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「禅の旅zenno-tabi」では「禅」を元に、人が生きるとはどういう事なのか、どのように生きれば人はより良く生きられるのかを考え、旅のように探求していく事を目的としております。

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2021/04/30

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  • 道元禅師と「紫の衣」のエピソード、大自然に笑われない生き方とは?

    地位や名誉とは縁遠い山奥の地で多くの弟子達と坐禅修行に励み、生涯を「坐禅」に費やされた道元禅師。 愚直なまでに真実を追求し、ただひたすら真実の道の為に。 その「真実の道」を追求するために決して地位や名誉を頼ろうとはしなかった道元禅師。 ただ真実の「坐禅」をただひたすらに打ち込む。 それが何よりも道元禅師が求めていたことで、「真実」の生き方でありました。 今回はそんな道元禅師の求めた真実の道を、位の高い高僧に与えられる「紫の衣」とまじえてご紹介していきます。 この記事を書いているのは こんにちは「harusuke」と申します。大学卒業後、禅の修行道場で修行経験を積み、現在は都内でサラリーマンをし

  • 道元禅師の『普勧坐禅儀』について学ぶ⑰思いを管理しないこと

    本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は『普勧坐禅儀』本文の、 心意識の運転を停(や)め、念想観の測量(しきりょう)を止(や)めて、 という部分を解説していきます。 前回の道元禅師の『普勧坐禅儀』について学ぶ⑯実際の「坐禅」の仕方について初めて触れる部分では、『普勧坐禅儀』において初めて道元禅師が実際の「坐禅」の仕方について説いたその内容についてそれがどういったものかを解説しました。 それでは前回のポイントをおさらいしましょう。 前回のポイント 道元禅師の言う「参禅」とは「坐禅」のことをさす。「坐禅」はしずかな場所で行うこと「坐禅」をする際は「腹六分目」が相

  • 坐禅に関する大きな疑問選!一つずつ分かりやすく解説します。

    「坐禅」ひたすらに実践し続ける事(只管打坐)をお説きになった道元禅師。 「坐禅」そのものを悟りの目的とし、「坐禅」を行う事は「生命の実践」、「仏行」とも言われております。 今世界中でブームを巻き起こしているこの「禅」。 その禅と同義とされる「坐禅」に関して、目的や継続の意義について疑問に思っている方は多いはずです。 今回はそんな「坐禅」に関して皆さんが抱える疑問を一つずつ丁寧に解説していきたいと思います。 それでは参りましょう。 この記事を書いているのは こんにちは「harusuke」と申します。大学卒業後、禅の修行道場で修行経験を積み、現在は都内でサラリーマンをしております。 坐禅に関する悩

  • 禅ブーム真っただ中!誰でも簡単に自宅で出来る「坐禅講義」

    道元禅師がおすすめになる「坐禅」。 「坐禅」の実践こそが修行そのものであるとし、過去に多くの祖師方がこの「坐禅」を実践されてきました。 近年でも「禅ブーム」が流行し、生活の一部にこの「坐禅」を取り入れる方も多くなってきております。 「生命そのものの実践」、「仏行」とも言われるこの「坐禅」。 今回その「坐禅」を自宅でも正しく実践できるように、細かいポイントや坐禅における心構え、そして実際の実践方法について分かりやすく紹介したいと思います。 尚、本記事は 「別冊太陽 道元」監修角田泰隆 平凡社を参考に執筆しています。 この記事を読んで頂ければすぐにでも「自宅」で道元禅師がおすすめになる正しい「坐禅

  • 道元禅師の『普勧坐禅儀』について学ぶ⑯道元禅師が実際の「坐禅」の仕方について解説し始める部分

    本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は『普勧坐禅儀』本文の、 夫れ参禅は静室(じょうしつ)宜しく、飲飡(おんさん)[飲食(おんじき)]節あり、諸縁を放捨し、万事を休息して、善悪(ぜんなく)を思はず、是非を管すること莫(なか)れ。 という部分を解説していきます。 前回の道元禅師の「普勧坐禅儀」について学ぶ⑮「禅」の至極、「恁麼」とは?と、前々回の道元禅師の「普勧坐禅儀」について学ぶ⑭人が安心できる本当の「場所」とは?はこの『普勧坐禅儀』において非常に重要な部分となります。 なので今一度ご一読いただくとこれからますます難儀となる『普勧坐禅儀』も読みやすくなるの

  • 道元禅師の「普勧坐禅儀」について学ぶ⑮「禅」の至極、「恁麼」とは?

    本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は『普勧坐禅儀』本文の、 恁麼(いんも)の事(じ)を得んと欲せば、急に恁麼の事(じ)を務(つと)めよ。 という部分を解説していきます。 前回記事 道元禅師の「普勧坐禅儀」について学ぶ⑭人が安心できる本当の「場所」とは? では、 身心(しんじん)自然(じねん)に脱落して、本来の面目(めんもく)現前(げんぜん)せん。 という部分を解説しました。 ここで前回のポイントを簡単におさらいしておきましょう。 前回のポイント 無我でなければ「仏法」ではない他人の評価で成り立つ「相対的な世界」ほど曖昧で不安定なものない「思う」という事は

  • 道元禅師の「普勧坐禅儀」について学ぶ⑭人が安心できる本当の「場所」とは?

