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あまジン★勉強の神様がやってきた! https://amazim.hatenablog.com/

勉強マンガブログ『あまジン★勉強の神様がやってきた!』 少し勉強苦手な小4のまりもちゃんが天神様の子分「あまジン」とその仲間たちにいろんな勉強方法を教えてもらいながら苦手を克服していくストーリー。小中学・大学受験まで役に立つ勉強の情報も。

能福せんせい
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2021/03/27

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  • 【通し読み】第112~124回 【天神様編 パート4】おもしろ神様大集合!来たれ、天満宮!

    ↑ 前回まで 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 第二部おしまい! ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 【通し読み】第102~111回 【天神様編 パート3】グレイト!天神伝説

    amazim.hatenablog.com ↑ 前回までのリンク 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 ↓ つづきはこちらのリンクから amazim.hatenablog.com ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 【通し読み】第91~101回 【天神様編 パート2】エンジョイ!太宰府ライフ

    amazim.hatenablog.com ↑ 前回までのリンク 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 ↓ つづきはこちらのリンクから ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 【通し読み】第75~90回 【天神様編 パート1】東風吹かば

    あまジン・マンガ 第二部 天神様編 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 ↓ つづきはこちらのリンクから amazim.hatenablog.com ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第124回 天神ママ の巻【第二部・最終回】

    あまジン・マンガ 第二部 最終回天神ママと遊ぶ謎の子供「阿呼(あこ)ちゃん」その正体は・・・! 道真公の幼名は阿呼(あこ)と吉祥丸(きっしょうまる)が伝えられています。 道真ママに関する記情報は非常に少ないのですが、いくつか。 道真公はどうも三男だったようなのですが、「兄弟はいない」と言っていることから、幼くしてお兄さんふたりは亡くなっているようです。医療の発達していない当時は子どもが幼くして亡くなることは日常茶飯事でした。 道真公も幼少のとき生死をさまよう病気をしたそうですが、道真ママが観音様に必死にお祈りして九死に一生を得たことがあったそうです。 そんなこともあって道真公は非常に大切に育て…

  • 第123回 パパ&グランパ の巻

    神社には天神様のパパとグランパ(おじいちゃん)もいた! ふたりはとっても仲よし・・・ん? 私は中規模以上の神社に訪れると、必ず本殿の裏をチェックします。 ときに、かなり強い神様が祀られていることがあるからです。 北野天満宮の本殿の真裏は「御后三柱(ごこうのみはしら)」。 ◎菅原氏のルーツとされる神様「天穂日命」 ◎菅原清公(きよきみ)=おじいちゃん ◎菅原是善(これよし)=パパ 三柱が祀られています。 おじいちゃん清公、パパ・是善、いずれも学者最高峰の文章(もんじょう)博士(いまでいうなら東大の学長みたいなもの?)までのぼりつめた秀才。 特に清公はなんとあの空海・最澄とともに遣唐使として中国に…

  • 第122回 オンリョー・ブラザーズ(その3) の巻

    オンリョー・ブラザーズのミニライブはいよいよクライマックスへ…! 十二社殿。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第121回 オンリョー・ブラザーズ(その2) の巻

    大歓迎をうけるまりもちゃんに、オンリョー・ブラザーズの特別ロングバージョン! 次回はオンリョー・ブラザーズのラスト!ブラザーズは怨霊から昇華できるのか?! ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第120回 オンリョー・ブラザーズ(その1) の巻

    怨霊を祀るたくさんの祠。そこでまりもちゃんは大歓迎をうけて?! 本殿裏手にある十二社殿。 崇道天皇、淳仁天皇、藤原広嗣、橘逸勢など元・怨霊といわれた濃厚なメンバーがずらっと合祀されています。(怨霊ではないものもあります) こんなのをちゃかしてマンガにする人なんて絶対いないでしょうね… 現在は神様ですから祟りなどないのでご安心を! ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第119回 カラス天狗はカラスじゃない の巻(その2)

    (前回の続き)北野天満宮の七不思議、天狗山のカラス天狗。 その天狗山っていうのはどこにあるのか?見に行ってきました。 境内北西に「牛舎」と呼ばれる、なで牛と絵馬をかける場所があります。 お稲荷さんのような鳥居をくぐりぬけると かなり年季の入った「なで牛」が! なでられすぎて牛のお顔が・・・崩れています。 願い事を書いた絵馬はこのあたりに掛けます。 あまり知られていないようですが、なで牛と「陰陽ニコイチ」の亀石です。 さらに奥に行くと、こんなところに鳥居が。ここが境内の北西行き止まり。 境内地図によるとこの鳥居の向こう側が「天狗山」ということですが・・・ むむむ・・・小山って、どこのことだろう?…

  • 第118回 カラス天狗はカラスじゃない の巻(その1)

    天狗山からやって来た謎のカラス天狗! カラス天狗って…見た目ほぼカラス? 天満宮とカラス天狗? どうもあまり関連性がなさそうに思えます。 でも、「北野天満宮の七不思議」のひとつに「天狗山」というものがあり、なんでも境内の北西に「天狗山」なる小山があって、その昔カラス天狗が出没したんだそうです。 たしかに「北西」の位置といえば「鬼門」でもあり、大切な場所をカラス天狗さんが守護していたのかもしれませんね。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第117回 謎の大黒様 の巻

    突如、境内に謎の大黒様! ・・・ん?お顔に穴が2つ。なんか変なの! 三光門近くの燈篭に刻まれた大黒様。 その口にのせた小石を持ち帰ると金運UPするらしい。でもこれがなかなか難しい。 大黒様のお顔にある二つの大きなくぼみは「くち」ということですが「えくぼ」という説もあります。 私には「鼻の穴」にしか見えませんが・・・ 小石をのせることに成功! ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第116回 狛犬さんとカミナリちゃん の巻

    北野天満宮の本殿前にはユニコーンのようなりりしい狛犬(こまいぬ)さんが。 ハイ、ここでまたカミナリちゃんの負けず嫌い発動! 今回のマンガでウニになってくれた(!)三光門前の狛犬さんです。 マンガとは違って、超カッコいいです! ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第115回 カミナリ親子の祠 の巻

    北野天満宮ができる前からあった、カミナリ様の祠。カミナリちゃん、再び登場! 北野天満宮が創建される以前、道真公の宿敵といわれた藤原時平、その父である基経(もとつね)のときから祀られている天神様(=カミナリ様)です。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第114回 それだけで神様に!? の巻

    道真さんの飼っていた牛の世話係だった能福さん。なんで神様になれたの? 能福さんの回答は超シンプル! ・・・えっ、それだけ?! 私がペンネームに拝借している能福さん。このかたがどういう人だったのか、調べたのですがよくわかりませんでした。北野天満宮ではよい位置にしっかりした祠があり、奥にも合祀でもうひとつあります。狂言では福の神として主演にもなっているそうですが、そうなった理由は・・・やっぱ名前だけ?? ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第113回 あーやさんは商売上手 の巻

    あーやさんが神社の中を案内してくれることになりました。最初にあーやさんが紹介する神社のイチオシとは・・・ 次回は、まりもちゃんの算数の先生でもある、能福(のうふく)さんの祠におじゃまします。 生前はごくごくフツーに、道真公の飼っている牛の世話係だった能福さん。どうして神様として祀られるようになったのか? 謎が明かされます! 明日もお楽しみに~ ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第112回 帰りが遅い! の巻

