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  • 聞け、地底からの叫び。

    (空港から・・・バスですか?@福岡空港前バス停)福岡空港に無事着陸し、久し振りに九州の地を踏んだ私。九州って来たのいつ以来かなあ、というくらい記憶がないんだが、少なくとも10年以上ぶりであることは間違いない。福岡空港は博多駅や天神に地下鉄ですぐに出られるのがいいところ・・・なのですが、だいたいの人が地下鉄の入口に吸い込まれて行く中で、福岡空港の1Fフロアから外に出て、バス乗り場を探す私。発車時間も迫っているので横断歩道に立ってる警備のおねーちゃんにバス停の場所を聞いたんだけど、「?」みたいな反応で全く役に立たない。「福岡空港前」というバス停が福岡空港前にないのはどういうことだ、と思ってウロウロと探し回ったら、バス停は到着ロビーからかなり離れた空港南側の公道上にあった。バス停を見付けた時はとっくにバスの時間...聞け、地底からの叫び。

  • 灼熱の九州3days。

    (灼熱の九州へ@SFJ41便福岡空港行き)お盆明けの一週間、少し遅いお盆休みをいただきまして、恒例の夏遠征に行って参りました。一昨年は北近畿(北近畿タンゴ鉄道)、去年は出雲(一畑電車)と段々と西日本方面に行動半径を広げてたんですが、今回は思い切って九州は福岡方面へ足を伸ばすことに。去年の出雲は往復が夜行高速バスだったんだけど、九州だと流石に夜行バスと言う訳にも行きませんで。個人的にはあんまり飛行機って好きじゃないんで、出来れば乗りたくないんですが、少なくとも九州となるとそうも言ってられない。運良く、朝早いスターフライヤーの便で新幹線より下値の航空券をゲット出来ましたので、久し振りに空の上の人になりました。正直少しの揺れでも気になって仕方ないのだが、まあお乗りになっているお客さまもCAさんもにこやかに飲み物...灼熱の九州3days。

  • 夏の夕陽と常願寺。

    (夏の夕陽と常願寺@常願寺川橋梁)夕陽は常願寺、夕暮れは越中三郷。地鉄のトワイライトタイムを楽しむには外せないルーティーン。ちょっと氷見の里山の方まで温泉に入りに行ってしまったので、常願寺川に戻った頃にはだいぶ夕陽が西に傾いていた。地鉄の中でも、電鉄富山~寺田間は本線・立山線の列車が頻繁に走り、長い長い常願寺川の鉄橋を絡めながら、刻々と変わる光線に合わせて色々なアングルが楽しめる。セオリー的には、電鉄富山側の常願寺川左岸から立山連峰をバックに順光で撮影するのがいいのだろうけど、私は特に夕方の時間は逆光が好き。夏だと空気がモヤって立山連峰も見えませんですしねえ。ただし、越中三郷側は河川敷の灌木が伸び放題に伸びており、若干アングルを支障するようになっている。今のところギリギリ交わして何とかガーター橋の上を走る...夏の夕陽と常願寺。

  • 氷見里山の名湯へ。

    (夏の秘湯へ@富山県氷見市神代)地鉄電車を黒部付近まで追いかけましたが、この日の富山は気温35℃を超える猛暑。直射日光を浴びながらの撮影は、おそらく確実にそれ以上の温度になっていることもあり、非常に体力を消耗します。クルマのエアコンも強めに付けていたんですが、正直このまま撮影を続けるのは体力的にも限界。と言う訳で、日が傾くまでは温泉にでも入って休憩することに。地鉄沿線の温泉・・・というと、個人的には食塩強めの白濁の硫黄泉が青森のさんない温泉を彷彿とさせる、「北陸のさんない(個人的命名)」こと魚津の金太郎温泉が大好きなんですが、たまにはご新規を開拓しようと思い魚津ICから北陸道で大きくワープ。小杉ICより国道8号線に戻り、高岡市街から向かうは氷見方面。折しもこの時期高岡の街は七夕で、あわよくば温泉帰りに万葉...氷見里山の名湯へ。

