1件〜100件
帰り道の待合せは赤坂。「何を食べようか?」「折角だから、 この辺で食べよう。」少し考えて、S朗さんが「M由、更科のお蕎麦食べた事ある?」「更科? よくある更科…
学生時代に何度も通った道。懐かしい…。覚えたての抜け道を迷いながら交代で運転した。中古で買った愛車は丸くて小さかった。ガード下を抜けて左に曲がったところでS朗…
叔父のお店からの帰り道。K口湖で降りた。以前泊まったホテルに向かう。コテージではワンコも一緒に泊まれる。レストランまで、少し距離があるので、DNを独りにするの…
連休が始まる朝は夢から覚めると大事な物が全部消えてしまう。あの日を繰り返すみたいに。あの年、KI沢で過ごす連休もキャンピングカーを見に行く約束も誰も口にはしな…
嘘つき。嘘ばっかりなのに。「本当のことを少し混ぜておく それが、バレたりしない。」って、家族に都合よく嘘をつく史朗を見てたから。全部が半分だけだって分か…
再び来たN−OTNのお庭、ライオンのオブジェまで来ると、S朗さんが携帯でM由の写真を撮って、家族のことを話してくれた。「A矩が、そこに座ったりして。」(家族と…
逢いたくなる。また、逢いたくなる。誰といてもそれは変わらない。ふとした瞬間に、また、引き戻されてしまう。GWになると、どんな時間も辛くて、失ってしまう恐怖に怯…
*****************女性議員のパーティー。S朗さんに誘われたけど、資金集めのパーティーなんてメリット…の確認みたいで…。嫌だな。奥さんを連れて出…
M由はS朗さんにとって、何なのだろう。新しい部屋でコーヒーを入れながら、S朗さんが来るのを待った。リーンロゼのソファは、独りには、少し大きい。スエードのような…
****************Y谷から歩いて、桜🌸並木で待ち合わせた。鉄柵に伸びた幹がぶつかりまぁるく柵を飲み込んだ。その桜を…指でなぞり、S朗を待った。…
引越し先が分かってもS朗さんは嫌な顔一つしなかった。「一度見に行きたい。」って、言われた時。本当に楽しみにしていることが嬉しかった。別れが来る日まで…。隠し通…
******************M由の気持ちを試すように目の前に彼が現れた。追いかけてはいけない人忘れてはいけない過去犯した罪も受けた罰も全部無にしてしま…
****************H宿より少し落ち着いていてA山より賑やかな雰囲気のレストランに見えた。オープンスペースで…向かいの女性に笑いかける男性の懐かし…
今頃、大人になって結婚してるかもしれない。M由がちょうどS朗に出会った歳頃。彼女だからいつかきっとS朗を分かってくれる。S朗だったからだって、理解出来るよ。ま…
****************目的を疑ってしまう手段の選択得たい結果を疑ってしまう流すのは…悪意や恐怖だけで、情報じゃない。無機質で平滑な真実をバイアスをか…
酔ってしまえば、いつの間にか、人目を気にする事は、すっかり忘れて二人きりの時間はやっぱり楽しかった。お客さんが少なくなってきて、閉店時間近くになった事に気づい…
乗り換えて階段を降りると先にS査H部を出たS朗さんがホームで待っていた。いつもと違う待合せ場所にS朗さんを見るのは、不思議な感じ。「こっちまで来て、遠くなかっ…
違和感を感じる。管理者が負うべき犠牲を部下に負わせる。もし、彼らが上司なら尊敬も信頼もしない。指導者でも統治者でもない。まして、英雄じゃない。可能性を探る事も…
M由だけの平日休みにS朗君が半地下の小さな部屋で、長いキスをする。少し離れて、「サンドウィッチ、食べよ。」S朗君が買ってきたサンドウィッチはすごく美味しかった…
平日のお休みを利用してO窪のお家で一人引越し準備をしていると、S朗君が現場への移動時間に電話をくれた。「M由のお家に行きたい。」現場から現場への移動時間にM由…