    長~い天神様のお話はこれでおしまい。急いで神社に帰る天神様。待っていた留守番のお弟子さんはオカンムリで・・・ ここからしばらくは北野天満宮でのマンガです。まりもちゃんが神社にいるいろんな神様と出会うのですが、みなさん、なかなか個性的で・・・。 明日もお楽しみに~ ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第111回 天神ドリーム予備校 の巻

    せっかく神様になれたのにいまだに怨霊あつかいでウンザリの道真さん。ある参拝者の願掛けに・・・ひらめいた! 道真公は実は、お爺ちゃん・お父さんから受け継いだ超名門塾の3代目塾長。 宮廷内には官僚になった門下生が100人以上。 現代にたとえるなら東大合格NO.1駿台予備校みたいなもの? ちなみにマンガ5コマ目「第一志望はゆずれない」は某・駿台予備校のキャッチフレーズ。 塾の名前は「菅家廊下(かんけろうか)」 廊下? 塾なのに変な名前! 正式な塾名は「山陰亭(さんいんてい)」。 あまりの人気で生徒が部屋に収まらず、廊下にまで畳をひいて授業をしたので、いつしか「菅家廊下」と呼ばれるように。 現在、京都…

  • 第110回 神様になろう! の巻

    道真さん! 神様になったんだから、もうその頭の輪っか、いらないよね! その瞬間、あーやさんが宙を舞う・・・! 北野天満宮にはあーやさん、もとい多治比文子さんの祠もあります。文子さんも神様として祀られているんですね。 本殿から西側(左)へ出たところ、神明社の隣にあります。 「文子社」の表示がないので一見、文子さんの祠かどうかはわかりにくいです。 京都駅から徒歩15分くらいのところに「文子天満宮」という小さな神社があります。 道真公のお告げを受けて文子さんが自宅の庭に祠を建てた、北野天満宮の前身といわれています(ただし当時の文子さんの自宅の場所ではありません)。 文子さんのかわいらしい像もあります…

  • 第109回 あーやさんと天神さん の巻

    神様になるには誰かに祀ってもらわないと! ん?…ちょうどいいところに巫女さんが! あーやさん、私を北野に祀ってくださーい! マンガの「あーやさん」のモデルは多治比文子(たじひのあやこ)という巫女さん。 道真公の死から39年後、文子さんの夢枕に道真公が現れ「北野に祀ってくれい」というお告げが降りたそうな。 文子さんは貧しく北野に祠を造るお金も力もなかったので、自宅の庭に小さな祠を造りお祀りしたんだって。 不思議なことにその後、各地でいろんな人の夢枕に道真公が登場、「北野に祀って~」と同じことを言ったとか。 噂は宮廷にも届き、道真公の怨霊を鎮めるため北野に神社を創建します。それが現在の北野天満宮っ…

  • 第108回 伝言ゲーム!? の巻

    「菅原道真」なのにどうして「天神様」と呼ばれるようになったのか?その謎が今解き明かされる! なーんだ、そういうことだったの!? 落雷事件がきっかけとなって、 道真公 → 雷神 →天神様 となってしまいました。 ・・・「ラーメンマン」にならなくてよかった! さて、雷神様の誘いもあって神様やることになった道真さん。でも誰かに祀ってもらわないと神様にはなれません。誰か祀ってくれる人いないかなー・・・あ、ちょうどいいところに巫女さんが! 次回のマンガは、道真さんを神様に祀ってくれた巫女「あーやさん」の登場です。 お楽しみに! ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第107回 神様にスカウト! の巻

    にっくき清貫め、カミナリ一発お見舞いよ! その時、背後から雷鳴のような声が・・・ 道真公の死から27年。「清涼殿への落雷」という衝撃的な事件が起こります。 大宰府で「シロをクロにする」、あの調書をとった藤原清貫(きよぬき)が宮廷内で雷の直撃を受けて亡くなります。 そのほか数名が亡くなったり大ケガをして宮廷は大変な騒ぎとなりました。 雷に打たれた人々が焼け焦げて目の前で死んでいく様子を目撃した醍醐天皇は、ショックのあまりそのまま床に臥せ3か月後に亡くなります。 このとき落雷で亡くなった人物が藤原清貫だったことや、それが原因で醍醐天皇が体調を崩し亡くなったことが、道真公の怨霊伝説を確固たるものにし…

  • 第106回 最後の…道真さんVS時平さん の巻

    いよいよ時平さんへの復讐の時が!! にっくき時平め~首を洗って待ってろよ~!! 時平の病死は、道真公の死から6年後。 39歳の早すぎる死とはいえ、インターバルが長すぎる。これを怨霊によるものとするのはビミョー? 時平の死のあと、怨霊伝説はさらに本格化。時平の子どもたちや血引血縁の皇子が次々と夭折していきます。 皇太子が若くして亡くなると、狼狽した醍醐天皇が「道真の怨霊だ〜!」と騒ぎ出したことで、宮廷は騒然となります。 醍醐天皇はあわてて道真公の冤罪を認め、今さら左遷命令を撤回、道真公を右大臣に戻し、改元までします。 しかし身内の不幸は止まることなく続き、天災にもみまわれます。 そしていよいよ……

  • 第105回 源光に仕返し! の巻

    次のターゲットは、道真さんを追放して右大臣の座を奪った悪いやつ! 源光はある日 鷹狩に出かけ、誤って乗っていた馬ごと泥沼にはまり、そのまま遺体があがってこなかったそうです。 怨霊伝説では突然の雷雨に右往左往して泥沼に落ち…となっていて、このあたりから天神様の祟りの噂がささやかれるようになったようです。 だからマンガでは泥ダンゴなのか・・・ 源光(みなもとのひかる)という名前は源氏物語の「光源氏」みたいでややこしいですが、宇多天皇の叔父で、道真公と同じ年齢。 時平が常に一歩先に出世、あとを追うように道真公と源光が同じペースで出世していきました。 ところが醍醐帝になって時平・道真公のツートップ体制…

  • 第104回 菅根に仕返し! の巻(画像途中)

    復讐劇のトップバッターは…道真さんの弟子で裏切者・藤原菅根(すがね)さん!恐怖の怨霊伝説、始まり始まり~!? 怨霊伝説スタートは道真公の弟子・藤原菅根(ふじわらのすがね)。 官僚として同世代にくらべて出世が遅れていることを心配した道真公は、天皇に進言して官位を上げてもらったほど、目をかけていました。 みんな課長になってるのにひとり係長…みたいな感じ? 道真公、やさし~ しかし…そんな菅根も、道真公左遷のときは時平サイドにまわります。 天皇に対し道真公左遷の奏上をしたり、マンガのように宇多法皇に通せんぼしたり… その後も才能を買われて時平に取り立てられ、蔵人頭(現代でいう首相秘書官かな?)という…

  • 第103回 カミナリちゃん の巻

    道真さんの復讐劇を助ける雷神様は・・・カミナリ様ならぬカミナリちゃん?! 「こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か~!!!」 あれ?なぜかこんなところに、かこさとし先生のシリーズ絵本『だるまちゃんとかみなりちゃん』が! マンガのカミナリちゃんってひょっとしたらこの絵本からパク・・・もとい、トリビュートしたキャラといえないこともないかもしれない ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第102回 カミナリ様!? の巻

