個人事業主として活動時の投稿です。 サランリーマンに戻るので、新規投稿はありませんが、参考になることがあれば幸いです。
自分のアイデアがベースとなった商品を多くの方に使って頂きたい!多くの企業の商品づくりの支援をしたい!という思いで独立開業しましたが、諸々の事情により、個人事業主として事業を継続することができなくなり、サラリーマンに戻ることになりましたそのため、このブログ
共有の知的財産権について、両者でちゃんと取り決めをしていますか?
オープンイノベーションという言葉を耳にするようになって久しく、多くの企業が大学等と共同研究や共同開発を進めています。また、企業同士でも、新商品や新サービスについての共同開発を進められています。このように、複数の組織が共同研究や共同開発を行った場合、その成
新商品の企画開発と知財の権利化は、マーケティング戦略における戦術です!
企業における経営戦略とマーケティング戦略は表裏一体の関係とも言われています。具体的には、経営戦略とは、企業の経営目的を達成させるための方策全体を言い、マーケティング戦略とは、企業のおかれている現状を把握し、経営目的を達成させるための中長期的な計画をたてる
4月5日に韓国LGがスマホ事業の撤退を発表しました。4月5日付の日経新聞の記事には、「…外部への技術流出を懸念して売却を断念した。…コスト削減を進めたが、黒字化の道筋が見えなかった。事業を売却すれば自社のスマホ関連の特許が外部企業に渡ってしまうという懸念も
なぜアイデアを権利化すのか?主たる目的は、自分(自社)のアイデアを守り、第三者にアイデアを自由に使われないようにするためです。アイデアを権利化する場合、特許で権利化するか、実用新案で権利化することになり、何れで権利化しても、権限のない第三者が権利を侵害し
特許事務所から送られてきた特許・実用新案の出願用の原稿に、意味のない請求項はありませんか?チェック段階で指摘しましょう!
特許等の知的財産権を取得するための書類作成には、法律的な知識や技術的な知識が必要で、さらには、出願書類の内容の良否を判断するための審査基準等の知識も必要です。知的財産に関する法律は、色々な規定が絡み合っており、さらに審査基準の内容を踏まえると、出願書類の
自社の新商品の企画・開発は、プロダクトアウトですか?それともマーケットインですか?
「プロダクトアウト」/「マーケットイン」という言葉を聞かれたことはあるでしょうか。「プロダクトアウト」/「マーケットイン」とは、メーカーが新商品を企画開発する際の姿勢(態様)をいいます。「プロダクトアウト」/「マーケットイン」のそれぞれについて、簡単に説
みなさん、開放特許ってご存じですか?「開放特許」は、第三者に対して実施の許諾の準備がある特許を言います。簡単にいえば、開放特許とは、特許権者が第三者に使って貰っていいですよ!といっている特許をいいます。「開放」と聞くと、自由に使える特許。ただで使える特許
以前、「〇〇戦略という罠にはまっていませんか?」という投稿をしました。この投稿では、戦略立案で満足し、戦略あって戦術なしの状況になっていたり、戦略と戦術とが乖離している状況になっているケースが多いということ書いています。このように「戦略」中心の状況になる
基礎となる技術があるからといって、安易に商品開発に着手すると経営を圧迫することもあります。
先日、新規事業を計画されている企業経営者と面談する機会がありました。その企業経営者によれば、新規事業には、基礎となる技術(大学の教授が研究され、理論的に確立されている(必要なエビデンスが揃っている技術))を利用した商品が必要であり、この技術をベースに商品
特許等の知的財産権は、独占排他権であり、権利の範囲内において、業として商品の製造・販売等を独占的に行うことができます。特許等の権利を取得している企業は、市場を独占し、自社が製造・販売すれば、第三者に支払う中間マージンが少なくなって利益率は高まるため、市場
知的財産権がなくても商売はできます!しかし、最低限のリスク回避の対策が必要です。
私が特許事務所に勤務しているときは、権利化できるアイデアやデザインについては、企業に対して権利化を積極的に薦めていました。しかし、権利化には思った以上の費用がかかり、企業規模が小さいと、その費用は馬鹿にならず、途中で権利化を断念される場合もあります。現実
新商品に含まれるアイデアやデザインを権利化しておくことは、そのアイデアやデザインを独占的に実施できるため、企業にとって多くのメリットがあります。ところで、アイデアやデザインを権利化するために、特許事務所に出願の依頼をすると、出願するだけで少なくとも20万
「新商品」には、既に存在する市場に投入されている先行商品に対し、新しい機能を付加したり、機能や性能を改善したりした「改良型の新商品」と、比較の対象とされる先行商品(既存商品)がなく、新規な市場も作り出す「新規型の新商品」があります。 これに伴い、「商品
