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こんな時だからこその旅と海外移住の話 https://note.com/kbkn

2年間のフィジー移住、1年住んだタスマニア、6ヶ月滞在した南米ペルーとエクアドル。旅した南太平洋の島々、オセアニア、東南アジア、中東など...。主観たっぷりな記録ですが、旅に出るモチベーションとエネルギーのチャージに、暇つぶしに、どうぞ!

Kuboken
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2020/11/12

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  • ⑩自然遷移と緑肥 ~アパートの庭パーマカルチャー化プロジェクト~

    これで畝と鉢の上には生き物で賑やかになるベースがある程度できたけど、それ以外のスペースはまだガチガチの土壌のまんまで生き物の気配が希薄。 ミッションは「ここでいくらかの野菜を育てること」ではなく、 「お金をかけずに気持ちよくて思わず出たくなるネイチャー・フレンドリーな庭(と暮らし)にする」 なので、ガチガチゾーンにも手を入れていきます! でもその前に少し、「自然遷移」の話もさせてください。 自然遷移とは パーマカルチャーの原理原則の一つに「ある程度の温度と水分があれば、その空間は必ず森へ向かう」というのがあります。 裸地を放っておくとまずコケや地衣類が住み着き、彼らを足

  • ⑨種蒔きとコンパニオンプランツ ~アパートの庭パーマカルチャー化プロジェクト~

    植物には、一緒に植えると効果的と言われる色々な組み合わせがあります。 「〇〇は〇〇のコンパニオンプランツ」という言い方もしますが、パーマカルチャーの世界でもよく例として用いられるネイティブ・アメリカンの "3 sisters" と呼ばれる組み合わせが有名。 その3姉妹とは、トウモロコシ、インゲン、カボチャのこと。 キーホールガーデンにその3種を植えつけた直後 太く高い茎でそびえ立つトウモロコシを支柱にして、つるありインゲンが上へ上へと育つことができる。トウモロコシの天敵の蛾も寄り付きにくくなる。 窒素固定菌が根っこに集まるマメ科のインゲンは、空気中の窒素(植物の3大栄養素

  • ⑧苗たちの定植 ~アパートの庭パーマカルチャー化プロジェクト~

    いよいよ、もしかしたら一番楽しいかもしれないプロセスへ! しっかり土作りに時間をかけたり、植えるもの全部を種から育てるには時期がもうだいぶ遅いので、苗もいくつか買ってきました。 植物の種類を決めて買いに行ったというよりは、20%~70%offまで安売りしてるのを見つけた子たちばかりなので、この顔ぶれになったのもご縁です。笑 用意した苗は6つ(ナス、ミニトマト、キュウリ、ゴーヤ、青じそ、ミント)。 現状できている畝は、キーホールと直線畝のふたつ。 種は古くて発芽するかわからないのが色々あるけれど、まずは手に入ったこの6つの苗たちの配置から考えることに。 植物の特性、場所の特性

  • ⑦土作り ~アパートの庭パーマカルチャー化プロジェクト~

    自然農、環境に優しい農業と呼ばれる範疇にも、主に提唱する人によって無数のやり方があります。 トライアンドエラーによる成功体験の数だけ正解がある世界なので、「〇〇(人の名前やキャッチフレーズ)農法」というのが多いのも自然な気がする。 数年前に土作りをしたときは、そのとき読んでいた 岡本よりたかの無肥料栽培法、 竹内孝功さんの自然農法、 三浦伸章さんのガッテン農法を頼りにアレンジして挑戦してました。 30cmくらい畝全体を掘ってこんな感じにいろいろ混ぜ込んだ↓ •黒土を30%(ベース) •完熟腐葉土を20%(微生物が分解できる有機物) •ピートモスを20%(苔は自分の体積の7倍の水

  • ⑥動線と足場 ~アパートの庭パーマカルチャー化プロジェクト~

    地面が基本ガチガチの粘土質なことは観察して知っていたけれど、実際に強い雨が降ると想像以上に歩きづらくなることがわかった☔ 溜まった水も表面を流れるだけじゃなく、わりと地中の粘土質に浸みてるようで 歩くとすぐ泥がひっついて靴がどろどろになる。 それに後々地面全体に生命力を吹き込む緑肥も蒔きたいと思っているので、ある程度成長するまでは新芽を踏んで殺さないためにも、人が歩く動線とエリアをあらかじめデザインしておくと良さそう! (緑肥:一般的に雑草と呼ばれる生命力の強い草花で、土を良くする等の理由で意図的に使われるもの。緑肥については蒔くときに詳しく) というわけで、元々キーホールガー

