・エフェメラル(Spring Ephemeral)~「春の儚い命」「春の妖精」と呼びます。スプリング・エフェメラル(春の妖精)には、キクザキイチゲ、イチリンソウ、ニリンソウ、ショウジョウバカマ、アマナ、エンゴグサ等がありますが、やはりなんと言ってもその代表格は「カタクリ」ではないでしょうか。恥ずかしそうにうつむきながら咲く可憐な花姿は、妖精が羽根を広げて舞い降り…

  • ショウジョウバカマ

    オウレンが春を告げてからほどなくして、直ぐ近くの少し湿ったところにショウジョウバカマが咲きます。花は淡紅紫色が多く、猩々(しょうじょう:中国の伝説上の生きもの)の赤い顔、葉の重なりが袴(はかま)を連想させることが名の由来だそうです。北海道から九州にかけての低地から低山帯の森林の林床、高山帯下部の湿潤な場所や高層湿原に生育します。このショウジョウバカマのスゴイところは、葉先に子苗をつけ無性的に増殖する性質があるところです。つまり、種子や根だけで増えるのではなく、成長した葉が地面につくと、そこから目を出すという増え方もするのだそうです。何という逞しさ。(^^;)そんなショウジョウバカマの花言葉は“…

  • 春を告げるオウレン

    冬枯れた林床に真っ先に花を咲かせて春を告げてくれるのがオウレンです。オウレンはキンポウゲ科オウレン属の日本固有の多年草、小葉の切れ込みの形態によって三種類に分けられるようです。○北海道と東北の日本海側に多く咲くのがキクバオウレン(菊葉黄蓮)○太平洋側と西日本に多く咲くのがセリバオウレン(芹葉黄蓮)○中部地方に多く咲くのがコセリバオウレン(小芹葉黄蓮)オウレンは花が終わった夏場以降も年間を通して葉をつけているので、いわゆる「スプリング・エフェメラル」(春の妖精・早春植物)には分類されていませんが、それらよりも早い時期に花を咲かせ真っ先に春を告げてくれるので、私は早春の妖精のひとつだと思っています…

  • しだれ梅咲いて

    あれほどあった雪も市内からはほとんど消えて、日に日に柔らかな日差しが増えてくる頃、しだれ梅が花を開き始めました。北国庄内にも、やっと春が訪れてくれたようです。これから何回かは寒さが戻りますが、季節は確実に春へと向かいます。今年、庄内地方の桜の開花予想は4月11日頃それを前後に様々な花たちが次々に花を咲かせ始めます。梅、桃、桜、沈丁花、辛夷、木五倍子、連翹、木蓮、杏、木瓜・・・。北国の植物たちは順番なんて気にとめず、まるで閉じ込められた命がはじけ出すように一気一斉に萌え始めます。まるで桃源郷みたいな北国の花景色厳しい冬を乗り越えた者たちへのご褒美のような雪国の春が始まります。 撮影場所山形県酒田…

  • 早春夕景、日本海

    太陽がいっぱい 今年は雪が多く、平野部でもまだ雪がたくさん残っています。冬の間中吹き荒れた偏西風もやっと止み、今日は久しぶりの快晴の一日。夕方訪れた海岸通りには、早春の海風が吹いていました。これから幾度となくこんな夕景を見ることができる季節になりますが、今日が終わるのが何だかもったいないような気がして、ずっと海岸に佇んでいました。 吹浦の海岸はいたる処から鳥海山の伏流水が湧いています 松の木が口を開いて太陽を飲み込もうとしている・・・、ように見えませんか?(^^;)出羽二見の夫婦岩にある鳥居の松の木です。 この後、太陽が沈みきる直前、グリーンフラッシュを見ることができました。 夜が静かに世界を…

  • もう一度、あと少し

    前々回(2/17)に「あと少し」とエントリーしたすぐ後に寒波が再来して大雪となりスノードロップも蕾のまま雪の下に埋まってしまいました雪国ではよくあることです寒波も去って雪解けが進み梅の蕾も膨らんできましたもう一度あと、少しです 雪解けで崩れた雪の隙間から、蕾のまま雪に埋まってしまったスノードロップが顔を出しました。花を咲かせています。スノードロップは雪なんかに負けません。 春はすぐそこです 撮影DATENikon Z 6Nikkor Z MC 105mm f / 2.8 VR S サブブログ「きおくのかけら」更新中です ↓ idosan007.hatenablog.com 以前のブログです ↓…