    天上界へやってきた道真さん。仏様とお話しているうちに今頃になって…腹が立ってきました!・・・おそっ、おそっ、おそっ!! 道真さんの恐怖の復讐劇に、力強い助っ人として帝釈天様が呼びよせてくれた神様は・・・・・・え??? 道真公の怨霊伝説。 帝釈天の許しを得た道真公は雷神と合体し、自分を陥れた人たちに次々復讐していく…というもの。 実際に当時、道真公の死後に彼の左遷に関わった人たちが次々と亡くなったり天災が続いたりで、世の中は「道真公の怨霊だ~!こわい~!」となっていたそうです。 そんな背景があって、学問の神様で有名な京都・北野天満宮は、もともと道真公の怨霊を鎮める目的で造営された神社でした。 意…

  • 第101回 天使の輪!? の巻

    さすがの道真さんもついに力尽きてしまいます。でも…ちょっとその頭の上の輪は・・・! ついに道真さん、力尽きました。 道真公の遺体を運ぶ牛が、途中で立ち止まって動かなくなった場所に道真公を埋葬し、そこに寺をつくったという伝説があります。 その場所が安楽寺。現在の「太宰府天満宮」です。 そしていよいよ… 「日本三大怨霊」にも数えられる恐ろしい怨霊伝説へとお話は進むことになるのですが…。 さて、人が死ぬ場面をこのマンガでどうやって描くのか…?と悩みます。 ・・・うう、、アイディアに困ったときは神頼み!天満宮の神棚にひたすら手を合わせる…(自分で考えろ!) あまジンマンガ第二部で天神様のお話を描きだし…

  • 第100回 演技してみた! の巻

    超ポジティブ楽天思考、そんなさすがの道真さんもついにショックで倒れてしまう出来事が・・・? 901年、元号が昌泰(しょうたい)→延喜(えんぎ)に変わります。 改元の理由が、逆臣(道真公のことを指す)の出現からの心機一転であることが明記されていました。この詔書を知って衝撃を受けた道真公は「つまずいて魂を失ってしまった」とあります。 道真公にとっては、まさに魂を失ってしまうような出来事でした。 改元を進言したのは・・・ 出たっ!道真公左遷の前に、不気味な手紙を送ってよこした、あの三善清行です(マンガには登場しません)。またもや得意の占星術で天皇に改元を進言し、これが認められます。むう・・・ここまで…

  • 第99回 クジラが吠える! の巻

    都では道真さんの悪口が・・・。悲しむ能福さんに道真さんがとった謎のリアクション・・・! 都で出された詔書に、道真公を「クジラ」にたとえた一文がありました。 クジラというとまず頭にパッと浮かぶのは、リアルのクジラよりもマンガイラストのかわいいクジラかもしれませんね。しかし平安時代の人にとってクジラはそんなかわいいイメージではありませんでした。 当時を想像してみると… 船から海原に見えるのは、船より巨大な鯨。でも姿全体は見えることはありません。いったいどんな生き物なのか… すると、ブシュー!とすごい音がしてすさまじい勢いで潮を吹き上げます。何かに怒り狂っているのか… 船上の人々にとっては不気味でも…

  • 第98回 シロだけどクロ! の巻

    会ってみるとやっぱり道真さんは噂どおり「シロ」だった! かといって「シロでした」なんて報告書作れないよ~ あ!いい方法が!都からの使者・藤原清貫が思いついた悪知恵とは…! 藤原清貫の調書は見事でした。 『部下の謀反計画を知っていたけどスルーした』と道真公が言ったというのです。 これでシロだと信じていた人でも「左遷やむをえず」で納得した人たちもいたことでしょう。しかし… なぜ道真公に一言も弁解させず左遷したくせに今さらこんな茶番のような調書をとる必要があったのか? それは、よほど道真公有罪を印象付ける必要があったからじゃないかな?と推測します。おそらく宮廷では冤罪の噂でもちきりだったでしょうから…

  • 第97回 都からの使者 の巻

    ある日突然訪れた都からの使者。 つ、ついに都からのお迎えが・・・?! 『私自身は謀反を計画していない。ただ、部下が計画しているのを知っていながら止めることができなかった』 藤原清貫の調書では、道真公のこんなセリフが残っています。 ううう…見事なまでに「シロをクロに変える」マジック。 道真公研究のいろんな著作物を見ると「道真公は自分から謀反計画をしたわけではないけど計画自体は知っていた」とするものが意外に多いのに驚きます。 「火のないところに煙はたたず」というわけですが、その根拠は藤原清貫の調書です。なぜかここに疑問を抱かず鵜呑みにしているという謎があります。 しかし、火のないところにでも無理に…

  • 第96回 雁はいいなあ・・・ の巻

    都への想いが日増しにつのる道真さん。 ふるさとへ帰る渡り鳥の雁(かり)をうらやましく思って歌を詠んだのですが・・・。 「秋なく」の「なく」は 「鳴く」「泣く(哭く)」のダブルミーニングですね。 道真公の代表的な和歌のひとつですが、元は漢詩です。当時、貴族の間でカリスマ的人気だった唐の白居易(白楽天)の詩で似た雰囲気のものがありますね。道真公は「白居易LOVE♡」の人だったので、かなり影響を受けていたと思います。 ところで私たちが漢文に最も触れる機会が多いのは大学受験。漢文は受験生に毛嫌いされる科目のひとつですが、実は文系理系問わずセンター試験(現・共通テスト)での漢文はとても「おいしい」科目で…

  • 第95回 道真公、恋の歌を書く の巻

    恋歌を書いたことがないちょっぴりシャイな道真さん。こっそり書いた生涯ただ一度の恋歌は誰の・・・? 妻・宣来子(のぶきこ)は、道真公の学問の師匠・島田忠臣(しまだのただおみ)の娘でした。島田忠臣は、道真公の父・是善(これよし)の弟子。つまり父は、優秀な弟子に息子の指導を依頼し、それがきっかけとなってふたりは知り合ったようでした。 以来、忠臣と道真公は師匠と弟子であり、また義父と義理の息子。ふたりの絆は強く、道真公が腹を割って話せる数少ない人物のひとりでした。道真公はたくさんの歌をこの義父に贈っています。 島田忠臣と宣来子は、天満宮では神様として祀られています。 さて次回は、都を思って歌った有名な…

  • 第94回 太宰府、新鮮! の巻

    期待に胸ふくらませて(?)到着した大宰府は、道真さんの思っていたものとは全然違っていた! しかし、そこで道真さんの「超ポジティブ思考」が発動・・・! 道真公に与えられた屋敷は床に穴、雨漏りのボロ屋でした。 「大宰権帥(だざいのごんのそち)」という役職を与えられていましたが役所では仕事もろくに与えられず、食料にも困るというありさまでした。ひど・・・ 道真公が見た当時の大宰府は… 盗賊が群がり簡単に人を殺す者ニセモノの綿を売る者高値で米を売りつけようとする者そんな人たちであふれていたといいます。 当時は警察が機能しておらず「平安」時代という言葉とは裏腹に、治安は最悪の時代でした。平安時代の優雅なイ…

