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2020/04/14

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  • 「A Dead Secret」(2025 年 6 月)

    昔々丹波地方に、お園という美しく聡明な娘を持つ、裕福な商人が暮らしていた。お園は良い教育を受けるために京都へ送られた。彼女が家に戻った時、彼女は結婚をして一人の子供を授かった。その夫婦はお園が病に伏し亡くなるまで、四年近く幸せに暮らした。 彼女の葬儀の夜、彼女の小さな息子が言った。彼の母親が帰ってきた、と。家族のうち何人かがお園の部屋へ行くために二階に上がり、死んだ母親の姿をみて驚いた。彼女は箪笥の前に立っていた。彼女の頭と肩はとてもはっきりと見えたが、その姿は腰から下は消失しているように見えた。 彼らは恐ろしくなった。お園の夫の母親は言った。 「お園は彼女の持ち物を見に帰ってきたのかもしれな…

  • 「I Want to Quit My Job」(2025 年 6 月)

    Tom: こんにちは!。みなさんは昌平とトムがお送りする、アンサーズフロムフィロソファーズを聴いています。私はトム、みなさんのための司会者です。 Shohei: そして、私は昌平です。みなさんの哲学案内人です。 Tom: 私たちは今日は、カオルさんからのメッセージを受け取っています。 Kaoru: こんにちは。私を助けてください!。スマホアプリを制作する会社に勤めて三年目です。この仕事を得た時、私はこの仕事は違うものだと考えていました。この私の仕事はもっとクリエイティブなものだと考えていました。しかし、私はいまだに自分の業務に関してなんの決定権も持っていません。会社は私に何を実行するかを告げ、…

  • 「I Can't Stop Using My Phone」(2025 年 6 月)

    Tom: ようこそアンサーズフロムフィロソファーズへ!。哲学者の専門家、昌平さんと私、トム、が、みなさんのお悩みへの答えを見つけ出すでしょう。 Shohei: そうですね。そして我々は今日は、ガクさんからのメッセージを受け取っています。 Gaku: こんにちはトムさん、昌平さん。お二人が私のための良い答えを見つけてくれるだろうと期待しています。私は四十代で、夜になるとスマホの電源を切ることができません。天気予報をチェックするために電源を入れてしまいます。そうして自分でも気がつく前に、楽しい動画を夜中の二時まで見ています!。どうしたらこの習慣を止めることが出来るでしょう?。 Tom: わたしも知…

  • 「I Can't Get Along with My Boss」(2025 年 6 月)

    Tom: アンサーズフロムフィロソファーズへ、ようこそまた!。私はトム、このラジオ番組の司会者です。そして私は私の友人である、哲学を愛する昌平さん、と一緒にいます。私たちはみなさまのお悩みに対する答えを見つけ出す手助けをするために、この場に居ます。 Shohei: 本日は私たちは、職場で辛い時間を過ごして居る、ノリコさんからのメッセージを受け取っています。 Noriko: トムさん、昌平さん、こんにちは。私は職場の新しい上司が本当に苦手です。彼はいつも怒っているように思えます。また、私がなにか良い仕事をすると、彼は皆にそれは自分のアイデアであると吹聴します。そして、彼が間違いを犯した際には彼は…

  • 「I Lost My Pet」(2025 年 6 月)

    Tom: こんにちは、みなさん!。こちらはアンサーズフロムフィロソファーズのトムと、小林昌平さんです!。昌平さんは哲学について様々なことをご存知です。ですから、みなさんのお悩みに対する答えをみなさんが見つける手助けを、私たちはできると確信しています。昌平さん、私たちは今日は、中学生の男の子からのメッセージを受け取っています。 Shohei: 彼の悩みはなんだろうと、私は思っています。 Takuma: 僕はタクマと言います。それで、僕の愛犬チョコが死んで以来ずっと、何にもしたいと思いません。僕はほんとうに悲しいです。僕らは一緒に大きくなって、毎日一緒に遊んでいました。僕は彼女が本当に恋しい。僕は…

  • 「A Shelter Dog Becomes a Hero」(2025 年 6 月)