  • スマホで羽田空港スナップ

    以前エントリーした「スマホで東京スナップ」が思いのほか好評だったので、調子に乗って第二弾。(^^;)羽田空港第2ターミナルでのスナップショットです。スマホは前回と同じく SONY XPERIA です。コロナ禍で閑散としていますが・・・。 庄内空港への帰り道、会津磐梯山が素晴らしかった。 庄内空港に到着すると前田製管㈱さんのこの広告看板が出迎えてくれます。お気に入りです♪ (^^) 何が気に入っているかというと ↓ これです! 庄内に帰ってきて、この文が目に入ると思わず「なるほど、そりゃそうだ!」と心で言ってしまいます。「悪い人はいません」と言い切っちゃうと、そんなことは無いわけで、庄内にも悪い…

  • あと少し

    雪解けを待ちかねたようにスノードロップが雪の下から顔を出しましたまるで雪の色を映したような真っ白な蕾を持ち上げて春を告げるタイミングをはかっているようですあと、少しです 突然生えてくるのではなく、根雪の中で春に備えて準備し、その時をむかえて花を咲かせるのです。その健気な姿を間近に見ることができるのが雪国に住む者の特権かな(^^) 冬の間きれいな赤色を見せてくれていたサザンカも最後の花を散らし始めました季節が、移り変わろうとしています 春まであと少しです 撮影DATENikon Z 6Nikkor Z MC 105mm f / 2.8 VR SNikkor Z 70-200mm f / 2.8 …

  • 春まだ遠く

    立春を過ぎても寒い日はまだまだ続きます春まだ遠くでもやがて訪れる春を思い、過ぎゆく冬を愛でるそんな余裕があっても良いのかなと思うこの頃です 撮影DATENikon Z 6Nikkor Z 70-200mm f / 2.8 VR S サブブログ「きおくのかけら」更新中です ↓ idosan007.hatenablog.com 以前のブログです ↓ よろしかったらご覧下さい。 blog.goo.ne.jp

  • 地吹雪

    庄内名物?の「地吹雪」です。今年も立春の日から荒れはじめ、土日中吹き荒れていました。「地吹雪」とは、読んで字のごとくですが、降る雪よりもいったん地上に降り積もった雪が暴風によって舞い上がり、降っている雪と一緒になって吹き付ける吹雪のことです。これはもう表現のしようが無いほどひどい吹雪で、特に視界はほぼゼロで全くのホワイトアウト状態です。車で通行中にこの地吹雪に遭遇すると本当に恐怖です。だって、視界ゼロの中を車を走らせるのですから・・・。怖くて車をストップさせたくなりますが、そうすると車の周りに吹雪で雪溜まりがあっという間に出来て走行不能になってしまうし、後ろの車に追突されるおそれもあります。か…

  • 立春

    2月4日は『立春』です。『立春』と言うと必ず聞く常套句が「暦の上では春ですが、まだまだ寒くて・・・」という文句。そりゃそうです! だって、『立春』の前は『大寒』で1年中で一番寒い時期なのですから。実際、この頃の庄内は、雪が降って偏西風が強く吹く地吹雪の日が多いのです。それでも、極寒の中にあり春なんて微塵も感じることができない日であっても、『立春』という言葉を聞くと何かしら心の奥に温かな兆しを見つけることができるような気がします。春の記憶を微かに感じる日。先日、家の前の除雪を済ませ、ふと庭の片隅に目をやると、蝋梅の枝についた氷雪の隙間から蕾がついているのが見えました。どの花よりも真っ先に花を咲か…

  • 冬の夕焼け

    久しぶりにきれいな夕焼けを見ることができました。雪国ではめったに見ることができない冬の夕焼けです。冬の夕焼けはちょっと寂しそうです。今度はいつ見られるのかな? 夕焼けは陽が沈んだ後の方がきれいです。 釣り人が良い案配で居てくれました。灯台の光が点滅するタイミングでシャッターを切りました。釣り人さん、風邪引かないように。(^^) 徐々に藍色の帳が降りてきます。ブルーモーメント。これがまた深くて大好きな色です。 撮影場所山形県酒田市 酒田北港にて 撮影DATENikon Z6Nikkor Z 70-200mm f/2.8 VR SNikkor Z 14-30mm f/4 S サブブログ「きおくのか…

  • 冬の光芒

    吹き荒れた吹雪も今日は一段落。相変わらず風は強いのですが、雲が切れて久しぶりの青空を見ることが出来ました。また明日からは別の寒波がやってくるという、束の間の庄内の光芒風景です。撮影場所は山形県遊佐町。庄内平野の一番北側の町です。この町は東北随一の標高を誇る鳥海山の山頂を有し、その山頂から直線距離でわずか15㎞ほどで日本海に接するという、類い希な環境を有した町なのです。たった一町に、東北随一の山頂と髙地高原、湿原や平野や海岸や港を有するのです。今回の写真も、同じ日の同じ光芒を↓3ヶ所から撮りました。 ①高原地区(白井新田) ②平野地区(高瀬) ③海岸・港地区(吹浦)この地区の移動だけなら20分ほ…