  • 浜風の中の白昼夢。

    (海の香りのする駅に@浜加積駅)地鉄の駅の中では、比較的海の雰囲気があるのが、この浜加積の駅。「浜」と名前がついているからそう思うのかもしれないが、路地裏にひっそりと佇む駅舎から広がる空の向こうに、青い富山湾が見えるような気がする。古い駅舎の多い富山地鉄ですが、今年のお正月に発生した能登半島地震に伴い、耐震補強の観点から一部の老朽化が進んだ駅ではリニューアルの事業が始まっています。風雪に耐えたトタン屋根は軒が歪み、雨風をしのいだ赤茶色の屋根瓦は今にも剥がれ落ちそうなこの駅舎も、おそらくはその対象になっているものと思われますが、未だその気配はありません。軒下に並べられた自転車数台、この駅の利用者のものであろうか。そう思うには訝しいほどに、真夏の光線の下で静寂に包まれていました。駅舎の中に入ると、陽射しが遮ら...浜風の中の白昼夢。

  • 夏が苦しい時代。

    (散居の夏、とやまのなつ@横江~岩峅寺間)今年の夏は、7月の入口から本当に暑かった。人間として半世紀くらい生きてますけど、子供の頃はこんなに暑くなかったですよ。朝の涼しいうちに朝顔に水をやり、算数ドリルを片付けて、午前中は学校のプール開放に行き、帰って来てそうめんを食べ、午後は和室で扇風機を掛けながらうたた寝をするような・・・そんな夏休みであったような気がするのだが、今は日がなエアコンは点けっぱなし。早朝のわずかな時間だけ、窓を開けて部屋の空気の入れ換えがてらにエアコンを止めてはみるのだけど、もう朝の8時ごろには部屋の温度が30℃を超えてしまいたまらず再びエアコンを点けてしまう。そして令和の子供たちはあまりの暑さに部屋から出ることも出来ず、手持ち無沙汰を慰めるのはYoutubeやスマホのゲーム。外に出るに...夏が苦しい時代。

  • 立山源流、清冽に。

    (猛暑に一服の涼@本宮砂防堰堤)弥陀ヶ原の南側にある立山カルデラは、日本でも有数の活動量の多いカルデラで、現在でも崩壊を繰り返しては常願寺川の下流へ大量の土砂を押し流しています。ひとたび暴れれば、富山平野の豊かな耕土を覆いつくすほどの大量の土砂や岩石を流し込んで来た立山カルデラ。現在は、立山砂防軌道による懸命な治山工事と、幾重にも建設された砂防ダムによって、カルデラの崩落防止と常願寺川の治水とをおこなっています。この辺り、山間に大きな大きな氾濫原を作って流れて行く常願寺川は、急流・・・と見せかけて、あまりに流れ込んだ土砂の量が多く、河川勾配は緩やかになっているのだが、カルデラから大量に流れ込んだ土砂を受け止めるのがこの本宮砂防堰堤。高さ22m、幅107m、貯留する土砂は500万㎥。500万㎥って言われても...立山源流、清冽に。

  • 岩峅寺、打ち水の傍らに。

    (旅の始まり@岩峅寺駅)上滝線沿線の撮影を済ませ、岩峅寺の駅で一日フリーきっぷを発行してもらう。今日は一日だけの滞在で、正直一日フリーきっぷの元を取れるほど乗れるかどうかは怪しいのだけど、正直言って、この手のフリーきっぷは使う使わないに関わらずその路線を撮影するための許可証みたいなもんじゃないかと思っている。小規模な地方私鉄ならどのみち大した額じゃないし、どこも苦境に陥っている地方私鉄をささやかな応援するものとして、「あいつらは撮るだけ撮って何にもカネを落とさない」って後ろ指差されるのも嫌なのでねえ。自分の中のちょっとした矜持みたいなものですし、これが岩峅寺駅の売上、ひいては地鉄の売り上げに繋がると思えば、ね。嘱託のじいちゃんが窓口手売りなので発券に時間はかかりますが。という訳で、買って撮りましょフリーき...岩峅寺、打ち水の傍らに。

  • 駅の歴史は、郷土の歴史。

    (七夕の駅、軒端に揺れる@上滝駅)願いを込めた8月の七夕が、駅舎の軒端に揺れる、上滝線の上滝駅。路線名称に選ばれるほどの駅名ですが、現在は無人駅。駅前に富山市のコミュニティバスが発着していて、小さな交通の結節点になっています。今でこそ富山市の一部となっている上滝の駅ですが、以前はこの駅の周辺が上新川郡大山町の中心地で、町役場などの行政施設はここ上滝に集まっていました。上新川郡は、神通川沿いの笹津を中心とするお隣の大沢野町と、常願寺川沿いの上滝を中心とするここ大山町の二町で構成されていましたが、平成の大合併に伴いどちらも富山市に編入され、上新川郡は消滅しています。かつての大山町は、常願寺川の上流部の有峰湖から薬師岳を超えて黒部川源流部の三俣蓮華岳まで、北アルプスを挟んで長野県大町市と接する広大な面積を誇って...駅の歴史は、郷土の歴史。

