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Ruban Noir アトリエ日記 https://www.rubannoir.net/blog

横浜にあるカルトナージュとホームデコレーションのアトリエ「Ruban Noir」です。 「Chic&Cool」なテイストが好きです。

ハンドメイドブログ / カルトナージュ

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Ruban Noir
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横浜市
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2020/09/25

  • 超シンプルなオーダー

    ”超シンプルなオーダー”をお受けしました。 蓋もないただの四角い箱・・。 ご高齢のお母様が塗り絵に夢中になられているということで、その塗り絵を納める箱をご希望でした。サイズのみご指定があり、デザインはお任せということです。 逆に、あまりにシンプルなものはとても悩みます。ただの箱ですが、されど箱!さて、どんな箱にしましょうか。 これからの季節に合わせて爽やかな作品にしたいと思いましたし、いつもそばにあっても飽きず少しでも気持ちが明るくなれば、という思いを込めて、ずっとしまい込んでいた廃番の素敵な生地を使うことにしました。 生成り地に白い大小の蝶がプリントされている麻生地です。生成りと白を基調にナチュラルだけれどシックで素敵な箱♡ 完成したのがこちらです。 側面に”お宝”の生地、内側面は白のスキバル、内底はしっかりと厚みのある生成りの麻のクロス紙を使っています。 ちょっぴり蝶の柄が切れてしまいましたが、やはり何とも言えず素敵な生地です。 シンプルな箱なので、ちょっぴり遊びが欲しくて柄生地の蝶を装飾に使ってみました。 久しぶりに箱作りの原点に戻っての作品作り、とても楽しかったです。 お気に召

  • Happy Easter 卵型の箱

    2023年は4月9日が復活祭ですね。 復活祭にちなんでオリジナルの卵型の箱をご紹介致します。 以前作ったものですが、今回Ruban Noir の「製図レッスン」メニューに加えた作品です。 卵型にもいろいろな形がありますが、こちらはやや面長な「長卵形」。 一般的なもう少し丸みのある卵形とは製図方法が少し違ってきます。 こちらは被せ蓋で作っていますが、勿論、つめかけタイプで作ることも可能です。 使う素材によってもさまざまな表情が楽しめます。 こちらは布にお好きなイラストをプリントして頂くタイプ。 こちらはお好きなミシン刺繍をした生地をお使い頂くタイプ。 こちらの兎は蓋上に。 こちらの卵は内底に。 製図から作るのでお好きな大きさで作ることが可能です。 大中小と大きさを違えてお揃いで作るのも楽しいですね♡

  • 生徒様作品 ブックスタイルの手紙入れ

    アトリエレッスンで生徒様が作られた作品をご紹介させて頂きます。 今回の課題は「ブックスタイルの手紙入れ」。 ブックスタイルとは言っても、二枚のカルトンを帯で繋ぐ少し凝ったデザインで、手間がかかる分、完成すると必ずご満足頂ける作品です。 素材はスキバルと紙。 今回は渋めの赤のスキバルに香水瓶が一面に描かれたプリントペーパーをお持ち頂きお作り頂きました。 香水瓶のイラストがとても素敵で、かっちりとした作品も柔らかい雰囲気になりました。 内側です。 蓋裏にはポケットがあり、本体には仕切りがあります。 今回初めて本格的な仕切りの付け方を学んで頂きました。 仕切りは作業としてはなかなか大変なのですが、やはりこの方法で作る仕切りは安定感があり見た目もかっちりとして美しいです。 小さい方の仕切りはハガキが丁度納まるサイズです。 個人的にもこの作品のデザインがとても好きです。 ブックスタイルなので立て掛けての収納もでき、今でも二つも愛用しています。 紙とスキバルの作品は一度貼ったら貼り直しができないので、糊の量や伸ばし方、紙の貼り方などはコツと経験値が必要ですし、「角」の美しさが身上だと感じるのでやは

  • ハットスタンド

    今年も早四月に入りました。 日差しも強くなって来ましたので、帽子を箱から出しました。 でも、帽子は無造作に置いたり玄関のフックに掛けたりすると型崩れしやすいもの。 そこで活躍するのがハットスタンドです。 男性用のハットスタンドは時々市販のものを見かけますが、帽子が当たる部分が比較的平らなため、女性の夏用の柔らかい帽子を掛けると頭頂部が持ち上がってしまったりするので今ひとつしっくり来ませんので、以前カルトナージュのテクニックを使ってハットスタンドを作りました。 土台とポール部分は木製のものに布を貼り、帽子を掛ける上部はカルトンを使いカルトナージュのでテクニックで作っています。ふっくらした半円球の形が特徴です。 お揃いの生地でオーナメントも付けました。 帽子を掛けるとこのようになります。 やわらかい素材でも頭頂部をしっかりホールドします。 ハットスタンドがあると外出から帰ってすぐに帽子を掛けておけば型崩れもしません。 市販の形に近い上部がやや平らなバージョンも作りました。 中折れ帽などの紳士物に向いています。 こちらのハットスタンドは「製図レッスン」として製図からの製作も可能ですし、パーツ

  • 製図レッスン ハーフドールの小物入れ

    製図から作品作りに取り組んで頂く「製図レッスン」で生徒様が作られた作品をご紹介させて頂きます。 今回作られた作品は「ハーフドールの小物入れ」です。 陶器製の上半身だけの「ハーフドール」を使って作る小物入れ。以前私が作品展用に作った作品群の一つでしたが、単品の作品としてレッスンをさせて頂いております。 それは素敵な作品に仕上げられました。 あどけない少女が扇を手にしているハーフドールを使って、紫をメインカラーに本当に可愛らしい作品を作られました。 薄紫地の水玉模様の生地がまたキュートです。 ポイントに紫のリボンブレードを巻いています。 いつまでも眺めていたい素敵さです。 後ろ姿も可愛いです♡ 下はシンプルな丸箱。スカートを履いたお人形が蓋になっています。 スカート部分は製図して作ります。 美しい作品作りのために地道なサイズ調整をコツコツと続ける作業が大変ですが、その分、完成時は達成感があります。 丁寧にサイズ調整をして頂いたので仕上がりもとても美しいです。 箱の内側は同色系のシックな花柄の生地を合わせられています。 柄の組み合わせにセンスが感じられます。 こちらは私の作品ですが、この時は

  • オンラインレッスン ラ・マレット・ダンタン

    オンラインレッスンでフレンチメゾンデコールの作品「ラ・マレット・ダンタン」をご受講頂き、完成画像をお送り頂きましたのでご紹介させて頂きます。 私がフレンチメゾンデコールの作品に何度か使用した白地にシノワズリーのジュイ柄の生地をお気に召して頂き、同じものでお作り頂きました。 シルバーグレーの麻の無地と合わせるとやはりとても上品で素敵♡私もこの組み合わせが大好きです。 カルトナージュのご経験がかなりおありになる方なので、事前準備からレッスン当日の作業まで、本当に手際よくきれいに進めて頂きました。 仕上がりもとても美しいです。 蓋を開けるとスライドできる内箱があります。 内側もきれいに仕上げられています。 La Malette d’antan マレットダンタンはフランス語で”懐かしい手提げかばん”という意味。 デザインされたフランスのカルトナージュ作家ナディーヌ・コンティ先生が幼い頃使われていたものをイメージされてデザインされたものだそうです。 実際使ってみるととても便利で、蓋上に取っ手が付いているので収納しているものが傾かず使い勝手が良いのです。 私もこれまで三つ作っています。 フレンチメ

