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2021/02/14

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  • 私たちはどこ

    「ついに成功だ」 科学者は震える声で言う コンピューターの中の住人に 意識を持たせることに成功したのだ 「文明がどう発展するのかを見てみよう」 科学者は震える指でシステムを作動させる コンピューターの中の住人は われわれの足跡を辿り直してい

  • 人間関係に合理性を持ち込むことの不合理

    ツイッターをやっていると、日常生活では関わらないような人々の意見に触れることで、自分の普段の環境がいかに特殊なものであるのかということをことを学ぶことができる。いい意味でも悪い意味でも。今回はしかし、その悪い側面——少なくとも私の目にはそう

  • 愛を語ってはならない

    ウィリアム・ブレイクの未刊の詩に、"Never seek to tell thy love"として知られるものがある。いくつかのヴァージョンが存在するが、そのうちの一つが以下である。 Never seek to tell thy love,

  • 目の中の太陽

    つい最近までは——具体的に言うならばコロナ以前は——私は小さな子どもが嫌いだった。大した理由があるわけではない。泣けばどうにかなると思って疑うことのない自尊心、知り合いでもないのにこちらの顔をジロジロ見てくる図々しさ。私は彼ら・彼女らに対し

  • 物語とは

    物語ってなに?——幼子が尋ねる 物語とは、夜の帳に包まれた孤独な祈りだ物語とは、桜に積もる雪だ物語とは、打ち捨てられた花束だ物語とは、朝日に罪悪感を感じることだ物語とは、語らないことだ 君にはまだ分からないだろう、だからひとことで言おう 物

  • 反オナラ教

    本記事には下品な描写が多く含まれますので、お食事中の方・下品な描写が苦手な方はご注意くださいませ。 私はこれまでオナラを素晴らしいもの、神がわれわれのために創りたもうた最上のものの一つだと思っていた。あのコミカルな音、そして必ずしも万人向け

  • 7年越しの転入届・転出届

    諸々の必要性に駆られて、先日、仕方なく転出届・転入届を提出した。本来は引っ越しから二週間くらいで済ませてしまわないといけないものであるようなのだが(初めて知った)、私は実に7年の時を経てようやく東京都民となったのである。 こういう事務的な手

  • 子どものこだわり

    私がバイトに行くときには、各駅停車の電車に乗っていくことが習慣となっている。これは一つには乗り換えてまで早く行きたくないからであり、また、電車の中というのは他人を観察するのによい場所であるからである。普段は人と接することがないので、私はこの

  • 好きなだけ恥をかくことができるという幸せ

    長らく塾講師をやってきて、伸びる生徒と伸びない生徒の違いがだんだんとわかってきた。素直な生徒の方が伸びる。素直でない生徒はなかなか伸びない。では、素直な生徒とはどのような生徒のことか?それは例えば自分ができないということを知っている生徒であ

  • 母2

    以前の記事でなんだか私が母を嫌っているかの印象を与えてしまったような気がするので、今回の記事では本当はそうではないということ、つまり、私が人並みには母のことを愛しているということを示そうと思う。 とは言っても、どうやってそれを示すかが問題で

  • 2022/03/04

    先日、フィルムカメラの写真を現像するためにビックカメラへと行った。まずは入口の検温を難なく切り抜ける。ちなみに私の体温は35.8℃と表示されていた。ゾンビなのかもしれない。「ゾンビは嘘つかない」と思いながら入店する。フロアマップを見ると、写

  • こんな人生嫌! これが母の口癖だった。私が物心ついた頃からそう言っていた記憶がある。ということは、私が物心つく前から自分の人生を嫌悪していたのか、それとも私が生まれることによって自分の人生を嫌悪するようになったかのどちらかである。まあ、どっ

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