夜来の大雨の中、府立中之島図書館へ行ってきた。 図書館に着いた10時前には結構な降りだったが、昼には上がってくれた。 久しぶりに見ることの、と言うか手に触れることが出来た定家筆土佐日記のレプリカ、やっぱり迷宮は深くなるばかりだ。 ひとつハッキリしているのは、一度、絶対に本物の展示を見ないとイケナイと言うこと。 中之島図書館からの帰り道、鶴橋で降りる。 すると、昔仕事で行ったことのある銭湯(白鶴温泉...
土佐日記の写本を論題にして、大学改革支援・学位授与機構で学士(芸術学:専攻の区分は美術)を取得しようとしています。ものとしての写本は、美術品としての面も持っています。
♂です。ただし、一応です(笑)
先週、冷泉家で定家自筆の『顕注密勘』(古今和歌集の注釈書)が見つかったというニュースがTVも流れた。 冷泉家の現当主と何とかいう京都産大の教授がカメラの前で喋っていたが、何故か雛壇に並んでいた藤本孝一は紹介すらされなかった。 この写本学の碩学を無視するとは、本当に怪しからん連中である。 と言うか、報道の連中なんてのはその程度の「知識人」なのである(笑) 新型コロナが猛威を振るっていた頃は外出を避け...
前回の記事を書いた後で、思ったこと。 お約束どおり、通説では「あをによし」について分かったような分からないようなことをクダクダと言っている。 そこで、ふと思ったこと。 飛ぶ鳥のアスカである。 古田武彦は、飛鳥は福岡県小郡市であると解した。 それを盗んで奈良県に持って来た近畿天皇家は、この飛鳥にかかる「飛ぶ鳥の」の意味まではでっち上げることが出来なかった。だから、御用学者達は通説と称して「枕詞には...
昨日の関連。 「あをによし奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり」として知られている歌は、岩波古典文学大系『万葉集 一』1957年174頁によると、下記のとおりの表記となっている。 万葉集 巻三328 太宰少貳小野老朝臣歌一首 青丹吉 寧楽乃京師者 咲花乃 薫如 今盛有 この表記自体、写本の系統を追ってみないと本物かどうか分からない。 仮に本物だとして、なんでこれが「あをによし…」のような訓になるのか分...
隣々町の図書館で、米田良三『法隆寺は移築された』新泉社1991年を借りた。 同じ著者の他の本も読みたいと思ったが、大阪府下の図書館で近いところには蔵書がない。 それならば放大で借りようかと、放大図書館の蔵書検索をしたら一冊もない! 北朝鮮のことを多くの日本人は笑うが、将軍様が魔法を使って日本軍を撃退したというのと同様の嘘を教えられていることに気づかない訳だ(笑) 以下に、ある方の書評を載せておく。私な...
定家筆土佐日記は前田育徳会(加賀百万石の流れ)の所蔵で、時折り石川県立美術館で展示されるという。 今年の一月、あの震災の最中に展示されていた。で、次回の展示ははいつくらいだろうと石川県立美術館にメールで問い合わせてみた。 “問い合わせありがとうございます。 国宝『土佐日記』については、 ご存じのとおり、展示を終えたばかりですので、今後、当分の間(おそらく5年間は)本館での展示予定はありません。 なお...
わが命 あと幾許ぞ...
お弁当を買って道明寺天満宮に花見に行く。 公式HPには五分咲きになっている。 本殿の屋根の修繕が行われていた。 とても珍しいものを見た。 薄曇りで気持ちのいい気候、とても素敵な時間である。 ここは牛食のみ禁止で、域内でお弁当を使うことが出来る。 それから、助手席の人となって馬見丘陵公園に。 三年ぶりである。 週末から“チューリップ祭り”が始まるというが、既にチューリープが此処彼処で咲いてい...