お休みの朝の方が寝起きが良くなった。朝から、気分がいい。ベッドリネンの洗濯とカバーの交換で春仕様に模様替えする。空気も全部入れ替えて…お掃除。お掃除は好き。コ…
新宿で待ち合わせて映画を見る約束。係長が持った新しい現場の主任から貰ったチケットを無駄にしたくなかったのかもしれない。映画の内容がファンタジーの冒険物で観なが…
泣きたくなる景色がある。桜のトンネルに一面に拡がる菜の花畑。「M由に見せたかった。」って言葉が耳に残った。すごく嬉しいのにすごく切なくなった。周囲の家族連れに…
「M由と一緒に見たかった。」2人できたS手の桜。ずっと、ずっと続く桜のトンネル。薄いピンクの桜と黄色の絨毯。「M由と一緒に見たかったんだ。」お弁当も敷物も持た…
S朗さんが探しておいてくれたお店がFさんと最初に来たお店だったことに驚いた。不思議な気持ちで入り口を入る。忘れていた感情がまだどこかに残っていて…ちょっとだけ…
🌸桜のトンネル🌸を通り抜ける。夜の墓地…缶ビールで乾杯する。楽しい時間を過ごす。席を離れたS朗君が戻って来るのを待つ一人きりの時間、夜桜🌸を見上げる。�…
いつものように仕事帰りにK祥寺で待合せる。一緒にどこかのお店でお酒を飲みながら食事する。職業柄なのか、そういう日常が長い間当たり前だった気がする。M由の方が遅…
係長に渡したチョコとは別に、S朗君に渡すチョコを用意していた。いくつも見て探したけど、どれも可愛いし美味しそうで…見ているだけでも幸せデパートや有名店じゃなく…
エスカレーターを降りると丁度目の前に出口にしては小さなドアがある。そこから外に出ると急に静かな裏どおりになる。「お店に入る?」「う〜ん。何が食べたい?」「甘い…
待合せ場所は…K祥寺で先に仕事が終わったM由が好きな雑貨を見ながら待った。雑貨を見ているとあっという間に…時間が過ぎて、S朗君からメールが来ていた。気付くのが…
新しいM由の部屋は、少しづつ家具が入って、部屋らしくなっていく。 K祥寺の老舗の家具屋さんで閉店セールの家具をいくつか買った。クーラーが入って、少しの食器と、…
S朗さんと約束した場所は、駅前のガード下で、久しぶりに来た駅は、住宅地の細い道を抜けて、学生時代によく通った道。ここを抜けて、高速道路に載って、K己と…スキー…
その日の仕事は、早く上がれた。午後3時、帰りのバスた駅までみんな一緒なのに…バスの中で係長が(?触ってくる…。)同僚と一緒の時は、やめてほしい…二人きりの時間…
プレゼントを手渡すと、S朗君の表情が泣きそうな顔に変わった。「M由、僕に?」「…うん。お誕生日🎂プレゼント。」「ありがとう。」って…。困らせたのか?S朗君の…
仕事の帰りに一度だけ二人で来た事がある居酒屋さんで、お店の1番奥にある席に座れた。いくつかのお料理とお刺身にビールを注文し終わって、お料理が来るまでの間にM由…
M蔵境で電車を降りると、S朗君はそのまま改札に向かう階段も一緒に登って来てくれた。M由が「いいの?」ともう一度聞いてみてもS朗君はいつもの様子で「うん。」と優…
思っていたより帰りが遅くなってしまった。(夕食には、 間に合う時間かな?)途中、各駅停車に乗り換えてM蔵境でM由だけが降りる。今日は、一緒にはバスでは帰れな…
出かける先を決めていなかった。遅くならないようにするなら…都心がいい?「何処に行こうか?」「うん。何処に行こうか?」朝、行先を決めずにデートの約束だけをして待…
ヒトイチ 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)671円Amazon****************二度と会わない。それしか 🌸 してあげられない…
周りには何も無くて、誰もいなくて、二人だけだった。非常階段の途中、小さな踊り場から遠くまで見渡せるのに、目に入るのは空の青と草木の緑だけで、時々、髪を巻き上げ…
