難病とともに、今できることに感謝してパワフルに生きる己書家【喜満満猫】。中学校、高校教員免許、パン講師、ケーキ講師、パスタ講師、秘書などいろんな資格を持つ。元フィギュアスケート国体選手。難病を抱えながらも奮闘する【城崎の花火】大好評連載中。
ボランティア帰りに交通事故に遭い、平凡な日常が一変。 難病をかかえながらも、いろいろな学びと成長、感謝を覚えながら毎日を今まで以上に深く過ごす。 そんな日常→非日常のあれこれを連載した【城崎の花火】。 ありがたいことに、癒されると好評です。 まだまだ続きます!
|
https://twitter.com/kimamaneko4 |
---|---|
|
https://www.instagram.com/kimamaneko.onoresho |
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 ずいぶんと更新が止まってしまっていました。 なんと、3ヶ月以上も! 申し訳ありません。 実はこの止まっていた期間に、 わたしにとって、人生の大きな転換期を迎えることになりました。 今後、準備が整いしだい、お知らせすることになると思います。 またそのときには、ご一読いただけるとありがたいです。 【城崎の花火《80》】から続きます。 kimamaneko.com いざ病院へ 主人と一緒に、ずっと息子が通っていた、 リハビリで有名な隣県の病院に行きました。 名医と評判な、わたしの主治医の先生が、 出張で月に数回診てくだ…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《79》】から続きます。 はじめて読む方は、 【城崎の花火①】わたしの首にはファスナーがついている からどうぞご覧ください。 kimamaneko.com kimamaneko.com 心変わりが心配 病院に行って診察してもらうと決めましたが、 診察日までの間に主人の気が変わらないか、 心配なわたし。 主人の左腕の痛みも波があるようで、 苦痛に顔をゆがめる日もあれば、 なんとかしのげている日もあります。 でも病院に行くと決めたからには、 絶対に連れて行きますよ。 『いや、なんか痛みも少なくなってきたし…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《78》】から続きます。 はじめて読む方は、 【城崎の花火①】わたしの首にはファスナーがついている からどうぞご覧ください。 kimamaneko.com kimamaneko.com わたしの使命 こころに温かい炎がともったわたし。 ひとを癒やすことのできる作品を描ける、 そんな己書家になりたい。 つらいとき、悲しいとき、 うつろな目を向けたその場所に、 光を放つ己書があったなら、 どんなに救われるだろう。 そこに描かれた絵と、癒やし文字、 こころを込めた言葉を読んで、 暗闇に沈み続ける気持ちを、 …
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《77》】から続きます。 はじめて読む方は、 【城崎の花火①】わたしの首にはファスナーがついている からどうぞご覧ください。 kimamaneko.com kimamaneko.com 極上の喜び 初めて自分の作品で、 涙して、喜んでいただくことができたこの経験は、 わたしにとって大きな転機になりました。 喜んでいただいただけでも、 とてもうれしくて飛び上がりたいほどなのに。 わたしの作品が、 ひとのこころとこころをつなぐ 大事な役割を担うことができた。 そして明るく暮らせるひとつのアイテムと なるこ…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《76》】から続きます。 kimamaneko.com 必死にうかがう経営理念 わたしは、社長さんから経営理念を、 ひとことも聞き漏らさないよう注意しながら、 必死で、こころと頭で記憶しました。 少し、社長さんの表現でわからないところは、 『ちょっと待って、ん?どういう意味?』 と確認したり、納得するまで聞いたりしました。 小さな頃からよく知っていますが、 少し口下手なところのある社長さん。 だからこそ、経営理念を形にして、 ひとにも自分にも伝わる形で 表現したいのだろうと察しました。 先代の笑顔 ひ…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 新年、あけましておめでとうございます⛩🌅 いつも『喜満満猫の癒される暮らし』を読んでくださり、こころから感謝申し上げます。 コロナ禍での2020年があっという間に過ぎ去りました。 苦しくも、多くの学びを得た年でもありました。 このコロナの苦しみを経験することは、 どんな意味があるのでしょう。 わたしにとっては、ひとつの大きな決断をしたきっかけでもありました。 学校さえも休みになり、外出自粛のなか、 いまの自分にできることを探しました。 誰かを励ましたい。 誰かのこころの癒やしになりたい。 わたしの辛くて長い、そし…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 今日は【城崎の花火】のお話をお休みして、 【番外編】をお届けします。 今日、2020年12月17日、 わたしたち夫婦は、 まるまる20年の結婚記念日を、 迎えることができました。 友だちのお父さんからの紹介で知り合った、 わたしと主人。 20年もこんなに仲良く一緒にいられることに、 感謝しかありません。 みなさまもそうだと思うのですが、 順風満帆な人生なんて存在しません。 起こってきたことひとつひとつに、 2人で知恵を合わせて、力を合わせて、 なんとか解決したり乗り越えてきました。 ひとりで悩んでいると、 わかり…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《75》】から続きます。 kimamaneko.com 癒される字 お電話をいただいたあと、 自動車の点検費用のお支払いもあるので、 モータースさんにお邪魔しました。 すると、社長さんはにこにこして、 『喜満満猫さん、あの文字、いいですねえ。 昨日、玄関に飾ってあったの、 見せてもらって、すごく感動しました。 何とも言えない、癒される字なんですよ。』 わたしはうれしくなって、 『ほんと~?ありがとう!!』 と、満面の笑顔でお礼を言いました。 社是(しゃぜ)ってなに? 『ぼく、実は、ちょうど社是(しゃぜ…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《74》】から続きます。 kimamaneko.com このお話は過去記事で、 【己書家としての初めての依頼】として投稿させていただきました。 内容がかぶってしまうところがありますが、 【城崎の花火】の時間の流れのなかで、 大事なお話でもあります。 あらためて語ります。 大きな依頼 師範になってすぐ、2018年12月。 大きな依頼が舞い込みました。 わたしの愛車N-BOXから、 新しい愛車スペーシアに買い替えるときに、 お世話になった近所のモータースさんからの依頼でした。 依頼いただいたのは、30代後…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《73》】から続きます。 kimamaneko.com ヘルプマークって? ヘルプマーク…テレビの報道番組の中で、 特集が組まれていたのを、 うっすらと覚えていました。 【ヘルプマーク】とは、 障害や疾患などがあることが、 外見からは分からない人が、 支援や配慮を必要としていることを、 周囲に知らせることができるマークです。 カバンにつけたりすることで、 周りに周知することができます。 今までに、マークをつけている方を何人か、 見かけたことがあります。 もらえるひとはどんなひと? どうやら、支援を必要…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《72》】から続きます。 kimamaneko.com 思いやり駐車場の利用 思いやり駐車場の利用許可証を、 交付していただいたわたしは、 買い物のときなどに、利用するようにしました。 カートを置き場に戻すにも、近くて助かります。 わたしの利用基準 当然、歩けるわたしにとって、 必ずそこに停めなくてはならないわけでは ありません。 例えば、店舗近くの駐車場が空いてない場合や、 思いやり駐車場が空いていて、 何台分もあるときにだけ、 利用することにしました。 もしもあとから車椅子♿️の方がみえたら、 わ…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《71》】から続きます。 kimamaneko.com 師範認定式を終えて 師範試験合格からの師範認定式を終え、 一連の行事が済んだことに、 こころから、ほっとしました。 そして自分の手のなかに、ここに看板がある。 やり遂げた結晶を手にできた、という思いと、 これは夢なのか?という気持ちと、 こんなにも家族が喜んでくれているし、 現実だよな…という気持ちも混じりあって、 『やっぱり現実だ!』と、にんまりしたり。 玄関に道場看板を飾り、描いたものも含めて、 大好きな招き猫を、近くに何体も置きました。 喜…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《70》】から続きます。 kimamaneko.com 『喜満満猫』としての船出 雅号【喜満満猫】を名乗ると決めたわたしは、 日本己書道場の本部に提出する、 いろんな書類のあれこれに、緊張しながら、 『喜満満猫己書道場』 と、書き込みました。 