昔からよく聞く話で、日本国内外に関わらず遠方で事業を進めようとした場合、 人的資源の限界から、現地の協力者を探したくなる場面がみられるのだけれど、 一般的に、信頼できる相手とは、どのような相手なのか? また、そんな相手を見極める方法なんてあるのだろうか? そんな考察について...
今週のニュースで見かけた、ANAのヤンゴン便終了の件。 直行便の有無で渡航に不安を感じるような方は、もう現地には居ないだろうけれど、 それにしたってなんとも寂しい話である。 また再開することを願いたいが、こればっかりは誰にも予想がつかない。 個人的に思っていることなのだけれ...
海外在住だった頃、実行しなかったがこんなことを思っていた、それは、 「せっかく海外に居るし、海外生活に関する動画でもあげたら、多少の副収入になったりしないかな?」 そんなことだったのだけれど、すぐにそんな甘くはないことに気づき実行に移さなかった。 それから数年、つい最近気づ...
他人の事や他国のことを批判したところで、何の解決にもならない。 そんなことは普段から重々承知はしているのだけれど、 ミャンマーで逮捕され送還された日本人の方の昨夜の報道を見ていると、 ついつい何か言いたくなってしまう。 そういえばミャンマーに居た数年の間に、いろんな方と出会...
日本在住ミャンマー人の知人はそんなに居ないのだけれど、不意に問いかけられた話。 「ミャンマーの銀行にお金を預けています」 「もう現地の銀行が信用できないから、お金を出したいのですが、 身分証等も日本に持ってきてしまっているため引き出せない。」 「何とか現地に帰る方法知りま...
今となってはミャンマーを離れた身であるのだけれど、 なんだかんだ言っても、一度はそれなりに関わった経験からか、 何とも心配が絶えない今日この頃。 最近では、誰がASEANの会議に出ただとか、とりあえず、デモや弾圧の勢いが落ち着きつつあるかもしれないとか、いろんな話はあるよう...
コロナ前には数千人規模であった、現地在住邦人数は今年2月の政変から、 さらに激減が進み、同年4月現在の現地在住邦人数はは数百人規模となった。 そんな話は聞こえてくるが、現地に数年間滞在した経験から察すると、 その多くは大手企業の駐在として赴任し、帰りたくても自己判断では帰国...
数年間だけとは言え、割と最近までミャンマーに住んでいたため、 この数か月、ミャンマーに関するニュースやブログが気になる今日この頃。 他人のブログのコメント欄で面白い指摘を見つけた。 ザックリ言うと、メディアの記事を無許可転載してるからどうのこうのと、 ミャンマー人の方のブロ...
先週見かけたこのニュース、紙幣の発行が困難になり云々と言う話。 この記事の後半にも触れられている通り、 本当の問題は、技術的に印刷できなくなることではない。 誰でも知っているはずなのに忘れがちな話なのだけれど、 通貨の中でも特に紙幣と言うのは、タダの紙切れである。 お札書か...
各種メディアでも既報の通り、ミャンマー国内情勢は悪化の一途をたどっている。 ここまで悪化することを2月初めの段階で予測した人はいないだろう。 おそらくは、政変を起こした当事者でさえも、、、、、 そのような中、ミャンマー以外の地域のニュースを見ていると、気になる話題があった。...
最近、現地の知人がFacebookにほとんどアップしなくなったと思ったら、 数日前から、現地のモバイルネットワークが遮断されたそうな。。。。。 有線ネットワークから構成されるWIFIについては利用できるらしいですが、 現地ではすでに、ネットワーク遮断による情報格差が起きつつ...
先日、ミャンマー人の知人と話をしていたら、こんな話がこぼれてきた。 その方のお話 「知り合いの公務員の方が、家を失ったんですよ」 「これも全部、軍が悪いんです」 一体、どうしたのだろうと思い、様子を聞いてみると、 ミャンマーあるあるな話なのだけれど、その公務員の方は、 勤務...
つい先日、2週間ほど前までは、事態はそこまで悪化しないのではないか? そのような楽観的な観測をする企業も多かったようなのだけれど、 2月末頃からは、いや、これは、長期化も覚悟して再構成しないと、、、、 そのような観測をする日系企業が増えてきているようである。 現在ミャンマー...
ミャンマー情勢の悪化に伴い招集される緊急の国連安全保障理事会。 この政変はなぜ起きたか等と言う後付けの推論は、 何の役にも立たないため、そこは省いたとして、 とりあえず外から見た印象を並べると、 軍事的に圧倒的な国軍に対し、圧倒的な規模が続く民衆側のデモ。 この度の政変の結...
