知的好奇心が学びの原動力 日本地理の太平洋側の大都市、江戸時代以降の歴史に焦点をあて展開 社会科、社会科研修、一斉授業に興味のある方、先生方ご活用ください。
*2学年の社会科学習・授業内容 **太平洋岸の100万人都市 神戸、大阪、京都、名古屋、横浜、川崎、東京 の面白知識、 社会科が好きになるヒント 満載です。 読んで、見ていただきたいこのブログの記事 このブログ右下 月別アーカイブ 2021 (25)をクリック 記事タイトル 神戸に関して・・・8月19日から23日までの 5・6 夏休み体験的社会科研修日記 大阪に関して・・・8月19日から23日までの 7 夏休み体験的社会科研修日記 京都に関して・・・8月19日から23日までの 8 夏休み体験的社会科研修日記 名古屋に関して・・8月19日から23日までの 8・9 夏休み体験的社会科研修日記 横浜…
体験的社会科研修のすすめ ・・・一斉授業が輝く 生活者の視点から生きた知識を創る 以下は私が社会科教員退職の前に書いた 実践報告書です。ぜひお読みください。 はじめに 私は本年、令和2年3月31日65歳をもって、 40数年間の社会科教師としての教員生活にピリオドを打った。 特に最後の約10年間は今振り返ってみると 私自身にとって劇的な展開があった。 私が三鷹市内のある公立中学校に勤務していたとき(54歳)、 春先に高血圧症が悪化して結局、 運動系の部活指導を断念することにした。 その結果土日や月曜日から金曜日までの 放課後の時間が 社会科の教材研究の時間にあてることができた。 その当時、2学年…
築地はすごいところ! 築地は魚市場としてずっと有名だった。 (豊洲に移転してからも築地ブランドは健在) しかしこの地は明治維新のころ、 銀座より先に煉瓦造りの洋館が立ち並び、 外国人の居留地として栄え、 築地 外国人居留地 2010年2月撮影 青山学院、立教学院などミッション系スクール発祥地 横浜は貿易商人等が多く、築地はキリスト教宣教師が多く移り住む。 幾つかのミッション系の学校の発祥地となったところでもある。 そればかりではない。 解体新書の翻訳がおこなわれたところであり、 慶應義塾発祥の地であり、 赤穂浪士の主君浅野長矩の屋敷があり、 坂本龍馬が一時寄宿生活を送った土佐藩の中屋敷 や勝海…
研修内容については、2019年度東村山市内のある公立中学校で 私が担当していた2学年の 地理的分野、歴史的分野の授業の年間指導計画の中心部分にあたる 主に2学期の単元を対象とした。 はじめに社会科の目標(全体・地理的分野・歴史的分野)の一つ一つを確認した。 その目標に沿って授業づくりに直接役立つ内容の 必要項目のチェックリストを作り、 それに見合った研修の目的地や コース設定、事前研究にも力を注いだ。 その結果、夏休みの5日間という短い日数の研修期間 (8月19日~23日)だったにもかかわらず 社会科教師に必要な授業改善や授業力向上のための研修のエッセンスを 盛り込む内容にすることができた。 …
8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 1
研修内容をより具体的に実感してもらうため 日記風に記述し、 「生きた知識」の実例を豊富に紹介した。 特に「生きた知識」を得ることは面白い ということを実感していただければ幸いである。 5日間の研修日程 8月19日(月) 東京国立博物館(上野) アンテナショップ(都内) 8月20日(火) 江戸東京博物館(両国) 歌舞伎座ギャラリー(東銀座) 8月21日(水) 神戸⇒大阪⇒京都⇒名古屋 8月22日(木) 東村山ふるさと歴史館 大型書店(立川) 8月23日(金) 熱海⇒横浜⇒川 8月19日(月) 見学時間 午前10:00~12:30 東京国立博物館 東京国立博物館は国宝が89も所蔵され、 これは全国…
8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 2
