イソヒヨドリのメスがスイーと飛んで来ました。 足で何か踏みつけています。 イモムシか、何かの大きな虫でしょうか。 スマートな外見ですが、カラスの様に大物を捕まえて食べるのに驚きます。(椿、哲 6/20 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 H-FS100300...
ヤマガラのヒナ4羽が、水飲み場の前を戯れるように旋回していました。 今度は野鳥撮影の人のレンズの上に・・・止まり位置を誤ったか、足を滑らせています。 このレンズカバーの素材は止まりやすいようです。 ヒナが2羽もとまるとは・・・ 自転車のチャイルドシートにも・・・喉元がグレーの グレちゃん。 喉元が白い しろちゃん。 喉元が茶色っぽい チャコちゃん。 喉元に黒い斑がある てんちゃん。(椿、哲 6/15...
御所の野鳥の水飲み場周辺で、ヤマガラのヒナが飛び交っていました。 このヒナたちは、ここで餌付けされていた親から生まれたようです。 驚くことに、まだ小さいヒナなのに人慣れしています。 野鳥撮影をしている人のスマホの上にも・・・ ベンチに置いたナップサックにも・・・ 人が腰かけているベンチの脇にも・・・ 腕を伸ばすと、スイーッと飛んで来て手にとまります。 差し出した手に、ヒナ2羽が同時に乗ることも・...
アオバズクのつがいは毎年、御所の中にある神社のクスノキにやってきます。 若葉が芽吹く4月末頃に東南アジアから渡って来るので、アオバズクと命名されたそうです。 アオバズクは、一生同じ相手と同じ樹洞を営巣に利用する卯ですそうです。 5月末には産卵するそうで、抱卵はメスのみが行っているようです。 オスは、見晴らしの良い決まった枝で見張りをしています。 メスは夕方と明け方に餌取りに出ますが、概ねオスからの...
植物園の小さな野鳥達です。 今の時期は昆虫を好んで食べています。 メジロの目の回りは、太いリングのように白い羽毛でおおわれています。 餌を取る動作が愛らしく見えますが、給餌に追われている親鳥なのかもしれません。 まだクチバシに黄色味が残るシジュウカラのヒナが、大きな毛虫を増した見つけました。 雑木林の奥から親鳥や兄弟と一緒に飛んで来たヤマガラのヒナです。 集団の動きは早く、最後に残った...
四条大橋周辺で見る、人馴れして観光客のモデルになっているアオサギです。 橋を渡り一筋、西に入ると高瀬川が流れる祇園にも姿を現します。 紫陽花の頃は更なり。 低木の枝にたくさんの大きな花を付けた紫陽花が、アオサギを引き立てます。 アオサギは誰に邪魔されることなく羽繕いをしています。 ガタイが大きく”都鳥”とまでは呼ばれないでしょうが、所変われば風格が備わって見えるのが不思議です。(椿 6/7 撮影)OLYM...
コゲラを見ていると、休むことなく餌取りしている様に見えます。 紅葉の枯れ枝に開いた穴に頭を突っ込んでいるのを見ました。 巣穴なのか、それともねぐら穴なのかわかりませんが、中の反応はない様子でした。 オスは興奮したり風が吹くと、目の後ろに隠れている赤い羽毛が見られます。 折れた枝に登ったり降りたり、細枝では方向転換や飛び移りを小刻みに繰り返します。 コゲラは果実や種子も食べますが、昆虫やクモなど...
いつもの観察地点よりも3km上流にカワセミペアが居ました。 久々のカワセミの姿に歓喜の声を押し殺し、ピントを合わせました。 年に数回はこの橋でカワセミの姿を見るのですが、遊歩道が狭く通行の邪魔になる所です。 カワセミもすぐ橋底に姿を隠し、南へ北へと飛んで行ってしまいます。 オスが上流から飛んで来て橋に止まりました。 クチバシに給餌用の魚を咥え、「ツッチー、ツッチー」大きな声で鳴いています。 オス...
6月の花と言えば紫陽花、季節を彩ってくれる花です。 全体を薄紫に変えていきます。 咲き終わるまで、色が変化するものが多いのも魅力です。 アイボリーからピンクへ。 雨の日に、出先で色とりどりの紫陽花の群生が目に飛び込んでくることがあります。 小さなお得感を味わったような・・・ 一瞬迷宮の世界に引きずり込まれるような・・・ アメリカアジサイのアナベルは、グリーンから白に変わっていきます。 秋色までも...
初夏になると、涼し気な薄紫色の花を見に行きたくなる花菖蒲です。 この種は、外側の3枚の大きな花びらが、ふわりと垂れているのが優雅です。 どれもシャッキっと伸びる濃い緑の葉や茎が、ナイトのように花を支えています。 濃い紫は、高貴な色として好まれた様です。 薄紅色の花びらには濃い脈が入り、日増しに色が濃くなるものもあります。 紅色の花びらに紫の脈が入るものも、中央は紫。付け根の黄色い筋は共...
6月10日 商店街の一角にツバメの巣があります。 1週間程前に孵った4羽のヒナがいて、毎日盛んに餌をねだっています。 ヒナのお父さんは、およそ2、3分おきに餌を運んで来ていました。6月11日 ヒナ4羽が、揃って顔を出していました。 ヒナのお父さんは、商店街の角に姿が見えると、ヒューンと一瞬で巣に飛んで来ます。 親がヒナに与えているのは生きた虫です。 親が食べているのと同じものを雛に与え、巣立ち後の餌取りに...
3日前に見たカルガモの雛4羽の姿をまた見る事が出来ました。翼がまだ短くて、生後1か月を過ぎた頃に思えますがどうでしょう。 しかし、3日前には見られなかった赤茶色の羽が、肩と雨覆に見られます。 雛達は餌を捜して、岸辺に生える雑草の根元をつついているようです。 お母さんに付き従っている雛は3羽、1羽だけ先にどこかに行ってしまう雛がいます。 水辺に姿が見えなくなったと思ったら、岸に上がって休憩している雛3羽...
前日の豪雨で鴨川の水嵩は増えたまま、カルガモの雛4羽が流れに揺さぶられていました。 さほど高い堰ではありませんが、前進する雛にとっては滝のように見えます。 堰を越えようとしている様ですが、これ以上の前進は到底無理なようです。 リーダー格の雛が、西岸に向かって進路を取りました。 残りの3羽も、その後ろに続きます。 堰の上にはお母さんカルガモ、先に飛んで堰を越えたのでは・・・と思われます。 ようやく...
河川敷でいつも見かけていたイソヒヨドリオスの親鳥の姿が、今日は幼鳥のオスに変わっていました。 早春、イソヒヨドリのオスのさえずりが聞こえ始め、3月から4月には縄張りが決まります。 繁殖が終わり、巣だった雛は3週間前後親鳥の縄張りで暮らすそうです。 幼鳥は全体的に鼠色で、下面はウロコ模様、クチバシの黄色味はなく黒くなっています。 頭と背に、鈍い青色がわずかばかり見てとれます。 成鳥のように俊敏...
前回の続きです。カワセミの様子が気になるので、こちらもしばらく観察することにしました。 おっと、カワセミはまた深く網の間に頭を突っ込んでいます。 うわ、頭を突っ込んだまま、羽根を広げました。 と、今度は体をよじって網を抜け出しました。 少し脇へ移動したカワセミは、そこで羽根をバタつかせています。 外を眺めたりもしますが・・・ 結局、元の網の上に戻ってきました。 遊んでいるのか、餌取の一種なのか・...
金属製の網がかぶせてあった、とある場所にカワセミが留まっていました。 こんな所で何をしているのかと見ていると、カワセミは隙間へ頭を突っ込みました。 どんどん奥へ突っ込んでいきます。ついには頭が見えなくなってしまいました。 さらに体まで突っ込んでいきます。 うわっ、もう尾っぽを残すだけになってしまいました。 すると今度は体を戻して、羽根をばたつかせます。 まるでホバリングをするように、ジタバタと...
4月に巣穴を見つけたカワセミペアが、5月下旬に周辺で餌取りしていた頃の写真です。 ペアが餌取りをよくしていたのは、カラシナの群生した岸辺でした。 昼下がりの浅瀬で、小魚がピンピン跳ねているのが対岸からも見え、良い餌場の様でした。 背丈のある、カラシナの大株からオスは何度も飛び込みます。 大きな魚を捕まえ、巣の方に飛んで行きます。 30分余り待っていると、再び姿を現し、すぐさま魚を捕らえ運んで行...