    皆さんは警察犬が働いているところを見たことがありますか?。地震被災後に人々を警察犬たちが救助しているのを見ることがあります。今日の驚くべき物語は誰にも必要とされなかった犬のお話です。その犬は英雄となりました。 ルビーはボーダー・コリーとシェパードのあいのこでした。彼女が生まれて 4 ヶ月の時、アメリカの小さな町の動物保護施設に送られました。すぐに彼女はある家族とともに家を得ることができましたが、すぐに彼女は戻されてきました。その家族は彼女が、活動的すぎるのだと言いました。残念なことに、このようなことが 4 回以上はありました。やがて保護施設の職員はルビーの命を処分することにしました。しかしパト…

  • 「Using Miso Soup to Escape Prison」(2025 年 6 月)

    皆さんは刑務所から脱獄することができるでしょうか?。ある日本人の囚人は 4 回脱獄しました。そして彼は極めてクリエイティブな方法でそれを行ったのです。さて、どのようなことが起きたのでしょう。彼の信じられない物語について、さらに見ていきましょう。 白鳥由栄が初めに刑務所に送致されたのは 1935 年、彼が 28 歳の時、殺人の容疑のためでした。最初の脱獄のため彼は針金を彼の牢の鍵を開けるために用いました。由栄は看守が暴力的で不親切なために逃げたかったのです。彼は屡々考えました。 「看守は我々を人間だとは考えていない!。」 由栄はすぐ数日後に逮捕され別の刑務所に送られました。この際には彼は、手と足…

  • 「Building the Empire State Building」(2025 年 6 月)

    皆さんはテレビ番組や映画の中で、ニューヨークのエンパイアステートビルを見たことがあるかもしれません。そのビルは 100 階以上を持つビルとして世界初のものであり、またそれはほぼ 1 年で建てられたものです。このことがどのように行われたのかどうか、詳しく知っていきましょう。 ニューヨーク市に新しい、高いビルディングを建設するという計画が 1929 年の夏に発表されました。同じ年の 10 月、大恐慌が起きました。アメリカにとって苦難の時でしたが、そのことがエンパイアステートビルを建築する上での労働者を集めるのを容易にさせました。次の年の春には労働者たちは建築作業を始め、合計 3,500 名が建設に…

  • 「Lost and Found in Antarctica」(2025 年 6 月)

    1914 年の後半、アーネスト・シャクルトンという名のアイルランド系イギリス人の探検家が南極大陸、南極の周辺の地域、への航海を、エンデュアランス号と呼ばれる船で行いました。この船は氷に覆われた海域でも進むことができました。アーネストの目標は徒歩で大陸を横断することでした。彼は彼を援助するための 27 名の隊員たちを船に乗せていました。そうして、1915 年 1 月、すべてがうまく行きませんでした。船は氷の中に閉じ込められ、全く動けなくなってしまったのです。 約 9 ヶ月間、アーネストと彼の隊はエンデュアランス号の中で生活しました。しかし 10 月になり、船が氷で傷んだために彼らは船を降りなけれ…

  • 「The Bench」(2025 年 6 月)

    Tamayo: 父さん、もうほとんど終わりよね?。 Father: そうだな。 Tamayo: このベンチ、とってもよく見えるわ!。わたし、これに座る人、第一号になるわよ。 Father: まって!。まだダメだよ。 Tamayo: どうして?。 Father: ペンキがまだ乾いていないよ。もし今君が座ったなら、君のお尻はオレンジ色になるだろうね。 Tamayo: じゃあ、まだ完成していないのね?。 Father: 作業は完成したが、乾くのは明日の朝になるだろうね。 Tamayo: 明日の朝?!。わたし、座るのに明日まで待たないとならないの?。 Father: そうだよ。片付けを手伝ってもらえる…

  • 「Summer Solstice」(2025 年 6 月)

    Yamato: エミ!。今日はこれが最後の授業だよね?。 Emi: そうね、でもまだ帰れないの。私、ダンス部の練習があるから。 Yamato: あー、こんにちわ。君はポーランドからの交換留学生、ですよね?。 Emi: ヤマト、こちらはテレサよ。テレサ、ヤマトと知り合いになってね。 Teresa: こんにちは、ヤマト。 Yamato: 僕の家でたこ焼きパーティをするところなんだ。だから、君に来て欲しくて。テレサも来て欲しい、って意味だよ、テレサ。たこ焼きは僕の地元の名物なんだ。 Teresa: あなたは大阪出身に違いないわね!。 Emi: 彼は大阪出身なの。でも、なんで今日たこ焼きパーティをする…