  • 冬の使者の落としもの

    日本三大急流の一つ最上川。その川が日本海へと放たれる河口付近から上流の出羽大橋と両羽大橋までの5㎞ほどの場所には、冬になると多くの白鳥や鴨などの渡り鳥たちが飛来します。白鳥は遠くシベリヤなどから10月上旬に第一陣が姿を見せ、秋の深まりとともに飛来数がどんどん増加し3月上旬頃に北帰行が始まるまで、コハクチョウ、オオハクチョウあわせて1万羽ほどが飛来します。単一エリアとしては日本一の白鳥飛来数を誇っています。そんな白鳥の都「最上川スワンパーク」の近くに自宅があることもあり、毎年必ずこの冬の使者・冬の妖精たちが我が家の庭に綺麗な落とし物をしてくれます。白鳥たちの、真っ白でふわふわでとても綺麗な羽根の…

  • 迎春

    新年 明けましておめでとうございます本年もよろしくお願い申し上げます 撮影場所山形県遊佐町遊佐中学校の桜と鳥海山 サブブログ「きおくのかけら」も『更新中です』 ↓

  • スマホで東京スナップ

    コロナ前は月2~3回のペースで東京と千葉に出張がありましたが、コロナ蔓延で1年半以上出張を取りやめておりました。やっと最近、再開になり久しぶりの東京&千葉。出張は荷物を極力軽めにするためにデジカメは持って行きませんが、スマホは必須。最近のスマホは写りが良く、重宝します。デジカメが売れなくなるのも・・・、分かりますね。移動中にスナップした写真です。まずは羽田空港第2ターミナルから。庄内空港からはANA便だけですので、第2ターミナルです。 ↓ クリックしてご覧下さい 最近完成したJR千葉駅西口 アクアブリッジから見る東京湾の綺麗な夕焼け ご覧いただき、ありがとうございました。 あっ、この一枚 ↓ …

  • 冬を告げる光芒

    強い冬の偏西風に雲がぐんぐん流されて行きます。時折、霰混じりの凍るような雨がザーッと降ったかと思うと直ぐに止み、黒々とした巨大な雲はあっという間に風に切り裂かれ、その切り裂かれた雲の間から、吸い込まれるぐらいに真っ青な空が顔をのぞかせます。厚い雲の固まりに遮られていた太陽の光は、その雲の切れ間を見つけては四方に放射する制御不能なサーチライトのようにめまぐるしく大地を駆け照らします。人々は、そんな光景に急き立てられるように冬の準備を急ぎます。庄内平野は、そんなふうにして本格的な冬を迎えます。冬が、やってきました。 この3枚の写真の撮影間隔は1~2分。雲が凄い勢いで流されていきます。この時期はそれ…

  • 夕焼け、庄内

    庄内地方から見る夕焼けは、とてもきれいです。NPO法人「日本列島夕陽と朝日の郷づくり協会」が選定した、日本の夕陽百選にも選ばれています。(選定場所)●酒田市日和山、飛島●鶴岡市湯野浜この選定場所に限らず、庄内一円どの場所で見ても、晴れた日の夕暮れには素敵な夕焼けに出会えます。 日が沈むと藍色の帳(とばり)が少しずつ降りてきます。 田んぼでの落ち穂拾いを終えて、白鳥たちが最上川に戻っていきます。 ja.wikipedia.org酒田は4選目に出てきます ↓rtrp.jp www.yunohamaonsen.com サブブログ「きおくのかけら」も『更新中です』 ↓ idosan007.hatena…

  • なごり秋

    鉛色の空、肌に刺さる風、霙交じりの冷たい雨季節はすっかり冬の顔をしていますがまだほんの少しだけ秋の香りが残っています名残りの秋を拾ってみました 夜、駐車場に止めた車のガラスにも名残りの秋が 今日の日はさようならサブブログ「きおくのかけら」も『更新中です』 ↓ idosan007.hatenablog.com 撮影DATENikon Z 6Nikkor Z MC 105mm f / 2.8 VR SNikkor Z 24-70mm f / 4 S 以前のブログです ↓ よろしかったらご覧下さい。 blog.goo.ne.jp