繁殖中らしきイソヒヨドリのオスです。 河川敷のこの場所で、毎日のように餌取りする姿を見ます。 おそらく巣に雛が居るのでしょう、虫を捕まえると咥えて決まった方向に飛び去ります。 捕食対象に、抜き足、差し足、忍び足で距離を縮め、瞬時に飛び付きました。 これはよく知らないのですが、甲虫のクロコガネムシでしょうか? 咥えて飛び去り、イソヒヨドリはしばらくするとまた河川敷に飛んで来ます。(椿 5/30 撮影)O...
この時節、カワセミの声を聞いても見られるのは飛び去る姿ばかりです。 久しぶりに、羽繕いをするメスの姿を見ました。 右の翼のお手入れが済むと、左の翼のお手入れです。 時折、上空を飛んで来るオスに一鳴きします。 お手入れが終わると、つれなく上流に飛び去りました。 残った野鳥は、コチドリのメスがヒョッコリ草陰から1羽・・・ 寄洲に響き渡るのは、ホオジロのオスの囀りだけになりました。(椿 5/23 撮影)OLYM...
樹木の枝から枝へと飛び移る、きびきびした動きをするキビタキのオスです。 この生態園には3月末からいるようですが、メスはまだ見ていません。オスは例年、縄張り分散している様で半木の森に若鳥が、生態園に成長が居ます。 しきりにさえずり「ピイヨ ポッピリリ ポッピリリ」の耳に心地よい陽気な声を聞くと、一目姿を見たくなります。 夏鳥の中でも人気のキビタキ、鮮やかな黄色と黒の美しさに見とれていると、す...
「揚げ雲雀」はヒバリの繁殖期のヒバリのオスの縄張り宣言です。地上から大きな声で囀りながら飛び立つと、グングン上空に揚っていき1点で静止した後、ゆっくり移動しながら、羽ばたきを繰り返します。 昨日に引き続き、ヒバリを見に行くと、オスが囀りながら河川敷を歩いていました。 突然飛び立ち、逆光でしたが「揚げ雲雀」が始まりました。 巣作り初期はオスの空中囀りが多くなるそうですが、早い時で5分、概ね数10分に...
カワセミの姿が雌雄ともに橋で見られなくなり、以前撮った写真です。 最初にオスが、餌運びをするのを見て3週間が過ぎました。 護岸では草丈が1mを優に超えるようになり、姿を探すのがむつかしくなりました。 先月、オスカワセミがメスと時間差で、同じ橋から餌を取っていた時の写真です。 飛び込みが見られる位置が限られ、雌雄とも似た様なシーンになりましたが、近くで撮れるだけで満足でした。...
河川敷でヒバリを2羽見つけました。(オス) オスは冠羽を立て、 草地でも、地面の上でもよくさえずっています。 雌雄ともに、 岸辺近くに生えるシロツメクサの種子を食べているようでした。(メス) メスはあまり冠羽を立てないようです。 雌雄同色ですが、2羽並ぶとメスの方が全体的にややベージュっぽい色をしていました。 最初は、2羽は別々に行動している様に見えましたが、ずっと見ていると示し合わせて行動してい...
橋の付近を餌場にし、5月中旬までは姿をよく見られたメスですが、最近は見ていません。先週は、追い打ちをかけるように護岸の草刈が4日続きました。 巣穴の方角から鳴き声は聞こえるのですが、付近の木から出入りする姿を一瞬見るだけで繁殖の進捗状況はわかりません。巣があるのは丘陵地なので台風の影響はなかったと思います。 先月、活発に餌取り、餌運びをしていた頃の写真です。 4本ある橋脚の中の2本を行ったり...
コチドリのメスが水際を歩いていました。ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、小さくリズムを刻むように鳴き続けお相手を待っているようです。 浅瀬を歩いているコチドリのオスです。ピォピォピォピォ、大きく鳴き続けメスを呼んでいるようです。 メスが来ないと、オスは飛び立って地点を変えるようです。 寄洲や中州の同じ場所で、一緒に歩くペアを何度か見かけると、その後の展開が気に鳴り始めます。 台風1号が通り過ぎた翌日...
4月に巣穴を見つけたカワセミペアのオスです。下旬までは、住まいの見張り番のように巣穴の近くに止まっているのをよく見ましたが、5月に入ると卵は孵化した様ですが、餌運びには上手く遭遇できず、姿を見る機会がぐんと減っていました。 ところが、今日は巣穴から300m程下流で、大きな声で鳴きながら中州周辺を旋回し続けるペアの姿を見ました。 ツバメ以上のスピードで、南北100m程の範囲で高く低く旋回しながら飛び続け...
もうすぐ5月も終わろうとしていますが、鴨川下流域にキンクロハジロのオスが1羽居ます。 冬から春にかけては、小集団で賀茂川下流域や鴨川上流域、市街地でも姿を見ていました。 静かな下流域の浅瀬で、モンシロチョウと一緒に餌取りをしていたりします。 浅瀬なので潜ることはせず、クチバシの付け根まで差し込んでの餌取りです。 先月まで頻繁に潜っていたのに、水面をプカプカ泳いでいて潜水ガモらしくありません。 ...
遥か紀元前の大昔から、こんなにも世界中で品種改良され愛され続けてきたバラ。人々の思いは、ガーデナーの情熱は絶えることがないのでしょう。 6月中旬まで、このバラ園を自分の庭だったらと、花々に思いを巡らせる一時を味あわせてもらいましょう。 植物園で開園100周年記念に頂いたヒマワリの種、今朝最初の1本が咲きました。初めて育てたヒマワリ、芽を出して花が咲く喜びを味合わせて頂き有り難うございます。 ...
赤いバラに込められるのは「愛情」。 長い人生を共に送る大切な1人を見つけるのは、幸せに繋がるという事です。 黄色いバラに込められるのは「友情」。 たくさんの友達に囲まれる幸せも人生の恵です。(椿、哲 5/18 撮影)CANON EOS Kiss X4 & EF300 f4.0 IS USMOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II...
成鳥の頭、首と背中にかけての飾り羽の亜麻色は、他のサギでは見られないものです。大判のショールをふわりとかけたようでワンランク上の装いに見えます。 他のサギと違い、魚よりも昆虫やカエルが主食だそうです。 若鳥は木の上でどこか、キョトンと驚いたような目で左右をゆっくりと見回していました。 アオサギが頭上を飛んで来たのに驚いて、成鳥が羽音もたてずふわりと飛び立ちました。続いて2羽も。翼を上に開くと、ア...
何気に見上げたカワヤナギの木にアマサギが3羽、デコレーションされたように止まっていました。 アマサギ3羽が止まっていたのは、中州に生えた中木です。 亜麻色の羽毛が、風にそよぐ新緑に映え、輝く様に見えました。 左の2羽は成鳥で、右の1羽はまだ若鳥なのか、亜麻色が薄く見えました。若鳥は瞳の色も黄色で、クチバシもオレンジ色です。 若鳥は正面を向くと、白いシャツを着たモーツァルトの風貌です。 左の2羽...
ツバメのペアが、巣材運びをしていました。右の体が大きい方がオスです。 ツバメには、早く巣を作るペアと遅いペアがいるようです。 今年見たツバメは、早いものは4月中頃には抱卵していましたから、その開きは1か月以上あるようです。 早いペアの雛の巣立ちは、今月末にを見られるかもしれません。 淀みで土を集め、護岸で枯れた植物の茎を集めています。 これは、赤道付近から日本への到着の早い遅いもあるのではないか...
鴨川沿いの遊歩道にも、スズメの親子の姿があちらこちらにあります。 七條大橋を大型観光バス2台、ダンプカー、その後ろに京都市バスと絶え間なく車が走っています。 今日は生憎小雨交じりの強風で、遊歩道に積もった桜の花びらが再び地面を走っています。 人や自転車が近づくと、スズメの親に続いて子も桜の枝に飛び上がります。 親は餌を捜しに行ってしまい、残された子スズメは不安そうです。 集団の中から親子の...
コサギ集団が、中州で羽休めをしていました。皆で6羽いました。 そこへ、上流から2羽飛んで来ました。合わせて何羽でしょう・・・ではなく・・・ 渡り鳥達が北へ旅立ち、静かな中州が急に「ギュウ」「ゴエェ」「ガアァ」争いの場になりました。 羽休めをしていたコサギたちも一旦は注視していたものの・・・長引くと知らん顔です。 中州から川の中へ、バシャバシャと水しぶきを上げて執拗に追いかけ回します。 追いか...
メスが大きな魚を捕まえ、橋脚に戻って来ました。 午前中1時間足らずの観察ですが、メスは橋に飛んで来ては素早く魚を取り、巣に運んでいます。 巣から戻って来ると再び餌取りに入り、今日は大きな魚を何度も取っていました。 どうやら咥えなおす事はしないで、自分で食べるようです。 食べ終わると間を置かず、今度は雛への餌取りに入りました。 メスの動きは機敏です。最初の飛び込みで、魚を捕まえました。 向かって...