  • 第93回 太宰府の人気者!? の巻

    大宰府に到着した道真さん一行。 待ち受ける大勢)の野次馬たちに道真さんがとった行動とは・・・! 大宰府に到着した道真公たちを待ち受けていたのは、都から左遷されてやってきた元・右大臣を一目見ようと集まったすごい数の野次馬たちでした。 道真公はその様子を見て、その場で嘔吐し足腰がフニャフニャになるほどショックを受けます。 実際の大宰府でのスタートはそんな壮絶なものでした。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第92回 エンジョイ!太宰府ライフ の巻

    左遷されちゃったけど・・・道真さんは能天気!ワクワク、ドキドキ!とことん楽しめ!大宰府ライフ! 道真公の太宰府左遷。 このあと残されたお話は「太宰府生活」と「怨霊伝説」しかありません。しかし… 「楽しさ」ゼロなんですよね。1ミリも面白い話が、ない。先行き希望ゼロの貧しい生活。そのあと「怨霊」で人が次々死ぬ、そんなお話ですから。。。このタイプのマンガでは、もうこれ以上描くの、無理・・・! 私は、4コマならアイディアが無限に出てくる人なのですが(画力はさておき!)、ここからは1コマも描けなくなってしまいました。 10日ほど、まったく1コマも描けない日が続きます。こんなこと今までなかったのに…。困っ…

  • 第91回 時平さんの改革 の巻

    時平さんの改革は大成功。でもそれはもともと道真さんが考えたアイディアだったのに時平さんの手柄ってことに。道真さんだって自分ががんばったことはみんなに評価されたかった・・・!? 道真公は自分の仕事の評価を非常に気にする人でした。これは勤め人としては当然のこと。でも、道真公は歴史上の人物でも神格化されすぎていて「他人をの目を気にせず自分の信念をつらぬく」的なキャラだと思われがちです。しかし実際は、上からの評価をわりとくよくよと?気にすることがあったようです。 時平の改革は大成功をおさめ、これが平安時代の全盛期につながっていきます。時平が所属した藤原北家からは、のちに平安時代最高といっていい権力者・…

  • 第90回 東風吹かば・・・の巻

    ■道真公追放は藤原時平が主犯? 道真公と藤原時平はバチバチの険悪な仲ではなく、時平の背後に時平を操るワル~イ人たちがいた…そして、ひょっとしてひょっとしたら、時平自身も直前まで道真公追放計画を知らなかった・・・ そんな可能性すら想像してしまうのです。その理由として… 時平と道真公はふだん歌のやり取りを頻繁にしていました(今でいう文通…いや、メール・ラインのやり取りみたいなもの?)。やり取りは必ず「時平発信」で始まり道真公がそれに返答する形だったようです。これが・・・左遷の直前まで続いていたといいます。 道真公は右大臣を辞めたがっていました。三度も辞表を出しています。政治を引退し学者に戻りたがっ…

  • 第89回 時平さんと道真さん の巻(その3)

    太宰府へ出発する前日に道真公が時平を訪れた…これは完全にマンガのフィクションです。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第88回 時平さんと道真さん の巻(その2)

    歴史物語『大鏡(おおかがみ)』の有名なお話をマンガにしました。 冷酷非情のイメージが強い藤原時平にもこんなおちゃめな一面が。道真公との息の合ったコンビぶりもうかがえるエピソードですね。 (マンガは少しだけニュアンスを変えています。原作では、カリカリする時平を笑わせるために部下が「わざと」オナラをする設定です)。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第87回 時平さんと道真さん の巻(その1)

    この時代には珍しい能力主義を採用した宇多天皇は、「仕事のできる」道真公と時平だけを過剰に取り立てます。このことで年輩の納言たちは大激怒、全員出仕ボイコットの騒動に!(実話)。 これは道真公だけではなく二人に対する嫌がらせで、時平も仕事に忙殺されました。 結局この騒動は天皇自らの説得で収まりましたが長期間、ふたりは結束して全員分の業務にあたることになりました。 次回のマンガでは、「極悪・冷酷非情の人」というレッテルを貼られた藤原時平の意外な一面と、ふたりの関係性が垣間見えるエピソードを描いてみたいと思います。 お楽しみに~ ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第86回 左遷はさせん! の巻

    道真公に左遷命令が出たときの状況は記録が残ってないのでよくわかりませんが、過去の同じパターンから、おそらく不意打ちの発表だったと想像できます。 実際、左遷命令のわずか3週間ほど前に、「従二位(じゅにい)」という、貴族・超トップクラスの官位に昇進・・・からの左遷。 えげつないことするなあ。。。 左遷の理由は次の3つでした。 ①宇多天皇をだましてうまく取り入った。 ②身分が低いのに大臣になり権力を濫用した。 ③醍醐天皇をやめさせてその弟を擁立しようとした(=謀反) ①は「だました」根拠がなく、②は「身分が低い」が論外。 問題となるのは③です。 ③はれっきとした国家犯罪。道真公は謀反を企てたのかどう…

  • 第85回 道真公追放計画 の巻

    道真公の改革は成功の気配がムンムン漂っていました。 道真公は学者・政治家以外に、おじいちゃんの代からやっている私塾も経営していて、ここから100人をこえる卒業生が官僚として宮廷内で活躍していました。 道真公は宮廷内で徒党を組んだり派閥を作ったりすることは一切しなかった人なのですが、それでも道真塾の門下生が大量に官僚としているわけで、他の貴族や官僚からしてみると大きな脅威だったと想像します。 道真公は 「合い間に政治をやってもいいけど、せめて半分は学者やってたいな」 「でも私がやめると時平さんひとりになるからがんばる!」 …みたいな発言をしています。 これ、総理大臣クラスの人が 「あき時間に政治…

  • 北野天満宮、2つめの影の大ボス

    北野天満宮には「天神地祇」のほかもう1柱、目立たないところに「大ボス」がおられます。 本殿へ向かう参道にある目立たない祠ですが、「さりげなくこんなところにあるけど、これってよく考えるとものすごい神様ちゃうん?!」と、ちょっとビビります。 御祭神が菅原道真公となっているためあくまで摂社というポジションですが、どこかほかの神社で御祭神になっていてもおかしくない、神様のランクでいうと「ボス」クラスといえそうです。 「天満宮の影の黒幕(?)その2」が、こちら。 「火雷神」 そう、まさに「雷の神様」です。 火雷神(いわゆる雷神)も「天神地祇」と同様に、北野天満宮が造営される前からこの地で祀られていました…

  • 北野天満宮、影の大ボス!?