都内 アンテナショップ 午後2:00~2:50 都内のとあるアンテナショップが集中するビルの中を見学する。 アンテナショップは現地へ直接行かなくても 都内に散在する全国各地の名産品を見学し、購入し、 それらを教室で実物教材として使用できるところが大きな魅力である。 例)和歌山県のアンテナショップ: 南高梅を購入。6月、梅雨の時期に完熟梅を収穫して梅干しをつくる。 粒が大きく、皮が薄く、種が小さい、 ということは果肉が多くボリュームがあり、 梅の香りが濃厚である。 有楽町駅前交通会館アンテナショップ 2020年2月撮影 南高梅 2020年2月撮影 南高梅 2020年2月撮影 実物を教室で見せ、な…
8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 3
8月20日(火) 見学時間 午前9:30~12:10 江戸東京博物館 江戸東京博物館 2009年8月撮影 江戸東京博物館では『常設展示総合図録』と『模型で見る江戸東京』 の2冊を購入した。 江戸東京博物館ガイド 2009年8月撮影 これらのガイドブックは実物模型の写真が多く取り入れてあり、 江戸庶民の衣食住の生活、娯楽など当時の生活の様子が 直接伝わってくるので授業に使える資料が満載だ。 今回はボランティアガイドに館内を案内してもらう。 ガイドは専門用語をほとんど使わずわかりやすく説明してくれた。 「江戸時代、明暦の大火のあと、 その瓦礫で海を埋め立てて新しい土地がつくられました。 それが築地…
8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 4
歌舞伎座ギャラリー 見学時間 午後1:30~2:30 過去に元禄文化の授業で作品名、作者名をあげ、 その要点を解説するだけの授業をおこなったとき、 居眠りし、私語をする生徒が続出した。 その後国立劇場で歌舞伎を鑑賞する機会があり、 その感動した場面をもとにして回り舞台(場面転換を時間短縮)や 隈取り(正義の味方は赤のメイク)、 豪華な衣装(江戸時代の庶民が憧れる)、 男が女役を演じるなど歌舞伎の主な特色を生徒に説明した。 また、庶民が芝居小屋で役者の演技を見て熱狂する様子を語った後、 歌舞伎の演目のなかの一部分を実際に演じる (「白波五人男」の一つ『知らざあいってきかせやしょう・・・』 の名場…
8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 5
8月21日(水)午前.5:30自宅発~午後9:40自宅着 神戸⇒大阪⇒京都⇒名古屋 神戸の巻 新幹線を利用して神戸、大阪、京都、名古屋と それぞれの駅を途中下車しながら廻った。 最初の目的地は神戸である。 長い六甲トンネルを抜けて 新神戸駅のホームに降り立った時に、 まず駅の周辺を観察した。 新神戸駅プラットフォーム 2020年7月撮影 新神戸駅表玄関 2020年7月撮影 新神戸駅高架下の渓谷 :駅から徒歩1分 左 高架下渓谷の水面 右 布引の滝 2020年7月撮影 新神戸駅から徒歩10分で布引の滝に行くことができる。 日本名水百選、三大神滝の一つ 駅の裏側は予想以上に木々が茂り、緑が濃い。 …
8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 6
すぐそばの元町のアーケード商店街を歩いた。 神戸は洋菓子発祥の地として知られ、 東京の百貨店の食料品売り場にも 幾つかある老舗洋菓子の本店の前を通過し 元町商店街 2019年8月撮影 風月堂 2020年8月撮影 ユーハイム 洋菓子店 2020年8月撮影 モロゾフ 洋菓子店 2020年8月撮影 →三宮商店街 モロゾフはバレンタインデー発祥の洋菓子店 日本式バレンタインデー(義理チョコなど商業主義的) がいつのまにか全国に広まり年中行事の一つとなる JR元町駅 2020年8月撮影 横浜にも元町があり目の前が中華街である。 1km以上も続く商店街の終点は元町駅に近い。 元町駅から三宮駅まで電車に乗っ…
8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 7