  • オンラインレッスン生徒様作品

    オンラインレッスンで生徒様が作られた作品をご紹介させて頂きます。 (画像は生徒様撮影のものをお借りしております) 今回の課題は「シャルニエの箱」。 アトリエカルトナージュのサティフィカコースの課題です。 初級の作品にしては難易度が高く、一見シンプルに見える箱ですが、様々なテクニックが詰まった課題です。 リバティのタナローンの春らしい色調の花柄の生地を使われました。 蓋上には英国の挿絵画家・シシリー・メアリー・バーカーのデイジーの花と妖精のイラストの生地を貼られています♡ 私も彼女のフェアリーシリーズが大好きです。 蓋を開けたところです。薄手のタナローンを使われているので、要所要所のラインがシャープにきれいに出ています。 外側面、内側面は三面を一枚の布で貼る方法で貼っています。処理もとてもきれいです。 初級なので仕切りは簡易式ですが、ピンク色の仕切りが可愛いですね。 「思ったより難しかったのでまた復習に作ってみたい」と仰る生徒様。 その言葉を伺ってとても嬉しく思いました。 確かに沢山難しいテクニックが詰まった課題ですので、復習されるとさらにご自分なりの気づきもあり、また工夫の仕方も身に付

  • LEDキャンドルのミニランプ オンラインレッスン

    「LEDキャンドルのミニランプ」のオンラインレッスンの受講者様から、完成画像をお送り頂きましたのでご紹介させて頂きます。 今回は手持ちのミシン刺繍データの中からお好みのものをお選び頂き刺繍させて頂いたお生地でお作り頂きました。 私自身まだ使っていなかった刺繍なのでとても楽しみでしたがとても素敵に仕上げて頂きました。 白とグレーでまとめたシンプルかつエレガントな雰囲気の作品。とても素敵です。 上下に巻いた細いブレードもとてもきれいにラインに沿って美しい仕上がりです。 こうしてベッドサイドの素敵なチェストの上に置いて撮影して頂きました♡ スタンドが白なので白い家具とぴったりですね。 とてもお気に召して頂き嬉しく思います。 キットには型紙もお付けしていますのでまたご自身で別な作品をお作り下さいね。 ご受講後はこちらでキットをお送りすることもできますし、ご自身で資材を調達頂いても結構です。 ご自身で作られて上手くいかない場合など、アフターフォローもさせて頂きます。 それぞれの方の個性で素敵な作品が生まれるのを楽しみにしております。

  • 生徒様作品 レシピ帳 プラトー

    レッスンで生徒様が作られた作品をご紹介させて頂きます。 今回は一日で二課題に取り組まれました。 まず「レシピ帳」。 未製本の冊子にカルトナージュの技法で表紙を付けて製本する課題です。 イタリア製の未製本のレシピ帳を使った作品です。 表紙は自由にデザインした窓を開け、そこからお好きな生地やモチーフを覗かせるという決まりですが、キュートなスイーツ柄の生地を覗かせた素敵な作品に仕上げられました。 スキバルはシックな濃いめのグレージュを合わせられたので、柄の鮮やかなお色が引き立っています。素晴らしい選択です。 スキバルの窓枠の曲線処理はなかなか難しいのですが、時間をかけて丁寧に作業をして頂いたのでとてもきれいにラインが出ています。 アクセントに、窓枠の上部にティーポットのメタルのチャームを貼っています♡ お料理もデジタルのコンテンツを見ながら作る時代ですが、アナログにとっておきのレシピを書き留めておくのもまたいいものですね♪ 次の課題は「プラトー」。スキバルと紙で作るシンプルなトレイです。 コンパクトなのでステーショナリーとして使っても良いですし、テーブルでお使いになっても素敵です。 今回はシ

  • フレンチメゾンデコール ラウンドバニティバッグ

    フレンチメゾンデコールのステップアップセミナー新作「ラウンドバニティバッグ」のレッスンを受講して参りました。 今回は特別教材としてヴォーグ社から提供されるピュアモリスの「ウィロウボウ」と「ストロベリーシーフ」の生地の扱いも可能でしたので素材には迷いましたが、取っ手がパールということもあり、白とグレーを基調にした清らかなイメージをめざして作りました。 蓋を開けたところ。 つめかけ式のデザインで、蓋と本体が同サイズ。蓋を閉めると気持ちよく蓋と本体が合います。蓋裏にはスカラップのポケットも付いています。 深さもあるのでコスメ関係の収納にも良さそうですね。 この取っ手も出来合いのものではありません。何と自分で作る取っ手です。 こういう取っ手の作り方もあるのだと勉強になりました。 アクセントに取っ手にグレーと白のストライプのリボンを結んでいます。 フレンチメゾンデコールのバッグ型の作品と言えばナディーヌコンティ先生デザインの人気作品「マレットダンタン」がありますが、「ラウンドバニティバッグ」は深さもありまた違った雰囲気です。 今回使った生地はヴォーグ社扱いの松尾捺染さんのシノワズリーなジュイ柄。

  • ランプシェード製図レッスン

    製図から学んで頂くランプシェードレッスンをご受講頂きました。 それは素敵な作品に仕上げられましたのでご紹介させて頂きます。 画像は受講者様撮影のものをお借り致しました。 ため息が出るような素敵な作品です♡ シンプルな白の麻生地をベースに使われていますが、装飾の素材の選択がどれもエレガントで素晴らしいです。 カルトナージュ講師として長いキャリアのある先生でもいらっしゃるのでさすがの仕上がりです。 スカラップラインのシェードを上にも重ねたデザインは、ビジャー香代子先生のデザインを参考にさせて頂きましたが、基本となる円錐型のシェードの製図に加え、重なる小さいシェードの製図やスカラップラインの製図など一度にたくさんのことを詰め込んだレッスンであったにもかかわらず、すんなりとご理解頂いてこんなに素敵な作品に仕上げて頂き、こちらも感無量です。 ご受講を有難うございました。 製図からランプシェードを作っていくレッスンは少々大変な作業ではありますが、一つの作品を作って終わりではなく、基本のテクニックを基にしてさらにご自身でお好きな大きさ、デザインのランプシェードを作ることにも繋がります。 是非、より多

  • 生徒様作品 六角形の箱、自由課題作品

    生徒様の作品をご紹介させて頂きます。 今回の課題は「六角形の箱」。シャポータイプの蓋の六角形の箱です。 バレンタインデーも近いこともあり、スイーツ柄の生地でとても素敵な作品に仕上げて頂きました。 蓋の円形の窓からはマカロンの柄が覗きます。 本体をフューシャピンク、蓋と土台をブラウンの生地にされましたが、とても素敵な組み合わせです。蓋には本体と同じ色味のピンクのリボンをプラス♡ 可愛いです! 本体内底にもスイーツ柄を♡蓋を開けても可愛いんです。 六角形の箱は製図からスタートし、本体が完成してからまた蓋のサイズ出しをするので、とても丁寧な工程で作られています。手間をかけて作られた作品はやはり完成度が違います。 今回はご自身でデザインする自由課題の作品もお持ち頂きました。 スキバルを使ったペンケースです。 ご子息用に作られたということですが、イニシャルのエンボスも入れ、蓋には真鍮の装飾。 シンプルな中にセンスの光る素敵な作品です。 内側はスキバルと同色のウールペーパーを使われましたがとても高級感があります。 ウールペーパーは柔らかく滑らかなので内貼りに向く素材ですね。 ご自身でサイズ出しをし