ペアは、Q橋から数10m離れた土手の東に頻繁に餌を運んでいます。(メス) ペアのメスは、腹部が半分白っぽいのが特徴です。 欄干で餌取りをしていたメスが、急に羽を討ち震わせ始めました。オスが下流から飛んで来たのを素早く見つけて、メスが「ツッチー」と高い声で鳴きました。 オスは、メスの真下の橋底をすり抜けながら「ツッチー」と小さく鳴く声が聞こえました。 オスは概ね、上流に飛んで餌取りしているようで...
支流の堀で三組目のカワセミペアを見つけ、その後行方が分からなくなっていましたが、少し上流の鴨川の土手の東に魚を運ぶ姿を見ました。 今年見つけた三組目カワセミペアは、すでに丘陵地に巣穴を設け育雛期に入っていたのに驚きです。 巣穴のあるところは、例年カワセミが巣を作るところですが、私有地で立ち入り禁止のところです。 カワセミペア、雛達への給餌の餌取りはこのQ橋を足掛かりにしています。 ペアは橋脚、欄...
( アヤメ) 同じ時期にアヤメ科の花が次々咲きます。花芯近くに黄色に黒の網目の有るのがアヤメ、青紫色が和の象徴で清々しく目に映ります。(ジャーマンアイリス) 同じアヤメ科ですが、ヨーロッパ原産です。黄色い4枚の花びらは褐色味がかって重厚。(ジャーマンアイリス) 濃いピンクというか、複雑な赤に近い色合いでドレス姿の御婦人の様。(クレマチス) 日を追うごとに花数が増え、華やかさを増して。(ハナビシ...
牡丹は四月下旬で終わり、芍薬が今が盛りと咲いています(今月末までが見頃)。花の大きさは20㎝程もあり、色とりどりの花には別格の艶やかさがあります。(白帝冠・ピンク)(白帝冠・淡いピンク) (宵待)(ハニーゴールド)(華燭の典)(バートゼラ) 牡丹との交雑(ハイブリットシャクヤク)によって日本で生まれた黄色い芍薬です。(ヘンリーボクストース) 大輪の花は艶やかで、たくさん花が開花すると茎が重さに...
今年、南部の支流の堀で姿が見られた三組目のカワセミペアです。一組目は育雛中、二組目は行方がわからず、この三組目のペアは求愛時期なのか育雛期で小魚を取りに来たのか・・・わかりません。 ここの堀は浅く流れも緩やかでも小魚も多く、毎年何組かの親カワセミが巣立ち雛を連れて来る場所です。 堀は安全という事が分かっているのか、今年カワセミ達は待ち合わせ場所にも使用しているようです。鴨川護岸の木が伐採さ...
アオサギは、堰の下で餌取りをしているのを普段よく目にします。 今日は飛び去ったカワセミを探して岸辺を歩いていると、アオサギの姿がありました。何やらチューブの様なものを咥えていると思ったら、大きな鰻でした。 クチバシでウナギの首元をはさみ、振り上げたり振り下ろしたりしています。 さらに下に向かって首をひねり、左右に振り回します。 ウナギはクネクネと身をよじり続けます。一向にウナギは弱る気配を見せず...
スズメが集団で砂浴びする姿を見ました。 一番最初に見つけたたスズメ。 二番目にやって来たスズメ。 続いて三番目にやってきたスズメ。 見渡すと、砂地のあちこちに丸い穴がポコポコ開いています。穴の深さには各々好みがあるんでしょうか。 そして砂浴びが済むと、水浴びにやって来ました。 そして又、砂浴びに?? その順番で会ってます?(4/24 椿 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4...
オスがメスの上に。でもメスが尾をあげるのが早く、オスが滑り落ちそうになりあわてて翼を開いた様です。 一回目は滑り落ちてしまいました。 仕切り直し、メスは体を水平にしました。 オスは、メスの肩を足指でしっかり掴み、バランスを崩さぬよう肩まで登って行きます。 何故か、この体制で右に回転していきます。 一回転して元の位置に戻りました。 今度は、総排出腔をうまく接触させまられました。 交尾は1分足らずで...
イカルチドリのオスが尾羽を広げてディススプレイたり、窪みにしゃがみ尾を上げて腹をこすりつけたりしていました。後ろを歩くメスも、同じ窪みで同様の事を繰り返していました。 歩き回るオスにむけ、メスは何度も高く上げた尾を震わせています。これはオスを受け入れるサインだと思います。 首を延ばし胸をそらせたオスが、メスに乗っかりそうと思いましたが・・・ メスがしゃがまず、オスの意は通じませんでした。 オスは...
黄色くて太い一文字眉毛もキビタキのオスの魅力の一つだと思います。 キビタキのオスは渡って間もない時期は盛んに囀って、縄張りを確保します。 今日は生態園をはみ出して、ワイルドガーデンの高木でも囀っていました。 枝移りが頻繁で、暗い林の中では探しにくく明るい場所で見つけられると嬉しくなります。 姿を現したかと思うと、すぐ木の裏に飛んだり、高低差のある餌取りをします。 空中を飛ぶ昆虫を狙っている時は、...
府立植物園の生態園を奥に進むと、キビタキの弾むような声が響き渡って来ました。 背を向けると、頭から尾羽までは黒く、雨覆いの内側が白の配色も絶妙な夏鳥に思えます。 新緑を背景に黄色い衣装が映え、歌うたいの華やかなステージが催されている様です。 囀りのバリエーションは多く、続けて何曲も歌ってくれている様に聞こえます。 その囀りは、家に帰っても録音してきたかの様に、耳に残っています。 キビタキのクチ...
(5月8日) 抱卵3週間目に入りました。なかなかメスカワセミの姿見るチャンスに恵まれませんでしたが、巣穴から200m程上流の橋で10日ぶりに餌取り姿を見る事が出来ました。●9時55分朝一、オスと抱卵交替をし餌取りに出ていたところではと想像します。この後、橋底に入り出てこなくなったので、他の野鳥を見に行くことにしました。 ●11時05分再び橋に戻ると、メスの姿を見る事が出来ました。周辺で餌取りを続けていたのか、オス...
抱卵中のカワセミは、雌雄交替時間の見当が付けづらく、撮影チャンスが少ないものです。●8時44分 メスが巣穴から200m程上流に架かる橋で魚を狙っていました。 欄干に場所を移し、狙いを絞ったようです。 飛び出しです、足を蹴り上げました。 残念、この後一旦は橋底に入り、下流の巣の方に向かって飛びました。●8時55分 おそらくメスは巣穴の中に戻り、交替したオスがその下に止まっていました。 抱卵は、概ね夕方6時...
薔薇には女性の名前が付けられているものが多くあります。もちろんそれ以外にも意外なものも・・・。(ソンブルーイ) フランス侯爵のお姫様の名前という説がある。(ナターシャ・リチャードソン) リーアム・ニーソン(『シンドラーのリスト』の主演男優)の妻、英国きってのサラブレット(父は監督、母は大女優)と呼ばれた今は亡き女優の名前。(シュシュ) 女性の髪留めから。(シュシュ) (アンプルナ) ヒマラヤ山...
こどもの日のこの日、府立植物園を訪ねました。野鳥の方はさっぱりでしたが、色とりどりバラの花が咲いていました。 春と言うより、初夏と呼べるようなお天気でした。花の撮影にはちょっと光が強すぎたように思えます。 とは言え、満開のバラを堪能できました。(サニーノックアウト) (ウルマーミュンスター)(プスタ)(マチルダ)(ムーンスプライト)(モナリザ)(椿、哲 5/5 撮影)CANON EOS Kiss X4 &...
府立植物園を訪ねると、キビタキの声が響き渡っていました。さほど大きな声ではありませんが、すぐ近くにいそうな感じです。 この日は朝から一日中、キビタキを探していました。木の高い所にいるのでしょうか、声は良く聞こえるのですが、姿が見つかりません。結局姿が確認できたのは、お昼近くになってからでした。写真も撮るには撮りましたがピント外ればかり・・・ とは言え美しい声が聴けて、このゴールデンウィークにわず...
出町柳から松ヶ崎にかけて高野川の両岸には300本余りの桜が植えられています。 そこでは、毎年シジュウカラが桜の木を営巣場所に利用しているようです。 今日は、観察地点のシジュウカラ以外に、すでに巣立ちしている雛を2か所で見つけました。 3月初旬から営巣に入ったと思われます。 ここでは4羽の雛が寄り添うように桜の高枝に止まっていました。 さらに200m程離れた場所では、2羽の雛が太い枝に止まっていました...
