子育てパパが1億円貯め、経済的自由を得るまでをつづります。米国株中心に長期投資・資産形成する中で、皆さまに有益な情報を提供していきます!
【FIRE】支出最適化ー使わなくなったクレジットカードの年会費に注意
FIREでは、支出の最適化が重要ポイントといわれます。FIREブーム火付け役・穂高氏の書籍でも強調されています。今回は、支出に関する私の失敗をご紹介し、皆さんの気づきになればと思っています。 支出の中でも、固定費の削減はまず着手すべきアイテムです。例えば通信料、ジム、ネットスーパーなど。これらは見直しによる効果がすぐに見え、効果的です。 しかし、意外と気づかない点として、クレジットカードがあります。 クレジットカードは、基本的に年会費がかかります。ただ、カードによっては、年に一回でもクレジット払いで使えば、年会費免除となる場合があります。 でもクレジットカードが増えすぎると、「使っていないけど…
今回は、SBIボンド・インベストメント・マネジメントの社長・堀井正孝氏の『金利を見れば投資はうまくいく』をご紹介します。 著者は、国内有数の先進国債券ファンド「グローバル・ソブリン・オープン」の元運用責任者です。 金利は、まだ表面化していない景気の変調を教えてくれるため、金利の仕組みを知れば、投資の確実性が上がると著者は述べます。 実際、今年の2月-4月にかけて米長期金利が急上昇し、ハイテク株が大きく売られる場面がありました。今後も金利の影響で相場が大きく振れることが予想されますが、本書はそういった背景を理解する一助になると思います。というのも、金利を通じて景気サイクルのどこに位置するのかを把…
先日のブログで、投資目標として「2045年までに無理せず1億円貯める」と書きました。そこでの目下の課題は、年間配当利回り3%を実現するためのポートフォリオの見直しでした。そこで今回は、現在のポートフォリオを眺め、どのような見直しを行うべきか考えました。 mike2020.hatenablog.com 結論的には、 ・今からポートフォリオを組み換えても、配当金を大幅に高められそうにない(15万円が20万円といったレベル)* *ドラスティックに売却・買付を行えばできるのかもしれませんが、私はリスクを負わず無理なく、というスタンス ・そのため、来年以降の高配当獲得に向け、徐々にポートフォリオを組み替…
【書評】エドゥイン・フェーブル『欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア』
今回は、『欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア』をご紹介します。 本書は、伝説の投機家といわれるジェシー・リバモア(1877-1940年)の半生を描いた小説です(一人称の語りで、リバモア本人による作品に見えますが、ウォール街ジャーナリストの長老といわれたエドゥイン・フェーブルが書いています)。以下あらすじです。 リバモアは中学卒業後、証券会社の相場ボードに数字を書きつけていく仕事につきました。もともと数字に強く、暗算が得意だった彼は、株価の上昇局面と下落局面で決まった動きを見せることに気が付きました。そして、自ら合百(市場外で相場の当落を当てる賭博)に出入りしはじめ、勝ちを重ねていきました。…
【FIRE】子育てパパが2045年に1億円貯め、経済的自由を得る
今回は、ブログでの投資目標について述べたいと思います。 ブログを始めて1.5か月たちました。おかげさまで順調にアクセスが増えています。この場を借りて、いつも読んでくださっている皆様にお礼申し上げます。ありがとうございます! 今後もブログを続けていくにあたり、ここらで投資目標を明確化したほうがいいと考えました。もちろん大前提として、「安定的な資産形成」が大きな目標としてはありました。しかし、より具体的な内容を定め、そこに適した投資を行っていく方が効率的なのでは、と考えたのです。そこで、以降ブログでの投資目標を説明します。 目標と背景 重要ポイント 数値目標 今後 目標と背景 ズバリ、「2045年…
テーパリング(量的緩和*の段階的縮小)の議論でこの夏調整局面が訪れ、絶好の買い場になると予想しています。 *米国債などを大量に買い入れることで、世の中に出回る資金の供給量を増やし、消費や投資を刺激する金融政策 以前、セルインメイの影響についてブログを書きました(こちら)。その中では、「過去41年間のうち約8割の年は、5月より10月の株価が上回った。そのため、たとえ6月以降株価が下がったとしても、10月には回復することが多いと思って、ブレずに積み立てを続けることが大事」と記載しました。 ただ、先日のFOMC議事要旨を踏まえると、テーパーリングの議論が早々に開始される可能性も十分にあります。つまり…