いざ、書いてみるとこれがまた、 しっくり来るんですね。 不思議なんですが、ずっと前からこの名前を使っていた気さえします。 なんだか気恥ずかしいけれど、 誇らしい気持ちが大きかったです。 いよいよ『喜満満猫』としての船出です! 喜びに満ち満ちて わたしにとって、己…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《69》】から続きます。 kimamaneko.com 己書を想う気持ち 思い思いに、自分が己書を想う気持ちがあり、 その想いを込めた道場名を決めたい。 ほとんどの師範合格者の願いですよね。 わたしはまだ、自分の名前の一部をとって、 つけようかどうか、それぐらいしか 考えられなくて、困っていました。 師範試験にこぎつけられるかどうか、 もう、それさえも危うかったわたしにとって、 師範合格後のあれやこれやに、 気を配ることができませんでした。 いっぽう2人は 輪ちゃんは、すでに心に決めた道場名がありまし…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《68》】から続きます。 kimamaneko.com やることいっぱい 師範試験合格の喜びもつかの間、 合格通知の中には 3週間後の師範認定式に向けて、 しなくてはならない実務の書類一式が 入っていました。 やるべきことが多すぎて、順番に メモに書き出していかないと、 漏れがあったら大変! 道場名を決めなくては… まずは、自分が己書師範になるので、 開く道場(教室)の名前を 決めなくてはなりません。 認定式までに、総師範が 道場名を看板に書いてくださるとのこと。 『自分の道場』……まだ実感がなくて、…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《67》】から続きます。 kimamaneko.com やりきった喜満満猫 自分のすべてを出しきった己書師範試験。 なんとか無事に終えることができました。 緊張で張りつめた神経で、 全力で走り続けてきた日々が、 ぽんっといきなり終わりました。 『気が抜けた』とは、 こうも抜けるものなのですね(笑) 脱力感、半端ないです。 ゆっくりできる幸せ あらためて思うと、手術したばかりの体も、 試験対策でずいぶん酷使してしまいました。 師範試験のことを考えると、焦ってしまって。 ここ1ヶ月はゆっくり休憩しようとい…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《66》】から続きます。 kimamaneko.com 満身創痍 地べたに座りこんで、椅子に突っ伏したまま、 どうにもならない自分の体に、 行き場のない怒りと情けなさが、 あふれてきました。 大事なこのときに、思い通りにならないことが、わたしの試練なんですか!? もう少しなのに、あきらめろということですか!? 両手で、こぶしをぎゅっと握りしめ、 残った力を、ふりしぼろうとしました。 ぐぐぐ……と歯を食いしばり、うなる音が、 輪ちゃんや同じテーブルの人に聞こえたのか、 『喜満満猫、…がんばって!』 『が…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《65》】から続きます。 kimamaneko.com 師範試験の朝 今日は、師範試験の日。 ほんとうに…やっとの思いで、 ここまで来ることができました。 目を閉じて、感慨深く、今日の日を迎えました。 こんな体で、こんな状態で、臨むしかなく、 あとは、運が味方してくれるかどうか。 痛みが出ないことを願いながら、 ニットの帽子を深くかぶりました。 主人のフォロー 画板と、画材、筆ペンと、パレット🎨。 持ち物だけでも、荷物ひと抱えなので、 またまた主人に送ってもらい、 荷物を運んでもらいました。 また前回…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【喜満満猫の癒される暮らし】 サイトリニューアルしました! その工事のため、ずいぶん長く、 更新が遅れましたことをご容赦くださいませ。 まだまだ初心者🔰の喜満満猫。 手探りでのサイト運営です(汗) なんだかんだと難しいことばかりで、 わからないときは、参考書片手に奮闘しながら、 なんとかサイト開設から半年経ちました。 2020年5月5日、ブログを開設。 コロナ禍のなか、なぜか一念発起。 Twitterや、FacebookなどのSNSさえも、 ほぼ投稿しないわたしが、 なぜブログ開設などと、 飛び抜けたことを思いつ…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《63》】から続きます。 kimamaneko.com あふれる誇らしい気持ち 総師範の特別一日幸座が終わり、 家に帰って、描いてきた作品、 【龍神の宝船に乗った七福神】 を家族に見せました。 みんな、一斉に息を飲みました。 『これ描いたん!ほんとに?!』 誇らしく、胸を張って、 『うん!総師範にも褒めてもらった!』 父、『額、買うてこやなあかんな!』 母、『玄関に飾ろう!』 息子たちも口々に褒めてくれました。 心配してくれていた主人 主人、『………。』 主人は、無言で眺めていました。 おそらく、心配…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《62》】から続きます。 kimamaneko.com 喜満満猫、フリーズして固まる 総師範特別一日幸座、 こんなにレベルの高い幸座だとは。 想像していたよりも遥かに、 難しくてやばい…。 お題を見つめて、しばらく呆然としていると、 目の前にいらっしゃったわたしの師範が、 『喜満満猫さん、大丈夫?』 と上目遣いで心配してくれました。 『はい…すごすぎて…、 どこから手をつけていいのか。』 すると隣に座ってみえた、 初めてお目にかかる師範が、にっこり笑って、 『初めてなんだ〜。大丈夫よ? まだまだ時間あ…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《61》】から続きます。 kimamaneko.com 父の人工透析の大成功 父が緊急入院して、人工透析を始めた日には、 どうなることかと心配しましたが、 透析を受けて病室に帰ってきた父の、 清々しい顔ったら、なかったです。 あれだけ、透析を受けるのは嫌だと、 苦しい苦しい毎日を我慢して送り、 家族も毎日、命の心配をして。 大変な思いをしていたのは、 いったい何やったんや〜と、 言いたくなるような、うれしそうな顔で(笑) 『こんなに楽になるんやね!看護師さん!』 と大喜び。 顔色も良く、満面の笑みを久…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《60》】から続きます。 kimamaneko.com いよいよ正念場 いよいよ己書の師範試験に向けての正念場です。 1級を合格したら、次は、 師範試験対策幸座を受けなくてはなりません。 対策幸座は、11月の初めに決まりました。 師範試験申し込み 師範試験は、11月24日、25日と、 2日間のどちらかを希望して受験します。 わたしと輪ちゃんは24日の土曜日、 ぶち子と他の同期の仲間は、 25日の日曜日に申し込みました。 申し込むにあたって、受験料とともに、 いろいろな書類が必要でした。 推薦書は、師範…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《59》】から続きます。 kimamaneko.com 家族の喜び 空色の車『スペーシア』が、 喜満満猫家にやってきました。 後部座席も広く、子どもたちも大喜び。 身体の大きな、うちの息子たちにとって、 毎日何度も乗る車の乗り心地は、 とても重要です(笑) 買い物に対する考え方 わたしは、何か欲しいものができると、 それは家族みんなにとって、 幸せになれるものかどうか考えます。 自分の服や、靴や、アクセサリーなどに、 お金をかけることをあまりしません。 喜満満猫家では、家族みんなで使えるもの、 例えば…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《58》】から続きます。 kimamaneko.com 一本の電話 1級の認定試験をなんとかクリアして、 ほっとしていたある日、 近所のモータースさんから、 一本の電話が入りました。 『喜満満猫さん、お待たせしていました新車が届きましたので、納車はいつにしましょう?』 ほんとうに、この絶妙なタイミングに驚きます。 ひとつ課題をクリアしたら、 なんと、ごほうびが用意されました。 待ちに待った連絡 契約したのは7月。 そして生産に3ヶ月ほどかかるということでしたが、 10月のいつごろになるかはわかりません…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《57》】から続きます。 kimamaneko.com 屍からの大逆転 1級のお題を、すべり込みセーフで、 描ききったわたし。 お世辞にも、手術前の自分の腕前とは、 比較にもならない、無様な出来でした。 ただ、何度も練習していたなら、 間違いなく痛みの限界の方が早かった、 それだけは確かで。 師範がしてくださる採点を、 目を閉じて待つしかない状態でした。 師範は、わたしが描いた作品を、 じっと見つめて、 『喜満満猫さん、1級合格です!』 とおっしゃいました。 『よく、描けたね…ほんとうに。』 と、少し…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《56》】から続きます。 kimamaneko.com 狙え!『1級一発合格』! わたしたちが受験する予定の、 己書の師範試験は、11月中旬に行われます。 ですから、10月に入ったらすぐに1級を取り、 上席の師範から、師範試験対策幸座を、 特別に受けなくてはなりません。 その日程も、相談して決めなくてはならず、 ぶち子と輪ちゃんが、一緒に受けようと、 わたしを待ってくれていたので、 もうほんとうに時間がなくなってきました。 【喜満満猫!お前ならできる! ダメでもともと! 一発で受かってみせるんだ!】 …