  • きおくのかけら、はじめます

    idosan007.hatenablog.com 昨今のオールドレンズブームに乗って・・・、と言うことでは全くありませんが、「Ai Nikkor 50mm f/1.2S」を中古で購入しました。ミラーレスの時代になり「Nikkor Z 50mm f/1.2 S」が新発売され、色々なサイトでこのレンズの作例や作品を見かけるようになり、写真やカメラにのめり込んでいた35年ほど前の、忘れかけていたf1.2の世界への憧れが再燃。あの頃の憧憬が記憶の欠片のように心の中を舞い始めました。でも「Z 50mm f/1.2 S」は、高いし・・・。 50mmで30万円って!デカいし・・・。50mmなのに大三元ズーム…

  • 行く秋_後

    前回に引き続き、行く秋の後半です。紅葉の盛りもとうに過ぎて、散策する人もいなくなった山王森過ぎて行く秋を、静かな気持ちで止めてみました。今年もまた、秋が行ってしまいます。 秋は過ぎ、冬の足音が聞こえる山王森からでした。ご覧いただき、ありがとうございました。 撮影地山形県酒田市日吉町日和山-山王森より 撮影DATENikon Z 6Nikkor Z MC 105mm f / 2.8 VR SNikkor AF-S 18-35mm f / 3.5-4.5G ED Nikon 単焦点マクロレンズ NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S Zマウント フルサイズ対応 Sライン NZMC…

  • 行く秋_前

    11月も終わりの頃、紅葉の盛りもとうに過ぎて、散策する人もいなくなった山王森過ぎて行く秋を、静かな気持ちで止めてみました。今年もまた、秋が行ってしまいます。 次回へ、つづく・・・。 撮影地山形県酒田市日吉町日和山-山王森より 撮影DATENikon Z 6Nikkor Z MC 105mm f / 2.8 VR SNikkor AF-S 18-35mm f / 3.5-4.5 G ED Nikon 単焦点マクロレンズ NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S Zマウント フルサイズ対応 Sライン NZMC105+Nikon ニュートラルカラーフィルターNC 62mm NC-62…

  • 酒田山王森にて

    酒田「山王森(さんのうもり)」は、酒田本港のすぐ背後にそびえる「日和山(ひよりやま)」にある日枝神社(ひえいじんじゃ)の境内約3.8ヘクタールに広がる山野です。酒田本港を見下ろす日和山公園に隣接したこの森には、酒田の産土神を祀る日枝神社や、日本一の大地主で有名な本間家ゆかりの 光丘神社(ひかりがおかじんじゃ)、松林碑などがあり、四季折々に市民の憩いの森となっています。今回はその山王森の北側にある「光丘神社」側辺りを中心に撮影しました。正面の「日枝神社」辺りは以前のブログでもアップしていますので、興味のある方は覗いてみてください。(記事下にリンク貼っています。↓)清々しい秋の日、潮風を感じながら…

  • モミジとキノコと總光寺

    酒田市松山地区(旧松山町)にある「洞瀧山 總光寺」(とうろうざん そうこうじ)紅葉(もみじ)と言えばお寺でしょう!と言うかなり安直な気分で行ってみたら、結構カメラマンいましたね~・・・。皆さん考える事は一緒!!心の中で「ですよね~♪ですよね~♪」と念仏のように唱えながらの撮影でした。(^^;) あっ、ここは曹洞宗だから念仏はダメか・・・。 總光寺と言えば「きのこ杉」↑ 庄内人の常識です。樹齢400年のキノコのような杉(山形県指定天然記念物)の参道を通って向かいます。 總光寺は1384年に月庵良圓禅師が開山し、伊勢守佐藤正信公が創建した曹洞宗の禅寺です。南北朝時代を思わせるような豪壮な山門は 1…

  • 落ち葉の彩り

    錦に色づいた山々の紅葉だけが秋の楽しみではありません。落ち葉の彩りもまた、季節の移ろいを感じさせてくれる楽しみの一つです。 Nikkor Z 85mm f / 1.8 S Nikkor Z 85mm f / 1.8 S Nikkor Z 85mm f / 1.8 S 葉は木々に芽吹き、光合成によってその樹木を育て、他の生き物たちに酸素をも与えてくれます。葉の働きによって栄養を蓄えた樹々は果実を実らせ、また他の生き物たちに糧を与え、時に葉は自らを虫たちに与え育てます。やがて葉は地に落ち虫たちを守り育て、そして土に還り大地を豊かにするのです。つまり世界は「葉」を中心に回っていると言うこと。「葉」は…