    北野天満宮といえば、ご祭神はいわずとしれた菅原道真公。 しかし実は・・・影の黒幕(?!)が。 境内の裏手に、天満宮の「大ボス」がおられます! この祠を参らずして何を参る!!! 北野天満宮の大ボス、摂社の筆頭「天神地祇(てんじんちぎ)」。 地祇とは「国土の神」、天神地祇は「天津神(あまつかみ)と国津神(くにつかみ)」つまり「すべての神々」ということに。 北野天満宮ができる前、いや、菅公がお生まれになる前からこの地で祀られていた神様。こちらこそが「リアル天神様」(?)なのです! great !! しかも、な、なんとこの朱色のきれいな社殿、豊臣秀頼公の造営なんですね!!!(秀頼ファン)。 全然関係な…

  • 第84回 左右の新米大臣 の巻

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  • 第83回 じゃ、左大臣は? の巻

    ■右大臣の就任命令、3回も断る! 実際の道真公は右大臣の就任命令を、なんと3度も断っています。 この時代の慣習として昇進命令は2度まで辞退し3度目で受けていました(奥ゆかしい~京都っぽい~)。 しかし道真公は掟破りの「3度辞退」しています。 おそらく3度目は当たり前に受けるものだと思っていたお使いの人もびっくり仰天したことでしょう。 実は右大臣、ガチでいやだったという…。 しかし、この就任辞退は結局、天皇によって認められませんでした。かわいそ~ ■なぜ右大臣になるのがそんなにイヤだったのか? なぜ道真公は右大臣になることを頑なに拒もうとしたのか? 道真公は自らの「出自」を理由にしています。 つ…

  • 第82回 道真公の大改革! の巻【前半4コマ、後半は後日更新】

    つづく 後半4コマは後日更新します ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第81回 白紙に戻そう、遣唐使 の巻

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  • 第80回 天神様、泣いちゃった!?の巻【前半4コマ、あす後半4コマを更新】

    (あすにつづきます) ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第79回 天神さまは政治家!の巻【前半4コマ・後半はあす更新】

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  • 第78回 なぜ「天神」に!?の巻

    道真公のお父さん・おじいさんはともに学者で私塾を経営し、たくさんの門下生をかかえていました。 ともに学者としてトップクラスで、文章大臣(もんじょうだいじん)と呼ばれる、当時の国立大学の学長に任じられていたほどでした。 そんな教育一家に生まれた道真公は、兄弟の中でも特に優秀だったようで、両親の期待を一身に背負っていたようです。 歴史上はほとんど姿を見せることはありませんが、道真公の母君もまた教育ママで、道真公に大きな期待を寄せていたことが、現在も残っている母君の歌でわかります。 天満宮では、道真公の父・祖父・母はそれぞれ神として祀られています。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただける…

  • 北野天満宮、2つめの影の大ボス

    北野天満宮には「天神地祇」のほかもう1柱、目立たないところに「大ボス」がおられます。 本殿へ向かう参道にある目立たない祠ですが、「さりげなくこんなところにあるけど、これってよく考えるとものすごい神様ちゃうん?!」と、ちょっとビビります。 御祭神が菅原道真公となっているためあくまで摂社というポジションですが、どこかほかの神社で御祭神になっていてもおかしくない、神様のランクでいうと「ボス」クラスといえそうです。 「天満宮の影の黒幕(?)その2」が、こちら。 「火雷神」 そう、まさに「雷の神様」です。 火雷神(いわゆる雷神)も「天神地祇」と同様に、北野天満宮が造営される前からこの地で祀られていました…

  • 北野天満宮の近くにあるオススメ神社② 安楽寺天満宮

    バスを使わずJR円町駅から北野天満宮まで徒歩で行くコース。 大通りではなく住宅地の通りに入っていくと、小さいながら雰囲気のある天満宮を偶然に発見しました。 『安楽寺天満宮』 おお、これは知らなかった。 『安楽寺天満宮』って、寺か神社かどっちやねん!みたいな変な名前です。 が、もともと『安楽寺』は菅公が九州の太宰府で葬られたお寺の名前で、江戸時代ぐらいまでは神仏習合で『安楽寺天満宮』と呼ばれていたそうです。それがいまの太宰府天満宮ですね。 いまではお寺はお寺、神社は神社とだいたい区別がつけられていますが、明治時代の神仏分離政策が実施されるまでは仏様も神様もごちゃまぜになっていることが多かったよう…

  • 第78回 なぜ「天神」に!?の巻【後半は翌日更新】

    つづく あす後半を更新します ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第77回 うらめしや~のスーラスラ!?の巻

    「天神」「学問の神」「怨霊」。 この3つは確かに結びつきませんね。 道真公が「怨霊」と化し、そしてそれが「天神」に昇華し、さらに「学問の神」として日本でおよそ1万2千社、日本で3番目に多い神社といわれるほど人々に支持を集めるようになったのは、なぜでしょうか。 このあとあまジンに経緯(いきさつ)を説明してもらいましょう。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第76回 オンリョーってなに!?の巻

    菅原道真公は「日本三大怨霊」の一人と言われています(あと2人は平将門・崇徳天皇)。 しかし興味深いのは、「恨みをもって亡くなった人を神様として祀る」という日本の慣習です。 北野天満宮にいくと、道真公とは直接つながりがないけれども、冤罪(えんざい)で命を落とした人を合祀している祠もあります。 そういった有名人ならまだしも、京都の町なかを歩くと身分の低い無名の人物でも神として祀っている神社もみかけます。 金運の神社だー!と思って参拝したものの、よくよく由緒を調べると、元は怨恨を鎮めるために創建された神社であることも多々あります(年数がたちすぎて由緒がわからなくなっていることも)。 怒りを鎮めるため…

  • 第75回 トイレの神様?!の巻

    なんで学問の神様なのに「天神」・・・? 菅原道真公を歴史で習うまでは本当によくわかりませんでした。 実は「天神」と呼ばれる神様には大きく分けて3タイプあります。 1つ目は古事記にも記述がある「天津神(あまつかみ)」。 2つ目は「火雷神」、いわゆる「雷神」。 3つ目は菅原道真公の「天神」です。 いまでは「天神」といえばほとんどが菅公のことを指しますが、なぜ学問の神といわれる菅原道真公が「天神」なのか。 あまジン・マンガの第二部は、天神様の強い、強い要望もあって(!) 天神様について面白く&できるだけわかりやすく、マンガにしてみたいと思います。 一般的に知られているような詩人・学者・怨霊としての菅…

  • 北野天満宮の近くにあるオススメ神社① 大将軍八神社

    北野天満宮へは京都駅からバスが便利なのですが、30~40分と意外に時間がかかります。 京都のバスは混むので満員の車内が苦手な人は、京都駅から電車でJR嵯峨野線に乗り換えて約10分で円町駅へ、そこから徒歩でおよそ15分というコースもあります。 円町駅から徒歩で北野天満宮に向かう途中には法輪寺・通称だるま寺と呼ばれる、だるまがいっぱいある面白いお寺もあります。ゴーン!と鐘もつくことができるので楽しいかもしれません。 また、神仏ブロガーとして有名な桜井識子さんの本で紹介されているガマガエル?の神様が鎮座する金運神社「大将軍八神社」も、途中の「妖怪ストリート」近くにあるので立ち寄ることができます。 小…

  • 謎の大黒天様で金運上昇?!

