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2020/04/26

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  • 西暦2022年の『宇宙戦艦ヤマト』回顧

    こんにちは。ymtetcです。 西暦2022年が終わろうとしています。本年もお世話になりました。 今年は『ヤマト』にとって「平和」な年だったかな、と思います。大きなトラブルなく『2205』『スターブレイザーズΛ』が完結し、ファンの間にも平穏な空気が流れました。そして年末にはむらかわ版『ヤマト2199』が再開するなど、嵐のようだった『2202』がいよいよ去り、再び穏やかな時代が戻ってくるかのような予感をさせる一年となりましたね。 さて、毎年恒例となった「回顧と展望」。今年も、2022年1月2日に更新した「西暦2022年の『宇宙戦艦ヤマト』展望」をベースに、一年を振り返ってみます。 ○『宇宙戦艦ヤ…

  • 「宇宙戦艦ヤマト」を主役にしたプロットの重要性

    こんにちは。ymtetcです。 前回「今の『ヤマト』には付加価値がない」とのお話をしました。では、『宇宙戦艦ヤマト』というタイトルが本来持っている価値とは、何なのか。 今日は、これについて考えていきたいと思います。

  • 今の『宇宙戦艦ヤマト』には付加価値がない

    こんにちは。ymtetcです。 先日、ドラマ『silent』が最終話を迎えました。特に「衝撃のラスト」とかそういったものではなかったのですが、全体を通して、非常にレベルの高かった作品かなと思います。私の最終話を迎えた感想は以下の通りです。 演出も脚本もモダンな感じで洗練されてました。主題歌や挿入歌の歌詞を回収したり、序盤の要素を回収したり、は平然とやってくる。一つのテーマで複数のドラマを連動させることも。演出も引き算を意図的にやってくる感じで……。— ymtetc (@ymtetc) 2022年12月22日 さて、『宇宙戦艦ヤマト』に話を戻すと、このツイートで述べた要素、特に「一つのテーマで複…

  • 【ヤマト2205】第1話ラストに学ぶ「大人のヤマト」

    こんにちは。ymtetcです。 私は2205の第1話ラストを観た時、これまでのヤマトでは体験してこなかった衝撃と感動をおぼえました。 ヤマトらしからぬ、そして福井さんらしいサスペンス感もその理由ですが、それに加えて、より本質に近い理由が二つあります。 一つは作品側で、このシーンが旧ヤマトクルーの現在の仕事を描いているからです。 そしてもう一つは、私の側にあります。 実は2205は、私が社会人になって初めての『宇宙戦艦ヤマト』新作でした。そして私は当時、25歳。「古代艦長」と同い年だったわけです。 2205のヤマトは、ガミラス、イスカンダルへの表敬訪問という「お仕事」を与えられて旅立ちます。その…

  • 設定考証は"誠意"

    こんにちは。ymtetcです。 設定考証の重要性は今や共通認識だと思いますが、最近になって思うのは「誠意としての設定考証」です。 例えば『silent』は、物語の主題は「相互理解」「すれ違い」といった普遍的なテーマで、題材として聴覚障害を"用いている"作品だと思います。しかし、この作品が『すずめの戸締まり』のように軽薄な印象を与えないのは、それなりに設定考証がしっかりとしているからです。 一方、『すずめの戸締まり』は設定考証どころか「地震は人の手で防げる」という根本的に非科学的なファンタジー設定を取り入れていることから、私には軽薄な映画に見えました。『silent』の登場人物が、「私に耳を治す…

  • 『宇宙戦艦ヤマト』への反抗期

    こんちには。ymtetcです。 最近同世代の人と接することが増え、同世代の作品とも接するようになりました。 それと同時に浮かんできたのは、『宇宙戦艦ヤマト』というコンテンツの価値への疑問です。 『ヤマト』はこの10年、初期2199を除いては、常に「『ヤマト』を知る人」に作品を売ってきたと思います。 だから、誰にも薦められないんです。「面白い」と、自信を持って言えないんです。だって、世の中には『ヤマト』よりも刺激的な作品が多くて、同世代が求めているのはそっち。 例えば、『ヤマト』がほのぼの系だったら薦められたかもしれません。でも、今の『ヤマト』は刺激的な作品であろうとしています。戦闘シーンの迫力…

  • サブブログで『すずめの戸締まり』の感想を書きました

    こんにちは。ymtetcです。 今日はサブブログです。少しらしくない(?)表現も使っていますが、『すずめの戸締まり』の感想です。【すずめの戸締まり】軽薄な映画:第一印象 - ymtetcの"アニメetc"ブログhttps://t.co/kMRTXarg2P— ymtetc (@ymtetc) 2022年12月18日 今日は『すずめの戸締まり』の感想を書きました。とてもよい映画なのは間違いないのですが、この映画がもつ暴力性に私は耐えられなかった……という感じです。 「語り継ぐ」のは難しいですね。

  • 『ヤマト2202』と2015年

    こんにちは。ymtetcです。 最近は『silent』に時間を奪われているので、2202の振り返りは進んでいません。 今日も改めて、2202の序盤の展開を振り返ろうと思います。 2205に比べ、2202の序盤には時事ネタ、社会ネタの雰囲気を感じます。地球とガミラスの政治的駆け引きだとか、ガミラスとの同盟に対する人々の不満だとか。 結局、このあたりは2202では深掘りされませんでしたが、2202で問われていることの多くは、企画書が書かれた2014〜2015年の間に、我々が問われてきたことと似ています。 第一話で描かれた、ガミラス基地の奪還のために戦う地球艦隊の様子は、あの頃世間を賑わせた「集団的…