昨夜、ミャンマー国内情勢がより暴力的に混迷を深めている点について、 民放各社の報道番組で報道されていた。 そんな中とある番組で語られた、 ミャンマー情勢に詳しい日本の有識者の見立てについてはこんな感じ、 「国軍側は、スーチー氏の政治参加を阻むために、 何らかの理由を付けて...
3月1日現在、先月の政変後に一部停止されていた、海外送金が再開された。 (先月の停止理由は、経済制裁等の理由ではなく、デモにより銀行が機能停止したから) 約2週間に渡る停止となったが、デモに関する報道を見聞きしていると、 何だか不思議なほど早い再開のような気がするのだけれど...
週末、ミャンマー国内で事業を営む方と少人数で会食をする機会があり、 色々と話をしたのですが、さすがに話題の中心はこの度の政変。 そこで、お互い異業種の関係ながら、共通した見解があったためご紹介。 まず、東南アジアやアラブ諸国などでは、軍政が民主的でない方法で政権を握り、 そ...
ミャンマー国内で起きたこの度の政変。 内政干渉だとかなんだとか、いろんな意見はあるのだけれど、 間接的に大きな責任を感じるべきだと思うのは、2011年に当時の政府が民主化に舵を切ったことを皮切りに、これ幸いとその機に現地へ押し寄せた外国人であろう(その中には私自身も含まれる...
この度の政変、暴力的な行為が正しいとは、もちろん考えてないのだけれど、 しかしそれでは、民主主義は本当に善なのでしょうか? そう言う意味では改めて考えさせられる出来事である。 2010年頃、アラブの春と称されるアフリカ~中東各国で起きた政変については、 当時、現地の様子など...
この度のミャンマーの政変、1国の政府がひっくり返ったと言う意味では、 昨年の香港のような1行政区の混乱よりも重大な気がしないでもないのですが、 少なくとも、日本国内の報道の様子から見ると、随分と扱いが小さい。 (金曜夜の報道番組では、全く取り上げない番組もあるほど小さい) ...
この度起きたミャンマー国内の政変、今週の時点で既に、 放送時間が1時間はあるニュースでも10秒程度しか取り上げない日が多くなった。 (映像に合わせて出来事を読み上げる程度) 現地の感覚とは温度差があるのかもしれないが、それが外国から見た正直な所であろう。 単純な話、民主主義...
この度のミャンマーの政変、さすがに強引過ぎだろうと、軍政を非難するのは分かる。 しかしながら、毎日デモを繰り広げる民衆側も、決して全方位的に正しいとは言えない。 昨日判明した、海外からの送金停止の件は、 経済制裁が云々と言うことではなく、単にデモの影響で銀行業務が停止状態だ...
日本国内からの話であるが、国内の一部の海外送金サービスが2月16日朝から、 ミャンマー向けに送金できない事態となったため、送金サービスを一時停止した。 その原因は現地銀行が機能停止していることが問題だそうで、 そうなると日本からだけでなく、他国からの送金も停止している可能性...
この度の政変について、肯定も批判もするつもりはないのだけれど、 2015年以前から2020年初頭まで数年間、現地で過ごした印象から考えるとこんな風に見える。 国と言う単位の最上流と言える、政治的な面で約束が果たされないと言う事態が数十年に渡り続いてきたから、日常生活の一コマ...
この度起こった政変の後、民主政権側の関係先が強制捜索されたというニュースが散見されるのだけれど、 これは、軍政側が民主政権側の選挙不正を証明するための強制捜査であると言われている。 表現し難いがこうなると選挙に不正があったかどうかは、 問題の本質ではなくなることが今後の焦点...
何と表現にしたらよいのか?難しい所もあるが 米国の経済制裁発動が現実のものとなった。 これがEU側へも波及してくると、経済的な観点で言うと時代は逆戻り、 一部の業態を除き、現地での事業運営は難航を極めることが確定する。 現時点では、どこまでの制裁となるかは確定的ではないが、...
昨日、ついに死者が出たらしい。正確な情報ではないかもしれないが、 19・20歳くらいの若い女性との情報が入った。 私も以前は現地で人を雇用していたが、写真を見る限りごく普通の生活を送っていたような若者にしか見えない現地人女性だった。 (現地人のFBには実名で加害者・被害者両...
2月1日に発生したミャンマーの政変の影響から、大規模なデモが続いているそうで、 現地の空気感は日本からは計り知れず、ただ平和的な解決を祈るのみなのだけれど、 そんな中、少々のんきな現地在住邦人から、妙な(本人は深刻な)相談が舞い込んだ。 話は単純である。 この度の政変で先が...