育雛中のシジュウカラのオスです。 巣穴への出入りのためか、後頭部から背にかけての羽毛が擦り切れているように見えます。(オス) シジュウカラの巣材運びを見てからほぼ1か月近く経ちました。(メス) オスもメスも、雛のために懸命に餌を運んでいます。 そばの柳の木や営巣中の桜の高枝からピーツピーツピーツ、ピーヨツピツピツーと親達の声が聞こえます。巣に入る前に一声かける鉄則があるんですね。 メスの声に...
(若鳥メスのほう) 若鳥メスは下流のオスとペアになった様です。 若鳥メスは胸から腹が白く全体的に体の色味がくすんでいます。 お相手のオスはまだクチバシが少し短い様に思います。 カワセミは発情期になると、より良いパートナーを求めて甲高く大きな声で鳴くそうです。 オスの求愛を、午前中見て来ました。 給餌は見ていませんが、給餌求愛期(およそ14日~30日)のピークを迎えていたのだと思います。 オスはメス...
(成鳥メスのほう) 今日掲載するのは、今抱卵中のカワセミペアの3月初旬の恋が始まった頃の様子です。 メスカワセミは、目の前を上流に飛んで行くオスを目で追っています。 オスはメスと数10m距離を置いて、メスと同じく西岸に止まりました。 メスは、その後を追うように上流に飛びました。 しかしオスは飛び去った後のようで、メスは再び堀に帰って来て餌取りを始めました。 30分程すると、オスは本流から...
コガモは早く渡って来る集団は10月初め頃、遅く帰る集団は5月初め頃と、7か月にわたって姿が見られます。そして、繁殖地に帰るとすぐに繁殖に入るそうです。 最近では、居残っているコガモ達はペアになっているものがほとんどの様です。 子孫を残す大儀は雌雄同様ですが、お相手選びはやはりメスに決定権があるそうです。 メスには、北方の自分の生まれた地に必ず帰る、真摯な習性があるそうです。 ペアのオスは、メスの行動...
(アイリス) 植物園の花々の続きです。今回は、赤、紫、青系の花々を選びました。(ツツジ)(ボリジ)(シャクヤク)(ネモフィラ・ペニーブラック)(シャクヤク)(クレマチス)(シャクヤク)(シバザクラ)(4/26 椿、哲 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IICANON EOS Kiss X4 & EF300 f4.0 IS USM...
連休の初め、府立植物園へ行ってきました。桜の季節は終わりましたが、色とりどりの花が咲いています。今回は黄色と白の花を選びました。(アイリス)(ヤマブキ)(ノリウツギ)(ポピー)(アイリス)(椿、哲 4/28 撮影)CANON EOS Kiss X4 & EF300 f4.0 IS USMOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II...
橋に向かって、ツバメが10数羽の集団で飛んで来ては旋回して出て行きます。 橋底を覗くと、腰の白い丸っこい体をしたイワツバメの巣があちこちにありました。 巣の大きさも形もまちまちで、この大きな巣ではもう雛(右)が1羽顔を出していました。 ペアのメスは巣での滞在時間が長く、飛び立っても間を置かず帰って来ます。 オスは、かいがいしく餌取りに出ては虫を持ち帰っているようです。 橋底には複数の...
(4月20日) 抱卵中のメスカワセミです。巣穴から出入りする時は、水面まで垂れ下がったこの太い葦の茎によく止まっています。 オスと交替した後だったのか、空腹なのにオスが帰ってこないのか、7分後下流に飛んで行きました。(4月25日) 巣穴から200m程上流の橋にも 餌取りに来ていました。 この橋桁では、オスが魚を狙っている姿を見る事もあります。 今日メスを見かけたのは午後ですが、ここでも巣の付近でも見られな...
鴨川南部の岸辺では、カラシナの花が満開です。桜に続き、川面に彩りを添えてくれます。 北から渡って来る風が、カラシナの細い茎を軽く揺らします。 土手を南北に埋め尽くし、黄色い花々は強風にあおられてもシャンと元通りです。 遠くにはシラサギが・・・ 近くにはモンシロチョウが・・・ その他、アゲハ蝶も、クマ蜂も飛んで来てホバリングしている様に見えます。(哲、椿 4/17 撮影)CANON EOS Kiss X4 & EF300...
見晴らしのいい川面を、スイーッと2羽のツバメが飛んで来ました。 舞い降りたのは、前がオス、後ろがメス、巣作り中のペアでした。 遠くから近くへ、すり抜けては旋回して舞い戻る黒い飛翔体はスピードが速く、対応できません。 この一組のペアは、泥を取りに来ていた様で、土があるところでスピードを落としました。 オスツバメの方はあちこちの土の湿り具合を試しているように見えました。 日が当たると、背中が光沢のあ...
巣穴の近くに、メスのカワセミが留まっていました。 しばらくすると、オスがやって来てメスの傍に留まりました。 互いに何か言っているようです。 すると、2羽がそろって飛び立ちました。 そしてオスは巣穴に入り、メスは向きを変えて飛んで行きました。 先ほどのやり取りは、「あなた、卵の面倒見なさいよ。 私はお腹空いてんだから・・・」とでも言っていたのでしょうか。 ちょっと距離が遠かったので、聞き取れません...
ヒバリのいる河川敷で、他の野鳥達の様子も見る事が出来ました。 コチドリペアが、上流から中州に飛んで来ました。 コチドリオスが「ピォピォピォピォ・・」忙しそうに小走りしています。 一方メスは、ジッとしたままです。 メスが先に移動した広い中州に、オスが飛んできました。 コチドリオスのメスへのディスプレイが始まりました。 風の強い日でした。飛び立ったノビタキが北風にあおられて中々前に進みません。...
ヒバリは、繁殖期以外は草むらの中に身を潜めて暮らしているようで、姿が見られません。 繁殖期を迎えたこの時期、活発になるオスの動きが見られる河川敷に出かけました。 あちこちから鳴き声はしますが、草むらから姿を現すのを辛抱強く待ちます。 アッ 出てきました!! ヒバリはあたりを警戒し、首を小刻みに動かし、急ぎ足で歩いたり走ったりします。 一瞬立ち止まっては、後ろの警戒もおこたりません。 草...
水飲み場の近くの桜園を通りかかると、つぶらな瞳のビンズイと目が合いました。 とそろりそろりと近づくと、周囲にいたらしい数羽が一斉に飛び散りました。 大木の横枝に飛んで、今度はオリーブグリーンの背中を見せてくれました。体の下面の淡い色に濃い縦斑、淡黄色の太い眉と濃い過眼線、どちらも対照的です。 もう一種、漂鳥に分類される似ている鳥です。 ビンズイはヒバリ属ですが、このアオジはホオジロ属です。 ...
鴨川南部に、カワセミの巣がありそうとの話しを聞きました。 そこは今月当初、鳴き交わしをしていたペアが営巣すると予想していた場所より、もう少し南の護岸でした。 ペアのメスが、オスとの抱卵交替を待っている所です。 巣穴は、前にすだれのように枯れた葦が覆いかぶさっています。 その位置は水面から約1m余りの高さで、大雨で削られたへこみがあり、付近には、いくつか試掘したような穴が開いています。 巣穴の付近...
「ヒリリヒリリ」と鳴くスマートな鳥は、夏鳥のサンショウクイです。 高木のキブシの高枝に止まった姿を、やっと捕らえました。 最初にカメラに収められた個体は、蜘蛛の糸を咥えていました。 巣材集めかとも思いましたが、糸に引っかかった虫を食べようとしていたのかもしれません。 集団は4,5羽いるようでで、水飲み場の周辺を飛び交っていました。 虫を枝葉で見つけると体勢を横にしますが、ほとんど枝...
春にから夏にかけてはヤマガラは虫を好んで食べます。 最近、ヤマガラがモミジの木に止まっているのをよく目にします。 時にはエナガのように、細枝を足指で握り宙吊りになっています。 モミジの茎や葉には、アブラムシが付きやすいそうです。 モミジにとっては、害虫駆除になりありがたいですね。 この右目の上下に茶色い斑のある個体は、シャクトリムシを捕まえました。 水場にやって来たヤマガラです。 こんな前のめ...
街の商店街の一角では、ツバメの営巣が始まっています。 すでに育雛中のようで、雌雄が小さな虫を咥えて巣に帰って来ます。 雌雄の帰りが被ることもあり、メスはオスの餌やりが終わるのをそばで待っています。 オスの給餌の間隔は頻繁で、約5分おきでした。 オスツバメは、時折警戒するように高い所にとまってあたりを伺っています。 こちらは、鴨川の岸辺で土を集めているオスツバメです。 メスツバメは...
中州に生えているセンダンの木に、ノビタキが止まっていました。 樹高のあるセンダンは、虫を見つけるのに見晴らしがいいのでしょう。 尾羽を上下させ、時折小さくヒッヒッと鳴きます。 虫を捕まえるとそのまま舞い降り、食べているようです。間をおいてまた同じ木に戻って来ました。 葦原にはスズメの集団も居て飛び跳ねています。 スズメよりも小さいノビタキですが、葦原でのジャンプは高く、見ていて楽しくなります。...
