問15 解説 局所排気装置の制御風速は囲い式で0.4m/s、外付け式の場合、側方吸引、下方吸引が0.5m/s、上方吸引が1.0m/sです。 特殊健康診断が必要になるのは屋内で有機溶剤が扱われている作業場です。 第1種有機溶剤、第2種有機溶剤では特殊健康診断も義務付けられています。特殊健康診断は6ヶ月ごとに行う必要があります。第3種有機溶剤はタンク内作業を行っている場合は特殊健康診断の対象になります。 第1種…
作業環境測定士としての経験してきたことを回顧録として書いています。資格を取得したい人のために書いていますが、日常の仕事、生活の中で感じたことを日記として記録しています。
桜はまだかなと思って、お花見に行ってきました。お花見といってもどこかの名所にいくのではありません。工業団地の中には植栽として桜を植えている会社もたくさんあり、近所にも結構あります。お昼休みに散歩がてら、ぶらぶらと歩いてきました。ここ数日気温が下がりましたからまだ五分咲きほどですが、あと数日で満開になりそうです。夜は結構冷え込んでいるのでお花のもちは良さそうです。 会社を辞めるとこの周辺には…
いよいよ新年度が始まりますが、私の場合は今年が最後になりそうです。嘱託で働いていましたが、就業規則上新たに契約は更新されない年齢になったからですが、まだまだ元気なので、何か仕事を探そうかと思っています。 でも仕事をやめた後は、自分が動く事はせずに他に動いてもらうことを考えています。自分が動く仕事ではなく他の人に効率よく動いてもらうとです。平べったくいうと、株を買って、そこの人に働いてもらう…
最近家の近くで個人のクリニックが相次いで開院しました。開院に先立って内覧会が行われてので2カ所ほど見学にいきました。 実はその前にも内覧会と聞くと、少々足を伸ばしてでも見に行っていました。 一カ所はコンサルタント会仲間で独立開院されて方で、研修会でも良くお世話になっていましたし、開業するということで応援したい気持ちがありましたので、お邪魔したのです。最新のデジタル処理機器や真新しい部屋に…
今日は少しひんやりしていますが、筋トレをするにはいいかもしれません。ただし、体が冷える時はストレッチで筋肉をゆっくり伸ばして血液を送り、ウォームアップすることが大事です。活動的になるのはいいのですが、体が季節に順応するのは2から3週間かかります。思ったよりゆっくりしか進まないので、これを促進するためには、十分な血液の循環が必要。ただ運動して筋肉を使うとどうしても堅くなります。筋肉は鍛えば、繊維…
桜の開花が始まりましたが、私が毎年見に行く所ではつぼみが膨らみ始めたばかりでまだ。4、5日はかかりそうです。花の時期は短く花びらが溝を埋めて、秋に枯れ葉が溝を埋めるのと同じような状況になります。花びらは軽いので溝にはまっていても吹き飛ばれて運ばれますから、雨降りで流されるほうは少ないですね。 また写真を撮ろうと思っています。青空をバックの淡いピンク色の花を取ると、絶妙なコントラストになります…
春先の乾燥で山火事が相次いでいますが、山の手入れが行き届かなくなっていることも原因の一つです。というのは秋から冬にかけて落ち葉が溜まり、溝などには枯れ葉の山が溜まっているところが結構あります。人が住んで入れは枯れ葉はたき付けで回収されるはずですし、もっと自然が豊かなら、枯れ葉は土に還っていきます。中途半端に開かれて、その後ほったらかしになっている。これは山だけでなく、農地も、空き家も同じような…
黄砂が今日もやってきていますが、昨日に比べ夕日は若干まぶしくなっていました。今日は赤ではなく黄色。光を遮る砂の量が減った事を実感しました。日中も全天が砂に曇っていたのではなく北半分は雲の動きがちゃんと見えました。それでも南半分は白く曇っていたのでまだまだ抜けきっていない感がありますね。明日は徐々に雨になる予報ですから、雨に濡れないように帰りましょう。そしてて夕日を見るのはまず無理なので、太陽を…
黄砂がやってきて、本来なら抜けるような青空が見えるはずでしたが、空は真っ白でした。真っ白といったら言い過ぎですが、もやが掛ったような感じで全天が覆われていました。日差しは強いので、陰は出来ていましたが、今ひとつ強さはありません。夕方西の空を見ると、真っ赤に燃える太陽になっていましたね。晴れていたら直視できないほどまぶしいはずですが、まぶしさはありません。それだけ砂が光を遮っているということです…