  • 【宇宙戦艦ヤマト】土門竜介は永遠の後輩

    こんにちは。ymtetcです。 前回「古代世代で恋愛を描く余地はあまりないが、土門世代ならいけるかも」と書きました。 それはどうしてか、と考えますと、ひとつ、ファンのキャラクター認識が関係あるなと思いました。 みなさんは、つい沖田艦長を「歳上」だと認識してしまうことはないでしょうか。あるいは、つい古代進を「同世代」とみてしまうことはないでしょうか。 受け手は、最初に観た時の認識をその後も引き継ぎがちだと考えます。 例えば私は、小さい頃は古代進は10も歳上でしたし、2199が始まった頃でさえ、4つ歳上でした。それでも、彼を中心に物語を観ていたので、彼は永遠に「同世代」なのです。おそらく私が年齢を…

  • 『宇宙戦艦ヤマト』は恋愛ドラマを描くべきか?

    こんにちは。ymtetcです。 最近、知人の紹介でドラマ『silent』を観ています。序盤なので、なかなか現代風で、いいドラマやなぁ、といった感じです。演出が丁寧でいいですね。 さて、恋愛ドラマというのはいつの時代も人気ですが、ふと思うのは、『宇宙戦艦ヤマト』で恋愛ドラマはどこまで深掘りできるのだろう?という疑問です。 これまでのヤマトは、『Λ』含め、友情や信頼の延長、あるいは「愛する」「失いたくない」感情として恋愛を描いてきたように思います。『永遠に』のアルフォンと雪にしても、雪のスパイドラマ的側面が強いような印象です。 数少ないチャレンジが、相原と晶子や、2199の山本と古代と雪、あのあた…

  • 『宇宙戦艦ヤマト』は社会問題を取り入れるべきか

    こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト』には時折、社会問題を元ネタとした要素が登場します。 2199では、大量破壊兵器のメタファーとしての波動砲。2202では原子力発電など「本当はない方がいいけど、ないとやっていけないもの」のメタファーとしての時間断層。2205では安保条約。 しかし、リメイクシリーズのこれらは、ただの「スパイスのひとつ」にとどまっている感が強いと思います。旧作第一作で戦時中の雰囲気を再現しようとした第13話や、環境問題をストレートに取り上げた復活篇を思えば、かなり控えめなようにも見えます。 これからのヤマトは、より一層、こうした社会問題を取り入れるべきなのでしょうか…

  • ymtetcとヤマトプラモ

    こんにちは。ymtetcです。 このブログでは時折プラモ展開の話を取り上げますが、私自身はプラモデルを作る人間ではありません。 というより、子どもの頃は模型屋さんに通ったり、クリスマスプレゼントに指定したり(笑)して、よく作っていたのに、今は作らなくなってしまったのです。 その理由は大したことはなく、「芸術品としてのプラモデル」の世界を知ってしまったから。 子どもの頃は作って、遊んで、壊す。ひたすらそれの繰り返しでした。好きなものがなんとなく立体になって目の前にあることが嬉しい。色も塗らないしデカールも貼らない。 ところが大きくなってくると、美しいプラモデルの世界が目に入ってきます。すると、な…

  • 【リメイクヤマト】プラモ展開に思うこと

    こんにちは。ymtetcです。 まだ玉盛・石津色の強かった2202序盤のメカを見て思いだしたのは、2202のプラモ展開をめぐる論争です。すなわち、なぜ2202のプラモ展開は、2199の規模と比べて小さく、またカラバリ商法が多いのか?と。 この論争の答えは出ないまま3年が経ちましたが、現状、2205のプラモ展開は2202よりも小規模になっています。 理由として考えられる道筋は二つかなと思います。 2199の規模がそもそも大きすぎた。2202のときはカラバリ商法で体裁を整えたが、カラバリ商法をやめた2205でようやく本来の形に戻った。 あるいは、 2199で大規模な展開をしたことで、2202で大規…

  • 【ヤマト2202】過渡期的な第6話

    こんにちは。ymtetcです。 今日は第6話ですが、全般ら2199リスペクトが強い回だなと思いました。 半ば強引な「沖田戦法」の引用、武器の使い方や種類(三式弾)など、形式的にでも2199を継承しようとした跡があります。中盤から終盤に濫発される「謎の新兵器」要素はまだ少ないですよね。 そしてそもそも、この第十一番惑星救出作戦そのものが『2199』のメ号作戦に相当する盛り上がりを作るものとして構想されています。 第一章・第二章にあたる第1話~第6話まで見てきましたが、今見ると、『2199』と『2202』の過渡期だと思います。 『2202』スタッフが手探りな状況のなかで、『2199』を引き継ごうと…

  • 今の『宇宙戦艦ヤマト』公式で気になること

    こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト』公式は動きが少ない、と言われます。それ自体、ファンにとってはストレスが大きいのですが、ひとつ気になることがあります。 それは「動いている人数が少なそう」「小規模に見える」ことです。つまり、人材が足りてないのではないか? ということ。 今の公式には、どこかハンドメイド感が漂います。何事にも福井さんや岡さんが出てくるし、しまいにはスタジオまで作ってしまった。 公式アカウントの動きがないことも、単純に「動かす人間がいない」のではないか。そんな気もしてくるのです。 大切なのは「規模感」だと思います。複数の会社が絡み、責任の大きさが伺えた2199時代に対…

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