芝生の緑を複雑な気持ちで眺めている。そういう瞬間がずっと…続けばいい。誰もいなくて、抱きしめられて何にも我慢しないで、非常階段で二人きりだ。すごく嬉しいのに、…
非常口の外階段を登って…。踊り場で、二人きりになった。風が少し強く吹いて、S朗さんの手が髪を撫でて頬に滑る大きな手。髪を撫でてくれるのは好き。自然に唇が重なる…
2回目になるのかな?係長とこの道を行くのは。紺色のセダン。クシャクシャの古い地図は、K川で感じた家族の匂い。ここのゴルフ場は、いつもとおりすぎていた場所で目的…
「おはよう… (お誕生日🎂おめでとう。)。」素直に言ってしまえばいいのに、S朗君の顔を見ると、プレゼント🎁を持っていない事で何となく躊躇って、《おめでとう…
電車で出掛ける予定だから、待ち合わせはO窪で…プレゼント🎁は荷物になるからデートの最後に渡したい。朝、駅の改札前のロッカーに入れた。(もし、M蔵境で降りなか…
誕生日のプレゼント🎁を選ぶのは楽しい。すごく迷って…、結局ベルトにした。ネクタイをあげるのは、《貴方に首ったけ》って意味がある。って事に拘ってしまう。何とな…
次の土曜日はS朗君の誕生日🎂お家でもきっと、お誕生日🎂お祝い🎉。会えないのは《当たり前》だから。(S朗君の大事なお誕生日🎂を 家族がお祝い🥂してくれ…
真っ直ぐな人感じたままで正しく行動できる…。確かな夢や価値観。人に流されたり揺らいだりしない。強い意志、強い気持ち。自分にはない情熱がいつも眩しくて、キラキラ…
すごく、早くに待ち合わせ場所に着いて、待ち合わせ時間まで、駅前のファストフード店でコーヒーを飲む事にした。お店を出る瞬間、「おい…?」と、突然、肩を叩かれて、…
***************お休みに、家具が整って。いつでも引越しできる状態だった。引越し先は、通勤にも本社にも近くなる。ただ、S朗さんの家も近くなる。それ…
何て切り出せばいいのか…分からないままで…結局、デートの後に引越しの件を伝えた。「東京に帰って来たら、 誕生日前に お家を出るのは 決まっていた事なんだけど……
突然、風邪を二人で同時にひいて恥ずかしくなった。昨夜はS朗さんの家族が出かけていて…一日中、一緒に過ごして日を跨いでS朗さんは帰った。狭いS査本部に居るのに、…
仕事してきたから、スーツのままで、係長なのかS朗さんなのか?ちょっとだけ、不思議…な感じがしてた。「M由見て。 すごいよ。餃子」ってS朗さんがM由を呼んだ…
週末の予定。「明日は…久ヶ原にね アパートの掃除に 行かないといけない。」言い出しにくそうだった。「Kヶ原のアパート? オフィスK田は 西新宿じゃないの?」「…
***************スーツ姿のまま、右膝を立てて、床に座ってる。そういう彼を久しぶりに見た。立ったまま首を傾げて、彼を見ている。サラサラのショートヘ…
自分には…、《絶対にない》って信じていた。《不倫とかあり得ない。》って。不倫とか浮気とか、誰かを裏切ってしまうならM由はもう純粋でも正直でも正しくもないって、…
泣いてはダメだった。S朗さんを責めてしまう。S朗さんならそう思ってしまう。M由が悲しいなら、辞めればいい…。別れればいい。「違うよ。大丈夫。 声を聞いたら……
S朗さんの声を聞きながら、S朗さんが家族と過ごす時間を引き裂くような気がした。「ごめんなさい。 お家に居るから 電話を掛けるだけで…。 出てくれなくても良かっ…
4回鳴って…、5回目が聞こえ始めても切れなくて。「もしもし?M由?」って言うS朗さんの声が聞こえた。「出てくれると思わなかったから。」電話してしまってS朗さん…
ポッカリ空いた心の空洞。埋める事が出来なくて、S朗さんに出るはずもない電話を掛けたのは、ただ、それだけ。他に何も出来ない。出てくれなくていい。ただ、電話だけで…
