【新規投稿の告知が反映されませんが、ほぼ毎日更新中】南インドのバンガロール在住ライター坂田マルハン美穂のブログ。
🌸Photos/ April 2003, Washington, D. C. 今年もまた、米ワシントンD.C.のポトマック河畔で、桜が満開になり、多くの花見客でにぎわっているとのニュースが届いた。 毎年、D.C.の、桜の開花のニュースを目にするにつけ、2004年4月7日に他界した同じ歳の友人、小畑澄...
インドやネパールで「春の到来」を祝するヒンドゥー教の祝祭日ホーリー。今年は今日から明日にかけて。特に北インドで盛大に行われるこの祭り、この日ばかりは誰彼構わず、色粉や色粉を溶いた水を人々にかけあう。 豊作を祝う祭りという説もあれば、魔除け説あり、クリシュナと恋人ラーダという女神にまつわる伝説がルーツ...
四季の移ろい緩やかな南天竺デカン高原に、再び盛夏が巡り来る。 木漏れ日の揺らぎ茫然と見つめ、猫らも人間らも、気怠く緩やかな土曜の午後。 露店の黄金色マンゴー、山と積まれたスイカ、喧騒の路傍を彩り、 街を覆う樹々は町の随所で、その花を咲かせる。 桜の如く薄桃色に中空を彩るはピンク・テコマ。 薄紫のジャ...
☕️ARAKU COFFEEのすてきなカフェレストラン、遂にオープン
わたしにとって、バンガロールで最もお気に入りの場所が、またひとつ増えた。ここは間違いなく、これからもしばしば、訪れることになるだろう。 貧困層支援の慈善団体創設者であり、実業家であり、ソーシャルアントレプレナーでもある友人マノージ。彼が20年以上に亘って構築しているソーシャル・エンタープライズのAR...
【再掲載】インド国憲法草案者、アンベードカルとインド仏教、そして日本人僧侶、佐々井秀嶺上人
わたしは敬虔な仏教徒でもなければ、仏教に詳しいわけでもない。 しかし、近代インドの歴史を知る上で不可欠なアンベードカル博士の生涯、そしてインドにおいて半世紀以上にも亘り、壮絶なまでに身を賭して、虐げられし人々を救済し続けている日本人僧侶、佐々井秀嶺上人の足跡を知って以来、ひとりでも多くの日本人に、わ...
市街北部のヤラハンカに建設中の新居。ようやく内装を詰める段階、今日はキッチンまわりの最終打ち合わせ。諸々の進捗を確認して帰路、久しぶりに韓国料理店のアリランでランチ。 バンガロールの北部郊外には、いくつかの慈善団体があることから、ミューズ・クリエイションのメンバーと訪問をした帰路、ここに立ち寄ってラ...
【復習】ジャングルの話題から派生して、環境問題やアートの話など ◉バンガロールのゴミ処理を巡って/インドのゴミ処理事情(2016年) http://www.museindia.info/museindia/garbage.html ◉インドのゴミ処理を巡る旅。ぜひ読んでください。(2011年) ht...
【部活の参考資料】ニルギリのジャングル/戦後の日本に贈られた象インディラの故郷
【ジャングル旅の記録ブログ】 ①15年ぶりのジャングル。マイソールを経てカビニまで、3泊4日旅の始まり https://museindia.typepad.jp/2021/2021/03/kabini01.html ②カヴェリ川のほとりにて。トラ、ゾウ、シカ、サル……動植物の楽園。 https://...
その他のワイルドライフ。ヒト科ヒト属ヒト(ホモ・サピエンス)。 ドレスコードは「白」。1920年代、欧米で流行ったリゾートのパーティファッション。ロバート・レッドフォードの『華麗なるギャツビー』を彷彿とさせる退廃@ジャングルにて。 初日は「音楽がうるさすぎる」などと言っていたのは誰だったか。ミューズ...