年度替わりまであと1週間になりましたが、役所相手の仕事が多いと、この時期超多忙になりますね。何せ工期内に検収を上げなければお金になりませんから。検収をするお役所の方も大変で、1日に何件も検査対応すると、頭がおかしくなってくるとよく愚痴をこぼしているのを聞いたことがありますから。 今は工期が3/31ギリギリということは少なくなりましたが、その分早く仕上げないといけません。毎日家に帰れず、久しぶ…
問20 解説 β-壊変 中性子が電子(ベータ粒子)と反電子ニュートリノを放出して陽子になる現象。単にベータ崩壊といった場合これを指す。一般的に、中性子過剰核、すなわち安定同位体よりも中性子の多い核種でβ−崩壊が発生する。陽子が1つ増えることになるので原子番号が1つ増えます。 β+壊変 陽子が陽電子(ベータ粒子)と電子ニュートリノを放出して中性子になる現象。正のβ崩壊、陽電子崩壊とも呼ぶ。一般的…
問20 解説 1日測定を行った場合に日間変動を加味するために経験的に積み上げられたデータから割り出されています。日間変動の上側90%を推定値とし、評価に用いる標準偏差は1.95としています。 A測定の第1評価値は推定された上位5%の推定値、第2評価値は推定された平均値です。いずれも算定式は幾何平均値に標準偏差で得られる幅を加算した式で定義されています。 A測定の第1評価値が管理濃度よりも小さけれ…
問20 解説 石綿等とは石渡そのものの他、石綿を含有する製剤を含めた呼び名です。含有率は重量% で0.1%を超えるものが対象になります。 石綿は原則として使用が禁止されていますが、これを分析など試験研究のために用いる場合はあらかじめ管轄の労働基準監督署長に届け出ることが必要です。これは使用の実態を把握するためです。 石綿についても特定化学物質と同じく石綿作業主任者技能講習の修了者のうちから作業主…
問20 解説 A測定における第2評価値は単位作業場所で得た測定値の推定される平均値のことで第1評価値は上位から5%の位置にある値のことを示します。 管理濃度の定められている物質は有害性が判明しかつ、測定値が安定的に得られるものに対して決定されています。有機溶剤では測定すべき成分お全てに対して管理濃度が定められていますが、特定化学物質に関しては管理濃度がいまだに定められていないものがあります。 …
問19 解説 分析では、通常CuのKα線が用いられています。原子番号が大きくなると外殻の電子と原子核の位置が遠くなるため、大きなエネルギーが発生します。また、フィラメントに流れる電流が大きくなると、熱電子の量が増えるため、発生するX線の強度は強くなります。X線は加熱したフィラメントに電流を流し、金属製の陽極との間に電圧をかけて、フィラメントから出る熱電子を陽極にぶつけて発生させます。X線管から…
問19 解説 系統誤差はある測定を行ったときの機器の特性や、読み取りを行ったときの人に読みとりの癖、操作における個人の癖で入り込むものをいいます。 偶然誤差は、繰り返し測定を行ったときに値がばらついて、たまたまその数値が得られるといった場合に入り込むものをいいます。 過失誤差はいわゆる操作の間違いなどから入り込むものをいいます。 検知管用真空法ガス採取器で漏れ試験を行わすに使ったとき万一…
問19 解説 酸素欠乏症等防止規則に関する出題です。 酸素欠乏等とは、空気中酸素濃度が18%未満である状態と硫化水素濃度が10ppmを超える状態の両方を指します。酸素欠乏とだけ書けば酸素 濃度18%未満の状態のみを指します。 酸素欠乏症等とは酸素欠乏症又は硫化水素中毒をいい、酸素欠乏症は酸素欠乏の空気を吸入することにより生ずる症状が認められる状態をいいます。 酸素欠乏危険作業を行う作業場所において…
問19 解説 有機溶剤の蒸気と粉じんが共存するような作業場では防塵機能を有する防毒マスクを使用しますが、送気式マスク、給気式マスクを用いてもかまいません。 複数の有毒ガスが混在している場合はそれぞれの物質に対応した防毒性能を満たすことが難しいため、送気式マスク、給気式マスクを用います。 有機ガス用の吸収缶は活性炭を用いており、極性のある分子の吸収には有利ではありません。また湿度の高い場所で…