  • 河口の夕焼けと釣り人と

    秋は夕焼けがとてもきれいな季節だ。夕方、海風が吹き始め、空にはきれいなすじ雲が現れた。良い夕焼けが見られそうな予感がして、車を海岸通りに向かわせた。お気に入りの浜辺についたところで、予想通り少しずつ空が焼け始める。鳥海山を源流とする「日向川(にっこうがわ)」の河口付近の浜辺だ。ここにはいつも釣り人が何人かいて、釣りを楽しんでいる。カメラを持って撮影していると、斜め前にいた若い釣り人に、「すみません。私、邪魔じゃないですか?」と声をかけられた。「あっ、全然大丈夫ですよ。お気遣いすみません。」と私。邪魔どころか、とっても素敵な被写体だ。きれいな夕焼けと、心優しい釣り人と。 夕焼けも消えはじめ、撮影…

  • 月山あさひの紅葉~梵字川渓谷

    山形県鶴岡市朝日地区(旧朝日村)を流れる梵字川(ぼんじがわ)は、全長37.5Kmほどの川で、神秘の山々、月山・湯殿山の懐に抱かれた静かな清流です。長い年月をかけて渓谷を作り、梵字川渓谷として素晴らしい景観を見せてくれます。今回は渓谷に架かる吊り橋『なびら雪吊り橋』からの梵字川渓谷の紅葉です。 ↑『なびら雪吊り橋』この橋の真ん中あたりから左右に素晴らしい景観を見ることが出来ます。 ↑ 橋の東側の景観 ↑ 橋の西側の景観 撮影地山形県鶴岡市越中山字名平 撮影DATENikon Z 6Nikkor AF-S 18-35mm f / 3.5-4.5 G EDNikkor Z 70-200mm f / …

  • 湾岸道路の夕焼け

    酒田港北港の湾岸道路を走行中、きれいな夕焼けに出会いました。車を止めカメラを取り出し岸壁を散策。午前中に一頻り降った雨があちらこちらに大きな水溜まりを作り、映り込んだ夕焼けがとてもきれいな秋の夕暮れです。 酒田港と酒田北港エリアは、年間を通してたくさんの魚が釣れる釣りスポットでもあります。スズキやイナダ、サバ、アジ、ヒラメ、ソイ、黒鯛などなど・・・、2~30種ほどとか。そしてもうじきやってくる初冬はなんと言ってもハタハタです。ここ酒田北港は大量のハタハタが釣れるポイントで、11月末から12月前半頃まで、ハタハタを求める釣り人が、山形内陸地方や県外からもこの水路エリアの岸壁にビッシリと並んで釣り…

  • ススキの頃

    秋は季節の黄昏です。今まで何気なく通り過ごしていたいろいろなものが、何だか急に意味ありげに想われる季節です。特に夕暮れ時は、なんだか心細く、妙に寂しく、ちょっとだけ悲しく感じられる頃ですね。夕暮れが近づいてくる頃、ススキが夕陽に照らされながら、時折吹いてくる風にサラサラと揺れている姿は、どこか「サヨナラ」と手を振っている別れの場面のように感じてしまいます。“ 秋色の 光と風をサヨナラの 形に変えて 手を振るススキ ” ~ 俵万智さん光と風とススキと自分、生きてきた時が長ければ長いほど、たくさんのサヨナラを思い出してしまう秋の日です。 ススキは別名「尾花(オバナ)」とも呼ばれます。動物の尾に似て…

  • 庄内柿

    庄内地方の秋の果物と言えば、「庄内柿」です。庄内柿の特徴は、偏平で四角に角張っていて、なんといっても種がない事です。(平核無柿(ひらたねなしがき)と言います)渋柿ですが渋抜きをした後はとても甘みが強くなり、果汁が豊富で果肉はほどよく柔らかで抜群の美味しさです。庄内柿は庄内地方一円で栽培されており、私が子どもの頃はどの家の庭にもほとんど柿の木が植えられていましたが、最近は畑以外ではあまり植えられなくなりました。それでも秋になると庄内地方では柿色一色。庄内地方の秋の色です。 庄内柿のはじまりは諸説ありますが、明治18年に鶴岡市の鈴木重光が新潟の行商人から苗木を購入して育てたところ、その中に1本だけ…

  • 藍色のグラデーション

    夕焼けの後、刻々と変わる藍色の空が好きです。雲一つ無い秋晴れの日の終わりに、ひとしきり茜色に染まった空。その茜色が少しずつ紺藍色へと変わり、青藍色、深縹色を経て紺色へ、そして水が染みるようにゆっくりと濃藍色から藍錆色と暗くなり、やがて辺りは漆黒に包まれます。空が映し出す様々な藍色のグラデーション。日没からほんの一時の、静かで美しい移ろいです。 ※広い意味での藍色は48色あると言われているそうです。↓ 日本の藍 ジャパン・ブルー Japan Blue (紫紅社文庫) 作者:吉岡 幸雄 紫紅社 Amazon 撮影地山形県酒田市穂積 撮影DATENikon Z 6Nikkor AF-S 18-35m…

