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2021/03/16

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  • 桜の開花期間が長い

    桜の開花期間が長いように思われる。満開になってから強風もあったのだが、さほど散ってもいない。これは、上手く受粉できていないことを意味する。おしべの発達が弱く花粉がよく出ていない可能性がある。花は受粉すると、役割を終えて花弁は散るからだ。原因は4月中の霜である。強烈な霜が何度もあったし、極めつけが四月下旬の満月周辺日の朝の霜だ。2日連続で強烈な霜が来た。綜合農法研究会でもいろいろな場面で注意を喚起した。これでおしべがダメージを受けたのではないか。ということは、リンゴにも大きな影響がある。できれば、人工授粉も視野に入れて仕事をすすめられればいい。おそらくは今年もカラマツが多いだろうし、中心果にならずに、側果をならせなければならないかもしれない。天候はどうにもならないが、あらかじめ予想できれば、対策できる。今年もりん...桜の開花期間が長い

  • 霜の影響に考慮してください

    今朝も大霜だった。昨年も霜が多かったが、今年も多い。特に今年は桜前線が早く、おそらく過去最高スペースで進んでいる。ということはリンゴもぶどうも、果樹全般、芽の成長が進んでいる。こういうときに霜がくると、いい影響はない。りんごは、できるのであれば、人工授粉を考えた方がいいと思う。この調子だと、カラマツが多くなり、変形果が多くなりそうだ。また、成長のエネルギー源である糖を補給するために糖分を直接補給するか、アミノ酸を葉面散布して、芽の細胞の濃度を高めることをおすすめしたい。そのことで寒さに強くなるからである。霜の影響に考慮してください

  • 令和3年3月の平均気温は過去最高!

    今朝のNHKのニュースで知ったのだが、令和3年3月の平均気温(青森)は、過去100年の中で最高気温を記録した。このような記録的な猛暑(3月だからそうはならないだけなのだが)が出ると、やはり今年一年の天気は注意したい。今年は「六白金星」の年で、過去4回を調べると、「極端な天気に傾く傾向」が見て取れる。「今年は「六白金星」の年」を参照。寒試しだと、梅雨入りも遅く梅雨明けも遅いようだ。なので、7月の平均気温は3月の好天とは反対に平均気温が下がる予想。ただし、梅雨明け後は猛暑とみている。とにかく、春にこのような極端な天気がある年は、自然の摂理で、どこかで調整してくる。なので、注意したいところ。令和3年3月の平均気温は過去最高!

  • 4月9日は青森で大雪

    本日、4月9日は稀にみる大雪だった。深夜から降り出したようだ。ほぼ午前中は降っていたようだ。寒試しでは、折れ線が、大きく平均の赤の直線より下げている。今、改めて確認すると、我ながら驚く。今回、このような突発的な天気名なるということは、これからも似たような天気がくる可能性がある。とくに春は天気の上下動が大きいような感じがする。日中ははれても朝方キツイ霜だったりとか、晴れても、風は強い、とかという天気もある。4月は全般的には暖かい傾向だが、今回のような一時的な荒れはこれからもあるだろう。4月9日は青森で大雪

  • 今年は「六白金星」の年。

    今年は「六白金星」の年。一説には異常気象のとしだとか、寒くなるとか暑くなるとか、いろいろ言われるが、実際はどうなのだろう。ということで、過去4回の「六白金星」を調べてみた。2012年(平成24年)・・・多雨傾向。冬春が低温傾向、夏秋が高温傾向と季節のメリハリがはっきりとした年。2003年(平成15年)・・・梅雨明けが記録的に遅く、全国的に冷夏。北海道は夏日がなく、8月の台風もなし。1994年(平成6年)・・・全国的に記録的な猛暑で少雨、空梅雨で記録的な水不足。1985年(昭和60年)・・・日本海側の局所的豪雪、春以降は多雨曇天多く、梅雨長い。夏以降は猛暑で残暑も厳しかった。まとめると、(1)猛暑(3回)で、そうでなければ冷夏(2)雨が多い(3回)、そうでなければ少雨といった内容。概して、傾向として言えることは「...今年は「六白金星」の年。