バズーカ砲みたいなカメラで、友らが撮影した動物たちも、次々にシェアされてくる。最近、バードウォッチングを始めたという友人Shruthiが、持参のカメラで撮影したトラも鮮やか! すばらしい!! ちなみに、我々ツーリストのジープや船は、動物から最低でも25メートル、離れていなければならないという。ゆえに...
バードウォッチング。南インドのおいしい朝食。朝からMoëtる。
鳥や虫。生き物の鳴き声をかき消して、人間の音がうるさすぎた昨夜。大音響のエンターテインメントがスタンダードのインドにつき、段は郷に入れば郷に従え。しかし昨日ばかりは、早めにパーティを抜け出して就寝。 今朝はバードウォッチングに参加するため早朝起床。 ガイド氏の引率で、カヴェリ川のほとりを歩きながら、...
カヴェリ川のほとりにて。トラ、ゾウ、シカ、サル……動植物の楽園。
マイソールから約2時間半のドライヴを経て、南インドの尊き水源、カヴェリ川のほとりのリゾートへ。 どんなワイルドライフ(野生動物)に会えるだろう。 心地のよいコテージにチェックイン。今回、YPOのメンバー家族が貸し切っての一大イヴェント。やがて友らもやってきて、いつものごとく、大賑わい。 我々がむしろ...
🚙15年ぶりのジャングル。マイソールを経てカビニまで、3泊4日旅の始まり
ホテルの壁とファッション・コーディネートしている夫。 旅の前日、YPOのイヴェント主催者から届いたピクニックセット。道中のおやつに。旅の気分が盛り上がる。 目的地はカビニ。どんな動物たちに出会えるだろう。 出発前のPCR検査@自宅。朝、検査して、夜、結果が出る。こういうサーヴィス、本当に早いインド。...
◎「不易流行」を体現する日々を過ごす中、この1カ月あまりは、Clubhouseという新しいソーシャル・メディアを通して、稀有な出会いを経験している。声による言葉のやりとりのなかで、かつてない人間関係の萌芽を経験するなか、インド関係のお部屋で出会った方々と、「手書き」について語り合おうということになっ...
四季の変化に浅く、季節の移り変わりが緩慢なバンガロールだが、そのときどきで異なる自然が息吹いている。「樹の花」が咲き誇る季節の今、悠然と舞うトンビの視点を借りて、中空を旋回しながら、この街を見下ろしたい。 透き通るような薄紫色の木の花は「ジャカランダ」。よく見ると、トランペットのような形をしている。...
2021年も3月半ばとなりて。 デカン高原、バンガロールにも夏の匂いが漂う時節。 空はいよいよ青く、緑はまばゆく瑞々しく。 これからは幾つもの種の木の花が、中空を彩る。 COVID-19世界に突入して1年。 去年の今ごろの、心許なさが蘇る。 遥か人類の歴史を遡れば、この刹那、目に見えぬほどの小さな翳...
2021年も3月半ばとなりて。 デカン高原、バンガロールにも夏の匂いが漂う時節。 空はいよいよ青く、緑はまばゆく瑞々しく。 これからは幾つもの種の木の花が、中空を彩る。 COVID-19世界に突入して1年。 去年の今ごろの、心許なさが蘇る。 遥か人類の歴史を遡れば、この刹那、目に見えぬほどの小さな翳...
【部活の復習】印パ分離独立と日本/夫の祖先&血縁に見る無数のドラマ
↑インディラ・ガンディ元首相と、夫の祖父、Dev Datt Puri. 2013年、『インド・ライフスタイルセミナー』と称し、インドの歴史や文化、日常生活など、多岐に亘るセミナーを本格的に指導して8年。 歳月を重ね、知見が増すに比例して、資料はどんどん厚くなり、情報の取捨選択をどうすべきか、頭を悩ま...