今回は、確定拠出年金*の口座移管で失敗をしないための留意点をご紹介します。 *「公的年金」(下図の1、2階部分)として加入義務がある国民年金・厚生年金ではなく、任意で加入できる「私的年金」(3階部分)のこと。よく耳にするiDeCoは、個人型確定拠出年金のことです(月々の掛金を拠出(積立)、予め用意された金融商品で運用し、60歳以降に年金または一時金で受け取る) 厚労省HPより ここでいう口座移管とは、転職に伴い、前職の確定拠出年金の委託先口座から、現職の確定拠出年金への委託先へと移すことです。私の場合は、SBIベネフィットシステムズから、三井住友信託銀行に移りました(委託先は、勤務先が決めてい…
今回は、太田創『米国つみたて投資』をご紹介します。 本書は、米国株の投資信託への投資を通じた資産形成を勧める入門書です。初心者向けに書かれていますので、既に何年も投資されている方には、真新しい情報はありません。 一方、これから投資を始めようと考えているが、リスクを取りたくない、という方には、わかりやすい内容となっています。 本書の構成は以下です。 第一章 なぜ資産運用が必要なのか? 第二章 なぜ米国なのか? 第三章 こうやって積み立てよう 第四章 「米国つみたて投資」8つの鉄則 第五章 買うべき投資信託はこの4本 第六章 iDeCoとNISAの活用法 今回は、本書のコアである「第二章 なぜ米国…
【書評】山崎元・大橋弘祐『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(2015)
今回は、山崎元・大橋弘祐『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』をご紹介します。 本書では、楽天証券経済研究所客員研究員・山崎元氏に、作家・大橋弘祐氏が質問する形式で、お金の増やし方を初心者向けにわかりやすく説明します。 結論的には、NISAや確定拠出年金を活用し、インデックス投資で放っておくことで、複利の力で低リスクで資産形成ができる、という内容です。 投資をこれから始められる方にとっては、参考になりますので、以下かいつまんで内容ご紹介します。 安全なお金の安全な増やし方 少しリスクを取った増やし方 住宅購入と保険 やるべきこと まとめ 安全なお金の安全な増やし方 安…
【FOMC議事公開】テーパリングの影響、2013時は一時調整もその後回復
4/27,28にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開いた会合で、一部参加者が量的緩和策の縮小について触れた際の議事が、19日公開されました。 議事では、「幾人かの参加者は経済が委員会の目標に向けて急速な進展を続ければ、今後の会合のいずれかに資産購入ペースの調整に関する計画を協議し始めるのが適切になるかもしれないと提案した」ということです(参照元)。 また、「幾人かの参加者が供給不足は「早急に解消されない可能性があり、そうなれば来年以降もこれらの要因の影響で物価に上昇圧力がかかる可能性がある」とも述べていたようです。 いよいよテーパリング(量的緩和の段階的縮小)が近づいてきています。ただ、これを…
【書籍】ジム・クレイマー『ジム・クレイマーの”ローリスク”株式必勝講座』(2015)
今回は、ジム・クレイマーの『ジム・クレイマーの”ローリスク”株式必勝講座』をご紹介します。 ジム・クレイマーは、長年ファンドマネージャーとして成功してきた経験から、具体例に基づく実践的な投資手法を本書で紹介します。 前著(『全米No.1投資指南役ジム・クレイマーの株式投資大作戦』)では、短期トレーディングの積極推奨や、資金の2割を「投機」で攻めるなど強調していました。しかしそれから十年たち、リーマンショックなどの不況も経験し、本書においては中長期の時間軸でどう収益を上げるか、にフォーカスが置かれているのが特徴です。 以下、本書の構成です。 第一章 何が株価を動かすのか 第二章 「トップダウン」…
【AWR: 21/1-3】アメリカン・ステイツ・ウォーター、好決算。66年連続増配!