問18 解説 理論段数は簡単にいうとカラムの分離性能の高低を表す数値です。ガスクロクロマトグラフの場合、吸着と脱着を繰り返す回数と、カラムのどの位置で繰り返し起こるかが問題になります。したがってカラム長さが2倍になると保持時間は2倍になり、理論段数は2倍になります。 理論段相当高さは理論段数が2倍になると1/2倍になりますから、カラムの長さと比例するわけではありません。 カラムの長さが2倍に…
問18 解説 環境気中濃度は低濃度位置にデータが集まるいびつな形になっており正規分布ではなく対数正規分布になっています。統計処理では不都合なため、濃度軸を対数変換して幾何平均値を中心にした左右対称な正規分布に近似させます。分布が対数正規分布に従うということは、対数をとることによって横軸の変動が幾何平均値を中心とした正規分布に近似できるということです。これは幾何平均値を中心として左右対称の形に近…
問18 解説 事業者は、機械による換気のための設備について、はじめて使用するとき、分解して改造又は修理を行なつたとき、及び二月以内ごとに一回、定期に、異常の有無を点検し、その結果を記録して、3年間保管しなければなりません。(第9条) 事務所衛生基準規則による室内の空気の基準はCOで50ppm以下、CO2で5000ppm以下となるように換気しなければならないとなっています。(第3条) CO2で5000ppmは高…
問18 解説 遮光保護具の遮光度番号は数値が大きいものほど透過率が小さく付されていますので、光源の輝度に合わせて選定するときに考慮に入れるようにします。 SNR値とは聴音保護具の性能を合わらす数値で、これが20dBであったとすると適性に装着したとき統計的に約84%に人にこれ以上の遮音効果が期待できるとされる数値です。したがってこの数値が大きいほど、遮音効果が高いといえます。 化学防護手袋は薬剤の浸…
問17 解説 TCDはキャリヤーガスと対象物質の熱伝導度の差を検出する方法で無機ガスの分析に適しています。あらかじめ検出器に電圧をかけてブリッジを均衡させておき、奪われる熱量の差によってブリッジに電流が流れることを検出しています。 FIDは水素炎中で物質が燃焼するときイオン化され電流が発生することを利用しています。したがって水素炎中で燃焼できない希ガスなどは検出することが出来ません。燃焼性の…
問17 解説 ベクレル(Bq)とは、食品や土壌に含まれるセシウムなどの「放射能の総量」を表し、1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量であると定義されます。 ここで注目して欲しいのは1秒間あたりということです。ですから単位(Bq)の次元は(s-1)を持っているのと同じです。 空気中の放射性物質量の濃度は採取した放射性物質量を採取した試料量で除したものです。 吸引流量97L/minなので吸引量…
問17 解説 特定粉じん作業を行う作業場においては、発生源を密閉する、湿潤化するなどの発生源対策、局所排気装置の設置など工学的対策がとして必要で、発生源の種類によって要求される形式が決められています。特定粉じん作業では局所排気装置、プッシュプル換気装置の設置が必要で、 全体換気装置では要件を満たしませんが、特定粉じん作業でない場合は全体換気装置の設置も許容されます。この局所排気装置は発生源ごと…
問17 解説 局所排気装置のフードは囲い式と外付け式に分類されます。建築型フードは横、上部に衝立が設けられていますが、これは囲い式に分類されます。両サイドが開放されているルーパー型は外付け式に分類されます。 一つのファンに2つのフードを設置するときダクトを分けることになりますが、設置位置の関係から圧力損失に差が生じますが、ダンパなどを設けて調整できるようにします。 ダクトの断面積が同じとき…
問16 解説 振動準位間遷移とは主に赤外線領域のエネルギー吸収に関係するものです。蛍光現象は紫外線領域のエネルギー吸収に関係しており、放出するエネルギーレベルは可視光線領域になります。 分子に励起光を当てると一旦吸収し、放出が始まります。基本的に吸収したエネルギーよりも低いレベルのエネルギーしか放出しません。つまり入射光よりも長波長側に蛍光がでます。 つまり蛍光のほうがエネルギーは小さく波…
