沖縄愛楽園 松岡和夫さん（3）

年老いて侘しく臥しいる友の戸籍二十年前に死亡となりおり療園の火葬作業に励み来し翁を我ら交（こも）ごも看取る夜訪ねその夜立ち去る古里の灯りを妻はふり返り見る二十余年里山ルツ子の代筆せし養父の君も世を去りましぬ亡き友の遺品より出しスクラップに沖縄百年史の記事貼りてあり盲目で耳の聞こえぬ翁の背に文字を書きてしばし語らう全患協加入を沖縄も許されて草津の会議に今日われも来ぬ沖縄代表と呼ばれて立てば涙いでぬ祖...

星塚敬愛園 つきだまさしさん（11）

道路は生活の顔であるこの道路を通るのは近郷の農民と生徒と敬愛園の職員と患者たちである近くに観光地はなく金儲けにはならず市街地図には悪路とは記してない道路は生活の顔であるみてくれよ！ どしゃぶりだと顔を沈めて慟哭する小川になり天気が続くと土埃りを巻き上げ怒る砂漠になるすると この道を通る人びとの顔が悪路の表情になる美しい島をさがして━五月十五日沖縄よおまえ きょうしんそこから うれしいかおめでとう ...

ミニトマトとナンキンの煮物

  半分に切ったミニトマトを鍋に入れ、出し汁は入れずに、醤油、砂糖、酒、ミリンだけを入れ、煮立ったら弱火にして5分ほど煮て、ナンキンを入れ、25分煮て火を消し、冷めるまで放置して出来上がり。キュウリの酢の物 キュウリはスライサーで薄切りし、塩をふってもみ、途中で何回かもみながら30分以上置き、キュウリがしんなりしたら水で洗い流し、水気をしぼりながらボール入れ、カニ風味かまぼこをほぐしな...

共有できてこそ

たまたま出会ったジェネシス多くは聞かずに、気に入った10曲、気にいった10曲（その2）を数日で選んだ。そして今、ジェネシスの他の曲は聞かないように心掛けている。とにかく、選んだ20曲の1曲を毎日10分ほど聞くだけ。2曲以上聞こうとすると、ちょっと疲れるし、現実問題としてその時間があんまりない。1日10分だから費やせる。選んだというほどでもない20曲を、飽きるまで聞き続けて、飽きてきたら、ジェネシス...

気に入った10曲 （その2）

（6）Shipwrecked (2007 - Remaster) 2030年 農業の旅→ ...

飛騨の山猿 マーベリック新聞

 媚米を憂う保守派どこに・・・小泉━ブッシュから変わった自民党政権2030年 農業の旅→...

沖縄愛楽園 松岡和夫さん（2）

遠く来し弟のむくリンゴをば杯のごと受けて和めり老い母に銭の無心する心重しペン持ちしまま時の経ちゆく因習の壁を破りぬ退園者を主事に就かせしハ氏病予防会病友らが面会の家族と別れ惜む涙で伸びおり境界の草は台湾のお勤め終らば来たまえと我らは願いぬ犀川博士に藤本松夫処刑されしを告ぐラジオに向かいて我は怒りの声あぐザラ紙に太く書かれし君の便り処刑さるる暗き陰なく訪ね来て病の重き母とい寝ねぬ母のそい寝の記憶なき...

星塚敬愛園 つきだまさしさん（10）

六十年の証言星塚敬愛園入所者数     1051人 受療実態調査回答者数   800人一年間に眼科治療を受けた者 413人手・足・顔・植毛の形成手術を受けた件数 237件これから形成手術を希望する件数 308件傷のある者   475人足の裏傷がある者   202人傷の年数半年～...

鯛アラとピーマンの蒸し煮

無水鍋に出し汁を入れ、醤油、砂糖、酒、みりんを入れ、煮立ったら、さっと湯通しした鯛アラを入れ、ピーマンを入れ、再度よく煮立ったら、極弱火にして15分、余熱5分で出来上がり。オクラとタマネギの酢醤油炒め熱したフライパンに油を入れ、トウガラシ1個の小口切り、オクラとタマネギの順に炒め、大さじ1の酢を入れ、30秒ほど後に大さじ1の醤油を入れ、30秒ほど炒めて出来上がり。バターナッツナンキン焼き 熱し...

