chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
風の記憶 https://torukin007.hateblo.jp/

風と光と人々の思いをお届けします。良い風が届きますように、山形庄内から。

torukin007
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/05/10

  • 初夏の風に揺れて

    前回の水芭蕉から大分経ってしまいました・・・。(^^;)すでに季節は夏。梅雨前の清々しい初夏の頃・・・、のハズなんですがいきなり30℃超えの猛暑日が襲ってくる今日この頃です。暑いのが大の苦手な私にとっては最近の傾向は本当にまいったものです・・・。そんな季節の乱れにもめげず、今年もまた庄内海岸の岩場に「イワユリ」の花が咲き出しました。例年よりは少し遅れているでしょうか? 6/15に撮影しましたが、まだ五分咲きぐらいでした。それでも、決められた季節に決められた花が決められた場所に咲く。なんとありがたいことでしょう。当たり前のように過ごしていましたが、実はとても大切な風景なのだとつくづく感じています…

  • 清水に咲く水芭蕉

    季節の流れは速いもので、ついこの間、早春植物がやっと冬枯れた林床に顔を出したと思ったら、梅が咲いて木蓮が花開き、桃や梨や杏、桜桃が競うように咲き出し、そして桜前線が風のように通り過ぎて行きました。北国に春が一斉に訪れる中、友人から水芭蕉が咲いたよという知らせがあり、今年もまた遊佐町小野曽地区にカメラを持って出かけてきました。鳥海山麓「鳥海国定公園」内の沢に自生する水芭蕉群は、鳥海山の豊富な湧き水や雪解け水の中に咲く水芭蕉をとても綺麗に見ることが出来るお気に入りの群生地です。地元のみなさんが毎年この群生地の清掃活動などをされているとのこと、ありがたいことです。おかげ様でとても良い環境の中で気持ち…

  • やさしい時間

    前回は私が生まれ育った遊佐町の桜でしたが、今回は今住んでいる私の街(酒田市港南地区)の桜通りの光景です。酒田市民には“三角公園(港南公園)付近”と言えばすぐに分かる、酒田の桜の名所としても知られた地区ですが、最近は市内各所に桜が植えられて、桜の時期にも以前よりは人混みにはならなくなりました。住民としてはありがたいかな?(^^;)桜の時期になるとカメラマンとしては有名な桜名所に撮影スケジュールを合わせて彼方此方と出かけたりするのでしょうが、家のすぐそばに盛りだくさんに桜が咲くので、たまのお休みの日、喧騒は避けてのんびり桜の花の香りが微かに香る風の中、花の隙間からこぼれる春の木洩れ日を浴びながら“…

  • さくらさくら

    桜の季節は、あっという間に過ぎてしまいましたが、今年撮った桜景色を分けてアップ致します。過ぎた季節はもう良いよ、なんて言わないで(^^;)想い出としてご覧下さい。はじめは、私の故郷 “ 遊佐のさくら ” です。前半は、知る人ぞ知る「中山河川公園の桜並木」ここの桜は、昭和34年(1959年)に皇太子殿下(現上皇陛下)御成婚記念として植えられたものだそうです。桜並木、清流“洗沢川”、残雪の鳥海山、それに鯉のぼりこれ以上何がいる?っていう感じの名所です後半は、最近評判の「遊佐中学校グラウンドの桜並木」まだ若い桜ですが、その分みっちりと枝に花を咲かせる桜並木たち、向こうに鳥海山を望みます。今年の桜は例…

  • 春光に揺れるⅡ

    前回の、春光に揺れる春の妖精(スプリングエフェメラル)たち、の第二弾です。前回は鶴岡市大山地区にある自然公園、高舘山・上池下池の遊歩道でしたが、今回は酒田市八幡地区にある大森自然公園内の遊歩道です。八幡地区は鳥海山麓の街である旧八幡町です。ここはオウレンやショウジョウバカマ、カタクリが見事です。その他、キクザキイチゲやギンラン、アケボノソウも楽しめます。この時期にしか見ることができない早春植物です。(^^)/ 遊歩道の小道の傍らにもカタクリが 紺色のキクザキイチゲ 真っ先に春を告げるキクバオウレンです ショウジョウバカマは春の光の中で舞うように咲きます。 そして・・・ 桜の開花宣言がある頃、シ…

