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青リンゴ観察日記 https://blog.goo.ne.jp/1225greenapple

韓国漫画「世紀末青リンゴ学習塾」観察ブログです。<br>*ネタバレ含みます&二次使用と転載禁止*<br>

Yukkanen
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2020/12/28

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  • 第六十九話②

    <あなたと私のテレパシー>反省時間が終わり、ミエはヨンヒとソラと共に教室に戻された。講師は大量のプリントを生徒たちに配ると、早速模擬試験の話を始める。「模試に備えた過去問を、新たに採用しました。特別にソウルの有名塾から苦労して手に入れたものなので、全問解けるように」 「では、はじめ!」それらに真面目に目を通すチョルと、慌てふためくミエ。前のも全部できなかったんだけど!いつの間にこんな溜まってたの?!そんなミエの様子を見て、ベ・ホンギュがからかってくる。「どっかで仔犬がキャンキャン鳴いてっぞー」そしてジョ・ハンは、そんなホンギュのことをじっと見ていた。何やら思うところがあるようで・・・。  ミエはやる気の出ないまま、机に突っ伏しながら問題を解いていた。あぁ・・やりたくない・・前を見ると、男子たちが(主にホン...第六十九話②

  • 第六十九話①

    タバコを潰されたジョン・ソラから、黒いオーラが立ち上った。低音ボイスがミエの目前に迫る。「この・・・クソが・・・・・」「いやいやいやいやいやいやっ!」顔面蒼白のミエ。そして次の瞬間、目の前に手が飛んで来た————・・!バシッ!しかしその手はソラの手ではなく、チャ・ヨンヒの手だったのである。「おっとそこまで。子供相手に何してんの?情けねーなぁ」「へぇははへよ(手ェ離せよ)」「は?何て?よく聞こえねーな。もっとはっきり言ってくれる?」  突然始まった喧嘩に、ミエは「え?なに?いきなりなに?この人たち・・?」とパニックだ。その間に、ソラがヨンヒに向かって攻撃した。かわすヨンヒ。二人は互いの襟元を掴み、そのままボカボカと殴り合いを始めたのだった!ミエは衝撃のあまり固まっている。   「あーーーっ!このクソがっ!!...第六十九話①

  • 第六十八話④

    <作戦名はL・O・V・E>塾のバスを降りてからミエは、[しつこいミエ]としてリベンジに臨む。「よーっし!塾で再チャレンジだ!」「おっ!すぐさま発見!しかも金魚のフンまで〜!」  すぐにキム・チョルとベ・ホンギュが一緒に歩いているのを見つけた。 買ったらしいパンを、チョルがムシャムシャと食べている。 「シールまだ集めてんのか」「チッ、またこれかよ〜。ゲッ、一口で・・」そこで叫ぶのだ。往来の真ん中で、大きな声で。「ねぇ!チョルキムチョル!私見たんだからね!」「あんた、私を・・愛してるんだって〜?!」顔色の変わるチョル。「なっ!」バカ笑いするベ・ホンギュ。「なんだ?何の話?まじかよ、愛?」 「おいっ!ファン・ミエーーーッ!」 そしてそう叫ぶチョル——・・・・。  ・・・という光景を、ミエは想像して笑っていたので...第六十八話④

  • 第六十八話③

    「たっだいまーーーっ!!」”キム・チョルをからかってやろう”、ファン・ミエの頭の中はそのことでいっぱいだ。「ちょっとあんた!さっき文房具屋で見たぞ!あんたが私を、愛してるってー!!」みんなの前でそう叫んだら、チョルは血相変えて飛び上がるだろう。 「はっ?!なんで知って・・!」 想像するだけでもワクワクが止まらない。ミエは待ちきれずに、まだ塾の始業まで大分あるというのに家を出た。「めっちゃ面白そう!塾行ってきまーす!!」後ろで母の「ミエ!あんた外出禁止・・」という声が聞こえたような気がするが、それどころではない!そして道に出るやいなや、キム・チョルと出くわした。「あっ!ここで会ったが100年目!」「ちょっと!さっき・・」ミエがそう言おうとすると、チョルは急にハンドルを切って、ミエの前にキッと自転車を止めた。...第六十八話③

  • 第六十八話②

    <愛と美愛>ミエは文具店の側で立ち尽くしていた。[ファン・ミエは耳を疑った][え?さっきなんて言った?]「あ・・・あ・・」ミエは先ほどのチョルの言葉を、少し誇張して思い出してしまう。「愛するの・・美愛」頭の中に、バーンと大きなハートマーク。”愛”・・?思い浮かぶ愛の歌を歌う歌手。「愛とは〜!」[キム・チョルと私の・・]”愛”とは・・昔話でよくあるこんなのとか・・少女漫画でよく見るこんなのとか・・・・てこと!?愛!?頭の中で何度も「愛とは〜」の歌が聞こえる。[初めて肌に直接触れた、自分の名前と”その”単語は]自分の名についた”愛”が、鳥肌となって浮き出てくる。そしてついに、ミエは耐えきれなくなった。ぶふぅーーーーっ!!!「ぷははははは!!!」空に、町内に、ミエの大爆笑が響き渡る。「きゃはははははは!!!!」...第六十八話②

  • 第六十八話①

    ミエの頭の中に、大きなハートマークが浮かんだ。そのハートの名前とはまさしく、”愛”である。歌謡曲で愛を歌う歌手の歌声を思い出す。「愛とは〜!」[ファン・ミエにとって”愛”とは]それに初めて触れたのは、小学生の時だった。[退屈な、お茶の間で偶然見つけた、][コーティングされた野花のようなものだった]偶然見つけたその花と一緒に、”愛”が綴られた手紙を見つけたのだ。「ジンオクさん、僕はジョンナムです。良い天気の下で、空を見上げて道を歩いていると、時々ふと、地面に咲く小さな野花が目に入ります。 ジンオクさんのことを思い出したので、恥ずかしいけれどそれを持って文具店に入って、店の人に話して・・」 「お父さんがお母さんに?」その”愛”の結晶、ファン・ミエにとって”愛”とは。[ブラウン管越しの、]タイタニックにもロミオ...第六十八話①

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