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《55》】から続きます。 kimamaneko.com 外側から幸座を見る みんなが己書を描いている姿を、 外側から見ることは、後で考えると、 とてもいい経験になったことがわかります。 師範の先生は、1度に何人も教えてみえたので、 どういう風に幸座を展開させて、 みんなを癒したり、楽しませたりするのか。 外側から見ることなど、想定してなかったので、 自分が当事者ではない冷静な見方をできたのは、 大きな収穫でした。 己書の実力 幸座に、己書に、みんながどんな表情で、 どういう風に取り組んでいるのか。 こ…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《54》】から続きます。 kimamaneko.com 退院して、あの夜を思う 病院では、夜はひとりぼっちで、 痛みがあるので眠れない毎日。 眠れないときには、天井を見つめ、 何かしら思うことを、くるくる考えて、 頭が疲れたら、いつしか眠りに落ちていきました。 夜中の看護師さんの巡回のときも、 わたしは起きていることが多く、 『眠れないの?眠剤飲む?』 とよく聞かれました。 入院前に考えていたように、 時間がたくさんあるので、 今までやれなかったことを、 いろいろしようと思っていたけれど、 長いこと同…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《53》】から続きます。 kimamaneko.com 退院する朝 入院して約1ヶ月。 めでたく退院の運びとなりました。 大病院だと、入院できずにベッドが空くのを、 順番待ちしている方が多くみえます。 または個室を希望していて、 部屋が空くのを待っている、 入院患者さんもみえます。 ですから、少しでも朝早めに出たほうが、 他の方々が助かります。 いったん病室から引き上げて、 廊下のラウンジに荷物を移し、 お世話になった方々、みなさまに、 お礼に回りました。 2度と会わない方がいい別れ この退院のときに…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《52》】から続きます。 kimamaneko.com 入院して4週間 少しずつ身の回りのこともできるようになって、 そろそろ退院の時期をどうするか? という話が出てきました。 入院して約4週間。 毎日が一生懸命で、 目の前のことを必死で取り組むしかなくて。 あっという間に、手術から3週間経ちました。 はてな?だらけのわたし 3週間たっても、まだ首を前のめりにしたり、 手を下げて、ものを持つことができなくて。 はたして今のこの痛みが、 いつごろ消えていくのだろうか? いつごろ、日常生活に支障のないよう…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《51》】から続きます。 kimamaneko.com 出逢いと別れ 病院というところは、とても思いが交錯する場所でもあります。 出逢いと別れ。 本来なら、いてはいけない場所です。 何かしらの体の不調のために、 家を離れて一時的に暮らす場所。 退院が決まったら、 『おめでとう!』というべき場所。 もしかすると、人生の最後になるかもしれない場所。 ご縁の不思議 ここに、同じ時期に、同じ病棟で、 ご一緒させていただいた方々とのご縁は、 何の意味があったのでしょうか。 少しお話しさせていただいただけで、 話…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《50》】から続きます。 kimamaneko.com 体育祭参加の見送り 主人と何度も相談しましたが、 さすがに、体育祭の参加は難しいだろうと いうことになりました。 傷口を抜糸しましたが、 まだ完全に乾いているわけではなく、 まだ赤みと腫れがある状態でした。 背骨を割って手術している、ということは、 中枢神経である脊髄に、 直接バイ菌が入ってしまうリスクが高い。 そうすると全身に菌が回り、 回復どころか、生命をも脅かすことになります。 校庭にテントとシートを張って、 砂ぼこりの舞うなかに、長くいる…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《49》】から続きます。 kimamaneko.com シャンプーできることに感謝 作業療法、理学療法のリハビリをがんばりながら、入院生活は過ぎていきます。 手術の傷口の抜糸は、手術から10日後。 抜糸までは、胸から下のみ、 シャワーが可能でした。 傷口を水に濡らしてはいけないので、 洗髪できなかったのです。 毎日髪を洗わなくては嫌なわたしにとって、 手術の後の、洗髪できない期間はつらくて。 ドライシャンプーで、なんとか気分だけでもと、 しのいでいました。 やっと、髪が洗えます! 普通にしていたことが…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《48》】から続きます。 kimamaneko.com わたしにとっての己書の意義とはなんだろう。 『己書の師範になる』 その意義をあらためて考えてみました。 わたしは、今まで、 何も考えずまっすぐに師範を目指してきました。 己書と出逢えたのは、親友ぶち子のおかげ。 事故で、手に力が入らなくて、 そんなわたしを心配してくれて、 己書の体験に誘ってくれました。 自分の熱意、というよりは、 周りのひとがいいねって喜んでくれる、 周りのひとがいいねって勧めてくれる、 そういったモチベーションで目指してきたよ…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《47》】から続きます。 kimamaneko.com 己書のプレゼント🎁 作業療法士の尚子先生から、 リハビリとして、己書の練習をしていいと 了承していただいたわたしは、 ストップがかからないように、無理のない範囲で、 己書を書きはじめました。 『尚子』と書いた作品を、 『まだまだうまく手を使えないので…、 下手でごめんなさい。 もらっていただけるとうれしいです。』 と、お渡ししました。 尚子先生の反応 先生は、ぱあっと笑顔になってくださり、 『うわあ!すごい。こんなの初めて見ました!』 と、驚いて…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《46》】から続きます。 kimamaneko.com 『己書ってご存知ですか?』 作業療法士の尚子先生に、聞いてみました。 『先生、己書ってご存知ですか?』 『ううん、知らないけど、…書道かな?』 『はい、書の流派のひとつ、といいますか。 少し変わっていて、癒やし文字で…。 絵のような、字のような…。』 己書を言葉で説明しようとすると、どうしてもこんな表現になってしまいます。 作品をひと目見てもらえば、その風情はすぐわかってもらえるのですが…。 『へえ〜、そんなのあるんだ。』 先生は、興味深そうに首…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《45》】から続きます。 kimamaneko.com 自分に厳しく リハビリのおかげもあり、少しずつ体が動くようになりました。 自分のことは、できるだけ、自分で。 ゆっくりでも、がんばってやるように心がけました。 今が、大事なときだと思いました。 甘やかさず、ある程度までしっかり動くことが、 少しでも早い回復につながるのだと感じたからです。 重だるい違和感 しかし、そうは言っても。 首もまっすぐにしかしていられず、 少しでも前後に傾けると、腕も、背中も、肩もつらい。 痛みだけではなく、違和感が襲いま…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《44》】から続きます。 kimamaneko.com 入院生活は忙しい〜早朝〜 病院の1日は、とても慌ただしいです。 朝5時半〜6時の間に、看護師さんが 『おはようございます〜!よく眠れましたか?』 と、来てくださいます。 カーテンをシャッシャッと開けて、検温と血圧測定を行います。 昨日の状況の報告 昨日のトイレの回数を聞かれます。 入院したときに、生活チェック表をボードに挟んで渡されますので、毎日トイレの回数(大・小)、朝食、昼食、夕食の食べれた割合を記入していきます。 そして、それをそのときに報…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《43》】から続きます。 kimamaneko.com 今日は喜満満猫の誕生日 今日9月21日は、喜満満猫の誕生日です。 少し【城崎の花火】のお話のなかでの時間は、1週間ほど前後してしまいますが、今日は、入院中に迎えた誕生日のお話をしたいと思います。 病院で迎えた誕生日 実は主人は。 わたしが、病院でひとりぼっちで誕生日を迎えないようにと、有給休暇を取ってくれていました。 