高野川に4羽居たカワセミは、この1羽のオスが居残っているだけになりました。 穂先を落とした枯れ葦の茎に、カワセミは上手に止まりました。 背の高いから茎から飛び、葦原の向こう側に姿を消してしまいました。 再び対岸に現れた姿を見つけると、1秒でも長くそこに止まっていてと思います。 止まり木を下流に向かってチョンチョンと移動します。 鳥密度が低くなり、広くなった川はどこを飛んでも諍う相手は居ませ...
高野川の鳥見の帰り、思わぬ光景を見ました。 コサギの目先と足指が、婚姻色の薄紅色に変わっているのにも驚きですが・・・。 対岸の川淵に後ろ向きのコサギが1羽、ジッと水面を見つめ立っていました。 っふいにかがんむとクチバシを水面に突き刺し、挟んできたのは大きなヒキガエルでした。 あばれるヒキガエルを川に漬けています。 カエルが苦手な人は、続きを見ない方がいいかもしれません。実は私も苦手です・・・。 ...
(若鳥メス・3月) 3年前から観察しているカワセミの繁殖場所に、今年もカワセミのキャストがそろいました。只、今年は若鳥のメスが1羽多いのですが・・・。(ペアのオス・4月) 今日は、鴨川南部の欄干に止まるオスの姿を見る事が出来ました。 ここでは橋を利用したペアの待ち合わせや、巣穴へ魚を咥えて飛ぶ姿が毎年見られます。(ペアのオス・2月) 探鳥の行き帰りに通る橋ですが、橋の上から岸辺に止まるオスの姿を見...
いつものように鴨川沿いを自転車で北上しました。 桜が綺麗に咲いていますが、今は開花の終盤に差し掛かっています。例年より遅い開花でしたが、葉桜に変わり始めた木も増えてきました。(くいな橋北側の土手) 遊歩道の左側は、八重咲の白い大輪「シロタエ」、右側は「ソメイヨシノ」です。 花びらが風に操られ、雪のようにはらはらと舞い落ちてきます。 (JR西日本奈良線橋梁辺りの桜) 三角形に組んだ桁橋が、桜...
ヒレンジャクとキレンジャクの混群と言いたいところですが、混じっているのは1羽だけでした。 ヒレンジャクに混じって、キレンジャクはキヅタの実を食べています。 キレンジャクと言えば、尾の先が黄色い以外にも、下腹部も淡い黄色に見えます。 残念ながら、翼の先の黄色は、葉っぱに隠れて撮れませんでした。 太くて黒い過顔線はヒレンジャクとと違い、短いようです。 キヅタの実は熟するのが4月中旬頃と遅く、渡りの前...
2008年公開の映画、ジョン・ウー監督の『レッドクリフ Part I』をご存知でしょうか。今から1800年前の中国は漢の時代、三国志で有名な『赤壁の戦い』を扱った映画です。 その冒頭でキレンジャクが登場します。 開け放たれた離宮の外から、一直線に小さく鳴きながら、若く気弱な皇帝のもとへ飛んで行きます。そしてフィフィと口笛で呼びかける皇帝が差しだした手に止まります。 それだけで、野鳥好きな人は目を奪われたと思...
秋に渡って来て、随分と目を楽しませてくれたカモ達の渡りが始まっています。<高野川> 天気が良く水面は明るく、コガモ達が気持ちよさそうに泳いでいました。 クチバシから尾っぽまで焦げ茶色のトーンの美しいメスを見つけました。 居残り組も、いつ姿を消すのかと思うと寂しくなります。<鴨川> 鴨川に分散していたキンクロハジロが、下流域に集まって来て十数羽になっていました。 集団で渡りをするのでしょう、南下し...
(府立植物園) 170品種、500本と圧巻の桜が、遅咲きの桜もあり4月一杯楽しめます。(蹴上インクライン) 先週末に蹴上げに行きました。海外の団体客はじめ、ウエディングカップルが、思い思いに贅沢に桜を背景に取り込んでいました。(蹴上疎水) 右に見えるのは岡崎にある京都市動物園です。 疎水にはキンクロハジロ、ホシハジロ、オオバンが泳いでいました。(岡崎さくら回廊十石舟めぐり) 巡行待ちのお客さんが列を作って...
ノビタキのオスがカラシナに止まっていました。 先週見つけた時はメスもいましたが、今日はオス1羽だけでした。 川辺からの距離が、西岸の方が近いので逆光ではありますが、夏鳥の到来の雰囲気が。 虫を見つけて飛び立っては数メートル移動します。 舞い降りて見えなくなり、ひょこっと現れたりするのが、キンクロハジロやカイツブリを撮っている時の感覚になります。 カラシナは花盛りを迎え、小さなノビタキの体をどこか...
先月からカワセミのオスの縄張りに、2羽のメス(成鳥と若鳥)がやって来て諍いをしていましたが、オスが選んだのは成鳥のメスでした。 ペアがは高揚している感があり、甲高い大きな鳴き交わしの声が掘に響き渡ります。 オスの餌取りがふいに始まると、メスはその後を追います。 オスがそばの本流に飛んで行くと、メスは餌対岸に飛び、餌取りを始めました。 オスが距離を置くと、メスは気にし始めます。 「ここに居るよ」...
園内を歩いていると、樹上から『ヒィ、ヒィ、ヒィ・・・』とか細い割には、賑やかな鳴き声が聞こえてきました。 集団で、キヅタの実をもぎとって食べていました。 つるりとした滑らかな体の鳥で、はじめはイカルかなと思いましたが、カメラで確認するとレンジャクでした。 思わぬ出会いに大喜びです。今年の2月14日に高野川上空で見かけて以来です。尻尾を見ると朱い色をしています。ヒレンジャクでした。 ただ声はすれども...
鴨川上流の寄州でイカルチドリの卵を見つけ3週間が過ぎ、そろそろ雛が孵る頃かと見計らっていました。 けれども4日程続いた雨で、イカルチドリの卵はやはり流されてしまったようです。 寄州はほぼ水没した後の様で、砂が上がり目印の石も無く、親達の姿もありませんでした。 その翌日は、鴨川下流の中州で見つけた繁殖中のペアを見に行きました。川の水嵩、水の勢いはまだあり、ここもほぼ浸水した様子でした。 イカル...
川面を彩っていたカモ達の数がわずかになり、川が広く感じる時節になりました。 カモのオス達は秋の渡りの後、鮮やかな緑や茶色、シックな地紋と複雑な色彩構成をもつ姿に換羽し、数を増やしていきました。 その間、カイツブリは地味な薄茶色の冬羽のままでした。 ところが、カモの姿が数えるほどになった今の時期、川面では夏羽のカイツブリがまず目に入ります。 成鳥はクチバシが黒々として、頭頂部から後頭部は焦げ茶色...
(スギナ) 先日、鴨川に行った時、土手に土筆が生えているのに気が付きました。(ツクシ) でも少し気づくのが遅かったようで、成長してスギナに変わってしまったものが多かったです。(スギナ) とは言え、土筆の佃煮は好物なのでせっせと収穫させていただきました。 タンポポも咲いていました。(タンポポ) カラシナの花も咲き揃っています。岸辺はすっかり春の装いです。(カラシナ)(哲、椿 3/29 撮影)CANON EOS K...
川端に枝垂れ柳が芽吹き、細い枝が風に揺られ棒状の花が踊っている様に見えます。 そこにシジュウカラのペア(左オス・右メス)とメジロのペアが、賑やかに鳴き声を上げていました。 忙しそうに飛び立ったのは、シジュウカラのメスです。 オスは、メスの行動をじっと見守るように寄り添っています。 最初に見たのは、巣材を咥えて柳のそばの桜に向かって飛んで行くシジュウカラの姿です。 シジュウカラは、桜の木の1、2m程...
薄暗い林の中で、ヤマガラがイワヒバを集めていました。 イワヒバは岩に着いて成長するシダ植物で、耐寒性にも耐暑性にも優れているそうです。 クチバシで、器用に次々と抜き取っていきます。 産座にはたくさんの量が必要だそうで、顔が見えないほど咥えて飛んでいきます。 近くの木に生える苔も集めています。 巣穴のある北側は、葉っぱで覆われヤマガラの姿を隠してしまいます。 南側に回ってみると、5m程の高さに直...
植物園の4つの池を巡って餌取りをして、満腹になった様子のメスカワセミです。 最初に、蓮池で鳴き声を聞きつけたのは昼前でした。 蓮池の東淵から北淵に移動して、何度も何度も飛び込み、2,3尾小さな魚を捕りました。 そして、今度は西池の紅葉に止まりましたが、すぐに水車小屋のある池に飛びました。 ここでは池の隅に飛び込んで、エビをとりました。 結構大きなエビで、食べるのに時間がかかっていました。 食...