気になった記事

東京新聞電子版を開くことが、ちょっと、楽しみになってきた。朝日新聞は「天声人語」、読売新聞は「編集手帳」、そして東京新聞は「筆洗」。 きょうはその「筆洗」をご紹介します。東京新聞電子版 7月12日 1面 「筆洗」自動車、電車、蓄音機、ミシン、映画、動く歩道。今では欠かせぬものばかりだが、デビューはいずれも万国博覧会だそうだ。万博で驚きの最新技術を目のあたりにした人々はこう信じたはずだ。未来はす...

気に入った10曲 （その2）

   （5）One Man's Fool (2007 - Remaster)2030年 農業の旅→ ...

澤藤統一郎の憲法日記

 非業の死ゆえに安倍晋三を美化してはならない。アベ政治批判を躊躇してはならない。2030年 農業の旅→...

沖縄愛楽園 松岡和夫さん（1）

 生きて居て何になるかと兵役免除の書類を思い死ぬこと思うこれやこのこれが雪かと掌にのせて茶垣の雪をなめて見ており古里の友らは戦地へ行ったよと苦しき便りを母はたまいぬ学校の休みに励みて得しお金故郷の弟は送りてくれたり病み臥せる我を見舞に来し如く蜂はしばし枕辺におり戦いに変り果てたりとわが聞きし沖縄の緑あかず見て立つ盲友を背負いしままに三度びほどぐるぐる回りて消毒されぬ終戦を盲友は喜び帰り来し沖縄...

星塚敬愛園 つきだまさしさん（9）

うつむいては先が見えないシラスとからいもの大隅半島の黒潮がかきむしる胸元から沖縄の炎を引き太陽が昇ってくる昨夜 あすに向っておれから溢れでた言葉が庭の真赤なカンナの花の上に確信のすがすがしさで星をつつんでいた棍棒にくっついた黒い皮膚が露にぬれボール爆弾がくいこんだ傷がひかっていた七月の朝病友の要求は めしをくいながらうまれるから園内放送はおれを呼びおれも めしをくいかけて飛び出す患者が患者を看る安...

タマネギとグリンピースの煮物

   鍋に出し汁を入れ、醤油、砂糖、酒、みりん、アゲを入れ、煮立ったらタマネギとグリンピースを入れ、再度煮立ったら混ぜて極弱火にして25分煮て火を消し、20分ほど放置し、混ぜて出来上がり。ピーマンの手作りポン酢浸し 万願寺トウガラシという甘系のピーマンで、中の種をとらずに、裏表5分ずつ焼いて火を消し、余熱3分（うっかり20分余り余熱した）でボールに取り出し、醤油大さじ1と半、酢とレ...

阿修羅

 〈赤旗が暴いた！〉保険証廃止は財界発2030年 農業の旅→...

気に入った10曲 （その2）

（4）There Must Be Some Other Way (2007 - Remaster)2030年 農業の旅→  ...

ちょっと一息 ナゾトキラボ

7月11日の東京新聞電子版9面に紹介されていた ナゾトキラボ 「なぜハチの巣は六角形？」2030年 農業の旅→...

沖縄愛楽園 城 郁子さん（2）

ギプスせる足の痛みに醒めをれば風の中なる遠き潮鳴り病めるもの少年と少女朝朝の窓にあかるき声徹（とお）りくるあたらしきカーテン引きて臥す夜半の寝ねがたきまで窓照らす月苦しさに堪へつつをれば窓の外蜻蛉（とんぼ）止りをり動くともなく遠く来て逢ひし子の言葉すくなきを寂しみて夜を長く醒めをり昼の空に浮く白雲の移ろひゆくこの高原にいつまでを病む水たたふる入江の光る火葬場にかなしとぞ見る母焼く煙与へたる手紙幾通...

星塚敬愛園 つきだまさしさん（8）

三州バスセンターで━鹿屋平和委員会結成準備会の帰途僕は 闊歩する自衛隊員の間を通り抜け脊髄を重く病んでいる平和について触角の砥ぎ合わせをやり帰りのバスを待った空いている場所に腰かけたまでだが僕のすぐ真向いの構内掲示板に自衛隊員募集と 行方不明者相談のポスターが上下に貼ってあった「この街は 自衛隊員の楽園ですよ」一人の仲間が言った実感が二つのポスターの構図を拡充していく歴史からの逃亡者と世相からの逃...