8月21日(水)午前.5:30自宅発~午後9:40自宅着 神戸⇒大阪⇒京都⇒名古屋 大阪の巻 今回の大阪訪問の主な目的は ①30年ぶりに大阪を訪れるがその変貌ぶりをこの目で確かめること ②主要観光スポットを写真に収めしっかり見学、観察し、想像力を働かせること。 ③タクシーの運転手の説明を聞くことの3点である。 見学地・コースは大阪城、あべのハルカス、四天王寺、 道頓堀、中之島、梅田スカイビルの順である。 「お盆は観光客で道が混んでたいへんだったのではないですか。」 「いや、道はふだんよりすいているくらいです。 観光客は私鉄や地下鉄を利用して移動する人が多いし・・・」 「大阪の街は一方通行の道が…
8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 8
8月21日(水)午前.5:30自宅発~午後9:40自宅着 神戸⇒大阪⇒京都⇒名古屋 京都・名古屋の巻 新幹線で新神戸・新大阪から京都へ移動するとき 車窓からの景色をみて、 神戸、大阪は超高層ビルが目立つようになったが 京都には高層ビルがないことを改めて実感する。 過去景観論争を巻き起こしたろうそくの形をした京都タワー(130m) と京都駅の空中経路まである超近代的な駅ビル(60m)だけは例外である。 この駅ビルの中央階段の一角で休憩しているとき、 路面電車や水力発電を日本で最初に取り入れた京都は、 古いものを大事にするだけでなく、 こうした新しいものを大胆に受け入れ、 創造し続ける懐の深い一面…
8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 9
タクシーの運転手が名古屋駅へ向かう途中 「名古屋は通過地点で 旅行客のほとんどは白川郷、高山方面や、伊勢神宮や南紀へと向かうが、 名古屋で有名な観光地ははっきりいって名古屋城一つです。」 と説明してくれたことが強く印象に残った。 現在鉄筋コンクリート製の名古屋城の天守閣が 本来の木造に改築されるという情報も耳に入ってきた。 中京(京都・大阪と東京の両方の影響を受ける。) ともいわれる名古屋が今後名古屋城を中心にして どのような魅力的な都市になっていくのか末永くその動向に注目していきたい。 8月22日(木) 見学時間 午前10:20~11:40 東村山ふるさと歴史館 館内の展示物を見学した。 解…
8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 10
8月23日(金) 午前5:30自宅発~自宅着午後7:30 熱海⇒横浜⇒川崎 熱海の巻 東京駅7:26分発こだま号で熱海駅8時11分到着。 自宅から東京駅まで1時間20分。 東京駅から熱海駅まで45分間。何という近さ! 結局熱海には5時間ほど滞在した。 熱海見学の目的は MOA美術館を見学すること。 熱海はすぐ近くまで山が迫っていてその山の部分にも光をあててみること。 熱海の観光地は最近活気がもどってきたといわれる。その状況をみることの3点である。 熱海駅 観光客が足湯に浸かっている 2019年8月撮影 山の部分に光をあてるとは実際に山の中を歩くに限る。 全国見渡してみると海岸のすぐ近くまで山が…
8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 11
最後にMOA美術館を訪れた。 今回の研修旅行でいちばん印象に残ったのがこの美術館である。 熱海の見晴らしの良い山の斜面につくられ、 しかも巨大で洞窟探検気分の薄暗いトンネルの中に 設置されたエスカレーターをいくつも乗り継いで、 まるで天空に向かって上昇していく気分だ。 まわりをよく観察してみると、 ここは建物自体が、洗練され、全体が真新しい芸術品のように見える。 天空に上昇気分のエスカレーター 建物やオブジェ自体が芸術品のMOA美術館 2019年8月撮影 エスカレーターの終着点からは、 立体感のある展示室がうまく区画され、 広く、明るい空間が広がる。 展示用の作品も『国宝3点』、豊臣秀吉の『黄…
8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 12
