2020年11月
自殺しやすい特徴は若年期、低所得、パートナーの欠如、幼少期の虐待、喫煙、違法薬物の使用、アルコール乱用、何らかの身体的な慢性疾患、性格的特徴です。
AJPの10月号で自殺特集が組まれており、その特集にコロンビア大学のJohn Mannの総説が載っておりました。その最新の総説ということで現在の自殺についてはどこまでのことがわかっているのかを知ることができると思うので簡単に紹介します。
本ホームページでは医療相談や悩み相談ではなく、実際の精神医学に関する事実を述べることを基本方針としております。 匿名で大
うつ病を避けるならば、まず太り過ぎずに魚を中心にオリーブオイル、ナッツなどの地中海式の食生活を送り。ヨーグルトや乳酸菌を飲みましょうということでしょうか。
シロシビン(マジックマッシュルーム)とうつ病への効果について
ケタミンよりも安全でうつ病への効果も絶大だから今後も大規模なスタディで検証していくと良いよとなっています。
わかりやすく言いますと、産前にストレスがなく家族仲も良い場合は産後うつ病のリスクは下がるため、出産まで安心して落ち着いた生活を送ることが大切です。
研究によって結果が割れており、はっきりとは結論が出せないような状況なのではないかと思います。大規模研究だとどうしても個々の患者さんの性質や個人差を見れない傾向にあるため、ひとりひとりに合った治療法を模索していく必要があるので試してみて効果があれば良し、無ければ止めるといった方法が現時点での限界でしょうか。
摂食障害の方は認知症のような状態になっていると考えるとわかりやすいかもしれません。
抗うつ薬を処方しても多くの医者は儲かりません。
うつ病は症状が改善した後も半年以上の抗うつ薬の服用が再発予防に効果的と言われています。そのため、自己判断で内服は中止せずに帰国後も継続して精神科に受診し、内服中止のタイミングなどご相談されたほうがいいでしょう。
結論から言うと、1日4杯以上など飲酒量が多ければ認知症のリスクを上げ、3杯以下などそこまで多くない場合は結論が出ていないと言ったところではないでしょうか。
今回は前回とは逆に「まあリスクもあっても治療効果が強くあればいいんじゃない?だって副作用がゼロの薬はないでしょ。だから少しぐらいリスクがあっても病気の症状が改善するならいいんじゃない」という意見もあるだろうと思い、その点に特化して書いていきたいと思います。
精神科で摂食障害を診ているとかなり致死率の高い病気だと感じる。一見元気そうでも突然死するリスクも高く、精神科をやっていても摂食障害の方が来るとかなり身構えてしまう。しかも今回の質問のようにあまりそのリスクの自覚がない場合が多くあり、より怖く感じてしまう。
2020年11月
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