そもそもの話になるが、2011年、当時まで軍政だったミャンマーが民主化に向け、 急に舵を切ったのは、アラブの春に端を発する潮流が抑えられないことを予測した、 当時の政権(軍事政権側)の判断の結果である。 そして、そのアラブの春が世界に波及することとなった要因は、SNSである...
この度のミャンマー国内の政変。 そのこと自体は、どうにもできないことはもちろん、どちらがどうとも言いませんが、 面白いのはこの件に乗じる、ブログやSNSに多発する後付けの予言者と、 テレビやネット動画などに出演するにわか情報通の出現。 後付けの予言者については、先日書いた通...
さて、世界的に周知の事実となったミャンマー国内の政変を受け、 日本人のSNSやブログ等にも様々な書き込みが出現している。 そんな中、感傷的な書き込みをしてしまう方は、 それだけ思い入れがあるのだろうからある意味仕方がない。 しかし、ここで個人的にどうしても気になるのは、 い...
こうなってはもう、一般人は状況を見守る以外にできることなどない。 あえてできることと言えば、不確かなニュースが氾濫することが予想されるため、 そのような話を安易にブログやSNSに書かないと言うことくらいだろう。 特に、現地メディアは起きた事実以外に空路閉鎖がいつまでだとか、...
上記の記事、こうなってくるともはや、実際に起こるかどうかが問題ではなくなってくる。 バングラデシュとの国境付近で抱える民族問題が露見して以降、外国からの投資が停滞する傾向のあるミャンマー国内。 今度はまた軍政に戻るんじゃないか?なんて言うリスクが顕在化してくると、コロナ後も...
最近の日経新聞の記事より、大変面白い情報が掲載されていた。 2020年のミャンマー国内の統計として「汚職防止委員会の働きを評価する」と言う回答が94%に達し、汚職は17年に対し20年は半減したらしい。 また、ASEAN諸国の中でミャンマー、フィリピン、マレーシアの順で、汚職...
先日から、海外の事業運営についてちょっと(タダで)ご意見を等と言う体で、話が降りかかってくる相手から極めてバカバカしい質問を頂いた。 それは「現地のパートナーが云々で」「いい人だから信用できそう云々」などと言う話。まだ居たのかこういうバカ。 本音を言うと、ため息以外に何も口...
地域にもよるが、コロナ・コロナと騒ぎ始めて早1年超を迎えた今日この頃、 飲食店の閑散とした様子を見ると、何だか見慣れた風景にもなってきて恐怖を感じる。 日本国内では一時期、Gotoイートが始まった頃は近所で前から人気のあった店は、一気に大変な客の入りとなり、いちいち予約しな...
海外に支店を持つ上場企業の方と話をする機会があり、なんとなく世間話をした際、こんな話があった。 最近、それなりの体面で上場し株価を維持するために、株主に配当を出さなければならないと考えると、今は銀行金利が安すぎて上場しないで、融資や出資金として資金集めした方が現実的じゃない...
感染拡大が続く日本国内では、なんだかんだと連日統計値が発表されている中 昨日、感染場所の統計として、家庭内が10人とすると、職場は2人、飲食店が2.5人、となっている話を聞いた方が、 この統計を見る限り、飲食店は目くじら立てるほど感染の温床になってないんじゃないの?行政がど...
新年明けて非接触ながらミーティングの多い今日この頃、日本で過ごしていると時々聞かれる、ミャンマーってどんな所ですか?や、コロナ後に進出するとしたら?のような漠然とした質問で、その質問をした方は、どこの国とは限定せず他の法人へ海外進出について相談しているのだそうだ。 今回、参...
2021年明けましておめでとうございます。 コロナ禍の影響から数年ぶりに日本でお正月を迎えしばらく過ごしていると、 新年の挨拶に日本のカレンダーを頂く場面があり、前から気になっていた点を確認してみた。 それは、日本は祝日が多いと言う点である。(正確には盆正月を含めた実質的な...
日本でも外国でも常に起こり得る問題ではあるのだけれど、コロナ禍が始まって以降、 海外への人材仲介業者が、出稼ぎを望む労働者から預かった現金を預かり続けたまま、実際には海外に出稼ぎにはいけないと言う事態が多発している。 加えて、ルール上の建前では、借金をして海外人材仲介業者に...