雨の合間に野鳥を見に行きました。 寒緋桜に飛んで来たエナガは、抱卵中のメスのようで尾がカーブしていました。 そばにいたこの個体は、近くで営巣しているペアのオスかもしれません。 抱卵期が終わって育雛期に入る頃だとは思うのですが・・・。 ジョウビタキのオスが、水浴びに飛んで来ました。 さっぱりしたジョウビタキ、モミジの枝でしばし日光浴です。 細長い尾をプルプル震わせて、縄張りの中を小刻みに移動...
引き続きN橋のカワセミペアの様子です。 待ち合わせしている様子のメスが、橋の土台に止まっていました。 すると、下流からオスが鳴きながら飛んで来て対面に止まりました。 間を置かずメスが飛んで来ました。 くっついたり離れたり、七本ある橋脚の間を追いかけ合ったりします。 この行為は戯れているのか何なのか・・・。 オスとメスが左右を入れ替わってみたりもします。 その後、オスが上流に飛び立つと、メスも後...
久しぶりに、N橋の土台に止まるにメスカワセミを見ました。 ペリットを吐いてすぐの餌取りに、不意をつかれました。 オスとは別々に餌取りにきている様で、おそらく営巣中であろうと思われます。 魚を咥えてどこへ飛んで行くのでしょう。 巣に持ち帰るにはまだ早い気がするのですが・・・。(椿、哲 3/16 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IICANON EOS 7D & EF300 f4.0 IS USM...
バンは、下流域では年に2度程見る程度なのですが、オオバンは数十羽集団でいるのに対して、バンは例年1羽しか見ません。 ここでは繁殖を見たことがありませんが、洛北の深泥池では繁殖するそうです。 泳ぐときは首を前後にヘコヘコ延ばしたり縮めたりしながら進み、ほっそりした体つきに見えます。 クイナ類の中ではバンはクチバシが短く、冬は特有の赤も消え、額板も鈍い色になります。 長い足指を使い、岸辺を大股で素早...
丸太町のカワセミにも春が来て、2羽並びが対岸からやっと撮れました。 ペアのオスです。1月から、たまに丸太町橋付近で姿を見るようになりました。 このオスには面白い事に、腹に黄色っぽい色味の初心者マーク形の羽毛があります。 そのため、対岸に居ても、上流や下流の離れた場所に居ても、画像を確認すれば個体の判別ができました。 一方ペアのメスです。2月に入って下流から飛んで来る姿を度々見ていました。...
餌取りが一段落した、ミヤマホオジロが水場に飛びました。 クチバシの周りに植物の種子が付いています。 尾を高くあげて、意気揚々と水浴びに入りました。 バシャバシャ、バシャバシャ、バシャバシャ、バシャバシャ。 何度も何度も水しぶきを上げ、入念に羽の間を水洗いしているようです。 2分程で水浴びを終えると、身を隠すようにそばの低木のツツジの中に飛び、丹念な羽繕いが始まりました。 今度は濡れた体を乾かすた...
ミヤマホオジロのメスです。何年振りかの出会いに嬉しくなりました。 アオジのオスを見つけた傍に、偶然ミヤマホオジロが・・・。2羽は餌取りに夢中でした。 メスの背面は一見スズメと似ていますが、喉の淡い黄色や胸の薄い褐色斑が独特です。 目の周りは褐色、目の上の白っぽく太い眉線、淡い黄色の冠羽が最高です。 メスも冠羽を立てると、他の鳥と比べられないプリンセス感があると思うのです。 チッチッと小さく鳴...
琵琶湖から餌取りに飛来するユリカモメの姿は、先月末で見られなくなりました。 1月、鴨川下流域の正面橋付近にも、分散したユリカモメの数が増えてきました。 2月になると、多い日はこんなに密になる事もありました。 五条付近です。擬宝珠の付いた橋の上を悠々と飛び越えていく姿を撮りたいと思っていたのですが・・・。そのいつかは、また冬までお預けです。 2月下旬、長雨が続いた後は、濁流を避けるためか正面橋近...
今日は、出町柳から西コースの賀茂川を見に行ってみました。 ここにも水門に並ぶペアが居て、しばらくするとオスの方から先に、神社の境内に向かって飛び去りました。 ペアのメスのほうの餌取りです。 岸辺に群生する、葦から何度も飛び込みます。 高い土手から、見下ろすかたちでの餌取りが撮れるのは楽しいものでした。 真下に落ちていく姿は、とても綺麗でした。 美しいフォームですが、魚は獲れませんでした。 最後は...
(3月14日) 鴨川上流を自転車で走っていると、イカルチドリのけたたましく鳴く声が聞こえてきました。目を凝らして辺りを見ると、縄張り争いの様で、1羽のイカルチドリがもう1羽のイカルチドリを追い回していました。 しばらくすると、追い回していたイカルチドリが寄州に帰って来ました。 よく見ると、そのそばに寄り添う別のイカルチドリの姿が。どうもペアの様です。 オスは縄張りを死守するように、周辺をチョコチョコと...
(河津桜にとまるメジロ) 植物園に咲く早咲きの桜、河津桜です。 開花期が長く2月中頃から次々と開花し、一足早い満開を迎えています。 メジロは一年中、つがいか小群で暮らすそうです。 木に止まって昆虫、蜘蛛、木の実、花の蜜などを捜したりしています。 メジロ達もこの時期は、”花より団子”とばかり、花より豊富な蜜を堪能しているようです。 メジロの成鳥は、喉のあたりの黄色みが強いようです。 雌雄はほぼ同色だそ...
跨線橋のカワセミペア、2羽の止まる距離が縮まって来ました。 オスが止まっているのは、跨線橋西側のアーチの付け根の部位です。 そして、メスが止まっているのは反対側の東側アーチの付け根です。 メスが、東側から西側へ飛んで来ました。 最初は距離をとり目の端で相手の様子をうかがっている様子でしたが、メスの方から距離を縮めている様です。 随分、打ち解けた様子になってきた気がします。(椿、哲 3/10 撮影)OLY...
賀茂川で、繁殖羽に換羽したハシビロガモの成鳥オスを見ることができました。 ハシビロガモのオスは、他のカモにはない美しい色の羽を持っています。 淡いブルーの羽は雨覆、鮮やかな緑色の光沢のある羽は次列風切です。 ハシビロガモのそばを泳いでいるのは何故かオオバンです。 カモ達は食性の違いがあり、ハシビロガモにとっては他種が餌取りで水底をかき混ぜてくれるのが採餌に都合がいいようです。 ハシビロガモ...
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イソヒヨドリのメスがスイーと飛んで来ました。 足で何か踏みつけています。 イモムシか、何かの大きな虫でしょうか。 スマートな外見ですが、カラスの様に大物を捕まえて食べるのに驚きます。(椿、哲 6/20 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 H-FS100300...
メスの姿を最初に撮った場所で、同じ枝に帰ってくるのを辛抱強く待ちました。 あきらめて帰ろうとしたら、バサバサと飛んできて褐色の翼と尾羽を閉じました。 そして、軽いストレッチを始めました。 胸や背の羽繕いをする姿も見せてくれました。 飛んで来たカラスに、小さな体で何度も突っ込んでいく勇敢な姿も見せてくれました。(椿、哲 6/18 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC...
お山のエナガは生えている樹木が高いので、見上げて撮ることが多くなります。 レンズを上に向けると、幼鳥の特徴の白い下腹部がまあるく見えます。 眉は濃くなりかけ、瞼の赤みも薄くなってきています。 エナガは繁殖期が早く、6月にはヒナは幼鳥になり、群れとなって山林の間をピュンピュン飛び回っています。(椿、哲 6/20 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VAR...
お山の裾野でサンコウチョウの囀りを耳にしました。 一か月前にも足を運びましたが、囀りと森の奥を飛び去る黒い残像を見たのみでした。 つがいができる、6月の中頃までが囀りが聞ける頃合いのようです。 サンコウチョウは暗くて枝の込み入った所が好きで、せわしなく予測不能な動きをします。 黒っぽく写っていますが、今日見つけられたのはこのメスのみです。 オスの囀りは、樹上や奥から聞こえたのですが、姿を見るこ...
黄眉が波なみのナミナミクンが、枝にいたシャクトリムシを捕まえました。 抵抗するシャクトリムシを、1分程高く掲げたり下げたり、咥え直したりして食べました。 その後、飛び立つと足指の細長いことに驚きです。 羽ばたくと、翼の長さにも驚きです。 枝移動して、今度は空中を飛ぶ虫を狙うようです。(椿、哲 6/6 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VARIO ...
