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主文。被告人を事故扱いとし、没収の刑に処す。 https://jo118.muragon.com/

「辛いことも、いつか笑い話に」。経営していた会社の倒産と自己破産を経て、ただいま初期化中。プライドなんかどこへ行ったやら…6匹の拾い猫たちと暮らすアラカン元社長の「人生やり直し日記」だけど、やり直せるかどうかは、まだ見ぬ未来のこと。

破産したくせに、チャラい内容ののほほんブログかもしれないけど、辛い出来事も自分で笑い話にすれば、なんだか気持ちも救われる。こんな自分でも、なんとか前向いてまだ生きているから、人生壁にぶち当たってどん詰まっても、命だけは粗末にしたら絶対いかんよ!

まっさか様。
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2020/06/08

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  • 第37話 俺や!っちゅうねん!

    破産してクレジットカードが使えなくなっても 普通に生活していくには支障がないだろうし 平気!平気!と平静を装ってはいたが…。 キャッシュレス化の勢い すごいでちゅ! SNSの進化は もっとでちゅ! 手元にある決済手段は ●現金払い ●d払い そして最近手に入れた ●LINE...

  • 第36話 この世の果て

    まだ雪もちらつく1月某日。 深夜に救急搬送された私の記憶は 一旦そこで途絶えた…。 意識が戻った時には 救命救急センターのベッドの上。 人工呼吸器を装着され、眠ったまま 1週間もの時間が経っていたようだ。 家族には、正直、非常に厳しい状況であり、 最悪の状況も覚悟しておいて...

  • 第36話 ちょっと、底の自慰さん!

    年の瀬である。 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ 捨て身の覚悟で取り組めば、危機を脱し活路を見出せるということで、溺れかけたときはもがけばもがく程深みにはまるものであり、捨て身になって流れに身を任せれば、やがて浅瀬に立つことができるという意味。 (故事ことわざ辞典より) 破産申...

  • 第35話 トイレの「シュポ シュポ」

    一大事である。 自宅のトイレが詰まってしまった…。 その時、大きい方をもよおしていたら 本当の一大事である。 ましてや、持病の痔が出ていれば 真の、一大痔となる。 幸いにも2番目と3番目には至っておらず 冷静に対処することができたのは、不幸中の幸い。 人生も行き詰まる中 ト...

  • 第34話 破産という罪を、思ふ。

    また空けて、しまった…。 また空いて、しまった…。 1ヵ月以上も更新していなかったが ブログを覗きに来ていただいた皆様 ありがとうございます。 相変わらず、生きてますよ! まあ、この間にも 第3回目の債権者集会が行なわれたり 全く嬉しくもない誕生日を迎えたり 多頭飼い猫たち...

  • 第33話 歯間ブラシ、前から入れるか?裏から入れるか?

    今日聞いてほしいことは、これである 最初に言っておくが、岩井俊二監督の映画ではない。 このタイトルも、パクったわけではない。 ワターシ  ガ  シカンブラシニ ツイテ カクノアルトキニ ワターシ オモッタ ノ タイトルガー タマタマ シュンジイワイノ エイガノ ナマーエ ト...

  • 第32話 ボクノ チョウハツ・モノガタリ

    色気づく頃 ’88 19歳の時、その出会いは訪れた。 友人からの紹介だった。 いい人がいるけど、紹介しようか? オシャレな感じで、気さくだし。 明日の11時ぐらいに、電話してみなよ。 オレなんかでいいのかと思いつつ 勇気を出して電話すると…。 友人がこういう奴がいるんだけど...

  • 第31話 雨音はプータロの調べ

    こんな雨の日には 雨の日が好きだ。 いや、雨の日というより、 雨の音が好きなのかも。 特に深夜の、 ちょっと激しい雨音に、 心が落ち着く。 (濡れて)エロく (あの声)せつなく (パンツ)はかなく しかし、商売やっていた頃は、 雨の日となると、朝から諦めモード全開。 ご来店...