5/3、アメリカの公益企業、American States Water(アメリカン・ステイツ・ウォーター)の2021年1-3月期決算が発表されました。アメリカン・ステイツ・ウォーターは、カリフォルニア州を中心に複数の州で水道・電力事業等を営む企業です。 EPS*は、予想0.45を上回り、結果0.52でした。 *Earnings per Share:一株当たり純利益 売上高は、予想114億ドル、結果117億6百万ドルでした(前年同期比7.3%)。 また、66年連続増配を発表しました! では詳細を見ていきましょう。 決算概要 EPSは、予想0.45を上回り、結果0.52でした。 会社IR資料を基に…
【書籍】ハワード・マークス『市場サイクルを極める』(2018)
今回は、ハワード・マークス『市場サイクルを極める』を紹介します。 著者はシティバンクの役員や、ファンド創業経験がある著名な投資家です。名著『投資で一番大切な20の教え』の作者でもあります。 投資では、市場のサイクルに応じてポートフォリオを組み換えるべきといわれるが、そもそも市場のサイクルをどう理解し、対処すればいいのか?そういった疑問に答えています。 例えばある時点が、 ・サイクルの上昇期の入り口なのか、それとも終盤なのか ・しばらく上昇期が続いている場合、すでに危険な領域に到達しているのか ・相場は過熱している(そして割高になっている)か、冷え込んでいる(つまり割安になっている)か? はその…
【書籍】ロバート・G・ハグストローム『株で富を築くバフェットの法則』(2014)
今回は、『株で富を築くバフェットの法則』を紹介します。 著者は、バフェット研究を20年以上続けた投資家です。実際に自分の運用するファンドで、「バフェットの法則」に基づいて投資し、好成績を収めました。その著者が、バフェットの成功の要因を探り、12の原則をまとめています。 バフェットの12の原則 バフェット成功の背景に、12の原則があると著者は述べます。原則は以下です。 事業に関する原則 ・シンプルで理解できる事業か ・安定した事業実績があるか ・長期的に明るい見通しがあるか 経営に関する原則 ・経営者は合理的か ・株主に率直に話せる経営者か ・組織の習性に屈しない経営者か 財務に関する原則 ・1…
【インフレ懸念】4月CPI上昇で米株大幅下落。インフレ環境での投資方針
米国の4月の消費者物価指数(CPI)が5/12に発表されました。 前月比では、予想0.6%に対し、0.8%上昇となりました(グラフピンクが前月比。参照元) Bloomberg記事より CPI上昇の理由と影響 前月は0.6%上昇だったことから、物価上昇のスピードが加速しています。理由は主に以下です。 ・ワクチン接種の進展で経済活動が再開され需要が増加 ・供給のひっ迫(半導体不足など) この影響として、インフレが想定以上に進むと、テーパーリング(量的緩和の段階的縮小)が前倒しされる可能性があります。そして長期金利の上昇に伴い、とりわけ高PER(株価収益率*)銘柄が売られやすくなります。つまり、ハイ…
長期保有の米株購入資金を増やすため、少額で国内株を売買しています。5/7に半導体商社 内外テック(3374)100株を売却しました。 実現損益 63,425円 源泉徴収税額 12,884円 税引き後損益 50,541円 損益率 21% 内外テックは、2月末にSOX指数*(フィラデルフィア半導体株指数)が下落した際に取得しました。 *インテルや、クアルコムなど半導体30銘柄の株式で構成される単純平均株価指数。米国のフィラデルフィア証券取引所が公表 保有200株のうち、4/28には100株を2,838円で売却してしまっていましたが、もう100株は3,000円に上がるまで待ってから売却しました mi…
【インフレ懸念】ハイテク株下落。今後は5/12発表の米消費者物価指数に注目
