クソリプって何？

Twitterで、極稀にクソリプ扱いをされることがある。どうやら相手側の主張としては「そんなこと知ってるよ」というのがクソリプの定義らしい。しかし、考えてもみて欲しい。僕はテレパシストではない。超能力者ではないのだ。相手が何を知っていて、何を知らないか、どうすれ

岡本喜八監督『座頭市と用心棒』の感想レビュー ※ネタバレあり

『座頭市と用心棒』評価★★★★☆言わずと知れた黒澤明監督の大人気映画『用心棒』に登場する三船敏郎演じる用心棒と座頭市が出会う物語。日本での興行成績はとても良かったとのこと。黒澤明監督は、シリアスな作品から冒険活劇まで何でも撮れる天才映画監督だが、岡本喜八

『意志の勝利』の感想レビュー

そのまんま、スターウォーズだ！銀河帝国だ！ストームトルーパーだ！（1935年制作の映画で、とっくに版権は切れているので劇中のカットをそのまま掲載しています）『意志の勝利』は、ドイツ人の女性映画監督レニ・リーフェンシュタールが1935年に制作したナチス党大会のドキ

「TENET テネット」の感想 ※ネタバレあり

『TENET テネット』評価★★☆☆☆好きな人もいると思うのですが、自分には合いませんでした。ジャンボジェット・ボーイング747を実際に購入して爆破したシーンは凄いと思うのと同時に、あのシーンの一連のカットをCGIで作るよりも中古で安くなっている747を購入して撮影した

『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』の感想

新型コロナの影響で、最近は出不精でおうち映画が続いていますが、『ミッドウェイ』と『TENET テネット』は劇場で観たいと思ってます。レニ・リーフェンシュタール監督の『意志の勝利』(1935)を観ないといけないのですが、気が重いので、現実逃避におバカコメディー映画を観

小説の物語と文体について。

芥川賞を受賞した小説を沢山読んできた。実は、芥川賞は200ページ以下の中編や短編に限られているので、意外と読みやすい。それで解ったことは、芥川賞を受賞するのに物語性は必要がないということ。もちろん、物語性のある作品もあるのだが、〝文学的な表現〟文体が重視され

働くのがバカバカしくなった、お金の話。

しばらく前のこと、いろいろ悪条件が重なって、そのときは酷く貧乏でした。それで、電気店でお客さんとゲームをするだけで時給1,400円というバイトに応募した所、それとは全く関係ない荷物運びの仕事を派遣会社から紹介されました。日給10,000円です。それで、実際に行ってみ