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夜来の大雨の中、府立中之島図書館へ行ってきた。 図書館に着いた10時前には結構な降りだったが、昼には上がってくれた。 久しぶりに見ることの、と言うか手に触れることが出来た定家筆土佐日記のレプリカ、やっぱり迷宮は深くなるばかりだ。 ひとつハッキリしているのは、一度、絶対に本物の展示を見ないとイケナイと言うこと。 中之島図書館からの帰り道、鶴橋で降りる。 すると、昔仕事で行ったことのある銭湯(白鶴温泉...
Sie wiegt 80 kg mit 156 cm Hoehe....
今日、久しぶりに本当に久しぶりに淀屋橋の大阪府立中之島図書館に行った。 図書館入り口にある、この手洗い場が物凄く好い。 目的は、尊経閣叢刊の定家筆土佐日記(国宝)のレプリカを見に行ったのである。 随分以前に一度見たことがあるものだ。 尊経閣に収まっている本物を見る機会は恐らくなかろうから、せめて偽物をもう一度手に取りたいと思ったのだ。 ところが… 現在、この本は別の場所の書庫にあって出納は直ぐに...
中野京子『名画で読み解く プロイセン王家12の物語』光文社新書2021年を、図書館で見つけて借りてきた。 実に面白い。面白すぎるくらい面白くて、こういう本は大丈夫かなと思ってしまう(失礼!)。 で、なんとその169頁に例のヴィンターハルターが描いた肖像画が出てきた。 ヴィッキーの愛称を持つドイツ皇后ヴィクトリアの肖像画だ。ドイツ皇帝フリードリッヒ3世の妃であり、イギリスのヴィクトリア女王の娘である。 母親...
屑籠の 精液の匂いに ニタリ ~昧山句集...
放送大学の面接授業「建築デザイン実践学」の内容を少し。 シラバスは既に貼った。 住居に関して、講師は他律性と自律性という視点を挙げていた。 例えば伝統的な和風建築が並ぶ町並みに、一軒だけ際だった現代建築が有名建築家によって建てられるということは嫌う。しかし、だからと言って「右へならえ」では建築デザインの意味がない。 講師が建築に興味を持った切っ掛けは、東孝光の「塔の家」だったという。 「ここにし...
暗転。 Das Theater ist aus …...
受講した放大の面接授業「建築デザイン実践学」のことが、なかなか書けなくて今に至っている。 最終時間は試験ではなく、レポート提出だった。 ①本講義の感想を述べよ。 ②あなたの考える建築デザインとは如何なるものか。 これを計600字で書くのは至難の業である。 択一ではなく、二問とも書かなくてはならない。 課題は一日目の午後に事前に提示されていて、最終時間16:00~16:40に書いてもよいし、それまでに書いてきて...
放大の面接授業「建築デザイン実践学」は、受講登録する時に実践学とは何だろうと思った。 シラバスを読むと、演習をするわけでもないようだ。 初日に配布された資料で、ああそうかと思った。 以下が、その資料の講師の経歴である。 2000 大阪市立大学生活科学部生活環境学科卒 2004 大阪市立大学大学院生活科学研究科前記博士課程修了 2004 山本理顕設計工場勤務(建築科の山本理顕氏に師事) 2008 ムトカ設計事務所...
一昨日は奈良市で一泊した。 土日と、放送大学の面接授業である。 「建築デザイン実践学」 講師:加藤 亜矢子 奈良女子大学准教授 ムトカ建築事務所共同代表 学位:博士(学術) 1977年生まれ 受講生は30名プラスα、考える材料が幾つもあった当たりの講義である。 おって所感等を書くつもりだが、初夏の好天で奈良女キャンバスの緑が写真のとおり綺麗だった。 ただし、今回はどうしても時間を取りたいことがあって、私...
いわゆる猥褻写真である(笑) しかし、妙に芸術性を感じてしまう私だ。 ...
この日、北播磨総合医療センターにて左肩腱板断裂の診断確定。 観血的手術を勧められる。 ↑これはドイツ語ならば、接続法を用いた伝聞として書くところである。 昨日の日勤が、図らずも最後の出勤となった由。 明日以降は年次有給休暇の消化の上、健保からの傷病手当制度を利用することになる。 記録としてここに残す。 山は裂け…、である。...