✏️ミューズ座談会シリーズ (5) 明日、「手書き」を語り合う
坂田にとって、初めての日記は小学校入学を控えた3月。ランドセルを買ってもらったうれしさを記した。当時の記録は断片的だが、13歳で「非常に好きな男子」ができたのを機に、「誰にも語れぬ心のうち」を、日記に記し初めて幾星霜。途絶した時期もあったが、日記を書くことがわたしに与えてきた作用は計り知れない。 加...
なにをしても、ひとり。 なにをせずとも、ひとり。 初夏の風吹くデカン高原。 見知らぬ土地を、彷徨い旅した日々の遠く。 記憶の固執。 忘却できぬは、ときに苦悩。
【ホームページ『インド発、世界。』に眠る「旅するミューズ」の記録から】 ✈︎インド旅の記録のコンテンツ(2001〜) 🌴ケララ州 ◉インド彷徨/米国在住時のインド旅。初のケララ旅の記録あり(2004) ◉海とバックウォーターと。美味シーフード、朝な夕なの絶景。(2016) ◉現代美術の国際美術展覧会...
🏥COVID-19ワクチンを接種。インドにおけるワクチン事情の断片をレポート
3月10日、わたしはCOVID-19のワクチンを接種した。写真のCOVISHIELDがそれ。英オックスフォード大学と英アストラゼネカが開発し、ワクチン生産世界大手の印セラム・インスティチュート・オブ・インディアが製造したものだ。 インドでは、COVID-19のワクチン接種が加速している。地球全域にお...
原発と津波。延々と続く3月11日。インドは「破壊と再生」を司るシヴァの日。COVID-19ワクチンのことなど。
今日、インドは「破壊と再生」を司るシヴァ神を祀る祝祭日、マハー・シヴァラートリ(Maha Shivratri/偉大なシヴァの夜)であった。インドは毎年、暦によって変わる「移動祝日」が大半。そんな中、東日本大震災、そして原発事故から10周年を迎えた今日、「破壊と再生」という言葉を噛み締める縁を思う。 ...
3月9日は1年前に他界した義父ロメイシュの誕生日。アルバムに滲むインドの歴史。家族の肖像。
それは、あまりにも急な死だった。 2019年、デリーの冬は、例年にも増して寒かった。体調を崩していたロメイシュ・パパは、病院で検査を受けてのち、心臓疾患の薬を処方してもらったのだが、その直後から急激に体調を悪化させた。当初は薬が強すぎたための副作用かと思われたが、実は、感染症を併発していたらしい。 ...
【部活の復習】仏教遺跡巡りひとつをとっても。「人生が足りない」を実感するインドの広さ深さ。
生まれた時から、仏教は身近にあったにもかかわらず、近寄ることなくきた。 ニューヨークで夫と出会って直後、彼から、ヘルマン・ヘッセの『シッダールタ』を勧められたときから、インドへの道筋は、整えられていたのかもしれないと、このごろは、切に思う。 個人的な仏教との関わりについては、坂田のセミナー動画(アン...
所用があり、朝から夫と二人、市街西部へ。帰路、「ドーサでも食べようか」とのことになり、久しぶりにSAMRATへ。 この店を初めて訪れのは2004年。インド移住の前年、ワシントンD.C.に暮らしていたころだ。振り返るに説明のつかない、インドの磁力に引きつけられて、嫌がる夫を説き伏せつつ、インド移住を画...
【語るブログ/音声付き】Sex and the City的な国際女性デーを愉しむ
ここ数日は、ジェンダー論や女性の社会進出に関する話題ばかりを追っていたが、個人的には、これまでの人生「男に生まれればよかった」とか「女だからうまくいかなかった」といった事態に直面したことはあまりない。 あるにはあるが、それが致命的に人生に悪影響を与えたというケースは、ない。 そんな次第で昨日は、女性...