厚揚げとピーマン炒め

卵焼き 厚揚げとピーマン炒め上の続きで、油を少し足し、ニンニク1片の粗みじん切り、厚揚げ、ピーマンの順に炒め、醤油とオイスターソースで味付けして出来上がり。トウモロコシ もらったトウモロコシは3～4分茹でて湯切りし、冷めたら包丁でそぎ、ポリ袋に入れて冷凍にし、何かの料理に使う。ハーブティ         左からセイジ、タイム、アップルミント、レモングラス...

ああ押し売り万博

「江草乗の言いたい放題」さんの「ああ押し売り万博」・・・ 東京オリンピックもほとんど見なかったが、2025年に開かれる大阪万博も、自分の中でちっとも盛り上がってこない。ぼくが小学校6年生だった時の東京オリンピックは、学校から帰ると入場行進が始まっていて、食い入るように見て、その後のテレビ中継は今でも記憶に残っている・・・マラソンの円谷選手、女子バレーの金メダル、水泳のアメリカ選手のドン・ショラ...

気に入った10曲 （その2）

   （3）Genesis - Calling All Stations (Official Audio)2030年 農業の旅→ ...

くろねこの短語

 袴田事件の再審で検察が有罪立証の方針・・・「証拠捏造の可能性」とまで指摘された検察による”いじめ”だな！！＆ジャニーズ問題で山下達郎を批判する「そんな方々には私の音楽は不要でしょう」だとさ！！2030年 農業の旅→...

沖縄愛楽園 城 郁子さん（1）

涙出づるまで心素直となりて臥す栴檀の黄の実見ゆる吾が部屋二十幾年相見ぬ父が文くれぬ悲しきまでに心昂る海の見ゆる家にて父母に抱かれたる幼き記憶美しかりき潮騒の音きこえくる松原にいたく老いたる父と会ふ夢母の指環米と代へたる日よりはや十四年過ぎぬ唯病みつぎて我ひとり生みて五十の齢過ぎまだゆたかなる母の黒髪親しみて吾が部屋に来る少女なれば愛しみたりき共に病みつつ少女待ちて長き一日のくれむとす厨に桃の淡く匂...

星塚敬愛園 つきだまさしさん（7）

告白冬のある日 僕は久しぶりに不自由舎の友をたずねた習慣は申し合わせよりも確実に座る場所がきまって火鉢を囲んでいた当てこみをねらってラジオは 李ラインの街頭討論をはじめた━何という政府の無策だ━おれたちはめしを食わねばならんのだぞ  どうしてくれるんだ━あくまでも話し合いでいくべきである━なまぬるいぞ 相手は機銃を持っているんだ━何のための自衛隊だ僕らもささやかな意見を交した「機銃ときくと ぞーっと...

ナスとピーマンの味噌炒め（鍋しぎ）

 熱した鍋に油を入れ、乱切りしたナスを炒め、その後ピーマンを入れ、全体に油がまわったら1カップほどの出し汁を入れ、砂糖と酒を入れ、弱火で10分ほど、蒸すように煮て、味噌をみりんで溶いて入れ、さらに5分ほど煮て出来上がり。ナスとピーマンのなべしぎを参考にしたが、ちょっと作り方を変えた。つまり、炒めるというより蒸し煮にする感じで、フライパンではなく鍋で作ったから「鍋しぎ」と言える？。「白ごはん」さ...

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7月8日 東京新聞電子版 22面 一部抜粋国際原子力機関（IAEA）日本は巨額の分担・拠出金外務省のサイトによると、IAEAの資金は各国の義務的分担・拠出金と任意拠出金で賄われている。外交青書によれば、20年度の外務省の拠出総額は約63億円。総務省のサイトで公表される「政策評価等の実施状況及びこれらの結果の政策への反映状況に関する報告」のうち、15年度分を見ていくと、日本の分担率は10％を超えるとあり、「...

気に入った10曲 （その2）

（2）Genesis - Congo (Extended) - YouTube2030年 農業の旅→   ...