近くの川、と言っても清水ではなく町中の汚れた流れである。 それでも、こんな風に生き物たちが暮らしている。 ふと心が和む光景である。 しかし、すぐに人間の醜悪さに滅入る気持ちが戻ってくる… ...
今年の三月末で、巨大古墳のある隣り町の図書館出張所が閉鎖された。 その代替策として、その出張所があった場所に月2回水曜日に移動図書館が来ることになった。しかも、時間は14:30~15:15の45分間だけである。 今日、その移動図書館に行ってみた。 インターネットで予約した本を取りに行ったのだ。 そうしたら、小学校の一角の扉(写真がないのが残念)にアルバイトと思しき若い女性が二人立っていた。 後は、何冊か予約...
今日は好天、久しぶりに机上を整理した。 やっぱり机の上には、物が置けるようにしないと(笑) ...
いつの間にか、放大の面接授業が解禁になっていた。 と言うか、お金もないし関心がなかっただけの話なのだが。 で、下がその追加登録に関する検索画面。 ここで空席のある授業を検索しなさいということである。 しかし、抜けているのは出来るのは検索だけで申込みは現金書留(笑) もうひとつ抜けているのは、検索ウィンドウに「フリーワード」がないこと。これは不便だ! 対する面接授業のシラバス検索には、下のようにち...
先週、冷泉家で定家自筆の『顕注密勘』(古今和歌集の注釈書)が見つかったというニュースがTVも流れた。 冷泉家の現当主と何とかいう京都産大の教授がカメラの前で喋っていたが、何故か雛壇に並んでいた藤本孝一は紹介すらされなかった。 この写本学の碩学を無視するとは、本当に怪しからん連中である。 と言うか、報道の連中なんてのはその程度の「知識人」なのである(笑) 新型コロナが猛威を振るっていた頃は外出を避け...
前回の記事を書いた後で、思ったこと。 お約束どおり、通説では「あをによし」について分かったような分からないようなことをクダクダと言っている。 そこで、ふと思ったこと。 飛ぶ鳥のアスカである。 古田武彦は、飛鳥は福岡県小郡市であると解した。 それを盗んで奈良県に持って来た近畿天皇家は、この飛鳥にかかる「飛ぶ鳥の」の意味まではでっち上げることが出来なかった。だから、御用学者達は通説と称して「枕詞には...
昨日の関連。 「あをによし奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり」として知られている歌は、岩波古典文学大系『万葉集 一』1957年174頁によると、下記のとおりの表記となっている。 万葉集 巻三328 太宰少貳小野老朝臣歌一首 青丹吉 寧楽乃京師者 咲花乃 薫如 今盛有 この表記自体、写本の系統を追ってみないと本物かどうか分からない。 仮に本物だとして、なんでこれが「あをによし…」のような訓になるのか分...
隣々町の図書館で、米田良三『法隆寺は移築された』新泉社1991年を借りた。 同じ著者の他の本も読みたいと思ったが、大阪府下の図書館で近いところには蔵書がない。 それならば放大で借りようかと、放大図書館の蔵書検索をしたら一冊もない! 北朝鮮のことを多くの日本人は笑うが、将軍様が魔法を使って日本軍を撃退したというのと同様の嘘を教えられていることに気づかない訳だ(笑) 以下に、ある方の書評を載せておく。私な...
今日は昨日と違って曇天で、気温も三十度には届かない。 またも甘夏が食べたくなって、道明寺の八百屋へ自転車で行く。 そうしたら、残念なことに甘夏は終わっていた。 代わりに和歌山のビワを1パック650円で買う。何だかそんなに安くない気もするが、どうなんだろう。 いつものように道明寺天満宮にお参りをする。 今回は梅拾いの人は居なかった。梅園の片隅の赤じそが面白いので写す。梅干し用? それと、例の踏切カフェ...
