連続赤字・債務超過はあたりまえ。業績の厳しい会社を中心に経営支援をしている中小企業診断士です。社長のお悩みの解決を「実践支援をする中小・小規模・家族経営のパートナー」。上からでも下からでも無く、パートナーとして寄り添います。
理不尽な理由で値上げ交渉を拒否する取引先にどう対応すべきか?
値上げ交渉を拒否する「理不尽な理由」とは 値上げ交渉において、合理的な理由での拒否であれば話し合いの余地がありますが、理不尽な理由で拒否される場合は交渉が一筋縄ではいかないことがあります。以下は、よく見られる理不尽な拒否理由の例です。 「他社も含めて値上げには応じていない
取引先に値上げ交渉を持ちかけた際、「拒否」という壁にぶつかることは珍しくありません。しかし、値上げを拒否する理由は一様ではなく、それぞれに応じた対応策を講じることで、交渉が前進する可能性が高まります。この記事では、実際に多くの企業が直面する値上げ拒否の理由を4つに分類し、それぞれに対する効果的な対策を解説します。
値上げ交渉は、取引先企業にとって自社のコストアップに直結するため、容易に受け入れられるものではありません。特に、利益率が厳しい業界では、値上げ交渉が関係性に悪影響を及ぼすことも懸念されます。しかし、中小企業が持続可能な経営を目指すには、価格転嫁を適切に行うことが必要不可欠です。では、値上げをしぶる取引先に対して、どのように対応すれば良いのでしょうか?この記事では、具体的な戦略と効果的
値上げ交渉を成功させるには、自社のコスト構造を正確に把握し、説得力のある根拠を示すことが重要です。しかし、製品別の原価計算ができていない企業にとっては、値上げ交渉はハードルが高いものとなるでしょう。本記事では、値上げ交渉における原価計算の重要性と、それを活用するためのポイントについて解説します。
コスト増加が避けられない中、適切な価格転嫁は事業の安定に欠かせない要素です。しかし、効果的な値上げ交渉を自社で行うためには、いくつかの条件が揃っている必要があります。本記事では、値上げ交渉に欠かせない重要な条件を解説し、これに当てはまらない場合には経営コンサルタントや中小企業診断士といった専門家の支援が役立つ理由を述べます。価格転嫁を進めるにあたり、自社の状況を
値上げ交渉で諦めがちな企業の共通点とは?効果的な改善ポイント解説
値上げ交渉で失敗しがちな企業の特徴 中小企業の経営において、値上げ交渉は難しい局面のひとつですが、成功するためには共通の課題を理解し、改善策を取り入れることが不可欠です。多くの企業が値上げ交渉で諦めてしまう要因として、「データの不足」や「交渉の準備不足」があります。こうした背景を持つ企業は、価格転嫁の根拠を明確に示せず、結果として相手企業からの理解を得られないケースが多く見受けられます。
価格交渉で成功を掴むためのポイントとは?プロが教える交渉の改善点
価格交渉における効果的なアプローチとは 企業活動で価格交渉は避けて通れませんが、その成否は「交渉相手へのアプローチ」にかかっているといっても過言ではありません。今回は、前回の記事「価格交渉のゴールは値上げなのか?」に続き、価格交渉を成功させるために取引先がどのようなアプローチを取れば、加工費の値上げが獲得できた可能性があったかを具体的に解説します。
生産管理で経験した「お断り」の判断とは 企業活動において価格交渉は避けては通れない課題です。しかし、そのゴールは「必ずしも値上げが実現すること」ではない場合もあります。今回は、私が以前生産管理部門で担当した家庭用テレビゲーム機の製造における価格交渉の実体験をもとに、交渉における意思決定とその背景についてお話しします。
中小企業が抱える課題の一つに「価格交渉」があります。円安や資源高の影響を受け、原価が上昇する中、利益を守るためには「価格転嫁」が必要です。しかし、値上げだけが交渉の成果ではありません。むしろ、価格以外の取引条件の改善も重要な成果となり得ます。そこで、本記事では、BtoBビジネスの中小企業にとって価格交渉の「真のゴール」を考察します。
価格以外の条件も視野に入れた柔軟な交渉戦略 価格交渉では、交渉のゴール設定が企業の経営に与える影響は非常に大きく、単に価格が上がれば成功というわけではありません。実際、価格転嫁が実現することは重要ですが、取引条件を自社に有利にすることも立派な成果です。今回は、価格交渉におけるゴール設定について、どのような視点で取り組むべきかを解説します。
価格転嫁は、多くの中小企業が抱える課題のひとつです。しかし、目先の利益だけを追い求めると、取引先との関係が不安定になるリスクもあります。今回ご紹介するC社は、短期的な成果に固執せず、長期的な視点に基づいて定期的な交渉の場を確保することで、経営の安定と取引先との信頼関係の維持を実現しました。
企業間の価格交渉は、中小企業にとって大きな課題です。コスト上昇を価格に反映したいと思いながらも、取引先の反応を恐れ、交渉の打診すらできないケースも多くあります。今回ご紹介するB社も、その一例でした。B社は、仕入価格や原油価格、賃金の上昇が続く中、取引先への価格転嫁を希望していましたが、受注減少や取引取りやめのリスクを懸念して交渉に踏み切れずにいました。
中小企業診断士による価格転嫁支援のアプローチ 価格交渉は、特にBtoBビジネスでは避けて通れない重要なプロセスですが、その難しさから失敗することも少なくありません。今回はある企業の失敗事例と、それに対して中小企業診断士であり価格転嫁支援の専門家である私がどのような支援を提供できたかについて解説します。
価格交渉、特に値上げ交渉は、基本的に短期間で成果が出るものではありません。取引先に対して価格転嫁を提案する場面では、取引相手である発注側の立場が強いことも多く、すぐに値上げを受け入れてもらうのは難しいことがほとんどです。発注側には、値上げの要求に対して引き延ばしや先送りで対応するのが一般的です。これは、発注側にとって
値上げ交渉で断られた時のメンタル維持方法:心を強く保つためのヒント
値上げ交渉は、どの企業にとってもタフな挑戦です。価格転嫁を提案するにあたり、経営コンサルタントや交渉担当者として取引先に価格を上げる理由を伝えることは、心の負担がかかる場面です。しかし、こうした交渉の成功は、経営改善や原価計算の健全化に大きく影響するため、気持ちを強く持つことが求められます。今回は、取引先からの断りを受けた際に役立つ、メンタル維持の方法について解説します。
値上げ交渉での「お断りワード」にはどう対処する?突っ込まれたらこう答えろ!
値上げ交渉の場で、取引先企業があらゆる手を尽くして値上げに対して反対してくることはよくあります。価格転嫁を提案する側としても、相手の理解を得られずに交渉が進まない状況は悩ましいものです。しかし、こうした「お断りワード」に対してどう対応するかを押さえておけば、交渉を有利に進めることが可能です。今回は、取引先が値上げを認めたくない理由とその対応策について解説します。
「ブログリーダー」を活用して、まきのふみとさんをフォローしませんか?