  • 生徒様作品 LEDキャンドルのミニランプ

    LEDキャンドルのミニランプのレッスンで生徒様が作られた作品をご紹介させて頂きます。 今回はRuban Noirのサンプルの生地から、黒い麻生地にクラシックなフレームのミシン刺繍をしたものを選ばれて、対で作られました。 この刺繍生地を選ばれた方は初めてなのですが、私はこの刺繍がとてもお気に入りなので、お選び頂いてとても嬉しく思います。 生地もスタンドもブラックなのでとてもシックで大人な雰囲気の作品に仕上がりました。 ドットのリボンを結んで可愛さをプラス。対で並ぶととても素敵です♡ このフレームの刺繍は厚みのあるしっかりとしたものなので実際見ると重厚感があります。 今回はシルバーの糸を使っていますが、ゴールドの糸にするとまた雰囲気が違います。 こちらは普通の照明用のランプシェードですが、同じデザインでコールドに刺繍したものを使っています。 さらに華やかな感じになりますね。 LEDキャンドルのミニランプのキットにはシェードと同じ形の透明シートもお付けしていますので、柄取りや今回のように中央にポイントを合わせたいときも簡単に合わせて頂けます 仕上がった作品にとてもご満足いただき嬉しい限りです

  • ランプシェード製図レッスンStart

    Ruban Noirのランプシェードレッスンに製図レッスンのメニューが加わりました。 当アトリエでは、フランス製の断熱シートに布を貼りそれをフレームに取り付ける方法でランプシェードをお作り頂いておりますが、これまではすでにカット済みのシートをお使い頂いておりました。 もっと自由にランプシェード作りをお楽しみ頂きたくこの度、製図レッスンを始めさせて頂くことに致しました。 特別なカリキュラムやディプロマはありません。シンプルに基本的なランプシェードの製図方法を学んで頂きます。 カルトナージュと同じように、ランプシェードももっと自由に素敵な作品を作っていきましょう! ご興味がありましたらどうぞお問合せ下さい。

  • 鎌倉 英国アンティーク博物館へ3

    BAMを訪れた目的の「シャーロック・ホームズの部屋」へ。 同館館長で「鎌倉アンティークス&ギャラリー」のオーナー土橋正臣氏は無類のホームズ好きとしても知られている方なので、彼の手になるホームズの部屋や如何に!とワクワクしながら訪れました。 まず目に入るのがこのドア。ベイカー街「221B」はホームズが暮らしている借家のある番地です。 わたしも「221」という数字にとても敏感になっています♪ そして通路の奥はホームズの家の有名な居間。 こちらはロンドンの「シャーロックホームズ博物館」を彷彿とさせる作りです。 規制のロープが張ってあるので中へは入れないのですが、ざっと見渡しただけでもホームズ好きは興奮を覚えるはずです。 肘掛椅子の上のヴァイオリン、暖炉の上のペルシャスリッパ、小さなナポレオン像・・。 ホームズはヴァイオリンを弾く趣味があり、名器ストラディバリウスをその価値を知らない古物商から破格の値段で手に入れています。 また、変わり者のホームズは葉巻用の煙草を何と先の尖ったペルシャスリッパの先に入れていた、と作品には記されています。 ナポレオンの胸像は・・作品「六つのナポレオン」にちなんだ

  • 鎌倉 英国アンティーク博物館へ2

    三階が「シャーロックホームズの部屋」ですが、先に四階をご紹介します。 四階は「ヴィクトリアンルーム」。 優美なラインの家具の数々にうっとり。赤い壁紙との組み合わせも何故か派手ではなく気持ちが上がる思いです。 さりげないコーナーもとても素敵です。 この部屋には、当時の蓄音機やオルガン、ピアノなども展示されています。 この蓄音機のスピーカーフォンも古びてはいますが中には花模様が見られ、往時はさぞ美しかったでしょうね。 このピアノの装飾の美しさ。椅子も何とも優雅です。 何と燭台が付いています♡ 蝋燭を灯して弾くピアノ・・。 想像しただけで素敵です。 この部屋にはもう一つ見どころが。 この建物の設計者隈研吾氏デザインの立礼式のコンパクトな茶室です。 とてもユニークな資材を使っているモダンな作りです。 細長い窓は「掛け軸」に見たてられているそうで、借景として裏のナショナルトラストによって保存されている自然が見られます(光の関係で景色が写らず残念)。 ヴィクトリア朝はホームズが生きた時代でもあります。次はいよいよホームズのお部屋へ。

  • 鎌倉 英国アンティーク博物館へ1

    久しぶりのお出掛け記事です。 先日、昨年9月に鎌倉にオープンした「英国アンティーク博物館 BAM鎌倉」へ行って参りました。 勿論、アンティーク家具は好きですが、目的は同館に再現された「シャーロック・ホームズの部屋」でした。 シャーロキアンというほどでもないのですが、昔から無類のホームズ好きで、シャーロキアンの方々からは「聖典」と呼ばれているドイル作の60篇のシャーロックホームズ作品を飽きもせずに繰り返し読み続けています。 近年ではべネディクト・カンヴァーバッジ主演のイギリスBBC制作のドラマ『Sherlock』の人気が高まっていたのでますます楽しみが増え嬉しい限りです。 BAMが建っているのは鶴岡八幡宮からほど近い場所。建築家の隈研吾氏設計のスタイリッシュな外観の建物です。画像ではわかりにくいのですが外壁には鎌倉にちなんで鎌倉彫のような凹凸が一面にデザインされています。 入り口では黒いロンドンタクシーがお出迎え。 同館館長で「鎌倉アンティークス&ギャラリー」のオーナー土橋正臣氏はロンドンタクシーのコレクターでもあります。 運転席にいるのはクマのパディントンです! BAMは一階がスーベニ

  • 再スタートの年

    2023年ー新しい年が明けました。 今年からRuban Noirのレッスン内容が新しくなります。 まず、受講生時代から認定講師として活動させて頂くまでお世話になって参りましたビジャー香代子先生主宰のアトリエカルトナージュの「サティフィカコース」と「ディプロマコース」が2022年末を以て終了致しましたことをご報告させて頂きます。 (現在サティフィカコースにご在籍の生徒様は最後まで責任を持ってご指導させて頂きます) 長い間存在するのが当たり前だったものが終わりを迎えることには一抹の寂しさを感じますし、たくさんの思い出が去来し感傷的になったりもします。 しかし、始まりのあるものには必ず終りもあります。前を向いていかなければなりません。 サティフィカコースは全課程修了までに四十もの課題作品を製作する本格的なプログラムでした。各レベルコースの終わりには自由課題の提出が義務付けられており、基礎からカルトナージュのテクニックを学びやがて自身でデザインした作品を作るスタート地点に立つレベルまで至ることのできる内容でした。 今後もRuban Noirではカルトナージュを本格的に学びたい方、またはある程度

  • オンライン受講者様作品 LEDキャンドルのミニランプ

    少し前になりますが、オンラインで「LEDキャンドルのミニランプ」のレッスンを受けられたM様から、作品の完成画像をお送り頂きましたのでご紹介させて頂きます。 白のスタンドに、ローラ・アシュレイの「ジョゼッティ」の生地を貼ったシェードの組み合わせです。 「ジョゼッティ」のお生地がとてもお好きでいらっしゃるとのことでしたが、インテリアファブリックの「ジョゼッティ」は柄も大きく生地も地厚なことから、この作品には向かなかったのですが、丁度こちらの在庫に綿生地で柄の小さな「ジョゼッティ」がありましたのでそちらをお使い頂きました。 白とグレーの組み合わせが上品でとても素敵です。 縁に沿わせたブレードもとてもきれいに貼れています。 M様の愛犬のメモリアルコーナーにもう一つお作りになられた作品とシンメトリに飾って頂いています。とても素敵に飾って頂き嬉しく思います。 今度はお色違いで作られることをご検討中です。この作品のデザインをお気に召して頂いて何よりです。 この度はご受講を有難うございました。