平日だから、普通に仕事だと思っていたわたし。 ひょっこりと、ドアから顔をのぞかせた主人にびっくり! 朝早くから来てくれた主人を見て…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《42》】から続きます。 kimamaneko.com 刺さっていた棒よ、さようなら 手術から、1週間経ったので、頭に刺さっていた金属の枠と棒を取る日がやってきました。 と、言っても、いきなり朝の回診で 『今日、これ取っちゃうね。取ったあとは、油断して動かしちゃうから、気をつけてね。これ取ると、だいぶ楽になると思うから。』 と、主治医の先生が言いました。 ベッドに座ったまま、何人かの先生方に囲まれました。 『傷はきれいだね。うん。いいね。』 そう言われて、ほっとして。 何をされるか、びくびくしながら、…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《41》】から続きます。 kimamaneko.com 不安から笑顔へ 手術から1週間後。 不自由ながらも、少しずつできることが増えてきました。 そして、ひとつできるごとに、不安が少しずつ自信に変わり、毎日笑顔になれるようになりました。 できないことは、遠慮せずに、助けていただくことにしました。 不自由なわたしに、手を貸してくださった方々にするお礼は、『お金』や『もの』じゃない。 『ありがとう』という心からの言葉と、 『満面の笑顔』です。 理学療法と作業療法の違い 歩けるようになって、リハビリは、徐々…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《40》】から続きます。 kimamaneko.com 座るためのミッション 手術した翌週になって。 なんとか、ベッドに寝ている状態から、ベッドの横に座るまでの一連の動きに慣れてきました。 ⑴ 仰向けに寝ている体勢から、足だけを左に90度曲げます。 これがヨガみたいでけっこう苦しい。 ⑵ そして左手で、ベッドの柵の縦の棒を握り、左手のひじでベッドを押し、少し上半身を起こします。 ⑶ 右手を左に伸ばして、同じベッドの柵の上の部分に届いたら、左手のひじと右手で柵に体を近づけて。 ⑷ あとは腹筋。 ⑸ 右手…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 感謝を込めて 早くも、【城崎の花火】は40話を配信させていただくことになりました。 正直、こんなにも続くことができるとは想定していませんでした。 ただ、わたしの難病の大きな経験を、思い出せる限り記録しておきたい。 そして、この足跡が、『誰かの勇気』になれたら。 どん底に思える経験でも、幸せな日常に戻ることができるんだと、『誰かの希望』になれたら。 そんな気持ちで、書き続けてきました。 書き続けると、こんなにも周りのみんなに支えていただいていたんだ、ということを再認識して、ほんとうにありがたく感じます。 そして今、…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《38》】から続きます。 kimamaneko.com 受け入れ難い麻痺 今まで感じたことのなかった、右手の指先の麻痺。 正座して足が痺れた後のように、 時間が経ったら、少しずつ治っていって。 ああ、よかった、びりびりしたわ〜なんて。 そんなふうに治ってほしくて、何度も何度も指先をこすりました。 少ない『代償』への感謝 一度傷がついた神経は、再生することはない、と聞いたことがあります。 それこそ、交通事故のときに一気に脊髄損傷していたら… こんなことではおさまらなかった。 こんな麻痺が首から下の全身に…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《37》】から続きます。 kimamaneko.com ありがたくて後光がさした ベッドの上に座ることができた次の日。 手術の2日後、日曜日のことです。 正確な時間は忘れましたが、手術した部分に刺さっていた、血抜きのドレーン(管)と、導尿のドレーン(管)を外してもらい、少しずつ自分につながれていた管が外れていきました。 点滴だけはまだ、抗生剤が必要なので、外せません。 ほんとうに…苦しいときには、何に対してもありがたいと言う気持ちが湧いてきます。 ひとつひとつ外してくださる、先生や看護師さんがどれだけ…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《36》】から続きます。 kimamaneko.com 早くもリハビリのスタート 気を失いかけた、わたしの両腕をつかんで支えてくれたリハビリの先生。 厳しいお顔で、わたしの真正面に向き合い、 『今日は座るところまでね。明日は、血抜きのドレーンが取れたタイミングで、歩いてみるからね。』 とおっしゃいました。 うつろな目からやっと焦点が合い、わたしは先生の顔をまっすぐに見ました。 『はい…、お願いします……。』 あまりの激痛に、返事するのがやっとでした。 早くも、リハビリが始まります。 機能回復への道 ほ…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《35》】から続きます。 kimamaneko.com 長い、長い夜 永遠に続くかのように思えた長い夜。 うとうと…嘔吐、うとうと…嘔吐の繰り返し。 昨夜から絶食して、手術に臨んでいるので、お腹の中は空っぽなのに。 12時間以上も、苦しい苦しい時間が続きました。 でも、リハビリの先生に習った呼吸法をしていると、少しむかむかするぐらいで、おさまるときもありました。 そして、明け方に近くなってくると、徐々に、うとうとする時間が長くなって、少しずつ体の中の麻酔の影響が、薄くなってきました。 朝7時の、主治医…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《34》】から続きます。 kimamaneko.com 手術の成功 『喜満満猫さ〜ん、終わったよ〜?うまくいったからね〜。』 という主治医の先生の声で、ぼやけた視界から、しだいにはっきりとした視界に変わっていきました。 と、同時に。 空気に押しつけられているかのような苦しい重みと、にぶくて熱い、首の痛みを感じました。 ぴくりとも動けない。 こみ上げる気持ち悪さ。 ストレッチャーに乗せられて、病室に運ばれると、手早く数名の看護師さんのかけ声で、ベッドに移されました。 のぞき込む主人の顔。 心配そうに、耳…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《33》】から続きます。 kimamaneko.com いよいよ手術の日 いよいよ本日。 わたしの手術が行われます。 昨日の夜、主治医の先生から説明を受けたように、『頚椎椎弓形成術』という手術になります。 脊椎の3番目から7番目まで、5つの骨を正中線で割り、観音開きに開き、その間に人工骨(スペーサー)を挟み込みます。 3番目となると、『ぼんのくぼ』といわれる首のつけ根のあたり。 7番目は、肩甲骨と肩甲骨の間あたりになります。 うなじの髪の毛の中から、肩甲骨の真ん中あたりまで、ファスナーがつくことになり…
【城崎の花火《33》】記憶の不思議〜つらい記憶はなかったことに
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《32》】から続きます。 kimamaneko.com 途切れ途切れの記憶 正直、ここまで来て、突然書くことが難しくなりました。 あまりにも、自分に起こってきたことが大変な状況だったためか。 その当時の記憶が、ところどころ抜け落ちているのです。 いよいよ手術が今日、という朝から やっと歩けることになった時期まで。 手術後、ずっと泊まりこんで付き添っていてくれた主人に、どんな状況だったのか、聞かなくてはなりません。 とにかく、わたしの途切れ途切れの記憶と、すり合わせることが必要でした。 お見舞いに来てく…
【城崎の花火《32》】『お前はお前やん。何にも変わってないよ。』
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《31》】から続きます。 kimamaneko.com 髪の毛よ、さようなら 木曜日、手術の前日。 いよいよ、大事に育ててきた髪の毛を、バリカンで刈る日がやってきてしまいました。 『少しでも伸びると、またやり直しだからね。』 と先生に言われていたので、前日ギリギリに美容院に行く予定にしていました。 伸びるまで、たぶん数ヶ月。 その間は、何がなんでも変な髪型でいなくてはならないのです。 育毛剤買おうかな…。 大爆笑のヅラ選び だからわたしは、入院するまでの間に、Amazonの通販で、かつらと布地の帽子を…
【城崎の花火《31》】患者のみなさまとのふれあいと驚きの流れ
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《30》】から続きます。 kimamaneko.com 痛すぎる脊髄造影検査 入院したのが月曜日。 手術が金曜日に予定されています。 その間、いろいろな手術前検査があるのですが、 そのなかでも『脊髄造影』という検査が、水曜日に行われました。 背骨の中の脊髄を映し出すために、背骨にぶすりと注射を打って、造影剤を注入するのです。 麻酔を打って本番なのですが、まず麻酔から、ぎゃああああああ!と叫びたいぐらいの痛さ。 麻酔が3本ほど打たれても、全然効いてないよ〜と叫びたいほどの痛さ(泣) しかも、造影剤が脳の…
【城崎の花火《30》】感謝のこころを伝えるには笑顔と言葉が大事!