    北野天満宮の一角に謎の大黒天様があります。 ぱっと見は目立たないのですが、この大黒様の前にはつもだいたい人がいて何かをしているので「何しているんだろう?」と目に留まります。 ん?でもよく見るとこの大黒様、なんか変だぞ? この大黒天様のお顔には鼻なのか口なのかよくわからない2つの穴がある。 そして穴をよく見ると、写真のように穴に小石がのせられています。 この穴に小石をのせることができれば金運がいただけるらしい(!) しかしやってみると、穴の角度が急でおまけによく滑るので、なかなかうまく小石がのらない。来るたびにトライしてみるが、過去に一度も成功したことがなかった。 しかし今日は・・・ 大成功!!…

  • 北野天満宮のごりやく鉛筆

    北野天満宮の授与品、えんぴつです(写真は6本入り)。 木箱に入っていてカッコいいです。 私も持っていて、ふだんマンガの下書き用に使っています。 6本のうち3本には道真公の代表的な和歌が刻まれています。 和歌の解説もついています。 有名な歌なので、菅原道真といえば和歌の人というイメージが強いですが、実際は漢詩のほうの達人で、現在まで残っている作品のほとんどが漢詩です。こちらは膨大な量があります。 なんで歌が書かれていない無地の鉛筆が3本もあるのかなー、ひょっとして手抜き?と失礼なことを考えていたら、 無地は「入試当日用」だそうです!なるほど! 入試で使う鉛筆にあれこれ文字が書かれているのはたしか…

  • 第74回 番外編・のーふくさんと天神さん 4/20 【あす続きを更新】

    4/20【あした続きを更新】 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 【通し読み】第54~73回 能福さんと先取り学習

    【通し読み】第1~25回 学問の神様、登場 【通し読み】第26~42回 計算ミスとさようなら 【通し読み】第43~53回 中学受験せずにがんばる 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 あまジン・マンガ 第一部 おわり

  • 【通し読み】第43~53回 中学受験せずにがんばる

    【通し読み】第1~25回 学問の神様、登場 【通し読み】第26~42回 計算ミスとさようなら 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 【通し読み】第54~73回へつづく

  • 【通し読み】第26~42回 計算ミスとさようなら

    26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 【通し読み】第43回~ へ続く

  • 第73回 押し戻されても再アップ! の巻【マンガ第一部 終了】

    これであまジン・マンガの第一部はおしまいです。 第一部の最終回は、勉強が苦手でクラスでも「笑い者」ポジションだったまりもちゃんが、見えない圧力に押されてくじけたところを、あえてもうひとがんばりすることで、次のステージに抜け出すことができたところでお話が終わりました。 しかし、実際多くの人はこのような知識がないため、圧力で戻された時点で「やっぱりダメだった」というお決まりのフレーズとともにあきらめてしまいます。 本人の意思にかかわらず、下のエリアから抜け出すことができないまま、中学・高校と進み、年季が入ることでますますポジションは強く固着し、その状態でゆっくりと感覚麻痺していきます。 感覚麻痺し…

  • 第72回 安定を求める の巻(その2)

    子どもは学校で、家にいるときとは違う役割を演じています。 たとえば、 家では中心的な存在なのが、学校では目立たないおとなしい子。 家では頼りなくて甘えん坊なのに、学校ではみんなを引っ張るリーダー格。 家ではわがままでだらしないのに、学校ではまじめで几帳面な優等生。 まわりの人が持つ「この子はこういう子」というイメージを感じ取り、その期待に沿った行動・態度・ふるまいをすることで役割を演じる。 一人の子どもの中に一見して真逆のパソナリティーが存在することも珍しくありません。 だったら、勉強苦手な子でも真逆の「勉強が得意な一面」をうまく利用できないかな?と考えてみる。(そんなものあるのか!という疑惑…

  • 第71回 安定を求める の巻(その1)

    お話はさらに機微に深く触れる内容になっていきます。 慢性的に成績がよくない子が一大決心をしてがんばった結果、成績が飛躍しました。 これでやっと抜け出せた!新しい自分になれた! ・・・と思うのはまだ早いようです。 まるで形状記憶のシャツのように、元に戻ってしまうのです。 そう、まさに形状記憶。 成績を上げた自分は「不自然な状態」「無理をしている自分」。 必死に元の形状に戻ろうとする無意識の働きが起こるのです。これが、不思議。 次回のマンガでは、なぜこんな変な現象が起こるのか、そもそもこの現象は何なのか、そして成績が下がったときの対処方法は?についてのヒントを。 ぎゅっと4コマにまとめてマンガにし…

  • 第70回 プチ優越感!? の巻

    今日は勉強苦手な子どもについて、少し機微に触れるお話です。 小学・中学・高校と成績が平均付近もしくはそれ以上でずっと来た人にとっては想像もつかない世界かもしれません。 しかし、勉強が苦手な子にとって、学校授業はどんな風に見えているものかというと… ずーーーーっと先生が黒板の前で「なんだかわからないこと」をしゃべっているのです。それも毎日・毎時間、です。 それだけならまだいいのですが、先生が言っていることをまわりのほとんどの友だちが理解して、次々と手をあげて答えていくのです。 来る日も来る日も、これがえんえんと続きます。 自分だけが取り残されたまま。 なんのことだかもわからずただ椅子に座っている…

  • 第69回 明日のこともわからない? の巻

    ふだん何気なく通っている学校。 実はそこでほぼ毎日毎時時間、新しいことを習っています。 楽しい時も悲しい時も、つらい時も平和な時も、お腹が減ってる時も満腹のときも、こちらのテンションおかまいなしに、まるでベルトコンベアーで流れてくるように次々と新しい授業が繰り出されてきます。 そして、テストです。 考えてみたらすごいですね。 たまには途中でわからなくなってしまうことがあるのも、無理ないですね。 でも、 今日習うことをすでに知っていたら? 学校の授業風景はきっと違うものに見えるはずです。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第68回 塾の費用と同じ!? の巻

    (前回のお話のつづき) 大学入試の問題文の文字数が増える傾向です。 入試は内容の理解だけでなく「短時間で大量の文字を処理する能力を問う」といわんばかりのものになっています。 たとえば、従来のセンター試験と2021年スタートの「共通テスト」を比較してみると・・・ 【一例】従来のセンター試験の数学ⅠA 『2次関数』の出題 直接的な感じです。ごくフツーな。 共通テストでは『2次関数」の出題はこんな感じに。 (1ページ目) (2ページ目) (3ページ目) (4ページ目) ながっ・・・ながいです。 陸上競技の短距離走で、ストライドとピッチの関係を分析し、最速タイムを調べるという手の込んだ問題です。 1ペ…

  • 第67回 最近ふと思う… の巻

    「思考力を問う」が最近のトレンド。 たとえば、今年改訂された中学1年生の数学の教科書。 単元の導入1ページ目は、ぱっと見でこんな感じです。 ◆2021年改訂 啓林館 中1数学の教科書「方程式」の導入1ページ目 うっ、文字おおい・・・ これが導入?? 前回(2020年まで)の教科書は? ◆2020年まで 啓林館 中1数学の教科書「方程式」の導入ページ(1ページ目) 比べてみると、いくぶん、スッキリ。 文字の数が、ぜんぜん違う。 人によっては「どっちでもそんなに変わらないけどー?」と思うでしょう。 しかし、勉強が苦手な子どもの目線は違います。 文字が多くなればなるほど、比例してわからなくなる子が増…

  • 第66回 理解せずに解く の巻(その2)

    長方形の面積、といえば意味もわからず「たて×よこ」とだけ覚えている人、けっこういるものです。 もちろんそれで十分で何の不自由もないのですが、なぜ「たて×よこ」になるのかという理屈を理解していると、とても便利です。 なぜなら、長方形の面積の求め方1本槍で「三角形」や「平行四辺形」「台形」の面積にまで応用して求めることができるからです。 あのややこしい台形の面積「(上底+下底)×高さ÷2」の公式も、仮に忘れてしまったとしても、長方形の面積の理屈を使えば、なんとかなるのです。 しかし、毎日・毎時間 学校で新しいことを習い続ける子どもたちが、みんながみんなすべてのことを完全に理解し、それを応用させると…

