不妊治療のあれこれをイラストブログで綴ります。辛い事や怒りを覚えたこと、ブラックな感情になったことも包み隠さず書いています。現在治療歴3年、転院3院目、体外受精中です。色んなハプニングや病院によって変わる治療方法なども書いて行きます。
あんまり治療していることを、周囲の人には話していなかったので、優しい言葉の方が少なかったってことは、以前にも書きましたが、その時に書いたミャンマー人のパグ・ウーさんに続いて、思いも寄らず、私を励ましてくれる言葉をかけてくれた人がいました。その人の話を書きます。 愛犬の桜が闘病中のことです。 毎日どうぶつ病院に通院をして、点滴を打ってもらうのが桜の日課でした。 いつもは違う先生が担当してくれていたのですが、その日は休みなのかいませんでした。よって、今まで一度も担当になってもらったことのないゴリラ先生が担当してくれました。 ゴリラ先生は、見た目は本当にゴリラのようにぶっきらぼ
不妊治療をしていて、もちろん結果が出ないことが一番辛いんだけど、それ以外でもたくさん辛い事があるけれど、何が一番私を追い詰めたかって、それは旦那の家族からの言葉。義理の父母、兄嫁から、代わる代わる言われた一生恨むだろうなって言葉が私は一番辛かったです。それは、今も進行形なんだけど。 またひとつ、私の不妊治療に陰性判定の数が増えて、そのたびに頭の中をぐるぐる回るのは、その言葉たちなのです。 そしてついに心の糸が切れた私は、シロー丸(旦那)の前で泣き叫びました。 もう、陰性判定も、意地悪な言葉の数々も、私に死ねと言っている、それくらいの切れ味に感じるのです。 努力してなん
転院決定に抜けがらになるシロー丸(旦那)と、ショック過ぎて言葉にならない私は、どうすることもできず、院長の前で無言になってしまいました。 そんな空気を振り払うように院長が切り出しました。 もちろん、その言葉は、私を励ますためなんだってわかりました。 不妊治療を初めて、一番最初の判定。あの最低の酷さが、シロー丸の中にも私の中にもあって。 だからこそ、オタククリニックには色々と不信感は抱いてしまったけど、院長のちゃんと向き合って話をしてくれるスタイルはありがたかった。穏やかに話を聞いてくれて、ちゃんと答えてくれるところに救われた。 だからこそ、良い結末になれたら、本当に良か
4回目の陰性判定を受け、ショックを受けながらも、転院なんだなと思う私。 それでも、まだこのオタククリニックの院長の元でなんとか治療を続けたいシロー丸(旦那)は、院長に切り出しました。 何か画期的な今までと違う方法や、ここのクリニックでは薬とか飲まない自然法でここまで来たから、次は何か薬を飲みながらとか、違う方法があればもしかしたらセレナも納得して、まだこのクリニックに留まるかもしれないと思ったようです。(だから、私は無麻酔採卵が辛いって言ってんのに、やっぱり男はわかってない、と今は思う) でも、先生の口から出てきた言葉は、ちょっとびっくりするような内容でした。
5ヵ月間のドクターストップによる不妊治療のストップ。そしてやっと再開を経て、期待大で臨んだ4回目の移植の判定日がやってきました。 この日も、シロー丸(旦那)が、一緒に来院して、判定結果を聞くことになりました。 もう今日、陽性が出なかったら、転院すると言う事は決めていたので、このオタククリニックに来るのももしかしたら最後になるかもしれません。 でも、シロー丸の中では、やっぱり院長信者の心は捨てられなかったらしく、なんとかここで陽性反応が出れば、一件落着なのにと思っていたようです。 診察室に呼ばれました。いつもこの判定を告げられるまでの時間は、苦痛でしかありません。本物の裁判
想像妊娠疑惑からの、実はとんでもない薬の副作用のせいだったことが判明し、すっかりドクターストップがかかっていましたが、5カ月後、甲状腺の病院の先生から治療再開のOKが出て、再び不妊治療へ戻ることになりました。 久しぶりに行ったオタククリニックでは、まぁまぁ患者さんがいたのにも関わらず、待ち時間ゼロ状態くらいの速さで呼ばれ、久々に院長の方の診察室へ呼ばれました。(手術糸がとれてしまい、謎の水事件の発生以来、ずっとラビ先生に回されていたので) この大変な状況は、最初に電話で説明したけど、院長は一切電話口にも出てこなかったなーと思いながらも、再度説明。 オタククリニックに強引
オタククリニックで、移植前から判定日まで毎日使うように渡された膣薬、ワンクリノンゲルですが、この薬が厄介だったと言うか、びっくりしたことがありました。 それは、オタククリニックでの一回目の判定日から数日後のことでした。 普通に街歩きしている時に、なんだか違和感を感じたのです。 タンポンがうまく入らなかった時のような異物感がちょっとありました。(昔、使用してた事があったけど、今はもう全然使っていません。) その時は、時たま訪れる、子宮が収縮する時の痛みのようなものかなと思って、すぐ消えるだろうと思っていたのです。 でも異物感は消えず、ひとまずトイレへ。 すると、小さな粘
今度の甲状腺の病院は、アイアイ病院とは違って慎重に診てくれました。 おかげで体調もちょっとずつ元通りになってきて、体もまた楽になりました。 でも、強過ぎた薬で荒れてしまった数値は、また安定させるのも時間がかかるらしく、結局チラージンもまたいずれ飲まなくてはいけなくなると思うとの話でした。 甲状腺の数値上も、まだまだ不妊治療再開にOKは出せない数値らしく、相変わらず、治療はストップしたままでした。 とは言え、このドクターストップで自分自身に堂々と不妊治療を中断できる期間は、凄く心が穏やかでした。 本当は、焦らなきゃいけないんだろうけど、散々、年齢的にも焦りましょう
想像もしてなかった色んなことが、自分に起き、だけどやっと自分にとっての不妊治療は、どんな事が必要なのかがこの辺りでようやく見えてきました。 まずは、採卵をどんな風にするか。 麻酔の採卵と無麻酔の採卵、両方経験して、つくづく私には無麻酔は無理だとわかりました。 ボー大病院の時の採卵、あれも全身麻酔と言うのかな。意識はばっちりあったけど、痛みは一切なかった。麻酔の種類まではわからないけど、あんな感じで、ひとまずしっかり麻酔をかけて痛みをなくして採卵してくれるクリニックが私には必要。 部分?局所?麻酔、幹部に注射で麻酔するやり方もあるみたいだけど、あれも私にはきっと耐えがた
一連の事件から、すっかりクリニックを信用できなくなり、転院に傾いていた私と、院長の信者状態の旦那。この不妊治療の転院をめぐる夫婦の話し合いは、数日続きました。 本当に、不妊治療劣等生の自分を思い知らされました。不妊治療のクリニックの見極めは、本当に凄く重要なんだと。 私は今まで、ボー大病院では、言われるがままに治療をし、転院の病院選びでは、家から近いって事と、シロー丸が薦めるからって理由で簡単にオタククリニックに決め、本当に自分の意思を持っていなかったことを反省しました。もういいかげん、不妊治療がどんな感じで進んでいくかもわかってきたし、自分に合うクリニックを見つけたい。
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