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《29》】から続きます。 kimamaneko.com 入院生活で大切にしたこと わたしが、入院に際して、心がけたことがあります。 【🌻感謝のこころを伝えるには笑顔と言葉が大事!🌻】 病院にいると、多くの方々が、自分に関わってくださっていることがわかります。 お世話になる方々 😸主治医の先生 おふたり、ついていただいてました。 😸看護師さん わたしの場合、夜勤や日勤などで交代されるけれども、5〜6人ほどで回していただいてました。 チームごとに患者さんが決まっているようです。 おそらく、患者のことをよく…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《28》】から続きます。 kimamaneko.com いよいよ入院の日 あんなに、遠い先のことのようだった、入院の日がやってきてしまいました。 息子たちは2学期の始業式の日。 長男、わたしの肩にぽんと手を置いて、 『まあ、気を楽に。また会いに行くし。』 次男、『お母さん、がんばるんやで〜!』 と、それぞれ元気に学校へ出かけていきました。 最強の『開き直り』 もやもやとした不安と、開き直りと、両方の気持ちが交錯しています。 『もやもや不安』は、もう仕方がないので流れに任せる。 『開き直り』は、 🌻この…
【城崎の花火《28》】入院前日、大好きな『少女イレーネ』に会えた
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《27》】から続きます。 kimamaneko.com 帰宅後の覚悟 楽しい旅行が終わった後、父と母に、 🌻難病のこと 🌻事故で頸椎を押してしまって、首の神経が通る道が狭くなってて、広げる手術が必要なこと 🌻もうすぐ入院で、1ヶ月ほどかかるということ 🌻その間、息子たちと家のこと、家事一般をお願いしたい 🌻こっそり作っておいた母名義の家族カード。 これと、まとまったお金を渡して、日用品や食事の材料など、これで決済してほしい とお願いしました。 2人とも心配そうな顔をしていましたが、 やたらに明るく、『…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《26》】から続きます。 kimamaneko.com 花火から帰ると 宿に戻ると、父と母はゆったりとくつろいでいました。 『あれ?花火見にいかなかったの?』 と聞くと、母は 『ひとが多かったから、近くまで行くのやめて、お土産もの見てたよ』 と、うれしそうに言いました。 なるほど、花火の時間のあいだは、みなさんそちらに行きますから、空いてて買い物しやすいですね。 父は、昼間も旅館の温泉に入っていましたが、もう一度入ってきたとのこと。 誰もいなくて貸し切りだったようです。 空いてて良かった、と喜んでいま…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《25》】から続きます。 kimamaneko.com 城崎温泉ロープウェイ 旅の楽しい時間は、あっという間に過ぎ去りますね。 2日目の昼間は、友だちや親戚などへのお土産さがしで過ぎていきました。 ふつうなら、2日目は近隣の観光スポットに出かけるのでしょうが、城崎温泉の徒歩圏内でまったりと遊びます。 ロープウェイで山頂駅まで行ってみます。 城崎温泉を一望できる、素晴らしい景色。 みはらしカフェや、ガーデンもあり、ゆっくりくつろぐことができます。 しかし、あまりに暑くてとんぼ帰り。 帰りには、途中駅の温…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《24》】から続きます。 kimamaneko.com わたしの握力 わたしの握力は、現在両手とも10キロぐらいしかありません。 バレーボールの現役時代には、50キロぐらいあったのに(笑)←ほんとうです。 病院で、診察のときに、どれだけ病状が進んでいるか、確認のために測られます。 これだけ握力がないと、日常生活に不便が多くて。 下手すると、ペットボトルのふたが開けられないときもあります。 栄養ドリンクのアルミのふたも。 お菓子の袋も、開けるのに苦労します。 ↑↑苦労するぐらいの方が、間食が減っていいの…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《23》】から続きます。 kimamaneko.com 薄味ながら絶品の夕食 西村屋本館には、父の腎不全のことは伝えて、少し薄味にしていただくようお願いしました。 多くの料理に、その気遣いがなされていて、ほんとうにありがたかったです。 塩分は調整していただいているのに、出汁で深みのある味が出ていて、美味しくて驚きました。 これが、自分でできたなら! 舌で学ぼうとしたけど、無駄でした……。 深すぎる……。 西村屋さんの愛 電話予約のときに、『奥様はグレープフルーツがいけませんでしたね?』と確認されて、驚…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《22》】から続きます。 kimamaneko.com 父と母の思い出づくり 父と母は、この城崎温泉に来るのは2度目です。 一歩一歩、死に近づいていて、この旅行も来られるかどうかわからない状態でしたから、感激もひとしおだったと思います。 サービスエリアでも、出石でも、玄武洞ミュージアムでも、夫婦2人でいる写真を何枚も撮ってあげました。 写真は、その時その時を切り取ってくれます。 そして、ずっと思い出として残ります。 母は、うれしそうに腕を組んだりしていました。 城崎に来られた奇跡 西村屋本館にチェック…
【城崎の花火《22》】出石の皿そば最高!からの玄武洞ミュージアム
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《21》】から続きます。 kimamaneko.com いよいよ出発の朝 父、母、主人、わたし、息子2人と、総勢6人は、ミニバンに乗り込みました。 父は利尿剤を飲んでいるので、おそらく1時間おきにトイレ休憩を取らなくてはならないでしょう。 それを見越して、朝6時半に出発しました。 はたして何時に到着するかな?(笑) 切羽詰まったトイレ事情 今はとても便利で、家からいろいろ持って出なくても、お茶やコーヒーなど、冷たいものが手軽に買えますね。 サービスエリアにはなんでも売っています。 最大の関心ごとは、父…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《20》】から続きます。 kimamaneko.com 真っ黒な手帳と己書 ほんとうに、大変なことは徒党を組んで、いっきにやってきます。 ここ数年は、なんだかんだと、嵐のようにいろいろありました。 気の休まる暇もない毎日。 それでも、日常のするべきことは、次々とわいてきます。 予定をびっしり書き込んだシステム手帳は真っ黒に。 そこに、『己書』と書き込んで、癒しの時間を作ることは、わたしにとってきっと、必要不可欠なことだったのでしょう。 誘ってくれた親友ぶち子のおかげ。 己書を続けることを応援してくれた…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《19》】から続きます。 kimamaneko.com 走り去った父の主治医 実は、城崎温泉に行くまでに、まだひと波乱あったのです。 父のシャント手術後、失敗していたことを知らないまま、わたしは病院から家に戻りました。 そのあとに、病室に主治医の先生がいらっしゃって、あらためて説明があったとのことでした。 父と、付き添う母に、専門用語を並べて、うまくいかなかったことの経緯を説明されました。 ですので、まったくちんぷんかんぷんだったそうです。 それを聞いたわたしは、翌日、己書の幸座の予定をキャンセルして…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《18》】から続きます。 kimamaneko.com 父の容態の悪化 8月に入り、3世代城崎温泉旅行の準備をしはじめるなか、父の体調が思わしくなくなってきました。 いよいよ人工透析を受けなくては、生命に関わるところまできてしまいました。 父は、悩んで悩んで、それでも人工透析を受けるのには抵抗があって、このまま弱っていっても、それでもいいと言うのです。 