今日は和菓子の日だそうだ。 隣町の和菓子屋に水無月を買いに行ったら、どら焼きをプレゼントされた。うれしい(^^) で、なんで和菓子の日かというと、Wikipediaには “平安中期の承和年間、国内に疫病が蔓延した。仁明天皇は年号を嘉祥と改め、その元年(848年)の6月16日に、16個の菓子や餅を神前に供えて、疾病よけと健康招福を祈ったとされる”と。 それを読んで、魏の皇族だった曹植(192-232)の『説疫気(疫気を説く)』...
午後からブラッと自転車で道明寺の八百屋へ行く。 4個600円の甘夏が美味しかったから、また買いに行ったのだ。 そうしたら以前みつけたものの、それ以降は開いているのを見たことがない踏切カフェが開いていた。 帰りに覗いてみたいと思いつつ、まずは道明寺天満宮にお参りに。 梅園に沢山梅が落ちていると思ったら、天満宮の人が落ちた梅を拾っていた。 えっ?と思ったが、調べてみると梅干しにするのは完熟して落ちた梅...
昨日、放大の奈良学習センターに行って成績証明書を取った。 そして、近鉄奈良駅近くのホテルに一泊。 ホテル近くの昔ながらの銭湯に入り、いつまで残る風情なのかなと思った。 番台はお婆さん、湯上がりのお爺さんがひとりテレビの阪神戦を見ている。私は、貸し切り状態で湯船につかる。 一生(ひとよ)のごとき、一夜なり。 と、栗本京子の真似をする。 今日は奈良公園から東大寺の大仏殿へと歩く。 沢山の観光客、...
成績証明書の請求用紙をDLしようとして、久しぶりに放大のWAKABAに入った。 そうしたら昨日付のメールが届いていて、何と授業料の値上げだと。 「今後もさらなる経費の節減等の取組を進めつつ」なんて言うのなら、どうでもいいような案内状や紙の入学手続書類の全学生宛て郵送を廃止しろ(後者は希望者だけで良い)。 それだけでも、随分と経費は浮くぞ! ----------------------------------------------------------- (...
週明けからずっと雨が続いていて、水曜日の昼からやっとお日様が顔を出した。 自転車で道明寺まで行く。 天満宮の梅も見事に成っているが、あの八百屋の青梅も1kg300円、400円、480円と三種類並んでいた。 今日は広島の甘夏4個600円を買う。和歌山の甘夏が山盛り10個ぐらいバケツに入って800円なのに比べて高いが、そんなに沢山は食べられない。 台風2号が沖縄に接近、どうか被害がありませんように! ...
【任】(まかす) 物事など体言(名詞)の上に付いて、。委ねる、従う、などの意で用いられます。 【文例】 「任古例致饗応」(古例に任せ饗応致し →先例に従いもてなしをして) 「任先格ニ如斯御座候」(先格に任せ斯くのごとくにござそうろう →前例に則りこの通りでございます) 「任先規令寄附之訖」(先規に任せこれを寄附せしめおわんぬ →前例に従って寄附しました) 「役所江」申達可任差図候(役所へ申し達し差...
学士(芸術学)は、専門科目40単位以上、関連科目4単位以上で両者の合計が62単位以上ということになっている。 ご覧のとおり関連科目の幅は広いので、既卒者とかだと22単位以上は楽勝である。 ただ、出来ることなら学修成果と関連する関連科目が多い方が常識的に良いような気がする。 私の場合は定家筆土佐日記だから、やっぱり平安文学とかを履修しておくべきなんだろうな。 昔ちょっだけ籍を置いていた某通信制大学の成績...
樹齢千年を超えるという楠、素敵な鎮守の森だ。 今日は助手席の人となった一日だった。 ...
今日は五月五日、鯉のぼりを作って窓辺に飾った。 ちまきも隣町の和菓子屋で買って食べた。美味。 ...
このブログは、表題のとおり大学改革支援・学位授与機構で学士(芸術学)を取るというのが主題である。 ただ、なかなか進まないので余録の記事ばかりになっている(笑) 修得済みの専門科目は不足が6単位ということになっているが、機構側がこれをそのまま認定する保障は全くないので最低15単位くらいは取る必要があると思う。 ということは、まだまだお金が掛かるということである。 目下のところ無職無収入でアルバイトの口...