  • 4月の気象ことわざ

    3月に引き続き、4月の気象ことわざを。アオイの花が頂上まで咲けば、梅雨晴れる暁の白雲が急に散れば大風が来る朝、クモの巣に水滴がついていれば晴れる朝、遠くの山がくっきり見えれば雨近し朝日が紅色に見えると雨海草が伸びる年は陸は豊作雷がはげしくなった後は晴天となるカラスが田の中に巣を作るのは晴天多きしるし体に寒さを感じるときは天気良くなる櫛の通りにくい時は雨の前兆木立の芽が一寸(3cm)のびれば霜がないコブシの花が横向きに咲く年は大風が来る桜の白花が多く咲く年は豊作桜の花の色が薄い年は、いつまでも寒さが残る四月が天候不順であれば温度上がらず作物短い霜は三日と天気が続かない白いこぶしの花を見て田の耕起初めよスズメが朝早くさえずる時は晴れるたんぽぽの葉が、地を這うと晩霜あり月の近くに星あれば海が荒れる月の横に星がある時は...4月の気象ことわざ

  • 3月の天気振り返りと4月の予想~月末の満月時の大霜注意!

    3月は天気の変化が激しい月だった。晴れたと思えば、急に寒くなり、まもなく暖かかくなり。。。その連続だった。3月の予想は「全般的に暖かくなりそう、雪解け進む。中盤はヤマセか。後半の「?」にも注意。」というものだった。予想通り、「?」の時には全国的に低気圧が急速に発達。青森は雨が降ったり風が吹いたくらいで、それほど大きな変動はなかった。さて、4月はどうか。「全般的に暖かくなりそう。ただし一時的に急激な天気の変動ありか、風は注意」月初に「?」があるが、これは今のところハズレの様相。月末には満月があるが、ここでの霜は要要要注意!!!。とくにリンゴ農家。なぜなら、今年は桜前線が早すぎる。ということはリンゴの開花も早い。花が咲くか咲かないか、あるいはつぼみの段階で強烈な霜が来た場合、花粉が十分に出ない可能性がある。そうする...3月の天気振り返りと4月の予想~月末の満月時の大霜注意!

  • 寒試し天気予想どおりの天気になっています!

    「週末は広く大雨の恐れ、警戒を」というyahooニュース。https://news.yahoo.co.jp/articles/57e72e05e4f166c779534ed259c038b255d29645寒試し天気予想では3月22日のあたりに「?」をつけたが、直近に続き、またもや大当たりの様相。3月は目まぐるしく天気が変わるが、ここまでとは。とにかく大雨にならなければいいが。あと、某肥料会社社長の情報だが、肥料原料がすごく急騰しているとのこと。今年の引き取り分からすでに上昇するかも、とのこと。予約している会員は早め引き取りをしてください。寒試し天気予想どおりの天気になっています!

  • 3月の気象ことわざ

    同研究会では「寒試し天気予想図」に「気象ことわざ」も組み込んでいる。気象ことわざは、古来からの経験知である。だが昨今では科学的根拠も認められるものも多くなっている。おそらくは全てのことわざには科学的根拠があるに違いない。そこで、今回は、過去に掲載した3月の気象ことわざを掲載したい。青日点を焦がすごとく赤ければ大風の兆し朝北風、夕南西の風は晴れる朝茶がうまいと天気が良い朝遠くの山がはっきり見えればその日は晴れ朝日天を焦がすごとく赤ければ大風の兆し梅の花上向きに咲く年は、晩霜多し煙突の煙が下に這うと風が吹く寒九の雨は豊作と言う寒に入って四日で雨が降れば豊作と言う雲行き速く黄色を帯びる時は大風ありケヤキの発芽不揃いの時は晩霜があり桜の花上向きに咲く年は、晩霜多し桜の花が上向きに咲けば豊作下向きは不作桜の花の色薄い年は...3月の気象ことわざ