主治医の先生は、決して恐れなくていいんですよとおっしゃっているのに、まったく聞き入れないのです。 人工透析への説得 家族は、必死で説得しました。 人工…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《17》】から続きます。 kimamaneko.com 愛車への感謝 事故に遭ってもわたしを守ってくれた、NBOX。 6年前、息子たちの成長を見越して、室内空間の広いこの車を買ったのでした。 お迎えに行き、中で汗びっしょりの服を着がえるときも、立ってできて、とても便利でした。 毎日ハードなクラブで、お疲れの子どもたち。 後部座席でぐっすり眠り込んだりしても、十分広くて助かりました。 わたしと一緒に、子どもたちの成長を見守ってくれました。 『今の車を売って、新しい車を買ってもいい?』と主人に相談したら、…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《16》】から続きます。 kimamaneko.com することリスト 9月に入院して、第1週に手術。 そう決まってから、7月、8月は、怒涛の忙しさでした。 わたしがしばらく思うように動けなくなることが、わかっているからこそ。 動けるうちに、できることをしなくてはいけない。 システム手帳と、スマートフォン両方に《することリスト》を作り、ひとつずつ確実にこなすようにしました。 《することリスト》に用件を書いて、終わったらチェックを入れる。 するとどんどん消えていくので、爽快感があります。 『やったぞ〜!…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《15》】から続きます。 kimamaneko.com 息子たちのかわいいバックアップ 長男に話したことで、とても気持ちが楽になりました。 長男は、そのあと買い物や手荷物など、すっと持ってくれたりするようになりました。 次男には、確かなことは伝えませんでしたが、もともと、気遣い屋さんで優しいので、『まかせとけ!』ていう感じで、いつもやってくれていました。 次男に、要らない気苦労はさせたくなかったので、言わなかったのですが、あとで聞いたら怒りそうですね(笑) 『なんでぼくには言ってくれなかったん!』 3…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《14》】から続きます。 kimamaneko.com 温かい友情に包まれて 『難病』のために手術をしなくてはならないことを、ぶち子と輪ちゃんに話しました。 さすが長いお付き合いの2人。 いつもと変わらない笑顔で、接してくれました。 いたわりすぎたり、特別に扱うこともない。 根ほり葉ほり聞くわけでもない。 なんだか安心して、心を預けることができました。 背中から、ふわっと抱きしめられているような気がしました。 『大丈夫だよ。心配しなくていいよ。』 2人の空気が、そういってくれているような気がしました。…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《13》】から続きます。 kimamaneko.com 師範試験 己書の師範試験の日程が決まったと、私たちの師範から告げられました。 11月の中ごろの日程でした。 9月は入院、10月はどうなるかわからないわたしは、師範に 『輪ちゃんとぶち子は今回受けて、わたしだけ、次回の師範試験に回してもらえますか?』 と頼みました。 師範は、きょとんとした顔をされて、わたしが自信がないと思われたのか、 『大丈夫よ!喜満満猫ちゃんなら。心配しないで、みんなで受けよう!』 と励ましてくれました。 同期受験の仲間 わたし…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《12》】から続きます。 kimamaneko.com 手術の時期 先生は、『いつごろがいい?』と言われました。 急な症状とかではないから、気をつけていれば、時期はいつでもいい、ということでした。 しかし、いざ、時期を考えると難しいものがありました。 今年は、次男の高校受験の年。 受験生の夏は、とても大事です。 そんなときに次男に大変な思いをさせたくないです。 とにかく、夏休みの間はやめようと思いました。 少しでも一緒にいる時間を大切にしたい。 クラブも引退して、勉強はしなくても、一日中家にいますしね…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《11》】から続きます。 kimamaneko.com いよいよ決意のとき 2018年7月の診察日。 先月、初診のとき、先生は『究極の2択』を提案しました。 ずーっと(日本テレビ系列の)テレビだけ見て、 動かず、すべての家事を誰かにしてもらって、 誰かに肩をたたかれることもなく、 少しも蹴つまずくことなく、 残りの人生を生きていくか。 手術するか。 どうする? というものでした。 わたしがひとり、気持ちがばたばたしているだけで、本当に手術が必要かどうかは、誰が考えてもわかることです。 残りの人生を、じ…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《10》】から続きます。 kimamaneko.com 主人の心強いバックアップ 主人は、わたしと違って、あまり多くを語るタイプではありません。 わたしは、何に対しても、感情を重視してしまいますが、主人は、しっかり周りを見て考える理論派です。 そのときの流れで考えるわたしと、主人とは、まったく性格の違う夫婦です。 ちなみに体型もまったく違います。 ⇑⇑まるで上の写真のようです(笑) そんな主人は、わたしがつらいとか痛いとか何も言わなくても、しっかり様子を見てくれていて、さりげなくフォローしてくれました…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火⑨】から続きます。 kimamaneko.com 己書の師範になる修行 わたしたち3人は、己書の師範試験を受けることを決めました。 師範の先生は、 『師範を目指すのであれば、みんなと同じようにではなく、厳しくそれなりにいきますよ。』 とおっしゃって、表情を引き締めました。 お題も、今までは好きなものを書いてきました。 ですがこれからは、師範になるべき技術力を持つようにと、段階を踏んでいきます。 絵の具を使ったり、薄墨で水墨画のような絵を描いたりしました。 己書のキャラクターは6体のお地蔵さまですので、…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火⑧】から続きます。 kimamaneko.com 10数年ぶりのご縁が再燃 先日開かれた高校の同窓会で、久しぶりに会った4人の仲間。 話が盛り上がって、ほぼ徹夜の近況報告会をしました。 そのとき、ふとした話の流れで己書を始めたことを話したわたし。 1人の友だちが、ずっとそんな何かをやりたかった、ぜひやってみたいと目を輝かせました。 彼女に頼まれて、己書の体験に連れて行くことになりました。 彼女の名前を輪ちゃん(仮名)とします。 わたしにとって癒される大事な人 わたしを最初に己書に連れていってくれた親友…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火⑦】から続きます。 kimamaneko.com あらためて考えてみた あらためて考えると、わたしが交通事故に遭ったのは偶然に偶然が重なっています。 《たまたま1年に一度のスケート教室の日だった。》 《隣県に行くために交通量の多い国道を通らなくてはならなかった。》 《たまたまその日は、いつも行くバスではなく、腰痛をかばって自分の車で行った。》 《いつも送迎してくれる主人は、家族の体調が良くなかったため、家にいてくれることになった。》 こういうときは、何かすらっと流れないものであると、肌では感じていたの…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火⑥】から続きます。 kimamaneko.com 決心して紹介状を書いていただいた 2年半もお世話になった病院を去るのは、とても心苦しかったのですが、主治医の先生は替わられて、初診からスタートになってしまいました。 同じ初診からスタートなら、と心を決め、紹介状を書いてもらいました。 息子の通う隣県の整形外科病院に、月に1度診察にみえていた先生は、わたしに『僕の病院においで』と言ってくださいました。 その先生は、隣県の医療センターの副院長をされておられます。 いきなり行っても、なかなか診てもらえないのが…
