タイトルはよく知っていたけど、若者にウケそうなよくあるストーリーなんだろうと食わず嫌いしてた自分を殴りたい。 「何かを得るためには、何かを失わなくてはならない」 そんな擦り切れた言葉をあらためてよく眺めてみると そんな覚悟をしてまでも得たいものって一体なんだろう、と。 失いたくないから今ここにあるソレを、なぜ手放さなくてはならないのか、と。 失いたくないものがあるって実はすごく幸せなことで、誰かや何かのために自分が犠牲になれるってとても尊いことなんだ。当たり前のことがやっと肚におちた。 後悔ばかりの人生だけど、それすら愛して未練たらたらのまま、それでも笑顔でまた今度ね!って死ねた