  • 向日葵も 強い陽射しに 項垂れ。

    (向日葵もうなだれる陽射しに@開発~月岡間)富山から帰って来て一週間ですが、日向灘で起こったM7超えの地震によって初めて発令された「南海トラフ『巨大地震注意』」という気象庁の発表。世の中に何だか不穏な空気が流れ始めてきたところで、我が家のある神奈川県でも久し振りに大きな地震がありました。ちょうど会社から帰って来て、嫁さんが出してくれた煮込みハンバーグの夕飯に口を付けたところでズシンと腹に来るような縦揺れがあって、大きな横揺れが始まったところで家族全員のスマホから緊急地震速報のアラートが鳴った瞬間「ヤバい!」と思いましたね。緊急地震速報より前に揺れ出したってことは震源が近いってことですから・・・そして、スマホのアラートが鳴った瞬間に、子供二人が真っ先に自分が飯を食っているテーブルの下に飛び込んで来て、身を守...向日葵も強い陽射しに項垂れ。

  • 米騒動の夏。

    (旅立ちの朝に@上滝線・月岡駅)だいたい地鉄に来るときは、上滝線沿線~岩峅寺駅の辺りでファーストショットを撮影することが多い。富山らしい散居の風景の中にある月岡の駅、岩峅寺行きの下り電車へ乗るお客さん一人。小さなスポーツバッグを小脇に抱え、どこへ旅立つのか、それとも近所への用足しか。いずれにしろ絵になるのが、月岡という場所の魅力である。今回、仮眠して家を出たのが午前2:30だったんだけど、そっから中央道に乗って松本5:00-新島々5:15-平湯6:00-神岡6:30-猪谷7:00-月岡7:30という行程。どうにも眠かったので自宅で2時間ちょっと仮眠してから出たのだが、それがかえって良かったのか途中一度も休憩することなくノンストップで月岡まで走り切ってしまった。休憩しないと自宅から月岡まで5時間で来れるんだ...米騒動の夏。

  • 盛夏に描く、天空の大アーチ。

    (冷たい流れに素足を浸して@富山地方鉄道立山線・千垣橋梁)6月に津軽で1泊2日の鉄活動をしてから、特に燃え尽き・・・みたいなことでもないんですが、7月にかけて全くカメラを持って線路端に立つことはありませんでした。しかも7月の週末のうち2週は都市対抗野球で東京ドームに通い詰めてしまうという変わった風の吹き回し。いや、都市対抗は来年も見に行きたいなってくらい面白かったからその決断に別に後悔はないんですけど、年末のカレンダー企画を続けるために「毎月一枚くらい、カレンダーにしてもいいような季節モノの写真を撮る!」というものを一応の年間テーマにしておるのですよね。だから何なんだ、という話なんですけど。ようはあんまり「暑いから外出たくない」なんてグダグダと文句を言ってるうちに、季節ばかりどんどん過ぎて行ってしまうとい...盛夏に描く、天空の大アーチ。

  • また夏に、ここで会おう。

    (また夏にここで@第95回都市対抗野球大会)12日間に亘って夏の東京ドームで開催された第95回都市対抗野球は、30日に決勝戦が行われて、横浜市の三菱重工Eastが3-1で仙台市のJR東日本東北を破って初優勝。見事に黒獅子旗を獲得したのでありました。火曜日のナイターという日程だったんだけど、毎日新聞のネットでのLIVE中継から見る大入り満員に近いスタンドの様子に、都市対抗の人気を改めて思い知った次第。ひょんなことからチケットをいただいた都市対抗ですが、結局3日間で5試合も観戦する結果となり、端的に言って「面白かった!」というのが感想に尽きる。グラウンドで繰り広げられるプレイとスタンドで繰り広げられる激しい応援合戦。お国を背負って会社を背負って・・・ということもあるけど、どのチームも工夫を凝らした独創的なパフ...また夏に、ここで会おう。

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