こんにちは。喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火⑤】から続きます。 kimamaneko.com 玄関は己書の癒しギャラリー 親友とふたり、癒されながらのんびりペースで月に1度、己書を習っていました。 最初にご縁をつないでいただいた師範は、己書の普及のため全国展開されることになり、お弟子さんに私たちを託されました。 新しい師範は女の方で、少しお若いけれど同年代でした。 わたしは、楽しく着実に、さまざまな作品を描いていけることに心が満たされていました。 幸座(レッスン)のあと、描いた作品を家族は心待ちにしてくれるようになりました。 ほめてもらい、玄関に…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火④】から続きます。 kimamaneko.com 己書を続けようと決めた 己書の体験をして、親友とわたしは、何だか理由はわからないけど、すごく楽しかったのでした。 2人とも、今後も続けていこうと決めました。 ただ、1ヶ月に1回の決まった日程ですので、2人の予定が合えば無理なく参加していこうという感じでした。 元来のんびりして気の合う私たち、 『今月は無理だね〜』 『来月にしようか〜』 といった風で、楽しく無理なく参加していました。 一方リハビリと通院は続く あの交通事故から2年以上過ぎても、経過観察し…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火③】から続きます。 kimamaneko.com 大きな転機①~己書体験 ~ その日、親友と二人で向かいました。 己書体験レッスンの会場となっているのは、市街地のはずれにある自家製ハーブのお庭がある喫茶店。 そこでは、ワンドリンクをオーダーする代わりに場所を提供してくれているのです。 4~5名の女の人たちがスタンバイして師範を待っていました。 私たちもかしこまり、緊張しながら待っていました。 くまさんみたいな師範 すると、入ってみえたのは大きな体のくまさんみたいな男の人でした。 えっ、『書』を教えてく…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【心を決めたあの夏の城崎の花火②】から続きます。 kimamaneko.com リハビリと通院の長い長い日々が続きました 100対0の事故のため、相手さまの保険会社さんとも直接交渉になり、神経をすり減らす毎日でした。 手のしびれと脱力感は変わらず、箸を持っても落としてしまったり、つかめなかったりしました。 料理をしていても、混ぜたりするのも、揚げ物を揚げたりするのも、食材を持つのも辛くなっていました。 足の力も入らないときがあり、歩いていて膝がガクッとなることも。 階段も手すりを持ちながら利用していました。 買い…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【心を決めたあの夏の城崎の花火①】から続きます。 kimamaneko.com なぜわたしが手術をしなくてはならなくなったのか、お話ししたいと思います。 手術からさかのぼること、さらに3年。 喜満満猫は、1年に1日だけ、ほぼボランティアで、子どもたちにフィギュアスケートを教えていました。 自治体主催で、バスに乗って約30人ほどの子どもたちと、隣の県のスケートリンクに行くのです。 大学生のときに、クラブの練習のかたわらスケート場主催のスケート教室のお手伝いをしていましたので、子どもたちがよちよちとかわいく滑っている…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 喜満満猫、人生最大の決意をした夏のお話をしたいと思います。 実は、このお話をするかどうか、とても迷いました。支えてくれた主人、家族にとっても大事なことでした。 ですが、今まさに苦しみの中にいて、もがいている、暗闇の中から光を探している人たちの、いちるの希望になれたら。 少しでも癒される人たちがいてくれたら。 そう思い、決心しました。 何部作になるかわかりませんが、連載したいと思います。 さかのぼること、2年。 わたしは脊椎を14〜5cmにわたり観音開きに割る手術をしました。 ですから、わたしの首から背中にかけてフ…
こんにちは。 喜満満猫です。 今日も訪れていただき、本当にありがとうございます。 今日は『言葉』についてお話ししたいと思います。 何かの出来事があって、頭を打ったとき、失敗したときは、誰でも自信をなくしてへこみますよね。 自分がやったことは正しかったのか、不安になります。 よかれと思って言った言葉が、誰かの気分を害してしまったり、一生懸命取り組んだことが、何の成果も出なかったり。例えばいつもより勉強したのに、いつもの点数より悪かったとか。 悔しくて、どうしてこうなってしまったのかと後悔します。 いつもなら、軽く済んでいくことが、そのときに限って大きく取り沙汰されて問題視されてしまったり、いつも…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 梅雨の晴れ間が少しだけ、続いていますね。 雨の日は、雨の降る湿った空気を感じるあの独特の雰囲気がいいです。道ばたの草花が雨の恵みを受けて喜んでいるような、むせ返る緑の匂い。 紫陽花のこの青紫色は、他のどんな花にも見ない、素晴らしい色だと思います。 この時期にだけ見せてくれる色。 季節を味わうことは、日本に生まれた特権ですね。 ↑部分日食の写真ではありませんが、こんな感じで見えました(笑) 6月21日日曜日は、夏至でした。 しかも、部分日食の天文ショーも見られました。 夕方4時ごろから6時ごろまででしたから、見える…
こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 いよいよ夏本番になってきましたね。 熱中症のニュースが流れたり、天気予報で猛暑日などと言う言葉が流れはじめました。 今年の例年と違うところは、マスクの存在ですね。 不織布のマスクは、汗を通しにくいです。ですから、ぬれてしまったら息が苦しくなりますね。 まだまだ入手が難しいために手作りの布製マスクを使っている人が多くなりました。 わたしはとてもよくしゃべるため、息苦しくなくて汗も吸ってくれるので、どちらかというと布製マスクの方が使いやすいです。 ですが、どちらにせよ顔の半分をおおうため、熱中症のリスクは高まります。…
こんにちは! 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 喜満満猫の恩師のお孫さんが生まれました。 記念に名前を描いてほしいと、ご依頼をいただきました。息子さんご夫婦にプレゼントしたいとのこと。 例のごとく、「どんな風に描いてもらってもいいです」とおっしゃっていただきました。 お名前をおうかがいしましたら、目の前に大海原の素晴らしい景色が浮かびました。 背景は、その瞬間に決まりました。不思議な経験でした。 お名前に込められた意味などは、ご両親からのお話ではないのでほとんどお聞きしていないのですが、わたしなりに浮かんだ言葉を描かせていただきました。 【太陽の光を受けて輝く…
こんにちは! 喜満満猫です。 いつも訪れてくださり、本当にありがとうございます。 みなさま、クレジットカード、何枚持っていらっしゃいますか? 財布がぱんぱんになってしまうぐらい、持っていらっしゃるかもしれません。 もしかすると、カードは怖いから、と現金派で通してみえるかもしれないです。 どちらにしても、お金に関しては、みなさまそれぞれの考え方、とらえ方がありますね。 ⒈.お金の勉強 あらためて考えてみると、お金についての勉強ってしたことありますか? お金の話を出すのは、ちょっと気が引けたり、タブーのようなとらえ方をする人もいます。 だからかもしれませんがなかなかお金の話題になりにくいですね。 …
こんにちは! 喜満満猫です。 いつも訪れてくださり、本当にありがとうございます。今の自分にいちばんぴったりな言葉をもらいたいと思うときありませんか? ・何かに迷い、これでいいのか不安なとき。 ・毎日の生活になんの変化もなく、もやもやするとき。 ・大きな決断を前にしたとき。 ・なんとなく自分が間違っているんじゃないかという空気を感じるとき。 これでいいのかわからない不安。けれどそんな自分に合う言葉がいただけたら、なんとなく安心しますよね。 今回は、そんな素晴らしいけれど、すごく難しい依頼をいただきました。 先日ご紹介した過去記事にありました、近所のモータースさんの社長さんの弟さんからの依頼になり…