商品企画開発は、ものづくり企業の本業である「ものづくり」で、業績の改善・維持・向上を図ることを目的に行います。 これを達成するためには、企業にとっての売上・利益が安定するように、商品開発のスケジュールにおけるスタートとゴールのタイミングを決める必要があり
コモディティ化とは、メーカー毎の商品の個性がなくなり、消費者がどの商品を選択しても大差のない状態をいいます。そのため、市場に出回る商品のコモディティ化は、価格競争等に追い込まれる要因とも言われています。では、このコモディティ化を回避するにはどのようにすれ
先日、ニッチ市場を対象とした商品を製造・販売されている中小メーカーの社長にお会いする機会がありました。その社長は、先代から経営を引き継がれた後継社長です。先代の社長(現会長)は、アイデアマンで商品開発に積極的に取り組まれていました。それもあり、後継社長が
新商品が完成すると、早く市場に送り出したいという気持ちがはやります。私も「Eare」が商品になったとき、早く売りたい!いっぱい売りたい!といった気持ちになりました。みんな同じ気持ち。わかります!でも、このはやる気持ちが、やらかしてしまったという事案があります
先日、商品づくり支援のPRを兼て、中小メーカーの経営者の方をお会いしました。今、日本では後継者不足が問題視されていますが、その中小メーカーは、無事に、創業者のご子息が後継者になられ、社長として活躍されています。これまでも、創業者の後継者として社長になられた
知財業界で「リエゾン活動」が重要!なんてことが良く言われます。しかし、「リエゾン活動」というと、リエゾン?何?って感じになられる方も少なくありません。この「リエゾン」という言葉をウキペディアで確認すると、「フランス語などで、通常は発音されない語尾の子音字
価値のあるアイデアまでも売り逃げ商品にしてしまっていませんか?
100円均一ショップのアイテム数は何万点もあり、 ダイソーでは、 約70000万アイテム、 毎月投入される新アイテム(商品)は、800アイテムもあるそうです。こんなにもアイテムがあると、 「すごい!」「これは便利!」「これが100円?」と思えるものも
新商品開発を進める上で知財調査はいつの段階で行っていますか?
特許事務所には、完成した新商品(もちろん、公知になっていない状態の商品が原則です)が持ち込まれることが多く、特許事務所は、その新商品に関連する発明や意匠についての権利化の支援します。この権利化の支援において、登録性(権利化の可能性)を確認するために、先行
以前、「新商品のアイデア出しに苦労していませんか?」という投稿において、アイデアは、決して無から直感で生み出されているのではなく、情報の組み合わせ(足し算、引き算、掛け算、割り算)で生み出されるということ書きました。この記載からもお判りのように、アイデア
機能追加(プラスα)だけを他社商品との差別化と思っていませんか?
前職で商品開発コンサルタントとして、中小企業の商品開発の支援に併せ、営業活動もしていました。商品開発は、ものづくり企業の根幹ともいえるため、営業活動の対象は、企業の経営者クラスの方々です。この営業活動において、経営者に対し、現状の商品開発の状況や開発の成
特許権や意匠権等の知的財産権は、独占排他権と言われ、権利者は、権利の範囲内において、第三者の製造・販売等を排除して商品を独占的に製造・販売等を行うことができます。この点については、知的財産権を取得するメリットとして多くの方がご存じだと思います。しかし、知
私は、メーカーで色々な商品を企画・開発を経験してきたこともあり、知財業界でもやっていけると思い、知財業界に入りました。しかし、現実はそんなにあまいものではありませんでした。私のデビュー作は、アイデアレベルのものであり、緊急を要しない案件でした。私としては
眼鏡が曇りにくい?! 本当? Eare(エアレ)の機能について検討してみました。
久々に、マスク用補助具「Eare(エアレ)」に関する投稿です。周囲のみなさんのご協力もあり、マスク用補助具「Eare(エアレ)」をリピートして頂けるようにもなりつつあります。非常にありがたく思っています。ただ、個人事業主ということもあり、大手小売り企業は相手にし
つい先日、「アフターコロナで需要が上がる職種・下がる職種とは? データでみる日本の労働市場の現況と未来。」という投稿を発見し、Facebookにもアップしました。この投稿の中で、「今後必要とされる10個のスキル」として、 1.分析的思考とイノベーション 2.アクティ
これまで、ものづくり企業の経営者や管理職の方々に対し、現場での状況を知って頂きたい、現実の問題に気づいて頂きたいという思いで、ブログを更新してきました。しかし、なかなか思いは届かないものですね…先日の投稿で、そろそろタイムリミットと書きましたが、そろそろ
市場調査や知財調査等の種々の調査では、種々の情報を取扱います。例えば、市場調査には、アンケート調査があります。このアンケート調査の場合、その調査から得られた情報はどのように取り扱われているでしょうか。多くの場合、アンケート調査の結果を数値化し、それをグラ
