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  • 誇れ、信州のフラッグシップ。

    (燃え尽きた後に来ても遅いねん・・・@夜間瀬のどんど焼き)13時58分、自治会長のあいさつ少し前に湯田中に登って行った3000系。どんど焼きが着火され、あらかたが燃え尽きた時にゆっくりと山を降りて来ました(笑)。写真撮りが言うところのいわゆる「絡み」で撮影する場合、まさにタイミングが合うか合わないかなので、今回の夜間瀬どんど焼きは残念賞でした。まあ聞く人に聞くと「去年も燃え尽きた後だった」という事なので、そういうものなのか。それとも電車の時間に合わせて燃やすのは危ないとかそういうお達しでも出ておるのだろうか。運転する側からしたら、煙と炎で沿線火災みたいなもんだろうし・・・すっかりどんど焼きの櫓は崩れ、残り火で餅を焼き始める地元の方々。どんど焼きの炎で焼いた餅を食べると、その年の健康が約束されるらしい。さっ...誇れ、信州のフラッグシップ。

  • 燃え盛る 紅き炎に 願い込め。

    (老鯨、志賀を遥かに@夜間瀬界隈)お昼を湯田中駅前の食堂で頂き、どんど焼きの会場に戻って来ました。詰めていた消防団の方に話を聞くと、どうやら「着火は14時」であるらしい。ここまで待って着火を見ない事には何を待っていたのか、という事なのだが、果たして着火にタイミングよく間に合う電車があるのかどうか。夜間瀬を13時58分に出る湯田中行きがあるようなのだが、14時着火だと早すぎるのかなあ。なんて気を揉んでいるうちに、鯨電車が長野行きで山ノ内を後に。13時58分の湯田中行き。フライングで火ィ付けてはくれないかと思ったが、そこは規則に厳しい消防局様の監修にて行われる地域のイベント、そうは問屋が卸してはくれなかった(笑)。須坂のクラに向かった鯨電車に代わって、午後は3000系が山線区間を務めます。午後になり、すっかり...燃え盛る紅き炎に願い込め。

  • 信州の歳時記の中を。

    (お社の森を眺めて@夜間瀬~上条間)夜間瀬駅の踏切近くにある神社を横目に、小雪ちらつく扇状地を湯田中に向かうゆけむり号。今回の長野行、引退が決定した鯨のラスト運用を写真に収めて来ることよりも、どっちかって言えば久々に「ゆけむり号」こと小田急HiSE10000系を撮りたかったというのがありました。小田急時代は、交通バリアフリー法に引っかかって短期間の活躍に留まった悲運のハイデッカー車両、平成17年に長野電鉄へ無償で譲渡されてから既に17年の時が流れました。こと「ゆけむり号」として譲渡された2編成に関しては、今年で小田急時代の在籍年数を長電に来てからのキャリアが越えようとしています。もうそんなになりますかという気持ちだねえ・・・この夜間瀬の小さなお社は、「豊受社(トヨウケシャ)」という名前が付いています。祀ら...信州の歳時記の中を。

  • 山で鍛えたこの足と。

    (歴戦のコルゲート@湯田中駅)ステンレス車両としては日本の中でも相当に早い時期の車両ですから、3500系のコルゲートは同世代の東急7000系や京王3000系の様に細く細かく刻まれています。このステンレス地にコルゲートが実に写真映えするというか、光の加減でドラマティックな陰影を付けてくれるのですよね。そんな無骨なボディに突き出るように配置された前照灯と尾灯の立体感も、また昭和の工業製品的で良きものがありますよね・・・湯田中駅のホームにて。日比谷線から移籍して来た時に、長電の車両なので長電レッドの赤帯を巻いた3500系。重たくてなかなか開けづらい無骨な二段窓に歴史を感じます。後継の3000系は何故か赤帯が前面だけで、横のラインはシルバーなままになっているのだが何でなんだろうか。ケチるにしても中途半端なので何が...山で鍛えたこの足と。

  • 薔薇の松川、思い出に変わるまで。

    (ステンドグラスの中で、いつまでも@中野松川駅)中野市内の中学校の生徒によって製作されたステンドグラスが彩る、中野松川の駅。中野松川と言えば毎年5月に近くの一本木公園で開催される「なかのバラまつり」。いつもは停車しない特急が3両限界のホームに頭を出して臨時停車するのは長電ファンにはお馴染みの光景ですが、そんな薔薇の街をモチーフにしたステンドグラスの中にも、高社山やリンゴ畑と共に鯨電車が彩を添えています。鯨電車が引退しても、その姿はステンドグラスの中に残り、やがて思い出に変わるのでしょう。始発の須坂から出庫した鯨電車、この日は午前中の山ノ内を機織り運用するローテ。これは一昨年のGWに鯨を追い掛けに来た時と同じで、最後まで鯨電車の定番の運用パターンであったらしい。昼に湯田中から長野行きの普通列車として上り、返...薔薇の松川、思い出に変わるまで。