大竹紳士交遊録

隠せなくなってきた日本の産業衰退【金子勝】 2023年7月7日2030年 農業の旅→...

沖縄愛楽園 上間源光さん（6）

御聖堂の庭木の幹にさわりつつ生きる命に触るる思いす白バラの放つ香りに近よりて盲の我は口つけて嗅ぐ盲目わが一日一節覚えいる聖書は詩篇の104篇試練に耐えられぬこと世に無しという聖言に我は励まされおり耳鳴りに風鈴の音は聞こえねど心地よき風の肌なでて過ぐ庭芝が緋色に染むまで散るという梯梧の花びらを拾いくれたり沖縄の慰霊の日をも構わずにアメリカ軍は演習しおり長島の谷川氏に送りし蘇鉄の実生えて楽しむ歌など詠...

星塚敬愛園 つきだまさしさん（6）

歴史の反復らいは 原始病結核は 近代病原爆症は 原子病らい菌は 皮膚と神経をくい漁り結核菌は 肺に巣くい放射能は 出血し内蔵をくい尽くす人間にあとに残る部分は何もないらい菌は 光と空気にふれた瞬間に死滅し結核菌は 数十分うごめき放射能は 光に生まれ 気流でひろがり 地表につもる地面に寝ころぶことさえ出来ない光と空気を隔離するのだ！おれは発見した原始病と原子病の歴史性を底辺から跳躍した科学の頂点で見...

オクラとタマネギの酢醤油炒め

 熱したフライパンに油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切り、トウガラシ1個の小口切りを炒め、タマネギとオクラを入れて炒め、先に大さじ1の酢を入れ、30秒後に大さじ1の醤油を入れ、30秒炒めて出来上がり。卵焼き上の続きで、油を少しだけ追加して焼いたら、少し焦げた。キュウリの塩もみ焼きナスビ定番です。ナスの一瞬漬け    薄くスライスしたナスは塩をふってもみ、5分ほど置いてさっと水で...

今日の気になった記事

 東京新聞電子版 24面 一部抜粋起訴取り消し事案 ようやく記述削除軍事転用可能な装置を不正輸出したとして機械製造会社「大川原化工機」（横浜市都筑区）の社長らが逮捕・起訴され、1年余り後に起訴が取り消された事案について、警察庁は6日夜、インターネット版の警察白書に記載していた関連部分を削除した。同社は約1年前から削除するよう求めており、「対応が遅すぎる」と批判している。事件では、警視庁公安部が...

気に入った10曲 （その2）

 （1）Genesis - The Dividing Line (Official Audio) 2030年 農業の旅→  ...

大竹のもっと言いたい放題

 公安部警察官「まあ、捏造ですね」と証言。大川原化工機冤罪事件【青木理】2023年7月7日（金）2030年 農業の旅→...

沖縄愛楽園 上間源光さん（5）

幼き日に見たりしままの月が見ゆ間もなく盲うと思う眼に反対を叫ぶ声声の渦のなか海洋博の幕は開かる繁栄の陰に今なお沖縄は未収容遺骨数万ありという海洋博の閉会期日迫り来れば友園の友ら次次に来る僅かなる視力にうつる教会の灯りを頼り礼拝に行く外出の自由なきころ登りたる望郷が丘今はひそけし空爆の下に我らを看護（みとり）ましし三上婦長の思い出深し蜩（ひぐらし）はいたく哀しも啼く声に遠き想い出を運びくるなり手のひ...

星塚敬愛園 つきだまさしさん（5）

━そらしてならぬ━長崎原爆青年乙女の会、辻さん、小幡さんへなつかしい長崎の訛りがあった閃光が区切った以前と以後の風景にこころに温めてきた多くの人びとにわたしは会ったあなたの青春にしがみついたわたしの青春が変形したそらしてならぬからあなたのケロイドを焼き付けたわたしの結節のあとの陰影になったあなたの憎しみと希いを掴みとったわたしの絶望やかなしみは塩酸に溶解したあなたが長崎の坂道をのぼるときわたしは後か...