問16 解説 放射性物質を捕集する場合もその物質の性状を把握して行わなければなりません。 トリチウム(三重水素)は地球環境では酸素と結合したトリチウム水(HTO)として存在しており、水蒸気は冷却凝縮法や液体捕集法が適用できます。気体状物質は固体捕集方法による吸着も利用することができます。 アルゴンなど希ガスは液体との反応性が乏しいのでガスのまま直接捕集することが必要です。 捕集が使用できる…
問16 解説 電離放射線障害予防規則に関する出題です。 管理区域は第3条で定めています。外部放射線による実効線量と空気中の放射線物質による実効線量の合計が3か月につき1.3mSvを超えるおそれがある場所です。管理区域は標識により明示しなくてはいけません。 放射線業務従事者の被ばく限度は電離則第4条で実効線量が5年間につき100mSvを超えず、かつ、1年間につき50mSvを超えないようにしなければならないと…
問16 解説 α線、β線は荷電粒子で物質を直接電離する作用を持っています。γ線は物質との相互作用によって発生した二次電子によって物質を間接的に電離します。 α線、β線は粒子線のため遮蔽物があると遮断できます。電離作用はα線が強く透過力はγ線が強いといえます。 電離放射線の被ばくによる人体に対する影響は遺伝的影響と身体的影響に分類されます。遺伝的影響はその名のとおり世代を超えて影響が及ぶのに…
問15 解説 フレーム原子吸光分析法は、高温のフレーム(炎)中で金属元素などがばらばらの原子の状態になり、蒸気として存在するとき基底状態にある原子が励起されるための光エネルギー吸収を感知しています。フレームとしてはアセチレン-空気又はアセチレン-亜酸化窒素などが用いられます。 アセチレン-空気が一般的に用いられますが、より高温の条件ではアセチレン-亜酸化窒素が用いられます。励起される原子の数はフ…
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問15 解説 局所排気装置の制御風速は囲い式で0.4m/s、外付け式の場合、側方吸引、下方吸引が0.5m/s、上方吸引が1.0m/sです。 特殊健康診断が必要になるのは屋内で有機溶剤が扱われている作業場です。 第1種有機溶剤、第2種有機溶剤では特殊健康診断も義務付けられています。特殊健康診断は6ヶ月ごとに行う必要があります。第3種有機溶剤はタンク内作業を行っている場合は特殊健康診断の対象になります。 第1種…
問15 解説 可視光線は赤外線から紫外線までの範囲にあり、赤外線の方の波長が長くなっています。黄色は赤外線に近い位置にありますから青い光より波長は長くなっています。 赤外線は可視光線よりも波長が長く、分子の振動に相当するレベルのエネルギー範囲であり、主な障害として白内障があげられています。赤外線の領域は広いので、波長の短い方から近赤外線、中赤外線、遠赤外線と分類することがあります。白内障に関係…
問14 解説 前問と同じです。 稀薄溶液の吸光度と濃度の関係はランバート・ベールの法則で示されます。 ランバート・ベールの法則 E=ε・c・d モル吸光係数(ε)と吸光度(E)、溶液のモル濃度(c)、セルの光路長(d) 単位はセルの光路長(cm)、モル吸光係数(L/mol/cm)、モル濃度(mol/L)でEは無名数です。 設問の条件では0.460=2.0×104×C×2が成り立っています。 物質の濃度C…
問14 解説 相対濃度計の感度は機械ごとに異なっているため、標準散乱板値も機械ごとに異なります。そのため測定前に機械ごとに確認しておく必要があります。 相対濃度計の散乱光の強さは粒子の大きさや数で決まります。光を反射するので粒子の色や粒子の面積、粒子径が散乱光の強度に影響します。同じ質量濃度なら0.3μmの粒子数より5μmの粒子数が少ないので、散乱光の強度は小さいことになります。 相対濃度計による…
問14 解説 有機溶剤は第1種有機溶剤、第2種有機溶剤、第3種有機溶剤に分類され、重量で5%を超えて含有するものが、対象になります。混合物の場合はその中で5%を超える成分があればその成分によって分類されます。まず第1種、第2種として分類され、それ以外は第3種となります。 第2種有機溶剤はそのものが5%を超えていなくても第1種と併せて5%を超えるならば、第2種として扱われます。当然、1種だけで5%を…
