chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
夢闇アンティーク- A fairy tale and darkness and curio - https://yumeyami.hateblo.jp/

真夜中に更新しているブログです。 現代に通じる魔法やメルヘンの御話をしています。 魔女、悪魔、月、薬草、魔法生物……古代宗教、神話、おとぎ話、童話……いろいろな御話をしていきます。

はじめたばかりなので記事は少ないですが、毎夜毎夜、楽しい魔法の知識をつけられる内容を書いていきます。応援してください。

ゆめやみゆゆ
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/04/25

arrow_drop_down
  • 菖蒲湯~邪気払いの湯~

    5月5日は子供の日でした。今宵は、菖蒲湯の御話をしましょう。 日本では古くから5月5日と菖蒲はセットの存在です。今でも、菖蒲やヨモギを飾り、菖蒲の葉を束ね湯に入れて、菖蒲湯に浸かるという風習が残っていますね。ヨモギについての記事はこちら 過去記事:ヨモギ~聖なる薬草~ 5月5日の端午の節句は中国から奈良時代には日本へ伝わっています。この季節は、季節の変わり目ということもあり、天候が荒れたり、体調を崩したりすることが多く、昔の人々はそれを「邪気(魔物や鬼)の仕業」と考えていました。邪気を払うため、古くは野山に入り薬草を採集する「薬猟」(くすりがり)という行事も行っていました。この日に薬草を採ると…

  • ベルティナの朝露~美の聖水~

    今日は4月30日。明日は5月の到来を祝う五月祭(メーデー)が各国で行われます。なので今宵はベルティナの日についての御話をしましょう。メーデーの前日である今日は、「ベルティナの日」と呼ばれている日です。地域によっては「ヴァルプルギスの夜」とも言われています。詳しくは過去記事をお読みください。 過去記事:ヴァルプルギスの夜~魔女の集会~ 10月31日(ハロウィーン)と4月30日は古代ケルト人にとって「もっとも魔力の高まる日」として信仰していました。季節の変わり目、それぞれの神の恵み(豊穣)に感謝する意味があるのでしょう。 ベルティナの日に、朝露を集め、その朝露で顔を洗うと美しくなるという言い伝えが…

  • 蛇苺~砂糖煮・漢方薬~

    今宵は、ヘビイチゴの御話をしましょう。 ヘビイチゴは5月から6月に赤い実をつけるバラ科の植物です。ヘビイチゴ、またの名をドクイチゴというため、食べられないと思われていることもありますが、食べることができます。森や林に生えていたヘビイチゴを食べた経験のある人はきっとたくさんいることでしょう。花言葉は「可憐」「小悪魔のような魅力」〇〇ヘビイチゴという名前のヘビイチゴがいくつかあります。見た目が似ているので注意してください。しかし、どれも毒性はないので大丈夫です。ヘビイチゴは「枕草子」にも名前が載っています。しかし、毒があると思われていたのか、食用されることは無かったそうです。詩人・萩原朔太郎、児童…

  • ヨモギ~聖なる薬草~

    今宵は、ヨモギの御話をしましょう。 ヨモギは都会の河川敷や原っぱなどでも生茂り、どこでも見かける薬草のひとつです。誰にでも簡単に手に入れることができます。ヨモギは古来より止血に使われたり、お灸に使われたり、草餅として食べたりと、その活用法は多岐にわたっています。浄血作用があり、冷えや貧血などに効果があります。万病を予防し治癒する力があるため、現在も多くの人々に魔除け・浄化の薬草として親しまれています。日本では端午の節句で使いますね。11世紀頃に書かれた大変古い英古文の写本「九つの薬草の呪文」にもヨモギが登場しています。九つの薬草の呪文の御話はまた今度いたしますね。名前の由来ヨモギの学名は「アル…