初物 バターナッツナンキン焼き

 熱したフライパンに油を入れ、6～7ミリにスライスした初物のバターナッツナンキンを置き、裏表7分ほどずつ焼いて、醤油をまわしかけて出来上がり。肉じゃが  熱した無水鍋に油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切り、さっと湯通しした豚肉100g、タマネギの順に炒め、タマネギがしんなりしたらニンジンとジャガイモを入れて炒め、全体に油がまわったら出し汁を半カップほど入れ、醤油、砂糖、酒、みりんを入れ...

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 東京新聞デジタル7月6日安倍氏演説中やじ 逆転敗訴男性上告北海道警に排除2019年の参院選で安倍晋三首相（当時）の街頭演説中にやじを飛ばし、北海道警に排除された男女が道に損害賠償を求めた訴訟で、原告の男性は5日、逆転敗訴とした札幌高裁判決を不服として上告した。男性は大杉雅栄さん（35）。6月22日の高裁判決は、大杉さん本人が周囲から暴行を受ける危険や、安倍氏に危害を加える恐れがあったとして、...

気に入った10曲

 （10）Firth Of Fifth (Remastered 2008)2030年 農業の旅→...

週刊金曜日

週刊金曜日編集後記 まだ週刊金曜日のデジタル版の購入には至っていない。同じ頃に東京新聞デジタルが頭をよぎり、瞬間的に東京新聞デジタルを選んだ。週刊金曜日の購入はもう少し先にしたい。2030年 農業の旅→...

沖縄愛楽園 上間源光さん（4）

後遺症の我が手を強く握ります師の感触に心ぬくもる沖縄の溜息の如く潮騒は島のめぐりに夜もすがらなり君のくれしパパイヤ食ぶれば夜もすがら疼きし心臓静もりて来ぬものなべて季節匂わせ狭庭辺の曼珠沙華の早や咲きており抜歯せずよかったでしょうと長田医師の優れし治療に我は癒さる治療おえし盲我れの手をとりて医師は戸口まで送り給いぬ朝夕をたえ間なく磨く夜光貝艶めきいるさま触角で知るかくせねば予算獲れぬ政治なりプラカ...

星塚敬愛園 つきだまさしさん（4）

 削られて私は近づく━━第二病棟にてからだとこころの老い を計測されるように私と妻がそこに立つと扉は無造作に開きふり返ろうとする背中を押しやってぎこちなく閉まる師走の小春日和をもずのこえが突き抜けたようにするどくこの穏やかなときも待ったなしに問われるものいま しずかな息づかいと看護婦や介護員の動くその空気の流れがかすかに通りみちのように私の皮下を流れる「毎日きてくれる友人もわからんし・・・」つる...

豚肉とピーマン炒め

熱したフライパンに油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切り、さっと湯通しした豚肉100g、ピーマンの順に炒め、醤油とオイスターソースで味付けして出来上がり。インゲンの蒸し煮   醤油、砂糖、酒、みりんと出し汁を無水鍋に入れ、生姜1片をすりおろし、煮立ったら食べやすい大きさに切ったインゲンを入れ、再度煮立ったら極弱火にして20分、余熱3分で蓋を開け、混ぜて出来上がり。焼きナスビ熱したフライパ...

後世よ 省みて 絵巻の訴え

インターネットには中毒性があるが、自分の場合、朝夕は田んぼに出る必要があるので、痛烈に「現実に引き戻される」。現実に草刈りをしたり、草取りをしたりの作業がめじろ押しだから。もちろん、ミツバチからも目を離していない。ネットにかじりついていると、姿勢も悪くなるし、目にもよくないし、運動もしない。現実と仮想空間（ネット）の間を行ったり来たりしている。仮想といっても、新聞よりはるかに「深層に迫っている」と...

気に入った10曲

  （9）The Cinema Show (Remastered 2008) 2030年 農業の旅→...

四丁目でCan蛙

 「イニシアティブ制度の導入を」「沖縄戦『退山する者は殺害すべし』」「日本のスポーツは軍隊由来」「安倍国葬強行はウヤムヤ」「武器輸出について」など2030年 農業の旅→...