シャトルバスにのって万博に行きましたが、バスの運営には大阪市交通局の路線バスほか近鉄など一般の会社も関わっています。桜島と会場間の往復利用しましたが、行きも帰りも大阪市交通局のバスにあたりました。路線バス車両が使われていますが、電気で動いている最新のバスでした。直行バスだから、路線バスにある降車ボタンを押す必要はないのですが、路線バスだとついついボタンを押しそうになる不思議な感覚。じっさい帰り…
今日は夏至で、太陽の出いている昼時間が最も長い日ですね。本来なら梅雨時で、太陽の光を浴びることが少ないはずですが、全く暑い一日になりました。ただし、地軸が傾いている関係で朝の日の出時間はまだまだ早くなりますし、夕方の日の入りの時間は既に早くなっています。日の出から日の入りまでのトータルの時間が最も長いというだけです。 朝顔のように短日植物は日に当たる時間が短くなるこれから花を開くようになり…
問14 解説 酸素欠乏となる場所は概ね酸素濃度が18%を下回る場所とされており、これを下回るといろいろな障害が出始めます。16%程度になると頭痛、目めまい、吐き気、集中力の低下などが出現し作業を継続することが困難になってきます。 大脳皮質は集中力の必要な作業、意思決定などをつかさどりますから、正常な判断、行動を起こすことに支障が出ます。簡単な計算が出来なくなったり、自分が置かれた状況の判断が出来な…
問13 解説 稀薄溶液の吸光度と濃度の関係はランバート・ベールの法則で示されます。 ランバート・ベールの法則 E=ε・c・d モル吸光係数(ε)と吸光度(E)、溶液のモル濃度(c)、セルの光路長(d) 単位はセルの光路長(cm)、モル吸光係数(L/mol/cm)、モル濃度(mol/L)でEは無名数です。 吸光度は、物質の濃度に比例し、光路長にも比例することを示しています。 物質の吸光度は…
問13 解説 液体捕集では吸収液と対象物質が反応することを利用するものと、単に溶解することを利用するものがあります。溶解するものは物質が変化するのではなく溶液にそのまま溶け込んでいるだけです。 小型ガス吸収管で反応を利用する場合も、溶解利用する場合も通気速度が速くなると捕集効率は小さくります。 ミゼットインピンジャーは粒子の慣性衝突を利用していますから、粒子が小さくなれば慣性力も小さくなり捕…
問13 解説 特定化学設備は労働安全衛生法施行令第15条第1項第10号に定義されており、同施行令別表第3第2号に掲げる第2類物質のうち厚生労働省令で定めるもの(特定第2類物質)又は同表第3号に掲げる第3類物質を製造し、又は取り扱う設備で、移動式以外のものをいうとされています。またその附属設備も含まれます。 管理特定化学設備とは、特定化学設備のうち発熱反応が行われる反応槽等で、異常化学反応等によ…
今日は父の日ですが、高齢になると食が細くなり、体も細くなるといわれています。しっかり運動して食べることといわれますが、消化にも負担が掛りますから、普段から食べる習慣を持っていないと食べても身につきません。 運動することでエネルギーが補われないと、体は筋肉を分解してエネルギーを産出するので、体が細ってしまうのです。そのためエネルギー源に糖質を取るのはNGで脂質の方が良いといわれていますね。 …
明日は父の日ですが、母の日に比べて世の中が静かだと感じるのは私だけでしょうか。 母の日ならカーネーションといった定番がありますが、父の日はそういった定番がありません。 そして、今の日本でも替わらないのは、父親と過ごす時間の少なさでしょうか。子供の頃から母親と接する時間の方が、圧倒的に多いように思います。 核家族化が進んで、子供と両親だけまたは片親だけという世帯が増え、親とさらにその親つまり…
問13 解説 は周波数特性の重みづけ曲線を示していますが、低周波の落ち込みが大きく、高周波側の落ち込みが少ないのがA特性です。低周波、高周波とも落ち込みが小さくほぼ均等なのはC特性です。高周波域で膨らみがある曲線は周波数補正では考えません。 人がばく露を受ける騒音の測定ではA特性を用いて行います。C測定は作業者に騒音計を付けてもらって測定することで、これもA特性を用いて行います。C測定を用いる…