8月23日(金) 午前5:30自宅発~自宅着午後7:30 熱海⇒横浜⇒川崎 横浜の巻 次の目的地は横浜である。 桜木町駅前から横浜を周遊する赤色の観光バスがあり 桜木町駅前 横浜市内周遊バス あかいくつ 2019年8月撮影 このバスに乗車して「赤レンガ倉庫」前で下車する。 救命ボートが見える? 横浜港 豪華客船 ダイヤモンドプリンセス号(新型コロナ感染前)2019年8月撮影 クルーズ船の人気が年々高まり、寄港回数2014年まで横浜港は1位だった。現在4位 博多港が1位(中国を中心とするアジア方面の旅客が急増したことによる) 目の前に巨大な豪華客船が停泊していて早速その全景を写真に収めた。 水深…
8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 13
様々な点から比較することによって共通点や相違点がいろいろと見えてきそうだ。 この港町の中をそぞろ歩く時間がないのが惜しい。 そのまま地下鉄の元町・中華街駅からみなとみらい線を利用して 川崎の巻 今日最後の目的地、川崎市の武蔵小杉駅へと向かう。 乗車時間は20分程だった。 多摩川沿いに再開発がめざましい武蔵小杉の駅周辺のエリアは タワーマンションが林立し、駅前も目抜き通りに沿って、 真新しく、垢抜けした雰囲気の商業施設が軒を並べている。 それらを目の当たりにしてとても驚く、こんなに変貌してしまって、 武蔵小杉駅前 2019年8月撮影 あの水害がなかったときの駅前に林立するタワーマンション 川崎市…
「生活者の視点から生きた知識を創る体験的社会科研修」とは何か 1
次に今回の実践報告書のテーマで研修の最大の特色でもある 「生活者の視点から生きた知識を創る体験的社会科研修」とは何か、 その意義や授業づくりへの活用方法などについてもう少し細かく具体的に説明したい。 研修に臨む姿勢 生徒のロールモデルになろうとする意識を持つ(生徒の模範になる) 知れば知るほど自分は無知であるという自覚を持つ(生徒と一緒に学び続ける) 生活者の視点とは 生活者の視点とは人間の営みや人々のくらしにスポットをあてることである。 地理的分野で言えば自然条件によって左右される その地域ならではの生活のようすや衣食住に注目する。 なかでも「食」に関しては農業や漁業の生産地域との関係が深く…
「生活者の視点から生きた知識を創る体験的社会科研修」とは何か 2
3.聞き取りを重要視する 昭和59年に私は夏休みの研修で 三浦半島の農業に関する地域調査をしたことがある。 三浦半島の農業の特色は沖合に黒潮が流れ、 その温暖な気候(12月の平均気温は九州の宮崎市とほぼ同じ)を 利用して年三作(同じ土地に夏にスイカ、秋から冬にかけて大根、 冬から春かけてキャベツを栽培する。)の輪作で有名だった。 ある農家は、8月の台風でスイカ畑が直撃を受け、 商品にならないようなたくさんのスイカの実を目の当たりにしながら 農家の方は暗い表情を見せることなく、 聞き取りに応じてくれた。 その結果、スイカ(裏作)がだめでも 大根、キャベツがあるということがわかり、 農業従事者に対…
「生活者の視点から生きた知識を創る体験的社会科研修」とは何か 3
4.美的感性を磨く 日本地理の地形に関する説明をするとき、 日本は南北に細長く、国土の70%以上が山で、 火山や森林が多く、 日本の河川は短く急であるという特色を持つ。 周りが海に囲まれた島国でもあり、 複雑に入り組んだリアス海岸も多いと 表面的な説明で終わらせてしまうことがある。 しかしある時、私は(若い時私は某山岳会に所属) 夏でも白雪をいただいた雄大な日本アルプスの穂高連峰、 槍ヶ岳そして上高地の写真を見せ、 自分の体験談を交えながらその四季折々の自然の美しさについて熱く語った。 生徒の反応がとても良かった。 『水と緑の国、日本』富山和子 講談社 p23 苗代と北アルプス教師にとって「美…
「生活者の視点から生きた知識を創る体験的社会科研修」とは何か 4
5.説明力を強化する 社会科の授業はこれから先、 生徒主導型で、話し合い重視の流れが濃厚になると思うが、 入試や進度のことを考えると一斉授業が基本型であることに変わりはないと思う。 一斉授業では教師が説明するケースが多い。 生徒は集中力が持続せず、 理解力が低下していることを前提にした場合、 教科書に記述されている内容を膨らませ、 わかりやすく、着眼点をはっきりさせ、 生活に結びついた具体例を取り入れるなどしながら 生徒が興味を持てるように説明しなければならない。 また生徒主導型の取り組みにもっていくためにも 日頃から教師がお手本となるような姿勢を示す必要がある。 説明力を強化するための参考例…