  • 秋桜

    前回のコスモスと同じ日同じ場所で撮った花たちです。 コスモスと秋桜、ご覧いただきありがとうございました。 撮影地山形県鶴岡市千安京田「いこいの村公園」 撮影DATENikon Z 6Nikkor Z MC 105mm f/2.8 VR SNikkor Z 70-200mm f/2.8 VR S Nikon ミラーレスカメラ 一眼 Z6 ボディ Nikon Amazon Nikon 単焦点マクロレンズ NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S Zマウント フルサイズ対応 Sライン NZMC105 Nikon Amazon Nikon 望遠ズームレンズ NIKKOR Z 70-20…

  • コスモス

    風が澄むのを待ちかねたように、コスモスたちが次々と花を広げ、透明な秋の陽射しに揺れています。その優しい桜色から「秋桜」と名付けられたように、日本人にとても好かれる花、コスモス。初秋の風に揺れる優しい桜色は、豊かな秋の始まりを告げる色でもあります。 “コスモス(Cosmos)”とは、ギリシャ語で「秩序」「美」「調和」を意味する'Kosmos'に由来しているといわれます。「宇宙」の事を“コスモス Cosmos”と呼ぶのも同じ由来で、星が整然と並んで美しいことから来ているのだそうです。ただし、古代ギリシャ人にとってのコスモス(宇宙)とは、私たちが一般的に持っている広い広い無限の空間というイメージでは…

  • 秋の雨に彼岸花

    彼岸入りの日、実家の畑の隅に今年もまた彼岸花が咲き出しました。今は亡き母が生前に植えた彼岸花、あれから10年、毎年必ずこの時期に咲いてくれます。「彼岸花」はヒガンバナ科ヒガンバナ属(リコリス属)の多年草で、ちょうど秋のお彼岸の頃に花を咲かせることに由来してこの名がつけられました。別名「曼珠沙華」はサンスクリット語(manjusaka)で天界に咲く花という意味で、おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ているそうです。 彼岸花はこれの他にもたくさんの別名がある花です。(各地にさまざまな呼び方があり1000以上もあるそうです)お彼岸に咲くことや、土葬をモグラや野ネ…

  • 蕎麦の花が咲く頃

    庄内地方の主に山間部では、蕎麦の花が咲き始めました。山形県は日本有数の蕎麦処でもあります。そば屋の店舗数は長野県に次いで全国で2番目に多く、作付面積では北海道に次いでこれも全国2位となっています。とはいっても、ここ庄内地方に限れば以前は蕎麦畑を見ることはあまりなかったのですが、最近は山間部の水田を転用した蕎麦畑を多く見かけるようになりました。美味しい蕎麦は寒暖差があった方が良く、平野部より山間部の方が適しているんでしょうね。 蕎麦の花は、花の仕組みが植物界では珍しい部類の花だそうです。普通の花は雄しべ・雌しべが一つの花で受粉しますが、蕎麦の花は雌しべの長い「長柱花」と雌しべの短い「短柱花」とい…

  • 秋空にすじ雲掃ける

    風の強い日、遙か空高くにきれいなすじ雲が流れていました。すじ雲(巻雲)は、雲の中でもいちばん高い空にできる雲で、実は氷晶(氷の粒)でできた雲です。透き通ってきれいに見えるのは、雲が全て氷晶でできているからです。落下する氷晶が上空のジェット気流に流され、青空に筆でスーッと掃いたような美しい筋状の雲をつくります。秋になり偏西風の強まりとともに澄んだ空に姿を見せるため、季節の移り変わりを示す雲でもあります。すじ雲(巻雲)は、秋空の美しさを代表する雲です。 庄内平野ではすでに稲刈りが始まりました。 撮影地山形県遊佐町月光川河川公園より 撮影DATENikon Z 6Nikkor AF-S 18-35m…

  • 小さな秋のはじまり_エノコログサ

    畑道のあちらこちらに「エノコログサ」が顔を出し始めました。「エノコログサ」の名前は、花穂が子犬のしっぽに似て「犬コロ草」と呼ばれたところからきているそうです。別名は「猫じゃらし」で一般的にはこちらの呼び名の方が有名ですね。撮影したのは、エノコログサの中でも一番小さい「コツブキンエノコロ」です。キンエノコロは花穂が小さく、その毛が黄金色で太陽の光を受けてキラキラ輝きとても綺麗です。コツブキンエノコロは花穂がさらに小さく、キンエノコロのハーフサイズと言ったところでしょうか。まだ生えたてなのか花穂の毛は金色にはなっていませんでした。 「エノコログサ」は、例えが犬や猫ということから分かるように、とても…