問12 解説 容量分析の一次標準物質は秤量するときに安定であることが要求されます。したがって、固体で吸湿性が少なく、微細な粉末になっているものが利用されます。フタル酸塩、シュウ酸塩、炭酸塩などが用いられています。 硝酸銀の水溶液に塩化ナトリウムを加えると塩化銀が沈潜を創ります。この沈殿は溶解度が低く、塩素がほぼ定量的に沈潜を生成するので、標定に用いることが出来ます。 中和滴定で塩酸の標定では…
問12 解説 分粒装置を使用するのは吸入性粉じんを対象とする場合です。通常の有害性を評価する場合は体内に取り込まれる物質全部を対象としますから、分粒は行いません。現在、吸入性を評価しているのはマンガン及ぶその化合物、インジウム化合物、鉱物性粉じんです。 多孔状フィルターのポアサイズは物理的な粒子径を示しており、捕集できる最小粒子を示したものではありません。実際には慣性衝突、ブラウン運動などで…
問12 解説 労働安全衛生法で扱う特定化学物質は労働安全衛生法施行令で定めており、これを第1類、第2類、第3類に分類していますから特定化学物質は必ずどれかに該当します。 特別管理物質とは、第1類物質、第2類物質のうちでがん原生物質およびその疑いのある物質をいいます。第1類物質のうち塩素化ビフェニルは特別管理物質ではありませ。 特別管理物質はPCB以外の第1類物質6種と第2類物質のうち38種…
問12 解説 振動加速度は空間での評価になるため、3軸方向の振動加速度レベルの実効値で評価します。 日振動ばく露量は、周波数補正振動加速度実効値の3軸合成値と1日のばく露時間から求められこの値が5.0m/s2を超えないよう、振動のばく露時間の抑制、低振動工具の選定を行うようにします。 1日の暴露限界値は5.0m/s2で、一連続の振動暴露時間は10分以内とすることが作業指針で定められています。日振動ば…
昨日は万博の入場者が多かったようですが、なんだかんだいってもやはり万博。目標入場者数だけでは計れない何かがあるのかもこれは期限が押し詰まってきて9月くらいになるともっと拍車が掛るかも知れません。頭の良い人は既に何回も足を運んで満喫した後です。私は頭が悪いので、入場のルールさえ理解していません。前売り券だけは持っていますけれど。 お米も本当に欲しいものを買っているでしょうか。安いからと言って…
梅雨に時期になると雨に濡れたあじさいが光を放つようになります。 青い花がひときわきれいに見えますが、青は寒色なので、蒸し暑くなるこれからの時期、見ていて涼感を感じるからかもしれません。 赤というか淡いピンク色もきれいですが、私は青の方が好きです。花の色は土の酸度で決まります。リトマス紙とは反対で青は酸性、赤はアルカリ性の土に育ちます。石灰を巻いて土をアルカリ性にするとピンク色になります。地…
問6 有機化合物Aを50mg含む水溶液100mLにヘキサン5.0mLを加えて振り混ぜ、Aをヘキサンに抽出したところ、その質量は40mgであった。有機化合物Aの水とヘキサン間の分配係数の値として、正しい値は次のうちどれか。 ただし、分配係数は次式で表される。 分配係数=[A]ヘキサン/[A]水 1 16 2 20 3 40 4 60 5 80 問6 解説 分配係数は「有機」/「水」が同体積の溶媒で成り立ちます。分配係数1…
問6 指定作業場における次の作業環境測定のうち、個人サンプリング法による測定(C・D測定)の対象となるものはどれか。 1 ウレタン樹脂を製造する工程において、トリレンジイソシアネートの投入作業を行う単位作業場所におけるトリレンジイソシアネートの測定 2 ガラス製品を製造する工程において、フッ酸を用いてガラスの表面処理を行う単位作業場所におけるフッ化水素の測定 3 有機化合物をメチル化する工程に…
問6 次の作業のうち、法令上、作業主任者の選任が規定されていないものはどれか。 1 特定粉じん作業 2 屋外作業場において、特定化学物質のうち、第2類物質を製造する作業 3 屋内作業場において、金属をアーク溶接する作業 4 屋内作業場において、第3種有機溶剤等を用いて行う洗浄の作業 5 酸素欠乏危険場所における作業 問6 解説 作業主任者の選任については特定化学物質障害予防規則などの特別…