夜になると、訳も無く不安になって眠れない日が続いていた。「早く寝るね。」家族に伝えて自室に入る。早く一人になりたかった。ベッドの中で考えてしまうのはS朗さんの…
彼の幸せを望んでる。嫌いになるしか諦めることができない。綺麗なままで終わるには、好きになりすぎて、離れたいのに。こんな風に好きになるなんてことがこれから先に、…
カルマ真仙教事件(上) (講談社文庫)704円Amazon駅のホームは空いていた。S朗さんも言葉が少なくなって、疲れているみたいに見えた。もう遅い…時間。東京…
警視庁情報官 ノースブリザード (講談社文庫)Amazon眠くなって、瞼が重い。穏やかな気持ちとフェリーの振動が心地いい。S朗…さん(やっぱり…今日は来て良か…
S朗さんの《 一番好きな花火》空に広がって、降り注ぐような華やかな花火。連射する(スターマインは 花火の名前じゃないのよ。)その規模の大きさに…感動した。家族…
フェリーに乗ると海から花火を見ることができる。周りには、家族連れやカップル…が。気のせいかな視線を感じる。歳の離れた私達は、少し異質かも。でも、『 恋人…
花火の音が聞こえる。「 始まっちゃうよ。」思わず、肩を掴んだ。重なったまま首筋にキスするS朗さんが顔を上げて、「 まだ始まらないよ。 まだ、準備の合図だ。」…
立ったままで重ねてくる。結局、するのだけど…、眠い温泉に入って…あんなに歩いて、(疲れてないの?)仕方ない時もある。やめてしまったら、喧嘩になる?( ベッドに…
せっかくお風呂に入ったのに歩きすぎて、汗ばんで…。シャワーを浴びながら、お風呂🛁にお湯を張った。「 お風呂は後にしよう…。」って、S朗さんがM由の腕を掴む。…
慣れない靴を履いてきた。随分歩いて、靴擦れする程歩いて…我慢も限界。(『S朗君。もう、諦めよう。』と、 言ったら…怒るかな? )もう、少しだけ…歩け…
にほんブログ村深いキスの後にS朗さんがホテルを探しているのが分かった。だけど全然見当たらない。A海にラブホがない。随分と…歩いたけど…。見つからない。靴擦れが…
それから…散歩して、K倉山で食事した。ガラス窓から海🏖が見える。隣には別の家族がお祝いの食事をしてた。お爺さん、お婆さんお父さん、お母さんお兄さんと女の子。…
どうして、S朗さんだったのか。どうしてM由だったのか…。理由とかない…って、仕方ないって思うけど、『会ってしまった。』って。*****************…
最初の本を書いていた時すごく好きだった。苦しんでいた彼夢中になれるなら、いくらでも支えてあげた。寂しいなら側にいようと仕事を犠牲にしてS朗を一人にしたくなかっ…
*****************政治も経済もいつだって力の論理は思想とか理念じゃないし…。人が動くのは感情じゃなくて利権…結局はお金が動く。それが株式市場……
S朗さんが「飲み会だよ。」って、言ったけど、すぐに嘘って、分かる。誰か女の子と食事するんだって、分かる…。 (だって、それ、 例のクレリックシャツだよ。)…
****************自信家でプライドが高い。怒ると眉間にシワがよって、口を歪ませる。そんな表情が似てる。顔も雰囲気も。同じような人をもう、好きには…
にほんブログ村帰り道は 送ってくれた。いつもと同じ…帰り道。長いキスの後、打ち明けた。「ねぇ、S朗さん 電話に出られる時は、 出てほしいよ。」「出られる時は …
いつもS朗さんと待ち合わせるK祥寺で親戚の食事会が開かれた。朝の電話がかかってくる事になっていて、M由は家族と別れて少し早めにK祥寺に向かった。S朗さんがM由…
ゆっくりと繋がって、繰り返し行き交いリンクしていく。一つになって、沈みこむ。汗と汗が混じり合って肌と肌が密着して、吸い付く。離れると引っ張られる。2人ともずっ…