  • 春光に揺れる

    季節の移り変わりは早いもので、ついこの間雪解けが進んでいると思ったのに、すでに桜前線が東北にやってきている時期です。2週間ほど前になりますが、久しぶりに高舘山(たかだてやま)に山野草の撮影に行ってきましたので、その時の写真をアップします。(^^;)おっそ・・・高館山は、山形県鶴岡市大山地区にある標高273.2mの山ですが、低山にもかかわらずブナやナラなどの落葉広葉樹林により形成されていて、とてもたくさんの植物を見ることができます。また、麓には上池・下池と呼ばれる大きな池があり、「庄内海浜県立自然公園」の一部に指定され、同時に林野庁の「自然休養林」「森林浴の森100選」にも指定されている地域です…

  • 雪中梅

    今年の冬は本当に雪の無い冬でした。12月に一度多めの雪が降りましたが、ほどなく消えてその後も雪はチラつくことはあっても根雪にはならず、お正月の初詣も寒中の祭事の際もむしろポカポカと暖かい日が続きました。立春も過ぎて2月の後半になり、除雪道具もそろそろ片付けようかな?と考えていたら・・・。来ました来ました(^^;)、午後から急に冷えて静夜になり、雪が深々と積もり始め、朝になると結構な積雪・・・。💦何だよ~、参ったなぁ、などと言いながらせっせと久しぶりの雪かきです。口では文句を言いながら、でも、何だかちょっと嬉しいような、懐かしいような、不思議な感覚。結局、雪国に暮らす人間は、雪に苦しめられながら…

  • 寒中なのに・・・

    今年の庄内地方の冬は、何度か雪は降るものの、平野部では例年のような積雪がほとんど無く、雪のない冬を過ごしています。二十四節気では1月6日が「小寒」、20日から「大寒」で、いわゆる「寒中」ということで一年のうちで最も寒い時期なのですが、今年は大寒に入った途端に4月上旬並みの暖かさになっちゃって・・・。💦除雪もほとんど無くポカポカと過ごす冬は楽で良いのですが、何か物足りないような、何だか居心地がよろしくないような、ちょっと違うような・・・。(^^;)雪除けが無いので運動不足だし・・・。庄内地方では例年、この寒中の時期に水揚げされる脂がのって丸々と太った鱈(真鱈)を特別に「寒鱈(かんだら)」と呼んで…

  • 迎春_2024

    新年 明けましておめでとうございます本年もよろしくお願い申し上げます

  • 季節は巡りまた冬が来る

    前々回から始めた晩秋の風景、今回が最後です。あれほど鮮やかな彩りを見せていた木々も、冷たい木枯らしがやって来ると次々と落葉し、あっという間にその姿を冬木立へと一変させてゆきます。わずかに残った枯葉があの鮮やかだった秋の名残りを留めますが、それも次の風で消え入ってしまいます。冬の季節風が吹く前のほんの一時、名残の秋の風景を止めてみました。季節は巡りまた冬がやってきます。 NIKKOR Z 14-30mm f/4 S 蒼穹へと秋は消え去り、また長い冬がやってきます・・・。3回の長きにわたりご覧頂き、ありがとうございました。 撮影地 : 山形県遊佐町 森の公園「遊ポット」にて 撮影DATENikon…

  • 落葉の詩

    前回に続き、晩秋の様子です。晩秋の頃、錦秋に輝いた枝葉が地上に落ちると秋が終わったと思われがちですが、錦に色づいた山々の紅葉だけが秋の楽しみではありません。落ち葉の彩りもまた、季節の移ろいを感じさせてくれる楽しみの一つです。サクサクと小気味よく落ち葉を踏みしめながら歩いていると、落ち葉たちが小春日和の陽に揺れてまるで詩を唄っているようです。たくさんの落ち葉の中には、風に巻かれて地面の草や落枝に寄り立っているものや、ほかの木に引っかかっているもの、ベンチや切り株に刺さりこんだものなどもあり、その姿は何となく「ねえ、撮って」と言われているようで、ついカメラを向けてしまいます。小春の陽が秋たちに最後…

  • 過ぎゆく秋の真ん中で

    庄内では紅葉はすでにほとんどが落ち、季節は晩秋から冬へと向かい、雪の準備を調える日々となっています。季節が移り変わる時期はどの季節でも心を動かされるものですが、特に晩秋の頃は一つの季節が終わるという以上に、一年の終わりを表しているようで特別なものがあります。「もののあはれは秋こそまされ」(徒然草)“ もののあわれ ” とは寂寥感や哀感つまり、秋の本意は “ 寂しさ ” ということです。それは初秋の鮮やかな風の頃ではなく、深秋を過ぎ冷気を帯びた褪せゆく風の頃、錦秋に輝いた枝葉が末枯れゆく様、消え入りそうな虫の忘れ音、秋冷の風や、褪せた色が身に入む寂しい季節。晩秋私たち日本人は古よりそんな季節を深…