  • 作品のできるまで 追記

    ボーダレス展を無事終えて作品を家に持ち帰りましたがふと目に入ったものが・・「そうだ。ブログに書き忘れていた・・」 あんなに苦労したというのに早、すっかり忘れていたことがありました。 それは、キャビネットのトレイ仕立ての天板の作り直し!! この画像だけをご覧になってもわかりませんね・・。 比較の画像を。 下の短い方が「作り直し」をして作品展に出品したもの。 上の長い方は最初に作ったものです。撮影した角度や縦横の長さの比率から、奥行きの巾が違って見えますが同サイズです。 作り直しをした経緯は・・。 一旦作り終えてよくよく完成作品を眺めていると感じたこと。「天板がやや長い」! キャビネットの巾からするとあと少し短い方がバランスがいいと感じました。 生地を貼る前の段階ではあまり感じなかったのですが、厚みに山吹色の生地を貼って強調されたためか、長さが気になりました。 前の記事でも書きましたが、この天板では相当苦労していますので、今更作り直すエネルギーは正直なかったのです。 しかし数日じっと眺めているとやはり我慢ができなくなって作業に取り掛かりました。 短いものも作ってみて成功しなかったり、やはり

  • ボーダレス展無事終了致しました

    「21世紀アートボーダレス展2022 KIRABOSHI」が会期を終え無事終了致しました。 多くの方々にご来場を賜り感謝申し上げます。 私は三年ぶりの参加でしたが、コロナ禍で重い閉塞感を感じていたところにビジャー先生からお声掛けがあり参加させて頂くことになったことに感謝の気持ちでいっぱいです。 久しぶりに講師の先生方ともお会いして、素晴らしい作品の数々を拝見したり解説して頂いたりたくさんお話ができたことも本当に嬉しかったです♡ 師走のお忙しい時期に会場に足をお運び頂いた方やご都合で会場にはお出でになれなかったけれどSNSやブログで作品をご覧頂いたとご連絡頂いた方、温かいコメントを頂いた方・・全ての皆様に感謝申し上げます。 この気持ちをバネに来年からまた新たな気持ちで作品作りに取り組んで参りたいと思います。 今後とも宜しくお願い申し上げます。 Ruban Noir

  • 作品のできるまで5 「金具と小物作り」

    今回作ったキャビネットは、生地の柄を生かしたかったので引き出しではなく扉で開閉するデザインにしました。 扉も布の蝶番で本体と繋ぐのではなく金具の蝶番を正面付けで取り付けることにしました。 古い家具でも用いられている方法です。 蝶番のサイズから、キャビネットの左右の側面のカルトンは1cm以上の厚みが必要だったので余裕を持たせて3mmカルトンの5枚重ねー1.5cmの厚みにしました。 蝶番もアンティークな雰囲気で梅の花の形の職人さん手作りのものを入手。雰囲気にぴったりのものが見つかって嬉しかったです♡ ただこの蝶番は真鍮製で元は真鍮の黄銅色だったのを黒く塗装しています。 繊細な彫の模様が塗料で埋まらないように極薄のスプレー塗装を数度繰り返しました。 扉のツマミはもとから黒い鋳物で、小ぶりながら重みのある重厚な作りのものです。これもとことん理想のものを探しました。 金具類を黒にすることで扉に貼った無地場の多い織り地の柄を引き立てる効果があります。 ポイントに、黄色の小ぶりなシルクのタッセルをツマミに付けています。 今回は「部屋の一角に設えるオリエンタルなディスプレイコーナー」をコンセプトにした

  • 作品のできるまで4 「布を貼る②」

    キャビネットに布が貼れて今度は屏風に布を貼るところに来ました。 三曲にしたので中央の巾広の面に織物の中央部分の花が密なところを貼り、左右は織物の両端の無地場の多いところを貼ることにしました。柄合わせもするので生地は残り少なくもう失敗は許されません。 布をカットし裏打ちもしてからカルトンに張り、きれいに貼れたな、と思った瞬間一つのことに気付きました。花の描かれていない地の部分の端に白い点が。 それはマーガレットの花びらの端が見えているのですが、中央から左右に繋がる漆黒の地の部分に余計な白い「点」がぽつりと見えることになります。 実際の画像ではありませんが完成品に再現して白い点を加えてみました。 丸で囲んでいる部分ですが、実際はもう少し小さかったかも知れません。 中央と向かって右の面は完全に柄合わせをしていますが、左側は実は柄合わせはしておらず、自然に馴染むように柄を合わせてあります。 しかしどう見てもその白い花びらの「点」は唐突で調和を乱しているように見えます。 自分にとってはここは黒一色でなければならないところです。 (考えようによってはどうでもいいポイントののかも知れません) いろい

  • 作品のできるまで2 「デザインと方法」

    今回はやや専門的なお話もありますので、カルトナージュをされていない方には「?」な部分もありますがお赦し下さい。 頭の中で出来上がった作品の青写真は、「オリエンタルなキャビネットと屏風」。 使う織物は地が漆黒なのでどこか日本や中国など東洋の漆塗りの家具のイメージに通じたのです。 古い東洋のキャビネットタイプの家具には天板が本体より長くて上に物をディスプレイできるようにデザインされたものが多くあり、それに近いデザインにしてみようと思いました。 作品展ですのでサイズの制限もありましたが、なるべくこの織物の柄が生かせる表面積の大きなパーツがあるデザインということで「屏風」と、引き出しより表面積の大きな「扉」で開閉するキャビネットを作ることに決めました。 本体は四角の直線ラインですが、本体よりやや長い天板の両端は真っ直ぐではなく少し上にカーブしています。そのカーブをカルトナージュの手法、つまりカルトンで表現できるのか・・。 まずキャビネット本体を作るに当り、より家具らしさを追求するために通常なら2~3mm厚のカルトンを使って形を作るところを、3mmカルトンを3~5枚貼り合わせることにしました。

  • 作品のできるまで 1 「素材」

    今回の作品展に出品させて頂きました作品の構想から完成するまでを振り返ってみたいと思います。 今回は生地から始まった作品作りでしたし、いつもと違う素材、いつもと違う方法で製作した部分が多く、これまでの作品作りと比べてもとても特別だった気がするので、備忘録も兼ねて綴っていきたいと思います。 既に別の記事でも書きましたが、今回使った生地はアンティークショップで出会った19世紀中~後期(ナポレオン三世時代)に織物で有名なフランス・リヨンで織られた絹織物ーブロケードです。 対になった細長い絹織物ー60cm×120cmが二枚ーで、欧米では装飾としてよく見られますが、壁にシンメトリに飾るパネルに仕立てるためのものでした。 ブロケードは日本で言えば「錦」に当たる絹織物です。 表と裏を見ると表の黒色の地の部分は裏側では薄緑色になっていて、この織物が二重構造であることがわかります。 信じられないくらい細い糸で織られていてだからこそこのように繊細な表現ができるのでしょう。 初めて見た時からこの朱子織のように光沢のある美しい絹織物に強く惹かれていて、特に黒地にマーガレットの花々が闇に浮かび上がるように写実的に