だいぶ以前に道明寺天満宮の露店で買った乾物が、安くてとても美味しかった。 この店のことをブログで紹介している人もいる。 もしかしたら今日くらい出てないかなと思って、道明寺天満宮に行ってみた。 世間はゴールデンウィーク真っ只中、ここもいつもよりは訪れる人が多いかな。 残念ながら、露天は出ていない。 次は毎月25日の骨董市を覗いてみようかな。 ...
例の「太僕卿元公墓誌銘」で頭を捻っている。 墓誌銘に現れた系図は下のとおりである。 [魏昭成皇帝]→[六世祖・遵]→[高祖・素]→[曾祖・忠]→[祖・昺]→[父・最]→本人 ここで世代の数え方だが、遡るときは本人を一世として数え始めるのか否か。こんな漢文の常識も分からない私がいる。 この系図で数えると本人から[六世祖・遵]まで六人だから、本人が一世だろうと言われるかも知れない。 しかし、この系図を『魏...
国立国会図書館の利用登録も、昨日無事に終了。 発行されたIDと自分で設定したパスワードで、ログインできるようになった。 でも、ここで愚か者は立ち止まってしまった。 「送信サービス」という用語の意味が、飲み込めなかったのである。 国立国会図書館デジタルコレクションについては、次の三通りに分けられている。 ①ログインなしで閲覧可能 ②送信サービスで閲覧可能 ③国立国会図書館内限定 ①と③は、理解可能である...
今日は、わが田舎町も気温が25度を超えたという。たしかに少し暑い。 PM2.5も多いという予報で、その所為か否か霞がかかったような遠景だ。 この前のデコポンが美味しかったので、また道明寺天満宮の八百屋へ自転車で向かう。 残念なことに定休日(木曜定休)。 写真は門前の花屋。 ここも結構安い。 ...
福井久蔵の『枕詞の研究と釋義』という1927年の本を見てみたいと思った。 古田武彦が『古田武彦が語る多元史観』ミネルヴァ書房2014年313頁でこの本を紹介していて、立派な学者だと感心したからである。 古田いわく、いわゆる和歌の枕詞(「ちはやふる」の類い)の用例を広く集めて、それについての学説を網羅しようとした本らしい。 しかし、この本の素晴らしい所は著者の福井が「ここに集められた研究結果について検討した...
昨夜の雨も上がり、黄砂もマシになったようなので自転車で道明寺天満宮まで。 雲が結構多くて、日が隠れると肌寒いくらいだ。 あれだけ満開だった桜が、今は緑一色になっている。 母親に連れられた小さな子ふたりが、松ぼっくりを拾って楽しそうに遊んでいた。 帰りに参道の八百屋で、和歌山の“しらぬい”5個350円を買う。 昔は“デコポン”と言ったのを、今はJA熊本の商標権を侵害するため使えなくなったそうだ。 かつて...
昨日で十二回目の記念日が来た。 今日から十三年目である。...
美術で学士(芸術学)を目指しているのだから、それなりの記事も書かないと(笑) 隣町の図書館で借りた中国法書選26『墓誌銘集(下) 北魏・隋』二玄社1989年を見ていたら、どれもため息が出るほど美しい書体である。 差別だ偏見だと指弾されようとも、現在の北京政府の簡略字体ではこんな美しさは出せまい。 解説によると、北魏時代は墓誌銘が盛行したが引き続く鮮卑族の建てた隋はこれに南朝の気が合わさって「遒勁」な作品に...
一昨日も雨、そして昨夜来からも本降りの雨である。 これて桜も散るだろうな。 道明寺天満宮のHPの開花情報では未だ「4/3 散り始め」のママだが、もう葉桜になっているかも知れない。 この雨の中、桜がどうなっているのか見に行きたくてたまらない。今まで感じたことのない欲求である。...