特許事務所で長年勤めていると、セミナーの講師の依頼がくることがあります。それもあり、新人教育やリーダー教育という名目のセミナーの講師をしたり、不特定多数を対象とした無料セミナーの講師をしたりしてきました。その中で、本当にこのセミナーに意味があるのかなぁ~
本日は、2連投になってしまいました。その理由は、最後に書いてありますので是非お読みください。知財(特に特許の場合)において、「広くて強い権利」が良いとされています。この「広くて」というのは、権利の範囲が広いということであり、例えば、他社が材質や形態等を変
知財業界では「知財戦略」って多用されていますが、企業にとっては戦術です。
今回は、以前投稿した「〇〇戦略という罠にはまっていませんか?」でも触れた「知財戦略」に限定した内容の投稿です。かぶっている部分が多くてすみませんが、お付き合いいただければ嬉しいです。知財業界にどっぷりつかっていると、「知財戦略」という言葉が飛び交います。
新商品を企画・開発を進めると、色々なアイデアが出てきます。その中で、どのアイデアを採用するか判断するに当たり、何を基準に決められていますか?もちろん、そのアイデアを商品化すると売れるかどうかで判断されると思います。私の場合、商品の企画・開発や知財の知識や
個が欠けると、企業の弱みになることがあることを忘れていませんか。?
新規事業や新商品を企画する上で、自社分析を行うことがあり、この自社分析を行う際、SWOT分析等のフレームワークを活用されているケースが多いのではないでしょうか。SWOT分析やクロスSWOT分析等では、自社の強みや弱みを洗い出す作業があります。私が前職で中堅メーカーの
「良い商品、良いサービスを作るだけでは、これらは売れない!」というフレーズを耳にされたことはないでしょうか。 これは、「顧客が、商品やサービスを認知し、商品やサービスに興味を持たないと、商品やサービスが売れない」ということです。 商品やサービスを提供し
私が社会人になった30年前、情報収集は足で稼ぐことが主流でしたが、今では、ネット経由で色々な情報を入手できる時代になり、非常に便利な時代になりました。しかし、その業界でプロとして活動している人にしてみれば、?と思うような情報や、誤解を招いているような情報
市場(ターゲット)をずらせば商品の市場価値がアップすることも!
20年以上も前のことになりますが、メーカー時代、新商品の企画の仕事をしていました。この仕事の一環として、国内外の業務提携先(主として技術提携先)の探索も行っていました。それもあり、1年間でパスポートにハンコを押してもらえるスペースがなくなるほど、国内外を
新商品を企画・開発するとき、顧客の声を聴いてニーズを捉えることが重要と言われています。 商品開発や商品企画を担当されている方であれば、当然、理解されていることでしょう。 また、マーケティングに精通されている方であれば、 ニーズには、必要レベルのニーズ(
ビジネスを行う上で、経営戦略、商品開発戦略、知財戦略等、〇〇戦略というキーワードをよく耳にします。経営コンサルタント(コンサルティングファーム)においても、企業を相手に〇〇戦略の立案を強味としているところも多数あります。 この「〇〇戦略」は、経営や事業
「知財をビジネスに!」「知財で稼ごう!」なんて聞かれたことはありませんか? 特許庁を筆頭に、知財業界では「知的財産権」の取得や活用を推進させるために、「知財をビジネスに!」「知財で稼ごう!」と企業側に対して「知財」を最前に押し出しています。 私はメーカ
ここ最近は、知財絡みの投稿が多くなっていたので、商品企画・開発の投稿もと思っていたところです。 が、あるブログを見て、ん?というのがあったので、今回も知財絡みになってしまいました あるブログは、企業内の知財部員?弁理士?の方のものだと思うのですが、そのブ
「発明発掘」って聞かれたことはあるでしょうか。「発明発掘」とは、簡単に言えば、出来上がった商品やアイデアに含まれる発明を探し出すことを言います。特許事務所の業務は、特許庁に対して提出する書類の作成がメインとなりますが、この「発明発掘」を行うこともあります
特許事務所には個人~大企業まで様々なお客様がお越しになられます。 当然、その中には、新規のお客様も居られるわけですが、 その新規のお客様には、これまで付き合いのあった特許事務所に不満を持たれ、新たな(対応のよい)事務所を求めて相談に来られるお客様が居られ
これまでセミナーや人材育成支援をしてきました。 その中で、参加者の皆さんに対し「マーケティング」とは何か?と聞きますと、商品PRすること、営業すること等、様々な答えが返ってきます。 では、なぜ、統一した答えが返ってこないと思われますか? 私が商品開発コ
ある展示会で、公的機関の相談員もされている中小企業診断士の先生とお会いする機会がありました。その先生とは初見ということもあり、ご挨拶程度で立ち去ろうとしたところ、先生からの質問です。「お仕事は何をされているのですか?」営業しようとしてるのかな?と思いつつ
調査・分析で「言葉の意味」と「言葉の意味の広がり」を意識していますか?