  • ボーダレス展2022始まりました

    既に開催の告知をさせて頂いておりました「ボーダレス展2022 煌星 KIRABOSHI」 が12月1日より始まりました。 国立新美術館一階の広い展示スペースに多分野の作品が沢山展示されておりますので「カルトナージュ」の展示は少々見つけにくいかも知れませんが、1B展示室を入って真っ直ぐの個別の台に作品が展示されているエリアにございます。 私の作品は展示エリアの後方にあります。 今回使った生地については前回の記事でご説明しましたが、今回は作品を少しご紹介致します。 タイトルは「錦 NISHIKI」。これは使った素材から付けたものですが、作品のコンセプトは「部屋の一角に設えるオリエンタルなディスプレイコーナー」です。 ”屏風”の前には小ぶりなキャビネット。キャビネットの天板はいろいろなものをディスプレイできるようにトレイ仕立てになっています。 今回使った素材はオールシルク。 カルトナージュをなさっている方はお分りと思いますが、シルクは染みになりやすいので必ず裏打ちが必要です。 普段はめったにシルクを使うことがないので緊張しましたが、シルクならではの光沢、質感はやはりとても美しいです。 後方か

  • ボーダレス展2022 いよいよ来週から

    先日もお知らせさせて頂きましたが私が作品を出品する作品展がいよいよ一週間後の12月1日から開催されます。 多分野の手工芸作品が展示されますが私はビジャー香代子先生の「カルトナージュ」グループで出品致します。 「21世紀アートボーダレス展2022 煌星 KIRABOSHI」 於:東京・六本木 国立新美術館展示室1A、1B 会期:12月1日(木)~10日(土) 10時~18時(入場17時30分迄) *12月6日は休館日 今回の私の作品のタイトルは「錦 NISHIKI」。 「NISHIKI」と横文字を付け加えたのは作品に使った生地に関係があります。 西洋の「錦」と言える「ブロケード」・・フランスのリヨンでナポレオン三世時代の19世紀中~後期に織られた絹織物を使っております。 時々お邪魔するアンティークショップはフランスの古い生地類も扱っているのですが、数年前に今回使ったブロケードに出会い、その美しさに私は一目で魅了されました。 黑い繻子のような光沢のある地に闇に浮かび上がるようにマーガレットの花々が緻密に写実的に織られているそれは美しい絹織物です。 もともとは壁にシンメトリに飾るパネル

  • 生徒様作品 マグネットのティッシュケース

    アトリエカルトナージュ・サティフィカコースのレッスンで生徒様が作られた作品をご紹介させて頂きます。 今回の課題は「マグネットのティッシュケース」、マグネットを埋め込んだ蓋で開閉するデザインのティッシュケースです。 クラシックなモチーフが描かれたシックな柄の生地と茶の無地の麻生地をお持ち頂き、落ち着いた雰囲気の作品に仕上がりました。 蓋裏はクロス紙ですが、丁寧な作業で取り出し口の形も表とぴったりと合って美しいです。こういうところの丁寧さは大事です。 Ruban Noirの定番のおすすめの装飾。 本体に巻いたリボンにクラシックなボタンを貼って頂きました。 このボタン、生徒様に好評です♡ ティッシュを入れてみました。 コロナ禍でタオルの代わりにペーパータオルを使うことも多くなっていますのでペーパータオルを入れて使ってもいいですね。 プルミエ(初級)も残すところあと1課題と自由課題の2作品となった生徒様。 次回も素敵な作品をお作り下さい。

  • 作品展のお知らせ

    来月12月になりますが、作品展に作品を出品致しますのでお知らせさせて頂きます。 21世紀アートボーダレス展 「煌星 KIRABOSHI」 2022.12.1~12.10 (6日休館) 於:東京六本木・国立新美術館展示室1A、1B ボーダレス展への出品は今回で3回目になりますが、名前の通り多分野の手工芸の作品が展示されます。 毎回テーマが設けられておりますが、今回のテーマは「煌星 KIRABOSHI」。 私は師匠のビジャー香代子先生のカルトナージュグループで出品致します。 ご来場をお待ち致しております。 また近くなりましたら再告知させて頂きます。 宜しくお願い致します。

  • 生徒様作品 ハウス型の箱

    アトリエカルトナージュ・サティフィカコースのレッスンで生徒様が作られた作品をご紹介させて頂きます。 今回の課題は「ハウス型の箱」ー屋根が蓋になって開閉するデザインの箱です。 ハロウィインが近いのでハロウィンをイメージして作りたいというご希望でした。 いろいろ悩まれましたが、結果、とても大人な雰囲気の素敵な作品になりました。 ダマスクの地紋の黒い生地を本体と屋根に使い、屋根にはお持ちになった紫のピコットリボンを飾りました。アンティーク調のボタンもアクセントにプラス。 ハウスの前後にはアトリエにあったクラシックな石膏のモチーフを貼られました。 本体の裾付近には黒の薔薇のブレードを。 内側には紫のスエード調のクロス紙を使われました。 シックな紫なのでとても落ち着いた雰囲気です。 屋根の裏側には蜘蛛の巣のシルバーのモチーフと蜘蛛の糸をイメージしたシルバーのブレードを。遊び心があってとてもクール! ハロウィンのイメージに加えてゴシックテイストな作品となりました。 モチーフのイメージも作品にぴったり。 今回のように何かテーマを決めて作品作りに取り組むのもモチベーションが上がりとても楽しいことだと思

  • 生徒様作品 卓上ペールメール

    アトリエカルトナージュ・サティフィカコースのレッスンで生徒様が作られた作品をご紹介させて頂きます。(完成画像は生徒様撮影のものです) 今回の課題は「卓上ペールメール」です。 メモや写真などをリボンに挟んで使えるペールメールはカルトナージュの定番的デザインです。壁掛けのタイプが主流ですが、アトリエカルトナージュのペールメールは卓上型。 スタンドタイプのテクニックも学べる課題となっております。 今回は私のサンプル作品と同じ生地でとのご希望でしたのでご用意させて頂きました。 既に廃番となっている仏・STOFの植物と蝶が描かれた素敵な柄の生地です。 リボンはご自身でご用意頂きました。 私はグリーンのベルベットのリボンを合わせましたがS様は美しいブルーのベルベットのリボンを合わせられました。 生地の柄の中にも使われているお色なのでよく合っていますね。リボンが違うだけで雰囲気も変わります。とても素敵です。 横から見たところです。 普通ぺーメールには金属の割りピンを使うことが多いのですが、私はいつも割りピンに共布を貼って”くるみボタン”風にして使っています。 ひと手間かけるだけでグッと素敵になります

  • HPのTopページが秋色に

    すっかり秋めいて来ました。 涼しさを通り越して寒いくらいですね。 HPのトップページも秋色に。 個人的に作品製作に集中しなくてはならない時なのですが、気分転換のためにも少し時間を取りました。 女性の衣装が少し寒そうですが、衣装のお色と背景は秋色。これまでイラストを使ってトップページを作って来ましたが、今回初めてリアルの人の画像を使いました。 ちょっと私の好きなラファエル前派の画家 ウォーターハウスの「シャルロット姫」を髣髴とさせるとても好きなテイストの画像です。 夏のような暑さから急に寒くなりましたが、皆様ご体調にお気を付けてお過ごし下さいませ。 私はまた気を引き締めて作品製作に集中します!

