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  • 青が冴える、緑に映える。

    (梅雨の走りか、鋳物師沢@沢中山~釜ヶ淵間)いつもの鋳物師沢の陸橋俯瞰。地鉄では定番の撮影地。立山連峰から流れ出る豊かな水を常願寺川の扇状地に引き込んで、大きく広がる富山平野の圃場。富山地方の田植えは、おそらく5月の上旬・・・GWくらいには済ませているのだろうと思われる。GWから早くも一ヶ月弱が過ぎて、水田に稲はすくすくと伸び、散居村の周辺の緑は色の濃さをいや増しに増している。予報では「曇り」という天気予報だった土曜日。5月の終わりともなると、何となく梅雨の走りといった雰囲気も感じられる初夏の富山。蒸し暑ささえ感じるしっとりとした朝の空気を纏いながら、60形「カターレ富山」ラッピング号が電鉄富山へ。清冽な青のカラーリングが、深みを増す緑に映えます。青が冴える、緑に映える。

  • 久々の、地鉄歳時記。

    (ツーマン運行、出発合図@本宮駅)そう言えば、ここんところ年2~3回は行っていた富山地鉄に随分と長い事行ってないな、と思い立ち、この土曜日に一日だけですがクルマで富山まで行って来ました。最後に行ったのが去年の9月だから約8カ月ぶり。最近は遠出する場合は「酒が飲める」「なんだかんだ楽」ってことで鉄道の方を選択する事が多くなっていたのですが、たまには長距離ドライブもやらないと運転技術が衰えてしまうような気はするよね。最近の地鉄のトピックス。コロナ禍において大減便されていた特急列車が、今までのアルペン特急(ただし宇→立の片道運行のみ)だけの体制から4月のダイヤで1往復の特急たてやま号が追加されました。そして西武から導入されて以降優等運用もなく持て余し気味だった20020形が、アルペン特急とその前後に紐づいた運用...久々の、地鉄歳時記。

  • 赤に染まるGW。

    (スカーレットは永遠の輝き@名鉄本線・神宮前駅)新年度から職務内容が大幅に変わり、書き溜めていたここの記事も更新が切れて、なかなか手つかずになっております。かと言って何もしてない訳じゃなくて、このGWは息子と一緒にまたJR東海の休日お出かけフリーきっぷなんぞを買って名古屋くんだりまで日帰りで行ってたんですわ。一泊くらい出来れば良かったけど、ヤツも部活だなんだと忙しいので仕方なし。名古屋まで行って、ただ名鉄だけに乗るでもいいのだけど、一応ってんで熱田神宮とセントレアと犬山城に行って来た。豊橋で藤田屋の大あんまき食べて、名鉄特急の特別車で神宮前~セントレア~犬山遊園~名鉄岐阜~豊橋と名鉄の主要どころをひとめぐり。日帰りでここまで回れればいいか。犬山城は天守閣に登るだけで90分待ちとか言われたんでさすがに城を見...赤に染まるGW。

  • 広瀬川、流れる岸辺。

    (艶めき・輝き。@中央前橋駅)デハ101展示会、午後の部は中央前橋駅で。西桐生駅よりも多くのギャラリーが訪れていたような感じがします。午後なので、光線は貫通路側のサイドが良く、そして上電の社員さんが展示用に「中央前橋」の中折り丸看板をセットしてくれました。これでグッと表情が引き締まった感じがしますねえ。太陽光に浮かぶリベットの鋲の並びもいかにも旧型電車という感じで。中央前橋の駅は、広瀬川という川の横にあって、川の水の揺らぎのそばで何ともゆったりした空気が流れています。川沿いの柳の青葉の向こうにデハ101。広瀬川と言えば「青葉城恋歌」に歌われる仙台の街でしょうけど、どっこい前橋の街にも青葉の木陰に流れる水の優しさがあります。古豪の周りに寄り添うように戯れる水鳥が二羽。駅を見渡す橋の上から、西桐生行の電車を見...広瀬川、流れる岸辺。