米株は昨日に続いて、5/11も下落しました。特にハイテク株・グロース株が下落しました。アップルは一時3.21%安まで下落、テスラは5.30%安まで下落しました。午後の取引で買戻しが入りましたが、ナスダックは0.09%安で終了しました。ダウ平均は-1.36%、S&Pは-0.87%でした。 主な下落要因は、インフレ懸念です。 今後10年のインフレ率は、平均2.5%で推移するとみられます。 米国債と物価連動債(TIPS)の利回り差であるブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)が11日、10年物 2.539%となりました。つまり、今後10年のインフレ率が平均2.5%で推移する見通しということです(参照…
私は、米国株の長期保有銘柄の購入資金を増やすため、少額の国内株を売買しています。今回4/28に、半導体商社 内外テック(3374)100株を売却しました。 実現損益 47,225円 源泉徴収税額 9,593円 税引き後損益 37,632円 損益率 16% 楽天証券より 内外テックは、2月末にSOX指数*(フィラデルフィア半導体株指数)が下落した際に取得しました。 *インテルや、クアルコムなど半導体30銘柄の株式で構成される単純平均株価指数。米国のフィラデルフィア証券取引所が公表 Google検索より MoneyBoxより 半導体関連銘柄では、半導体製造装置の東京エレクトロンなど大型株であり、ま…
4月の米雇用者数が発表されました。予想を上回る増加であれば、量的緩和の縮小に関する議論が前倒しされる可能性がありましたが、杞憂に終わりました。 市場予想97.5万人 に対して、26.6万人でした。 楽天証券記事より 期待外れの数字となり、改めてコロナ禍での労働市場の厳しさを示しています。要因としては、企業が人手を獲得するのが難しい状況があるようです。背景には ・手厚い失業手当が仕事復帰を妨げている ・子育て世代が育児で在宅を強いられている ・原材料不足が製造律速となっている があるようです(参照) この結果を受けて、ミネアポリス連銀総裁は以下のように述べました(参照) ------ 今回のデー…
米雇用統計、現地時間5/7に発表される。市場予想97.5万人を超えるか
4月の米雇用統計が、米国現地時間5/7に発表となります。その結果次第では、量的緩和の縮小に関する議論が前倒しされる可能性があり、株価に影響するので注視しています。 4/27・28の米連邦準備制度理事会(FRB)による連邦公開市場委員会(FOMC)では、米経済の回復が進む一方、依然としてコロナによる失業者が多い中では、量的緩和縮小の議論は時期尚早と述べました(5/3記事「FOMC、緩和維持。ただ、夏にかけて急落の可能性に注意」) ダウ平均が最高値を更新するなど株高ではありますが、雇用環境はまだ十分に回復していませんでした。ただ、以下のように、今年に入ってからの非農業部門雇用者数は、着実に増加して…
米連邦準備制度理事会(FRB)は、27・28日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利の据置きと債券購入プログラムの購入額維持を全会一致で決定しました。 米国経済の力強さは増しているとする一方、コロナの影響でいまだ失業者が多数いる中で、量的緩和の縮小について議論するのは早すぎると強調しました。 金融市場ではおおむね想定通りで、S&Pは小幅安でした。 一方、ブルーンバーグの調査では、エコノミストの3分の2は、FOMC予想より早く、年内に緩和縮小の初期の警告をすることになるとの見方もあります。 早くて7月、または9月のFOMC、8月末に予定されているジャクソンホール会議*でテーパリング**…
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