お風呂のお湯を溜めて…一緒に入ると後から抱えてくれるのが好き。S朗さんはすごく優しく胸を包む。上目遣いのS朗さんは多分、自覚ないんだろうけど、すごく…甘え上手…
シャワーを浴びたくて浴室でお湯を張る。子供っぽいってわかるけど、(待って。)脚が痛い。全然、そんな気になれない…。寂しさや切なさが…虚しさに変わったら別れがく…
Y浜に車で来た。高速を降りて、信号で停まると、困ったような顔、上目遣いで訴えてる…S朗さん。わかってる…。我慢できない…って、顔。せっかく、Y浜に来たのに…朝…
日帰り温泉。2人で入るお風呂後ろから抱いてくれてすっぽりおさまる安心感。耳に息がかかる。「今度の連休は、 友達の別荘に行ってくるよ。」府中に住むお金持ちの友達…
「N閣調査室にいた頃には、 僕は、『人ったらし』って 言われてたんだ。」って、自慢気なS朗さん。(S朗さんの人ったらし?)それは、S朗さんの長所だって思うよ。…
***************思い出すのは連絡が来ないS朗を待ちながら…、席を立てずにいたカフェ。***************S朗さんが家族といる時間。約束…
気づいた人がいたと思う。***************M島の現場で。不自然な二人。いたたまれない。気にしてない係長の様子は、多分、本当に、わかっていない。係長…
まだ勤務時間だけどここで、M由は帰っていいはず。係長はM島の現場主任に資料を渡しに行くらしい。「M由も一緒に行こうよ。」と、言われた。「みんなに変に思われない…
仕上がりの連絡を受けて、もらったコピーの束はきちんと製本されていた。大きい紙袋で4つ分。重すぎる。あんなに重い荷物を持って電車に乗ったことないよ。そこから現場…
係長の顔見知りの何人かと挨拶をして、女性G員の扉を開けた。「あら、駒ちゃん。入って。 ちょうどもらったお酒があるから、 これ、持っていって。」 …
日帰り湯を探して山道を抜けて、二人で入れる日帰り温泉が中々、見つからない。やっと見つけたのは、小さな古い旅館。大きなはめ込みガラスの両引戸に板貼りの床。普通の…
週末のSS部で偶然、2人になった。「 商店街で食べよう。」2人で、商店街の真ん中でお昼を食べる。係長のおごり。お互いに、仕事の顔していた。良かった。 にほんブ…
自宅近くで、立ち止まった。街灯から離れたその場所で、いつもキスをしていた。自然にそうなる。確認するような深いキスは、いつかと同じことを繰り返している。《別れた…
簡単に…戻ってしまう。一緒の駅で降りて、何も無かったみたいに二人で帰る帰り道。簡単に戻ってしまう。同じ現場で顔を合わせて、結局、理性的になれなかった。結局、再…
電車の中で、偶然に触れた手は繋いだままで結局、降りるはずの駅で降りないまま、繋いだ手を強く握って、いつもの駅で一緒に降りた。にほんブログ村
強く握りしめた。(やっぱり、無理だった。)手が触れて、指先から伝わる何かにたぐり寄せられてしまう。手を合わせれば彼から流れてくる目に見えない引力に抗えない。繋…
電車が揺れて二度目に手が触れた時、どちらからともなく指が絡んだ。愛しい。絡んだ指から伝わる鼓動。自然に戻っていく…。どうしようもない。係長は眉を寄せて、苦笑い…
偶然なのか…、バス停で係長と一緒になった。あれからまだ、話していない。何か言いたいのに、同僚の視線を感じて、無言になる。駅に着いてバスを降りた。下り方面で二人…
S朗さんが腰に回した手で支えてくれた。朝の満員電車。いつも待ち合わせる駅で、偶然、S朗さんの匂いがした。夜は、一緒の飲み会で、今日は一緒に帰りたいな。ハグして…
愛し合った後に軽く食事をして一緒に帰る…。お家ギリギリまで送ってもらって、別れ際にどれだけ深いキスをしても一人になれば悲しくなる。(M由を忘れてしまう…。 S…
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