  • 蛇腹のハガキ入れ、書見台

    アトリエカルトナージュ サティフィカコースのレッスンがあり、二つの課題作品をお作り頂きました。 まずひとつ目は「蛇腹のハガキ入れ」です。 ハガキを整理する収納ケースですが、蛇腹になった収納部分も製図をしてご自身で製作して頂く課題です。 全て紙素材の作品ですが、紺色のスキバル、表側にブルー系のプリントペーパー、内側にピンク系のプリントペーパーを使われ素敵な作品に仕上げられました。 収納の蛇腹部分は紺色で外側は寒色系。 内側に暖色系の色味がちらりと見えるのが面白い組み合わせですね。 次の課題は「書見台」です。本来は本を立て掛けて使うものですが、iPadなどのタブレットのスタンドとしてもお使い頂けるサイズです。 「蛇腹のハガキ入れ」と同じプリントペーパーを使って作られました。クラシックでとても素敵な書見台になりました。 畳むとフラットになり、持ち運び、収納にも便利です。 久しぶりのご受講でしたが、今回もとても丁寧に作られてお揃いの素敵な作品が出来ました。次回の課題作品も楽しみにしております。

  • LEDキャンドルのミニランプ ブラック

    「LEDキャンドルのミニランプ」のレッスンが続いております。 今回も私のサンプル作品から、黒のスタンドにシルエットの刺繍の生地を貼ったシェードの組み合わせのものお二つお作り頂きました。 刺繍は一つはデータを反転して、並べた時にシルエットが向かい合わせになるようにさせて頂きました。 並べてみるとやはり素敵ですね♡ 後ろ姿です。 ブレードの繋ぎ目は巻き終わりをくるくる丸めた装飾を施しています。 ブレードの貼り方もとても丁寧で、曲線ラインがきれいに出ています。美しいです! キャンドルを点けるとぼんやりとした灯りでシルエット刺繍が浮かび上がります。 LEDキャンドルなので、本格的な照明というよりはお部屋の雰囲気作りにお使い頂ければと思います。 お茶やお食事の時にテーブルに置いても素敵です。 「LEDキャンドルのミニランプ」は全てキットなのでランプシェード作りのご経験がなくても簡単にお作り頂けます。 型紙、製作手順の資料もお付けしていますので、是非ご受講後はご自身でまたお好きなテイストで作品をお作り頂ければと思います。

  • LEDキャンドルのミニランプ ホワイト

    「LEDキャンドルのミニランプ」のオンラインレッスンでお作り頂きました作品の画像を生徒様にお送り頂きましたのでご紹介させて頂きます。 今回は私のサンプル作品の中から、白地にマリーアントワネットの肖像を覗かせたデザインと同じものをお作り頂きました。 スタンドは白に塗装。 白の麻生地にマリーアントワネットの肖像画の生地を貼っています。 シェードのアウトラインには白のブレードを沿わせています。 スタンドのくびれ部分に白のオーガンジーのリボンを結んで。 肖像画以外は全て白で統一。クラシックでエレガントな雰囲気です。 今回はシンメトリーに飾られたいというご希望でお二つお作り頂いております。 楕円の窓の周りにもブレードを沿わせて巻き終わりをくるくると渦巻き状に丸めて留めています。 海外のランプシェードの装飾によく見られる手法ですが、接合部分をカバーでき、しかもおしゃれになりますのでお勧めの装飾です。 後から見たところです。 上下のブレードの接合部分も同じ装飾を施しています。 シェードの下の曲線ラインにブレードをきれいに貼っていくのはなかなか難しいのですが、歪みなくとても丁寧にきれいに貼られています

  • LEDキャンドルのミニランプ オンラインレッスン

    「LEDキャンドルのミニランプ」のオンラインレッスンでお作り頂いた作品の完成画像をお送り頂きましたのでご紹介させて頂きます。 今回は遠方からご友人同士お二人でご受講頂きました。 今回は私のサンプル作品の一つ、黒に塗装したスタンドにシルエットの刺繍の生地を貼ったシェードの組み合わせのタイプと同じものをとのご希望でしたのでご用意させて頂きました。 お二人ともとてもきれいに仕上げられました。 サンプル作品を気に入って頂けてとても嬉しく思います。 もう一つ同じものをお作りになってシンメトリーに飾りたいとのご希望でしたので、追加でキットもお送りすることになりました。有難うございます。 この度は遠くからのご受講を有難うございました。

  • LEDキャンドルのミニランプレッスン作品

    Ruban Noirオリジナルキット作品「LEDキャンドルのミニランプ」のレッスンで作られた作品の完成画像をお送り頂きましたのでご紹介させて頂きます。 先日レッスンでお作り頂きましたフレンチメゾンデコールの「プティティロワール」とお揃いのモリスの「Daisy」の生地で。 このミニランプのサイズ感がこのプティティロワールにぴったりなんです。 お揃いで飾るとやはり素敵です♡ リボンとブレードもご自身でご用意されたものですがとてもよく合っています。 リボンのニュアンスカラーも絶妙です。 この作品のスタンドは無塗装のもともとのオリジナルのお色で、アンティーク調に古びた感じになっています。 レッスンではこのオリジナルカラーのほか、お好みの雰囲気や生地に合わせて白、黒などお好きなお色に塗装させて頂いております。 レッスンをご受講頂いたのは講師仲間でもあるD.HAnds のH先生。 ご自身のお教室のオリジナルキット作品のクリスマスツリーを同じ生地で作られた画像もお送り頂きました。「Daisy」のツリーも可愛いです♡ H先生素敵な完成画像をお送り頂き有難うございました。

  • 生徒様作品 卓上フォトフレーム

    アトリエカルトナージュのサティフィカコースのレッスンで生徒様が作られた作品をご紹介させて頂きます。 今回の課題は前回の壁掛けタイプに続き卓上タイプのフォトフレームです。 (画像はお送り頂いたものをお借りしております) スキバルと紙で作る課題ですが、ペールピンクの石目調のスキバルにスズランの柄のプリントペーパーを合わせられました。とても可憐な雰囲気の作品になりましたね。 このフォトフレームはこうして折り畳むことができるので、携帯用にも向いています。 すでにスキバルや紙をカルトンに貼った時の角処理をマスターされているので、今回も手際よくきれいに作られました。 閉じてもぴったりと合わさって美しいです。 そして何と、ご自宅のフォトフレームを同じ素材で作り変えられた画像もお送り頂きました。 こうして、復習をされたり応用した作品を作ったりされたというお話を伺うのは、私にとってもとても嬉しいことです。 次回の作品も楽しみにしております。お疲れ様でした。

  • LEDキャンドルのミニランプ レッスン作品

    最近キットレッスンを始めたばかりの「LEDキャンドルのミニランプ」のレッスンで生徒様が作られた作品をご紹介させて頂きます。 今回はオンラインで受講されましたので、画像は生徒様撮影のものをお借り致しました。 ご自身で用意されたモーヴピンクのシックなバラの柄の生地を使われてとても素敵に仕上げられました。 事前にお打ち合わせをして生地にぴったりのブレードとリボンをご用意させて頂きますので 仕上がっても素材のお色に統一感があります。 素敵なお人形と一緒に撮影して下さいましたが、とても素敵です♡ キットなのでシェードもカット済みのものに生地を貼って作ります。 曲線ラインと上部に細いブレードを沿わせますが、とてもきれいに貼れています。 すでにお教室を運営されている方なので手際が良くやはりとてもお上手でした。 お疲れ様でした。 キットに含まれるスタンドは生地やお好みに合せてこちらで塗装させて頂きますので、スタンドのお色、生地によって個性的なミニランプが出来上がります。 今後どのような作品が生まれるのか、とても楽しみです。