  • 日比谷っ子二代目、信濃を往く。

    (信濃の二代目・3000系@信濃竹原駅)去る1月19日に、長電の鯨こと3500系は無事に定期運用を終了し引退となったようです。折しも長電の鯨の引退に合わせて、大阪の淀川やら東京湾やらに鯨が迷い込んで話題になっておりましたが、まあ市井の片隅の鉄道ファン的には、有機物と無機物とは言え、鯨同士惹かれるものがあったのだろうか・・・とバカなことを考えてしまったのだが。うん。大阪の鯨は残念なことになってしまったね。子供はあれを見て「刺身何人分?」って疑問を持ったらしいが、海を泳ぐものをすべて刺身に換算して勘定するの、日本人の良くないところ。閑話休題。去って行くものあれば来るものあり。という訳で3500系の後継である3000系。2年前から長電に入って来てるので、もうすっかり信州の皆様にはお馴染みの元日比谷線03系であり...日比谷っ子二代目、信濃を往く。

  • 駅を守る、駅守との邂逅。

    (地域の足を守る@上条駅)山ノ内線の各駅は、それぞれに違う顔を持っていて撮り飽きる事がない。上条駅は、湯田中駅から続く集落の南の端にあって、駅の上は民家、坂の下に向かって果樹園が広がるという半農半住の境目のような場所にあります。雪降りしきる朝の上条の駅、駅の周りを歩きながらどう撮ろうかとアングルを固めていたら、駅の脇の民家から赤いスノースコップを持ったおじいちゃんが一人。「おはようございます」なんてお互いに声を掛け合ってその背中を追うと、駅に続く狭い路地の雪かきを始めるのであった。雪の山ノ内。とは言え、やはり最近は暖冬の影響か降雪量も乏しく、クリスマス前後にはそれなりの雪もあったのだそうだが、あらかた溶けてしまったそうだ。この「気温が高いせいで降っても積雪は伸び悩む」という傾向はどこの雪国でもそうらしい。...駅を守る、駅守との邂逅。

  • 老鯨の 跡目継ぐ人 どんな人。

    (駅舎と朧な公衆電話@信濃竹原駅)前日の23時頃に自宅を出て、中央道の須玉から真夜中の野辺山を抜け、朝4時の戸倉上山田温泉で朝湯に浸かったりしながら信濃竹原の駅に到着したのが朝の6時過ぎ。高速で松代PAを抜けた辺りから雪が降り始め、信州中野ICを降りて山ノ内の方に上がって来たらそれなりの降りになっていた。まあ、スタッドレスを履いてるからにゃこんくらい雪が降ってくれた方が張り合いがあるよな・・・なんて思いながら、開業96年の古駅舎を持つ駅を味わう。屋代線とか木島線があった時代は、開業当時からの木造駅舎が残っている駅もそこそこあったような気がしますが(木島とか信濃川田とか松代とか東屋代とか)、今となってはココと村山くらいなんですかね・・・長野方面行きのホームにある架線柱。よーく見ると「竹原四號昭2.3」と書か...老鯨の跡目継ぐ人どんな人。

  • 新春・長電・温故知新

    (夜明けを待つ@長野電鉄・信濃竹原駅)正月休みってのは年末年始的なやる事がありますので、大掃除だったり大晦日だったり初詣だったり親戚との挨拶事だったりと行事が盛りだくさん。なので、正月明けの成人の日に絡んだ三連休ってのが、自分の趣味と向き合ったり好きな事をしたり出来る本当の正月休みなのではないかと思います。そういう意味での2023今年の撮り始め、どこにしようかな・・・という事で色々と考えたのですが、長野電鉄に行って来ました。思えば自分の中で「地方私鉄巡り」というものをライフワーク的にし始めたのって、それこそ15年前くらいに2000系を追い掛けて長野電鉄に行くようになったのがきっかけだったように思うんですよ。そういう意味での原点回帰と言うか温故知新と言うか。年の初めに改めて「原点」の部分を確かめるのもいいん...新春・長電・温故知新