  • 「Navigation Skills」(2025 年 6 月)

    Makoto: ねえ、アヤ……。正しい道を行ってる?。古民家カフェ、もう着く?。 Aya: もちろん合ってるわ!。一本の道しかないもの。 Makoto: 念のため GPS を使ったほうがいいと思うよ。 Aya: どうして?。他の道はないじゃないの。必要ないわ。ねえマコト、わたし家族の車での旅行ではいつもナビしてたんだ。でね、わたし、迷ったこと一回もないわよ。 Makoto: そうなの?。でも君はこの地域のこと全く知らないだろう?。今回は迷うかもしれないよ。 Aya: そんなに心配なんだったら、スマホで地図をチェックしてみたら?。目的地まで私に案内してよ。 Makoto: 無理!。僕は地図を読む…

  • 「Cassette Tape」(2025 年 6 月)

    Kana: 母さん、これはなに?。 Mother: それはカセットテープよ、カナ。 Kana: カセットテープ?。 Mother: うん、どこでそれを見つけたの?。 Kana: 二階のおしいれ。私、掃除していたんだけれど、この箱を見つけたのよ、なにかわかる?。 Mother: これはあなたのお父さんからのものよ。ああ、これ、「最愛の人、ジュンちゃんへ」って書いてあるわよ。ああ!。これはたくさんの思い出が蘇ってくるわね!。 Kana: それで、カセットテープてなに?。 Mother: あなた知らない?。録音したり、音楽や声、音をそれから再生できるのよ。 Kana: そうなの?。これに?。 Mot…

  • 「Inti Raymi」(2025 年 6 月)

    Ichika: バチカ、あなたは今ペルーのクスコと呼ばれる街にいるわ。覚えていて、今日は一年で日が一番短い日よ。 Bachika: どういうわけだい?。 Ichika: なぜなら、あなたはこの惑星の南半球にいるから。冬至が数日前だったの。 Bachika: 了解。 * * * Bachika: このぜんぶの人間たちを見てよ!。大量の人間がカラフルな衣服を身につけ踊っている。失礼します、何が起こっているんですか?。 Woman: 今日は六月二十四日。インティライミです!。南アメリカで一番大きなお祭りの中の一つです。 Bachika: わあ!。それで、”インティライミ”、というのはどういう意味です…

  • 「The Midsummer Festival」(2025 年 6 月)

    Ichika: こちらイチカ。バチカ、私の場所を伝えてもらえる?。 Bachika: もちろん。君は中央スウェーデン、ダーラナ地方に居る。 Ichika: 了解。じゃあ、調査の時間!。 Bachika: 待って!。私は君にいう必要がある。今日は夏至、一年のうち最長の日中の日。もしなにか変わったことがあれば、私に知らせてくれ。 Ichika: 了解。 * * * Ichika: この森はとても静かだな。はっ?。あれはなんだ?。高い柱、葉っぱとお花で飾られている。 Man: やあ!。五月柱を見るのは初めてかい?。 Ichika: はあ?。 Man: これは夏至祭のシンボルだよ。 Ichika: 夏…

  • 「The Sardine Festival」(2025 年 6 月)

    Bachika: こちらバチカ……。私の声が聞こえるか?。イチカ?。 Ichika: こちらイチカ。どうしたの?。バチカ、何かあった?。 Bachika: よく分からない。私の多くの煙が私を囲っている……。私のいる場所が君には確認できるか?。 Ichika: ええ……。貴女はポルトガルのリスボンと呼ばれる都市にいるわ。 Bachika: そうか。私は自身の調査を始める。 Ichika: 気をつけて。 * * * Man: 新鮮な焼き鰯だよ!。そのまま食べてもいいし、パンの上に乗せてもいいよ。 Bachika: いわし?。それからこの煙があがっているのか?。ああ……。失礼します、それで、いわしっ…