  • プティティロワール

    少し前になりますがフレンチメゾンデコールのステップアップセミナー作品「プティティロワール」をレッスンでお作り頂きましたのでご紹介させて頂きます。 (作品画像はお借り致しております) モリスの「Daisyデイジー」の生地を使われたとても素敵な作品に仕上げて頂きました。 合わせたブルーグレーの無地の生地もとても良く合っています。 モリスの生地はモチーフは可愛いのにやはりとてもシック。 可愛らしさの中にも落ち着きのあるとてもいい雰囲気ですね。 引き出しを開けると・・内側は暖色系のお色。外側とイメージを変えるのもとても素敵です。 とても素敵に仕上がったところで、今度はお揃いの生地でRuban Noirオリジナルの「LEDキャンドルのミニランプ」を作られるご予定です♡ お揃いで並べられたところを拝見したいです。 この「プティティロワール」、はとても人気のあるキットです。 何と言ってもパーツが多くて手切りだと本当に大変な引き出しが、全てカット済みのキットになっているところがすごいです! 「引き出しは難しそう」と思われるカルトナージュ初心者の方でもお気軽にお作り頂けますので引き出し作りはまだ、と言う

  • 生徒様作品 壁掛けフォトフレーム

    アトリエカルトナージュ課題レッスンで先日生徒様が作られた作品をご紹介させて頂きます。 画像は生徒様撮影のものをお借り致しました。 二つのフォトフレームをリボンで繋ぎ壁掛け式にしたデザインです。 窓のデザインは自由ですが、今回はシンプルに丸と正方形の窓にされました。 シンプルなのに中に貼ったカードを引き立てていてとても素敵な作品だと思います。 使われたチロリアンテープも色彩と雰囲気がフォトフレームにぴったりですね。 毎回作品に使われる素材を時間をかけて探されてからレッスンをご受講されている生徒様なので、それが作品からも伝わって来ます。 次回の課題作品も楽しみにしております。

  • LEDキャンドルのミニランプ レッスン開始

    先日お知らせ申し上げました「LEDキャンドルのミニランプ」のキットレッスン(オンライン、対面)を開始致させて頂きます。 シェードに使うフランス製の断熱シートは曲線のカットが難しく型紙をお渡ししただけでは製作はなかなか難しいと考え、カット済のシートをお使い頂きお作り頂くことにしました。 レジメはお付け致しますが、直接お伝えしなければ伝わらない部分もありますので、キットのみの販売はなく、一度レッスンをご受講頂くこととさせて頂きます。 ご興味がございましたらHP「CONTACT」からお問い合わせをお願い致します。 レッスンとキットの詳細をお知らせさせて頂きます。 キットにはスタンドも付きますが、お使いになる生地やお好きなテイストに合わせてこちらで塗装させて頂きます。 もともとは白地に茶でアンティーク調に”汚し”をかけてあるものですが、白、黒、ゴールド、シルバーなどお好みのお色にできる限り対応させて頂きます。 これまでの作品は「白」に塗装したものを使用していましたが、「黒」のバージョンの作品も作ってみました。イメージのご参考になさって下さい。 まずオールブラックの”ゴシックテイスト”の組み合わ

  • ミニランプシェード キットレッスン

    以前からRuban Noirのランプシェードレッスンでも展開していたアイテム、「LEDキャンドルのミニランプ」のキットを使ったレッスン(対面、オンライン)を本格的に始めたいと思います。 フレンチメゾンデコールのステップアップセミナー作品の「プティティロワール」を作った時にお揃いの生地でこの「ミニランプシェード」を作ったところ、生徒様に好評でご希望が多かったので、キット化してよりどなたでも作りやすいようしたいと思い準備を進めております。 スタンド付きで詳しいレシピとテンプレートも付属する予定です。 作品とお揃いの生地で作るのも良いですし、また二つ作ってシンメトリーに飾っても素敵です。 LEDキャンドルを使っておりますので本格的な照明というよりはインテリアとしてお考え頂けたらと思います 以前作った白地にマリーアントワネットの肖像を窓から覗かせたデザインのもの スタンドもキットに含まれますので白の外、できる範囲でお好みの色に塗装させて頂きます。 コロナ禍で一部資材の調達が遅れておりますが、準備が整い次第、またお知らせ致します。 お問い合わせはHP「CONTACT」からお願い致します

  • 生徒様作品 メモケース ポシェットデッサン

    アトリエカルトナージュ・サティフィカコースレッスンで生徒様が作られた課題作品をご紹介させて頂きます。 今回作られたのは二作品のうち一つめは、市販のブロックメモを収納するケース「メモケース」です。 手前にV字型の開きがあり、メモを取り出しやすくなっているデザインです。 柄紙とスキバルで作る課題ですが、今回はフューシャピンクの地に紺色でエンボスの模様が浮き出た起毛紙と紺色のスキバルの組み合わせで作られました。 鮮やかなピンクとシックな紺色が新鮮な組み合わわせ。 とても素敵に仕上がりました。 ブロックメモを入れるとこのような感じです。 手前の開きの処理が難しい課題ですがとても丁寧な作業で美しく仕上げて頂きました。 次の作品はA4サイズの書類ケース「ポシェットデッサン」です。 帯でカルトンとカルトンを繋ぐ手法で作るとてもスタイリッシュなデザインの課題作品です。 ピンク色がお好きな生徒様。 別な課題でも使われたことのあるバラ柄のプリントペーパーと白のスキバルで優しい雰囲気の素敵な作品に仕上げられました。 リボンはピンクと白の二色使いです。 開くとマチ付きのポケットが両側にあります。 開けてもピン

  • HPも夏ヴァージョンに

    今年は異例の早さで梅雨が明けてしまいました。 まだ六月というのに猛暑続きでこの先が思い遣られます。 ついこの間梅雨ヴァージョンにしたばかりのRuban NoirのHPのTop ページも急いで夏ヴァージョンに衣替え致しました。 ペールグリーンを基調として夏らしく涼しげにデザインしました。 イラストはいつもより少しポップです♪ これから数か月暑さと付き合っていかなければならないのですが、皆様ご体調には充分にお気を付け下さいませ。

  • 生徒様作品 シャルニエの箱 デスクマット

    アトリエカルトナージュ・サティフィカコースのレッスンで生徒様が作られた作品をご紹介させて頂きます。 2課題の作品を作られましたが、まず「シャルニエの箱」です。 本体と蓋をシャルニエ(蝶番)で繋ぐテクニックを学ぶ課題です。 THEVENONのマリーアントワネットの生地を使われて素敵な作品に仕上げて頂きました。 ブロックごとに表情の違うこの生地の特徴を良く生かして色の配分をよく考えられています。 蓋を開けてもグレーとピンクのバランスが絶妙です。 蓋裏も表側と繋がった生地の使い方です。 蓋上と背が繋がったデザインなので後ろから見ても模様が繋がり美しいです。 前から見た色彩とまた違って後ろ姿も素敵ですね。 蓋のピンクのラインに合わせてピンクのリボンとアンティーク調のボタンの装飾をプラス。 シャルニエの他にも様々なテクニックが満載の課題なのですがとても美しい仕上がりです。 次の課題は「デスクマット」です。 書斎の机の上で書き物をする際に机が傷つかないように敷くマットです。 スキバルで本体を作りコーナーにプリントペーパーを貼ったマットを挟むデザインですが、 スキバルは茶のクロコ、ピンクのバラの模様