  • 青いリボンのスカーレット。

    (いざ討ち入り@名鉄・吉良吉田駅)という訳で蒲郡線の終点・吉良吉田駅。折しも年末、年末と言えば赤穂浪士の討ち入りこと忠臣蔵。浅野内匠頭に恨みを買った吉良上野介が松の廊下で刃傷沙汰に遭うという例のアレ。この「吉良」こそ吉良上野介の吉良でして、出自は三河国幡豆郡吉良荘を中心に領地を持った江戸時代の高家。すっかり忠臣蔵の敵役として有名になった彼ですが、地元では低湿地帯に苦しむ農民のために治水や灌漑事業に精を出した名君として慕われており、決して悪人であったわけではないらしい。そういや、昔は年末年始でテレ東が12時間くらい忠臣蔵やってた記憶があるんだけど、最近のテレ東はすっかり「孤独のグルメ」を1シーズン垂れ流しで放送して時間潰しするようになってしまいましたよね。まあ孤独のグルメ大好きだからいいんだけど。今回も年末...青いリボンのスカーレット。

  • 名鉄顔の、団塊ジュニア。

    (海街電車@名鉄蒲郡線車内)蒲郡を出た電車は、蒲郡競艇場前駅を出ると東海道線から離れ、三ヶ根山の南側を三河湾に沿って走っていきます。昔は蒲郡競艇への客も蒲郡線の収益を支えてたんですが、東海道線に競艇場前駅と並ぶ形で三河塩津駅が出来てしまって、そこらへんのニーズも吸収されてしまっているそうな。ちなみに「がまごおりきょうていじょうまえ」って読み仮名の長い駅名だよねえ。今は地鉄の富山市内線に「トヨタモビリティ富山Gスクエア五福前(五福末広町)」というアホみたいに長い駅名があって、この程度の長さでは霞んでしまうのだが。子供のころの記憶だと、日本で一番長い駅名は「西線9条旭山公園通(札幌市交通局)」だったなあ。電車は三河鹿島、形原、西浦と三河湾沿いの漁港町に止まっては、地元客が降りたり乗ったりしてくる。西浦で蒲郡行...名鉄顔の、団塊ジュニア。

  • 都忘れの赤き防人。

    (久し振りだよトト丸くん@蒲郡駅)豊橋から特別快速に乗車し、一つ目の蒲郡で下車。蒲郡自体には、かつて競艇客だった時代にしょっちゅう来ていたものだが、電車で来るのは初めてだなあ。高架のホームから駅下の改札口に降りると、「BOATRACE」と名前を変えた蒲郡競艇の広告看板がお出迎えしてくれた。マスコットキャラクターはトト丸くんだっけ。今ではボートのナイター開催も珍しくありませんが、蒲郡は桐生に続いて二番目にナイター始めたんで導入が早かったよね。思い出に残るのは熊谷直樹が気合の減量とイン突っ張りで逃げ切った2000年の第27回笹川賞とか、2号艇の今垣光太郎が超抜機で1枠の濱野谷からイン強奪で逃げ切った2002年の第48回MB記念とかなんですけど、話が聞きたかったらまた別の機会に話します(笑)。ここから乗り換える...都忘れの赤き防人。

  • 冬三河・行き当たりばっ旅。

    (居酒屋新幹線@東海道新幹線・熱海駅)この秋(昨年の秋)は、「関東甲信越小さな旅モード」というべき小商いに留まっていた私の趣味活動。移動距離の小さい旅ばかりしていたので、少し年末に遠出してみようかなって事で新しい愛機こと「OLYMPUSPENE-7」を持って日帰り旅に出てみました。というか、いきなり年休取ったから全くのノープランで、事前の計画が全くなかったのだけども、自分の胸に手を当てて何がしたいか考えてみたら「とりあえず新幹線乗って朝から酒飲みてえなあ」という我ながらどうしようもない欲求だった(笑)。そんなこんなで熱海駅。熱海から新幹線に乗るのは流石に人生で初めてなのだが、どうしてこうなった。新幹線に乗るのに、ひとまず小田原に出て西行きの切符を手に入れるのだが、問題はどこへ行くか。静岡じゃ近過ぎて、でも...冬三河・行き当たりばっ旅。

  • 新年あけましておめでとうございます。

    (2023年が明ける@相州大山・阿夫利神社)謹賀新年。毎年恒例の初日の出撮影、ここんところは手近なところで七里ヶ浜の海岸から見る事が多かったのだけど、ちとマンネリ感もありましたので今回は初参りを兼ねて相州は大山(阿夫利山)へ登って来ました。新東名の伊勢原大山ICってのが出来たんで、自宅からリアルで30分くらいで行けるようになったのもポイント。まあ近くなったからって大山にそう何度も行く訳でもないんだけど、正月くらいはその恩恵をフルに活かしてみようかなと。上の息子も行くって言うんで、朝5時に家を出て大山ケーブルに乗り、阿夫利神社の境内に入ったのが午前6時。とりあえず初日の出の前にお参りを済ませてお札を授かる。2023年の払暁の時、明けて行く相模平野を眺めながら日の出を待つ。七里ヶ浜の海岸だと、人は多くとも砂浜...新年あけましておめでとうございます。

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