情報社会と言われる現在では、インターネットを活用すれば、様々な情報を入手することができます。この情報入手に際し、多くの方はキーワード検索を利用されると思いますが、検索するキーワード(言葉)の意味や意味の広がりを意識されているでしょうか。多くの方は、対象と
これまでお付き合いさせて頂いた企業の中には、新商品の開発を積極的に行おうという意識があるにも関わらず、新商品がなかなか出てこないと言われる企業がありました。 これらの企業は、新商品が出ない理由として、「アイデアがない」、「アイデアが出てこない」と言われ
私が社会人になったバブル崩壊前は、当然に景気が良く、黙っていても商品が売れていました。そのため、商品の製造・販売だけで十分な収益が得られるため、知財を経営に活かすことを考える企業は、数えるほどしかありませんでした。しかし、バブル経済崩壊後は、商品が売れな
売れる商品をつくるには、市場(ユーザー)ニーズを捉えることが重要です。このことは、多くの方が知っています。しかし、市場ニーズとは何か?という問いに対し、市場が求めていること、お客様が欲しいと思うこと、等々、様々な回答が出てきます。これでは、複数の関係者が
本屋に行くと多くのビジネス本が陳列されています。その中で、目につくのは、「●●戦略」というビジネス本。自社の経営を継続・発展させるため、自分の仕事に成果を出すため、等、色々な理由で、多くの人が手にされているのではないでしょうか。特に、上手くいかない状況に
本当にその商品に魅力はありますか?商品の魅力だけで売れていると思っていませんか?
以前、「中堅・中小企業の経営者・開発責任者対象」ものづくり企業の製品開発と知的財産の在り方というテーマでセミナーを行ったことがあります。 なぜ、このテーマにしたかというと、これまで多くの企業担当者とお付き合いしてきた中で、やるべきことを気づかず、或いは
市場の環境は日々変化しています。このことは、多くのものづくり企業が認識し、変化していく市場に対応する商品を開発しようとしています。また、成長するものづくり企業は、新商品の開発を止めることなく、継続的に行っています。このように商品開発を進める企業は、商品の
なぜ、「商品づくり支援」と「企画商品の販売」を行っているのか?
今回は、なぜ、Imcurrent(私)が 商品づくり支援と企画商品の販売を行っているのかという点について書いてみたいと思います。 私は、大学卒業後、産業機械メーカーに就職し、約10年間、商品開発や企画の仕事をしていました。この10年間の間に、技術的なこと
これまで、多くの企業担当者とお付き合いさせて頂きました。 多くの担当者は、「人間性」の良い方ばかりでした。 しかし、自社の利益を考えて行動する方が少なかったように思います。 いやいや、「自社の利益を考えていない担当者なんかいないよ!」と言われる方もおられ
【商品づくり】あなたの商品は、最初の思い通りになっていますか?
今回は、ものづくり企業の商品開発の現状について書いてみたいと思います。私は、商品づくり支援を提供する前、約17年ほど特許事務所で商品になる直前のアイデアを特許権や実用新案権にする仕事をしていました。お付き合いさせて頂いたお客様の大部分は、中小企業でしたが
前回は、マスク用補助具「Eare」について、ざっくり説明させて頂きましたとおり、この「Eare」は、口元や鼻へのマスクの貼り付きや、息苦しさを緩和することができます。また、変形(折り曲げ)できる素材の採用することで、マスクを鼻の形に合わせて変形させることができ、
タイトルにあるマスク用補助具「Eare」 ご存じの方は、少ないでしょうね昨年の11月2日から販売を始めましたが、企業のような大胆なことはできないで、身近な方から使って頂くことからスタート。 でも、ちゃんと特許出願や商標登録出願もしてあるんです。 この商品は、
2020年10月1日に屋号をImcurrent(インカレント)に個人事業主として独立開業しました。 Imcurrentは、Im(非や無といった意味の接頭語)+Current(現在)の造語で、 「今を否定し(現状を満足せず)、希望のある未来に向けて」という思いを込めて命名
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