  • ヴァルプルギスの夜~魔女の集会~

    今宵は「ヴァルプルギスの夜」の御話をしましょう。 皆さんは、ヴァルプルギスの夜という行事をご存じでしょうか。これは、ケルト人たちの春を祝うお祭りがはじまりと言われています。それが、キリスト教下されるに従い「魔女の集会」と呼ばれるようになりました。「魔女たちは箒に跨り、ドイツのブロッケン山頂上に行き、火の囲み宴会をしている」という言い伝えです。現在でもドイツをはじめとした北欧等の国々で、様々な祝われ方をしています。各国、4月30日の夜から5月1日の朝まで篝火を焚き、お酒を飲んだり、友人たちと悪戯をしあったり、それはそれは大盛り上がりです。秋を祝うハロウィーンのようなもので、日本で言う、渋谷のハロ…

  • バター~病を吸い取る脂~

    こんばんは。今宵は、バターの御話をしましょう。バターは、パンに塗ったり、フライパンに引いたり、スープにコクを足したりと、とても万能な調味料です。紀元前2000年~1000年前から作られていたという記録があります。古い歴史のあるバターですが、ローマ人に伝わった頃、食べるよりも「化粧品」や「薬」として使われていました。肌に塗って保湿剤にしたり、整髪料として髪に塗ったり、怪我をした際、傷口に塗って化膿止めの軟膏として使いました。それ以外にもランプ用の油として使ったり、羊の毛に塗ったりもしていました。現在でも、チベットやブータンでは、日焼けや乾燥対策にバターを肌に塗っています。バターはコレステロール値…

  • 鏡~真実と理想を映す魔法道具~

    こんばんは。今宵は鏡の御話をします。鏡は、どこにでもある物です。身だしなみを整えるのに必要不可欠と言っても過言ではありません。あなたのお家にもきっとひとつはあるでしょう。大きな鏡から小さな鏡まで、とても便利で生活に無くてはならない鏡ですが、鏡には古代から現代まで、不思議な「霊力」があると信じられています。 鏡が割れると不吉なことが起こる 魂を鏡に奪い取られてしまうので生まれて一年経つまで赤ん坊に鏡を見てはいけない 蝋燭の灯りで鏡を見入るのは不吉 吸血鬼や魔女は鏡に姿が映らない などなど……現代の都市伝説にも「ムラサキカガミ」や「合わせ鏡」など、いろいろな鏡にまつわるお話が語り継がれています。特…

  • 珈琲~悪魔の秘薬~

    今宵は、コーヒーの御話をしていきましょう。 皆さんはコーヒーはお好きですか?日々、お供にしている方も多いのではないでしょうか。 中にはコーヒーが嫌いな方もいますが、世界中に愛飲家のいる飲み物です。どうして人々は真っ黒で苦い液体を飲むようになったのでしょう。 とても有名なコーヒー&輸入食品を扱っている「カルディ」というお店があります。あの「カルディ」という店名はエチオピアの伝説に登場する人物の名だというのを知っているでしょうか。 カルディは山羊飼いの青年です。カルディの山羊はある日、赤い実を食べました。すると飛んだり跳ねたりと興奮した様子がしばらく続きました。不思議に思ったカルディは自分もその実…

  • 真夜中に不思議な世界への扉が開きます。

    こんばんは。こんな深い夜に、よくここへおいでくださいました。私、ゆめやみゆゆと申します。当ブログは真夜中にしか更新いたしません。眠れない夜、覗いてみてください。不思議な不思議な世界へ誘います。 「人間は昼の光の中で生きていると思われがちなものですが、世界の半分は常に闇のなかにあり、そしてファンタジーは詩と同様、夜の言葉を語るものなのです。」 アルシュラ・K. ル=グウィン『夜の言葉』 不思議な世界の入り口は、日常に広がっています。それは「ウサギの穴」かもしれませんし、「窓」かもしれません。「衣装箪笥」かもしれませんし、「机の引き出し」かもしれません。私たちは、いろいろなところから異世界を見つけ…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ゆめやみゆゆさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ゆめやみゆゆさん
ブログタイトル
夢闇アンティーク- A fairy tale and darkness and curio -
フォロー
夢闇アンティーク- A fairy tale and darkness and curio -

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用