  • 第30話 おだいじに

    異常気象と異状起床 100年に1度の大雪も。 50年に1度の豪雨だって。 10年に1度の猛烈な台風しかり。 毎年やってくるぐらいに 短くなってきた異常気象。 そして私の体も、異状起床。 2週間ほど前になるが 腰をやられた…。 4年に1度ぐらいの割合でやってくる 歩けないほど...

  • 第29話 ずぼらリストのダイエットスープ

    ブログを更新せずに42日 夏は終わっていた…。 事情により先週土曜日から一旦業務中断となり 現在“待ち”の状態。 で、パソコン開いて、 久しぶりにブログの管理画面を覗いてみた。 コウシンシテ ナノイー アルカラニシテ ブログ ガ ヘイテン ガラガラ ダッタニモ カカワラズ ...

  • 第28話 容疑者M。職業は「自称」付き

    私は誰? 犯罪が起こる。 容疑者浮かぶ。 検挙される。 護送される。 取り調べを受ける。 この一連の報道で耳にするのが 「自称〇〇」 自称ミュージシャン 自称芸術家 自称会社役員などなど。 しかしながら、 この響きが、どうにもキナ臭いのである。 いや、インチキの塊といっても...

  • 第27話 硬いのが、好きなのに…

    11日ぶりのブログは通販 ちなみに、第26話の「おまえが言うな」は、 ネット用語で「おまいう」というらしい。 つまり私が貼られたシールは おまいうシールと呼ぶわけか…。 それはいいとして。 久々の通販は 残念な結果とあいなった。 昔から「安もの買いの、銭失い」と言うが お金...

  • 第26話 いま。新しいシールをいただきました

    貼られても。貼られても。 背中に貼られた、この破産者シール およそ7年から10年の粘着力があるという。 それまでは、決して剥がれない。 家屋塗装の耐久年数並みである。 そんなシールズ隊員にとって クレジットカードが使えないことと 購入時になにかしらの審査が入るものは 全く手...

  • 第25話 警察で食べる、カツ丼

    刑事さん…私が、食べました 私は今、警察署にいる。 交通事故を起こしたわけでもなく 出頭要請があったわけでもない。 ここの警察署の食堂が、 安くて何気に美味しいらしいと聞いて、 ただ、昼ご飯を食べに来たのである。 目の前にはかつ丼。 取調室ではなく、 署内の食堂で食す ただ...

  • 第24話 あおられて…夏

    あおりの時代である 皆さんの中にも、多少なりとも 何かしらのあおられ経験 お持ちの方もいらっしゃるかと思う。 もし自分が、そんな局面に遭遇した場合 一人の大人として、 どのようにふるまえばよいか、 正直わからない。 あおりの代名詞ともいうべき あおり運転には、 法律改正によ...

  • 第23話

    徒然なるままで そもそも。 よしブログを書くぞ!と心に決めた 壮大なる大テーマは、 自己破産と自己再生 どんな生活や仕打ちが待ち受けているのか だったのだが…。 入居審査ネタや役場ネタ 最初は、よかった。 債権者集会や就活ネタ 途中も、まあまあ、よかった。 しかし最近… た...

  • 第22話 人生にも、レーシック手術を!

    私の生きる道は、どこいった? コンタクトをつけているにもかかわらずだ。 40代後半からは、 パソコンや新聞を見るときは その上から老眼鏡という生活に、 ウンザリもMAX状態。 このわずらわしさが嫌で、 勇気を出して受けたのが、 レーシック手術。 それから10年…。 商売やら...

  • 第21話 飛行機に乗った6匹の猫

    行くべきか…残るべきか アパートに移り住んで半年が経った。 これからもここで暮らしていくのか。 地元に戻って、心機一転 再スタートを切る方がいいのか。 悩み始める日々…。 一人であれば、まだ身軽だが、 猫が6匹…。 そのうち1匹は、 16歳のおじいちゃん猫。 車で移動する時...