  • 第65回 理解せずに解く の巻(その1)

    数年前からブームが続く公立中高一貫校の中学入試、昨年スタートの大学入試共通テスト、そして今年から新しくなった改訂中学の教科書、というように、 「原理・原則、理屈を十分に理解してから解法へ」が最近の主流です。 これは「原理を知らずとも丸暗記とテクニックで点がとれる」入試に偏重していた今までの傾向へのアンチともいえます。 たしかに今までの中高の学習内容は「暗記偏重」「自分の頭で考えない学習」などという批判が常にありました。 たとえば、大学入試センター試験の古文なんかは、暗記とテクニックだけで、なんと本文を一切読むことなく50点満点中15~25点の得点ができる入試でした(今もかな?)。 物事には必ず…

  • 第64回 理解はとばして、ただ真似る! の巻

    理屈は知らなくていい、という意味ではありません。 まずやってみる!理屈はあとで!という、順序のお話です。 実はこれで解決することが本当にたくさんあるのです。 だから、もし理屈がわからなくてもあまり深刻に考えず、とりあえずお手本を真似ること、そしてそれをひとりでできるようにすることだけに全エネルギーを注いでみると、あとで新たな展開が待っているかもしれません。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第63回 能力は生まれつき? の巻

    背が高い・背が低い、体が大きい・小さい、足が速い・遅い、力が強い・弱い、手先が器用・不器用、歌がうまい・音痴・・・などなど 人は生まれつき、容姿も能力も違います。そして、『勉強』についてもやはり能力の高い・低いは存在します。 では、『勉強』の能力が高い人、というのは どういうものでしょうか。 ひとつの要素として ニューロン(脳細胞)からニューロンへの伝達(シナプス伝達)の速度が速い人、脳の情報処理、演算処理能力が高い人。 つまり、『アタマの回転が速い人』です。 『アタマの回転が速い人』が本気で勉強を始めてしまうと、人並み以上の速さで習得していくことができるようです。 ただし、これはあくまで脳の…

  • 第62回 平均以下でも授業がわかる!? の巻

    先取り学習で学校の授業がわかりやすくなる。先に一度やっていて授業が二度目なわけですから、こうやって客観的に見てみると当たり前のようですね。 しかし子どもの目線から見たものは少し違います。 急にぱっと、教室が明るくなったように見えます。呼吸がいつもより通るような、胸がすくような、晴れ晴れした、なんだか授業が楽しいってじーんと実感できるようになります。 これが大事です。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第61回 15分で終わり!? の巻

    能福さんは、新しい単元の解法パターンを毎回1つだけ取り上げ、解き方のお手本を目の前で見せながら、同時にまりもちゃんに真似してもらう、というやり方で進めていきます。 まりもちゃんは、能福さんのお手本を見てなぞり書き(=真似)したあと、同パターンの問題を練習していくだけです。 これで1日およそ15分です。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第60回 まりもの先生、決定 の巻

    このあとまりもちゃんは能福さんに算数を教えてもらいながらあまジンの指揮のもと、先取り学習を進めていくことになります。 はたしてあまジンが言うように、うまくいくのでしょうか。いやいや、そんな簡単にうまくいくはずが…。 一見、勉強と関係がないようで実は密接に関係している、予想外の障害が次々とまりもちゃんの前に・・・。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第59回 能福さん登場 の巻(その2)

    北野天満宮『福部社(ふくべしゃ)』。能福さんの祠です。 さりげなく目立つことなく…という感じです。 実際、「能福さん」のお名前をペンネームにさせていただこうと思ったものの、よくよく考えると神様のお名前を自分が名乗るみたいな感じになってしまうので、かなり躊躇し始めました。 やっぱりやめようと思って別のペンネームもいろいろ考えたのですが、こうやって福部社の前に来てみると能福さんが「別にいいよ~使って使って。」と言ってくれているような・・・そんな気がして。 今度また、お供えのお酒を持って、お参りに行こう…。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第58回 能福さん登場 の巻(その1)

    ブログやツイッターをするときに自分のニックネームを考えなくてはいけないのですがまったく思いつかず。 しかたないので北野天満宮の摂社末社でいい感じの神様がいらっしゃったらお名前を拝借しようと・・・勝手にそんなことを考えました。 北野天満宮の本殿へ向かう途中、桜門から三光門への参道に並ぶ摂社のひとつで『福部社(ふくべしゃ)』という祠がありました。 そのご祭神が『十川能福(そごうのうふく)』という神様でした。 なんでも菅原道真公の舎人(とねり=牛車をひく牛の世話をしていた人)だった人らしく、神様として祀られるようになった理由が「名前がめでたいから」というわかりやすい理由…(!)らしく、金運や開運招福…

  • 第57回 現実逃避のブリッジ の巻

    まりもちゃんの算数担当の神様が決まらない。追い詰められたあまジンがとった行動は、苦し紛れの・・・。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第56回 モォ、誰でもいい! の巻

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  • ■第55回 あまジンの神脈(じんみゃく) の巻

    「6・3・3の12年の学校カリキュラム」という固定観念を外したとき、少し違った景色が見えてきます。 ここに活路を見出したあまジンは、まりもちゃんを使って壮大な(?)実験をしようとしているのかもしれません。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第54回 あまジン監督? の巻

    学問の神様は、勉強そのものを教えてくれるわけではなく、また脳の機能を向上させてくれるわけでもないようです。 その人にぴったり合った勉強方法が身につけられる、勉強が好きになる、試験に出題される個所を自然にピンポイントで勉強してしまう…などをサポートしてくれることがそのご利益(りやく)のようです(あくまで個人的な経験上でのふわーっとした主観です)。 ある小学生の女の子は、社会・理科・漢字が大嫌いでした。理由は「なんか、めんどくさいから。」 ところが、天満宮のお札を部屋に置きお守りを持ち歩くようになってから2カ月以内に、どういうきっかけかわからないのですが社会が大好きになり、ついには『日本の歴史』マ…

  • 第53回 豆大福で説明しよう の巻

    あとに行けば行くほどバカデカくなる高校数学。今回はこれを・・・豆大福でたとえてみました(むりやり・・・)。 小・中学生は毎日学校や塾で新しいことを習います。そして最終的にそれが高校でどのように変化していくかはその時点で、まだ知りません。 、、、恐ろしいのが高校数学です。 中学までは数学が得意だった子が、同じやり方・ペースで高校数学に入ってしまうと、高1で『数ⅠA』に入ったとたん見る影もないほどズタズタに。 仮に高1を乗り切れてもその次、、、『ⅠA』の5倍の高さはあろうかと思える壁『数ⅡB』が出現します。 この『数ⅡB』を乗り切れた人たちだけがようやく(数学必須の)難関大への挑戦権を得ることがで…