  • ⑤積層マルチ ~アパートの庭パーマカルチャー化プロジェクト~

    キーホールの畝に30cm近くまで頑張って高さを出した目的のひとつは、水はけを良くするため(水はけ悪そうな土質なので特に)。 水はけが悪く土中に湿気がたまりすぎると、根が腐ったり病気になりやすかったりします。 一方で日照りによる水分の蒸発が激しすぎると、頻繁な水やりが必要になってしまうので手もかかるし経済的にもしんどく。。 そこで水分の過度な蒸発を防ぎつつ、育てたい植物の成長を阻害する雑草を抑制するために土の表面を覆うのが「マルチ」。 特に慣行農法では太陽光を吸収して蓄熱しやすい黒マルチ(黒いビニール)を敷いたりしますが、自然農の文脈では刈った草を利用した「草マルチ」をよく施します

  • ④キーホール型のハーブガーデン * アパートの庭パーマカルチャー化プロジェクト

    もともとレンガで囲われていた、土質が比較的いい隅っこ。 改めてここを眺めていると、キッチンから一番近いこの場所にはハーブを植えたくなった。 ハーブ類は経験上、料理にちょっと使いたいと思ってすぐ手が届く場所にあるのが理想🌿 なぜなら、ハーブは加えるとがぜん美味しくなるけど、料理に必須の食材ではないことが多いから。 庭の奥の方に生えていたり、ましてや雨がぱらついているともう「今日は無しでいっか」と高確率でなります(笑) *** 畝の形は普通の直線じゃなく、キーホール型にしようと思った。 パーマカルチャー関西2023年講座より スペース的にその方が野菜を植える面積が増えるのと、室

  • ③ゾーニング * アパートの庭パーマカルチャー化プロジェクト

    この空間の特徴がなんとなく掴めてくると、だんだん 「このエリアは毎日自然に目が行くし気軽に触れられる」 「庭にあんまり出ない人でも、サンダル履いて2歩くらいなら無理なく出られそう」 「ここまでは滅多に来たくはならないかな」 なんてことが想像できてきた。 パーマカルチャーの考え方で好きなところの一つが、human-centered(人の営みを中心にした考え方)と明言されていることだったりします。 庭の生き物が元気になるだけじゃなく、あくまで人が生活していて無理なく気持ちよさが享受できるデザインを考えたいので、そこで暮らす人のモチベーションと動線を想像することから始めるのも大切に。

  • ②観察する * アパートの庭パーマカルチャー化プロジェクト

    まずは場を観察することから! 晴れの日と雨の日、数日かけてこの場所の特徴をぼちぼちと観察してみる。 ☀真南向きで南側は空き地のため、陽当りはどこもほぼ全面良好と言って良い 💧多く雨が降ると、基本的に全面から中央西寄りの排水口に向かって流れる 🌬強い風は主に東から西に吹くことが多そう 🏜土質の表面は乾くと乾燥してひび割れ、スコップに全体重かけても10cm以上刺さらないところも。掘ると下はギュッと詰まった粘土質 ...などなど。 深く根を降ろして強そうな先住草(激強くないとこの環境で生えられないし、主に2種類くらいしか居なさそう)は一旦抜かせてもらって、天日干し。 抜いた状態

  • ①ことはじめ ~アパートの庭パーマカルチャー化プロジェクト~

    何年も人工芝が張られて土質ガチガチのこの庭を、お金をかけずに気持ちよくて思わず出たくなる庭(と暮らし)にするプロジェクトが始まった。 パーマカルチャー的にデザインを考えて、手持ちの道具とある材料、限られた時間と知見の中でどこまで出来るかなー。 事情あって期限が来たら原状復帰する必要があり、木や多年草は極力植えない方向なのでフォレストガーデン的なことは出来ないけど ここから試行錯誤して少しずつ変わっていくリアルな様子をあげていこうと思いますので、良かったらお付き合いください!

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