こんにちは!喜満満猫です。 いつも訪れてくださり、本当にありがとうございます。 今日は、喜満満猫が若いころから愛してやまない旅のスポット【城崎温泉】をご紹介したいと思います。 1.城崎温泉ってどこ? 温泉といえば、日本三大名泉 ・草津温泉(群馬県)・下呂温泉(岐阜県)・有馬温泉(兵庫県) 有名なところでは、別府温泉(大分県)、箱根湯本温泉(神奈川県)、道後温泉(愛媛県)などなど、日本に生まれてよかった!と言いたいぐらいの温泉大国。 このなかにはありませんが、喜満満猫が何度も訪れている温泉地があります。城崎温泉(兵庫県)です。 兵庫県の北部、日本海側に位置します、兵庫県豊岡市にあります。 規模と…
こんにちは!喜満満猫です。 いつも訪れてくださり、本当にありがとうございます。 喜満満猫の今までの人生は、けっして平坦なものではありませんでした。どうして、こんなに大きな出来事ばかり、私に起こってくるのだろうと、涙したこともあります。「いちど、お祓いに行ったほうがいいんじゃない?」と、他人に面と向かって言われたこともあります。 私だけでなく、みなさまそれぞれの人生模様があると思います。苦労の連続、つかの間の幸せ、日々の生活の疲れ。生きていれば当たり前ですよね。 1.『喜満満猫』流、幸せの法則 私は今、胸を張って言えます。 私は、めっちゃ!幸せです。そして、すごく運がいいです。 自分にそう思いこ…
こんにちは! 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、ほんとうにありがとうございます。 じつは電化製品が大好きな喜満満猫。 家電量販店に行くと、いろんな新製品を見て回り、楽しみます。興味を持てば、カタログを比較してメーカーの製品の強みや売りを比較します。喜満満猫独自の、家電別メーカーランキングがあります。 1.電化製品の魅力 ・生活の質を上げてくれます。・時間を有効活用できます。・ #おうち時間 を楽しめます。 というところにあります。毎日使うもの、頻度が高いものには、ハイグレードなものを選ぶようにしています。なぜなら、使用頻度を考えた上でランニングコストを割り出して、妥当かどうか選んでいるから…
こんにちは!喜満満猫です。 今日も訪れてくださり、本当にありがとうございます。 今回は、喜満満猫が己書家になって、はじめて家族以外の人に喜んでいただけた話をさせていただきたいと思います。 1.初めての依頼 喜満満猫のお家は田舎にあり、車なしでは生活が立ち行きません。買い物行くにも、お店はすぐ近くになく、コンビニでさえ一番近くても約2キロありますから、歩いては行けないですね(笑) ご近所に、自動車販売、修理、車検などをおこなっている地域密着のモータースさんがあります。こちらは、先代からの長いおつきあいでお世話になっています。 先代が急逝され、40歳になったばかりの息子さんが跡を継がれて、新社長に…
こんにちは! 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、ほんとにありがとうございます。 お世話になった人に、何かお礼がしたい。だけど、あんまりかしこまったものではお相手が気になさるかな?という場面がありますよね。 そんなとき、わたしは己書で招き猫を描きます。 心を込めて、ひとつひとつ大切に。 この招き猫が、お渡しした方に、幸せをもたらしてくださるように。 もちろん手描きですから、一体ごとに顔も雰囲気も違います。 実は、お渡ししたい方のお顔に、なぜか似てくるんですよね。 その方を思い浮かべて大切に描いているからかもしれません。 そして、描き上がったらお礼の言葉とともに、ラッピングして、招き猫のお嫁入…
こんにちは!喜満満猫です。 今日も訪れてくださり、本当にありがとうございます。 できるだけ家事を簡単に行えないか、普段から考えている私。快適大好き喜満満猫。 時短で効率の良い毎日を目指し、いつも知恵をしぼっております。 今だから、というわけではなく、ずいぶん前から生協の宅配とAmazon定期おトク便を日常に取り入れておりました。 😸Amazon定期おトク便 喜満満猫は、実は事情があって、重いものが持てません。 ですから、買い物に行くときは、主人か息子に一緒に行ってもらっています。 少しでも多く、ペットボトルやみりんなどの液体調味料を買ってしまうと、ほんとに重い(◎_◎;) 1人だと、車に積み込…
毎日毎日アプリでポイント稼ぎ→ログインだけで年間5000ポイント以上
こんにちは! 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、ありがとうございます🙏 今日は、喜満満猫が毎日毎日欠かさず行なっている方法をご紹介したいと思います。 朝起きて、スマートフォンを手に取り、ポチポチとログインするだけで、ポイントをかせぐことができます。 わずか数分で。 1.Tポイント Tポイント×Shufooってアプリ、ご存知ですか? Shufooという無料アプリは、位置情報を使って、近隣のスーパーマーケットや、ドラッグストア、家電量販店などの折り込みチラシを、アプリで閲覧できるもの。 新聞を契約せずに、ネットニュースなどを見て、世の中の流れを知る人も多く、折り込みチラシと触れる機会が少なくな…
【開運】運が上がる!呼ばれなきゃ行けないパワースポット【大神神社】
いま、ふたたびの奈良へ-大神神社 90秒 こんにちは!喜満満猫です。 いつも訪れてくださり、本当にありがとうございます。 今日は不思議な話をしたいと思います。 1.いきなり運転手を頼まれた 今から10年ほど前の出来事です。「ねえ、お姉ちゃん、明日空いてる?」と、いきなり母に聞かれました。「申し訳ないんだけど、明日うちの車で奈良まで連れてってほしいんよ。」「いいけど…どういうこと?」 話を聞くと、こういうことでした。 母の仲良くしているお友だちの方で、お家が事業をされていて、とても裕福な奥様がおられまして。その方の運がいいのを不思議に思ったほかのお友だちが、秘訣を聞いたそうです。 すると、朔日参…
こんにちは! 喜満満猫です。 訪れてくださり、ありがとうございます。 自粛疲れもそろそろピークになってきました。 自宅にこもることが長く、体もなまってきましたね。 お店が自粛していますし、かつて自由に外食に行っていたころが懐かしい(涙) 美味しい料理がそろそろ食べたいです。自分の味付けは飽きました(泣) 生協の宅配のお兄さんいわく、目の回る忙しさだそうです。 以前からの顧客に加えて、宅配の需要が右肩上がりなんですって。 『己書』は癒し文字 喜満満猫のお家の玄関は、私の初期の作品であふれてます。 ギャラリーというわけではないのですが、描いたら飾るのに玄関に飾りはじめたら、どんどん増えていきました…
こんにちは!喜満満猫です。 訪れてくださり、ほんとうにありがとうございます。 さて前記事にありました、Amazon echo show5ですが、さらに快適に進化をいたしました。 kimamaneko-miwa.hatenablog.com kimamaneko-miwa.hatenablog.com 実はスマートスピーカーが何たるかを、何も知らずに、その場の勢いで購入したわけですが(笑) 基本設定したあと、CMのように、部屋のライトをつけたり、テレビを声で操作したりできるのかと思ってやってみました。 「アレクサ、電気をつけて」 「すみません、できません。」 「アレクサ、テレビをつけて」 「すみ…
すべてのことが今の感謝につながる不思議 #StayHome #おうち時間
みなさま、こんにちは!喜満満猫です。 新型コロナウイルスの拡大防止のために、毎日の生活もずいぶんと変わってしまいました。 この毎日を過ごすなかで涙が出るほどありがたく感じたことを、お話したいと思います。 1.以前の店員さんの心遣い マスクをつけて、人と距離を置いて、できるだけ対面せずに、話さずに急いで買い物だけ済ませる。 感染予防のための、レジでのビニールの壁が、非常事態を余計に実感させます。 おつりやレシートなどを、両手で渡してくださっていた以前の店員さんの心遣いが、ほんとにありがたいものだったと、あらためて思います。 私はクレジットカードや電子マネーで支払うことがほとんどですので、釣銭での…
「ブログリーダー」を活用して、喜満満猫さんをフォローしませんか?