  • 爽春、青葉を泳ぐ。

    (停車場の味@富士山下駅)上毛電鉄そぞろ歩き。沿線随一の撮影地である、渡良瀬川の鉄橋にほど近い富士山下の駅。駅の裏にある山が「富士山」と呼ばれていて、そこからこの駅は「ふじやました」となっています。駅の裏路地に「ていしゃば」という名前のレストランがあって、丁度お昼時の時刻、多くのお客さんがランチを食べておりました。トレインビューのレストラン、こういう店で豚のショウガ焼き定食とか食べながらのんびり電車を見ていたい。何となくこういうレストラン、平たい皿にご飯が盛られて出てくるイメージがありますよね(笑)。んで、妙に塩とかかけたくなっちゃう奴だ。西桐生から午後の中央前橋での展示会に向けて回送されるデハ101を狙ってのロケハン。桜並木で有名な桐生球場前の駅に来てみました。今年の桜をどこで撮ろうか・・・と思い立った...爽春、青葉を泳ぐ。

  • これまでも、これからも。

    (デハ101・春の日@西桐生駅)西桐生駅にて、午前のデハ101展示会。地方私鉄の終着駅、小さなホームでの展示会なのでなかなか引きの絵が取れないのが悩みどころ。昭和初期に川崎車輌で作られた、いわゆる「川造型」の流れを汲む貴重な車両です。このクラスの古典車両がこの令和の時代に地方私鉄に動態で残っている事。同時期に製造された一畑電車のデハニ50型とかも構内の体験運転用で保存されておりますが、未だに本線走行が可能というのがデハ101の素晴らしいところでもあります。デハ101の中央前橋側。こちらのサイドはパンタグラフと後付けの貫通路に渡り板付きで少し印象が変わります。こちらの方が旧型国電っぽいイメージになりますね。両運転台なので、南武線とか鶴見線で走ってたクモハ12とか、そういう感じ。緑色のモケットが張られた木造の...これまでも、これからも。

  • 東毛の古豪、春を駆ける。

    (街へ出ようよ日曜日@新里駅)天気の良い日曜日、桐生の街へ出る電車を待つ上毛っ子。ちなみに、群馬の旧国名の呼び方の一つである上毛(じょうもう)というのは、かつて群馬県・栃木県を「毛野(けの・けぬ)國」と呼んだことに始まります。西側を上毛野(かみつけぬ=群馬)、東側を下毛野(しもつけぬ=栃木)とした時代を経て、群馬を上野・上毛(かみつけ)・栃木を下野・下毛(しもつけ)と表記するようになりました。群馬県側では今でも県自体を「上毛(かみつけ)→じょうもう」と呼んだり、県東部を「東毛(とうもう)」、県西部を「西毛(せいもう)」、そもそも両県に跨る地域を総称して「両毛(りょうもう)」と言ったりしますが、栃木側から「下毛」の表記が出て来ないのは、やはり下毛(しもつけ)がどうしても「シモの毛」を想起してしまう事のイメー...東毛の古豪、春を駆ける。

  • 昭和レトロ、粋を集めて。

    (何年振りのご無沙汰だ・・・?@西桐生駅)上毛電気鉄道・西桐生駅。瀟洒な折屋根の山小屋風駅舎。こーいう駅舎をマンサード屋根と言ったりギャンブレル屋根と言ったり・・・まあ正確なところはお詳しい方に任せますが、個人的には小田急線の向ヶ丘遊園駅北口を思い出してしまうビジュアル。この駅舎は、昭和3年に建設されたものですけど、遊園の駅舎も小田急線の開業が昭和2年なのでそれを考えるとほぼ同期の桜。建物というものはその時々の流行りみたいなものが如実に表れる傾向がありますが、往時はこのようなデザインが流行していたのでしょうね。春麗らかな一日。始発電車で神奈川の片田舎を発ち、横浜から小山経由で北関東は桐生の街までやって来ました。上毛電気鉄道の西桐生駅は、JRの桐生駅から北に300m程度歩いた場所にあり、独立しています。この...昭和レトロ、粋を集めて。

  • 萌黄色に山笑う。

    (四十八瀬の新緑@新松田~渋沢間)もはや掲載する時期を逸した感もありますが、桜が終われば新緑。新緑と言えば小田急線の四十八瀬川界隈。もうこれは毎年のルーティーンみたいなものなのだけど、家から一時間もしないで行けるお手軽撮影地だからね。新東名の新秦野ICを出たらそこがもう菖蒲なので。久し振りに渋沢5号とか行ってしまった。四十八瀬で午前中に新緑を写し込むなら、光線的にはここが一番色が出しやすいように思う。朝イチの上りで新宿へ向かう更新EXE。コロナ禍以降、ロマンスカーも6連が増えてしまったのだけど、更新と言えどもフル編成はいいね。渋沢5号から渋沢7号へ。渋沢5号の内側の田んぼは近年米作りを放棄して久しく、下草が伸び放題で殺風景なことこの上ないのだが、ここ渋沢7号も踏切横の農家さんがどうも農業の規模をかなり縮小...萌黄色に山笑う。