  • 第20話

    ご破算で願いましては… キャッシュレス化が進む中、 どんどん取り残されていく、ワタシ。 コンビニのレジで、今どき 現金払いのおじさん見かけるけど、 結構引くよね。 ソレハ、キット ワタシノ コト イテルネ! なんかさー。 お会計1,640円ですって言ったら、 おもむろに2,...

  • 第19話 裁判所まで、飛行機に乗って

    続・債権者集会 まさに昨日、コロナ禍により2ヵ月遅れの 第2回 債権者集会が開催された。 またしても、この会場にやってきた。 懐かしさなど、ない。 ただいま戻りましたー、などとも言いたくない。 弁護士によると、土地建物の売却先は決定し、 現在売買契約に向けて最終調整中だそう...

  • 第18話 閉じ込められて -脱出編-

    -前回までのあらすじ- 寒さ厳しい2月の朝、目が覚めたMは、 毎朝のルーティーンをこなし、 ユニットバスを出ようとしたそのとき… ドアノブが壊れたのか、 ドアが全く開かなくなってしまった。 寝起きからの監禁状態。 通路に面した小窓から助けを求めたり、 ノブの上のすりガラス窓...

  • 第17話 閉じ込められて -監禁編-

    オレ、終わったかも…と感じたとき。 破産者シール貼られたとき。 税務署の立ち入り調査が入ったとき。 そして、忘れもしない… 監禁されたとき。 商売初めてまだまもない頃、 あの、おぞましい事件は起こった。 明日はわが身 この物語の主人公Mは、商店主2年生の41歳。 日々ブラウ...

  • 第16話 督促の着信履歴174件

    でんわに、でんわ! 裁判所へ破産手続きの申請をするまでの間で、 最も心が折れそうになったのは、 滞納先からの督促電話ラッシュである! 代表者が話して、その語尾部分を 卒業生全員で復唱する、あれ! あ、そうそう。 「呼びかけ」を彷彿させる。 私 鳴りやまない携帯電話。 全員...

  • 第15話 夏が嫌いになりました

    今年も夏がやってきた…。 でも、どうしても思い出してしまう、 去年の今頃、夏の頃。 ポツン、と 新規事業のグランドオープンを4日後に控え この場所は、活気に包まれていた。 あれから3年。 今、僕はガラ~ンとなったこの空間に、 独り、いる。 個人の財布は随分前にすっからけっち...

  • 14話 つまるところ、最後は「人」。

    恋では、ないな 気になってたんです。 近くを通るたび。通るたび。 振り向く、私。 ちょっと覗いてみたい… そんなことブツブツいいながら 気になってたんです。 何、コレ? 胸のあたりはチクチクはしてない。 恋とは違う、思春期とも違う、 入ってみたい、ただの好奇心。 ※写真はイ...

  • 第13話 こう来たか!衝撃の銀行口座名義

    自由財産以外、僅かなお金も取られます 先の記事でもお伝えしたが、 99万円以下の現金と生活必需品以外は 法律で所持できないことになっており、 認められた所持品(自由財産)以外は くすねてはならないのである。 例えば今回、契約中の生命保険や火災保険を 年の途中で解約したのだが...

  • 第12話 オトコが猫と暮らすワケ -後編-

    増殖のスパイラルは止まらない 店は毎年右肩上がりの業績を残した。 そこで新たに力を入れたのが 看板メニューの商品化だ。 お店の味をご自宅で… ついにネット販売を開始した。 もちろん新しい猫が現れることはなかった。 新規出店していないので、当然といえば当然だ。 それから1ヵ月...

  • 第11話 オトコが猫と暮らすワケ -前編-

    気づけばそこに、猫がいた 店の前の防波堤に時々現れるという“そのネコ”を 私が初めて見たのは、今から16年前。 近所の人からだろうか。 観光客からだろうか。 誰かしらからもらったパン、ムシャムシャ。 尻尾が短くて、スリスリしてくる なんとも人懐っこい可愛いやつだと思った。 ...