  • 生徒様作品 ボワットキャレ

    アトリエカルトナージュ・サティフィカコースの生徒様の作品をご紹介致します。 オンラインレッスンでご受講の生徒様なので完成画像をお送り頂きました。 「ボワットキャレ」は仏語で「正方形の箱」。 蓋上の飾りも正方形で正方形尽くしの箱と言えます。 赤と白の素敵な模様の生地に赤のクロス紙を合わせられて素敵な作品に仕上げて頂きました。 蓋上には白い小さなつまみに赤のブレードをあしらわれてすっきりとした大人な雰囲気の作品です。 蓋はシャポー型ですが、同じ正方形の飾りが2枚付けられていて、シンプルながらなかなか素敵なデザインだと思います。 初級の作品ですので四角いカルトンに紙の素材を貼る訓練にもなります。 本体外側面と内側面を一枚の布で貼るテクニックも学んで頂ける課題です。 2回目の作品とは思えないくらい仕上がりが美しいです。 角処理もきっちりと気持ちよく仕上がっていらっしゃいます。 レッスンではなるべくご自身で素材をご用意頂くようにしております。 最初は自分がどんな雰囲気が好きなのかも定まらず、素材選びは悩ましい事と思いますが、 多く作品を作っていくとだんだんご自身の作風というものができてくると思い

  • 紫陽花の季節

    私の住む関東も早梅雨入りをしました。 我が家の庭はバラ中心の庭なので、遅咲きのバラがやや残っているのと、返り咲きするバラの二番花が少し咲き始めてはいるものの、盛りの頃から見ると寂しい限りです。 でもそんな心の穴を埋めるかのように、大好きなアナベルを中心に、地植え、鉢植えの紫陽花たちが美しい姿を見せてくれています。 ついこの間までこんな状態だったアナベルも・・ もうこんなに咲いています。 グリーンと白が交じり合って実に美しい紫陽花です。 奥に見える鉢植えはピンクアナベルです。 アナベルは西洋紫陽花なので、その年の新梢に花を付けます。 そのためなのか、花の大きさに比べて茎が細く、雨が大量に降るとすぐに倒れてしまいます。 大きな花には倒れないように毎年細い支柱で支えをしています。 すぐに株が大きくなるので大きな鉢に植えたものもいくつかあります。 少し高めの鉢に植えたものも軒下に並べています。 こちらの紫陽花は「白寿紅」という日本の紫陽花。昨年頂いた珍しい品種です。 栃木県の「みつる植物研究所」の藤井敏男氏が作出された紫陽花で、花が小さいうちはグリーン、次第に白色になり、さらに少しずつ花に紅が

  • 生徒様作品 二種のフォトフレーム

    アトリエカルトナージュ・サティフィカコースのレッスンで二種のフォトフレームをお作り頂きました まず「壁掛けタイプ」のフォトフレームから。 白のモアレのクロス紙を使い、オードリー・ヘップバーンの『ティファニーで朝食を』のポストカードを窓から覗かせています。 リボンはやはりヘップバーンの『マイフェアレディ』の衣装のイメージでB&Wのストライプで。 バラを飾ったリボンも付けて華やかさをプラスしています。 壁に掛けるとこのように。 モノトーンの中にバラの花のモチーフが差し色になってとてもシックでエレガントな作品になりました。 次は「卓上タイプ」のフォトフレームです。 二つに折り畳めるので携帯用としても活躍するデザインです。 今回使われた素材はダークブラウンのクロコのスキバルとイタリア・ROSSI社のクラシックなプリントペーパーです。 画像ではわかりにくいのですが、渋いゴールドを使ったシックな柄が素敵なプリントです。 とても大人っぽくて洗練された組み合わせだと思います。 今回は二作品とも紙ベースの作品ですが、スキバルや紙の独特の美しい角処理の方法でお作り頂いたので仕上がりもとてもきれいです。 二

  • ビジャー先生 新作レッスン

    ビジャー香代子先生の新作のレッスンを受講致しましたのでご紹介させて頂きます。 今回も製図から作るとても凝った形の作品で、「ボアット アーク ドゥ アコラード」という名前のそれは素敵な箱です。 今回はオンラインで受講したので素材は自身で選びました。 曲線と尖った部分が組み合わされたエレガントなラインが箱の形と側面の装飾、蓋の取っ手に用いられています。 今回はクラシックなラインに合わせてmftaのアールヌーヴォー調の柄の生地を使い、柄の一色・白のクロス地を合わせています。 思ったよりも無地の部分が多くしかも白を選んだので仕上がってみるとぼんやりした印象だったので、全体を引き締めるためにシルバーの細いブレードをラインに沿って巻きました。 少しシャープさが加わったかな、と思います。 蓋の取っ手部分に丁度花の柄が収まりました♪ 地味ながらこの生地の柄が大好きなのです。柄の差し色のゴールドも良いアクセントになっています。 ビジャー先生によりますと この箱のデザインに採用された先が尖ったアール状のラインは「Arc en accolade」と呼ばれゴシック建築によく見られる形だそうです。 窓やドアの上

  • 今年のバラ 2022

    私の住む地域では今年のバラの季節も終盤を迎えています。 ここ数年は忙しさに紛れてバラのお世話が少しなおざりになりがちで反省しきりなのですが、それでも今年も庭のバラ達はきれいな姿を見せてくれました。 一部ですがご紹介致します。 毎年庭で一番に咲き始める大輪のつるバラ・スパニッシュビューティー。 始めは華奢なアーチに沿わせていたら、みるみる大きくなったので鉄のパイプで補強しなければ持たなくなりました。 とてもいい香りなのでアーチの奥のテーブルは特等席でバラのシーズンの私のお気に入りの場所です。 花数が多くて嬉しい反面、散った後の花がら摘みが大変です・・。 道路際には左からパレード、新雪、羽衣、ルージュピエールドゥロンサール。 パレードは花数も多く枝の伸長力が半端なく年々大きくなっています。 カルトナージュに携わっている方にはなじみ深い名前のウィリアム・モリス。 イングリッシュローズが何故かうまく育たない我が家に在って、唯一美しく咲いてくれています。アプリコットピンクの繊細な花がうっとりするくらい美しいです。 ラティスに仕立てている、つるアイスバーグ。純白の清らかな姿はいつ見ても美しい♡ レ

  • 生徒様作品 プティットポシェット 手帳カバー

    久しぶりの更新になってしまいました。 オンラインレッスンで生徒様が作られた作品の完成画像をお送り頂きましたのでご紹介させて頂きます。 まず最初はアトリエカルトナージュ・キット作品の「プティットポシェット」です。 チケットなどを入れておけるフォルダーで、内側に縦型と横型のポケットがあります。 外側には帯が巻いてあり、帯の窓に好きなな装飾を覗かせることができます。 今回は私のサンプルと同じ素材でお作り頂きました。 表の帯と内側のポケットにはアイボリーの繊細なレースを使いました。 生地のお色はグレイッシュブルー、ミントグリーンとベージュで統一。 帯の窓からはマリーアントワネットの肖像画が覗きます。 肖像画の背景もミントグリーンです。 次の作品はアトリエカルトナージュ・サティフィカコースの最初の課題作品「メモ帳カバー」です。 濃いめのピンクのスキバルにエレガントなフレームとイニシャルのエンボス。 装飾にラインストーンをつけられました。 ピンクのスキバルをお使いですが、甘くなり過ぎずすっきりとしていて素敵です。 充分にエンボスのモチーフのカットやエンボスの練習もされたので仕上がりがとてもきれいで

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