  • 「The Rose Festival」(2025 年 6 月)

    Ichika: こちらはイチカ。マザーシップ、私の声が聞こえますか?。 Bachika: こちらはバチカ。君の声をはっきり、大きく聞いている。 Ichika: それで、私はどこに?。 Bachika: 君はブルガリアに居る。 Ichika: ブルガリア?。 Bachika: そうだ。君はカザンラクと呼ばれる街に居る。 Ichika: 了解!。私は自身の調査を直ちに進めます。 Bachika: 楽しんで!。 * * * Ichika: むむむ。この辺りでとてもいい匂いがする。 Woman: おはよう!。あなた、観光?。薔薇を摘みにきたのね、違う?。 Ichika: 薔薇?。 Woman: これら…

  • 「Jikininki」(2025 年 5 月)

    かつて、夢窓国師と呼ばれる僧侶が美濃国の山の中で迷った。その時突然丘の頂上にて、彼は僧侶のために作られた小さな小屋を見つけた。とても老いた僧侶がそこに居た。 「今晩こちらにあなたと一緒に過ごさせていただくことはできますか?。」 夢窓は尋ねたが、しかし老人は拒み、近くの村を夢窓に示した。 夢窓はその村の村長の屋敷にたどり着き、暖かく迎え入れられた。夢窓は寝床と食事を与えられた。 真夜中の少し前、人が泣く大きな声が夢窓を眠りから起こした。その時若い男が部屋に入ってきて言った。 「僧侶様、私の父が死にました。私どもの村にはある習慣がございます。人が死んだ際には夜の間、村に何ぴとも留まることはできない…

  • 「Of a Mirror and a Bell」(2025 年 5 月)

    八世紀前、遠江国無間山の僧達が、青銅鏡を寄贈してほしいと女達に頼んだ。それらの鏡を溶かし、彼らの寺の鐘を作るために必要だったのである。 ある若い女性が彼女の鏡を寺へ寄贈した。しかし、彼女は後になりそのことを後悔した。その若い女性はひとり考えた。 「鏡は女の魂という古い諺がある。自分の人生の一部を愚かにも、差し出してしまったように感じる。」 鐘が鋳造される際、ひとつの鏡がどうしても溶けなかった。その女性の身勝手な魂がその鏡に憑き、それを火の中で硬く、冷たく保ったのであった。 皆はその溶けない鏡が誰のものかを知った。その若い女性は恥を感じ自殺した。彼女は一通の手紙を残した。 「私は幽霊となります。…

  • 「Rokuro-Kubi」(2025 年 5 月)

    500 年近く前、回龍と呼ばれる旅僧が居た。彼はかつて若い頃とても強い侍であった。ある晩甲斐国にて、彼が野外で寝ようとするところに樵が歩いてきて彼に話しかけた。 「お坊様、ここは寝るには大変危険な場所でございます。この辺りには魑魅魍魎がおります。いますぐ私と私の家に行きましょう。」 回龍はこの親切な男を気に入り、彼の申し出を受けた。樵の小屋にて、四人の者たちが回龍をこれ以上なく礼儀正しく迎えた。回龍は樵が嘗て、高い身分に属して居たのかどうかを尋ねた。樵は答えた。 「ええ、しかし当時は私は良い人間ではありませんでした。そういうわけで、私は今では人々のお役に立とうと努めております。」 「ご同輩、あ…

  • 「Mujina」(2025 年 5 月)

    東京の赤坂道に紀伊国坂と呼ばれる坂がある。この坂の片側には古い堀の水が見える。反対の側には皇居の長い塀がある。街灯がそこに存在する前には、人々は日暮れの後はそこを出歩くことはなかった。狢がかつてこのあたりを彷徨いていたからというのが理由のすべてである。狢を見た最後の人物が亡くなったのは三十年前のことである。これは彼の物語だ。 或る夜遅く、その男は紀伊国坂を急ぎ足で登っていた際、堀の傍に女を見た。彼女は独りで泣いて居た。彼は、水に身投げをしようとしていると考え、彼女を助けることができるかどうかを確かめるために足を止めた。 その女は細身で品の良い物腰だった。彼女は美しい召し物を身につけ彼女の髪は良…

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