高野川では、コシアカツバメがたくさん飛んでいます。 川面を飛んでいるコシアカツバメは虫を捕ることに集中している様で、これから繁殖期のピークを迎えるのでしょうか。 旋回を繰り返し、なかなかスピードが落ちず、ピンボケ量産です。 コシアカツバメの長い尾がたなびいています。 川面を一緒に飛んでいるのは、今年巣立ったツバメかと思います。 翼に光沢がなく、喉の赤色が薄く、尾は短く見えます。 時折、草に...
黄眉が波打っているナミナミクンを見つけたのは4月の下旬。雨覆、風切羽、尾羽にも褐色の羽があり、去年生まれの若鳥のオスです。 2か月近く経ちましたが、しきりと囀っていた声が稀にしか聞こえなくなりました。 横向きに止まると、翼の白い斑は名札の様で目立ちます。 腹部の白も、黒と黄色の強いコントラストを和らげて見えます。 渡りの秋まで愛らしい姿を見られるといいのですが。(椿、哲 6/4 撮影)PANA DMC-G8 &am...
ピイヨピイヨ、しきりと鳴いている鳥は何だと思っていると・・・ カルガモの大きくなったヒナが1羽泳いでいました。 あとの兄弟はどうしたのかと思っていると・・・ 少し下流から、グガガガと一声聞こえました。 するとヒナは、下流に向きを変え急ピッチで泳いでいきます。 どうやら迷子になって、お母さんを探していた様です。 お母さんの姿が見えた途端、不安が吹き飛んだ様です。 お母さんのそばにはもう一羽、お父さ...
上流域でオスのカワセミを見つけました。 草むらから、ツッチーと鳴きながら飛び出してきたのに驚きました。 繁殖地から元の縄張りに帰って来たオスでしょうか。 一度飛び出すと、次に止まったと思う場所は夏草に覆われ姿を見つけられません。 繁殖地に行って他の主のいない川で、自在に移動するカワセミを鳴き声だけで追いかけられるものではありませんでした。(椿 6/9 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-...
雨の日も爽やか気分にしてくれる紫陽花です。 ピンク、白、青のガクアジサイが咲いていました。 真ん中の蕾のようなのが花です。 ガクアジサイは、小さな花をガクが額縁のように囲んで咲きます。 ガクアジサイは、江戸時代よりも前に日本で栽培されていたそうです。 清楚さ、可憐さでは白がいいですね。 モンシロ蝶がとまっているような風情です。 ガクと小花の何とも不思議な色合いが綺麗です。 西洋アジサイは、白...
市街地に、ヒナを連れたカルガモ親子が現れました。 その愛らしい、ぷるぷるした動きに見入ります。 ヒナはお母さんをまね、餌の取り方を教えてもらっているようです。 お母さんは、水中の昆虫や小魚も取っています。 見上げた先には、何が見えているのでしょうか。 ヒナたちの数は3羽になってしまっていました。 集団から反れ、好奇心の赴く方に泳ぐヒナが1羽いて気がかりです。(椿、哲 6/7 撮影)PANA DMC-G8...
ヤマガラの親が餌となるものを見つけた様です。 すかさず、ヒナが寄ってきます。 親は、しっかり口の中に含んで吐き出すように与えます。 素早くヒナに与えました。 ヒナは林の中に飛び去りました。 このヒナは、自分で餌探しでしょうか。(椿、哲 6/6 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 H-FS100300...
ジュリジュリジュリと 、エナガ集団の声が林の中に聞こえてきました。 赤いアイリングの幼鳥を複数見ましたが、みんなで何羽いるのかわかりません。 同じ枝や幹に止まったり、バラけたりします。 中には、尾っぽの曲がっている幼鳥もいました。 巣の中で、兄弟達と詰め合って過ごしたせいでしょう。 小さいコは、羽色がまだ褐色がかっていました。 幼鳥の愛らしい後姿です。 体の大きさも、すばしっこさも成鳥と変わ...
3月下旬から、姿が見られなくなっていたカワセミの姿を見ました。 おそらく、このすぐ近くの橋周辺を縄張りにしていたオスだと思います。 あたふたとカメラをスタンバイして、いきなりの飛び込みにかろうじて間に合いました。 これは水浴びだったのかも、一回だけでしたが久しぶりのポーズです。 頭頂部や腹部の羽が、擦り切れている様に見えます。 飛び立つと、何処まで飛んで行くのか、何処で止まるのか、目は釘付けです...
6月を迎え、”はなしょうぶ園”では色とりどりの端正な花菖蒲が見られます。 シャッキとした茎と葉も、日本の伝統美を感じさせられます。 江戸時代から品種改良が重ねられているそうです。 そういうと、武士の姿や武家屋敷に咲いていたのかと勝手な想像をしてしまいます。 花弁が大きく、たおやかに垂れ下がったふくふくしさもいいですね。 ドクダミの白い花も咲く季節です。 ササユリもひっそりと、緑の濃い”生態園”に咲い...
群れで行動していたイカルは、繁殖期になるとペアで行動します。 欅の木に飛んだ2羽、おそらく左がオスで、右がメスだと思います。 メスのほうがオスのそばに寄って行きました。 オスは、地面でついばんできた実をメスに給餌したようです。 繁殖状況はわかりませんが、鳥の中でもイカルは、つがいの仲の良さが目立つそうです。 この日は、こんな水浴びシーンも見せてくれました。(椿、哲 5/28 撮影)PANA DMC-G8 & M....
シジュウカラの巣立ち雛をあちらこちらで見ます。 ヒナに餌をせっつかれている親鳥です。ヒナの羽色には差がある様です。 親鳥は、せっせとヒナ達に虫を運んでいました。 親鳥は休む間もなく、次の雛にも虫を運びました。 ヒナ達は待っている間も、木々や地面ををちょこまか移動し続けます。 自分でエノキの実を取ろうとしているヒナを見ました。 シャシャブの実めがけて飛んで来たヒナも見ました。 親から飛び立つ日...
生態園の奥で、囀りを聞かせてくれるキビタキです。 頻繁に囀りながら飛び回った後、羽繕いと休憩に入りました。 胸を突き出したり、背を丸めたり。 翼に隠れて見えない背の黄色い羽は、カメの甲羅程たっぷりあるんですね。 長い休憩の後、再び囀り始めました。 キビタキの姿を生い茂って来た若葉が隠し、探すのが大変になってきました。(椿、哲 5/27 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPA...
府立植物園 正門入り口手前プランターにはゼラニウム、その後ろの花壇にはペチュニア、ビオラ、サルビアと多彩です。 バラ園では、春バラが見頃を迎えていました。(椿、哲 5/27 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 H-FS100300...
今日も、黄眉が波打った”ナミナミクン”の姿を見ることができました。 このエリアに囀りが届いて来ると、待時間の有無も忘れてしまいます。 枝に長く留まってくれるのは、羽繕いの時でしょうか。 胸元を掻いているキビタキ、下面の内側は黒いんですね。 次は、大事な翼のお手入れ、入念に時間をかけます。 さあ、シャキッと元通りの麗しい姿になりました。 翼の白い紋章もオスの無くてはならないアイテム、素早く飛び立って...
ヤマガラのヒナ4羽が、水飲み場の前を戯れるように旋回していました。 今度は野鳥撮影の人のレンズの上に・・・止まり位置を誤ったか、足を滑らせています。 このレンズカバーの素材は止まりやすいようです。 ヒナが2羽もとまるとは・・・ 自転車のチャイルドシートにも・・・喉元がグレーの グレちゃん。 喉元が白い しろちゃん。 喉元が茶色っぽい チャコちゃん。 喉元に黒い斑がある てんちゃん。(椿、哲 6/15...
御所の野鳥の水飲み場周辺で、ヤマガラのヒナが飛び交っていました。 このヒナたちは、ここで餌付けされていた親から生まれたようです。 驚くことに、まだ小さいヒナなのに人慣れしています。 野鳥撮影をしている人のスマホの上にも・・・ ベンチに置いたナップサックにも・・・ 人が腰かけているベンチの脇にも・・・ 腕を伸ばすと、スイーッと飛んで来て手にとまります。 差し出した手に、ヒナ2羽が同時に乗ることも・...
アオバズクのつがいは毎年、御所の中にある神社のクスノキにやってきます。 若葉が芽吹く4月末頃に東南アジアから渡って来るので、アオバズクと命名されたそうです。 アオバズクは、一生同じ相手と同じ樹洞を営巣に利用する卯ですそうです。 5月末には産卵するそうで、抱卵はメスのみが行っているようです。 オスは、見晴らしの良い決まった枝で見張りをしています。 メスは夕方と明け方に餌取りに出ますが、概ねオスからの...