    本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は『普勧坐禅儀』本文の、 身心(しんじん)自然(じねん)に脱落して、本来の面目(めんもく)現前(げんぜん)せん。 という部分を解説していきます。 前回記事 道元禅師の「普勧坐禅儀」について学ぶ⑬真の「安心」、「回向返照」とは? では、 所以(ゆえ)に須(すべか)らく言(こと)を尋ね語を逐ふの解行(げぎょう)を休すべし。須らく囘光返照(えこうへんしょう)の退歩を学すべし。 という部分を解説しました。 ここで前回のポイントを簡単におさらいしましょう。 前回のポイント 「言葉」や「概念」は人間観のコミュニケーションツールであり

  • 曹洞宗の「面壁坐禅」と臨済宗の「対座坐禅」その違いは何か?簡単にご紹介。

    現在日本における禅宗は「曹洞宗」、「臨済宗」、「黄檗宗」の3つがあります。 その中で曹洞宗の「坐禅」は「面壁」をして行います。 また臨済宗と黄檗宗の「坐禅」は人と向かい合って「対座」形式で行われます。 今回、この記事では坐禅における「面壁」と「対座」、その形式の違いとは何なのか、その背景について分かりやすく簡単に述べていきたいと思います。 この記事を書いているのは こんにちは「harusuke」と申します。大学卒業後、禅の修行道場で修行経験を積み、現在は都内でサラリーマンをしております。 坐禅の種類 別冊太陽「道元」P8より出典 臨済宗「正光寺」様HPより出典 「面壁」というのは左(上)の写真

  • 道元禅師の「普勧坐禅儀」について学ぶ⑬真の「安心」、「回向返照」とは?

    本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は『普勧坐禅儀』本文の、 所以(ゆえ)に須(すべか)らく言(こと)を尋ね語を逐ふの解行(げぎょう)を休すべし。須らく囘光返照(えこうへんしょう)の退歩を学すべし。 という部分を解説していきます。 前回の道元禅師の「普勧坐禅儀」について学ぶ⑫我々の体とは?「薄皮一枚」で繋がる世界では、 少林の心印を伝(つた)ふる、面壁九歳(めんぺきくさい)の声名(しょうみょう)、尚ほ聞こゆ。古聖(こしょう)、既に然り。今人(こんじん)盍(なん)ぞ辦ぜざる。 という部分を解説しました。 まずここで前回のポイントを簡単におさらいしましょう。

  • 批判されても構わない。宏知正覚(わんししょうかく)禅師の貫いた坐禅とは?

    今回は、宏知正覚(わんししょうかく)禅師についてご紹介させてください。 「宏知正覚禅師」は道元禅師が非常に尊敬しておられた祖師であります。 宏知正覚禅師は1091年にお生まれになられた隰州(しつしゅう)、現在の山西省出身の中国の宋時代の禅僧です。 多くの優秀な弟子を輩出し、当時「黙照禅」という現在の曹洞宗の坐禅の大元となるものを、正当な「禅」と主張され、また同時に多くの詩ものこされた方です。 臨済宗の属した「大慧宗杲(だいえそうこう)」というこちらも有名な人物ですが、その大慧宗杲と真の禅法をめぐって激しく対立しました。 今回その大慧宗杲とのやりとりを取り上げ、宏知正覚禅師という人物像に迫るとと

  • 道元禅師の「普勧坐禅儀」について学ぶ⑫我々の体とは?「薄皮一枚」で繋がる世界

    本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 前回の道元禅師の「普勧坐禅儀」について学ぶ⑪お釈迦様が言われた「天上天下唯我独尊」の本当の意味とは?では、 『普勧坐禅儀』本文の、 矧(いわ)んや彼(か)の祇薗(ぎおん)の生知(しょうち)たる、端坐六年の蹤跡(しょうせき)見つべし。 という部分に触れ、 お釈迦様がお生まれになってすぐにおっしゃった 天上天下唯我独尊 という仏教において非常に有名なポイントを重点的に解説してきました。 この「天上天下唯我独尊」という言葉からも分かるように、我々人間は生まれながらにこの尊い体、この尊い命を頂いております。 悩めるのもこの「命」があ

  • 面壁九年、中国に仏法を伝えた菩提達磨(だるま)様。廓然無聖(かくねんむしょう)の教えとは?

    「だ~る~ま~さ~ん~が~こ~ろ~ん~だ!!」 現在の我々にも馴染みの深い「だるまさん」。 本記事ではインドで王族としてお生まれになり、その後中国に「真実の仏法」をお伝えになった「菩提達磨(ぼだいだるま」様の生涯について触れていきます。 達磨様は中国に渡ってすぐ、当時中国で権力を奮っていた「梁の武帝」と問答をし、「真の仏法とは無功徳である」と言われました。 一体そこで「無功徳」とおっしゃた意味は何だったのでしょうか? 本記事では達磨様のお示しになった有名な「廓然無聖(かくねんむしょう)」についても触れております。 またその後「少林寺」にはいり、「面壁(めんぺき)九年の坐禅」を実践された達磨様。

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