沖縄愛楽園 上間源光さん（3）

たまさかに君の爆死の跡に来て戦傷に触るる哀しみの湧く労わり合い耐えにし君も今はなく思い出を誘う古びし壕は箱庭に培いしニガ菜の生汁を夏まけの我に盲友が持ち来ぬ秋蝉のじいわじいわ鳴く森の道淡き陽ざしに落葉の匂う君を焼く煙はみ空高く消え木立に小鳥も憂いつつ鳴く祖国の負い目荷わされ来し沖縄の受けたる疵の癒ゆる日は何時戦争で受けし痛みいまだ癒えぬ沖縄にまた自衛隊駐留虐げを受けし黒人米兵がコザの街で暴れて又も...

星塚敬愛園 つきだまさしさん（3）

応えられなくて━━ある独白おかしな病気です若い世代はハンセン病 で理解し五十代ぐらいからはらい でうなずきますその二つとも知らない人たちもいます心臓病 癌 公害病 肝臓病 エイズいろいろな病気があって 重るとかならずと言っていいほどいのちが奪われますらい は一度失えば元に戻らないが重度の身体障害者になってもハンセン病 で死ぬことはありません百五歳まで 生きた長寿者もいました新聞は偽名で小さい記事でし...

ツルムラサキを使った2品

 茎の太い部分は薄切りして3分ほど茹でて湯切りし、マヨネーズで。メンツユ浸しツルムラサキの葉の部分はざく切りして2分ほど茹でて水に取り、水気をしぼらずにボールに入れ、メンツユを入れ、混ぜて出来上がり。メンツユか水を加えながら味を調整する。味噌汁 ニンジン、ナス、ズッキーニ、タマネギを鍋に入れ、水と出汁の素を入れ、アゲを入れ、煮立ったら弱火にして15分ほど煮て味噌を溶き入れ、ニラをふって出来...

気に入った10曲

（8）Genesis - Just A Job To Do (Official Audio) 2030年 農業の旅→    ...

No Nukes 原発ゼロ

 リニアのリスクは十分議論されたのか 「原発震災」を警告していた学者が「待った」をかける理由2030年 農業の旅→...

沖縄愛楽園 上間源光さん（2）

気づかいし君は正気に戻りいて明るきメロディーのギター爪弾くそれぞれの苦悩は知らず独房に狂える人の歌声かなし潮騒は遠くよりしてひそかなりい寝難き夜の既に深まるアオサかく媼らの歌が潮風に途切れとぎれ透り来るなり旧正には姪等が会いに来るという便りに弾む病み古りしわれ平和への願いはむなし嘉手納基地にB52が待機し続く暁のねむり妨げB52編隊の過ぎぬ島を搖すりてベトナムの戦雲激しくなりにつつ土地接収に住民いら...

星塚敬愛園 つきだまさしさん（2）

子供の日に児童は人として尊ばれる児童は社会の一員として重んぜられる児童はよい環境のなかで育てられる━児童憲章全文その子供は未感染児童と呼ばれました明け方に夢をみましたらい療養所の廃墟に建った母子像の物語りをきいていましたその日 嵐のように通学拒否のはげしい声がおそってきましたその子供は戦災孤児と呼ばれました明け方に夢をみました平和の塔の前で戦争のオトギ話をきいていましたその日 押しつぶすようにジェ...

ナスの味噌煮

熱した鍋にゴマ油を入れ、乱切りしたナスを炒め、全体に油がまわったら、ひたひたに出し汁を入れ、煮立ったら弱火にして15分煮て、味噌をみりんで溶いて入れ、1分煮て出来上がり。厚揚げとピーマン炒め熱したフライパンに油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切り、厚揚げ、ピーマンの細切りの順に炒め、醤油とオイスターソースで味付けして出来上がり。キュウリの酢の物  スライサーで薄切りしたキュウリをボールに入れ...

新曲 「渋谷のマリア」 おかゆ と検索したら・・・

 7月4日 東京新聞 23面に載っていた記事で、歌を聞いてみたいとタイトルのような検索をしたら、東京新聞の記事がすでにネットに載っていた。東京新聞ぼくも都会が大好きだ。青春の彷徨 還暦の彷徨 今年は古希の彷徨を新曲「渋谷のマリア」おかゆ 2030年 農業の旅→...

気に入った10曲

 （7）Second Home By The Sea2030年 農業の旅→ ...