問6 化学物質等による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 アクリルアミドによる健康障害では、皮膚の剝離、末梢神経炎などがみられる。 2 N,N-ジメチルホルムアミドのばく露では、頭痛、めまい、肝機能障害などがみられる。 3 塩化ビニルによる中毒では、レイノー現象、指端骨溶解や肝血管肉腫などがみられる。 4 フッ化水素による慢性中毒では、骨の硬化や斑状歯がみられる。 5 …
問5 6.0mol・L-1の水酸化ナトリウム溶液の密度は1.20g・cm-3である。この溶液の水酸化ナトリウムの質量パーセント濃度として、正しい値は次のうちどれか。ただし、水酸化ナトリウムのモル質量を40.0g・mol-1とする。 116% 218% 320% 422% 524% 問5 解説 6.0mol/Lの水酸化ナトリウムですから1L当たりに6.0×40g=240gの水酸化ナトリウムあるということです。この溶液の密度が1.2g/cm3なの…
問5 次の有害物質のうち、1気圧において、沸点が最も低いものはどれか。 1 アセトン 2 エチルエーテル 3 エチレンオキシド 4 ジクロロメタン 5 二硫化炭素 問5 解説 有害物質の特性に関する問題です。 エチレンオキシドは沸点が10.7℃で作業環境の標準状態とされる25℃では気体です。 アセトン、エチルエーテル、ジクロロメタン、二硫化炭素は常温では液体です。 物性値を覚える必要はあ…
問5 作業環境測定に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。 1 気温が28℃をこえ、又はこえるおそれのある坑内の作業場については、半月以内ごとに1回、定期に、当該作業場における気温を測定しなければならない。 2 多量のドライアイスを取り扱う業務を行う屋内作業場については、半月以内ごとに1回、定期に、当該屋内作業場における気温及び湿度を測定しなければならない。 3 溶融ガラスから…
問5 化学物質等の性状及び挙動に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 昇華性を有する化学物質は、環境空気中では気体及び固体粒子が共存していることがある。 2 ヒュームの一次粒子の粒径は、一般に、1µm以下である。 3 ミストは、空気中に浮遊する液体の微粒子で、粒径は、5~100µm程度である。 4 気体の液体への溶解度は、一般に、液体の温度が高いほど大きい。 5 混合有機溶剤から出る…
問4 有機化合物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 アセトニトリルは、-CN基をもっている。 2 酢酸は、-COOH基をもっている。 3 トルエンは、-CH3基をもっている。 4 ホルムアルデヒドは、 C=O基をもっている。 5 ジエチルエーテルは、-OH基をもっている。 問4 解説 アセトニトリルはCH3CNでシアン基を持っています。 酢酸はCH3COOHでカルボキシル基を持っていま…
問4 有害物質のB測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 B測定を行う必要がある単位作業場所で、連続する2作業日にわたって測定を行う場合は、第1日目と第2日目ともに、B測定を行う。 2 B測定に光散乱方式の粉じん計を用いる場合は、10分間連続測定を行う。 3 B測定に圧電天秤方式の粉じん計を用いる場合は、測定時間を2分に合びんわせて、連続して5回測定を行う。 4 相対濃度指示方法に…
問4 法令により、定期に作業環境測定を行うべき作業環境測定対象A、測定頻度B及び記録の保存期間Cの組合せとして、誤っているものはどれか。 A B C 1 空気中の放射性物質の濃度 1か月以内ごとに1回 5年 2 空気中のシクロヘキサノールの濃度 6か月以内ごとに1回 3年 3 空気中のシク…