👩3月8日、国際女性デー。数日前から、ネットでは女性の力が迸っている
この週末は、国際女性デーにまつわるオンライン・カンファレンスやトークイヴェントなどが催されていた。今朝も早くから、ソーシャルメディア上で、さまざまに、国際女性デーをアピールする投稿が続いている。 この1年のうちにも、オンラインを通しての人々との交流が一般化し、国境を越えて世界各地の人たちの声を聞ける...
【部活の復習】ムンバイ/アンベードカル/仏教/同時多発テロ/MUMBAI MERI JAAN
🇮🇳パラレルワールドが共在するインドを紐解く① 多様性の坩堝インド/多宗教と複雑なコミュニティ/IT産業を中心とした経済成長の背景/現在に息づくガンディの理念 🇮🇳パラレルワールドが共在するインドを紐解く② 「広く浅く」インドの歴史(インド・パキスタン分離独立)/インドの二大政党と特筆すべき人物/テ...
夫が外出している今日は、放置しっぱなしの「マルハン家の食卓」ブログをまとめて更新しようと思っていたのだが……。あまりにもワンダフルなひとりランチを楽しんでしまい、味噌汁を添える代わりに白ワインを添えたものだから、すでに酩酊状態。 夕方には、Urban Companyから、マッサージのセラピストが来て...
昨夜、CLUBHOUSEで4回目の部屋を開いた。テーマは「インドの磁力。米国生活(NY&DC)を経験🇺🇸CHで出会った2女性の対談」ということで、昨日記した通り、AIKOさんとのお話し。 本来は、インドへ至る経緯をお聞きするつもりが、ニューヨーク、ワシントンD.C.そして思いがけずフィラデルフィアに...
【本日の部活情報】インドの磁力。米国生活(NY&DC)を経験🇺🇸CHで出会った2女性の対談
【🇮🇳インド発、世界🌏004】 1996年の渡米直前、25年前のちょうど今頃、Windows95が搭載されたコンパックのパソコンを買った。 「ぴぽぽぱぽぱぱ ぴ〜ひゃらひゃらぺ〜 ぴぽぴぽ ご〜 じ〜 ざ〜 が〜」 という、いかにも「今がんばって接続してます」的な音を立ててつながる電話回線のインター...
🎨名画の中の、友人一家。伝説のインド画家の子孫が描く現在のインド
昨日は、月に一度のYPOフォーラム・ミーティング。いつものように、元気なインド友らと会い、ランチを挟んで4時間ほど過ごしたあと、UBシティにほど近いgallery gへ。 昨年、ミューズ・クリエイションが実施したオンライン・イヴェント『ミューズ・チャリティフェスト2020』では、多くの在インドの企業...
打ち合わせのため、朝から市街東部のホワイトフィールドへ。思いの外、長引いて、すっかりお腹が空いてしまった。久しぶりにフェニックス・モールに立ち寄る。 2008年11月26日のムンバイ同時多発テロを契機に、この国のスタンダードとなったホテルやモールなどでの手荷物検査。それに加えて、体温チェック、抗菌ジ...
🇮🇳😻インドはステキなものであふれている、略して〈インステ 001〉
お待たせしました。先日、写真だけで紹介していたクリスタル入りの石鹸やウォーターボトルはじめ、暮らしを楽しく彩る商品、紹介しています。 * * * 去年4月、Youtubeでの発信を始めたばかりのころ、坂田個人のチャンネルで3回ほどやった「週刊インド生活」。インドの「よきもの」を紹介しようと思っていた...
🇮🇳🇯🇵JAPAN HABBA 2021/毎年恒例の日本祭り。今年はオンライン・イヴェントで参加
2013年以来、ジャパン・ハッバでは毎年、ブースで出店&デモンストレーション、舞台で歌って踊ってきたミューズ・クリエイション。年々、数千人規模で来訪者を増やしてきたジャパン・ハッバだが、今年はオンラインで開催された。 ミューズ・クリエイションは、昨年開催した「ミューズ・チャリティフェスト2020」の...
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