  • 寒試しの天気予想の範囲

    今日、会員から質問があった。寒試しの天気予想は、全国的なものかどうか、ということだ。寒試しは江戸時代にはすでに行われていた。それは自分の地域の天気を予想して、栽培に役立てたものだ。なので、基本的には、地域限定だと考えるのが妥当だ。しかし、台風などは数日前から自分の地域に迫ってくるし、例えば、宮城県で大きな低気圧が発達したとしたら、それは当然来た東北にも影響はある。そういう意味では、多少「地域」の範囲を広げることはできる。青森では、おとといは終日雨で、昨日は快晴、今日は曇り後雨で、ここのところ不安定な天気が続く。まったく予想が当たっており、ちょっと怖い感じもするが、いずれにせよ、3月はまだ不安定な天気が続くだろう。寒試しの天気予想の範囲

  • 3月の天気予想

    令和3年の3月の寒試し天気予想だが、13日付近に「?」をつけてある。気温が上昇してからの東風が、この時期おこるのでそのように予想したが、ちょうど、その付近に急激な低気圧が発達、関東地方では避難勧告も出るほどの大雨となった。青森でも13日は強い東風、14日は終日雨。一方で今日15日は快晴、そして明日はまたしても雨の予想。めまぐるしく天気が変わる。今後も、だんだん温かくはなるが、不安定な天気が続くと思われる。3月の天気予想

  • できる農家とできない農家の差

    昨日、令和3年の寒試し天気予想図を会員に送りました。今年は4月末に満月があり、ちょうどその辺は天気もいいようなので霜がありそうです。リンゴは特に注意ですが、一番効果的なのは、人工授粉をすること。昨日発送手伝いに来たスタッフの一人が言っていたのですが、人口受粉をすると、確かに、そのときは作業時間がかかるけれども、その後の管理や収穫、選別がラク=作業時間が短い、とのこと。その通りだと思います。できる農家とできない農家の差はそういうところにあると思います。できる農家は大切なところに時間をかけ、そうでないところの時間は省きます。結果、単純に言えば、ラクに仕事ができて収入は多い、ということになります。土づくりでも同様。できる農家は土づくりの資材に資金を注ぎ、できない農家は化成肥料に資金を注ぐ。結果、できる農家は、予算も少...できる農家とできない農家の差

  • 今日は東日本大震災から10年

    今日は東日本大震災から10年の日となる。あの未曽有の大震災は多くのことを日本人に気づかせてくれた。特に「絆」という価値観。私たちは決して「独り」ではない、ということ。日本人の価値観はそれを契機に大きく変わり始めたと信じている。そして、それもまた「辛」の年に起こっている。「辛」の年をさかのぼってみると、共通していることがある。いずれも大きな出来事がおこるのだが、良きにせよ悪しきにせよ、後々の時代に影響を与えるような出来事だ。以前のブログから転記したい。~~~ここから~~~「辛」の年とは?本年は干支では「辛丑」(かのとうし)です。「辛」(かのと)とは「新」につながる文字で、植物が枯れて新しい世代が生まれようとする状態の意味。「辛」の年は新たな息吹を含む年になるので、その後の世界に影響を及ぼす出来事が起こります。以下...今日は東日本大震災から10年

  • 2020年の天気を振り返る

    2020年の天候を振り返るのに、もっともコンパクトにまとめているのがhttps://tenki.jp/だと思いますので紹介します。それによると、去年(2020年)の天気の特徴は以下の4点。~~~ここから抜粋~~~1つめは、ほぼ一年を通して、全国的に気温の高い状態が続きました。日本の年平均気温は1898年の統計開始以降で、最も高い値となる見込みです。2つめは、2019/20年冬は記録的な暖冬・少雪となりました。冬型の気圧配置が続かず、全国的に寒気の流れ込みが弱かったためです。3つめは、7月は、東・西日本を中心に記録的な大雨(「令和2年7月豪雨」)や日照不足となりました。原因は、活発な梅雨前線の影響です。また、沖縄地方を除く各地方では、梅雨明けが遅くなりました。4つめは、8月は一転して全国的に晴れて気温が高く、特に...2020年の天気を振り返る

  • 2021年の天気は?