植物園の小さな野鳥達です。 今の時期は昆虫を好んで食べています。 メジロの目の回りは、太いリングのように白い羽毛でおおわれています。 餌を取る動作が愛らしく見えますが、給餌に追われている親鳥なのかもしれません。 まだクチバシに黄色味が残るシジュウカラのヒナが、大きな毛虫を増した見つけました。 雑木林の奥から親鳥や兄弟と一緒に飛んで来たヤマガラのヒナです。 集団の動きは早く、最後に残った...
四条大橋周辺で見る、人馴れして観光客のモデルになっているアオサギです。 橋を渡り一筋、西に入ると高瀬川が流れる祇園にも姿を現します。 紫陽花の頃は更なり。 低木の枝にたくさんの大きな花を付けた紫陽花が、アオサギを引き立てます。 アオサギは誰に邪魔されることなく羽繕いをしています。 ガタイが大きく”都鳥”とまでは呼ばれないでしょうが、所変われば風格が備わって見えるのが不思議です。(椿 6/7 撮影)OLYM...
コゲラを見ていると、休むことなく餌取りしている様に見えます。 紅葉の枯れ枝に開いた穴に頭を突っ込んでいるのを見ました。 巣穴なのか、それともねぐら穴なのかわかりませんが、中の反応はない様子でした。 オスは興奮したり風が吹くと、目の後ろに隠れている赤い羽毛が見られます。 折れた枝に登ったり降りたり、細枝では方向転換や飛び移りを小刻みに繰り返します。 コゲラは果実や種子も食べますが、昆虫やクモなど...
いつもの観察地点よりも3km上流にカワセミペアが居ました。 久々のカワセミの姿に歓喜の声を押し殺し、ピントを合わせました。 年に数回はこの橋でカワセミの姿を見るのですが、遊歩道が狭く通行の邪魔になる所です。 カワセミもすぐ橋底に姿を隠し、南へ北へと飛んで行ってしまいます。 オスが上流から飛んで来て橋に止まりました。 クチバシに給餌用の魚を咥え、「ツッチー、ツッチー」大きな声で鳴いています。 オス...
6月の花と言えば紫陽花、季節を彩ってくれる花です。 全体を薄紫に変えていきます。 咲き終わるまで、色が変化するものが多いのも魅力です。 アイボリーからピンクへ。 雨の日に、出先で色とりどりの紫陽花の群生が目に飛び込んでくることがあります。 小さなお得感を味わったような・・・ 一瞬迷宮の世界に引きずり込まれるような・・・ アメリカアジサイのアナベルは、グリーンから白に変わっていきます。 秋色までも...
初夏になると、涼し気な薄紫色の花を見に行きたくなる花菖蒲です。 この種は、外側の3枚の大きな花びらが、ふわりと垂れているのが優雅です。 どれもシャッキっと伸びる濃い緑の葉や茎が、ナイトのように花を支えています。 濃い紫は、高貴な色として好まれた様です。 薄紅色の花びらには濃い脈が入り、日増しに色が濃くなるものもあります。 紅色の花びらに紫の脈が入るものも、中央は紫。付け根の黄色い筋は共...
6月10日 商店街の一角にツバメの巣があります。 1週間程前に孵った4羽のヒナがいて、毎日盛んに餌をねだっています。 ヒナのお父さんは、およそ2、3分おきに餌を運んで来ていました。6月11日 ヒナ4羽が、揃って顔を出していました。 ヒナのお父さんは、商店街の角に姿が見えると、ヒューンと一瞬で巣に飛んで来ます。 親がヒナに与えているのは生きた虫です。 親が食べているのと同じものを雛に与え、巣立ち後の餌取りに...
3日前に見たカルガモの雛4羽の姿をまた見る事が出来ました。翼がまだ短くて、生後1か月を過ぎた頃に思えますがどうでしょう。 しかし、3日前には見られなかった赤茶色の羽が、肩と雨覆に見られます。 雛達は餌を捜して、岸辺に生える雑草の根元をつついているようです。 お母さんに付き従っている雛は3羽、1羽だけ先にどこかに行ってしまう雛がいます。 水辺に姿が見えなくなったと思ったら、岸に上がって休憩している雛3羽...
前日の豪雨で鴨川の水嵩は増えたまま、カルガモの雛4羽が流れに揺さぶられていました。 さほど高い堰ではありませんが、前進する雛にとっては滝のように見えます。 堰を越えようとしている様ですが、これ以上の前進は到底無理なようです。 リーダー格の雛が、西岸に向かって進路を取りました。 残りの3羽も、その後ろに続きます。 堰の上にはお母さんカルガモ、先に飛んで堰を越えたのでは・・・と思われます。 ようやく...
河川敷でいつも見かけていたイソヒヨドリオスの親鳥の姿が、今日は幼鳥のオスに変わっていました。 早春、イソヒヨドリのオスのさえずりが聞こえ始め、3月から4月には縄張りが決まります。 繁殖が終わり、巣だった雛は3週間前後親鳥の縄張りで暮らすそうです。 幼鳥は全体的に鼠色で、下面はウロコ模様、クチバシの黄色味はなく黒くなっています。 頭と背に、鈍い青色がわずかばかり見てとれます。 成鳥のように俊敏...
前回の続きです。カワセミの様子が気になるので、こちらもしばらく観察することにしました。 おっと、カワセミはまた深く網の間に頭を突っ込んでいます。 うわ、頭を突っ込んだまま、羽根を広げました。 と、今度は体をよじって網を抜け出しました。 少し脇へ移動したカワセミは、そこで羽根をバタつかせています。 外を眺めたりもしますが・・・ 結局、元の網の上に戻ってきました。 遊んでいるのか、餌取の一種なのか・...
金属製の網がかぶせてあった、とある場所にカワセミが留まっていました。 こんな所で何をしているのかと見ていると、カワセミは隙間へ頭を突っ込みました。 どんどん奥へ突っ込んでいきます。ついには頭が見えなくなってしまいました。 さらに体まで突っ込んでいきます。 うわっ、もう尾っぽを残すだけになってしまいました。 すると今度は体を戻して、羽根をばたつかせます。 まるでホバリングをするように、ジタバタと...
4月に巣穴を見つけたカワセミペアが、5月下旬に周辺で餌取りしていた頃の写真です。 ペアが餌取りをよくしていたのは、カラシナの群生した岸辺でした。 昼下がりの浅瀬で、小魚がピンピン跳ねているのが対岸からも見え、良い餌場の様でした。 背丈のある、カラシナの大株からオスは何度も飛び込みます。 大きな魚を捕まえ、巣の方に飛んで行きます。 30分余り待っていると、再び姿を現し、すぐさま魚を捕らえ運んで行...
繁殖中らしきイソヒヨドリのオスです。 河川敷のこの場所で、毎日のように餌取りする姿を見ます。 おそらく巣に雛が居るのでしょう、虫を捕まえると咥えて決まった方向に飛び去ります。 捕食対象に、抜き足、差し足、忍び足で距離を縮め、瞬時に飛び付きました。 これはよく知らないのですが、甲虫のクロコガネムシでしょうか? 咥えて飛び去り、イソヒヨドリはしばらくするとまた河川敷に飛んで来ます。(椿 5/30 撮影)O...
この時節、カワセミの声を聞いても見られるのは飛び去る姿ばかりです。 久しぶりに、羽繕いをするメスの姿を見ました。 右の翼のお手入れが済むと、左の翼のお手入れです。 時折、上空を飛んで来るオスに一鳴きします。 お手入れが終わると、つれなく上流に飛び去りました。 残った野鳥は、コチドリのメスがヒョッコリ草陰から1羽・・・ 寄洲に響き渡るのは、ホオジロのオスの囀りだけになりました。(椿 5/23 撮影)OLYM...
樹木の枝から枝へと飛び移る、きびきびした動きをするキビタキのオスです。 この生態園には3月末からいるようですが、メスはまだ見ていません。オスは例年、縄張り分散している様で半木の森に若鳥が、生態園に成長が居ます。 しきりにさえずり「ピイヨ ポッピリリ ポッピリリ」の耳に心地よい陽気な声を聞くと、一目姿を見たくなります。 夏鳥の中でも人気のキビタキ、鮮やかな黄色と黒の美しさに見とれていると、す...
「揚げ雲雀」はヒバリの繁殖期のヒバリのオスの縄張り宣言です。地上から大きな声で囀りながら飛び立つと、グングン上空に揚っていき1点で静止した後、ゆっくり移動しながら、羽ばたきを繰り返します。 昨日に引き続き、ヒバリを見に行くと、オスが囀りながら河川敷を歩いていました。 突然飛び立ち、逆光でしたが「揚げ雲雀」が始まりました。 巣作り初期はオスの空中囀りが多くなるそうですが、早い時で5分、概ね数10分に...