「生活者の視点から生きた知識を創る体験的社会科研修」とは何か 5
ブログを作成する 上記の地理や歴史関係の見学スポットを見学した後、 記録を保存しておく必要がある。 ただしまっておく保存では意味がないので、 これらの体験から得られた生きた知識をもとに授業に使える資料を作り、 教材化を図るようにしている。 また同じ場所の5年後10年後の変化を見る、 感動体験や思い出の記録として残して置くなど有効活用も考えておく。 私の場合江戸東京(近世・近代現代史)に関するものはブログを立ち上げ、 撮ってきた写真を載せ、 歴史上の人物、歴史的事件、史跡、文化財、見学地、観光スポットのようすなどの紹介を わかりやすく360ほどの記事にまとめ、いつでも授業で使えるようにしている。…
「生活者の視点から生きた知識を創る体験的社会科研修」とは何か 6
生きた知識をどのように習得させ、活用させるか 私の考えはいたってシンプルである、 教える教材の中身(生きた知識が核)が充実していれば、 基本的にはその教師に合った授業方法で展開すれば良い という考えである。 ただし私の場合の授業形態は一斉授業が基本型で、 前述した説明力の強化を最重点項目として いつも授業づくりに励んできた。 その生きた知識を核とする授業内容であるが、 それをいかに効果的に伝えるかは教師の情熱次第だと思っている。 その情熱とは生徒より何倍も学ぶ意欲があり、 純粋に教えたいという自信にあふれた姿勢のことである。 それがどのようにして生み出されるかであるが、 机の上で教材研究をする…
「生活者の視点から生きた知識を創る体験的社会科研修」とは何か 7
中学生にすすめる社会科関係の本を探す 生徒に授業以外の日常生活で本を読む習慣を身に着けさせるためには まず教師自らが中学生向けの興味をもって読めるような本を探して それらを紹介しなければならないと思うようになった。 私は2019年の夏休みに計6回にわたって 池袋、新宿、立川の大型書店で新書を中心に探してみた。 学校の授業で得た知識をもとに中学生でも理解できる内容が面白く、 学習にも役立ちそうな本を地理や歴史関係を中心に探した。 新書といえば私が学生の頃はまだ、I社の新書が主流で、 学問的な匂いがするものばかりだった。 しかし現在は、驚くべきことに新書だけでも 100前後の出版社からさまざまな本…
「生活者の視点から生きた知識を創る体験的社会科研修」とは何か 8
中学生にすすめる社会科関係推薦図書 私が選んだ中学生にすすめる文庫 1 花神 司馬遼太郎 新潮文庫 2 関ケ原 司馬遼太郎 新潮文庫 3 世に棲む日々 司馬遼太郎 文春文庫 4 坂の上の雲 司馬遼太郎 文春文庫 5 龍馬がゆく 司馬遼太郎 文春文庫 6 高熱隧道 吉村昭 新潮文庫 7 ニコライ遭難 吉村昭 新潮文庫 8 冬の鷹 吉村昭 新潮文庫 9 桜田門外の変 吉村昭 新潮文庫 10 剣岳点の記 新田次郎 文春文庫 11 天平の甍 井上靖 新潮文庫 12 風林火山 井上靖 新潮文庫 13 おろしや国粋夢譚 井上靖 文春文庫 14 敦煌 井上靖 新潮文庫 15 雄気堂々 城山三郎 新潮文庫 1…
「生活者の視点から生きた知識を創る体験的社会科研修」とは何か 9ラスト
さいごに この原稿を書いている現時点のことであるが、 私は今年8月実施予定の通訳案内士の資格試験をめざして受験勉強中である。 昨年度の試験は2次試験不合格となり、再挑戦することにした。 その勉強をしていてわかったことであるが、 参考書や関連書籍を使用しての勉強が楽しくて、 とてもやりがいがある。 たとえ合格できなくても毎年受験生気分を味わいながら 新しい設問に挑戦することができる。 私にとって通訳案内士の資格試験を受験すること自体が趣味のようになってしまっている。 もちろん同時並行して ボランティアガイドへの準備も怠らないようにしている。 自分の英語力にあわせていつのことになるか今のところ不明…
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