chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
たぬきでもわかるコトノハじてん「ラクショナリー」 https://ractionary.com/

コミカルなキャラがゆるーく会話しながら日本語を勉強していくサイト。 普段何気なく使っている言葉が実は誤用だったり、わかりそうでわからない言葉の由来を調べたり、ゆるく読みながらも言葉の雑学が学べるサイトです。

たぬき辞典
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/04/15

arrow_drop_down
  • 福神漬けの由来とは?

    「福神漬け」とは「漬物の一種で、ダイコン、ナス、ナタマメ(鉈豆)、レンコン、キュウリ、シソの実、シイタケまたは白ゴマなどの7種の下漬けした野菜類を塩抜きして細かく刻み、醤油と砂糖やみりんで作った調味液で漬けたもの。」である。

  • 二つ返事 とは?

    「二つ返事」とは「『はい』を二つ重ねて返事をすること。」「 気持ちよく、すぐに承諾すること。」という意味の言葉であり、しぶしぶ承諾するのではなく、「躊躇することなく、素早く返事すること」という意味でよく使われている。 「一つ返事」という言葉も定着しているが、「二つ返事」の誤用である。

  • 心頭を滅却すれば火もまた涼し

    「心頭を滅却すれば火もまた涼し」とは「無念無想の境地に至れば、火も熱くは感じなくなる。どんな苦難にあっても、それを超越した境地に至れば、苦しいとは感じなくなるものである。」という意味のことわざである。

  • 青二才の由来とは?

    「青二才」とは「経験の浅い年若い男。あざけりや謙遜の気持ちを込めていう。」という意味で使われている言葉である。相手をあざけたり叱咤激励するときや、自分のことを謙遜して言うときに使う。男性に対してのみ使われる言葉であり、女性に対しては使えない。「青二才」の由来は「青」と「二才」に分けて考えられ、「青は」未熟なこと、若いことを表す。「二才」については「出世魚説」、「日本の古語説」「中国語説」など諸説ある。

  • 火蓋は「切る」のか、「切って落とす」のか?

    「火蓋を切る」とは「火蓋を開いて点火の準備をする。転じて、戦いや競争を開始する。」という意味の言葉である。「火蓋を切る」は火縄銃に由来しており、「火蓋」とは「火縄銃の火皿の火口をおおうふた」のことである。「火蓋を切って落とす」と使われることもあるが、これは誤用であり、「幕を切って落とす」という言葉と混合したのだと考えられる。

  • 舌を巻く とは?

    「舌を巻く」とは「あまりにもすぐれていて、ひどく驚く。感嘆する。」という意味で使われている言葉である。「舌を巻く」は、中国の『漢書・揚雄伝』という書物の「舌巻」に由来しており、驚いたり感心した時には声も出せないような状態になってしまうので、「舌巻」のように舌を巻いて話せない状態に例えたと言われている。

  • 噴飯もの とは?

    「噴飯もの」の本来の意味は「食べかけの飯をこらえきれずに噴き出してしまうほどに、おかしくてたまらない出来事。もの笑いのたねになるような、みっともない事柄。」である。しかし最近は「腹立たしくて仕方ないこと」という意味で使われることが多い。

  • 斜に構える とは?

    「斜に構える」の本来の意味は「身構える。改まった態度をする。」という意味である。しかし最近は「物事に正対しないで、皮肉やからかいなどの態度で臨む。」という意味で使う人が多い言葉である。

  • 焼きが回る とは?

    「焼きが回る」とは「焼き入れの際の火が行き渡りすぎて、かえって刃物の切れ味が悪くなる。」「頭の働きや腕前が落ちる。年をとるなどして能力が鈍る。」という意味の言葉であり、刀鍛冶の焼き入れに由来している。火が回りすぎてしまうことを「焼きが回る」と言うようになり、転じて、年をとるなどして能力が鈍ることを「焼きが回る」と言うようになった。

  • 会稽の恥 とは?

    「会稽の恥」とは「敗戦の恥辱。以前に受けたひどい恥。」という意味の故事成語である。また、その恨みを晴らすことを、「会稽の恥をすすぐ」という。史記の「越王勾踐世家」に由来しており、「臥薪嘗胆」も同じ故事から生まれた言葉である。

  • 「予想だにしない」の「だに」とは?

    「予想だにしない」などの「だに」とは、強調するために使われており、「すら」や「さえ」と置き換えることができる言葉である。「予想だ/に/しない」と区切るのは間違いであり、正しくは「予想/だに/しない」と区切る。

  • けりをつけるの由来とは?

    「けりをつける」とは「結末をつける。決着をつける。」という意味で使われている言葉である。和歌や短歌などの古典では「~けり」というように助動詞「けり」を文末につけて終わらせていることが多かったことが由来だと言われている。「けりをつける」と「片を付ける」は似た意味だが、「片を付ける」はお金を使って物事の決着をつけることでよく使われている。

  • 青天の霹靂 とは?

    「青天の霹靂」とは「急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。」という意味の言葉である。「青天」は青空、「霹靂」は雷という意味があり、中国南宋の有名な詩人「陸游(りくゆう)」の『九月四日鶏未鳴起作(九月四日鶏未だ鳴かず起きて作る)』という詩の中の、「青天に霹靂を飛ばす」という一節が由来だと言われている。「青天」を「晴天」と間違われることがあるので注意が必要である。

  • 舌先三寸 とは?

    「舌先三寸」とは「口先だけの巧みな弁舌。うわべだけのうまい言葉で、心や中身が備わっていないこと。」という意味の四字熟語である。由来は諸説あり、「史記」出典の故事成語という説や、三寸を長いと捉えるか短いと捉えるかで多々ある。口先三寸と間違えることが多いので注意が必要である。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、たぬき辞典さんをフォローしませんか?

ハンドル名
たぬき辞典さん
ブログタイトル
たぬきでもわかるコトノハじてん「ラクショナリー」
フォロー
たぬきでもわかるコトノハじてん「ラクショナリー」

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用