家庭を持ったら、猫を飼おうと思っていた。妻がいて、子どもがいて、そういう間取りを猫が横断していくような空間の体温に憧れを抱いていた。 紆余曲折あって、私にはそもそも妻子を持つのが難しいんだろう、という現実をようやく、少しずつ受け入れられるようになってきた。 となればもう遠慮することはない、猫を飼ってしまおう。と思い立った。 私は自分のためだけに毎日満員電車に押し込められ、退屈な仕事に日々を埋没させていくようなことができない人間である。自分の所属している社会や、果ては自分自身に対する愛着が無いから、「最悪どうなっても構わない。」という擦れた心が常に傍らにあるせいで踏ん張りが効かない。 そこで家に…
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