今回は私の不妊治療のことを書いています。私自身の心の整理のために。 ご興味のない方や気分を害される方はお読みになるのをお避け下さいますようお願いします。 二人目がなかなか授からず 先月から不妊治療を始めました。俗に言う、二人目不妊。 不妊治療のクリニックに行くことをなかなか決意できずにいましたが、年齢的にも悠長なことを言ってられないので。 卵管造影検査の結果、右卵管狭窄&左卵管閉塞(性病は陰性)20代で左の卵巣にチョコレート嚢胞を罹患していたので、何となく嫌な予感はしていました。 クリニックの医師からは、体外受精を勧められました。まさかすぐにそこまでのステップアップを勧められると予期していなかったため、正直動揺してしまいました。 医師と意見を擦り合わせて、先ずは排卵前にエコーでタイミング指導とプレルト服用。それでもダメならFT手術も視野に入れることに。 今年35歳になるから、治療するなら早めにしたほうが良い、ゆっくりしている時間はないとはっきり医師に言われました。 前述の通り、チョコレート嚢胞を患い、不妊体質だったにも関わらず、2022年に自然妊娠し、同年息子を出産。今、妊娠すると高齢出産になる年齢ですが、2人目をどうしても諦めることができず、医療の力を借りることにしました。 心が苦しくなってくる 前向きに妊活を捉えていたはずなのに、5月の大型連休で子供向けイベントに参加すれば、息子と同じくらいの子供を連れて、大きなお腹の妊婦さんや鞄にマタニティマークをつけているママさんたちを見かけると心が苦しくなりました。息子の幼稚園の親子遠足での親の自己紹介では、9割のママさんたちが2、3人子供を産んでいました。自分が敗者のような気持ちになりましたが、気丈に明るく振る舞って、帰宅後に涙がぼろぼろ溢れてきました。関係ない人たちを僻む自分が怖く、醜く思えて余計落ち込んで。なんで?私も望んでいるのに。なんで?どうして?が消えない。 心に余裕がなくなり、主人や息子に当たることもありました。 条件付きの幸せは形を変えた不幸 条件付きの幸せは形を変えた不幸このままじゃだめだと藻掻いていた矢先、偶然目にした言葉。 条件付きの幸せは形を変えた不幸。 まさに今の私の状況を言語化したものだと、腑に落ちたんです。一度躍起になってしがみついていたこの執着を手放そう。 今でも幸せなことに変わりないし、それに感謝しないといけない。いつか巡り合わせが来る