  • 紅葉の山王森にて

    酒田「山王森(さんのうもり)」は、酒田本港のすぐ背後にそびえる「日和山(ひよりやま)」にある日枝神社(ひえいじんじゃ)の境内約3.8ヘクタールに広がる山野です。酒田本港を見下ろす日和山公園に隣接したこの森には、酒田の産土神を祀る日枝神社や、日本一の大地主で有名な本間家ゆかりの 光丘神社(ひかりがおかじんじゃ)、松林碑などがあり、四季折々に市民の憩いの森となっています。2年前にもアップしましたが、今年撮影した秋の山王森をご覧頂けたら嬉しいです。前回と同じく山王森の北側にある「光丘神社」側辺りを中心に、旧光丘文庫周辺を撮影しました。雨が多い今年の秋、久しぶりの晴れ間が清々しい1日でした。潮風を感じ…

  • 秋の空と出会う時

    予定された風景ではなく、突然出会う風景が好きです。だから、カメラをいつも持ち歩いています。風景も一期一会いつも見慣れた風景も、光や雲や風が変わっただけで素敵なシーンに一変する。そんな瞬間に出会えることが嬉しいのです。今秋、出会えた空を集めました。 最上川スワンパークの駐車場から 遊佐町の月光川公園からもの凄い鯖雲が現れました 撮影後、急に鯖が食べたくなって、サバ缶買って帰りました。(^^;) 鶴岡市たらのき台付近の溜め池から 落日の後はブルーモーメントがやってきます NIKKOR Z 50mm f/1.8 S北の空を眺めると、ビーナスベルトの鳥海山を見ることが出来ました。 ご覧頂き、ありがとう…

  • 秋の光を求めて

    秋はいつも足早に過ぎていきますが、今年の秋は特に超特急の如く過ぎ去って行くようで、季節は既に初冬の様相となっています。夏が異常に暑く長かったせいで、秋の紅葉も色づいたと思ったらすぐに落葉してしまい、しかも雨が多かったように感じます。今秋、長らく待ち望んでいた135mm望遠レンズがNIKONから発売され購入しました。このレンズで色々と撮影計画を立てていたのですが、休日のたびに天気に恵まれずなかなか予定通りの撮影ができなかったのが残念でした。でも、気持ちを切りかえれば被写体は無限にあります。ということで、少ない好天時にNIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaを持って、秋の光を写し止…

  • コスモス日和

    今夏の猛暑の日々がまるで嘘だったような今秋この頃。駆け足でやってきた秋は日に日に深まり、さらに駆け足で晩秋・初冬へと向かって行くように感じます。風が澄み空が高くなるのを待ちかねたコスモスたちは、そんな足早に過ぎようとしている秋に乗り遅れないように息せき切って次々と花を咲かせています。お気に入りの虫たちを急いで呼んで、一番良いタイミングで受粉させようと花たちも必死です。その命を次の命へつなげようと一生懸命咲かせた花たちが、秋陽の穏やかな風にゆらりゆらりと揺れているのを見ていると、何だか健気で愛おしく思えてきます。コスモスは一年草なので、この季節が過ぎてしまうとすぐそこまで来ている冬の冷たい風の中…

  • やっと咲いた彼岸花

    あー、暑かった。💦💦💦今年の夏は信じられないくらい暑かったですね。私の住む庄内地方も連日35℃越えが続き、もう私は溶けてなくなっていました・・・。(^^;)しかし、最近いきなりめっきり寒くなってきて、私の大好きな ほどよい秋はどこへ行ったんでしょう?それでも写真は性のように撮ってはいたんですが、もう汗だくで、撮影中に汗がレンズに滝のように滴り落ちて・・・、NIKKORの防塵防滴が完璧で良かった。お彼岸になっても彼岸花が咲かなくて心配していたんですが、彼岸が過ぎて秋らしくなってきたら急にニョキニョキと花茎を地上に出して、あっという間に咲き出しました。良かったー♪雨上がりの日差しに燦めく彼岸花微か…

ブログリーダー」を活用して、torukin007さんをフォローしませんか?

ハンドル名
torukin007さん
ブログタイトル
風の記憶
フォロー
風の記憶

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用