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  • 神恋(初恋の人)ー49

    神恋―49 古賀次郎の懺悔古賀次郎は、又一郎にこれまでのすべてを話しだした。 あの日は夏の暑い日でした。妻と二人で港へ散歩に行った時に、目の前にベビーカーに乗った赤ちゃんいました。当時は、妻に赤ちゃんが出来なくて二人して赤ちゃん誕生を願って、毎日

  • 神恋(初恋の人)ー48

    神恋―48 古賀次郎の謝罪又一郎はあわてて「もう貴方の帰る家はここしかないんですよ」「えー、そんな」操は今にも泣きだしそうな顔で又一郎を見つめた。その頃博多の操の家では、母と父と洋子の姉婿の古賀次郎が集まり操の事で何やら話しをしていた。操の父の清

  • 神恋(初恋の人)ー47

    神恋―47 阿比留家の娘厳原港へ船が着くと、そこには阿比留又一郎と義男、順子が迎えに来ていて歓迎された。「操さん、対馬へお帰りなさい」又一郎はうれしそうな顔で操へ向かって言った。阿比留家の屋敷に着くと、余りの大きさに操は度肝を抜かれた。「阿比留さ

  • 神恋(初恋の人)ー46

    神恋―46 操の決断正男は、山田あやとの思い出の地、長崎を出てから27年が経過していたが、偶然にも再会して昔の想いが再燃。やっと巡り合えた山田あやとの結婚が目の前に来た時、突然の別れ話になってしまい皆落ち込んでいた。「操さん、これからどうします?」

  • 神恋(初恋の人)ー45

    神恋―45 真相はどこに正男は阿比留義男達の行動に、落胆の色を隠せ無かった。始まり、、、、、、「あやちゃん、今日でお別れだね」「またいつかあえるね、正男君もげんきでね」「引っ越し先も同じ長崎県だから、寂しくないよ私は」「そうだね、同じ空の下だ

  • 神恋(初恋の人)ー44

    神恋―44 対馬へ阿比留順子が口を開いて「まさか同じ会社にいた清水操さんが、山田あやさんだったとは」「それに、阿比留家の一族だったとは、驚きでしたね」 続いて阿比留義男が口を開いて「25年前に古賀美里さんに誘拐された又一郎さんの長女が、今前にいる操さ

  • 神恋(初恋の人)ー43

    神恋―43 結婚の申し込み正男と操の住まいは、偶然にも神戸阪急沿線で2駅違いの所に住んでいた。操は、母の洋子から自分の全てを聞いたが、実の子じゃないとは聞いていないし、実の母の事も聞いていなかった。そんなある日の事、操はふと正男の事が気になり電話して

  • 神恋(初恋の人)ー42

    神恋―42 追いつめて阿比留義男の追求に勇は反論した。「しかし、娘の“あや”が阿比留家から誘拐されたとは全くの初耳です」「妻が姉と話し合って決めた事なので、私は一切介入していないのです」「それで妻の姉の子供と言う事で、養子に迎える事にしたのです」

  • 神恋(初恋の人)ー41

    神恋―41 阿比留家の追求阿比留義男と阿比留順子が、阿比留家十五代当主又三郎の長男又一郎の長女を探す目的とは。長女の他に長男と次女がいたが、現在はアメリカへ留学しており、現地のアメリカ人と結婚して日本へは帰らない事になっていた。そうすると、十六代目

  • 神恋(初恋の人)ー40

    神恋―40 母の告白操が切り出した「お母さん、私の事で少し聞きたい事があるんだけど」 洋子はビクッとして「何?、余り難しい事聞かないでよね」操はこれまで、自分の生い立ちや対馬の生活等について、調べて分かった事を洋子に伝えた。「分った、お父さんに

  • 神恋(初恋の人)ー39

    神恋―39 真実は何処にその日は偶然、操のアパートへ正男も来ていて、博多の市役所から送られてきた封書を操は封を切った。そして二人で恐る恐る戸籍謄本を覗き込んだ。そこに記載されていたのは、父山田勇、母山田洋子と有り、長女山田あや(養子)とあった。後、

  • 神恋(初恋の人)ー38

    神恋―38 明らかになった出生の秘密二人で献血をする事になり、献血車中に入り検査を受け血液を提供する事に。操は、これまで自分の血液型を知らなかったので、この機会に知る事になった。 検査員から、清水さんの血液型はAB型ですね。「へー、清水さんはAB

  • 神恋(初恋の人)ー37

    神恋―37 それからの山田あや「操が目を開けると、目の前に正男が見えた」操はびっくりして「何故、あの正男くんが平井正男さん?」「すると、私は誰?」 「山田あやだよ」正男が答えた。操は複雑な気持ちで、まだ少ししか記憶が戻っていない中だけど、良か

  • 神恋(初恋の人)ー36

    神恋―36 蘇ったあやの記憶皆んな揃ったところで、昔遊んだグランドの遊具の所へ、鉄棒、ブランコ、ジャングルジム、滑り台等々。皆で楽しく昔を思い出しながら、操も皆に合わせて楽しく遊んでいた。その日の夕方に5人で平田荘へ向かった。この平田荘から見る景色

  • 神恋(初恋の人)ー35

    神恋―35 正男の故郷へ対馬の厳原小学校の前の学校の記憶が、蘇りつつあることを操から聞いた正男は、このまま一気に操の記憶を取り戻す方法は無いかと考えていた。「そうだ、今度に帰省する予定があるので、操さんも連れて平田町北小学校に行こう」「これが早道か

  • 神恋(初恋の人)ー34

    神恋―34 正男の告白約束の土曜日、正男は30分前に来ていたが、告白の事が気になって少し緊張していた。「お待たせしました」操が慌てて店に入ってきた。 「いや、僕も今来たところだよ」正男はコーヒーを操はカフェオレを注文して、暫く取りとめのない話をし

  • 神恋(初恋の人)ー33

    神恋―33 デートの誘い正男は、清水操への告白を考えていた。山田あやへの想いもあるが、今は何処にいるのかも、存在も定かでないし今前にいる操に告白をと思っていた。ある金曜日の午後、会社帰りに清水操に声を掛けた。「清水さん、少しいいですか?」「あ

  • 神恋(初恋の人)ー32

    神恋―32 迫る真実山田勇と洋子元夫婦の周りも騒がしくなってきていた。この所、二人の周りに探偵らしき人物が現れて、近所の人達から夫婦の情報を仕入れているらしいと、清水洋子は近所の友達から聞いていた。しかし清水洋子は全然心配などしていなかった。 何

  • 神恋(初恋の人)ー31

    神恋―31 清水操と山田あやのつながり正男は、清水操を山田あやに重ねて想い描いていた。「だと最高だけど、そんな事は絶対ありえない」清水操も記憶を取り戻すべく、努力して昔の記憶を絞り出していた。すると、博多の前対馬の前の小学校迄思い出しそうになって

  • 神恋(初恋の人)ー30

    神恋―30 父の存在清水操は父の顔を見たことがない、と言うより記憶から消えた存在だった 正男の推測では、操が交通事故で記憶を失ってから両親が離婚した為、操の記憶には父親の存在はないのかもと。正男は、操が通っていた小学校のクラス名簿に名前が無い事に疑

  • 小説―神恋(初恋の人)30号〜あらすじ

    小説―神恋(初恋の人)30号〜あらすじ正男の疑問点、清水操の事故と記憶、両親の離婚、転校、山田あやの存在。清水操の幼少時の記憶が蘇る事で、見えてくる清水操の意外な過去が。清水操の父の過去に何があったのか。山田あやは今どこへ、阿比留義男と阿比留順子は

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