    ざっくりと今年の天気を、寒試しから推測すると、春は暖かく、雪解けは進むも、5月に天候不順。特に上旬と下旬があまりよくない。梅雨は遅く、梅雨明け後はカーっと暑くなって8月前半まで続く。中盤は一時涼しくなるも、下旬は残暑。9月は中旬に台風注意。特に太平洋側。その付近から急に涼しくなって秋らしくなる。10月は曇雨天が多そうなので、作業早めに進めたい。11月は例年通り、冬に近づく。12月は雪早い。しかし根雪ではなさそう。作柄としては、夏の猛暑を乗り越えれば、多くの作物は育てやすいと考える。稲は生育進み、稲刈りは早まりそう。果樹、とりわけリンゴは4月下旬の霜注意。それをうまく乗り越えれば、豊作か。台風の影響は特に太平洋側注意。その他、突発的な暴風雨や、爆弾低気圧には注意が必要。2021年の天気は?

  • 地震の予測はしたくはないが・・・

    綜合農法研究会の寒試しの結果、どうも5月前半に大きな何かがありそうです。今回は、全国にまたがる会員の地域に即した寒試しも作って、それぞれに解説しましたが、どうも、青森県(津軽地方)が5月上旬の天候不順ないし自然災害の危険が大きいようです。もし地震だとすれば、今回は平成5年の奥尻島の大地震のような、あるいは昭和56年だったかの秋田沖の地震のような、日本海側の北の方ではないかと思っています。寒試しから分析するに、そういうことが推測されます。先日ニュージーランドでM7.1の地震がありました。地震と日本での地震は、環太平洋造山帯ですので、関連性はあります。大きな災害にならないことを願うばかりです。地震の予測はしたくはないが・・・

  • 野菜を育てるにも「愛」

    野菜を育てるのも花を育てるのも子供を育てるのもすべては「愛」が大切だと思います。「愛」って何か、というと、「思いやり」です。相手の立場にたって考えてあげるということです。植物の立場にたって考えてあげれば、必ず植物はそれに答えてくれます。でも、植物の立場になって考えてあげるというのも実は簡単なようで難しいとのこと。言葉を話さないし、毎日にそんなに大きな変化がないからです。じゃあ、どうすればいいか、というと、とにかく毎日毎日「観てあげる」ということが大切!毎日のほんのちょっとの変化に気づいてあげる・・・これが「愛」です。で、なんか様子が変だなあ、と思ったら、いろんな方に質問するなり、本で調べるなりして対処してあげればいいわけです。愛情をかけて育てた野菜は食べてもおいしいです。おそらく栄養価も高いでしょう。これは精神...野菜を育てるにも「愛」

  • 生ごみは堆肥でない~病気の元

    家庭菜園的に食べるものだけを育てている方がいて、去年の様子を聞いたら「どうも病害虫にやられる」ということでした。話をしているうちに、どうも生ゴミを畑の土の中に入れて栽培しているようでした。最近、生ゴミを堆肥にして畑で使用するのがブームのようになっていますが、いくら何でも、堆肥化してものでなければ、必ずといっていいほど障害がでます。生ゴミが土の中で発酵するので、その段階では作物はよく育ちません。生ゴミは土などと混ぜて、できれば1年くらいそのままにしておき、「土」化したのを確認して、そのあとで畑に入れるのであればいいでしょう。土の微生物が生ゴミを分解してしまうからです。いずれにしても「土」化するのが大切です。もし、生ゴミをそのまま畑に投入している方がいたらご参考にされるのはいかがでしょうか生ごみは堆肥でない~病気の元

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