  • 夕焼けの空に

    あの子の命は ひこうき雲 ほんの十一歳で逝ってしまった同級の友あれから五十の歳月が流れたあの日と同じきれいな夕焼けが motokurashi.com 撮影地山形県酒田市最上川河川公園より 撮影DATENikon Z 6 Nikkor Z MC 105mm f / 2.8 VR SNikkor Z 24-70mm f / 4 S 以前のブログです ↓ よろしかったらご覧下さい。 blog.goo.ne.jp

  • 雨あがりのリコリス

    庭に咲いたリコリスが雨露をまとって、とてもきれいでした。リコリスはヒガンバナ科の花ですが、夏水仙とも呼ばれ彼岸花よりも早く8月に咲きます。夏の強い日差しが少しだけ盛りを過ぎた頃、何も咲いていなかった花壇に突如として花茎だけをニョキニョキと延ばして、あっという間に咲きます。葉は花とは別に春先に出し、その葉が水仙に似ていることから夏水仙とついたと言われています。春に芽吹いた葉は全て枯れ果て、その存在さえも忘れた頃に突然きれいな花が咲く様子は、まるで忘れていた誕生日に突然花束をもらったようなサプライズのようで、ちょっと素敵です。 雨上がり、マクロレンズ(Nikonはマイクロレンズ)を付けて庭に出まし…

  • ひまわりの丘にて

    夏の花、と言えば ほとんどの方が『ひまわり』と答えるのではないでしょうか。それほどに向日葵は夏を代表する花だと思います。庄内地方では、ひまわり畑と言えば「月山高原牧場」が有名ですが、最近、遊佐町白井新田の藤井地区のひまわり畑が何かと話題に上るので、気になって行ってみました。遊佐町藤井地区は鳥海山麓にある高原地区で、近くには前回エントリーした「胴腹滝」や飽海三名瀑の一つ「二の滝」、交流体験型宿泊施設「四季の森しらい自然館」があります。また、準絶滅危惧種の「ハッチョウトンボ」の日本最北端の棲息地があり、環境庁の “ ふるさといきものの里100選 ” に選定されています。前日に地方紙(山形新聞)で取…

  • 胴腹滝

    今回の写真は、山形県遊佐町の湧水群の中でも、とりわけ名水と言われ人気がある『胴腹滝』の風景です。『胴腹滝』は、一般的な滝のように地上を流れてきた川が崖下に落下するものではなく、山腹から忽然と湧き出した水が滝になっているもので、その様が身体の「胴腹(どうっぱら)」から水が噴き出しているように見えることで『胴腹滝』と命名されました。(ちなみに、読み方は看板等には「どうはらたき」と書かれていますが、地元では「どっぱらのたき」と言いますね。)山腹から湧き出る二本の滝の中央には、子安大聖不動明王を祀る「胴腹滝不動堂」が安置されています。「そもそも胴腹瀧と申す奉るは人の身躰一切を守り賜う故を以って胴腹瀧と…

  • 丸池様

    前回の、梅花藻が咲く清流『牛渡川』のすぐそば、川がまさに山に分け入らんとする辺りの森中に地元の人々から『丸池様(まるいけさま)』と呼ばれ崇められている湧水の池があります。この池は、湧水のみを水源とした直径20m、水深3.5mの池で、豊富な湧き水が森の樹木の間から差し込む光を捉え、エメラルドグリーンに輝き美しく神秘的なたたずまいを見せてくれます。この池の辺には、鳥海山をご神体とする鳥海山大物忌(おおものいみ)神社の境外末社に当たる「丸池神社」という神社があり、古くから池そのものがご神体として崇められてきました。鳥海山信仰の一翼を担う重要な史跡として国指定史跡にも指定されています。 透明な池を見て…

  • 梅花藻の花_牛渡川

    清流「牛渡川(うしわたりがわ)」に梅花藻の花が咲き出す頃でしたので撮影に行ってきました。(7月上旬頃です)「牛渡川」は鳥海山の麓、山形県遊佐町を流れる全長3㎞の小さな川なのですが、水源が100%湧き水であるという全国でも希な川で、川の水が極めて清冽で美しく、清流でしか育たない梅花藻の群生を見ることができるのです。テレビや雑誌等で取り上げられて今ではすっかり有名になり、観光客が引っ切りなしに訪れますので、マクロレンズ付けて這いつくばって撮影するのも恥ずかしいのですが、気にしている場合ではありません。(^^;)夏の陽射しが清流の川面にはねて、梅花藻の花が光の中に可憐な姿を見せてくれていました。 次…