昨今に限らず海外で仕事をしていると何故かよく出くわす、何だかよく分からないビジネスコンサルタントだったり、ビジネスパートナーを探していると話す海外事業経験の少ない日本の経営者。 つい最近ある知人から意見を求められ、海外で事業の相談をするとしたらどのような方が適切かと言う点に...
何か月か前になんとなく初めたこのブログ、1年の締めがくだらないボヤキになるが、 とある中小企業の経営者から年末のあいさつに来年の思いとして、 SDGs云々、誰一人取り残さない。とか熱いメールが届いたのをみて思い出した。 2020年に、SDGsをやたら多用してた人は、 201...
いやいや今は本当に、この手の情報はみんなが前向きな情報に飢えてるし、 ちゃんとしたソースから正しい情報を伝えないとマジでアレなんだよね!!? この記事を見る限りは、ごく一部を除いて全然解除されてませんね!! いや~2020年末間際に、最大ともいうべき本気ガッカリ、なんなんで...
ミャンマー国内は12月16日から、国内線の空路が再開されたそうで、 2021年1月からは国際線再開の見通しも一部で報道されているらしく、 そこには今の所、成田ーヤンゴン便もふくまれる見込みだそうです。 ただ、実際の所は流動的な部分もあるのでしょうし、日本とミャンマー共に、 ...
先日ふと考えさせられた、ミャンマーで起こることは、実は予測不可能ではないのではないか?と言う点 そんな風に思った後、日本で過ごしていると感じるのだけれど、 日本の市街地の道を歩いていると人は総じて、交差点に差し掛かると信号を確認しながら、青の時だけ横断歩道もしくはその付近で...
先日、小耳にはさんだ噂の話を書いたのですが、 やはり真実になってしまい、11月21日から12月5日まで、 改めて外出自粛要請が発表されたのだとか(強制ではなく要請のようです) しかしながらこの件を振り返ると、この国は予測不可能性が高いと思っていたのだけれど、 こうなると意外...
ミャンマー5年ぶりの総選挙が11月8日に実施されたそうですが それから2日が過ぎ、アメリカ大統領選挙も一服した感もありそろそろ 日本のメディアもミャンマーの総選挙を少しは報道するのだろうか そんなことを思いながら過ごしていたら何だか不思議な情報が入った 「ミャンマーの複数の...
ヤンゴンはロックダウン風の対策を取っているが 12月辺りを目途に空路を一部再開するのだとか 若干明るい話題が聞こえ、期待し始めていた最中 噂に聞こえた気になる話がございまして 11月8日の選挙後、連日の感染者数が1000人越えの状況が続けば 再びロックダウン風の対応を強化す...
ミャンマーに進出する日本の中小企業を指してよく語られる話ですが 会社の規模がある程度大きくないと(日本で大企業と呼ばれる規模でないと) 現地で何か不都合なことが起こると撤退してしまうからアテにならないという話 実態を見る限りまさにその通りである、私がミャンマーで過ごした時間...
国際的にはよく言われている話かと思いますが 日本の技能実習生制度は現代の奴隷制度だなんていう言い回し これ確かに ブローカー的な方々の実態を知るほどその通りだと思いますが 実際のところは、国際交流だとかなんとか建前をつけて キレイごとを語るブローカー業者が大勢いらっしゃるこ...
私自身、コロナ禍が本格化する直前に偶然日本に帰国し その後成り行きで日本に居続けているが この状況になって改めて思う 日本にもミャンマーにも互いに長短あって どちらでないと何かができない、と言うことは無い どこにいても、何でもできるし、どうにでもなる 海外にしばらく居ると時...
人と言うのは不思議なもので ニュースで連日数字が発表されると その数字ばっかり気になってしまうようで 例えば、この100年間のインフルエンザ感染者数が 1億人を超えたと言っても、今年の流行に無関係だと理解できるのに 目下のコロナの半年超の累計感染者が何万人とかいう数字が 同...
※ ヒドク個人的で不快な内容を含むため閲覧注意!! 海外暮らしの方は特に今まで普通に行けた所に 全く行けなくなってしまった、そんなことが山ほどあるか思いますが そんな中でも特に行けなくなってしまった 必ずいつか再訪しようと思っている場所、 それはここ↓ そう、バンコクに数あ...
さて、タイトルの通り、 最近 ミャンマー関連ブログ界に活気がないんで ちょっとブログはじめてみました。 誰が悪い訳でもない 昨今の厄災のせいなのは分かってますが そもそも不確実な要素満載の海外暮らしの中 柔軟性もなく1業種に固執して現地いて コロナのせいでヒマだヒマだと ネ...
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