  • 第52回 常識にとらわれるな! の巻

    よく中高校生から「過去問で何割できたら○○大学(○○高校)に合格できますか?」と質問されます。 これが検定試験なら一定の基準がありそれを超えれば「合格」なので、合格ラインをほぼ正確にいうことができます。 しかし入試は検定試験と違います。 入試は始まるまで、合格ラインが存在しないのです。 このことを頭ではわかっていても完全に理解している受験生は意外に多くないのかもしれません。 入試会場に集まった人たちが一斉に試験を受けます。その得点を上から順にずらーっと並べ、人数があるところに来たらピッと合格ラインを引きます。そこで初めて合格ラインが決まります。 自分より弱い人が多数の試験会場に行けば自分は合格…

  • 第51回 ジュースでたとえる? の巻

    勉強のキャパがない子には、小さなキャパでもやれる方法があります。 これを誰が見てもわかりやすいようにマンガではジュースの量で例えてみたのですが、実は物理的な時間・勉強の分量だけの話ではありません。 ここには勉強するのに一番大切な子どもの「やる気」を引き出すための心理的な仕掛けも隠されています。 マンガのお話の中で少しずつご紹介してみたいと思います。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第50回 基礎だけしかやらない!? の巻

    勉強が苦手な子が得意な子に追いつこうとすれば、勉強量でカバーする以外は方法はなさそうです。 しかし、勉強が苦手な子の特徴には、容量が小さい、ということがあります。 つまり、長く机に座っていられない・集中できない・時間がもたないということです。他の子たちよりも勉強が遅れているのに、一念発起したところで追いけるだけのキャパがそもそもないのです。 あまジンたち勉強の神様は、そんな子たちでも十分戦える可能性があるといいます。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第49回 態度しだいの神様 の巻

    数学に膨大な時間がかかるのだから、中3で高校数学に入って先行しておけば大学入試での戦いは有利になる、ということで、進学校の中高一貫校では中3で高校数学に入ることが一般的です。(厳密にいうと、中1からも少しずつ体系的に高校数学の内容に触れていきます。) ただでさえ中学入試で集められた精鋭が4年もかけて高校数学をやるわけですから、普通に高校入試で入学した人たちはたまったものではありません。1年も遅れているわけですから。勝てるはずのものでも勝てなくなる、というわけです。 そこでこのマンガの主人公まりもちゃんは、あまジンたち勉強の神様のサポートを受け、同学年の平均的な子たちに比べて算数が苦手で中学受験…

  • 第48回 算数に絞れ! の巻

    習得するのに必要な勉強時間を考えたとき、最も時間を使うのは数学でしょう。 特に高校数学は中学数学と比べると天と地ほど差があると考えて間違いありません。(特に高校数学ⅡBやⅢともなると、同じ数学とは思えないかもしれません。) 数学が他の科目と大きく違うのは、習得に時間がかかるだけでなく、習得したあともしつこく反復が必要なこと。 英語や国語などの科目と違い、ある単元を3か月も放っておくと全く解けなくなっていることもよくあります。 花が咲いた後も常に肥料をやり水をやり続けないとすぐに枯れてしまう、手間のかかる科目なのです。 大学入試で失敗するのはまさにここで、数学が手ごわいからと数学に時間を突っ込ん…

  • 第47回 引き換え条件!? の巻

    中学受験する子たちは基本的に勉強が得意で成績優秀な子たちが多い。 それもそのはず、ただでさえ能力の高い人たちが、ほかのみんなが遊んでいる間にも塾、休みの日はお弁当まで持って一日中受験勉強に取り組み、家族総出でがんばっているのですから。 ただ、「頭がいい」だけではなく、さらに人並以上の努力をしているのです。 では、能力的には平凡以下で、そこまで努力もできない人が、中学受験をせずに優秀な人たちと対等にやっていける方法はないのか? というのがこのマンガのテーマのひとつでもあります。 平凡以下の人が能力の高い人と対するとき、能力と分量で勝ち目がないとしたら・・・ ・・・そうです、あとは『先行する』以外…

  • 【通し読み】1~25回

    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第46回 中学受験!? の巻(その2)

    中学受験については、ご存じのかたにとってはごく当たり前の世界なのですが、ご存じないかたにとっては非常にわかりにくい世界かもしれませんので、大ざっぱに解説を。 中学受験には大きく分けで3つのパターンが。 ① 私立進学校型 『中学受験』という言葉が指すものは最もこれが多いです(地域によります)。 入試問題は、公立小学校での学習容と比べて特殊で、一般に『特殊算』と呼ばれる算数を扱います。 「つるかめ算」や「和差算」、「植木算」「ニュートン算」…などなど二十数種類、いくつかは聞いたことぐらいはあるかもしれません。 たとえば「つるかめ算」は、中学2年生の『連立方程式』の問題を、 X や y を使用せず面…

  • 第45回 中学受験!? の巻(その1)

    つづく 中学受験は、保護者のかたの知識が「ある」と「なし」で二分されます。 高校受験なら、だいたいのかたがある程度イメージはつきます。 大学受験は自身の経験にかかわらず入試方式が複雑すぎて、「わけがわからない」のが普通だと思います。 しかし、中学受験となると…自身が経験があるか、もしくは事前に調べて知識を持っていないと、なかなかあの特殊な世界がピンとくることはありません。 知識がないと「中学の受験でしょ。なんだかんだ言っても小学生の勉強レベルだからがんばればなんとかなりませんか。」となってしまいます。 塾をやっていると、公立小学校の6年生ぐらいの保護者のかたから「そろそろ受験を考えようかと思う…

  • 第44回 夢は看護師 の巻

    2000年代からじわじわ始まった「理系女子(=リケジョ)」ブーム。 今ではすっかり大学のキャンパスで「リケジョ」は普通の光景になりました。 資格が取れる・転職しやすい・結婚出産後も職場復帰しやすい・高待遇・一生働ける…などなど、多少しんどい受験勉強を乗り越えてでもメリットが多いように見えるリケジョ。 マンガでまりもちゃんも口走っていましたが、なかでも特に人気なのは看護師・薬剤師・管理栄養士。 大学では看護学部、薬学部、農学部(生物理工学部、栄養学部など)でそれぞれの資格が取得できます。 これらは一般的に「理系」と呼ばれることが多いですが、工学部や理学部などと比べると「バリバリの理系」とも言い切…

  • 第44回 夢は看護師 の巻【あす後半4コマを追加】

    つづく あす後半の4コマを追加 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第43回 おかえり!あまジン の巻

    あまジンが帰って来てくれましたので、ここからは新しいステージのお話に移ります。 まりもちゃんが今後、どんなやり方で勉強を進めていくか。 あまり一般的ではない、少し予想外な方向でお話は進んでいくことになります。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

  • 第42回 さよならミスKさん! の巻

    ここでいったんミスKさんのお話は終了です。 最後に、なぜ「ミスKさん」というヘンテコなダジャレの名前にしたのかをお話ししたいと思います(これにはふかーい意味が)。 計算ミスは子どもたちに軽んじられる傾向がある、というお話は何度もしました。 テストの答案が返されるたびにそのつど「計算ミスした!」というセリフが日本中で毎年、何千回、何万回、何十万回と繰り返されているのがここまで聞こえてくるようです。 それくらい「計算ミス」というワードは、算数・数学では頻出ワードです。 そこで私が考えたのは、このマンガを読んでくれた子どもたちが「計算ミス」という言葉を発するたびに「計算ミス → ミスKさん」と連想し…

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