  • 麗し、愛しのハワイアンブルー。

    (東横の顔・伊豆に輝く@熱海駅)最近子供も部活だのなんだので土休日は親と行動する事もなかったので、久し振りに家族で伊豆の温泉なんかに出掛けてみました。その道中、熱海駅で出発を待つ伊豆急の8000系。東急当時の姿を残す、帯ナシのTB-7編成。伊豆急も自社発注の100系の代替として、東横線で走っていた東急の8000系を放り込んでからもう随分経ちましたね。昼間の観光需要を担うリゾート21の5編成も、既に2編成は廃車。1編成はホイミスライム(ロイヤルエクスプレス)になってしまったし、残ったキンメ電車・黒船電車の2編成も結構外板なんかは劣化が目立つ40年選手。そうなると外板がステンレスの8000系は見た目の衰えもないし強いよなあって思います。特に伊豆急みたいな海沿いを走る路線は「塩害への耐性」ってのは相当のアドバン...麗し、愛しのハワイアンブルー。

  • 紫煙の空へ。

    (夕暮れ、散歩の時間@平津駅)東藤原からの帰り道、まだ一本くらいは途中下車してもいいのかな、という時間があったので、行きの車窓から駅前の桜が良く咲いていたのが見えた平津駅に降りてみました。平津と書いて「へいづ」と読み、始発の近鉄富田の駅からは二つ目。四日市市の北側の住宅街にある駅ですが、三岐線で沿線に住宅が広がるのはこの先の山城(やまじょう)の辺りまでですかね。結構年季の入った瓦葺平屋建ての駅で、小さいながらも間口が長くドシッとした風格があります。そして駅前の大桜が見事。犬の散歩中のお母さんも、思わず足を止めて桜を見上げる。富田からの電車が到着して、足早に夕暮れの街を急ぐ通勤客たち。平津の駅を利用している人達から見れば、いつもの春の風景として気にも留めないかもしれないけど、私はこう言う至って普通の地方私鉄...紫煙の空へ。

  • 水魚の交わり、重連で。

    (UberEatsがやって来た@いなべ市・宇賀川桜並木)麗らかな春の日を宇賀川の桜並木で過ごしつつ、昼飯を持って来るのを忘れてしまい、コンビニ一軒ない三岐沿線で順調に飢える。楽しい事をしている時は、テンションが上がっているので腹は減らないものだけど、さすがに朝から小田原の駅で買ったチクワとレモンサワーしか口にしていないとなると何かしらを腹に入れたくなる。とはいえ、この場所から電車に乗ってどこか食事ができる場所を探すのも面倒だわなあ・・・という事で、「いなべ市でUberEatsが頼めるなら、テリヤキマックのセット持って来て欲しい」なんて青い鳥に投げ込んだら、旧知の友人がマックを持ってホントにやって来たのは驚いた(笑)。持つべきものは・・・とは言え、実際にリアルで顔を合わせたの何年振りなのだろう。午前中に訪れ...水魚の交わり、重連で。

  • 宇賀の流れは清らかに。

    (セメント貨物・桜花の中を@宇賀川橋梁)満開の宇賀川橋梁、春の日差しを浴びて駆け抜ける三岐のセメント貨物。太平洋セメントの藤原工場で製造されたセメントを、四日市港のサイロまで運びます。同じ荷主の東の秩父鉄道は、3月中旬から1ヶ月程度設備点検のために熊谷工場の操業を止めてしまうので、満開の桜の季節には動かないのがレイルファンには泣き所だったり・・・ちなみに、秩父の熊谷工場の再稼働を待って、GW~6月くらいまで藤原工場が設備点検に入ります。当然ながら、その際は三岐のセメント貨物も動きません。グループ全体で生産調整をしているのでしょう。正規のセメント便の合間に、東藤原に留置している貨車の交番検査のための回送なんかがあったりします。確か、三岐のセメント貨物に使われているタキ1900は川崎貨物かなんかで検査してるん...宇賀の流れは清らかに。

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