問4 化学物質の吸収、代謝、蓄積等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 多くの有機化合物は、肝臓で代謝されて排泄される。 2 キシレンは、代謝されて、尿中に主にメチル馬尿酸として排泄される。 3 テトラクロロエチレンの代謝物としてトリクロロ酢酸がある。 4 n-ヘキサンの生物学的モニタリング指標は、尿中のシクロヘキサノンである。 5 鉛の生物学的モニタリングの指標として、赤血…
静岡で40℃を記録したということですが、自然環境で40℃は想定外なので危険ですね。温度計が壊れてしまったのか見間違いかと思うことがあります。 作業環境の現場ではしばしば経験する温度ですがこちらはそれを想定して準備して行きますからなんとか対応していけます。しかし油断すると熱中症になる確率は高いです。 私は若い頃、午前中に脱水状態にな全く水を受け付けなくなった経験があります。水を飲めるのは熱中症に…
七夕には願い事を短冊に書いて、笹につるしましたが、子供の頃に何を書いたかなんて覚えていないと思います。 願い事をして夢が叶うわけではありませんが、夢を持つことは大事です。しかし、夢はいつまで経っても夢のままというわけにはいきません。何かに向かって努力することは大事です。それが自己満足に終わったとしても、その人にとって、一生懸命にやったというおもいが大事ですね。 死ぬときになって何をやってき…
各地で35度以上の猛暑日になっていますが梅雨は明けてません。来週はぐずつき気味で雨が降るようですが、これだけ一気に気温が上がると野菜の他果物も生育異常が出て、まだ値段が上がるかもしれません。 上がるのは株価だけでいいのですが、気温が上がるとそれなりに夏稼ぎ時の企業間儲かります。30度を超えるとアイスクリームより氷が売れるようになりますから、しばらくは氷菓子の売り上げが上がるでしょう。しかし、体は…
問3 有機化合物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 フェノールの水溶液は、アルカリ性を示す。 2 アニリンの水溶液は、アルカリ性を示す。 3 プロピオン酸の水溶液は、酸性を示す。 4 プロパンは、常温・常圧(25℃、1気圧)で気体である。 5 酢酸は、エタノールの酸化によって生じる。 問3 解説 フェノールは水溶液中で水酸基を遊離できませんから、アルカリ性は示しません。…
問3 有害物質のA測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 測定点と測定点の間隔は、6mを超えない等間隔であれば、縦方向と横方向は異なってもよい。 2 2年間にわたって第1管理区分であった単位作業場所では、測定点の数を5未満とすることができる。 3 測定点の数を5未満とすることができる単位作業場所でも、各測定点で繰り返し測定を行うことによって、測定値の総数は5以上とする。 4 …
問3 次の業務に労働者を常時就かせるとき、法令に基づく安全又は衛生のための特別の教育を行わなければならないものはどれか。 1 廃棄物の焼却施設において焼却灰を取り扱う業務 2 レーザー光線による金属加工の業務 3 特定化学物質を製造する業務 4 鉛ライニングの業務 5 有機溶剤等を用いて行う洗浄の業務 問3 解説 安全衛生教育、特別教育に関する出題です。 特別教育が必要とされる業務は、…
問3 化学物質による健康影響及びその管理指標等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 量—影響関係とは、個体について、有害物質へのばく露量と、ある生体影響の大きさとの関係を示したものである。 2 量—反応関係とは、集団について、有害物質へのばく露量と、ある生体影響を表す個体の割合との関係を示したものである。 3 最小毒性量(LOAEL)とは、毒性試験において有害な影響が認められた最小…
男子準決勝の再放送を見ていましたが、結果が判っているのに、疲れてしまいますね。ただ、ドキドキして血圧が上がってしまうのは感じませんでした。 オリンピックが始まって、生放送を見ることはあまりないとは思いますが、実況中継を見るのは心臓に悪いのでやめておこうかなと思っています。 8時間くらいの時差ですから、その日の結果は翌朝には判っています。結果を知って、録画を見るのが、年寄りには良さそうです。 …