  • 第10話 荒れるのか!? はじめての債権者集会。

    第1回債権者集会 ついに恐れていた、その日程が決まった。 会場は管轄裁判所内の“債権者集会会場”。 そのままや! いったい、どれほどの怒号が飛び交うのか。 いったい、どれほどの罵声を浴びるのか。 テレビの謝罪記者会見みたいなものなのか。 債権者集会に参加するキャストは次の通...

  • 第9話 思わせブリは、やめて!-後編-

    あなたにとっての、世間は何辛? 人というもの、こうも落下していってしまうと、 世間の厳しさが、フェイタスぐらい身に沁みまくる。 あくまでも個人的な基準ではあるが、 世知辛い世の中というのは、 置かれた立場や日にもよるが、 カレーでいうところの、5辛~10辛ではなかろうか。 ...

  • 第8話 思わせ鰤は、やめて!-前編-

    祈りの「リング」と「らせん」 何十年か振りに、祈られた。 結構な企業の方から、手紙が送られてきた。 貴殿のこれからの益々のご活躍を 祈念いたしております。 ほんとは祈るつもりなんてさらさらないし、 実際に祈らないこともわかっている。 さすがにこの歳になると就職のハードルが相...

  • 第7話 ねえ、嵐。年賀状そろそろ廃止にしない?

    大晦日の、一人どん兵衛 そのオトコ、今「ゆく年、くる年」の真っ只中。年末恒例「年越しそばはどん兵衛」のCMの世界が、ついに現実のものとなったのである。それも「一人どん兵衛」。自分がまさか!と思うと同時に、こういうことか!と気づくが…。これはさすがにヤバい!と、マイどんぶりに...

  • 第6話 人生のわすれ物

    どっちの入れ歯ショー 2ヵ月に1度の歯のクリーニングは、口の中を開けたままリクライニングで寝ることができる至福の60分である。ただ、定期的に歯石除去、歯周病予防をしていても、老いには勝てぬものなのか…。少しぐらつきはじめた奥歯(右下6番)が気になり、本来の予約日1ヵ月前倒し...

  • 第4話 ひょっとして…バレてる?バレてない?

    役場の手続きが、どうも面倒でして… 引っ越しを終えた翌日、私は町役場の前にいた。ついに正式に転入するのである。新生活のスタートにつき、本来であれば役場での手続きも、いと楽しなのだが。ふむう…どうにもこうにも「乗らない、向かない、進まない」のナイナイづくし。しかしながら、破産...

  • 第5話 ドコモ、カシコモ。

    削って暮らそう 生活が苦しくなる前に…削れるものは、削ると決めた。まさに「削って暮らそう!キャンペーン」である。手始めに携帯料金プラン見直しとタブレットの解約だ!毎月60ギガもあるのに、最近の利用量はわずか0.8ギガ。ギガホはやめだ、やめだー。ギガライトへ変更だー!無職にな...

  • 第3話 崖っぷち大将 ー入居審査につまずいてー

    サバイバル・ミッション 人生、恋におちたことは幾度かあった。高校、大学、就職…ここぞという第一志望の試験におちたことも幾度かあった。が…歌手やモデルを目指していたわけではなかったから、審査に落ちたという経験など、あるはずもなかった。 通常、家を借りる際には、家賃保証会社を通...

  • 第2話 家探し…問題は、どこなら住めるかということだ。

    迫りくるXデー 会社の代表取締役から世間様から取締まられ役となるそのオトコ。右肩上がりだった事業はズッコケ、「これが人生の集大成じゃーぁ!」と意気込んで建てた自宅も籠城空しく、ついに焼き討ちをかけられ、売り払われることとなり、あと2ヵ月もすれば、否が応でも陥落する日がやって...

  • 第1話 敵は煩悩寺にあり!

    登るのは長かった。落ちるのは早かった。 昭和61年春、街中いたることころのカラオケ屋から聞こえてくる中森明菜の「DESIRE」。♪まっさかさまに落ちてデザイアー(ハイ!ハイ!ハイ!)の合いの手入れてたっけ。 そして現在。拝啓22歳の昭和の君宛へ、令和の僕は手紙をしたためた。...

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