ArcTimes

日本の神社で一番儲かっている明治神宮 市民の寄附による外苑を再開発でいいのか / ゲスト・前川喜平さん（前文部科学省事務次官） 2030年 農業の旅→...

沖縄愛楽園 上間源光さん（1）

父と我と弟と三人ありし日の炭焼く夢のさめて恋しも悲しみの極みなる通夜に吾が妻の亡き骸に来る蚊をば追いにき亡き父と登りし故郷の山の上の基地のあかり療園より見ゆ幾年か妻と炭焼き親しみし故郷の山も基地と化しおり昨日まで語りし友が早逝きぬ吾れ悲しみて遺骨を拾う戦時下は疎開せし子に抱かれて君の遺骨は故郷にかえる児童らと吾も登りぬ三上婦長の徳をしのびて名付し杜に古里の山も米軍に測量さると朝茶のみつつ翁は嘆く朝...

星塚敬愛園 つきだまさしさん（1）

妹の骨を抱いて去ったときのままの 山や川があるかつての日 八年間通学した道を一歩一歩がたまらなくなつかしいのにらいを病むわたしは 人の眼をさけ妹の骨をじっと抱いて夜道を急ぐ「少女寮でわたしは病気が重いから 乙女寮に移るまで生きていないかも知れない・・・」と言っていた通りになって二十二年一月五日朝十五歳で死んだその年の四月 沖縄帰還があった故郷への想いは絶ちがたく戦禍のままの沖縄に帰る病友と早岐駅で...

オクラの酢醤油炒め

熱したフライパンに油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切り、トウガラシの小口切りを入れて炒め、タマネギ少々と縦に切ったオクラを入れて2分ほど炒め、先に酢を入れ1分ほど炒め、その後醤油を入れて炒めて出来上がり。チャーハン  熱したフライパンに油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切り、ベーコン2枚の細切り、細かく切ったニンジン、ピーマン、タマネギを入れて炒め、醤油とオイスターソースで味付けして火を止め...

気に入った10曲

  （6）Mama (Remastered 2007) 2030年 農業の旅→ ...

四丁目でCan蛙

 「G7首脳成果文書のALPS処理水の日本語仮訳と英語正文の違い（西村カリン記者）」「ジャニーズ性被害告発とBBC記者」などアレコレ2030年 農業の旅→...

星塚敬愛園 蘇鉄 稔さん

 詩神のところへ地獄へ たれがゆくものか天国から迎えにきても行かないぞきらわれ憎まれ すねた私をみんなして地獄行きにきめたとしても行かないぞ私は下手な詩を書いたが素直な人間らしい人間になることを希ったのだから生命の終る日詩神のお迎えを受けるのだ。蘇鉄 稔さんの略歴1910年9月5日鹿児島県に生まれる。小学校教師をしていたが発病し、1939年4月30日星塚敬愛園に入所。1977年2月22日死去。...

星塚敬愛園 山下紫春さん（7）

視力出てお伽の国に似て花見草千里患者総出の蕨（わらび）狩り春眠をつぎつぎ起こし検温器目に青葉イワシで我慢するとする参考（「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」とは、江戸中期の俳人・山口素堂（1642～1716）の作。 目にも鮮やかな「青葉」、美しい鳴き声の「ほととぎす」、食べておいしい「初鰹」と、春から夏にかけ、江戸の人々が最も好んだものを俳句に詠んでいます。）汗だくのナースに済まぬベッドバス牛飼いの匂い鼻...

ツルムラサキのゴマ和え

ツルムラサキの太い茎は薄切りして1分早く入れ、その後、ざく切りした葉の部分を入れ2分ほど茹でて水にとり、水気をしぼりながらボールに入れ、醤油、砂糖を入れ、みりんと酒も少し入れて混ぜ、すりごまをふり、混ぜて出来上がり。厚揚げとズッキーニ炒め熱したフライパンに油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切り、厚揚げ、ズッキーニの順に入れて炒め、醤油とオイスターソースで味付けして出来上がり。レタスチマサンチュという...

明日につながる…態度

時間が来たから今日はこれまで。朝から、今日の身辺テーマは何にしようかと考え、今の時間まで決まらなかったら、今日はもう書けない。あきらめずに直前までトライを続けていたなら、それは明日につながる・・・大事な態度価値。2030年 農業の旅→...