  • 土門拳記念館

    前回のエントリーは、最近評判のNikon Z fc に託けて、土門拳のカメラNikon SP を紹介しましたが、引き続き今回は土門拳の全作品を所蔵する『土門拳記念館』を写真で紹介したいと思います。土門拳は、私があらためて紹介する必要も無い写真界の巨匠ですので、詳しい話は土門拳記念館のHPをご覧下下さい。 土門拳は「絶対非演出の絶対スナップ」という独自のリアリズム論を提唱し、「リアル」ということに被写体の本質を見出し、日本人の現実とそこに流れる日本の心を捉えた日本を代表する写真家です。 世界的な写真家の記念館が何故に山形県酒田市にあるかと言えば、土門拳の生まれ故郷だと言うことですが、1974年に…

  • 土門拳さんのカメラ

    巷では今、ミラーレスカメラNikon Z fc が大人気のようですね。 私は基本的に“レトロ調”というのはあまり興味をそそられる分野ではありませんが、ニコンファンとしてはニコンのカメラが評判を呼ぶのはとても嬉しいニュースではあります。もっとも、若い方はこのカメラを“レトロ調”ということではなく、新しいカメラとして捉えているのかもしれませんね。そこで今回のエントリーは、時代を変えた本物のスゴイカメラ、『 Nikon SP 』です。国産レンジファインダーカメラの最高峰です。写真界の巨星、土門拳さんが『 LEICA M3 』と共に愛用していたのが『 Nikon SP 』。そのカメラが、レンズ(Nik…

  • 夏雲湧いて

    Nikkor Z 70-200mm f / 2.8 S 庄内平野にも夏雲が湧いて、いよいよ本格的な夏がやってきます。鳥海山から湧き出す入道雲、庄内の夏の風物詩の一つです。 Nikon Z 24-70mm f / 4 S雲は、その時の気温や気圧、空に浮かぶ水蒸気の量、そして光や風によって刻一刻と変化しふたつと同じものはありません。そして雲は、見上げるだけで触れあえるもっとも身近な手つかずの自然です。良い雲に出逢うと、みんな空を見上げますよね。束の間の時間、雲が演ずる空のアートに見入る人々、それは人が自然と一体となった瞬間でもあるのです。 Nikon Z 24-70mm f / 4 S自然の流れの…

  • スカシユリが咲いて

    Nikon Z6 + Nikkor Z 70-200mm f / 2.8 VR S我が家の庭に毎年咲いてくれるスカシユリが、今年もまたきれいな花を広げました。梅雨の雨が一時止んで、雲の切れ間から差し込んだ夏の陽射しに、雫を光らせながらにっこりと笑っているように見える百合の花。梅雨も悪くないな、と思わせてくれる瞬間です。 Nikon Z6 + Nikkor Z 70-200mm f / 2.8 VR Sそれにしても、このZレンズ (Nikkor Z 70-200mm f / 2.8 VR S)、すごく良いです。噂通りの解像力とヌケ感、空気感の再現性、ピント面のシャープさと美しいボケ味、それと手ぶ…

  • 夏光芒

    Nikon Z6 + Nikkor Z 24-70mm f / 4 S梅雨の合間に見せる限りなく深い青空。強い西風に千切れながら流れてゆく雲。太陽の光線が制御不能のスポットライトのように空を駆け巡る。 風景写真だって一瞬が勝負だと思う。 Nikon Z6 + Nikkor AF-S 18-35mm f / 3.5-4.5G EDレンズ交換している合間に、こんなに風景が変わってしまいます。 撮影DATENikon Z 6Nikkor Z 24-70mm f / 4 SNikkor AF-S 18-35mm f / 3.5-4.5G ED 以前のブログです ↓ よろしかったらご覧下さい。 blog…

  • 紫陽花

    Nikon Z6 + Nikkor Z 85mm f/1.8 S 紫陽花を求めて、酒田市立『土門拳写真記念館』を訪れました。写真界の巨星である土門拳さんは酒田市出身、酒田市名誉市民第一号になったときにその全作品をふるさと酒田市に寄贈したことを受けて、日本で最初の、また世界でも個人のものとしては最初の写真専門美術館として1983年に開館しました。 www.domonken-kinenkan.jp ここ土門拳写真記念館は紫陽花の名所としても親しまれており、その数は約100種1万株以上と日本有数の紫陽花公園でもあります。 Nikon Z6 + Nikkor Z MC 105mm f/2.8 S Ni…

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