気に入った10曲

   （5）Dodo / Lurker (Remaster 2007)2030年 農業の旅→ ...

No Nukes 原発ゼロ

 こちら特報部 「死の商人」と言われ賛成派が猛反発・・・これって「言葉狩り」 元技術者も懸念する防衛産業強化法案2030年 農業の旅→...

星塚敬愛園 松田一夫さん

確証━ある患者のノートより私ガココニ入ッテカラ十四年モタッタアマリニモ長イ歳月ハ私ノ感情ヲ奪ッテシマッタ悲シミモ嘆キモ私ニハ他人事ト同ジデス化物ノヨウニ腐レ果テタ顔ツブレタ眼坊主頭ノヨウナ手私ハ自分ノ醜悪サヲ良ク知ッテイマスシカシソレハ外観ニ過ギマセン私ガ十四年間生キテキタノモ死ヌ事ガ出来ナカッタノデモナクマタ惰性デモアリマセン私ニアタエテアル生命ヲ唯一筋ニ守リ抜コウト思ッタカラデス私ノ顔ヲ見テオ...

星塚敬愛園 山下紫春さん（6）

 帰省してまだ偏見の目が残り温床を出て怯えてる白い杖五月晴れですよとナース脈をとりよく聖書読んでくれてたナース嫁ぎ恙（つつが）なく生きて私も妻も古稀寝て福を待つには長い闘病記療養のおかげ句を知り神を知り初義足春まだ浅き庭を試歩療園が養老院に衣替え教会へそれが私の初詣で 2030年 農業の旅→...

キュウリの酢の物

 キュウリはスライサーで薄切りして、塩をふってもみ、何回かもみながら30分以上置き、キュウリがしんなりしたら水で洗い流し、水気をしぼりながら元のボールに入れ、ラッキョの古漬けの酢を入れ、醤油を少し入れ、カニ風味カマボコをほぐしながら入れ、混ぜて出来上がり。味噌汁 ニンジン、タマネギ、ジャガイモ、ズッキーニ、ナスビを鍋に入れ、水と出汁の素とアゲを入れ、煮立ったら弱火にして一昨日のチヌの塩焼き...

気に入った10曲

  （4）Abacab (2007 Digital Remaster)2030年 農業の旅→...

ついっちゃが

 【政治を身近に】＃増税反対デモがトレンド入り【動画】2030年 農業の旅→...

星塚敬愛園 園井敬一郎さん（3）

 男でしょうと婦長に手術励まされ朝顔の花を数えていい目覚め天皇をまた神様にする気配療園に老いて今年も誕生日追い越した人の腰にも万歩計直ぐ治るつもりで入所五十年遠く置くふるさとだから美しい療園で生きた仮の名半世紀俳句中また父さんのから返事園井敬一郎（藤岡千代次）さんの略歴星塚敬愛園。昭和13年17歳で入園。3年後、社会復帰し大阪で本屋に住み込みで働く。故郷の広島に原爆が投下され叔母を失う。昭和2...

星塚敬愛園 山下紫春さん（5）

水と空気だけは自慢の療養所秋晴れを散歩このまま故郷まで兵役に漏れそれからを療養所父の墓近ければなと菊も咲き信仰の心にプラス十七字療養の二字四十年背負わされ饒舌がまた来て聖書閉じさせる療園の夕餉は早し日脚伸ぶよちよちの義足励ます揚げ雲雀診察に行くだけのもの一張羅（目が見えず、義足でも、診察に行かれる時は、きちんとした格好で行かれた）2030年 農業の旅→...

初物 オクラとインゲン

  初物のオクラは2分ほど茹でて水に取り、薄切りしてカツオブシをふり、醤油で。インゲンの蒸し煮  熱した無水鍋に半カップの水を入れ、醤油、砂糖、酒、みりん、オイスターソースを入れ、生姜1片をすりおろし、煮立ったら食べやすい大きさに切ったインゲンを入れて混ぜ、再度煮立ったら極弱火にして20分、火を消して余熱5分で蓋を開け、混ぜて出来上がり。エンサイのめんつゆ浸し エンサイは葉軸と...